32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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夜風に乗って、遠くから声がとどきます。昨夜は幽かに。今夜は響き。きっと明日は……
(0) 2010/09/12(Sun) 22時半頃
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或る日、君が目にした《vision》
それは
日常が崩壊し、荒廃し、荒れ果てた未来《セカイ》の姿―――
(#0) 2010/09/12(Sun) 23時頃
/*
【趣旨】
邪気眼RP 突発 村です。
飛び入りさんがいないと始まりません。
邪気眼RPが初めての人も大歓迎ですが、その場合此処をご一読ください。(過去の邪気眼村の外部ページをお借りしました。大体こんな感じです)
http://shirone.web.fc2.com...
【注意事項】
過去の邪気眼RP村及び邪気眼村コミュニティとは無関係です。
既存の漫画・アニメ・ゲーム・映画等々の創作物及び、過去の邪気眼村のパロディ、引用は控えて下さい。
サーバーと健康とリアル大事に!
(#1) 2010/09/12(Sun) 23時頃
【過去の邪気眼RP村とのおおまかな違い】
・舞台は地球に良く似た何処か別の場所です。文明レベルは現代〜近未来です。行動範囲は限定しません。
・参加者は全員、何らかの方法で崩壊した未来の世界のヴィジョンを見てください。
・村側は崩壊の未来を改変するためVS狼側は世界崩壊させるため頑張るという対立構図です(理由はお任せ)
・尚、本趣旨は村側の破壊活動を制限するものではありません。
■その他
・48時間進行の村ですが、3日目以降は24時間を目処にコミットを推奨します。
・言い換え等は特に指定しません。言ったもの勝ちです。
・中身発言は灰・墓下で全面的に可、白ログでは禁止、赤ログでは相談のみ可とします。
・キャラセット変更の希望がある場合、一度別キャラで入村してその旨をメモでお伝え下さい。
(#2) 2010/09/12(Sun) 23時頃
村建てからは以上です。
それでは、皆さんの良い邪気ライフを。
*/
(#3) 2010/09/12(Sun) 23時頃
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― 自室 ―
[目覚めは、頭の中、けたたましく鳴り響く警鐘《SIREN》と共に。 金糸を掻き毟るように片手で頭を抱え乍、時刻を確認すべく古めかしいデジタル時計へと視線を走らせる
[[A.M.4:00]] ]
…っ?なン、だぁ…!? ッッるッせぇな!
[音が次第に収まれば、水を求めて寝床を這い出す。 冷蔵庫を開き、冷たい水を一杯グラスへと注ぎ、一度に飲み干した。 冷たい感覚が、口腔から喉へ、そして腹へと落ち、ゆっくりと意識の覚醒を自覚した。]
なんだよ、あれ。 滅茶苦茶じゃねぇか。
……二度寝って気分でもねぇし、散歩でもすっかね。
[乱暴な手付きでシンクへとコップを放り出すと、外出の準備を始めた]
(1) 2010/09/12(Sun) 23時頃
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―骨董屋『ベネット』―
[其の店は骨董屋(アンティークショップ)のようであった。 所構わず並べられた本、照明器具、時計、食器、武具、宝石、人形――そこに統一性は全く無い。 壁は一面引き出しと棚で占められ。 薄暗い天井では釣り下がった照明達が仄暗い明りを煌々と灯し。 幾つもの篭の中ではざわざわと姿無き生き物が蠢き。 店内の最奥、商品達に埋もれるように店主はソファに寝そべっていた。]
ふぅーっ……――。
[こぽり こぽり 寝たまま、甘い、あまい水煙草の煙を吐き出す。]
(2) 2010/09/12(Sun) 23時半頃
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[とろりと開く眠たげな瞳は鮮やかなGreen。 天井からの薄暗い光に照らされ左の瞳の中に『XIII』の文字が明滅する。]
―――…。
[ボーン、ボーン、ボーン…… 時計が鳴る―――計十三回。 店の中、多くの人々が居るかのようなざわめきは大きく。]
―――静かに。 分かってるよ。
未来《セカイ》を選択する時が来た。
[店主の言葉に訪れる静寂。 しん、と店内は静まり返る。 遥か彼方《ミライ》の滅びを映した硝子玉のような瞳は静か天井を見つめていた。]
(3) 2010/09/12(Sun) 23時半頃
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流浪者 ペラジーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(流浪者 ペラジーは村を出ました)
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 00時頃
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[高層ビルの最上階にある薄暗いフロアの中央にゆりかごが置かれている。]
うわぁーん 何故余を一人にしておく! 何故余の側にいないのだ!あれほど余の側にいよと言っておいたのに!!
[ゆりかごの中では眼帯を付けた赤ん坊が泣きながら側にいない誰かに向って怒鳴っていた。 フロア中に赤ん坊の泣き声と怒鳴り声が空しく響いている・・・。]
(4) 2010/09/13(Mon) 00時頃
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[天窓から月の光が差し込み、ゆりかごを照らしてゆく。]
――― !
今のは・・・ ああ、そうか。今のが・・・・・・
どこにおる?――― どこにおる!余の元に来い!!
[月光に照らされた赤ん坊は泣くのを止めぼんやりと空を見上げた。 月の光の中視た《vision》にハッと我に返り瞬き、涙をぬぐうとごこかにいるであろう部下を呼ぼうと再度怒鳴り声を上げる。]
ここから余を連れ移動するのだ!!
(5) 2010/09/13(Mon) 00時頃
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― "時計塔"の上 ―
そう…時が、来た。
…いいえ、「これから来る」と言った方が近いのかな。 あなたにも聞こえた?この世界の未来を嘆く鐘の音《SIREN》が。 あなたにも視えた?この世界の未来の映像《VISION》が。
[風が吹き、少女が耳につけている、鈴のピアスをチリチリと鳴らす]
…ふふ。楽しくなってきたね。
[誰へとも無く呟くと、彼女は軽快に足元の石を蹴る ふわりと浮いた少女の躰は重力に逆らわず、まっすぐ地上へと――]
(6) 2010/09/13(Mon) 00時頃
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―街道―
[長い金糸を高い位置で結わえ、未だ白んだばかりの朝の空気に一つ伸び、ゆるりと整備された街道を歩く。 途中、流した翡翠に映るは、通常は視えぬモノ
毀れた『時』の、残骸
僅かに眉を顰め、嫌なものでも視たかのよう視線を逸らしながら、通り過ぎようとする]
『きゃああっ!!?』
[チッ…
舌打ちをして振りかえれば、ランニング中の女性が其れに憑かれる瞬間 反射的に地を蹴り、其方へ向かい、女性から其れを引き剥がし、間に入る]
塵は塵らしく、大人しくしてろっての
(7) 2010/09/13(Mon) 00時頃
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[拳を握り、脚を肩幅に開き、構え。
その幾つもの指輪を嵌めた左の手の甲に浮かぶ淡い光は、凍てつく波動を纏う文様]
悪いがアタシの拳は加減ってモンができなくてねッ! …ッぅるあああああああああっ!
[そのまま振り降ろし、此方に敵意を見せた其れをいとも容易く打砕く。 一撃で全てを終わらせると、霧散していく其れを見届け、振り返る]
大丈夫か、アンタ…
[女性は、気を失っていた]
……仕方ねぇか、アレに触れられたんじゃ
[近くの交番へと送り届け、か弱い女性の振りをして事情聴取を切り抜けると、再び散歩を再開した。]
(8) 2010/09/13(Mon) 00時頃
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[ぐりんと、眼球を動かす。 壁に掛かった曇った鏡。 煙る鏡面は蠢き晴れ、高層ビルの一室>>4を映し出す。]
やあ、泣いていたの? おしめを替える時間?それともミルク? それとも――…。
…予兆《VISION》を視た?
[ごぽり 水音だけが響く。]
(9) 2010/09/13(Mon) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 00時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 00時半頃
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そなたなぞ呼んでおらんわ! さがれ!!
[宙に現れた姿<<IMAGE>> に忌々しそうにゆりかごの中から顔を出し怒鳴りつける。]
余を愚弄する気か…?
そなたも、のようだな。 だが予兆《VISION》?あれが?
あれはただの愚かな夢《VISION》にすぎぬ。
それを知りつつ聞くとはそなた、やはり気に食わぬわ!
[ゆりかごが揺れる。 月の光を浴びながらキィキィと。]
(10) 2010/09/13(Mon) 00時半頃
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― 街道 ―
[時計塔の上から落ちた彼女は、ふわり、と飛び降りた時と同じくらい軽やかに着地する。 紺碧の瞳を凝らして宙をじっと見つめると、わずかに先程の戦闘の痕跡(>>8)が見えた]
…やっぱり、毀れた『時』の残骸があった気配が、ここにも。 ふふ。ふふふ。 ねえ――" "――あの予兆《VISION》は確かだったよ。
[彼女が愉しそうに笑うたび、チリチリと鈴が鳴る。 一瞬風が舞い、少女の白いワンピースの裾をひらひらと揺らした**]
(11) 2010/09/13(Mon) 01時頃
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愚弄だなんてそんな――。 僕はドナちゃんが好きだよ。
[無害で人の良さそうと知っている笑顔を作る。 Greenの硝子球は感情を映さない。]
……愚かな夢《ミライ》でもね。 人って見たら望んでしまうものなんだよ。
生まれながらに完璧なる子供《Children》のドナちゃんには分からないかな。
[揺り籠の中の赤子をあやすような口調。 それは赤子をより苛立たせるものであっただろうが。]
(12) 2010/09/13(Mon) 01時頃
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うん、それでね。 困ってるなら手を貸そうかな、って思ったんだけど。 うちの常連さんだし。
[こぽり 水煙草のパイプを咥え、眠たげな双眸を細めた。]
(13) 2010/09/13(Mon) 01時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 01時頃
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―地下、礼拝堂―
[蒼く、鈍く光る地下の一室。 荘厳な空気をふるわせ、中央に設えられた泉の中央で、影が動く。]
――…ん、………ああ…
……喚ばれて、るんだね……
[小柄な身長とほぼ等しいほどの黒く艶めく長髪を、そばのタオルで拭いながら泉を出る。 真っ白な肌の上には、今は薄桃色の花びらのような痣が、しかし絡みつくように這っていた。]
(14) 2010/09/13(Mon) 01時頃
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[一度目を閉じる。 足下から吹き出した影が身体を包み込み、後には豪奢なレースで彩られた漆黒のドレスを纏っていた。]
いまいくよ……
なかないで、ぬしさま…
どなるど、さま。
[夢見るように、いとおしげに呟き。 沈むように闇に消えた。**]
(15) 2010/09/13(Mon) 01時頃
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― 路地裏 ―
はっ…はぁ、…はぁ
[人気の無い路地に小さな影が一つ。 息を切らせる少年は酷く疲れた顔をしながらも、何かに怯えるように走り続ける。 白いゆったりとした検査着のような服から覗く肌には無数の傷跡。 首には重苦しい首輪に壊れた鎖がジャラジャラと揺れていた。]
――――ぅあ…ッ!
[痛そうな声を上げてその場に倒れこむ。 ヒリヒリと痛む足の先。 靴も履いていない足には、硝子の破片がぐっさりと刺さって血が流れ出していた。]
(16) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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…ぐ、ぅう…がぁああ…
[どくん。 流れる血に反応するように鼓動が速くなっていく。 短い髪がざわざわと揺れ、左耳についたタグのような耳飾が心音に呼応するように啼いた。 少年は頭を抱え、その場に蹲る。 パチ、パチ、何かが弾けるような音がしたかと思ったその刹那。]
(17) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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あ…あぁ ……がぁあああああああ!!!
[空に向かって吼える少年の咆哮と共に、辺り一面を照らす紅い稲妻が立ち昇った。]
――――は…、っ ……
[だが、それも一瞬の事。 稲光が収まれば少年は力なくその場へと倒れ込み、意識を手放した。 身体に残る微かな雷は静かに弾ける。 少しばかり尖った耳に揺れ続ける耳飾。 そこには少年の識別コード《名前》が一般人には知り得ない文字で書かれていた。*]
(18) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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―骨董屋『ベネット』前― [>>11”時計塔”から舞い降りた乙女に足跡を見られていた事など知る由もなく。 足の向くまま裏路地を軽やかな足取りで縫うように歩く。 そして辿りついたのは、幻想的な佇まいの、一軒のアンティーク調の店の前]
お、こんなところまで来ちまったか。 ちょーどいい、この時間でも、アイツなら起きてンだろ
[レトロな手巻きの懐中時計で時間を確認する。
[[A.M.5:30]] ]
おーぃ、朝飯…
[そこで、またアレの気配を感じ、物憂げな表情で溜息を零す。]
店の前の掃除位、しとけッての!
[先程の”残骸”とは違う、黒色に歪んだ其れに、僅かに緊張を走らせた]
(19) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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どの口が…! 余を「ドナちゃん」などと呼ぶなと何度言えば…
[ぶつぶつと文句を呟きながらもぷくりと頬を膨らませる。]
望むことしか出来ぬ愚か者どものことなど余は知らぬ。
そなたに言われたくない、心底な! 悠久を廻る不吉<<ILL>>たるそなただけには!!
[ゆりかごの中から睨みつける。 経験上無意味だとわかってはいるが抗議の意味を込めて。]
(20) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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骨董屋、そなたの手など借りぬ!
ふんっ 余には余に使える者がおる。 余のタイセツな部下が、な。
ようやっと届いたか。
[どこかで闇の動く気配を感じ取り満足そうな笑みを浮かべる。]
(21) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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[身構えたその時。 視界に走る>>18赤い稲妻と咆哮!]
…ッ!?!!?
[その稲妻は残骸を一部消し去り、少年はそのまま地に倒れ伏す。 残った残骸と対峙しつつ、少年を庇うように、その傍ににじり寄る]
最近急に増えやがって… この街《ノルン》は何時からこんなに物騒になったのかねぇ…!
[じゃり
足に力を込めると、再び左の拳を握った]
(22) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 01時半頃
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………。
[悠久を廻る不吉<<ILL>> 呼ばれた名に細めた双眸はそのままに、柔和な笑顔のみ消える。 其の顔は造り物の人形めく。]
……ドナルド。 不用意に『ベネット』を呼ぶな。
[左の瞳の『XIII』の文字が淡く光を持ち。 店内に緊張が走り、驚愕、恐怖、憤怒様々なざわめきが起こる。]
……、………。 ドナちゃんのお世話係《部下》が戻ってきたみたいだね。
[赤子を映す鏡面が翳る。 じわり、広がるのは影。 幻像を送る為に破ったビルを覆う結界が復活しつつある。]
(23) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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[溜息の様に、吐き出すのは甘い煙。 店外からの怒声を耳にしながらソファから身を起こす。]
居ない間に勝手にお邪魔したって、怒られれちゃうから。 またね。
未来を与えし子《アーシストチャイルド》、ドナちゃん。
[眠たげな笑顔は其処に戻り。 ひらりと手を振ると、鏡は雲に覆われ繋がりは切れる。]
(24) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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[こぽり こぽり ぼんやりと寝惚けたような目で曇る鏡を見つめる。 商品達は騒いで騒いで。 掻き消され掛けた咆哮>>18が外から聞こえる。
店主がパチンと指を鳴らすと、店内には静寂が戻る。]
……いらっしゃい。ミッシェルさん。 朝ご飯なら準備してあるよ。
あれ?そっちはお客さん?
[のんびりと店の扉を開けて店主は顔を出す。 黒い影も倒れた少年の姿も、特に異変とは思わないらしく軽く小首を傾げ暢気に一言。]
(25) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 02時頃
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[暢気な店主が顔を出した事に気がついたが、視線を向ける事は無く]
あ、この野郎。 手前がちゃぁんと店の前掃除しとかねーから、朝からアタシがこんな目に会ってんだろッ! ったく、……
―――ッ破ッ!!!
[拳の描く軌跡を言うなれば、それは白。 凍てついた氷華の結晶が火花の如く散り、綺羅綺羅と落ちては地に堕ちる前に消え去る 同時に、歪み爛れた”残骸”も、凍結され、消失した]
(26) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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……おい、大丈夫か? 駄目っぽいなこりゃ。
[足元の少年の頬を軽く叩き、声を掛けるも、返事はない。 そのままひょいと持ち上げ、店主が開けた扉の方へ向かう]
ベネット、腹減った。 あと、店の前にコイツ、落ちてたぞ。お前の店の前だろ、どうにかしろよ。
[ずかずかと店内へと入り込むと、ソファへと少年を横たえ、自分もその横にどっかりと座った**]
(27) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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ふうん・・・。
[雰囲気の変わる相手にどこか楽しそうに、ゆるりと笑みを浮かべた。]
そちらの方がよほどそなたらしい。 どんなに取り繕おうがそなたは逃れることはできぬぞ?
ああ、それとも逃げおうせてみるか。
――― 運命《vision》から、なあ?
[興味深そうにしかし同時にどうでもよさように『ベネット』を見やる。]
(28) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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でも、僕、ミッシェルさんと違ってか弱いから。
[にこにこと笑う顔に悪気は全く無い。 そうしている内に、"残骸"は拳により凍り付き、消滅する。 店外に出る事は無く、ぱちぱちと拍手を送り。]
うーん、店の前は『ベネット』の領域じゃないんだけどなあ。
[ミッシェルが倒れていた少年を店内に担ぎ入れるのに、困ったように言うが止めはしない。 お気に入りの場所(ソファ)を占拠されたのには、少しだけしょんぼりしたが。]
(29) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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[静寂を取り戻した店内は、散らかっている事を除けば普通の骨董品店と何ら変わらない。]
朝ご飯はいいけど、一度くらい何か買って行ってよ。
[壁の引き出しの一つを開ける。 其処には初めから用意されていたように、ハムと卵のサンドイッチと淹れたての様に湯気の立つコーヒーが皿に乗せられ置かれている。 ミッシェルの前の小さなテーブルに其れを置くと。 ソファに寝かされた少年を覗き込む。]
(30) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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そなたは不要だ。 全く、せっかくあれに張らせたものを破りよって・・・。
そなたも『ベネット』にも用はないぞ、先<<ミライ>>ではあるかもしれぬがな。
[ようやく復活の兆しを見せる結界に骨董屋を不満そうに見る。 早く去れとでもいうようにシッシッと手を振る。]
(31) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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あらら、痛そうだねえ。 此処はお医者さんじゃないけど、怪我の治療くらいはサービスするよ。
[しゅるりとエプロンの下から包帯を取り出して。 少年の体に手を掛け見えるのは尖った耳に揺れる識別コード。 其処に刻まれた文字が目に入る。]
『Антоний』
喪失言語《ロストワーズ》? へぇ、もう使われなくなったと思ってた。
[くすくすと笑い。 足裏に刺さった硝子片を引き抜きぽいと店内に投げ捨てる。 其れは落ちる音すらなく、商品達の山の中に消え。
そんな事は気にしない店主はのんびりな印象にはそぐわぬ手早さで、少年の体の傷に包帯を*巻いていった。*]
(32) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
|
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[消える幻影を見、結界が復活したのを感じ取るとゆりかごに体を横にする。]
全く、最後まで忌々しい奴だ・・・。
早く余の元に来るがいい、マーゴよ・・・ そなたは余のタイセツな部下<<契約者>>の一人なのだから・・・。
[己の元に向かっているであろう部下を多少気にしながらも目を瞑る。
ゆりかごはキィキィと眠りに誘うよう穏やかに*揺れていた。*]
(33) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 03時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 03時頃
|
―ビル、最上階―
[ぬるり、と。 滑るように影から出でた身は、まっすぐに愛しい主のもとへ。]
――…ぬしさま。 僕の、ぬし、さま。 どうしたの?……まし、たか?
[百合加護の揺り籠<<ドリームケース>>の中の小さな主人を、優しくやさしく抱き上げ。 そのまま己のふくよかな胸へ寄せ、背中をなでた。]
――……ぁ………
[はっ、と。籠の揺れに、気づく。
どろり。 瞳の奥の濃い部分が渦を巻くように蠢いた。]
(34) 2010/09/13(Mon) 08時頃
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……揺れて、る。 僕の籠を…加護を揺らしたのは、誰…?……です、か?
しまつ、しなきゃ……
[ゆったりとした口調のまま、殺意を浮かべる。 肌の花びらは色を深い朱へと染めていこうとして。
剣呑なざわめきは、主人に諫められればすぐに落ち着くだろうけれど。]
――ぁ、あ………ごめん。……すみ、ません。
…………えっと……ごはん、食べる?…ます、か?
[ふるり、と頭を左右に振って、謝罪し。 赤子を抱いたまま、今度は歩いて階下へ向かった。
主の見たモノ<<vision>>を伝えられるまでは、いつも通りのお世話を嬉しそうにしているだろう。**]
(35) 2010/09/13(Mon) 08時半頃
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― 街道 ― [路地裏の方から、強い気配(>>18)がした。 そちらの方にちらりと眼をやり、くすくすと笑う]
十二の輪廻、完全なる輪《エターナルチェイン》がこじ開けられ、調和《バランス》は崩された。 "十三番目の時の御子《クロノス》"は、崩壊《0》と継続《13》…どちらを選ぶんだろうね? ふふ。 あなたは――どう思う?
[少女の呟きは風となって街《ノルン》を駆け巡る。 そしてその風が吹いた時と同じように唐突に止む頃――彼女の姿は忽然と消えていた]
(36) 2010/09/13(Mon) 12時頃
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|
―建築中の高層タワー ―
――風が、哭いているな――
[強風で工事休止のタワーの頂に立つ男。 ストールを強い風になびかせ、自身は微動だにしない。
と、そう遠くな場所で紅い稲妻が光る]
くく――そこか。
[やにわに会心の笑みが顔一面に広がる]
だが、せっかくの逃走の努力だ。 今しばらくの猶予をくれてやろうじゃないか。なあ? オマエのおかげで俺様の仕事がしやすくなるというもの―。
(37) 2010/09/13(Mon) 13時頃
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|
[男は懐から通信機器を取り出し操作する]
―申し訳ありません。例のガキはまだ― はい、すみません。 一刻も早く見つけ次第連行します。
[男の口元には余裕の笑みすら浮かんでいる。 通信相手に対しての敬意の欠片もないようだ。]
御意。 我らは未来《セカイ》の雫のために。
[通信を終える]
せいぜいパニックになればいいさ。 おっと…? [地上を見下ろす。上った紅雷はもう見えない、が]
(38) 2010/09/13(Mon) 13時頃
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|
おやおや、どこへお連れするんだい??
[含み笑いのまま移動し始めた気配を追う。 また風が強く吹いた]
これは、時の、残骸《ガラクタ》か? 道理で風がキャンキャンと哭くわけだ。
[これは面白いことになる。 調和《バランス》の破綻が招くは―]
俺様にとっちゃ、どっちだってかまやしねえよ。 どっちか、面白くなりそうな方を選ぶだけだ。
[呟きは、風に問いが乗ってくる前だったか、*後だったか*]
(39) 2010/09/13(Mon) 13時頃
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|
[暗闇の中、指先が痺れる感覚。 目を覚ますと、まずは手足に残る感覚を確認した。]
……ふむ。どれほど眠っていたのだろうか。 ここは……あぁ、棺の中か…。
[がちゃりと開くと、入ってくる光に目を細めた。]
20年…いや、もっとか…大分眠っていたようだ。 とりあえず……。
[その鼻を擽る甘い匂いに誘われるように外に出た。]
私が眠ってから随分時間が経っているようだな。
[身体に当たる日差しに、黒いコートを翻して、街の雑踏に溶け込んだ。]
(40) 2010/09/13(Mon) 14時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 14時頃
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― 街中 ― 本当に…私はどれだけ長い間眠っていたのだ?
[周囲の様子は彼が知っていた様子とはかなり異なっていた。 首を傾げつつ、木の陰に隠れてもたれかかる。 目を瞑ると、自らの記憶を反芻し、当時の様子を思い出す。]
…ふむ、ここではどうも見当をつけられないか。
[路地裏に進むと、ビルの間の壁を蹴りながらビルの上へと昇る。 頂上へと到達すると、その瞳で街の様子を探る。]
…高いな…。日差しが少々面倒だ…。
[疎ましそうに空を見上げ、右手で空を仰ぐ。]
――闇の暗雲《ダーククラウド》…――
[彼の右手から、闇が迸る。 すると、ビルの周囲を黒い雲が包み込み、辺りを闇に*落とした*]
(41) 2010/09/13(Mon) 14時半頃
|
|
―骨董屋『ベネット』―
[くるり くるくる 少年の傷に巻かれた包帯は、淡い癒しの緑《Cure Green》の光を燈す。]
この程度なら、暫くすれば治るんじゃないかなあ。
[朝食を食べるミッシェルにそう言って。 店主自身は水煙草を片手に商品の一つの椅子に腰掛ける。]
……嵐が来るかもしれないね。 荒れなければいいけど。
[ぴちゃん 店内の何処かで雫の滴る音がする。 商品が重なり合い殆ど光も通さぬ窓の向こう。 闇に覆われるビル群をGureenの硝子眼はぼんやり眺める。*]
(42) 2010/09/13(Mon) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 16時半頃
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[どくん。 一つ心臓が、はねた。]
っ……!
[>>41 強い、強い力の波動を感じた。 闇にたゆたっていた日々には一度たりとなかった強大な波。 無意識に、主を抱く腕に力がこもった。]
…………誰か…い、る。 つかった…や、とおっ、た……?
[自分が何もしていない時に影が蠢くことは、これまでなかったわけではないが。 桁違いに強い。
意思を持って、動いた? ……一体、ナニが…?]
(43) 2010/09/13(Mon) 17時半頃
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[咄嗟に指先を走らせる。 闇の中に。 最悪に孤独な、最高の安堵の場所に。
異物は、いらない…!]
――白菫の排絶<<ブリオニア・ニード>>
[指先から伸びた黒い一筋を介して、闇へ願いを。 はき出してと、そう願ったものの。 すでに対象は闇を抜け出た後なのか、ただ通じなかったのか。 何の手応えもなく、過ぎ去った波も捉えられず。 背筋を走り抜ける恐怖に、ただ震えた。**]
(44) 2010/09/13(Mon) 18時頃
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か弱いだぁ?嗚呼、流行の草食系男子って奴?
[嘯きながら出されたコーヒーに山程ミルクを注ぎ、蜂蜜を垂らし、ハムと卵のサンドウィッチを頬張る。 壁の引き出しからあらゆるものが出て来るのはこの場所の常。今更驚きもしない]
昔一度だけ買っただろ。 この時計。これはアタシのモンだから買戻せとか訳わかんねぇこと言って売り付けやがったじゃねーか
[しゃらり、金鎖のクラシカルな懐中時計を取り出して指先で摘んで揺らす デジタル時計と比べればアラームもないシンプルな時計であったが、不思議しっくりと馴染んだ]
それともまた、゛アタシの゛もの出て来た訳?
[言い終わる頃にはサンドウィッチはすっかり空になる]
(45) 2010/09/13(Mon) 18時頃
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[手際良く手当てをする様子を眺めながら、カフェオレを啜り]
大丈夫か、そいつ? …喪失言語?
[べネットと同じ場所に視線を向けるが、首を傾げるばかり]
嵐か… そういや、ひでぇ夢見たな。
[ぽつりと呟き、窓の外を眺めた**]
(46) 2010/09/13(Mon) 18時半頃
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[周囲が暗闇に落ちると、もう一度、指先を確認する。]
常の力の3割…いや、2割と言ったところか…。 ……夜ではないとはいえ…暗闇に落ちてもこの程度の力か…。 となると、夜になっても常の力は出ないと思うべきだな。 …眠りすぎ…が一番の原因かもしれないな…。 最後に目覚めた時代より百年単位で時が巡っている。
[そのまま辺りを探り、一先ずの結論をつけた所を干渉された。]
常の力に満たぬとは言え、闇は私の眷属…にも拘らず干渉されたか…。
[闇に手を伸ばして、術者を探る。]
…人間…か…?どうもはっきりしないが…。 普段なら私には向かうような輩、殺してしまってもいいのだが、情報が足りん。 暫く、覗かせてもらおうか…。
[一度、瞳を閉じ、小さく呪文の詠唱を始める。]
(47) 2010/09/13(Mon) 19時半頃
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我が身に眠りし、魔眼の力よ…。開眼を許可する
[短い詠唱を終えると、再び瞳を開く。 その瞳は血の様に紅く染まり、妖しく光る。]
呪縛の魔眼…影の内通者《シャドウストーカー》
[術者に向けて放つのは夜の呪縛。 とはいえ、普段は対象者の情報を送るだけの代物。 相対した際に、初めて術式は呪縛をなすもの。]
さて、怪しまれぬよう、破られたふりをしておくか…。
[再び瞳を開いたときは、血の様な紅は消えていた。 楽しげにに口元を歪めると、辺りの闇をかき消す。 抑えられた力で放つ呪縛は、成功したか、否か。 いずれにせよ、黒衣のコートを翻し、ビルの影に身を*潜めた*]
(48) 2010/09/13(Mon) 19時半頃
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流浪者 ペラジーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(流浪者 ペラジーは村を出ました)
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――Ladies and Gentlemen! It's Show Time!!――
(49) 2010/09/13(Mon) 20時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 20時半頃
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[キィィィ ビル群に掛かる暗雲を見つめるGreenに浮かぶ文字が明滅する。]
……それは、買い物に含まれないよ。 "其れ"は君が買うべくして買ったんだから。
[懐中時計を見せるミッシェルに緩く笑う。]
"其れ"はいい子だよ。 砕け、歪み、捩れた時の中にあろうとも、必ず君に正しい時の位置を教えてくれる。 必ず、此れからの君の力になる。
[言って、口が寂しそうにカチリと煙の出ないパイプを噛む。]
(50) 2010/09/13(Mon) 20時半頃
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ああ、今はミッシェルさんの物は無いけど、 その子のために服でも買ってあげたら? 此処は骨董屋だけど、お客様が望むなら"なんでも"売るよ。
[存在を示すよう、ざわり商品たちがざわめく。]
……酷い夢……。 もしかして、こんな夢?
[パチンと指を鳴らす。 仄暗い照明が一斉に落ち。 店内に広がるのは…
――――闇。]
(51) 2010/09/13(Mon) 20時半頃
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[こぽ… こぽり 水音だけが響き。香るのは甘い、あまい煙。
ぽぅ…
ランプの一つ――奇妙な文様の描かれた其れが灯りを灯す。 照らし出すのはGreenが視た夢《VISION》
世界が砕け 時が歪み 時空が捩れた
―――未来。
其れは長い時間のようであって刹那の映像《VISION》 明るさが戻れば、其処には水煙草を手に妖しく笑う店主の姿。]
(52) 2010/09/13(Mon) 20時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 20時半頃
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―街道・道端―
やあやあやあ。 さてさて今宵魅せますは、一夜の一重の、 そうして十重の夢物語。 貴方も貴女も、ゆるうりゆるりと。 瑠璃に玻璃に紺碧に、煌く夢をご覧あれ。
[男の手から、蝶のようにトランプが舞う。
否、舞っているのはトランプから零れる煌き。 大道芸宜しく繰り広げられる<<奇術>>で、 道行く人を魅了していく。]
(53) 2010/09/13(Mon) 20時半頃
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― 骨董屋『ベネット』 ―
………。
[ソファの上で少年は寝息を立てる。 時折苦しそうに眉を寄せるも、食べ物の匂いや人の声に鼻と耳が微かにひくひくと動いた。 やがて痛みも和らいだのか、寝息は浅いものからゆったりとしたリズムへと変わったが。]
う…、……
[部屋に闇が訪れ、灯りが戻った頃。 何かに魘されるように身を抱えた。 次第に呼吸が浅くなり、汗が滲み始める。]
――――…イ デ、ア …ッ!!
[頼りない音で綴られる言葉。 しかし紡ぎ終えれば、両の眼がカッと見開かれた。 飛び起きるように身を起こし、周囲の人物に目を留めるとソファから軽く跳んで身を翻して距離を取る。 手足を床につけ、身を低くする姿勢は―――威嚇。]
(54) 2010/09/13(Mon) 20時半頃
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ゥウウウウルルルルルル…!!
[低く唸り、少年は二人を睨みつける。 短い髪は逆立ち、毛先は仄かに黄みを帯びて紅い雷気を携えていた。 けれど、少年が攻撃を仕掛ける様子はなく。 焔眼が宿す感情は殺意ではなく、怯え。]
(55) 2010/09/13(Mon) 20時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 20時半頃
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[パキン]
[まるで硝子が割れるように、舞うトランプ全てに漆黒の亀裂が刻まれる。]
(56) 2010/09/13(Mon) 21時頃
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――……おや。
[ゆるゆると。地に落ちるカード<<運命>>を見る。 くすり、と口元には笑みが浮んだ。]
どうやら、新しいShow<<運命>>の始まるみたいだね。 終わり<<滅び>>を始めるのか、それとも
すまないね――……今日は、ここで、お開き。
[地に落ちたカードの上。右手を翳すように滑らせる。 カードに残った亀裂からは、微かな時の残骸の気配。
しゅるりとカードは手元に戻り、そうして最後、 手の中から消えた。**]
(57) 2010/09/13(Mon) 21時頃
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…!?
[背後から忍び寄るように触れた影は小さな身体を這い 次の瞬間何事もなかったかのように静まる。 ふるり、身を一つ震わせ辺りを見るが、既に事は済んでいて。]
…なん、だったんだ、ろ……?
[闇は少女の最古の庇護者であった。 それに害されるとは、露とも思っておらず。 軽く首をひねりつつも、深く気にせぬまま。]
(58) 2010/09/13(Mon) 21時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 21時頃
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♪ ……てめーのおうちは 此処ですかっ!!
[無人となった筈の部屋に突然響く、些か乱暴な鼻歌。 そして、まるで紙を裂くかのように、空間を裂く銀刃《ナイフ》がひとつ]
――っと。
[避けた空間から飛び降りた茶髪の男は、左手にナイフ、右手に銃というスタイルできょろりと周りを見回す。 此処はビルの最上階。先程まで、未来与えし子《アーシストチャイルド》が居た処]
……あン?
っかしーな。この時代、この時刻、この場所にあのクソガキ《アーシストチャイルド》が居たことは間違いねーハズなんだが……。
(59) 2010/09/13(Mon) 21時頃
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[疑問に思いながら、銃口で四角を描く。 その形に合わせて浮かぶ端末《デバイス》から、相方《バディ》に連絡を取ろうとするが繋がらない]
…んで、だ? おい、返事しろよテメー―― ……! まさかっ…!
[ハッ、と上を見上げる。切り裂いた時空の穴は既に塞がっていた。 慌てて銀刃で空間を切っても、《時》を超える穴が開けられない。 ただ、《空》を超えるだけの半端な穴がぽっかりと開くだけ]
〜〜〜〜くそっ!! やられた……!
[苛立たしげに壁を殴る。 チッと舌打ちして、横一文字に空間を切り裂いた。 そしてそこをするりと潜ると、*ビルの外へと*]
(60) 2010/09/13(Mon) 21時頃
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[目覚めた途端に跳んで威嚇をする少年。 蹴散らされた水晶の灰皿や漆黒の置物が、床に叩き付けられ悲鳴を上げ。 天井の照明たちは少年の紅い電気に反応してちかちかと点滅を繰り返す。]
やあ、おはよう。
[感情映さぬ店主の硝子眼は、驚いたと表すように数度瞬いて暢気に言う。]
驚かせちゃったかな。
『Антоний』君。
…今の時代風に愛称で呼べばトニー君、かな。 此処で暴れるなら僕が叱られるから出て行ってもらうけど。 大人しくしているなら、朝ご飯あげるよ?
[人畜無害にしか見えぬ笑顔を作り上げ。 空のテーブルへと煙を吐く。 煙が揺蕩った其処にはいつの間にか、新しいサンドイッチの乗った皿が用意されている。]
(61) 2010/09/13(Mon) 21時頃
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…繋がった…か…。
[片眉を上げて、眼を開く。 その眼に映るのは、少女が見ている景色。]
人間の…子ども…? それと……驚いた。私の闇に干渉したのはこの娘か。
[さして驚いた風でもなかったが、満足そうに頷いた。]
面白い話だ。僅か数百年ほど眠っていただけで世界が大きく変わっている。 この時代ならば…私の渇きを潤してくれる者がいるかもしれないな。
[くつり…手で顔を覆い隠し、さも楽しそうに口元を歪め た。]
(62) 2010/09/13(Mon) 21時頃
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……ふむ、来たか、マーゴよ。
[>>34 己を抱き上げる部下に満足そうに頷き、両手を部下の顔に伸ばそうとぱたぱたと振る。]
む? 結界を崩しおったのは骨董屋だが、あんなやつどうでもよい! 放っておくがいい!
それより、マーゴ!
[部下の様子>>35 に骨董屋とのやり取りを思い出し不機嫌そうにぷくりと頬を膨らませる。 両手を部下の頬に当てこつりと額を合わせる。 月の光の中己の視た<<vision>>をそっくりそのまま部下の頭の中に直接伝えていく。]
視えたか、マーゴ? あれでは余の未来を与えし子《アーシストチャイルド》としての役目ができぬ・・・。
[どうしたものかとどこか楽しそうにしかし困ったように目を細めた。]
ごはんか?…いただくとするか。
(63) 2010/09/13(Mon) 21時半頃
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―――――!
[威嚇を続けていたが、男が紡いだ識別コード《名前》にぴくりと尖った耳が動く。 焔眼は探るように男と女を交互に見る。 姿勢はそのままに、雷気と逆立てた髪を鎮めると一度テーブルの上に視線を遣った。 それから笑顔の男を睨みつける。]
……おまえ、おれの名前知ってる。 あいつらの仲間か。こたえろ。
[静かに問いかけ、返答を待つ。 その間も探るように男と女を見ながら、時折微かにサンドイッチにも視線が行った。]
(64) 2010/09/13(Mon) 21時半頃
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それより今は…
[食事か…と呟く。 ビルから路地裏へと当たり前のように飛び降りた。 …トンッと地面に辿り着くと、辺りを探った。]
…人間…穢れ無き娘…が理想だが、この際誰でも構わないか…。 もし、運よく眷属となれば、更に幸運だが…。
[時代が流れすぎて、あまりにも情報に乏しい。 何か知ることが出来れば、それが一番の幸運。 誰かやってこないかと、辺りを見回した。]
(65) 2010/09/13(Mon) 21時半頃
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ぬしさま……
[骨董屋、と聞いて浮かんだ顔に良い気分はしないものの 幼子の言葉にすぐに切り替える。
柔らかな掌を、その愛らしい仕草に笑みを浮かべながら受け入れ。]
――……これ、は……!
[合わさった額から流れ込む映像<<vision>>。 無残な光景は、かつて心から願ったものであったが。]
……だめ。いけない。……ません。
[今腕の中にいる存在と契約したあの日から 主の周りだけは護るのだと誓ったのだ。]
(66) 2010/09/13(Mon) 21時半頃
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名前。 其処に、書いたあったじゃない。
[少年の耳に揺れるタグの存在を教えようと、自らの左の耳朶を摘んでみせる。]
トニー君の言うあいつらが、誰かは僕は知らないなあ。
崩壊の始まりの時を迎えしこの街《ノルン》には。 今は様々なモノが集まりつつある。 その中に含まれて居るかもしれないけれどね。
それに『ベネット』はしがない骨董屋とはいえ、商人だからね。 何時だって中立さ。
[こぽり こぽり Greenの硝子眼は気配のする外を眺め、煙を深く深く吸う。]
(67) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 22時頃
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[あれだけの崩壊をもたらすモノ。 どれほどの力を持ってすればそれがなされるのか 未だ見当もつかないけれど。
先ほどの、あの、闇。
アレがもし、敵にまわるとしたら。 …果たして自分は、主を護りきれるのだろうか?
能力を厭うた日々もあるけれど 今まで望んで得たのは、天鎖の祝福<<ギフトライン>>と呼ばれる 主との繋がりだけだったけれど
今はただ]
(僕は……チカラが、ほしい。)
(68) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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…ん…? なんだ、この映像は…?
[それは、赤子が少女に見せる映像《vision》 酷く崩壊している世界の映像。 近い未来とも取れる映像だが……。]
…これはこれで楽しそうなことが起こりそうなものだ。 人間の生き死になどには興味は無いが…。 遅かれ早かれ人間はいずれ死ぬのだからな…。
[その身は死ぬこと無き不死の身体。 魔力を喪い、今のように幼くなることはあれども、老いることもない。 既にこの身は死者なのだから。]
(69) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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[”其れ”は良い子だ、そう言って、カチリ、銀の吸い口に歯を鳴らす店主の言葉に、まじまじと時計を眺め]
買うべくしてだぁ? 訳わかんねぇよ。 ま、螺子巻きのくせに全然狂わないってのは認めるが。
服?懐中時計に着せるのか? お前、頭大丈夫?
[軽く揄う様に言うも、鳴らした指に合わせて落ちる照明に口を噤む。
闇を満たすは ――― 重厚に薫る甘い甘い煙。
壁はスクリーン ランプは映写機 まるで影絵のような其れは、甘く妖しい香りに幻惑されるように、リアリティを帯びた映像を脳内に描く
砂塵に埋もれる文明 異形の徘徊する地
(70) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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[毀れる星
捻じれ歪む時間―――
何かを言いかけ、何も言えぬ侭 ふっと映像が途切れれば、眼前にあるのは、水煙草を燻らせるGreenを細める店主の姿。 何の変哲もない、日常の風景]
は―――っ …なン、で、知ってんだよ。 お前も、視たのか?この未来《vision》
[そう問いかけた時。隣で眠っていた少年が、何事かを呟いた後に飛び起きた。]
(71) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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お、目覚めたか…って
[怯えた獣のように此方を睨みつける様子に、翡翠を瞬き、僅か思案]
”雷帝”か?
[独り事のように、呟き、再びその紅の稲妻纏う少年を見る]
大丈夫、アタシたちはアンタを追ってる者じゃない。 通りすがりにぶっ倒れてたから、拾って手当しただけだよ
[少年を脅かさない距離―――控えめに、手を差し出す]
(72) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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そこ…?
[男が左耳を摘むと漸く気付き]
おまえ、これがよめるのか。 でもおまえ、あいつら知らない言う。 おまえ、へんなやつだ。
[警戒を解いていいのか悪いのか、図りかねて難しそうな顔をする。 合間にじろりと女の方へも視線を遣って。]
……。
[差し出された手に、そろりと少しだけ間合いを詰める。]
(73) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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おや。
[カードやステッキ。様々の"道具"を仕舞った鞄を提げ、道を行く。 鞄の隙間、するりと一枚、カードが落ちた。]
――……スペードのK<<闇の支配者>>。
嗚呼――……。稀有な、目覚め。 それもまた、素敵なShow<<運命>>のエッセンスだね?
[カードの滑り落ちた先。 闇に誘うかのように、裏路地へ続く道が口を開けていた。**]
(74) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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[ふと、横を走り抜ける影。 その後を追う、もう一つの影と、ぶつかった。 何かを追っていたらしき影は、どうやら三人組の男の様子。]
『邪魔だ!ガキ!!殺されてーのか!?』
[飛び掛ってきた罵声に、冷たく視線を送る。]
……ガキ…とは、私のことか…? 喧嘩は相手を見て売ることだ…。
[そう言って手を一度、くるりと回す。 闇をまとった右腕は、渦のようになって三人を襲う。]
――ズンッ――
[壁から酷い物音が響く。 何かが折れた音、砕けた音が入り混じったような音。 呆気にとられていた三人と彼には、既に距離があった。]
(75) 2010/09/13(Mon) 22時頃
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[三人には興味がなさそうに、自分の手だけを見つめた。]
失せろ、三下…弱者に興味は無い。
[悲鳴を上げて逃げていく三人を一度だけ見て、再び視線を戻す。 当然のことながら、かなり手を抜いた。 しかし、普通の人間なら殺せる程度には力をこめたつもりだった。]
やはり、思った以上に力が入らないな。 殺しても構わないと、試したつもりだったのだが…。
[普段の半分以下の力しか出ない自らの様子。 苛立ちを覚えてもよさそうな雰囲気ではあるが…。 彼の表情は、どこか楽しげ…。]
一応…気を使っておくか…。 随分と楽しいことになっている…。
[結果的に助けることになった相手のことはすっかり忘れ、 その結果に満足そうに笑った。]
(76) 2010/09/13(Mon) 22時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 22時半頃
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――――…ッ!
[トニーは窓を叩く風の音に大きく肩を震わせる。 女の手に近寄ろうとしていた歩みを止め、その場に立ち上がると怯えるように窓の方を見た。]
おれ、ここにいる。 あいつら、ここにくる。 おまえら、きけん。
…おれ、いかなきゃ。
[表情に影を落とし、踵を返す。 傷が癒えきらぬうちに激しく動いたせいか、足の包帯には僅かに赤色が滲んでいた。]
(77) 2010/09/13(Mon) 22時半頃
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『ベネット』が読めたからねえ。 ふふ、骨董屋だから古いものには少し詳しいんだよ。
[難しい顔をする少年を煙に撒く様、甘い煙を燻らせ。 硝子のパイプをくるり手の中で回す。]
―――視たよ。
[少年に手を伸ばすミッシェルへ。 先程の問いへの少し遅い、端的な返事。]
(78) 2010/09/13(Mon) 22時半頃
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そういえば…
[暫くして、ふと、先に通ったのが女であったのを思い出す。 しかし、振り向いても既にいるはずも無く…。]
…逃げられたか…。 食事を先に済ましてしまうつもりだったのだが…。 まあいい、そのうち誰か来るだろう…。
[空腹は耐えられない…と言うのは下っ端の話。 始祖である彼は、自らの空腹を抑えることはたやすい。 当然、それを理由に暴れると言うこともない。 吸血行為で従来の力が戻るかもしれない。と言う程度。]
まあいい、獲物が網に掛かるのを待つとしようか…。
[暗雲を晴らしたため、辺りはまだ明るい。 路地裏の暗闇に潜んでいるほうが居心地が良かった。]
(79) 2010/09/13(Mon) 22時半頃
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[窓を叩く激しい風の音。 Greenの眼が窓をじっと見ればしん…と音は消える。 風が止んだわけではない事は、窓の外で揺れる木々を見れば分かるだろう。]
……此処は『ベネット』の中。 この店の中に居る内なら、誰も暴れさせはしないよ。 店の前に落ちていた君に対して、僕は責任を持たないといけないらしいから。
食べて行く位はしたら?
[ゆるりと首を傾ける。 踵を返す少年の足から滲む血は床を汚さず、吸い込まれるよう消える。]
(80) 2010/09/13(Mon) 22時半頃
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[此方へ歩み寄る気配を見せたかと思ったその時、窓に激しく叩きつける風に立ち止まる獣の少年 踵を返す足に滲む、痛々しい紅華 其の小さな身体に腕を伸ばし、後ろから軽々と抱きあげた]
待てよ ったく、そんな足で何処行こうってんだよ。 アタシは怪我した子供放り出す程薄情じゃねーの。
行きたい処があるなら、連れてってやる。 あと、”あいつら”ってさぁ…強ェの?
[そう問いかける表情は、満面の笑み。 抱き上げている左手は、疼くように僅か冷気を滲ませた]
(81) 2010/09/13(Mon) 22時半頃
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―路地裏―
[ビルの最上階から裂いたナイフは、路地裏の上空へと繋がっていた。 重力に逆らわず、落ちる]
う、わ――
[高度計算――地面までおよそ13メートル。 硬度計算――地面のモース硬度およそ7.5。 落下までの時間、衝撃、障害物――]
……ッ、そこのガキ、退けっ!!
[このまま落ちれば巻き込むと判断し、暗がりにいる子供>>79に叫んだ]
(82) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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[窓を叩く音が止み、トニーは不思議そうに振り返る。]
中…? ベネット、さっきも読めた言った。 それ、おまえの名前。ちがうのか?
[男の言う意味がよく理解出来ず、難しい顔。]
…手当て、礼言う。 でも、おれ……わっ!?
[ドアの方に顔を向けたと同時、ふわりと身体が浮いた。]
おまえ、なにす…はなせ! [腕の中でもがくが、あいつらと聞くとその抵抗も弱まり。]
(83) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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……行きたいとこ、ない。 行くとこ、ない。 でもおれ、つかまる、いけない。 あいつら…強い。 仲間、たくさん。
[思い出してきゅっと唇を結ぶ。 けれど、冷気を感じると瞬いて。]
な、なんだ…? [また腕の中でもがいた。]
(84) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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|
んん?
[ビルの周辺で蠢いた強い闇の気配>>41 と部下の強まった腕の力>>43]
……何か、いるな…
[余の力やマーゴの力とは別物… まさかこのような力をもつものがよもやこの街《ノルン》にいるとは…
忌々しく、やりずらい…!]
(85) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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[上空から聞こえる叫び声に、顔を上げた。]
ガキ…まあ今は魔力が薄いからな…。
[二度目の"ガキ"と言う単語にはさすがに慣れた様で…。 このままだと巻き込まれると判断すれば、緩く笑った。]
…お前の失言にも責任はある…。恨むなよ?
[このまま、頭上に落ちてくるようならば、ある程度加減をした蹴りで、壁に吹き飛ばすつもり。]
(86) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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…マーゴよ、そう震えるな。 そなたは余のタイセツな契約者、余と繋がりを持つ者。
[恐怖に震える部下>>44 に手を頬に伸ばし慰めるように触る。]
そなたには余がついておる、そうであろう…?
[! 闇が、動いた…?>>48 マーゴは気づいておらぬようだが…>>58 なんだ、この違和感は… マーゴから?どういう…!!]
そなた、何者だ!余の部下に何をしている!!
[己を観察するような部下に交じりこむ不自然な気配>>62 思わず声を荒げたが部下の中の気配はすでにない。
逃したか…]
(87) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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[腕の中の小さな身体が己の発する冷気にもがく事に気付くと、慌ててその場に下ろす]
あ、わりィわりィ。つい。
アタシ、外の様子見てくるわ。 ベネット、その足もっと良くする商品ないのかよ。もしくは歩かなくても移動できる便利アイテム。 アタシが払うから直してやっといて。 後、お前も引きこもってばっかいねーで、たまにゃ散歩にでも行けよ!
[幸い、未だ雨は降っていない。 何かに触る時は、力を入れて壊してしまわないよう、極ソフトに。 それは常から細心の注意を払っている事 でないと、身の周りのもの全てを粉々にしてしまうのだ ドアノブを砕かないよう、ソフトに其れを押し回すを、軽やかな足取りで暗雲立ち込める裏路地へと出て行った]
骨董屋『ベネット』→裏路地
(88) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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―裏路地― [店から程無くの処、叫び声を耳にし、振り返る。 >>82>>86天から降る青年と、その真下の少年の姿が目に入った]
あぶなっ…
[しかし、咄嗟のことで足を踏み出せず、今から走って間に合う距離でもない。 結局踏鞴を踏んでいるうちに事の次第を見ていることになるだろう]
(89) 2010/09/13(Mon) 23時頃
|
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ぬしさま…。 うん。……はい。
[>>87向けられる気遣いに、ほっと息をつき。 続く言葉に、びくんと肩を震わせるが その気配は察知できず。]
(今、ナニがあったの…?)
[情けなさに眉を寄せ、口をつぐんだ。 食堂へたどり着けば運んできた籠をおろし 敷布を整えて主を座らせる。 離乳食を手慣れた風に用意し、稚い口へ運んだ。 一通りの食事を終え、落ち着いたところで。]
さっき、何か強い力…闇が、動いた。…きま、した。
僕も闇に手を貸してもらったけど、手応え、なかったから。 多分だけど僕は…なにもできなかった。…ません、でした。
(90) 2010/09/13(Mon) 23時頃
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[く、と唇を噛み。]
… あの未来を防ぐのに…今の僕じゃ、たりない。…です。
[どうか、と請う。]
僕に…ぬしさまの、恩恵を……くだ、さい。
[元の闇に染まった能力と未来与えし子《アーシストチャイルド》たる ドナルドの恩恵は、相反するとまではいかずとも 適合するまでにひどい痛みを伴うものだった。 天鎖の祝福を繋ぐときに、それは一度経験している。 けれど、]
(護りたい)
[一心で希う。 呪われた子<<チェンジリング>>と忌み嫌われた己を 救ってくれた唯一を。 その先に、自分にどんな変化が訪れようとも。]
(91) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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あぁ!?
[何を言ってるんだこのガキ、と思った瞬間には脚が見えていた。 端末《デバイス》が弾きだす計算結果が一気にその値を変える。
何が、と思った瞬間には蹴られ、背中に衝撃が走った]
ぐあっ……!?
[暫く痛みを堪えるように呻くと、キッ、と蹴りを入れてきた子供を睨みつけた]
てっ、め…、何しやがるクソガキ……!! ……!?
[対象《カルヴィン》を分析していた端末《デバイス》がエラーを吐く。 見たこともない真っ赤な画面にただ一言、致命的なエラー《Fatal Error》。 そして、ブツンと端末ごと姿を消した]
……テメー、何モンだ……?
(92) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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『ベネット』は店名、かな。 僕は店番。 名前は付いていない。
[こぽ ふわり 惑わすような煙が揺れる。]
行くところが無いならミッシェルさんのお家に置いて貰ったら? 見かけと態度によらず親切だから。 きっと快く迎え入れてくれるよ。
[此処に置くつもりはない。 やんわりと言葉尻に滲ませ。
店の奥、カタンと小さな音がする。]
(93) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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……―――。
[眠たげに緩む両の眼は音のした方を見て。 口元は満足げに弧を描く。]
……ちょうどいいものがあったみたい。 また来てね。ミッシェルさん。
[音を立てた其処にあるのは、手の平に乗るほどの小さな鏡。 曇る鏡面は何も映していない。 拾い上げ、其れを解放された少年の手に渡す。]
ミッシェルさんが払ってくれるらしいから、あげる。 どう使うかはトニー君次第だけどね。
……包帯も替えておこうか?
[しゅるりと、天井から包帯が落ちてくる。 拒否されなければ其れを巻き直し、後は出て行くのを止めるつもりもない。]
(94) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 23時半頃
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[口汚く罵る様子に、くつりと口元を歪めて見せた。]
私の頭に落ちてきたゴミをゴミ箱に放るつもりでな。
[壁際にはゴミ箱と思われるもの。 実際、そこには入らなかった様子。]
なにぶんコントロールが悪くてな。 だが…口の利き方には注意をすることだな、人間。 人間は他愛もない事で死んでしまうのだろう?
[皮肉じみた笑みを浮かべたまま言葉を吐き捨てる。]
よって、口の利き方を学ばぬ小僧に語る名前など、持ち合わせていない。
[見下すような態度は変わらず。]
(95) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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ゴミ……だぁ!?
[ちらりと横を見ると確かにゴミ箱がある。 ふざけるなと言わんばかりに更に睨みつけた]
人がわざわざ避けろって忠告してやったのに、 てめーこそ何だそのムカつく態度!!
[右手の銃の撃鉄を起こして構える。 銀色の銃。入る弾丸は銀の弾丸《シルバーバレット》。 人間だけでなくバケモノにもある程度対応できる、お気に入りの銃だ]
じゃあもう永遠に名乗れなくしてやるよ、じゃあな、クソガキ!
[そしてそれを子供の額に向けて何の躊躇いもなく撃った]
(96) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 23時半頃
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[>>59>>60 また、だ。 ビルを包ませていた影の境界が動く。 先と違うこれは…切り裂かれ、た…?]
…ダレだ。
[目を閉じ、座り込み。 足下にできた影に、両腕を埋め込んでゆく。
――憎悪の抱擁<<ウィズハンド>>
腕の形をした影が最上階を舐めるように走る。 しかし、既に若者は身を翻した後のようだった。
能力の衰えか、それとも強いモノが集まっているのか。 やはり、チカラへの切望は高まるばかり。]
(97) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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忠告…?そういえば、そんな事を言っていたな…。
[わざとらしく納得したような台詞を告げ、その後の行動に]
ふむ…銀…か…。
[楽しげに笑う態度は変わらず。 その身に銃弾を全て受け入れて、顔を伏せた。]
中々良質な銀じゃないか…。 しかし、人間は成長しないな…。銀弾が通じるなど、精々第三世代以降…。 第一世代はおろか…
[そこまで喋ると、今度は何かを食べるように口を動かした。 そのまま、顔を上げると、銃弾を吐き出す。 それは彼の頭の横の壁へと…。]
始祖の私に通じるわけあるまい?
[その傷口すら、既に塞がっていた。]
(98) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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えっ、おい…
[その場に下ろされ、出て行く女を見送る形。 それから困ったように頭を掻いて。]
へんなやつ。
[呟き、背後から声が掛かればそちらを振り返る。 男を見詰める瞳にはもう焔は宿っておらず、今はほんのりと茶味を帯びた黒があるのみ。]
…おれがいる、迷惑かける。 だから、いい。
[ベネットの提案に緩く首を振って。]
なんだ、これ?
(99) 2010/09/13(Mon) 23時半頃
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[手渡された鏡を不思議そうにまじまじと見る。 自分次第、と言われても使い方がわからない、と首を傾げた。 それから、大人しく包帯を替えて貰い、自己主張を始めた腹を抑える為にサンドイッチもちゃっかりご馳走になった。]
たくさん、世話なった。 おれ、おまえの事わすれない。 でも、おまえ、おれの事忘れる、いい。 あいつら…《イデア》、来ても知らない言う。 おまえ、名前ない言ったな。 でも、不便。おれ、ベネ、呼ぶ。 礼、言えない、困る。 ――――ありがとう、ベネ。
[軽く頭を下げると、首元の鎖が重苦しく啼いた。*]
(100) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 00時頃
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[弾は、確かに当たった。 だけれども、子供は死ぬどころか何事もなかったかのように言葉を紡ぐ。 キン、と音がした。 吐き出された銃弾が壁に当たり、そのまま地面へと転がる音。 その額には傷跡すら残っていない。
初めて、男の表情に怯えの色が浮かんだ]
純銀の、弾《シルバーバレット》が、効かない……? 始祖……?第三世代……?
何……。
[端末《デバイス》の再起動を試みるが、起動しない。 生身の頭で考えて出る結論なんて、ただ一つ。
「コイツはヤバい。早く逃げなければ」
だけど、その言葉ばかりが頭を巡るだけで、身体は思うように動かなかった。 ただ、震えるのみ]
(101) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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[悩み苦しみ、力を請うてくる部下>>91 の姿にこてりと首を傾げる。]
力を欲するか…。 よいだろう、余の力の一部、そなたにやろう。
余の力はどんなモノにとっても天鎖の祝福を繋ぐ時痛みを伴う、それは余の力の一部を使うための制約のようなものだ。
[両手でマーゴの手を包むように掴み、静かに目を閉じ集中し始める。 己の中の様々な力が少しずつしかし確実に解き放たれていく。]
余の力の中に闇の力もある、それを懸け橋するゆえ今回はさほど痛みもないだろう。 そなたはただ余の力を受け止めよ。
よいな?余の契約者、希望の魂を抱くもの<<エスペランサ・アニムス>>
[マーゴの額にそっとキスをする。]
(102) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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― "時計塔"の上 ―
[少女はまたそこに戻り、愉しげに地上を眺めていた]
あぁあ。そんなに空間を裂いたら…戻らなくなっちゃうかもよ? 今は良くても…もうすぐ時空は安定を保つ事ができなくなる。
[カチリ、と時を刻む大時計に額を寄せて]
あなたにも、見えている?
[その唇に浮かぶのは、微笑み]
(103) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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[少年が滑らかな動きで脚を蹴りあげると、青年はいとも容易く壁へと弾け飛ぶ。 壁添い、ダストボックスの傍へとずり落ちた青年は、躊躇なく右手の銃を少年へと構え
―――何発もの銃声!
今度こそ、金糸を靡かせ間違いなく駆け出す]
おい、何して…!
[少年の背後からその様子を見ていたため、弾が当たったかは視認できていない。 しかし、少年は倒れる様子すらなく、近寄って目にしたものは、青年の顔の脇に出来た弾痕]
な、どうなってやがる!? おい、大丈夫か、お前!……?
[矢鱈怯えたようではあるが、銃を構えているのは青年。 迷わず少年へと向き直って、その様子を確認した。
―――傷一つない、姿を]
(104) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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恐ろしいか?自らの記録に無い化物が?
[楽しげに笑うその姿は、少年とさほど変わらない。]
案ずるな、私は弱者には興味が無い。 殺すつもりも無い。 もっとも、死なないわけではないぞ? 首を刎ねられればさすがの私も死ぬしな。
[とはいっても、さすがに簡単に首を刎ねさせるつもりもなく。]
その恐怖、怯えに免じて、お前の無礼を許してやろう。 私の名前はカルヴィン=リシェント…とは言っても、私を魔王と呼び怯えていた人間は皆殺しにしたせいで、名前など伝わっているはずも無いがな。
[英雄さえ産まれる事のなかった数百年前の大虐殺。 それは歴史にも残っておらず。]
どうした?怖いか?
[纏う闇の手は、青年の頬に触れて、すっと撫で下ろす。]
(105) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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君を選んだものだから。 君が必要な時に必要な事をしてくれるよ。
[少年が首を傾げようとも、説明は抽象的。]
《イデア》……。 完全なる世界を求める者――。
……お客様の事は忘れないなあ。 此処《ベネット》に居ればそうそう危ない事もないし。
『ベネ』―――……。
[少年がサンドイッチを食べる間に手際よく包帯を巻き直し。 礼の言葉を聞き入れていたが。 共に呼ばれる『名前』にさっと表情が変わる]
(106) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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[そのまま声のしたほうへと振り返る>>104]
女…か…。 ふむ…魔力が戻るだろうか? 多少なりとも力が戻れば充分だが……。
[そのまま娘を見て、口元を歪ませる。 八重歯、否、牙が一度光る…が…。]
どうも、好みではなさそうだな…。
[なぜか食欲が萎えた。]
(107) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 00時頃
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―建築中のタワーの上―
[「サンライズタワーまもなく完成!」と書かれた看板が遥か下に見える。 それを―といっても遥か下なのだが―見て、肩をすくめた。]
飽くなき高みへの欲求、結構結構。 どんなに足掻いたって頂には手が届かないことを 人間《愚者》はいつ思い知るのだろうねえ。
[くく、と含み笑いをし、この場を立ち去ろうとした時、 ふと振り返って見たビルに暗雲が上る>>41のを見る。]
あれは…? 始祖のお目覚めとしたら厄介だな。 あの惨劇《マレリウスの夜》のことを覚えてたとしたら― やだやだ、お目にかかりたくないもんだ。
[”マレリウスの夜”、それは研究所《ドック》がかつて引き起こした事件。 研究の対象にすべく、抵抗する吸血鬼たちを大量に捕獲したのだ。]
(108) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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…っ―――。
[キィィィィ 数字の浮かぶ左目に力が集まり、左の眼を押さえる。 水煙草のパイプが床に落ちてカーンと高い音を立てる。]
"仮売買契約"が成立した――…。
…気にしなくていいよ。 だけど必ずまた会う事になるね。
だけで、アレで名付けになるなんて『ベネット』は気紛れだなあ。
[片目を押さえ隠したまま口元を笑ます。 異変に呼応して店内は生き物の如くざわめく。]
(109) 2010/09/14(Tue) 00時頃
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[弱者、と言われれば普段なら激昂しそうなものだが、 今ばかりは目の前の相手よりも自分が弱いことを認めざるを得ない。
首を刎ねられれば死ぬと言われても左手の銀刃《ナイフ》は、物体を切るために在るわけではない。 なので、対抗の手段が無い]
いっ……、さ、わるな…!
[搾り出した声が、唯一の抵抗だった]
(110) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 00時半頃
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あんときは大騒ぎだったねえ。 さすがの俺様も死ぬかと思った。 あんなのはもうごめんだね。
[くつくつ。含み笑いははっきりとした笑みの形になる。 口で言うほど興味なさげに暗雲に背を向け、 落下防止の柵を飛び越える。 重力に逆らうことをしなければ、身体は風を切って真っ直ぐに地上へ。 表情一つ変えず、地面すれすれで減速して着地した。
そして、何食わぬ顔で雑踏に紛れ、歩き出す。]
(111) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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[聞こえる女の声。 カルヴィンが彼女を振り返ったその一瞬の隙に、左手の銀刃《ナイフ》を振った。
何処に繋がっているかなんて知らない。 とにかく逃げるために、その歪みの中に身を投げた。
あんなバケモノの前に取り残された女は可哀想だが仕方ない。 空間を越える僅かな時間の間、彼女の運命が少しくらいマシなものになるように*哂いながら祈った*]
(112) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 00時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 00時半頃
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[二人とも無事な様子を見れば、怪訝な顔をしつつ]
なんだ…玩具かよ、其れ
[同時に安堵。少年が>>107何事か呟き、笑むように口の端を上げる様子には、緩く首を傾げ、さらりと金糸が肩を滑り落ち]
はぁ?好みじゃねぇだぁ? …最近のガキはマセてやがんなぁ。あのな、そういう話はもうちょっと大きくなってからにしろよ。
[かしかしと髪を掻き、青年の方に向き直る。―――此方も無傷]
…何怯えてんだよ、こんな子供に
[少年の発する重圧《プレッシャー》は、僅かな違和感を与えど、其れを理解し得る領域にない己には、恐怖を与えない。
真の恐怖とは―――理解した者のみに訪れる]
(113) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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おや?
[ふと、目の前をナイフが横切る。 するりとそのナイフから離れるが、刃は身を僅かに裂いた。]
…切り傷…か…。
[銀に限らず、剣やナイフなどの切り傷はすぐに塞がらない。 どこかの歪みに身を投げて逃げ出す彼を見ると]
逃げられてしまったか。 影の内通者《シャドウストーカー》をつけておけばよい情報源になりそうだったんだが…。
[仕方無しに溜息をつく。 少々賑やかになった場所…。]
狩りは…また別の機会にするべきか?
(114) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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[与えられる恩恵のために縋る強欲な者たちや 自由にできぬとわかった途端掌を返す愚か者たち そのような輩からドナルドを護るのだと。 固めた意志こそがかつて忍耐の二文字を支えた。
今は未来という壁に向かうからこその、覚悟。
額に受けた柔らかな感触、そこから爪先まで 全身を熱が駆け抜ける…!]
……っ……!
[できるかぎり、身体の力を抜く。 ただあるがままに。 逆らうことなどあり得ず、軋みでさえ安堵の欠片として。]
……っふ……ん、う…あぁ……っ…!
(115) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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…あ…は、ぁ……――
[実際はものの数秒だっただろうが、体感時間は数十倍。
もとより座り込んではいたものの 身体を貫いたチカラの奔流を受けきったあとは かくり、と、糸が切れたように 絨毯の床へ身を横たえた。]
(116) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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…なるほど、食欲が失せるわけだ…。
[女の様子に僅かに苦笑する。 口も悪く、態度もどうも女と言うよりは…]
男に近い。
[率直な感想を呟いた。 当然のことだが、男の首筋に噛み付いて血を啜る。 これはあまりにも見栄えが悪い。
狩場を変えようかと、黒いコートを翻し、女に背を向けて、歩き出そうとした。]
(117) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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[掌で熱を持つ左目を封じたまま。 片手で落ちたパイプを拾い上げる。 硝子と銀で出来た其れには、幸い皹一つ無い。]
まあ、でも――。 ある程度は制限なくお散歩できるのはいい事かな。
それじゃあ、トニー"様" 此処には好きに出入りをしていいし、用があったら僕を呼んで。
[パイプをソファに放り出した手は、茜色の髪を撫ぜ。 其処に始めからあったように置かれていたアタッシュケースを担いで店を出る。]
大丈夫、お散歩のついでに出会ったら。 敵はやっつけてあげるから。
[背を向けたまま、外出にうきうきとしながら言って外した掌の下。 焔の様に紅い瞳の中に『XIII』の文字が揺れる。]
(118) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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―路地裏入り口―
おや。
[K<<キング>>のカードを、くるりと回し弄び。 トランク片手に、かつかつと道を行く。
ふと、足を止め上を見たのは、 何かが落ちてくる気配に>>32。]
(119) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 00時半頃
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―雑踏―
[通信端末が、信号の着信を告げる。 しつこいくらいにターゲットの行方を問うものだった。]
申し訳ありません。まだ…。
[口先だけで申し訳なさそうな声音を発して飄々と嘘をつく。 苛立ちを感じたところで通信は切れた。]
《イデア》にだけは渡さない―か。 そこだけは俺様も同感だがな。
[煙草をくわえ、火をつける。 両手をポケットに入れて歩く様は、注視しなければ そこらの人間と変わりない。]
(120) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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[左手を素早く動かしたかと思うと、姿をかき消す青年。>>112 それを狐につままれたように呆然と見た。]
変な奴。
[呟けば、耳に入る>>117]
確かに女らしいなんて言われた事は、一度もねーな
[気にした風もなく、からりと笑う。 胸が貧相なのも事実。身長が高い訳でもなく、それ以外は細身の女性の体形そのものなのだが、其れを差し引いて余りある態度や口調から言われ慣れた言葉に今更怒るでもなく。 背を向けて歩きだすなら、少年の髪を一度だけぽんと撫で]
あんま裏路地うろつくなよ、物騒だから。
[そんな風に声をかけて見送った]
(121) 2010/09/14(Tue) 00時半頃
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物騒…?誰に向かって口を聞いている?
[むしろ物騒なのは自分。 それを知っているせいか、もう一度口元を歪める。]
まあ、女らしくないのは真実だが、それでも一応女だろう? 貴様こそ気をつけるのだな。世の中、物好きもいる。
[そういえば、と空を見上げる。]
(目を覚ましてから顔を見ていないが、数少ない同世代…私と同じ始祖にこういった女が好きな男がいたな。 未だに奴の好みは理解できんが…。)
[少しだけ嫌味のない顔で笑うと、そのまま歩き出した。]
(122) 2010/09/14(Tue) 01時頃
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マーゴ、マーゴ よくやった、よく… 耐えたな。
[絨毯へと身を横たえるマーゴ>>116 の頭を優しく嬉しそうな顔でゆっくりと撫でる。]
無理をせずゆるりと休むのだ、余の大切な契約者、絆を持つ者。
[優しく優しく部下の髪を解きながらも部下に気づかれぬよう周囲に感覚を広げる。 ゆっくりと、誰にも違和感を持たれるようゆっくりと…]
(123) 2010/09/14(Tue) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時頃
長老の孫 マーゴがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(長老の孫 マーゴは村を出ました)
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[横たわった身体から、白い糸のような 何か細いものが紡がれてゆく。
それはドナルドの見守る中で 繭のようにマーゴを包み込み ほろり ほろり と淡い桃の炎をこぼし。]
(124) 2010/09/14(Tue) 01時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時頃
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―裏路地―
いってきます、『ベネット』
[後ろ手にコツンと扉を叩く。 "此処"に店を構えて数年。 24時間365日、一日たりとも変わった事の無かった『OPEN』の札が自動的に『CLOSES』に変わる。]
あれ、ミッシェルさん、まだ居たの?
[店のすぐ傍、先に出て行った筈の姿を認め、足を止め。 その先、去っていく後姿に色の違う両目を瞬く。]
アレは……リシェント閣下? 『八番目《eighth》』以来、かな。
[10代か、20代にしか見えぬ外見の店主は。 永い眠りから醒めた始祖の姿に、どこか懐かしげにGreenとRedの視線を送る。]
(125) 2010/09/14(Tue) 01時頃
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[ 刹那 純白の閃光が駆け抜けた
]
(126) 2010/09/14(Tue) 01時頃
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――クラブのJ<<追い、負う少年>>。
[掌で弄ぶカード。くるりと一度回転すれば、 その模様は形を変えて。
ぴん、と人差し指でカードを弾く。
歪みに、更に歪みを加えたのには気づかれたか。 少年の割いた空間の先は、時計塔の下の噴水か、それとももっと別の所か。 なんにせよ、恐らく碌な事にはならないだろう。]
(127) 2010/09/14(Tue) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時頃
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[>>122向けられた、先程よりも少しだけ柔らかな笑顔に、目を瞬き]
そりゃ、どーも…
[歩きだす背中を見送れば、何気なく壁の弾痕へと視線をうつす。 ―――惹かれるように手を伸ばし、銀に触れ…
[[ドクン]]
一際大きな鼓動が脈打ち、世界が揺らぐ感覚 頭の中で、けたたましく鳴り響く、警鐘《SIREN》]
…あ?…う、るせぇッ なっ!
[頭を押さえてずるずると壁伝いに蹲る。 >>125背後から掛けられる声は、耳に入らない
左手を着いた弾丸と弾痕の残る壁は、手を中心に円心状見る間に凍てついてゆき 通常の氷などすぐに溶けてしまう気温の中、其れは青白い焔の如く暫しちらついたまま]
(128) 2010/09/14(Tue) 01時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時頃
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― 骨董屋『ベネット』 ―
お、おい…?!
[落ちるパイプ。 左目を押さえるベネをトニーは困惑して見詰める。]
…名づけ?なに…、わわ!
[ざわめく店内に肩を揺らすと、そのままその場で見渡すように回転して。]
なんだ?!敵か!?
[身を低く構えて臨戦態勢を取る。 威嚇するように唸り声を上げていると、ポンと頭に手が降った。]
(129) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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――――…さま?
[どこかご機嫌なベネの様子に、トニーは瞬きをするのみ。 あれよあれよという間に彼は身支度を終えて。]
あ、えっ…
[いってきます、と店から出て行った。 ぽつん、と残されたトニーは。]
………にんげん、むずかしい。
[難しい顔をして呟いた。]
(130) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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[光の後。 白桃の炎に溶かされるように、ぽろぽろと繭は 剥がれ落ち、空気の中に拡散していった。
そこに広がった長髪は白銀。 かすかに震え、それからゆっくりと開いた瞼の下は
深紅の瞳。]
――………ぁ……
(ぬし、さま)
[身に宿す色を真逆に変えた少女は、主の姿を認め 未だ声にならない声で、呼びかけ。 にっこりと、透明に微笑んだ。]
(131) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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[………ふむ 周囲がごちゃごちゃしすぎてよくわからぬ…! しかし、まあ余の部下が覚醒するまで何もなかったので良しとするか…]
マーゴ… いや、そなたは今これより生まれ変わったのだ。>>126 余の契約者にして希望の魂を抱くもの《エスペランサ・アニムス》よ、そなたはこれよりカリュクスと名乗るのだ。
[よたよたしながらもなんとか籠に掴まり立ち上がる。 ふるふると震える足を根性で気にしないことにして、閃光が治まり新たな力とその力に見合う姿を手に入れた部下を誇らしげに見ながらも声をかけた。]
(132) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時半頃
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― 街中 ―
[雑踏に溶け込むと、また別の路地裏を探し始める。]
いい狩場になりそうな場所…か…。
[どこかに無いだろうか?そんな事を考えていると、 目の前に小さな倉庫のようなものを見つけた。 中は暗く、ぼろぼろで使われている様子も無い。]
…なかなか良い塒になりそうだな。
[鼻の奥をくすぐるのは、人間の女の匂い。]
ここにするか…。
[小さく呟くと、再び影の中に身を潜ませた。]
(133) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時半頃
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― 倉庫内 ―
ん?魔眼が……。
[不意に熱を帯びる魔眼の力。 それは影の内通者《シャドウストーカー》が何かを知らせる合図。]
…今一度繋いでみるか…? 開眼を許可する…呪縛の魔眼…。
[血のように紅く染まる瞳で、例の者の様子を探り始める。]
(134) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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[くるり。カードは再びK<<キング>>に変わった。 近くにある気配>>122に、ぞくりとうなじに走るのを感じる。 それは、畏怖か恐怖か――言い知れぬ、這い寄る感覚。
しかし、それすらも心地良いと言う様に。 唇は、薄く笑みを形作った。]
――……お目覚めですか、闇の支配者<<リシェント閣下>>。 ボクの王と、"同じ"者。
[「始祖」の一人の眷属である己。 例え書物は焼かれようと、その"血"に名を記録している。 "探している"王と似通った空気に、少し、懐かしいように目を細めるが。]
(135) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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ん。……お嬢さん、大丈夫かい? [>>128蹲る女性に、声をかけて近付いた。 逆の方へ遠ざかる"王"は見送る形に。
壁が凍って行くのを見れば、小さく口笛を吹いた。]
(136) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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(カリュクス)
[>>132 与えられた名を、反芻するように喉で転がす。 そして、ふるふるしている愛しい主を抱きしめた。 頬に唇をおとし、紡がれぬ声の代わりに感謝を伝える。]
………!
[ぴり、と。 >>134己の身に干渉する、何かに感づいた。
…見られて、いる? 触れられているようにも感じるこれは…探られているのか。]
(137) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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[キィィィィ ミッシェルが受信する警鐘《SIREN》に共鳴して、Redの光が集う。
周囲の気温が下がり、吐き出した息は煙の様に白く。 傷跡のある石の壁はミッシェルの触れた場所から凍り付いていく。]
……ミッシェルさん。 風邪引きますよ。
[パキリ… 霜に覆われた路地を踏みしめ。 アタッシュケースを地に置けば、それ以上冷気は広がらない。]
(138) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時半頃
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―雑踏→骨董屋『『ベネット』―
俺様に見つかって逃げおおせるわけはないんだが― ご挨拶でもしておこうかね。
[雑踏の中、人の間を器用に縫うように歩く。 足先は見つけたターゲットの薄い気配を辿っている。 そして、立ち止まったのは一軒の骨董屋の前。 「CLOSE」の札がかかっているのを見て煙草を地面に捨て、踏みつける]
ここ、だな。
[店を見てくくと含み笑って抑えていた自らの気を少し解放する。 常人にはわからぬそれは、ずっと捕らえられていた者の傍にあった、捕らえる者の気配。]
お家に一緒に帰りましょうねえ。 "Антоний"チャン。
[くく、と声に零れる笑いの後、鋭い気配は影を潜めた。]
(139) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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ミケは、もう一人、現れた男に視線をやった。
2010/09/14(Tue) 01時半頃
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―レファラレスト海―
[波打つ海を進む2隻の船。 その1隻は黒煙を上げ、今にも沈まんとしていた。 船に掲げられた海賊旗が燃え落ちて船上へ落ちる。 その炎がまた船の上に広がっていった。
その中心で1人の女がその拳を突き上げていた。]
ヒュ〜♪ちょろいちょろい♪
[背後から剣を振り上げる男の顔面に裏拳くらわせる。]
そろそろ終わりにすっか。 爆砕炎殺拳≪ギガ・フィニッシュ・バーンズナックル≫!!
[船へと拳を叩きつければ船は真っ二つに割れて海の底へとその身を沈めていく。 もう1隻の船へと女は還れば祝杯をあおった。]
(140) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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……こんにちは。
[響く口笛。 猫耳に派手な装飾の服。 変わった姿も気にせず、にこりと笑って軽く頭を下げる。]
(141) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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[魔眼が映すのは、光。何かが光に包まれている姿。 光が収まると、そこには繭の姿。]
…これがあの娘か…?
[やがて、繭が剥がれ落ちると、その中から先程とは全く別の娘。]
…これは……
[真っ白な長髪、深紅の瞳…思わず喉を鳴らす。 なによりも、感じたのは…]
僅かな時間、本当に僅かな時間…。 私が魔眼を発動してから今までの短い時間に、成長している…。
だが…いまはどうでもいい。
[呟く言葉、歪める口元、そして、勘付いたらしき娘の様子。]
…なるほど…カリュクス…。
(142) 2010/09/14(Tue) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 01時半頃
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ああ、こんにちは。 お知り合い、かな?
[にこり笑顔と共に告げられた挨拶に、こちらも 笑顔で返事をする。 けれど。
その顔を、目を、不躾なまでにじっと見る。 そうしてまた、にこりと笑い。]
――……面白いね。
[堰き止められる冷気を見れば、今一度口笛を吹いた。]
(143) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[とんとん、裸足で床を踏みしめる。 不思議な包帯の力か、大分傷は癒えて歩くには問題無い程になっていた。]
おれ、こわす、いやだ。 おれ、ころす、いやだ。
[掛けてあった大きな黒い布を拝借し、ローブのように羽織る。]
…だから、つかまる、いけない。
[肝に銘じるように言って口を結ぶ。 そして、ドアへ向かおうとしたその時。]
(144) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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………この違和感… その気配、余の部下になにをしておる…!
[あの時>>87 と同じ気配を感じ取ると広げていた感覚>>123 をその気配だけに集中しはじめる。 しかし海の方で動いた強大な力>>140 により感覚が閉じてしまった。]
しまった…!
カリュクス、そなたも気づいておるな…?
[部下に抱きしめられ>>137 自分からも部下に抱きつきながら干渉して来ている何者かについて確認するよう見上げた。]
(145) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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|
――――ッッ!!
[一瞬の事だったが、覚えのある気配に身が凍りつく。 その場に尻餅をつきそうになったのを、すんでのところで踏ん張った。 居る、すぐ近くに。 いや、近くなんてレベルじゃない。 奴はもう”そこ”まで来ている。 羽織った布をぎゅっと握り締め、静かに後ずさる。 頭の中には一つの単語が繰り返し。
どうする。 どうする。 どうする。 どうする!!]
(146) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[そばにあるのは闇。 触れる闇に違和感を覚えられるのは、チカラが身についた証か。]
(僕を探るのは、ダレ…?)
[先ほどの影渡りのものか。
――それとも、機関のものか。
機関。 何者なのか、何が目的であったのか それすらもわからぬままにそう呼んでいるだけの者たち。 ドナルドに出逢う遙か以前、マーゴが生まれ 恐れ故に拘束されていた、閉鎖的だった村が襲撃された。
闇に沈み込みそれを受け流した自分が覚えているのは 見えぬはずのこちらをまっすぐ見つめてニヤリと笑った、男。
それ以来は何もなく、忘れかけていたものの。 ぞくりとした感覚と共に、思い出した。]
(147) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[酒瓶を1つあければ満足そうに笑う。]
あーはっはっはっ!!! らっくしょう!!ホント、よぇーなぁ!!
[腕で口元の酒を拭うと手下に2本目を要求した。 それを笑顔で受け取るとそのまま己の船の帆を見上げる。
海賊船『マリアントジョイフル号』。 その象徴≪スピリッツ≫たる海賊旗が風にはためく。 手下は全部で6人という少数精鋭ながら。 東洋の海たるレ・ファラレスト海のトップに君臨しようとしている。 その船長たるは。]
プリシラ・ハル・グレイ様にかかればぁ!! この世の海なんてあっという間にアタシたちのもんよ!!
[酒を飲みつつ笑った。]
(148) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 02時頃
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ふむ…気付かれたか…。
[一度だけ考え込む。]
あの娘は…未だ力不足…だが…。
[そう呟いて小さな手帳を一冊取り出す。 そのなかからあるページを開く。]
ふむ、これだな。 発動せよ、転移の魔眼。我が身は空間を隔てる壁を超越する。
[次の瞬間、魔眼は二人の前へと彼を送る。 続く言葉は、子どもに向けてのもの。]
あの娘に与えた力…娘ではまだ我が渇きを潤せないだろうが、貴様なら多少は潤せるだろう?
[空間の先で捕まえた一本の剣の切っ先を子どもに向けた。]
(149) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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うーん…。 お客様と店番、かな。
[不躾な視線にもGreenとRedの硝子眼は透き通るまま、何も映さない。 造り物めいた笑顔のまま首を傾げかけ、笑顔が消える。
一瞬だけ解放される気>>139。 店からはまだそう離れていない。 それ以上に、領域《ベネット》の近くで放たれた其れに気付かない筈が無い。]
……ごめんね。
[謝罪を一つ。 その瞬間、地を蹴った店主の体は瞬くほどの一瞬のうちに距離を詰める。 店の前に居た男に躊躇も無く、アタッシュケースで殴りかかった。]
(150) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[炎のような深紅の髪に、女にしては高い身長。 拳使いには不釣合いのボウガンを腰に下げていた。 その女の笑いが突然やむ。 手下たちが何かに気付いたようにざわざわと騒ぎ出した。]
ああっ?! 何か見えたって…はぁ…っ?! あ、ちょ、まっ、おまっ!!!! くそ、今、まだっ、ぐぅううっ!!
[女が額を抑えると、その姿がどんどんと変わっていく。 炎のように赤かった髪は、海のような真っ青な色に――。]
(151) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 02時頃
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[中の気配が一瞬止まったことを察知してニタリとする。 もし出てくるなら真正面になる位置へ立ち止まったまま。]
どうした? 出てきてもいいんだよォ? 俺様は今はお前を捕まえる気はないからな。
あー、ウソじゃあない。
[念を押すがそれをターゲットは信じるだろうか?]
今のうちに自由を謳歌しておくんだな。 ただし、お前の後ろには俺様が居るってことを― 忘れんなよ。
時が来たら、お家へ帰ってもらわにゃならないんでな。
[傍からみればただの独り言。 しかしそれは間違いなく店の中へと向けられている。]
(152) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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博徒 プリシラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(博徒 プリシラは村を出ました)
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[過去を一時追いやり、主の言葉に返事を。]
…ん。……は、い。 ぬしさま。
[肩から零れる白銀に 自分が変わったのだとはっきり自覚していたものの ようやく出せた声は変わらないのだなとぼんやり思う。
しっかり身を寄せた主を確認し。]
(これは…僕に、ついて、いる。 移動しても…さけられない。)
(153) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[意識を尖らせる。 自分の情報を送り届けているであろう、細い細い線を 慎重に探り出し…そして、つかんだ。]
(このまま、逆に辿ってやる…!)
[>>149そう意気込んだ瞬間、眼前へ転移する人影。]
………っ!!
[息をのむが、そのまま睨み据えた。]
(154) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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―レ・ファラレスト海―
[顔を上げればそこに立っていたのは青い髪の男。]
酒気持ち悪…。ああ、ども、久しぶり。
[手下に手を振る。]
世界を崩れちゃったら全世界の海掌握とか不可能だし。なんとかしてあげようってのに…。 この、ラルフ・アキ・ブレイズがね。
[そのまま、手下に告げた。]
あ、警察には見つかってないよな? プリシラが暴れたせいでやりにくいったらありゃしない。 とりあえず、あそこ行くからあそこ。 メトロポリスシティ:ザイルスに行くから。 ん?見えた感じ、そこいけーって。
[見えるヴィジョンは高層ビルに時計塔。]
(155) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[―が。 急に来る殺気に地面を一つ蹴った。]
――っ!!
[振りかざされたアタッシュケースが宙を切るのを眼下に見て、 相手から間合いを取って着地した。]
感動のご対面に水を差すのは感心しねえなあ。 ずいぶんなご挨拶じゃねえのよ。
[薄ら笑いで相手を―GreenとRedのオッドアイを見た。]
(156) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[>>136獣の耳をした青年にかろうじて上げた瞳は―――翡翠を薄めた氷色
―――" "
警鐘《SYREN》は内なる声をかき消すが、声帯を震わせ零れ落ちるものまで封ぜはせず]
あ、ぐ… ああ、お前… お前、”異界”の屍人の傀儡なのか
嗚呼、金色の闇、良く似合うな
(157) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[ほんの僅か、冷えたような表情で笑い、その頬を撫でる指は氷のように冷たい氷と死の気配 >>138 名を呼ぶもう一方には、忌々しそうな視線を投げて]
"Michelle"か ああ、そうだ。忌々しい炎司りし異教の使徒 今は、な。
……っ うん、アタシは、” ”じゃない…ミッシェル…だ
[言うと、徐々に瞳は翡翠を取り戻し 其のまま崩れ落ちる。 凍てつく光は其れと共に消え、凍結の傷痕だけを残し、女は気を失った。**]
(158) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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[手下から船はどうします?と聞かれる。]
船?うーん、目立つと警察にみつかるけど。 派手に登場してぇし、いいんじゃね? 離海して、時計塔の辺りにつければ派手じゃん。 お前"ら"もその方が好きだろ?
[己の相棒であるボウガンを愛しそうに見つめていった。 お前らの中には己の中にある赤い髪の女も含まれていた。]
あばれっぞ、てめぇら。 なんとかなんだろ、世界とか。 オレらのもん同然だし。 じゃあ、面舵いっぱい。
[船が目指すのは*運命の先。*]
(159) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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怖がるな、娘。 弱者に噛み付くほど、私は飢えていない。
[正確に言えば、弱者に噛み付いても渇きが潤わないことを知っているだけ。]
私は、より強き者と戯れたいだけだ。 受け入れてくれるだろう?
[歪な笑顔は、より性悪に、子どもへと視線を落とす。]
(160) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 02時頃
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[店内へかけられる声。 羽織を握る手が震える。]
――――…!
[どうやって逃げるかばかり考えていた所に届いたのは、今は捕まえる気は無いという言葉。 俄かに信じられる言葉ではない。 警戒を解かぬまま、相手の話に耳を傾ける。 そして話が終わってから暫くして。 ぽつ、とトニーは口を開いた。]
おれ…は、かえらない。 おれは、いやだ! おまえら、言う、研究所《うち》、かえらない!
おれは、おまえら、いいなりならない!!
[力の限りに拒絶を叫ぶ。 ドアの向こうの空気が変わった>>150のはその直後だった。**]
(161) 2010/09/14(Tue) 02時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 02時半頃
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[空ぶったアタッシュケースは勢いのまま振り抜き。 くるりと一回転して着地する。 男の薄ら笑いに返すのは、常の何処か眠たげな薄い笑み。]
――其処は『ベネット』の場所なんだ。 勝手を許すと、僕怒られるから。 それに、感動の再会なのに。 トニー様は怖がっているみたいだし。 ダメだよ、そんなの。
[オッドアイは笑わない。 店内のトニーの様子は離れていようと手に取るように分かる。 商品達はさわさわとトニーを宥めるよう騒ぐ。]
(162) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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そなたは気配の……!! …狙いは余か… そなたもあやつらと同じ輩か!
そなたらのような者どもに与えるものなど欠片たりともありわせぬわ、愚か者め!!
[いきなり目の前へと現れた者>>149 を忌々しそうに睨みつけ、己に向けられる剣に臆することなく怒鳴りつける。]
何を馬鹿なことを…! 余に必要な者も余の恩恵を受けれる者も契約者のみだ!!
下がれ!
[部下に抱きつく力を強めながらも瞳は侵入者を厳しく睨みつけている。 歪んだ笑顔>>160 に過去から己の恩恵を得ようと群がってくる者たちを思い出し嫌悪を抱きながらはっきりと拒絶の言葉を発した。]
(163) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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お前さんがなんと言おうと、俺様には関係ないの。 そんなこと、たぁっぷり知ってるじゃないの。
[目の前の相手に警戒をしながらも店の中>>161へと話かける。 それも、めいっぱいの拒絶に心の底から嬉しそうな顔をしながら。]
抵抗すればするほど―面白くなる。
[くふふ、肩をゆらした。]
(164) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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行ってらっしゃーい。
[ひらりと手を振り、地を蹴り向かう先に視線を送る。 開放された"気"にも、その所作にも笑みを崩さず。]
お褒め頂きありがとう。 今は、繋がる先の無い人形だけどね。
――……"Michelle"。"良い"名だね。 …お、っと。
[>>157紡がれる言葉に礼を言う。徐々に変わる瞳の色に魅入られて。 崩れ落ちる身体は、地に落ちる前に受け止めた。]
(165) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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そうだな。別に娘を見張っていたのは、この時代の情報がほしかっただけさ。
少しでも強者と戯れたいだけさ。
[しかし、話を聞く限り、そして、様子を見る限り]
だが…お前…もしかして弱いのか…?
(166) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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[くるりと回るアタッシュケースにぴゅうと口笛を吹く。 店の中へ気を向ければことのほか嬉しそうな表情も、 笑わぬオッドアイを見たなら、またただの薄ら笑いに戻った。]
怖がってる? ああ、お前さんにはそう言う風に見えるのか。 俺様には再会の感動で打ち震えているように見える。 これがダメなもんか。
ベネット、ってのはその店の主かなんかか? 後で、あいつを匿ってくれたことの礼を言わなきゃならないな。
[おどけるように両肩をすくめて、それから。]
トニー、様だぁ??
[おどけたつもりですくめた肩を、本気ですくめて首を傾げた。]
(167) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 02時半頃
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カリュクスは余の部下、余の契約者 そのようなくだらないことなどに利用などするな!
…? 何を言っておる、そなた??
[部下を利用されていることに怒りながらも不思議な事を聞かれきょとんとする。 目の前の者は何故そのような当然のことを聞いてくるのかわからずこてりと首を傾げ]
そなたが欲しているのは余の力… 恩恵なのだろう?
(168) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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りょーかい。
[帰らない。 トニーの男への返答>>161を、命令と判断する。 対価の払われていない、"仮"売買契約の段階とはいえ『ベネット』の許した主に違いは無い。]
……そうは見えないなあ。 いやだ、って言っているし。
[口調は常と変わらぬ暢気さで、肩を竦める男を見遣る。]
『ベネット』の手違いか、気紛れか。 僕はトニー様に売られる事になったから。
意向には沿いたいんだ。
[にこりと笑うと同時、アタッシュケースを男に横殴りで振り抜く。 其れを避けられ、店の扉の前のスペースが開けば。 扉の前に門番の様に立ち、それ以上の侵入を拒み、GreenとRedの両眼で*睨みつける。*]
(169) 2010/09/14(Tue) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 03時頃
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[酷く勘違いしたようで、頭を軽く抱えた。]
契約だか、恩恵だか知らないが、そんなものはいらん。 これ以上強くなっても、相手がいないのでは……。
[永遠の牢獄…自らの生をそう呼ぶ。 渇きが潤う事は一度も無く、ただ破壊だけを尽くした事もあった。 それでも、己は常に一人。決して渇きは潤わなかった。 その心に残るのは絶望だけだった。]
私が欲するのは…ただ、渇きを潤してくれる者だけ…。 …勘違いだったようだな。
[やはり、渇きを潤せる事など出来ない。 それがはっきりと分かった瞬間、絶望に包まれたようだった。]
娘から得られる情報はもうなさそうだ…呪縛は解いておく。 ……邪魔…したな…。
[そう告げると、再び魔眼を開く。]
(170) 2010/09/14(Tue) 03時頃
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|
[横に抱いたまま、ちらりと"店番"の方を見る。 まだ取り込み中のようなのを見れば、女性を横抱きにして。]
――……ん。あそこが良いか。
[ぐるり、見渡し見つけた、廃屋。 その中に運び込んで。
傍らに置いた自身のトランク、 小ぶりなそれの口を、僅かに開け。
中からひらりと出てきたのは、明らかにその鞄よりも 容積の大きな二枚の毛布と枕。]
おやすみ、レディ<<氷の姫>>。
束の間の――本当に、少しの間。良い夢を。
[毛布と枕で包むようにし、床に寝かせる。 呟いて、軽く一度、頭を撫でた。]
(171) 2010/09/14(Tue) 03時頃
|
|
[そうして、ぱくりとトランクを閉じる。 いつの間にか変わっていたカードの柄は――……ダイヤのA"宿りし者"。
立ち上がり、背を向けて。
そうして、"外"で光>>126を感じる。 高い、高いところから発する光。
眉を潜め、仰ぎ見る。]
希望の光、かな。ボクには余り―…"良い"心地は、しない。
(172) 2010/09/14(Tue) 03時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 03時頃
ミケは、鞄から、ばさりと白い大きな布を取り出した。
2010/09/14(Tue) 03時頃
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[頭を抱える相手を訝しげに見る。]
勘違いとな? 余の部下を利用したのは大いに癪に障るが変わったやつじゃな。
[余の力、恩恵を欲して群がる者らはあれどこうもいらぬという者は珍しい… と、ゆうより初めて見たの。 渇きとは何のことであろうか?
余には関係のないことか。 余には余の、こやつにはこやつの事情があるだろうしな。]
…力の強き者を望むなら余に群がる者どもの方がよほど強く、しつこいぞ。 やつらはより強い力を望み、求めている者どもじゃからな。
[聞こえているかは分からないが己の知る強くしつこい者どものことをややうんざりしたように口にした。]
(173) 2010/09/14(Tue) 03時頃
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|
はあん、モノは取り様って言うじゃないの。
[眠たそうとも思える薄い笑みに向かって言いながら 一度店の方を見る。]
あいつに、売られた?
[前に立つ男の言葉に、店から男へと目を向けて、 初めてにこりと笑むオッドアイに気を取られた。]
よおおっととと。あっぶないねえ。 もうちょっと余裕っつーものを持とうぜ。
[振られる鈍器《アタッシュケース》を身体をスウェイさせてギリギリでかわし、数歩後ずさった。 店と己の間に立つ相手を興味深そうにじっと見て、やがてニタリとする。]
今日のところはトニー様にほんのご挨拶だ。 いずれ、お迎えに上がりますって、伝えておいてくれ。
[くつくつと、楽しげな笑みを残してその場を立ち去った。]
(174) 2010/09/14(Tue) 03時頃
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―時計塔―
[トランクから取り出した布。ばさりと被れば、 次の瞬間その姿は時計塔の一番上に。 脳裏に浮かぶのは、先ほど軽くすれ違ったり、 会話をした者達の事。]
――……嗚呼。本当に、面白いShow<<運命>>が繰り広げられそうだ。 こんな時に……"我が王"は、どこに行ってしまったのだろう。
[カード<<運命>>が囁き暗示する崩壊<<未来>>が楽しみでならないという風に呟いて。 探し物をするように、高い、高いところから、 下を、目線の同じ建物をぐるりと見回す。]
(175) 2010/09/14(Tue) 03時半頃
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[強者が群がる。と、その言葉に一度立ち止まり、振り返った。]
……ふむ…どの程度の強さか知らんが……。 だが、当ても無く彷徨うよりは…。
[しかし、所詮は人間程度の強さ。 始祖であるその身を破るほどとは思えなかったが…。 なにやらぶつぶつと呟きながら、深く考え込む。 やがて、結論に至ったらしく、軽く首を振った。]
お前らの傍にいれば強敵と戦える可能性がある。 だが、私は誰かの下につくことも、誰かと行動をする事もしない。一人でいる方が楽だからな。 足手まといなど…邪魔なだけだ。足枷も含めてな…。
[未だ、本来の力を戻していない以上、それは足枷。]
邪魔したな…。
[そう告げると、もう一度コートを翻し、背を向けた。 二人が何も言わなければ、魔眼の力で再び倉庫へと*戻る*]
(176) 2010/09/14(Tue) 03時半頃
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――……ボクのつけた傷如きで"無くなる<<死ぬ>>"ような人じゃないしなぁ。
[それは、"マレリウスの夜"が起こった頃の話。 酷い傷を負わせた事で、"我が王<<マスター>>"が 研究所《ドック》に捕らえられた事、知ってか知らずか。
残念そうに、けれど可笑しそうに。
時計塔の上で風を受け、 見下ろす顔には笑みを湛えたまま。**]
(177) 2010/09/14(Tue) 03時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 03時半頃
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カリュクス!
[部下の名を呼び両手を上げる。 部下に抱きあげてもらえれば満足そうに笑うだろう。]
余とて契約者以外が余の側にいられると邪魔だ。
……。 そなたが満足するかは知らぬが会えるであろうな。 余の恩恵を狙う者は多くしつこく、余の恩恵あるゆえに追手は手強い者どもだからの。
そなたは強き力を持つ者、戦いの気配ぐらいわかろう?
[背を向けた相手に確信めいた言葉を投げかけると部下に先に進むよう*促した*]
(178) 2010/09/14(Tue) 04時頃
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―裏通りの公園―
[骨董屋を後にしてたどり着いたのは裏通りにある小さな公園。 申し訳程度の子供用の遊具―だが、「危険・使用禁止」の札がかかっている―の上に横たわった。]
ふあああぁぁんだあいつは。
[欠伸を一つした後の表情は不機嫌そのもの。 くわえた煙草の煙が立ち上るのを眺めて、]
いけすかねえなあ。 あんな《VISION》といい、妙なヤツといい…。
[手を頭の下で組んで、腹から息が出るままに口にした。]
(179) 2010/09/14(Tue) 04時頃
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[目を閉じれば未だにありありと浮かぶ光景。 未来《セカイ》の終焉とも取れるそれは―。]
……――。
[煙を吐いたところで、ポケットから呼び出し音が聞こえる。 手を伸ばして、遮断ボタンを押す。]
俺様、今はそーゆー気分じゃねえのよ。
[不機嫌そうに顔を歪め、端末をポケットに戻し、目を閉じる。 ふと思い出したのは、昔、崩壊寸前まで追いやったある村のこと。 結局目的の少女を捕らえることはできなかったが、存在は把握していた。 向けた視線を捕らえた時の表情は多少は慄いていたか。 その表情を思い出して、くつりと笑んだ。]
(180) 2010/09/14(Tue) 04時頃
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[その代わりとなる力を手に入れようとして起きたのが―マレリウスの夜だ。 あの時己が捕らえた第一世代は自尊心の高さゆえに自ら命を絶った。 捕らえたモノのその後には興味がないので多くを聞く事はなかったが、 その吸血鬼だけは聞き及んでいた。 己の自尊心の高さ故、自ら死を選んだのだと。 しかしその亡骸は余すところなく研究に使われた、とも。]
……――。
[不機嫌そうな顔のまま、煙を吐く。 聞いていい気のする話ではなかったから覚えていたのかも*知れない。*]
(181) 2010/09/14(Tue) 04時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 04時頃
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― 時計塔 ―
こんばんは、奇術師さん
[突然の来訪者(>>175)に少女は驚くこともなくころころと笑いながら声をかけた]
(182) 2010/09/14(Tue) 08時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 08時頃
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――神を、作るのだ。
(183) 2010/09/14(Tue) 08時頃
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[>>165”良い”名――― 男の言葉は手放す直前の朦朧とした意識の中で聴こえたが、受け止められた事には気付かぬまま。 >>171廃屋に横たえられ、ご丁寧に毛布と枕を用意され、束の間の休眠に落ちる《氷の姫》と呼ばれた女。 その頬は、先程の青ざめた色から血色を取り戻していた。
金糸に軽く触れる手の甲に、ひらり、一枚の氷華が幻のように落ちて溶け染みるように消えた
それから、数刻。 目覚めると、緩く首を振って、辺りを見回した後、廃屋の窓から空を睨みつけた]
(184) 2010/09/14(Tue) 09時頃
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…そういう、事かよ。 ふふっ、はは…
[片手で額を抑えると、どこか疲れたような笑いを零す。]
―――アタシのいた施設は研究所《ドック》の表向きの姿、か 偽りの記憶の移植までしやがって、ご丁寧なこった。
[全てを悟る。 引き取られた事実などない―――己は研究所で生みだされたのだから
すっと立ち上がると、両手を掬うように仰向けると、 右手には使徒Michelle《ミカエル》―”生”維持する金色の”炎華”]
使徒を再生したの身体に―――
[左手には、Hel《ヘル》―”死”誘う蒼銀の”氷華”] 異教の女神を入れ込んだ―――真逆属性で暴走を抑えたつもりが、この結果(ザマ)か。
(185) 2010/09/14(Tue) 09時頃
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――― 神魔融合計画《プロジェクト・レリージョン・ユニゾン》。
[ リィィイイ… ィィィィィイ
警鐘《SIREN》は今度は頭の中ではなく、世界に鳴り響く 其れは力あるものにしか聞こえない]
特異点《ターニングポイント》は、目前。 未来《vision》を流しているのは―――予言者Yolanda、お前か!
(186) 2010/09/14(Tue) 09時半頃
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[『予言者Yolanda』それは矢張り研究所で生み出された、先見の力に長けた己と同様に造られた存在]
ヨーラ、お前。どうにかしろってのか、アレを。
[ぱん! 両手を合わせてゆるり開く
其処に在るのは常の”凍てつく焔”]
アタシは”ミカエル”でも”ヘル”でもねぇし。 研究所《ドック》の連中の目論見なんか知るかよ
[記憶操作で大人しく手元に居させた己が反抗の意を示せば研究所《ドック》の連中は黙ってはいないかもしれない。 だが、そんな事構うものかと]
っと、毛布掛けてくれたのは…あー、あいつか? 礼位言わないとな。
[ぽりぽりと頬を掻き、染みた氷華が彼に痕をつけた事を忘れ、どうしたものかと首を傾げた**]
(187) 2010/09/14(Tue) 09時半頃
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もう夜明けだから、こんばんは、は変かな?
ここ、見晴らしがいいでしょう。街《ノルン》だけでなく、世界が全部見える。
[そう言って少女は遠くを見る眼差しをする。 緩やかな風に吹かれて、鈴がチリチリと鳴った**]
(188) 2010/09/14(Tue) 10時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 11時頃
小僧 カルヴィンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小僧 カルヴィンは村を出ました)
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そうだな…。 戦いの気配が分からない程の弱者のつもりは無い。
[そのまま、空を見て、静かに眼を閉じた。]
(189) 2010/09/14(Tue) 11時頃
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[もとより交渉事は不得手であるし、主の領分。 警戒の糸を張り巡らせたまま、黙って場を見守る。
>>160 違う。恐ろしいのは―]
(ぬしさまを、喪うこと)
[彼にとっては、弱者だと。 わかっていたからこそ、主より恩恵を頂いたのだ。 肉体的には無防備な彼の方をより助けるために―]
(…え?)
…強き者…?
[断固とした口調で抗弁する主をかばいながら 疑問符が口から漏れる。 目の前の何者かの目的が、強者との戦いであるのなら]
(それは今ここでは、叶わない)
(190) 2010/09/14(Tue) 11時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 11時頃
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[部下は己だけではないけれど、心根で絞るゆえに 総数が多いわけでもなく。
完全に戦闘特化の脳筋たちの一部は… 先日、特訓と称して 周辺を巻き込んで暴れ回った挙げ句に現在行動不能だ。]
(ほんとうに、莫迦ばっかり)
[根は悪い奴らではないとわかっていても タイミングも最悪で、ため息が出そうになる。 任を受けて出ているものもいる。
しかし、彼らがいたとてこの存在に勝てるかと言えば ―わからない。]
(191) 2010/09/14(Tue) 11時頃
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[>>170 渇き。 彼がそう表現するそれは、おそらくは 異端の孤独ではないだろうか。 自分でさえ持たぬ人々の間にあるときはそうだった。
確信のないことだし口にはしないけれど、それは]
(さみしい)
[>>178 新しい名を呼ばれ、はっと感傷から覚めた。 主の求めるままに抱き上げ 堅くなりすぎた精神をその温もりと笑顔で解す。
事の収束していく様子を見て取り 立ち去る後ろ姿に、一度だけ声をかけた。]
貴方ほどの力の持ち主なら、見てるんだろう、けど。 終わりの始まりが、近づいてる。
退屈はきっと、そう続かないよ。
(192) 2010/09/14(Tue) 11時半頃
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ん。…いこう。……き、ましょう。
[促されるままに、足を進める。
向かう先は、街<<ノルン>>の力の集う場所。 高いビルが並べども、街のどこからも確実に見える其処の名は
時計塔<<グランド・ソロール>>。]
(193) 2010/09/14(Tue) 11時半頃
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…お前につけていた呪縛で覗いている。 未来の崩壊…という奴か。
…その退屈が続くのならば、犯人は私かも知れんな?
[口元を歪めて笑うと、視線を一度戻す。]
まあ、私は私の渇きさえ潤えばそれでいい…。 いかに強者を倒しても叶わぬのなら、あるいは…。
[不意に静かな溜息を零し、二人が出て行くのを見送った。]
転移の魔眼よ……。
[呟き、開いた魔眼は、その身を倉庫へと戻した。]
(194) 2010/09/14(Tue) 11時半頃
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―狂科学者の研究所《クレイジー・ラボ》―
[怪しげな研究所の一室に男が1人佇んでいる。 周りには沢山の円柱型の水槽。 その中には人の形をしたものが沢山いた。 そして中心に一際大きい水槽。 そこには男とまったく同じ姿をした 幾分か幼くは見えるが、見た目も雰囲気もすべて男と同一のものがいた]
type-A《Alice》もtype-B《Bruno》も type-C《Colleen》もこれもそれもあれもどれも失敗作であった!!
やはり神を作るには私自身の分身でしか駄目なのだ!!
私の分身!!
私自身!!
このtype-S《Silas》こそが神になるべき器なのだ!!
(195) 2010/09/14(Tue) 12時頃
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私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は神を作る私は
(196) 2010/09/14(Tue) 12時頃
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[ぶつぶつと同じ事を呟きながら男は中心の水槽に備え付けられているスイッチを押した。 水槽は半分に割れ、中から水――厳密には水《H2O》ではにのだが――が流れ出る]
さあ!!
目覚めよ我が分身!!
私の子供であり私自身よ!!
そなたが神となるのだ!!!!!!!
(197) 2010/09/14(Tue) 12時半頃
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[奇術師は少女に何か声をかけただろうか。彼女は微笑みを絶やさず、歌うように]
ここはあたしの特等席、時計塔<<グランド・ソロール>>。 世界の全てが見える場所。 そう、過去も未来も、崩壊も進化も。全て。
[少女は大時計を愛しげに撫でて問う]
奇術師さんの探しものは、なあに?
[次なる来訪者が現れれば、そちらも笑顔で迎えるだろう]
(198) 2010/09/14(Tue) 13時頃
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[ひょいと振りぬいたアタッシュケースを担ぎ上げる。 異色の両眼は眠たげに、緊張感無くも男を睨め付ける。]
うん、半分事故だけどね。 名前は付けられちゃったけど、正式に貰ったわけではないし。 また"売られる約束"の段階かな。
僕に余裕無いように見えるの? ――うん、伝えはするけど。 嫌だって言ったら渡さないから。
[瞳が笑わぬ事を除けばいかにも無邪気そうに、こてりと首を傾け。 立ち去る男の姿を見えなくなるまで見送った。]
(199) 2010/09/14(Tue) 13時半頃
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―骨董屋『ベネット』―
いっちゃったみたいだよ。 今日は挨拶だけどまた迎えに来るってさ。
[何事も無かったかのように店内へと戻る。 まだ其処に居たであろうトニーに声を掛けて。]
あーあ、疲れた。お散歩おしまい。
[店を出てすぐに取って返したので3メートルも歩いては居ないがそんな事を言って、定位置であるソファにごろりと身を横たえる。]
何かあったら起こしていいから。 君の本名と一緒に『『十三番目《thirteenth》』に名を与える』って言って。 僕に付けてくれた名前呼んでくれれば何処でも行くよ。
[こぽり ふわり 良心的な商売などする気のない店番は"売買契約"詳細を説明する気など無く、只、方法だけを伝える。 店内に充満するのは脳髄を痺れさせるように甘い、あまい香り。 GreenとRedの硝子眼は曇り、ゆっくりと閉ざされる。*]
(200) 2010/09/14(Tue) 13時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 13時半頃
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―時計塔―
[氷華の落ちた>>184右手を見遣る。 手袋の存在を意に介さぬように染み込むように解けた華は、 手の甲に花弁の形の紅い痣をつけていた。
そ、と舐める様に口をつけ。その力《残り香》に、 琥珀と湖水の色をした眼をすうと細める。]
――……嗚呼。成る程。
[そこから感じたのは、"我が王"の。 ――……”死”誘う蒼銀の”氷華”、 そうして、"死の王"Hel《ヘル》の力の細波。
自身の身に落ちてようやく解る程の、微細な残り香。]
(201) 2010/09/14(Tue) 14時頃
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そうか……それは、残念だ。 折角、面白いと思ったのにね。
とても――……、とてもガッカリしたよ。"我が王《Un jouet》"
[眷族にして、"支配を統べる"青年は。 従っていた者の力から、その最期を識る。 けれど哀しむ事も無く、湖水を更に冷ややかに。]
Au revoir また"魂"が目覚めたら逢いましょう。
[呟きには、何の感慨も浮かばない。]
(202) 2010/09/14(Tue) 14時頃
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[くるり。滑るように現れたカードが"空"から降りる。
"ハートのA《従う者》"をが描かれていたそれは ひらりと翻って。 新たにそこに描かれたのは――……
"Joker《有益にして有害》" 何者でもあり、何者でも無い者。]
(203) 2010/09/14(Tue) 14時頃
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やあ、可憐なお嬢さん。お邪魔してしまったかな。 ――……嗚呼。
[>>182声をかけられ、笑顔を返す。 呟き漏れたのも気にせずに、遠くを見る眼<<まなざし>>を追う。 溜息のような、簡単のような声が漏れた。]
素晴らしいね。 街《ノルン》も、世界《ル・モンド》も ――……過去《はじまり》も、未来《おわり》も。 統べる、全て。
風の歌姫《ディーバ》の囁きも在るとなれば、また格別だ。
[ころころ笑う、歌うように語る声。笑顔に心地よさそうに。]
(204) 2010/09/14(Tue) 14時頃
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探し物かぁ。
[ぐ、と宙のカードを掴む。 ついと前に差し出すと、それは白いマーガレットの花に。]
さっきまでは、"我が王"を探していたのだけれどね。 もう、探さなくても良くなったから。
今は。
――……未来<<オワリ>>でも、 探してみようか。
[拒まれなければ、花を少女の髪に飾って。 近付く気配に、振り返った。**]
(205) 2010/09/14(Tue) 14時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 14時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 14時半頃
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―時計塔<<グランド・ソロール>>―
[愛しげに大時計を撫でる少女に、倣うように時計に触れる。
ボーン、と一度。時計が鳴った。]
[近付いてくるのは、先程の光<<良く無い>>の気配>>172と。 もう一つ、懐かしい。]
未来与えし子《アーシストチャイルド》。 ――……久しぶりだね。元気だったかい?
[問うも、その表情は僅かに忌わしさを湛えていた。**]
(206) 2010/09/14(Tue) 14時半頃
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[さてどんな姿だったか。 金と蒼のオッドアイ。獣耳に、白金の髪。 ふと引っかかる、記憶の欠片]
…―――あ、女王サマの眷属?
[”女王サマ”と他人ごとのように称した内に眠るHelの波動との微かな繋がりに気がついた。 染みた氷華が、彼の所在を伝えてはいたが]
…昔のことだろ。 それに、わざわざ言いに行かなくても、そのうち、会う気がすっし。
[一度だけ、手の甲―――彼の手に落ちた氷華と同じ位置を指先でくるりとなぞれば、矢張りそれは氷の波動を伝え、相手の手指を僅か痺れさせただろうか。 戯れに試しただけの其れに、ふうん、と息をつくと、直ぐに興味を逸らす。 毛布を綺麗に畳、部屋の隅へと枕と共に置くき、廃墟を後にする。]
つか、腹減ったぁー。
[其処は、骨董屋『ベネット』から程遠くない場所だった]
(207) 2010/09/14(Tue) 15時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 15時頃
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廃墟→骨董屋『ベネット』 [遠くないと分かれば、食事にありつける場所に寄らない手はない。 当たり前のように辿りついた店には、『close』の掛札。 初めて目にする其れに、目を瞬きつつも、平素のようにドアノブを押せば、それは簡単に開いた。
この店には、鍵などない。 入店の条件は、招かれるか、招かれないか、ただそれだけだ]
よう、ベネット。 腹減った。 ―――”其れ”に、準備させてくれね?
[ざわめく店内に、どこへともなくそう言うと、店内の椅子の一つに腰かけ。 ソファに身を横たえる、”店番”をじいと見つめ、首を傾げた]
(208) 2010/09/14(Tue) 15時頃
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[男がスイッチを押したその時、ふと外で雷鳴が轟いた]
うわぁっ!!!
[男は腰を抜かし押したスイッチの横にあるスイッチも押してしまう。 そのスイッチが押されると水槽に入っていた“もの”を繋いでいたカテーテルも一気に外れていく]
し、しまった……!!
[男は慌てて機械を色々と嬲るが時既に遅し。 男と同じ姿をしたそれは、ゆっくり目を見開いた]
(209) 2010/09/14(Tue) 15時頃
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[ゴポッ コポ 横たわる店番の体の周囲を紫煙が揺れ絡みつく。 其れは何処か退廃的な匂いをさせる。
リィィイイ… ィィィィィイ
響く耳障りな警鐘《SIREN》>>186 トニーは其処にまだ居たのか、居ないのか。 双眸は閉ざしたまま咥えたパイプで虚空を―――叩く。]
(210) 2010/09/14(Tue) 15時頃
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[―――……………〜
叩かれた位置から無音のまま空間を揺さぶる波が広がる。 窓から覗く外の景色は歪み、闇しか映さなくなる。 店内の位相をずらし、耳障りな警鐘《SIREN》も預言者の送る未来《VISION》からも一時的に切り離す。 元の場所と繋がるのは、出入り口の扉だけ。
――同時。 空間への干渉が、元々不安定であった世界《ル・モンド》へと多数の時空の歪を作り出す。 招かれし者《ミッシェル》が入店したのはその時。]
(211) 2010/09/14(Tue) 15時頃
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ふぅーっ……――。
[客を招き入れる言葉も愛想笑いも無く、瞳を閉ざし煙を吐き。 ソファの背をコツコツとパイプの銀で叩く。
ざわりと一際騒いだ店内。 部屋の暗がりからアンティークの人形が、まるで茶汲み人形の様に紅茶とパスタの乗った皿を持ってミッシェルへと差し出す。]
(212) 2010/09/14(Tue) 15時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 15時頃
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ありがと。
[アンティーク人形が用意した食事に手をつける。 思考を縛る枷が無くなった今、解るのは目の前の男が”ベネット”自身ではない、ということ 生き物のようにざわめく店内に、まるで何かの体内にいるかのようなザワついた錯覚を覚える]
…ん?何、お前、”売られる”の?
[”店番”のその瞳は、常とは違うGreenとRedのオッドアイ。 今日はつくづくオッドアイの男に縁のある日だ、などと嘯きつつ 赤に宿るXIII《忌み数》を視る。其れは、炎]
別に”アタシ”は、どうこう言う立場じゃねぇけどさ。 お前の真実がどうとか、知らないし。けどさ、
―――…”お前が何者かを思い出せ” ”忌を引き受けし者、Judah”
[”店番”に向かってMichelle(ミカエル)の紡ぐ”生”呼ぶ聲が店内を震わせる]
(213) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
|
|
―type-S《Silas》の記憶―
[水槽の中で目覚めたそれはゆっくりと目を開いた。 始めに瞳に映したものは自分と同じ姿をした男――最もtype-S《Silas》は自分が目の前の男と同じ姿をしているという事は知らない]
―――。
(214) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
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ここはどこ?
あたしはだれ?
(215) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
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|
[直ぐに、元の調子に戻り、くるくるとパスタをフォークに巻き付け、ミルクをたっぷり注いだ紅茶を啜る]
…別に。思い出さなくても、”アタシ”はかまわねーけど ”過去”と”現在”と”未来”は確かに一連だが、 ”同一”ではない。 アタシはアタシだし、お前もお前だ。 思う通りにすりゃあいい
[あっという間に食べ終わると、再びアンティーク人形が皿を下げにきてくれただろうか。紅茶のカップを傾ける]
(216) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
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|
―再び狂科学者Dr.Silasの視点―
なっ……!
[その“もの”の第1声を聴いた時、男は飛び上がって驚いた。 思考ルーチンの損傷――そんな言葉が男の脳裏に浮かび上がる。
根本的な姿形は男のクローンそのもの。 思考回路もそう変わらないだろう。
――性が逆転している以外は]
(217) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
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|
―時計塔《グランド・ソロール》―
…ついたようだな。
[眼前にそびえる時計塔《グランド・ソロール》 この場所こそが現況にて原因となるべきところ…
完全なる輪《エターナルチェイン》 ?おかしい、そろそろ兆し《トルメンタ・アルシオン》が出ても… 調和《バランス》を崩す者が紛れ込んでおる…!
そうか、あの時>>60 者か… あの力の違和感、もしやこの時空の者でないのか…!! まさか調和《バランス》を崩す者だったとは、忌々しい…]
(218) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
|
|
!
[なんだ、今の>>186 は…? あれはよくないものだな、だがどちらかというと…警告…か?]
そなた… 元気そうで何よりだな、Joker《有益にして有害》よ。 よくも余の前に姿を現せたものだな…!
しかしそなたも力ある者、この街《ノルン》に来るだろうとは思っておったがな…。
[時が近づいてきている大切な今、 己を忌わしそうに見る目の前の者>>206 に疎ましそうな視線を向けながらも返答し、苦々しそうに顔を*そむけた*]
(219) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
|
|
くそっ……! また失敗か!!
[男は大げさに頭を抱えて叫ぶ]
この私が!!
私自身で!!
失敗するなど!!
[その姿はどれほど滑稽に見えただろうか? 男と同じ姿形をするtype-S《Silas》はどう感じただろうか?
男は分身の様子には目もくれず、のたうち回るばかり]
(220) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
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|
[少しばかり印象の変わるミッシェルを、薄目を開き見つめる。 紫煙が視界を霞ませる。]
……そうみたい。 まあ、僕を縛るのが店で無くなるというだけ、だけどね。
[売られる事には、眠たげな微笑を浮かべ。]
Michelle(ミカエル) 其れは僕の嘗ての名かな。
[変わる声音にも微笑は変わらず。 GreenとRedの異眼《オッドアイ》は感情を映さず、ただ透き通る。]
(221) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
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|
"Judah"の名は知らないし、覚えても居ないけれど。 僕は死して契約により『ベネット』の十三番目《thirteenth》となったんだ。 …次の十四番目はたぶん"あの子"がなってしまうのかもしれないけど。
――まあ、君の言うように同一ではないね。 其れにたぶん、思い出すのは"良くない事"だ。
[食後の紅茶で飲むミッシェルを眺める赤の左眼。 其処では煌々と『XIII』の忌み数字が輝きを放っている。]
(222) 2010/09/14(Tue) 15時半頃
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|
―時計塔<<グランド・ソロール>>―
[主を通じて>>186を察知する。 響く其の真意を確認すべく、塔の天辺へ急いだ。 訪れた其処には先客が二人。
猫耳姿の奇術師は知らない相手だが、主の知り合いらしく あまり好い仲ではないらしいことも感じ取り 警戒の水準<<レベル>>を上げた。
二人の会話の邪魔をする気はないけれど その場にいるもう一人は。]
……ソフィア…?
[村襲撃の前日、牢にいたマーゴの前に現れたあの日と なにひとつ変わっていない―強いて言えば頭に花を飾っているが―その姿だった。]
(223) 2010/09/14(Tue) 16時頃
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―再びtype-S《Silas》の視点―
父上……?
[“それ”はゆっくりと男に向かって歩き出す]
ちち、うえ。
[この世界に生を受けて、初めて目覚め、それでも目の前の男が主人とわかると“それ”は愛しそうに男に近づいていった]
(224) 2010/09/14(Tue) 16時頃
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―Dr.Silasの視点―
うるさい!! 父と呼ぶな!!
[近づいてくる“それ”に向かい男は嫌悪感を顕に怒鳴る]
お前など子ではない!!
私は!! 神を!! 作りたかったのだ!!
お前など失敗作である!!
(225) 2010/09/14(Tue) 16時頃
|
|
[嘗ての名か、という問いには答えず。 ”死して成った”という契約に目を細め 思い出すのは”良くない事”というのに、ふうん、と息を漏らした]
何、お前―――”死んだ”と思っているのか。 …まあ、死んだとも言えるか。
うん、いーんじゃねぇの。傀儡でいることに何の不都合もねーなら特にアタシから言うことはねぇよ。 ごちそうさん、またな、『ベネット』と、…えーと、お前。
[違うモノと解ってしまえば、店番をどう呼んだものか悩み。 ユダの名前も受け入れる時ではないのなら、ただお前とだけ呼んで、”二者”へと挨拶を残し、再び店を後にした]
降る前に、そろそろ一度帰るか…
[自室のある研究所へと向かう。未だ、日常は壊れていない] 骨董屋『ベネット』→研究所《ドック》**
(226) 2010/09/14(Tue) 16時頃
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[思わせぶりなことを好きなように話して去っていった 彼女が何者かなんて知ることはできなくて。
…牢までどうやって現れ、去っていたのかを考えれば タダビトであるはずもなかったのだが。]
どうして、ソフィアがここに……? なにもかわって、ない……
(歳も、とっていない)
[警戒を続けながらも、驚きを隠せず 微笑んでいる少女を見つめた。**]
(227) 2010/09/14(Tue) 16時頃
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……ふむ?
[ふと男は何かを思いつき、首に手をやり考え込む]
そうだ、いい事を思いついたぞ。
さすが私!!
天才!!
私すごい!!
[そして男は“それ”に向かい言った]
(228) 2010/09/14(Tue) 16時頃
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お前は世界へと旅立ち神の器に相応しい人材を探すのだ。そうだそれがいい。世界は広い。この私でさえ世界に比べてちっぽけだなどと感じるくらいに。ああそうだ。世界は広い。きっと逸材が見つかるに違いない。神として相応しい器。私の作品に相応しい器。私の作品。私の作品。私の作品。私の財産。いや私だけのではない。神を作ればきっと世界の財産になる。そうすれば私の力が認められるに違いない。きっとそうに違いない。私は世界に認められるのだ。そうなるためには神を作るための材料が必要なのだ。そのためにお前の力が必要なのであるぞ私の作品type-S《Silas》よ。type-S《Silas》。お前は私の代わりに世界へと旅立ち神の器となるものと探すがよい。あわよくばお前自身を磨き神の側近となる力を身につけるがいい。ああなんて名なのだろうか。やっぱり私は天才に違いない。私最高。私すごい。
よし、さっそく行って来るがよい。
(229) 2010/09/14(Tue) 16時頃
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―type-S《Silas》の視点―
わかりました、父上。
[返事はひとつ。 “それ”は男に向かって深く頷くと、研究所から去って行った]
(230) 2010/09/14(Tue) 16時頃
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― 倉庫内 ― [何かを…大切な何かを忘れている気がする…。]
『生きていたいって、そう思うことがおかしいですか!?』
(お前達人間は、遅かれ早かれ死ぬのだろう?)
『もっと…命を大切にしてあげてください。』
[誰との会話だったのか…。 それは今も思い出せることなく…。]
眠りに着く前…何があったのだろうか…。 思い出せぬ…。
……・・・ ・ ・ ・ 渇く・・・ 私の渇きは・・・いつ……。
[頭を一つ振り、倉庫の外へと出る。]
(231) 2010/09/14(Tue) 16時半頃
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―Dr.Silasの視点―
待て待て待て待て待て!!
[男は慌てて“それ”を追いかける。 “それ”は水槽から出たばかりの姿――生まれたままの姿――すなわち、全裸だったのだ]
これを着ていくがよい。
[男は自分が今着ている物を脱ぎ、“それ”に手渡した。 “それ”はすぐにその服を着ると、今度はちゃんと研究所から出て行く]
ふっふっふ。 私の分身!! 私の子よ!! 神の器を見つけてくるが良い!!
はーっ はっはっはっはっは!!!!!!
[研究所に全裸の男の高笑いが響いた**]
(232) 2010/09/14(Tue) 16時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 16時半頃
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……死んだと思っている?
[ちりりと眼球の奥で炎の揺れるような感覚。 何か大事な事を思い出しそうなそんな―――。
硝子眼を曇らせ、無意識にパイプを吸う。 香るのは脳髄を痺れさせ、思考を奪う甘い誘惑。]
……うん、そういう"契約"だからね。
ふふ、今の僕には違う名前が在るけどね。 またね。ミッシェルさんならいつでも歓迎するから。
[感情乗せぬ硝子の煌めきはそこに戻る。 ゆるりと手を振り見送れば、再び店内に"お客"の姿がなくなる。 色違いの目はぼんやり暗い天井を見上げ、再び閉ざされた。*]
(233) 2010/09/14(Tue) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 17時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 17時頃
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―それは恐らく訪問者の在る丁度その頃―
[警告音が響く>>186。 耳鳴りのようなそれは、耳障りでしかし不快さは無く。 始まりを告げる<<ファンファーレ>>のように響いた。]
[暫く、後。]
――……っ、ん。
[>>207遠くで成された手の動きに呼応するかのように。 手の甲の痣が紅さを増し、ちり、と僅かな痺れが走る。
痺れそれ自体よりも、その力の"波動"に、 微かに顔が歪む。]
力だけ、奪われた<<使われた>>か。 プライドの高い貴女<<Hell>>なら、さぞかし我慢ならないだろうに。
(234) 2010/09/14(Tue) 17時頃
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――……嗚呼。とても、無様だね。
["かつての王"の醜態に。愉しそうに、哂った。]
(235) 2010/09/14(Tue) 17時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 17時頃
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[少しだけ高い場所へと上る。 より高いビルの陰になる場所に立ちながら、街を見下ろした。]
…街《ノルン》か…。 肝心なことは何も思い出せない。 力が未だ戻らないことと関係しているのかも知れんな…。 あるいは…否、恐らく、私の力を封じたのも私自身…。
しかし…―――
[――なぜ…?理由が分からなかった。 封じられている記憶と関係があるのか、それともそれはまた別のことなのか…。]
なにより…時折聞こえてくる声…。 あの、声…私の記憶なのだろうか…?
(236) 2010/09/14(Tue) 17時頃
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―時計塔《グランド・ソロール》―
おや。 昔のように、Dady<<パパ>>と呼んではくれないのかい。 可愛いbebe<<坊や>>
[顔を背ける様子>>219に。 言う言葉の示す内容とは裏腹。 その表情は、忌々しげに、嘲る様に。]
元気なのか。――……それは、残念。 まぁでも、その方がShow<<運命>>は派手に回るだろうかな。
[>>223警戒をする、白き乙女の様子には、 一見柔らかな笑顔をむけるのだけど。]
(237) 2010/09/14(Tue) 17時半頃
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[くるくるり。青年の周り、13枚のカードが舞う。 その動きを確かめるよう、ぴくりと一瞬耳が動いた。**]
(238) 2010/09/14(Tue) 17時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 17時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 17時半頃
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―過去:『マレリウスの夜』前夜―
『゛死゛とはどんなものなのだろうな』
[或る村の或る小さな古城、豪奢な金糸を流す侭にした、凹凸のあるボディラインを強調するような黒曜石色を基調にしたドレスを纏う゛始祖゛は言った。吸血鬼の始祖ではなかったが、同類の闇よりいでし者《ナイトウォーカー》には違いない。それを総じて始祖とよぶ]
『死んで見れば良いだと? ふふふ、お前、それ名案だよ』
[嘯く油断ならない眷属の獣耳を、透けるように白い繊手が撫ぜる。薄氷の瞳は細められ]
『ミケ―――MICE《MistyChaos》、お前なら妾(あたし)を殺しきれるかな?』
(239) 2010/09/14(Tue) 18時頃
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[何故、など問われなければ話さないし、 理由など単なる気まぐれとしか言いようがない。 中途半端に致命傷を負った躯を抱えて、豪奢な椅子に凭れる]
『…あの気紛れ猫め。 ―――だが、悪くない。良くやった、MICE』
[血色の乏しい顔に、薔薇のような唇が弧を描いて。 ”始祖”を狩らんとする粗野な足音を直ぐそこに聴きながら、恍惚とした表情を浮かべる]
『良いよ、この躯、呉れてやる。 妾(あたし)はちょっと”死”を堪能してるから、其れまでに面白い事を用意しておけ、世界《ル・モンド》』
[ミケから受けた傷に、自らずるりと華奢な指をめり込ませ、凍らせる。 それは弱った躯を凍てつかせ、凍てついたそれはパリパリと砕け散る]
『―――ああ、悪くない』
[”始祖”は死《始まり》にうっとりと呟くと、壊れた人形のように動かなくなった**]
(240) 2010/09/14(Tue) 18時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 19時頃
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世界の破滅は近い…か…。
[右腕を上げて、影から闇を引き摺り出す。 左から右へと横一線に払うと、周囲は闇に包まれる。 その闇の隙間から世界を覗く。]
滅びと闇に包まれた世界ってのも中々面白そうではあるがな。
[少しばかり興味深そうに笑う。 しかし、軽く首を振って、一度溜息をつく。]
さて、少し散歩でもしようか。 折角目覚めたんだ、この街を少し見て回るか。
[独り言を零しながら再びビルから飛び降りる。 そのまま、周囲を見ながら辺りを探索し始めた。]
(241) 2010/09/14(Tue) 19時頃
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― 回想・骨董屋『ベネット』 ―
――――ベネ!
[二人の話声が聞こえ始めてから、暫くの後。 店内へと入ってきたベネにトニーは駆け寄った。]
おれ、知らないふりしろ、言った! おまえ、どうして! あいつ、おまえのこと、覚える。 おまえ、きけん!
[傍で捲し立てるも、捲し立てられている当人はのんびりとソファへ寝転んだ。 そして、不思議な起こし方をトニーへと教え、碧と焔はゆっくりと休息を得る。]
(242) 2010/09/14(Tue) 19時半頃
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―――〜〜…はあ。
[暢気な姿に起こす気にもそれ以上何か言う気にもならず。 ただひとつ、困ったように溜息を吐いた。 ゆるりと仰ぎ見る、窓の外。 風は未だ、啼いたまま。 その風に共鳴するように、耳飾も啼いて揺れる。]
……っ。
[どくん。 鼓動がひとつ大きく跳ねて、トニーは顔を顰めた。]
あまり…じかん、ない。 いかなきゃ。 [でも、何処へ行けばいいのだろう。 行くあても、何も無い。 持っているのは、曇った鏡だけとポケットから取り出すと。]
(243) 2010/09/14(Tue) 19時半頃
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……あれ?
[曇っていたはずの鏡面は綺麗に晴れて、トニーの顔を映していた。 ぱちぱちと瞬いていると、ぼんやりとその姿が揺らいで。 次第に変わりゆくのは、何処かの景色。]
―――――…!?
[その景色が何処のものなのか。 そんな考えに至る前に、トニーは鏡に”吸い込まれるように”その場――『ベネット』から姿を消したのだった。]
―回想・了―
(244) 2010/09/14(Tue) 19時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 19時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 19時半頃
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―過去:『マレリウスの夜』前夜―
『゛死゛とはどんなものなのだろうな』
["女王"の、その豪奢な金糸。 櫛で愛で鋤くのはMICE《MistyChaos》の日課。 その最中に、かけられた問い。]
……知りたいなら、死んで見ては良いでしょう。
[さらり。流れる髪に指通し。 弄ぶように指に絡ませ、囁くように耳元で。 『名案だ』と言われ、獣耳を撫ぜられれば 嬉しそうに愉しそうに口元には笑み。]
(245) 2010/09/14(Tue) 19時半頃
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――……試してみましょうか。
[『殺しきれるか』の言葉。薄氷に応えるように、 琥珀と湖水も細められる。 微かに傾いだ首の動きに、銀糸の髪が肩を撫ぜ。
何故、と。問う事はしなかった。 唯々、愉しければ、それで"良い"。]
(246) 2010/09/14(Tue) 19時半頃
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[胸に隠していた短剣。鈍く銀色に煌くそれで、 "王"の背後から首元を裂いた。
直ぐに"死"には至るべくも無い傷。 けれど流れ、流れ行くアカ。 揺らぐ躯を抱き留めて。]
――……さあ。 これで、ゆるりと"死"を味わうと良いです。 ボクは――……少し、散歩でもしてきましょう。
[囁けば、アカの流れる傷跡を舐めるように口付けて。 トランクから取り出すのは、白い、シルクの布。
ばさりと広げれば、そのまま姿を消した。]
(247) 2010/09/14(Tue) 19時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 20時頃
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―傀儡の見る夢―
『―――Michelle《ミカエル》』
[見下ろす。 広がるのは赤、赤、赤――其処に沈む金色。 見つめた両手の平も真っ赤に染まり。]
『それを研究所《ドック》に引き渡せば、そこで"契約"は終了。 是は来たるべき破滅《ミライ》の回避の為に必要な事だろう。』
[背後から声を掛けるのは、感情の一切篭らない冷たい声。 振り返らずとも知っている。 "其れ"の笑わないGreenの瞳には『XII』の文字が浮かんでいるのを。]
(248) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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[こぽ… 響く水音に目覚める。 ぼんやりと"何か"の蠢く天井を見上げる。]
Judah《ユダ》――。
[甘い夢うつつの中、思い出す。 ユダはミカエルを裏切り研究所《ドック》へと引き渡した。 その為に『ベネット』の力を借り、そして―――。]
(249) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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――ぶはっ!! ……あ、浅い。よかった。
[床――というよりは底に手をついて、ゲホゴホと咽る。 長い前髪から水滴が滴って、そのまま水面に更に波紋を足した。
落ち着いたところで辺りをぐるりと見回すと、見えたのは――]
―時計塔《グランド・ソロール》傍の噴水―
……。……時計塔《グランド・ソロール》。
[その建造物の名前は知っていた。 見上げて目を細める]
これ、こんなに立派なモンだったんだな……。
[目を閉じれば浮かぶのは予兆《VISION》?警鐘《SIREN》? ――否。 男の住む世界では現実《REAL》となってしまった、光景]
(250) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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……くそっ!
[忌々しげに頭に浮かぶ光景を振り払うと、先程謎のエラーで強制終了した端末を再起動した。 今は何事もなく起動する。だが、相変わらず相方《バディ》には繋がらない。 幸い内蔵情報チップ《データベース》は無事に動いている。入力装置《キーボード》に先程聞いた名を叩いた]
Kalv、in、Risi、ent――っと。 …………。
[確かに、そう名乗る者がこの時代、あの時刻、あの場所に居たという記録は残っている。 しかし彼が自身で名乗った以上の情報>>105は、追跡不可能《アン・トレイサブル》となっていた。 頭を抱える。 外部情報《ネットワーク》が無ければこれ以上はどうやっても調べようがなかった]
……バケモンめ。 外見がガキならガキらしくしてろってんだクソが。
[やり場のない苛立ちをそのまま吐き捨てた]
(251) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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そ、れ、よ、り、も、だ。 俺が探さないといけねーのはクソガキ《アーシストチャイルド》のほうだ。
[端末を叩く。《データベース》は未だ、赤ん坊はビルの最上階に居ると言う。 だが、居なかった。それは事実]
…………。
[――既に、男の知る過去《セカイ》と異なる現在《セカイ》が描かれている]
……チッ、人物情報と地図くらいしか役に立ちそうにねーな。 クソガキ《アーシストチャイルド》は自分で探すしかねーか。
(252) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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テッドは、手の中の銃に視線を落とす。憂うような表情は一瞬。すぐに瞳は怒りの色を取り戻した。
2010/09/14(Tue) 20時頃
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――あのクソガキ《アーシストチャイルド》さえいなければ、 世界が壊れることは無かったんだ。
["何"が、この世界を壊したのか。 それについては男の生きる世界《ミライ》でも、諸説ある。 突然発生した謎のウィルス、神の怒り、動物の過剰な進化、環境汚染……。
しかし、男を含めた多くの者に最も有力視されている説が、 "未来与えし子《アーシストチャイルド》の《恩恵の暴走》"。
赤ん坊の部下《恩恵与えられし契約者》が、その力と欲の侭に世界を壊したのだと。 その説を支持する者は、原因と思われる部下を殺しに過去に旅立った。 しかし、強大な力の前では全ての勇者たちが塵と消え、未来が変わることも無かった]
(253) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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『――赤ん坊の部下《恩恵与えられし契約者》を殺せないのなら、 恩恵を与える前に、未来与えし子《アーシストチャイルド》を殺せば良い』
[そう言い始めたのは、誰でもない。 恩恵の暴走が原因だと信じている者は皆自然とその結論に辿り着いていた]
……現に、もう過去情報《データベース》と異なる値が出てる。 このままクソガキ《アーシストチャイルド》ぶっ潰せば……!
……っくしゅん!!
………ちくしょー、余裕があったらあのカルヴィンとか言う始祖ガキもぶっ殺す。
[機嫌悪そうにそう、*ぼやいた*]
(254) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 20時頃
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何が、誰がDady《パパ》だ! そのようなことを余が認めるとでも思ったか!!
余の母たる存在"死の王"Hel《ヘル》に刃を向けたFoolish Valet《堕ちた眷族》よ!
[体に宿る様々な力がざわつく、落ち着かねばならぬな。 このような所とこのような輩>>237 の前で余の力、暴走させる訳にはゆかぬ…!]
[フーフーッと荒い息を吐きながらどうにか落ち着こうと息を整えている。]
(255) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 20時頃
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この終わる世界《ル・モンド》 その後あるであろう新しき世界《ヴェルト》のため 余は余の役目、未来与えし子《アーシストチャイルド》を全うせねばならぬ。
余の力、天の恩恵《ルフトゥ・パダーラク》を用いてもな。
[なにやら様子の違う部下>>223 時計塔にいた先客で部下と知り合いらしい女>>198 目の前の忌々しく疎ましい男 こんな状況で隙を見せたくはない。
しかし、精神がいくら進化していたとしても体はまだ幼い赤子、疲労がたまってきたのか瞼が重くなっていくのは止められない。 本能に従うよう部下、カリュクスに甘えるように頭をぐりぐりと押しつけた。]
(256) 2010/09/14(Tue) 20時頃
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靴磨き トニーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(靴磨き トニーは村を出ました)
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― 時計塔《グランド・ソロール》近辺 ―
――――ぁあああ…!!?
[上空から響いてくる声。 その声は丁度、ずぶ濡れになった青年>>254の真上から落ちてくる。 ―――そう、文字通りトニーは今正に青年の上に落下しようとしていた。 青年が気付かないか、気付いても避けられなければ盛大に頭と頭で挨拶をするハメになるだろう。*]
(257) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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―過去:Michelle《ミカエル》の話― [裏切りの合図は、Judah《ユダ》の接吻 微塵も警戒をしていなかった、それどころか信頼して任せた背後から振り降ろされた凶刃。 ミカエルと呼ばれた男は為す術もなく、崩れ落ちる 赤に散る金は、場違いに鮮やかに映える]
『なっ、Judah《ユダ》お前!』
[しかし、背後の目に浮かぶXIIの文字を持つ人物に、相棒の並みならぬ決意を悟ると、ごぽりと血を吐きながら、笑って見せる]
『…そうか、お前が…破滅《ミライ》を回避しようとして…出した結論か。 じゃあ、仕方ねーな…お前、俺より頭いーもん、”正しい”んだろ、それが』
[崩れ落ちる視界に、研究所《ドック》から派遣された人員の姿がかすんで映る]
『気に病むな。お前の信じる道を往け。…お前と相棒でよかった』
[一見男―――その実無性別体の”使徒”の亡骸は、研究所《ドック》の手へと落ちた]
(258) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 20時半頃
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― 路地裏 ― [街中から静かな路地裏へと入り込む。 辺りを見回して、ふと弾丸のあった壁を触れてみた。 瞳を閉じて、静かに集中する。]
……驚いた…なにか妖しい気配を感じたと思ってきてみれば…Helの力か。 あの場にいたのか?いや、しかしあの場にいたのは…。
[まだ若い男と女だけ…。]
どういうことだ?
[もう一度辺りを見回す。 視界に入ってきたのは一つのお店『骨董屋ベネット』]
(259) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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……―――。
[暗がりに蠢く"其れ"から異色の目を逸らす。 元となったのはユダの命《Soul》 けれど持つ記憶は"店番"のものも混じる。
ミッシェルの言葉の通り>>216 連続性はあるが"同一"ではない。]
……お客さん、かな。 皆、静かに失礼のないようにね。
[力ある者の接近にざわりと商品達が騒ぐのを宥める。]
(260) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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――あン?
[声が聞こえて、上を見る>>257。 あれ、何だかデジャヴ……]
じゃ、ねえって!!
[咄嗟に左手のナイフを宙に振るう。 裂けた空間はそのまま少年を呑み込んで――
上手くいけば、すぐ近くの柔らかい花壇の上に落ちるだろう。 そう。上手く行けば]
(261) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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― 骨董屋ベネット前 ―
[店の前に立ちふさがり、その店の名前を読む。]
…知らぬ存ぜぬ名だが…。 微かにHelの力を感じる…本人はいなそうだが…。
[扉に手を沿え、静かに開いた。]
(262) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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いらっしゃいませ、リシェント閣下。 初めまして。そして、お久しぶりです。
[ガラクタに見える商品の山に囲まれて。 ソファに座り水煙草のパイプを片手に甘い、あまい煙を燻らせる。 店番は常とは変わりはせずにお客を招き入れる。]
(263) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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(パパ?)
[>>237 聞こえる言葉は想像もしていなかったもの。 ひゅ、と息を飲んで、意識を主へ戻す。 >>255 しかし打ち消すように叩き返された返事は否。
そういえば、]
(僕は、僕がぬしさまと会うまでの ぬしさまのことは…知らない。)
[思う。 けれど、それでも何も問題ない、とも。]
―ぬしさま。
[呼びかけるでもなく小さく呟く。 >>256 擦りつけられる頭を包むように撫でて 小さな主をしっかり抱きしめた。]
(264) 2010/09/14(Tue) 20時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 21時頃
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[目の前、主に声を荒げさせた存在を見据える。 耳にした名と関係の通りならば―主の言葉である以上、疑う余地はないが―またも力あるものの来訪だ。]
いっこだけ。 …貴方は、ぬしさまを…どなるどさまを、害するもの?
[確認。 もしも敵であったなら、見過ごせない。 その場合そばのソフィアも気になるが、一番の問題は場所。
この塔を。 街の循環を助ける要を、壊すわけにはいかないのだ。]
(265) 2010/09/14(Tue) 21時頃
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ベネッ―――!?
[途中まで言いかけて、口を噤む。 違う。これは彼ではない。これは…――]
そうか…お前、奴の作った人工魂《メタソウル》か…。 …驚いた…私が奴に見せてもらったときは、まともに喋れなかったと言うに…。
[純粋に驚きとともに目を一度大きく開いた。]
そうか…全ての記憶は繋がっているのか?私があったのは確か…八番目だったな。 ベネットの奴がたいそう喜んでいたが…。
と、なると、ここは奴の店か…?目が覚めて初めて始祖仲間に会えそうだが…奴はいないのか?
[辺りを見回しながら、『趣味の悪さは相変わらずか。』と呟いた。]
(266) 2010/09/14(Tue) 21時頃
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― 時計塔《グランド・ソロール》近辺 ―
あぶ、そこ、どけ、ぶつか――――ッ?!
[早口で目下の青年へ言葉を投げかける。 青年はトニーを見上げて一瞬ポカンとした後、左手で宙を薙いだ。 刃が煌いたかと思うと、描かれた弧はぱっくりと口を開いてトニーを飲み込む。 そして次の瞬間。]
――― ざっぱあああああん ―――
[盛大に噴水にDIVEした。 残念な事に、青年の計算は合わなかったらしい。]
っぷあ!
[トニーは水面から顔を上げると、ぷるぷると左右に振った。]
(267) 2010/09/14(Tue) 21時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 21時頃
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― 時計塔《グランド・ソロール》 ―
[奇術師が言う"探し物"(>>-205)に、少女はまた笑みをこぼす]
――未来《オワリ》。ふふ。 それは素敵な探し物だね。 奇術師《Joker》さんにも予兆《Vision》が見えたのかな。 永遠に輪廻するはずのこの世界《ル・モンド》の変革は、避けられないものになってしまった。 あれは預言者《Yolanda》の視た未来《Vision》。一つの結末《オワリ》。
[奇術師が、手にした白いマーガレットの花を自分の髪に飾るをの見れば一層顔を輝かせて]
わあ。素敵。 これ、もらっちゃっても、いいの。 大切にする、ね?
[少女の栗色の髪に映える白い花をそっと撫でながら礼を言う。 はしゃいだ気持ちを抑えられない声と少しはにかんだ表情はどこまでも無邪気に見えただろう]
(268) 2010/09/14(Tue) 21時頃
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[新たな訪問者に、奇術師が声をかける(>>206) 振り向いて見た先には、赤子を抱いた白い乙女の姿。 姿形は変わっていたが――否、変わったところも彼女は視て、識っていたので――以前、合った事がある少女だということは解った]
こんばんは、マーゴ。今はカリュクスという名前だったかな。 ドナルド君も、こんばんは。 あたしの名を呼ぶことがあれば、どうぞ"ソフィア"と呼んで。 大時計《このこ》が付けてくれた"名前"だから。
[それはカリュクスの記憶にある、牢の前で交わされた会話と同じ言葉。
鳴り響いた警鐘《SIREN》には微笑を浮かべるのみ]
(269) 2010/09/14(Tue) 21時頃
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ふふ。それにしてもかわいいなあ。
[少女はカリュクスの抱いた赤子の頬を、遠慮無くつついた そよ風が頬を撫でるように]
(270) 2010/09/14(Tue) 21時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 21時半頃
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……循環する母風<<ウィングフィールド>>の、一族…?
[>>269全てを見通したかのようなソフィアの言葉に、閃く。 闇に微睡み、手当たり次第に知識を得ていた間に識ったこと。 大気を通して世界を識る一族があると。 しかしそれは]
もう、滅びたはずで……歳だって、普通にとるはず…
[目の前、軽やかに微笑む少女は何者なのか。 奇術師とは違えども、気の抜けない相手であることにかわりはなかった。]
…っあ…!
[>>270 するりと懐に入られ、主に触れられる。 咄嗟に後ろへ飛び、影を己を囲うように走らせた。]
(271) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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[人工魂《メタソウル》 その単語に店で扱う商品としての知識が頭の中に流れ込んでくる。]
うん、まだ試作段階かな。 半分は別の人間の魂を使った加工魂《イミテーションソウル》だから。 八番目《eighth》だと只の動く人形《リビングドール》だったね。
[たった今知ったばかりの知識を、にこやかに語る。]
再利用《リサイクル》して成長をさせてるからねえ。 若干混じり物もあるけど、繋がっているよ。
……『ベネット』はね。 自分の生み出した子達を世界に広めたいってそれでお店をやっているんだ。
会いたい?それなら――――…。
[言葉が途切れ。]
(272) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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わ、わりぃ! だいじょーぶかボーズ。
[此処に来てから悉く計算がズレまくる。 何故なのかはわからないが、とにもかくにも結果的に水に沈めてしまった少年に謝った]
(273) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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『我の子らに悪趣味とは、相変わらず失礼な奴だな。』
[店全体を揺るがすように声が響く。 ざざっとブラウン管に映った映像が乱れるよう周囲の景色が歪み。 ソファには"店番"の姿をした其れが座る。
Bennett《Ill-wisher》
悠久を廻る不吉《ILL》たる。 不浄なる者の父であり母。]
『少し見ぬうちに随分と可愛らしくなったようだが? ああ、やめておけ戦う気は無い。我は"中立"だ。』
[生ける商品達の始祖は黒い闇の靄を煙らせる。]
(274) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 21時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 21時半頃
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―空―
[空を飛ぶ――青年。 空を飛ぶのは自身の力ではなく、様々な元素を組み合わせて作られた物体による力。
Dr.Silasのクローン故の知識]
神の器……神の器……
[Dr.よりは変態度合いは落ちるが、うわ言のように呟く癖はオリジナルそのもの]
(275) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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けほっ、ごほっ
[咳き込みながら噴水を出る。 ローブのような羽織った黒い布は水を吸って重く、噴水から出るとベチャンと地面を叩いた。 どうやら水を少し飲んだだけで、新たな外傷は無いようだ。 丈夫な子である。]
びっくりした…。
[ぷるぷる、もう一度頭を振る。]
さいしょ、おどかした、おれ。 あやまる、いらない。
[謝るのは此方、と軽く頭を下げる。 けれど、少し重い布を羽織直して上げた顔の眼差しは。] ……でもおまえ…、いまの、なんだ?
[探るように青年を見て、少しばかり警戒の色が宿っていた。]
(276) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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[こんばんは。 その挨拶一つをまともに返せないほど緊張していた自分を自覚する。 ああだめだ、挨拶くらいきちんと返さなくては 警戒心と義務感で思考がぐるぐると回る。]
――…っ、こんばん、は!
[混乱した結果、たった一言の挨拶に無駄にエネルギーを使った。 そして]
……っ……
[溢れた気恥ずかしさで真っ白な肌が、みるみる真っ赤に染まり。 腕の中の赤子に縋るように、腕の力を強めた。]
(277) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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その状態でまだ試作段階か…。 こういった技術だけは、私にはさっぱり真似できん。 力では負ける気はしないんだが…。
[戦略、技術、知識、そういった分野は専門外なのだ。 そのまま空気が変わり、その姿を見せる彼を見た。]
くくくっ、悪趣味ではないか。女の趣味も変わらずか?
[現れた彼の前に立つと、近くの椅子に座り込む。]
目が覚めたら、これだ。力を分散されているせいか、従来の力を全く出せん。 よって、やりあうつもりもない。 もっとも、本来の力を持っていたとすれば、お前とやりあうのに不意打ちで戦うのは面白くなかろう?
……私が眠ってどれほど経ったか分かるか? 少なくとも、百年単位で経過しているようだが…。
[思案するが、眠りに着く直前の出来事は殆ど記憶にない。]
(278) 2010/09/14(Tue) 21時半頃
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[カリュクスを囲う影(>>271)にも、少女は表情一つ変えず、そこに佇んだまま]
ふふ。 循環する母風<<ウィングフィールド>>…ね。 今や一部の神話で伝えられるのみの、ドマイナーな一族だよ。よく知ってたね。
[少女が朗らかに笑うと、髪につけた白い花がゆれる]
あたしは、十二の輪廻の時を刻むこの時計塔《グランド・ソロール》と永久の時を共にする者 風にして、空《くう》である、時空の半身《ヘミソフィア》 空であるあたしには、どんな攻撃も届かないよ。
そんなにカリカリしないで。別にとって食おうっていうわけじゃないんだから。
[白い頬を朱に染めるカリュクス(>>277)に、少女は警戒心の無い笑顔を見せた]
(279) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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早く……早く見つけなきゃ、父上に怒られてしまうわ。
[男性であるDr.Silasのクローンとして生まれたものの、女性の思考ルーチンを持ってしまった“彼女”は、もしこの“おつかい”に失敗したらただでは済まないだろう――それを本能で理解していた]
ねえ、教えて。 あたしに、教えて――
[そっと、手から粉を撒く。 その粉は風に乗り、四方へと散る]
……あちらね。
(280) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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変わった喋り方すんのな、お前。
[謝った少年>>276に抱いた最初の感想はソレ。 でも言いたいことは解るからさして気にはしなかった]
今の?えーっとな。 …………お前くらいのヤツに解りやすく言うとだな。
瞬間移動みたいなことができるんだ。 ホントはもうちょっとマシな所に着地させたかったんだが……。 調子が悪くてな。失敗した。
[警戒の色も何処吹く風。あっさりと答えると、それから少年の姿をまじまじと見た]
その首輪。なんかペットみたいだな。
[遠慮などなかった]
(281) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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[ふわり。 風に乗り方向転換しようとする――けれど、]
きゃああああああ!!??
[急に風の向きが変わり、急降下]
(282) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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[その瞬間――“彼女”が視たものは、すべてが無へと帰した白の世界。 けれど生まれたばかりの“彼女”にはそれが世界の終わりの風景だとは気付かない。 ――正確に言えばDr.Silasに世界の崩壊という概念がないのであるが]
白くて……きれい?
(283) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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…にんげん、言葉、むずかしい。 おぼえる、たいへん。
[喋り方を指摘され、瞬いて。 これでも覚えた方だと、独りでウンウンと頷いた。 彼の”能力”の説明を聞き終えると、瞳の警戒の色は薄まる。]
おまえ、おれの事しらない。 あいつら、違うのか。
[しかし最後の一言にはムッとした様子で。]
ペット、ちがう。 [少しばかりうなり声を上げた。]
(284) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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[ごぼごぼごぼ 泡立つ水音は粘着質。 低く暗く哂う。]
『気に入りの女なら居るぞ。 使徒の身体にHel《ヘル》の力を持った面白い女だ。 何が良いといえば神魔を融合させるというユニークな発想もだが、何よりもあの造形。 女性的な面持ちを持ちながら、その女の部分を感じさせぬ男性的な肢体持つ中性的な美しさ。Hel《ヘル》の様な下品さがない。 そもそもあの女は……ん、なんだ。寝ていたのか。』
[『ベネット』は言葉を止め。]
『不意打ちも何も、此処は我の領域だ。 万全であろうとお前に勝ち目はない。 ……ふむ。少なくとも八番目《eighth》を生み出したのは460年前だ。』
[異空間に引き篭もり、"店番"に客の相手をさせるだけの『ベネット』は外《ル・モンド》の出来事に疎い。]
(285) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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って、ちょ、きゃー!!
[落ちていく“彼女”]
ちょっと!! 空《ソフィア》ァー!! なんとかしなさいよおおおおおおおお
[叫ぶ。そして文句を言う。 こういうところはDr.そっくりで。 知識として身体に刻まれた記憶。 Dr.は《Sophia》を風として認識していた。 ――引きこもりがちな故の、偏った知識]
(286) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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……カリュクス? どうしたのだ、カリュクス。
[うっつらうっつらと眠りに落ちそうで落ちないまどろみの中、風が頬を撫でた>>270 ような感覚の後動いた部下の影>>271 と強まった腕の力>>277 に意識を浮上させる。 どこか心配そうにぺちぺちと小さな手で赤くなっている部下の頬軽くたたく(撫でる)]
そなた、余の部下に何かしたのか…?
[警戒などしていないよう笑顔を見せる少女>>279 にやや不機嫌そうにぷくりと頬をふくらませながら問うた。]
(287) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 22時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 22時頃
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いいえ?なにもしていないよ? [頬を膨らませる赤子に微笑んで首をかしげ、] カリュクスはマーゴの時から心配性だね…っと。
[遠くから聴こえる声(>>286)に肩を竦めた] ふふ。 あたしは便利屋じゃないよ。 自分でなんとか出来るでしょう? "type-S"
[呟きを風に乗せる。揶揄するような声は、すぐに"彼女"の元に届くだろう]
(288) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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……。ワケありか。
[小さく呟いた。少し考えるように顎に手を当てて]
あいつらってのが誰だか解らんし、俺はお前のことを知らん。 寧ろ知ってたらびっくりだぜ。
ペットじゃないのか。 じゃあその首輪、外しとけ。
首輪っつーのはペットがするモンだ。
(289) 2010/09/14(Tue) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 22時頃
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―研究所《ドック》に割り当てられている自室― [自室へ帰りつくと、極めて平素の風を装う。 真実が解った今、目を凝らせば部屋に設置された監視カメラにも漸く気付く。 勤めてさり気無く、学校にでも行く準備をするような体で身支度を整える。 身軽に動くためにも、手荷物は持たず、大切な身につける 白のシャツ、若草色のカーディガンに、7分丈の黒のスラックス。唯一身につける装飾品の、ネックレスのトップには蒼い水晶の原石―まるで炎のような形状の。 懐の正しい時を示す懐中時計をまさぐって確認すると、おもむろに部屋を後にする]
さーてと、面倒なのに見つからないうちに、さっさと出るか。 探索者《ルスカドール》のアイツとか。 ヨーランダにも会いにいきてーし。 …此処には、居ないみたいだしな。
[端末を叩き、こっそりと研究所の情報にアクセスし検索をかける。 では、大時計塔か―――? 出かける時は平素の通り、何の障害もなく、引き止められることもなく、研究所《ドック》を後にした。]
(290) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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[>>279 彼女の言葉が真実であるなら、抗いは意味を為さない。 嘘には敏感だけれど、そうとも思わなかった。 本気で騙す気なら、それにも気づけないだろうが。
心を乱していた自分を、>>287優しく触れる手が引き戻す。]
…ううん、ぬしさま。なにもない。…です。
[一つ深呼吸して、主人にゆるりと笑って見せ。 顔を上げて、風と対峙する。 循環する母風のものなら、己が今から探るよりよほど]
ソフィア。 今何がおこってるのか、貴方には見えてる、よね。
僕は、崩壊の予兆を識るためにここへきたんだ。 …僕の目には映らない知識を…わけて、もらえる?
(291) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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女性的な面持ちで、女の部分を感じさせない男性的な肢体持つ中性的な美しさ…ってことは、がさつで男っぽいうえに、女らしさに欠けるということではないか。 モノは言いようだな。
[楽しげに笑って見せて、辺りの様子を伺いながら。]
お前の領域でやりあえば、さすがにこちらもただではすまないが…。 お前はやりづらいからな…。
[渇きが潤うのは純粋な力のぶつかり合う戦い。]
そうか、あれが460年前ならば…300年と言ったところだろうな………ん…?
[一度だけ目を見開くと、彼の方を見た。]
…待て、今、なんと言った…?
[耳に入った彼の言葉。 『使徒の身体にHel《ヘル》の力を持った女』]
(292) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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ひどいわ!!
[風に乗って声が届く――否、風の声が聴こえる。 その冷たい回答に、首をぶんぶん振りながら叫ぶ]
ええいっ ままよ!
[先程“しるし”のあった方向へ――進路を変えようと、懐から素材を取り出し混ぜ合わす]
[――ボン!]
[空気が爆ぜ、風の向きが変わった]
(293) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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……ほんとう、だな? 嘘ついてたら、いたいぞ。
[仄かに黒い瞳に焔が揺らいで、パリッと一筋の細い紅雷が弾けた。]
首輪《これ》、おれには、とれない。 ここまでこわす、せいいっぱい。 じぶんではがす、いたい。
[よく見れば、壊れた鎖にも左耳のタグと同じ喪失言語《ロストワード》が刻まれている。 首輪の淵にも赤黒く小さな文字が明滅して、読める者ならそれが―戒めの呪刻《ヴァン・カーズ》―だと知れるだろう。]
でもおれ、ペットちがう。 あいつら、いいなり、ならない。 せかいこわす、しない。
[再度意志を固めるように、拳を握る。]
(294) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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トニーは、へぶしょい!とくしゃみをして鼻をすすると、布と衣服の水を絞った。
2010/09/14(Tue) 22時半頃
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『同じ言葉を返してやる。』
[口端を歪め、くつくつと笑みを零す。 その度に周囲の領域は音無く鳴動する。]
『随分と寝坊していたようだな。 なんだ?気に入りに女の事か? 其れならばあの髪色もいいな、氷華とはイメージが違――…。』
[『ベネット』は違う事をまた語り出し掛けるが、違うと遮られれば。]
『気がつかなかったのか。 店の前で会っていただろう。 ――随分と弱ったものだな。』
["店番"の目を通じて視た光景。 裏路地で目の前の始祖とHel《ヘル》の力を持った女《ミッシェル》は確かに接触していた。]
(295) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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―裏通りの公園―
[頭の中に直接響く警鐘《SIREN》にイライラしたように 近くにあった瓦礫を投げつけた。 それは隣の廃ビルに当たり、壁を貫通して消えた。]
―雫の力が満ちるまでは。
[《預言者》が伝えた《VISION》が意味するものを悟って 敢えてトニーの房の鍵を壊して逃げるように仕向けた。 自分に追跡命令が出ることを予測してのことだ。]
腹減ったな… それに、妙にキナ臭い気配が集まってきている。
[気配に敏感でなければ探索者《ルスカドール》たる資格はない。 吸血鬼の始祖の他にも常ならぬチカラの存在は察知していた。 それがどこの何者か―までは、追跡を怠っているので知るところではないけれど。]
(296) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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うおっ!?
[紅雷に驚いて軽く身を引く。 それ以上の攻撃は今は無いと知ると、再び警戒を緩めた]
……痛い?なんだ、固く締めすぎて取れねーのか?
[どれ、と覗き込んでみると――見覚えの無い文字。 ちょっと待て、と銃口で小さな四角を描く。読めない文字でも、写し撮《スキャニング》れば、調べることは可能だ]
……なるほど、戒めの呪刻《ヴァン・カーズ》、か。 参ったな。科学の力で解けるシロモンじゃねーぞ。 胡散臭い力には胡散臭い力って昔っからゆーし、 魔女とか悪魔とか神様とかそーゆー知り合いいねぇ?そいつなら取れるかも。
[さらっと無茶を言った]
(297) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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―時計塔《グランド・ソロール》近く―
[散策でもするような軽い足取りで歩く。 ザワめく、毀れた時の”残骸”は、害をなすようでなければ手を出しはしない。
漸く辿り着いた時計塔《グランド・ソロール》の麓、その『部屋』として存在する最上階にて力あるものたちが集まっていることも感じつつ]
Yolanda…―――アタシだ
”喚んで”
今なら”応える”ことが出来る
[ふわり、脚元が浮く。 次に目を開けてみたのは、無数の歯車が犇めく大時計《グランド・クロノス》の内部空間 青白い顔をした、偉大なる予言者《ヨーランダ》は白く簡素なベッドに横たわり、無数の生命維持装置がその身に繋がれている]
(298) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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久しぶりだな、夢見の予言者、ヨーランダ。 そうか…研究所《ドック》の連中、こんなものに繋いでまで、お前に予兆を見つけさせるのに全力を注がせてんのか。
[ヨーランダが伝えてくるのは、同じ未来《vision》のみ、彼女が言葉を口にしようとする様子は見られない。 深く、深く、呼吸すら機械に委ねて眠っているようだ]
それはもう、解ったよ。 それで。……お前は、どうしたいんだよ。 なあ、”ヨーランダ”
[ぽつりとつぶやき、あやふやな宙の上を歩き、返事のない相手の手をそっと握った]
(299) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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[その後の少年の言葉も、頷いて聞いていたが、最後の言葉にぴくりと眉を動かした]
…世界、壊す? お前にコレ付けたヤツらは、世界壊そうとしてんの?
[睨みつけるくらいに鋭い目で少年を見た。 少年がくしゃみしたことにも、自分も未だに噴水の中なのも忘れたように、真剣に]
(300) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 22時半頃
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……店の前で…会った…だと…? あの小娘か…。ふんっ、確かにお前好みではあったようだが…。 あの時はまだ目が覚めたばかりで、寝ぼけていただけだ。 だが、聞きたいことはそんなことではない。
[やや、感情的になっていたらしく、拳を握っていた。]
なぜ、なぜあの小娘が同胞の…Helの力を持っている?
[問いただしたいのは、その一点。]
(301) 2010/09/14(Tue) 22時半頃
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うん?
[白い乙女の質問に、少女は首をかしげた 唇に浮かぶ笑みは変わらない。]
カリュクスは今起きている事を知りたいの? ――残念だけれど、十二の輪廻の中で生きる事を定められたあたしと時計搭《グランド・ソロール》がわかる事は大した事じゃあないよ。
今から起こる事は、輪廻の外…あたしたちの認識できないところに在るから。
(302) 2010/09/14(Tue) 23時頃
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[のそりと起き上がって、はっとして首を傾げた。]
妙だな…僅かに、あの気配が、した?
[顔を顰めて首を傾げる。 感じた気配は、《ドック》の中でも限られた時にしか感じぬもの。 閉じ込めた《Hel》の力は宿主に知られぬように慎重に扱われていたはずだが―?]
まさか、表に出てきたのか?
[くくく、と含み笑う。 面白いことは重なるものだ、と。]
(303) 2010/09/14(Tue) 23時頃
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あたしが知り得るのは。
十二の輪廻…完全なる輪《エターナルチェイン》が壊れてしまったこと。 ……毀れた時の残骸があちこちにあった。それは輪が壊れてしまった証拠。
世界《ル・モンド》の調和《バランス》が崩れてしまって、徐々に不安定になりつつあること。 ……今はまだ、影響は少ないかもしれない。でも違和感を感じている人は多いと思うよ。
このままでは、世界が消滅《zero》してしまうこと。 ……それは夢見の預言者《Yolanda》が予兆《Vision》として伝え遺すもの。
そして――十二から先に継続(つな)げるには、進化《thirteenth》が必要であること。 ……進化の仕方?知らないよ、そんなの。
[くすくすと愉しそうに笑い、風は続けた]
"十三番目《thirteenth》"なら、知ってるんじゃないかな。
[彼女は首から下げた、金鎖のクラシカルな懐中時計を弄ぶ。それはミッシェルが持っていた物(>>45)に良く似ていた]
(304) 2010/09/14(Tue) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時頃
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……―――。
[ぼこり 同類の前では饒舌な『ベネット』の不自然な沈黙。 一際大きな泡が弾ける音が響く。 握る拳を闇に染まる瞳は見つめ。]
……Hel《ヘル》は狩られた。 マレリウスの夜に。
[闇を燻らせ、足を組みなおす。]
聞かれるであろうからその前に言っておこう。 我も多少なりとも関与はあったから知っている。 Hel《ヘル》を狩る方ではなく、その器となる使徒Michelle《ミカエル》を得る方にだが。
[そして、其れを願った男《ユダ》の魂は加工魂《イミテーションソウル》として此処に在る。]
(305) 2010/09/14(Tue) 23時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時頃
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なんだ、かみなり、怖いか?
[驚く姿に、けらけら笑う。 覗き込まれてから銃口を向けられると、小首を傾げた。]
きなくさい、ちから? おまえ、言う、よくわからない。 でも、神、わかる。
[俺。と自身を指さして。]
機関《イデア》、完全な世界、のぞむ。 まっさら、のぞむ。 まっさらにするのに、おれ、つくった。 おれ、全て無にかえす、かぎ。 盲目の世界《アンダカ》の向こう、完全な世界ある。 機関《イデア》言う。
[真剣で鋭い青年の瞳につられるように、トニーも真剣な面持ちで語った。]
(306) 2010/09/14(Tue) 23時頃
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……Helが…か…。
[軽く舌打ちをすると、その場に立ち上がる。]
何者だか知らんが…そうか…あの小娘の中にいるのか…。 お前はそれを知って、なおも放置したのだな…。 混沌《中立》の立場はかわらずか。 相変わらずだな…。
[苛立たしげに彼を見つめる。 怒りで全てを破壊してしまいたくなる衝動…しかし…
『カルヴィンさん、お願いだから、命の大切さを…』
変わらず記憶に混じる、誰かの声]
…邪魔したな。少々表で八つ当たりをしてくる。
[そう告げると、そのまま店の外に出ようと、扉を開いた。]
(307) 2010/09/14(Tue) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時頃
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―時計塔《グランド・ソロール》周辺―
[示された方へ行こうとするが、いまいち進行方向が定まらない。 生まれたばかりで覚醒しきれていないのもあるが、何より自分自身がいくべきところを定めきれていないから。
――神となる器。
“父”であり“主人”である者の思考は、今自身の中にあっても消化しきれないものがある]
こういうときは、叡智《Sophia》に訊くのが1番よね。
[先程の恨み節はどこへやら。 頼るは風であり、空である叡智《Sophia》]
(308) 2010/09/14(Tue) 23時頃
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―――む?
[この時計塔《グランド・ソロール》に今余の母なる存在"死の王"Hel《ヘル》の力に似たようなものが…。>>298 確かにHelの力だ、だがおかしい。
複雑に、不愉快に混ざっている…?どういうことだ?これは、確認しておくべきか…]
カリュクス、移動だ! この時計塔《グランド・ソロール》の中だ、気になる力を持つ者がいる!
[自分を抱く部下の腕を軽くはたきながら時計塔を指差した。]
(309) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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―時計塔《グランド・ソロール》―
嗚呼――……煩い。
[>>255声を荒げるのに、思い切り眉を潜める。]
そうだね。 認めなければ真実<<血>>が塗り替えられるなら、 どんなに良いか。 好きにすると良い、bebe<<坊や>>。
[ふ、と口端歪めて笑い。]
――……新しき世界《ヴェルト》。 それは、面白いものかな? 果たして……まどろみにすら耐え切れないbebe<<坊や>>に、 成す事ができるかな。
[そうして、問いを発する少女>>265に向き直る。]
(310) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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[とはいえ感じたのはほんの僅かな残滓。 本当にそうなのかは定かではない。]
つっても戻ったところで面倒だ。 手っ取り早い方法はねえもんかね。
[立ち上がって、遊具から飛び降りた。 そこへまたポケットが振動して通信要求が来ていることに気付く。 端末を見て、それが待っていた人物である事を確認して通信を繋ぐ。]
どうだ、時間は稼げているか? そうか、それならよかった。《雫》と、あのガキ… もうしばらくは離して置いたほうがいいか。
[《イデア》が求む世界を創るために《ドック》ではあらゆる研究が行われている。 《ドック》が発言権を増し、幹部や深層での関係が悪化している今でも、表面上での関係は変わらない。 その《ドック》が、《イデア》に内密で研究をしているのが通称《雫》と呼ばれるもの。 欠落だらけの世界を埋めるための、多元要素の集合体。 その完成のために、必要なカギ―が、今の己のターゲット。]
(311) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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さあ、どうだろう。当ててご覧。 希望の魂を抱くもの<<エスペランサ・アニムス>> ――……"ハートのQ<<白き護り人>>"
害成す者なのか、どうか。見極める所から、護人(おとめ)の 仕事は始まっているよ?
――嗚呼、でも。
[此方を警戒する少女に歩み寄る。 かつかつと、小気味良い音が響く。]
キミの方が、面白そうだな。
[浮かべる笑顔は、心底愉しそうな。 悪戯をする子供のような顔。
そうして、ついと。その髪に、手を伸ばした。]
(312) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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―港付近― [風をうけて進んできた船は街の近くの港へと到着する。 本来ならそのままスピードを緩めて停泊するところだが。]
速度緩めんなよ。
=OK!COUNT-DOWN!=
5≪ε≫........... 4≪δ≫...........
...........3≪γ≫
2≪β≫...........
1≪α≫!
[船体が海上を走る。]
(313) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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――……おや。自分で移動も出来ないの?
[>>309"少女"に命ずる声が聞こえれば、くすりと笑った。]
(314) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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こっ、…怖くねーよ!ちっと驚いただけだ!!
[笑われて思わずムキになって反論する。 その後の言葉。ジェスチャー。「神、わかる。俺」
――そのまま受け取れば、少年自身が神であるということになるんだが]
お前が神? そこらのスラム出身のガキに装飾ついてるようにしか見えねーぜ。
[へっ、と笑ってはみたが、 先程の雷で確かに少年に普通ではない力があることは解っていた]
(315) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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[>>304告げられてゆく智識。 遍く拡がる風にだからこそ知り得るもの。 注意深く耳を傾ける。]
…進化<<thirteenth>>……"十三番目"…
[脳裏に浮かぶのは、あのいけすかない骨董屋。 瞳に宿した数字は確かに、其れ。 確信には至らないものの、切欠としては十分。]
……そう。 ありがとう、風の愛し子<<SOPHIA>>。
[礼と共に述べるは、古の言語<<ワード>>。]
(316) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
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……機関《イデア》……。
…………ふざけんな、あれの何が完全な世界だ…!!
[崩壊し、そう遠くないうちに消滅《Zero》するだろうと言われている未来《セカイ》。 その光景を間近で見て知っている男にとって、機関《イデア》の理想は許しがたいものだった]
――…。
[もし、今此処でこの少年を殺せば。 世界は。いや。――今殺しては、いけない。
未来与えし子《アーシストチャイルド》だけじゃない。――可能性は、全て潰さなければ、未来は変わらないかもしれない]
[情報を得られるだけ得なければ]
(317) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
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……その機関《イデア》って何処にある? どんなヤツが居る?
俺がそいつら一人残らずぶっ殺してやる。
[なるべく穏やかに訊ねてみたつもりだが、台詞が全く穏当じゃなかった]
(318) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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テッドは、これでいて本人は子供に優しくしたつもりなので手に負えない。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
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『我は同じ始祖とはいえ、外《ル・モンド》になど興味は無いのだよ 未来《セカイ》が滅びようとも我は関与する気はない。 可愛い子等に囲まれていればそれで良い。』
[席を立ったカルヴィンが店の扉を開ける。 僅か差し込む光に、燻る闇は掻き消え。 瞳に巣食う混沌も掻き消されていく。]
『―――捕らえたのは《イデア》機関の研究所《ドック》だ。
何かあれば十三番目《thirteenth》を好きに使え。 我は関わらぬが子等が関わるのを妨げる気はな…い……。 其れに、是は……未来《ミライ》……となる者に与え……――。』
[『ベネット』言葉は最期まで正確には伝わらぬまま、消える。 後に残るは甘い、あまい煙を吹かしながら、手を振りお客を見送る"店番"。]
(319) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
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UNLOCK...and CANCEL BOOSTER
0% ..26& ....43%
......58% ...........75% ..............96%...100%
TARGETING on 837q4q eqcd3y63
[船長の指が指し示す先は時計塔。]
≪TAKE≫ 離 海 ≪ OFF ≫
[船の後部から火を噴き、船は時計塔へと帆を進める。]
(320) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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[扉の閉まる瞬間に、一度だけそちらに視線を送る。]
…《イデア》機関の研究所《ドック》…覚えておこう。 感謝する…。
[それだけ告げると、扉を閉める。 そのままビルとビルの間を蹴り、駆け上がる。 あっという間に頂上へと辿り着くと、軽く目を閉じた。]
(321) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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――ッ…!
[>>312 伸ばされる手に身を引こうとするけれど 何か抗えないものに引き留められ、手が髪に触れる。 恐怖かなにか、わからぬ感情が身の内を暴れて。]
っ、ぁ……う、ん!…はい。ぬしさま。
[>>309 主の声、手の刺激に、弾かれるように応える。 風に黙礼、奇術師を睨め付けて身を翻し。 ずぶり。 変化した己も受け入れる闇に感謝を捧げながら 塔の中、道無き道を影を渡り進んだ。
閉ざされた機関部、予言者の眠る間へ。]
(322) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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[一刻も早く連れ戻せという命令に背いているのは、 《雫》が不安定なままカギ《ヴィト・プエルタ》に触れさせたら 盲目の世界《アンダカ》への扉が開かれてしまうと知っているから。]
自分たちの目的を急くが故に、なにも《イデア》の目的を実現させることになっちまうなんてなあ。 頭のかったーいお方達はどこまでおばかさんなのかね。 俺様の上司ながら、反吐が出る。
それに、あのガキの利用価値が一回だけになっちまうのも勿体無いからな。
[そしてもう一つの理由は―カギ《ヴィト・プエルタ》の保護。 不完全な《雫》に取り込まれてしまうのを阻止するため。]
なんで俺様があんなガキの命護るために……―。
[思い切り不服そうに吐き捨て、ひと思いに上空へと飛び上がる。 そのまま地上を見下ろし、腹ごなしできる場所を探す。]
(323) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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――…
今日は来客が多いみたいだね。
[時計塔《グランド・ソロール》 に近づく気配を感じ取り(>>308) (>>320)、少女は苦笑いをしながら大時計に向かって呟いた]
(324) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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― 時計塔《グランド・ソロール》:少し前―
――……ふふ。変革も、良いものだよ。 変わらない世界<<ル・モンド>>なんて、 死んでいるより性質が悪い。
……嗚呼。花が良く似合うよ、。 その笑顔に勝る花を、ボクは見た事が無いよ。
[>>268無邪気な様子で礼を言うのに、 にこりと笑顔を返す。 一度だけその髪を撫でてから、手を離した。]
(325) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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[ドナルドを抱えたカリュクスが機関部へ向かうのを見て( >>322)]
あーあ。ふられちゃいましたね。
[奇術師に向かって少女は悪戯っぽい笑顔を向けた]
(326) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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― ビルの屋上 ―
…………《イデア》機関の研究所《ドック》か。 人間如きが、始祖にまで手を伸ばすとはな…。
[手を翳し、周囲の闇をかき集める。 現状扱える、全ての魔力を用いて、空に解き放つ。 雲を突き破り、漆黒の闇が天を貫いた。]
やはり…魔力不足は否めないな…。
[不満そうに自らが放った闇を見つめた。]
(327) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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_____...Bomb!
[と時計塔に突っ込むつもりだったが。 あんまり派手に動くのも躊躇われたので軽く砲撃だけ塔の部分に掠めといた。 けれど、突然現われた船の存在に街の注目を集めることは十分だたろう。]
てめぇら、適当にやっとけ。 船はここに停泊でかまわない。 ぬるいことやってと、命ねぇから覚悟しとけ。
[お頭はどこへ?という声に振り返る。]
そうだなぁ…。でっけぇ花火あげてやっから、酒の準備でもやってろ。 オレは飲めねぇけど。
[時計塔の横に停泊する船から縄ばしごを下ろすとそのまま下船した。]
→時計塔傍
(328) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
テッドは、でっかい音>>328に振り向くと船があった。呆然。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
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[出入り口のない大時計《グランド・クロノス》の中 来訪者の気配を感じて、振り向いた]
……アンタたちは…?
[其処に居たのは、童顔巨乳の白い女と、赤い髪の赤子
[[ドクン]]
赤子の姿に、記憶がザワめく。 ひらり、氷華が赤子をあやすように舞った]
…未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》?
[どうやら、Helは赤子を知っているようだった。 記憶に浮かんだままの名を、口にした]
(329) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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む。おまえ、おれ、ばかにしたな。 おれ、おまえより、つよいぞ。 [においでわかる、と自慢げな表情を見せるが、青年が声を荒げると不思議そうに瞬いた。]
…おまえ、盲目の世界《アンダカ》の向こう、知ってるのか?
[まるで見てきたような口ぶりに、トニーは問いかける。]
機関《イデア》、つぶす。 おまえには、むり。 あいつら、仲間、たくさん。つよい。 おまえ、しぬぞ。
[ふるふる、無理だと首を振る。 直後、どでかい音>>328に驚き、青年と共に呆然と船を見上げた。]
(330) 2010/09/14(Tue) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/14(Tue) 23時半頃
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[―――――!!
時計塔に帆船が停泊する音は骨董屋までも響く。]
なんだろうね。 今日は朝からずっと騒がしいよ。
[ふぅと、壁に掛かる曇り姿見に煙を吐きかける。 其れは時計塔とその傍の船を映し出す。]
(331) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/15(Wed) 00時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/15(Wed) 00時頃
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……船?
[不意に時計塔のほうから響いた音にそちらを振り向く。 暫く呆然とそちらを眺めて]
…派手好きがいるものだ…。
[軽く笑って、すぐに口を閉じた。 時計塔をまっすぐ見れば、僅かに感じる力]
………Hel…?
[小さく呟き、そちらを見つめた。]
(332) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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カリュクスは、>>328 は影渡りの途中なので聞こえなかった。無念。
2010/09/15(Wed) 00時頃
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[手に触れた銀糸>>322の感触。 くすりと笑みを零し、一瞬だけ指に絡め取る。]
おや、残念。振られてしまったか。
[睨む様子にも笑みが毀れる。 闇に沈む様を見遣り、似たような感想を零す 少女>>326には大仰に肩を落とした仕草。]
――来客か。 手土産<<変革>>でも、持ってきてくれたのかな?
[言うと、くるり。 塔から宙<<ソラ>>へと身を翻す。
宙を舞ううちに、白い猫の姿になって。 降り立ったのは、塔を掠めた"船"の傍>>328。]
(333) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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うーん。困ったなあ。 [砲撃が搭を掠めた衝撃が、時計塔を揺らす。 その振動すら、全く困っていない口調で少女は呟き]
時計塔《グランド・ソロール》と大時計《グランド・クロノス》を傷つけられるのは、ちょっと困るんだよね。
[地を蹴るとふわりと浮かび上がった]
お船は海にお帰りなさい?
[愉しそうに呟くと、そっと船に手をかざす。 ――直後]
(334) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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―― 突風が船を 吹き飛ばした
(335) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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[時計塔《グランド・ソロール》まで後少しというその時――ふいに聴こえた爆発音]
……なぁに、物騒な音ね。
[何が起こったのか調べようと、音がした方へ]
(336) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/15(Wed) 00時頃
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……知ってる。
禄でもねぇセカイだぜ。 まず、空気がマトモに吸えねえから皆頭にこんなの被って生きてる。
[こんなの、とジェスチャーで示すのはヘルメットというよりは宇宙服に近いそれ]
後は……何か、…地上には何もねぇよ。 この時計塔《グランド・ソロール》の地下に穴掘ってさ、そん中でよく分かんねえモン食って無理矢理生きてるんだ。
……そんな未来《セカイ》がイヤだから。 俺はそいつらぶっ潰さなきゃなんねぇ。
死ぬかもなんて言ってたら未来《セカイ》なんざ救えねーよ、ばーか。
[そして少年と一緒に船に驚く。 なんだなんだ、と、ようやく噴水から出て、時計塔のほうに近づいた]
(337) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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|
……――、あ?
[遠くからすごい速さで近づいてくる何かに、宙に浮いたままそちらを見る。 船が、時計塔につっこむのが見えてひゅう、と口笛を吹いた。]
ありゃ、マリアント…なんだっけかな。
[船のことは知っている。 《ドック》の連中が噂話をしているのを聞いたからだ。 話とミニスケールのホログラムを見ただけで実物ははじめて見るが―。]
(338) 2010/09/15(Wed) 00時頃
|
|
―時計塔《グランド・ソロール》付近― [縄ばしごからそのまま地面へと着陸する。]
陸の上は何年ぶりになっかなぁ。 最近、プリシラ代わってくんなかったし。
[首を軽く鳴らす。]
けったいな気配ばっか集まってやんの。 空気おもっ。
[嫌悪を示して唾を地面に吐き捨てる。]
(339) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/09/15(Wed) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/15(Wed) 00時頃
|
―時計塔近辺・噴水近く―
[ゆらり… 蜃気楼のように"店番"の姿はそこに現れる。 曇り鏡の幻影鏡《ミラージュアイ》の力により、店にいながら把握と共にその姿を"視る"先へと送る。 普段はよくドナルドに会う為に使っている。]
やあ、トニー様。元気? すごい船だねえ。 空の海を泳いできたのかな。
[見知らぬ青年と共に時計塔を見上げているトニーに、幻影はのんびり声を掛けた。 一際強い風>>335が吹くと、その姿はぶれる。]
(340) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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ヴェラは、吹き飛ばされた船を遠くに見て、唖然
2010/09/15(Wed) 00時頃
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…会ってみるか?今一度…。
[直ぐには気付けなかった。 もう一度会ってみれば、彼女の力を感じるだろうか?と。 屋上を駆けると、闇を黒いコートに纏う。 そのまま、飛び跳ねると、黒いコートが広がった。 次の瞬間、闇の翼へと、それは姿を変えて、空を舞う。]
(341) 2010/09/15(Wed) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/15(Wed) 00時頃
ベネットは、吹き飛ばされ船をにこにこ見上げて拍手。
2010/09/15(Wed) 00時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/15(Wed) 00時頃
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