人狼議事


198 かるらさんのうなじ争奪村

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視点: 人


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 10時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 10時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―曼珠沙華の花と―

………

[逢いたくなかった。
 声を聞きたくなかった。>>11>>13

 記憶は小学生の時のまま。子供のまま。
 どんな大人になっているのか、どんな姿に成長したのか――――分からない。想像も出来ない。


 けれど、『ニコ』と名を呼ぶ彼は友だと思った。]

(16) 2014/10/06(Mon) 10時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[震える唇を噛み、ゆっくりと息を吸う。]

……よく、僕だって分かったね。
君は―――友?

(17) 2014/10/06(Mon) 11時頃

【人】 許婚 ニコラス

[やはり友だった。]

他――あぁ、そうみたいだね。陸から聞いた。

[本の事を聞き、憂いに眉を寄せる。
 中身は戻っているのか、それともすり替えられたままか。考えたくない。]

まだ持ってたの……?

(20) 2014/10/06(Mon) 11時頃

【人】 許婚 ニコラス

……変わったよ。外見は、さ。
流石にもぅ、女の人に間違えられることもなくなった。

[本を返されたいのだろうか。返されたくないのだろうか。
 そんな未来があるとは思って居なかったから、直面して戸惑いを隠せない。

 友の顔を、直視出来ない。]


友も、変わった。言われなければ気付かなかったかも知れない。

(21) 2014/10/06(Mon) 11時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 11時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 15時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―社―

[教科書を捲る度、本を捲る度。
 過るのは苦悶の表情を浮かべ、椅子に括りつけられた人の幻想。

 下足室で大きな悲鳴を上げた翌日から、相賀の家にプリントを届けた翌日から。
 曽井は数日学校を休んだ。]

 ………変わってないって、友は言うけど……さ。

何年経ってる?

[変わらない訳は、ない。]

(32) 2014/10/06(Mon) 15時半頃

【人】 許婚 ニコラス

………

[黙り、俯き。己の身を守るように腕を組む。>>22

誰かに、託せるなら……頼めるなら、どうして。


どう、して……持ってた、の。
ポストや下駄箱の中に入れるとか、郵送するとか、――誰かに、頼むとか、幾らでも手段は……あるじゃない。

(34) 2014/10/06(Mon) 15時半頃

【人】 許婚 ニコラス

あったじゃ、ないか……。

[謝りたかったと、ごめんと、言うのなら。>>22
 あぁ、自分は友の手からきちんと返されたいのだなと気付く。]


おそい、よ。友。遅いんだ。
今更謝られたって、僕は―――どうして良いのか、分からない。

[赦せば良い?   友は赦されたがってる?
 忘れれば良い?  友は忘れたがってる?
 怒れば良い?   友は――――――――――――]

(37) 2014/10/06(Mon) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス



 おそい、よ…………

[命令も、強制的なお願いも。
 宿題ノートを写されるたことも、筆箱を漁られたことも、運動服を借りられたことも、掃除当番を押し付けられたことも、クラリネットの練習に付き合わされたことも、その全部がたった1つの理由が引き起こしたものだというのなら………。>>23


   ば、か。

[強く強く瞼を瞑る。落とした2文字の音は小さい。]

(39) 2014/10/06(Mon) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス

っ!

[風ではないものに髪が、揺れた。
 目を開くと遠ざかる指が見えた。

 呟きと共に、向けられた背。
 伸ばした指先は友の服を掠めたけれど。

 りんと鈴音が聞こえた気がして―――。
 また、1人になってしまった。**]

(41) 2014/10/06(Mon) 16時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 16時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 20時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―曼珠沙華と牡丹と―

[この掌から離れてしまうのは、どれも絆ではないだろうか。
 結ばれたと思った糸は細く、とうに切れてしまったのではないかとすら――…思う。]

 〜〜♪

[口ずさむメロディは清廉さを含み。
 そして、牡丹の花弁が何処からか舞い込んできた。]

……おみく、じ?

[馬頭の神主に呼び止められる。]

(86) 2014/10/06(Mon) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

「屋台で楽しんだ後は、御神籤と相場が決まってますよ。
 さぁ。さぁ。ずずいと。」

[手首から下げた袋の中、金魚がくゆりと泳いでいた。
 強く促されると断れない。

 推しに負けて、神主の示す方へ向かった。]

(92) 2014/10/06(Mon) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

[御神籤といえば、待ち人や恋愛、願い事の項目がある。

 叶う前に散った初恋も、
 叶う前に離れて――――離してしまった願い事も、

 何と書かれているのか、怖くなる。]

 …………あ、お先、どうぞ。

[同じように神主に勧められたのか。
 木箱の前で躊躇っていると、祭りに不似合いな格好の青年が居た。>>94

(97) 2014/10/06(Mon) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[知らないはずなのに。知っているような。
 この感覚は陸や友に逢った時と同じで。>>98

あぁ……ひさし、ぶり。
流石に――ひとり、か。

[大人になった今でも姉が側に居る筈はない。]

(104) 2014/10/06(Mon) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

呼ばれた。花を―――って。
どちらの花を渡せば良いのか、まだ……決められないんだけどね。

[棒が擦れ合う音は御神籤ならではだ。
 翔の籤を気にする素振りを見せ、胸に手を置いてから、振った。]

(106) 2014/10/06(Mon) 22時頃

ニコラスは、半吉[[omikuji]]の文字に思わず溜め息。

2014/10/06(Mon) 22時頃


【人】 許婚 ニコラス

[待ち人も、恋愛も、願い事も。
 まるで「貴方次第」と書かれているようで。

 自分は何を期待していたのだろうか。
 結ばれていく籤とは別に、折り畳むに留めた。]

……心残りって。
君は、何か心残りがあるから呼ばれたって――言いたいの?

(111) 2014/10/06(Mon) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

[呼ばれた名に頷き返し。]

下牧の…… 翔くん、だっけ。
ペットを吹いてた……

[屋上で、青空に響いた音が甦る。]

いい音、だった。

[楽器ケースは持って居ないようだけど。
 衣裳を見れば、まだトランペットを続けているように思えた。]

(113) 2014/10/06(Mon) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

赤い花は――――恋する人へ、だっけ。

[牡丹と共に聴こえた声は。>>114

そぅ。僕には―――僕には、心残りが在ったんだ。
忘れようとして、そう、努力をして……。

時間が解決してくれたと、思ってたのに。
そんなこと、なかったんだ。

(120) 2014/10/06(Mon) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[鬼灯の灯り。赤い金魚。]

陸は―――僕に未知の扉の開け方と孤独の鍵ばかりくれるし。

友に謝られても、僕は―――…遅いとか、言えなかった。

[目の前の翔にも、心残りが在ったのだろうか。
 少しずつ記憶を遡り。]

(122) 2014/10/06(Mon) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[遅いとしか。いや、バカとも言ったか。>>122

 目を伏せる。残念ながら……>>121

……もぅ、試し済み。

[心残りがないのが心残りだなんて。
 良いのか、悪いのか。

 瞬き。]

面白いことを言うね。

……あぁ、ひとつ。思い出した。
翔くんに頼みたいことがあったんだ。

(128) 2014/10/06(Mon) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

[試した回数は1度だけ。>>130

1度で――――充分。
僕は、作曲家や演奏家じゃないから、何に昇華させたら良いのか、分からない、し。

[翔へのお願いは、音だ。>>113
 あの音を。いや、もっと良くなった音を。]

……卒業定演で選ばれなかった曲があったでしょう?
翔くんが練習しているのをたまたま聴いたことがあって、ね。


今なら、完成したのが聴けるかも知れないと、そう思って。

(135) 2014/10/06(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[昇華の為に、赤と白の花があるのだったか。
 割れてくれるなシャボン玉。

 けれど、割れなければ―――割らなければ、花は咲ききらない。咲かせられない。]

(140) 2014/10/07(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[本当に、良いのだろうか。自問自答を押し込める。>>141

折角の独奏が無くなってしまって、残念だったね。

ん、そう……か。
楽器は変えて―――もぅ、あの音は  無くなってしまって、しまったのか。

[皮肉なものだと薄く笑う。
 試せば良いと背中を押した翔への心残りこそが、叶わぬものだなんて。]

   ………

[顔を覆った。目を瞑った。
 提灯の光を、月の明るさを、花への期待を――――遮るように。]

(147) 2014/10/07(Tue) 00時頃

ニコラスは、ゴロウに何となく似ていたかもしれないと、神主を見たときに思った。

2014/10/07(Tue) 00時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 01時頃


【人】 許婚 ニコラス

時は、戻らない。

けれど……そうだね。
楽器を変えても、失わないものも ある。

[楽器を愛する子達を見て。
 真剣に音楽と向き合う子達と同じ時間を過ごして。

 ―――…自分の立場を思い直す。]

楽器を変えたからこそ、新しい音が―――…翔くんだけの音が、在るのかも知れない、ね。

(160) 2014/10/07(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

謝らないで……。

[胸が苦しくなるだけだから。 
 何もかも蓋をして、忘れたくなるから。

 孤独感が――増すから。]

 ………吹かないのに、探す必要なんて……

[ないじゃないか。]

(165) 2014/10/07(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

……翔くんは、コンクールとか出てる?
師事している先生とか、居るのかな。

覚えておく、よ。

だから―――いつか……

[いつか。
 翔くんの奏でる本当の音を、聴かせて。
 新しいお願いを言おうとして、結局言えなくて。

 黙ってしまった。
 黙って――良かったのかも知れない。>>168

(169) 2014/10/07(Tue) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

優等生の、巧いだけ……個性…

[視線の先に、曼珠沙華が一輪。
 あぁと息を吐く。]

聴いてみないと分からないけど、華が―――ないのだろうね。

[知らなかったとはいえ、無理な事を頼んでいたのだから……と、小さく首を振る。]

 ………そう? なら、行って みようか。

(172) 2014/10/07(Tue) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[御神籤を引く用事は済んだ。
 だから、『夏祭りを楽しんで』と言えば、翔は何処かに行ってしまうだろうと思っていた。


 1人になるのだと――思っていた。

 意外にも感じた申し出に、はにかんだ。**]

(174) 2014/10/07(Tue) 01時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 02時頃


【人】 許婚 ニコラス

―鬼灯―

[曽井の側に在る鬼灯の、その灯火は翔のと比べて弱々しかった。じわりと闇が近付いてくる。
 この灯が消えるとどうなるのか……。

 考えようとは、しなかった。]

華は――…自分で見つけるしかないんだ。
咲かせるしかないんだ。

[翔から師事している先生と所属しているオーケストラの名を聞いて、凄いじゃないかと感嘆の声を上げる。]

(188) 2014/10/07(Tue) 09時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[何処かぎこちない笑みに、曽井は翔の肩を軽く叩いた。>>178

あの、さ。翔くんは……恋をしたこと、ある?

[不意に問い掛ける。
 隣に立って歩いていても、手は繋いで居ない。

 祭り囃子はまだ遠い。曼珠沙華の花が増えていく。]

(189) 2014/10/07(Tue) 09時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 10時頃


【人】 許婚 ニコラス

[ここは夢のなかだから。
 友の足元から賑かな声が聞こえ出す。>>177
 見れば兎と蛙が相撲をとっている。

 歴史人物辞典に掲載されていた絵図の一幕。

 他人ではない。友自身の手から返さないと意味がないのではないかと――――伝えたつもり。
 謝って、返して。そうして?

 玲に話す言葉は諸刃なのだろう。
 あぁ、灯りは………消えてしまう。]

(191) 2014/10/07(Tue) 10時頃

【人】 許婚 ニコラス

優等生の、音……か。楽譜通りの音は素晴らしいよ。


でも、つまらない音―――…

[技巧に優れていても、真に感動させることは出来ないのたろう。

 夏休みの前。生徒に伝えたことを思い出していた。**]

(193) 2014/10/07(Tue) 10時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 10時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―回想:消えた表札の名―

[隣家の扉が開き、表に出てきた家人に睨まれた。不審な人物に見られているのか。]

あの、此処は――相賀さんという家では……

[「引っ越されたのよ。」
 少し考えればすぐに辿り着く答え。共働きとか、離婚とか、そんな単語に相槌する。

 玲のことだ。一人で暮らし始めたのかも知れない。夜に帰ってくる両親を待つ生活から、誰の帰りも待たない生活に。]

(203) 2014/10/07(Tue) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[空を見上げる。
 放課後の教室の窓辺に立ち、空を見上げていた玲の後ろ姿を思い出した。>>195
 曽井は声をかけられないまま、黙って立ち尽くしていた。

 チャイムを鳴らしても、扉の向こうに玲は居ない。教室の扉を開けても、窓辺に立つ玲はもう居ない。

 友の悪友も、渦中の下足室に居た生徒たちも、誰も友を咎めなかった。
 先生に告げ口する者も居なかった。
 学校を休む本当の理由を、曽井は親にも言えなかった。

 事件は解決の糸口を掴めぬまま、15年が過ぎていた。**]

(204) 2014/10/07(Tue) 16時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 16時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 22時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―満月雫―

小さいね。もうすぐ消えてしまうのかな。もし消えてしまったら、翔くんのを借りようか。

[揺れる灯りは足元を、曼珠沙華をぼんやりと照らしていた。>>207

……そんなこと。ない。

すごい先生の目に適ったのだから、大丈夫だよ。
見つけ、られるさ。

自分だけの華。自分だけの、音。
咲かせられる。

(244) 2014/10/07(Tue) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

――――恋を、すると良いよ。

[したことがないなら。>>208

恋は感情を豊かにしてくれる。
喜びも、苦しみも、焦がれも、憧憬も、全てすべて……ヴァイオリンに歌わせて――さ。

そんな翔だけの音を、聴いてみたい。

[足を止めて、彼の袖を引く。]

今のままじゃ足りないのなら――…。

あ……楽器を恋人にだなんて、しないでよ?
恋の、愛の曲は、楽器の為に作られては居ないんだから。

(246) 2014/10/07(Tue) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

[音の為に、音が作られているのではないのだから。]

だから――…赤い花を、さ。あげるのではなくて、翔くんが持って居たらどう、かな。

[今、開かないのなら。いつかの為に。]

(247) 2014/10/07(Tue) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

[袖から手を離し、再び歩き出す。
 屋台ののぼり、何の店だろうかと見上げ。>>232

買えなくても、本物のトランペットの方が良いなぁ。
さっき、お姉さんに恋に似た感情を抱いてたって、言ってたでしょう?

だから、良い音に聴こえていたのかな……なんて、思ってしまったよ。

[並んでいるのはラムネ瓶、綿飴、飴細工、お面、ベビーカステラ、そして―――…]

ん……
割と覚えている方だと、思う。

そうか、あんまり、か。
修学旅行での大騒動も?

(252) 2014/10/07(Tue) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

…………そ、ぅ。
ごめんね。何の手伝いに、ならなくて。

[気が向いたら。つまりそれは、気を向けようとしないということ。
 込み上げてくる寂寥に喉が痛くなった。>>257

僕が聴きたいのは―――

[華のない、地味な音ではない。今の音では、ない。
 小学校の思い出も、あまり覚えて居ないのなら。

 どんなにペットを吹いたって、昔の、昔以上の音など。]

(260) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[彼は教え子ではない。
 一人の演奏家だから、自分にはただ遠くでその機を待つしかないのだろう。]

そう、だね。その衣装には白い方が、映えると思う。

[覚えてないなら別に良いと、首を振る。
 修学旅行のことも。他のことも。]

 ……お姉さんの、受け売りでしょう?
 落ちるもの、だなんて。

 音楽の為の恋なんだから……

[仮初めの恋でも良いはずだ。]

(265) 2014/10/08(Wed) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

聞きたいのは――…何だったんだろうね。

[やはり言葉に、音にならず。
 黙ってしまった。]

 ……? 気のせい、か。

[イカ焼きの屋台の前に、誰か居た気がするけれど。]

(270) 2014/10/08(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

……変、かな。どうして?

[首を傾げる。>>273
 恋は落ちるものなら―――…確かに初恋はそういうものだったけれど―――孤独感しかなかった。]

女の子が駄目なら……男の、子?

[ぱちりと瞬く。]

(277) 2014/10/08(Wed) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

[鉄板の上で白いイカの足が赤く焼かれていく。
 気持ち悪さが先に立ち、口元を抑えた。
 イカの悲鳴が聴こえるようで。

 焼かれる罪人の、ようで。


 探しているのは別のもの。
 翔に弱い視線を投げて、早く探そうと促す。

 夢の中なら、翔の望む楽器はあるのだろう。]

(281) 2014/10/08(Wed) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

それが、―――音を変える為であっても?

強制したって恋が出来るかなんて、分からない――くせに。

[変わらないだろうに。]

……いや、構わないと思うよ。
相手が女でも、男でも。恋は――恋、だ。

[見られていた、気がして。翔に向き直る。]

そう……翔くんの恋は、前途多難……だね。

(285) 2014/10/08(Wed) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

そんな瞬間が……くると、良いね。

[考え方が違うのだ。
 夏休みの前、生徒に向けた弁は、論は、間違っていると言われ。ただただ、眉尻を下げた。

 あぁ。]

無理に笑おうとしなくていい、よ。

(288) 2014/10/08(Wed) 02時頃

【人】 許婚 ニコラス

[無理にではなく、頑張って作ろうとしたものだとしても。今は、翔の笑顔を見るのが辛かった。]

君が、素敵な出逢いをして、君のまま恋に落ちて。
華のある君だけの音が奏でられるのを―――僕は、願っているよ。

[手を差し出してから、握手するのも変だと思い直した。
 そういえば、泣き虫だったと思い出し。
 彼の頬骨の上を指の腹でなぞる。

 昔のように、濡れては居なかった。]

(289) 2014/10/08(Wed) 02時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 04時頃


【人】 許婚 ニコラス

―櫓と祭り囃子―

[翔とはぐれ、気付くと開けた場所に居た。
 和太鼓の音が上から降ってくる。
 誰が、どんな人が叩いているのか、下からでは影になって見えなかった。

 幹に背を預け、輪になって踊る面々をぼんやりと見ていた。]

(291) 2014/10/08(Wed) 09時頃

【人】 許婚 ニコラス

いつか……いつか。
自然と笑えることも出来たら良い、ね。

僕には、願うことしか、出来ないよ……。

[待つことしか、出来ないよ。
 頑張ることではないから、頑張れとも言えず。

 嬉しいと、ありがとうと言ってくれる翔に、
 曽井は簡潔にしか返せなかった。

 痩せ細った鬼灯の灯り。
 ガラス瓶の中の、2輪の花。

 花を、下さいな。

 促すように、輪の向こうに白い人が立っていた。]

(293) 2014/10/08(Wed) 09時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 09時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[友と玲の噂は曽井の耳にも届いていた。

 翔と自分の次が出来ただけと、思っていた。
 何故、玲の時だけ騒ぐのだろうとも思っていた。


 玲の背を遠くから見て。
 友の姿を遠くから見ているだけ、だった。**]

(297) 2014/10/08(Wed) 10時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 21時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―彼、或いは彼女に―

[空に浮かぶ月は欠けゆき、鬼灯の灯りのように赤みを強めていた。
 ガラス瓶が曽井の手から零れ落ちる。

 割れた欠片はシャボン玉のものと混じり、指で掬い上げようとしても元には戻らなかった。]

 ………どうぞ、これを。

[咲ききっては居ないが、白い椿花を麗人に差し出した。]

きっと、此方の花の方が咲くと――思うから。

(370) 2014/10/08(Wed) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

[願うことしか出来ないのなら、白椿の方が適しているのだろう。]

可愛い、あの子の……ため、に?

[誰の為に?
 集めた花で、何をする?]

風、が………

[鬼灯の灯りが揺らめく。
 「気をつけて帰れよ」>>0:347>>287だなんて、懐かしい声が聴こえた気がした。]

 ……そういえば、卒業式の時だって、僕は勝丸くんに言えなかったな。

 ―――気をつけて、帰るんだよ。勝丸くん、君が此処に居るのなら。

  どうぞどうぞ、気をつけて。

(378) 2014/10/08(Wed) 22時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 22時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 23時頃


【人】 許婚 ニコラス

そう、だね。きっと要らないものだ。

孤独ばかりを覚えて、誰の音も変えられず、心の重石を増やすばかりなんだから。

[猫の鳴き声に金魚が揺れた。>>380
 数を数えて確かめる。
 これだけで、きっと充分。]

 …………

[屋台の近くで甲斐とカケルに似た姿を見掛けた。彼等も気をつけて帰れると良い。]

何を想って―――…か。

(404) 2014/10/08(Wed) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

お元気で―――…、とか、かな。

[幹に背を預けたまま座り込む。
 膝を抱えて、櫓の上を見遣る。

 陸が見上げた先、同じものを見ていた。>>316

(408) 2014/10/08(Wed) 23時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 03時半頃


【人】 許婚 ニコラス

え……忘れ、る?

[赤い獣の、その言葉は初耳で、曽井は目を瞬かせた。>>406
 ややあって、それでも良いと笑む。忘れてしまった方が、寧ろ良い。


 距離が開いたせいか、カミちゃんへと突撃する二人が居た。

 唖然と見てしまい、止める間もなかった。くつり笑ってしまうのは、伸びた獣の姿を見たからか。]

(445) 2014/10/09(Thu) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

ん……

[落ちてきた影。>>435
 膝を抱えたまま顎を上げる。見えた顔に――陸の顔に、どきりとした。]


なにって…… 花を、あげていたところだよ。
終わりに、花を。

(446) 2014/10/09(Thu) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス

……もしかして、それを言う為に?

混んでたから、はぐれてしまっただけだよ……

[置いて行かれたと思いたくない気持ちが半分あった。
 ゆらり、金魚はたゆたう。]

(447) 2014/10/09(Thu) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス

そうみたい。……心残りがあるから此処に居るらしいけど、それが済んでしまったから――かな。

[そう、忘れてしまった方が良い。
 本の行方も、音の行く先も、孤独の在処も、後は彼ら次第なのだから。

 いや、ひとつだけ。ただひとつだけ。
 忘れる前に伝えたいことは――…]

ん、もう良いよ。僕のこと探してくれたのでしょう?
だから。

 陸、は……

(449) 2014/10/09(Thu) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス

[一度言葉を飲み込んで、目を閉じる。
 開き、伸ばした指の背で陸の髪を払う。]

 ――… ひとりに、しないで。
 せめて、終わるまで。

[我儘を、初めて言った気がする。]

  ずっと、ずっと……そう、思ってた。

(450) 2014/10/09(Thu) 04時頃

【人】 許婚 ニコラス

白い花をあげたら、此処で起きたこと、忘れてしまうって。

[知っていた?と増えた情報を伝える。]

甘やかしてるつもりはない、けど。
そうだな……陸は自由にやって欲しいから。

手のつけられない厄介者だからではなく、自由に?

[浮かべた表情の苦さに首を傾げる。]

(453) 2014/10/09(Thu) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[もう一度繋がれた手。
 次は自分が離してしまうのか。離れがたさが過る。]

いつからって……、前から。
実験だ、観察だって、夢中になってる陸を見てるのは好きだったから、それは別としても。

  天才は、孤独なものだからって――…

[指先に力が入る。]

 ねぇ、陸。俺は―――…

[緊張で声が掠れる。
 陸にとって、俺は何だったの?] 

(454) 2014/10/09(Thu) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

白い方しか、咲かなかったし……。
それでも良いかなって。

  陸にまた逢えるとは、思ってなかった  し。
  探してくれる、だなんて。

[見えない所で赤の蕾が膨らむ。
 いけないのに。してはいけないのに。]

どういたしまして。
陸には、何にも囚われない広くて自由な所が合ってる気がしてた、から。

[充分すぎるだなんて、もったいないだなんて。
 子供から大人へと変わってしまった一片が垣間見えて寂しく思う。]

(457) 2014/10/09(Thu) 05時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……はは、なーんだ。

そっ、か。

[溜まっていた息を全て吐き出すかのように、長い吐息。]

 ……そっか。陸は友達も居て、孤独なんかじゃないはずなのに。バリア作られてるみたいで……

[そぅ、一緒に居るのに一人だと感じていたと。
 吐露してしまえば目の際が熱くなる。

 ぐすと鼻を鳴らして誤魔化す。
 陸の表情に続く言葉を飲み込んだまま。
 背を伸ばして乾いた唇を寄せる。それは唇を掠めて頬へ。]

 …――僕は、陸が

[陸のことを。]

(458) 2014/10/09(Thu) 05時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[髪を掴む仕草を止めるように]

 また、逢えるよ。きっと。
 久し振り、から初めて、さ。

[今知ったことも忘れてしまうのは悲しいけれど。
 好きなことを好きなように出来たのは、子供の特権だった。だから。]

 ……甘やかされてよ。せめて、ね。

(462) 2014/10/09(Thu) 05時半頃

【人】 許婚 ニコラス

うん――… 僕も気付けば良かった。
そのまま受け止めてた。馬鹿、だよねぇ…

[言葉通りに、思い込んでしまっていた。]

ぁ……

[腕の中、こんなにも近い距離。息が声と共に耳にかかり、余計に熱くなる。怖々と背に腕を回して服を掴んだ。

 額を押し付けて呻く。
 ややあって、顔を上げ、視線を合わせ]

(463) 2014/10/09(Thu) 05時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[花の香るままに]


    ―――…好き

(464) 2014/10/09(Thu) 05時半頃

【人】 許婚 ニコラス



  ………好きに、なってた。


   恋を、してい  た。

[好きだった。今でも好きなんだなと自覚した。
 恋をしていた。失恋したと思っていた。

 孤独なんだと強がりを言ってただけなら――]

(465) 2014/10/09(Thu) 06時頃

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