人狼議事


52 薔薇恋獄

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視点: 人


ディーンは、泥沼温泉でぐつぐつ茹でられてる。

mitsurou 2011/05/25(Wed) 08時頃


ディーンは、そうか!その手が!!って、えー?蓮×てつに驚愕したのに(*ノノ)

mitsurou 2011/05/25(Wed) 08時半頃


ディーンは、ちょwwwwww文先生wwwwwその明言www(芝が生えましたごめんなさい

mitsurou 2011/05/25(Wed) 08時半頃


ディーンは、それでも約二万回に一回はすごいなぁ*

mitsurou 2011/05/25(Wed) 11時半頃


ディーンは、壁】・)じっ

mitsurou 2011/05/25(Wed) 16時半頃


ディーンは、引っ張り出されたので、正座してお茶ずずず。

mitsurou 2011/05/25(Wed) 16時半頃


ディーンは、バカって書かれたけど、自分では見えないですよ。あわわ。

mitsurou 2011/05/25(Wed) 17時頃


ディーンは、愛情の裏返しなら、叩かれてもいい(うむり

mitsurou 2011/05/25(Wed) 17時頃


ディーンは、右58(0..100)x1%、左65(0..100)x1%とかそう言う話?

mitsurou 2011/05/25(Wed) 17時半頃


ディーンは、ああ、リバですね、わかりまs

mitsurou 2011/05/25(Wed) 17時半頃


ディーンは、ついでに鳴瀬先生への想いは5(0..100)x1%だったらしいよ。

mitsurou 2011/05/25(Wed) 17時半頃


ディーンは、もう一回ひいてみよう95(0..100)x1%。どや?

mitsurou 2011/05/25(Wed) 17時半頃


ディーンは、年齢はマジ忘れてましたごめんなさい。と、本気でお出かけ*

mitsurou 2011/05/25(Wed) 18時頃


ディーンは、土橋と両思い把握。どさがばっ(でもプリシーひいてるの流石*

mitsurou 2011/05/25(Wed) 20時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 大木のうろ ―

[大須の別荘であってそうでない場所。
その2階の廊下の突き当たりで、話をしていた。
言い難いことも、遠慮なく聴いてくる楓馬に、嗚呼、彼だな……と思った。
おそらく茨に突っ込んだ時に傷ついたのだろう彼の頬に、指を伸ばしたところで世界が暗転した。

――……嗚呼、あの時触れたのは、やはり夢だったのか。

そんな風に思った。意識は冷たい闇の中。
それでも、夢の中で探すのだ。2つのいつも傍にあった温もりを。]

 ―――……んっ。

[自分を呼ぶ声が聴こえた。とても良く知っている声。
瞼を震わせながら伸ばす手。
その手が何か触れるより前、己の頬に温もりを感じる。
でも、それは1つだ。声も温もりも……―――。]

(56) mitsurou 2011/05/26(Thu) 01時頃

【人】 会計士 ディーン

 ふう、ま?

[迷わず1つの名を呼んだ。選んだ名を。
泣きそうな声の一番恋しいと思う人の名を。

見上げる碧は、視界に入る雨に打たれた梢より露を含んでいて。]

 ―――……。

[そのボロボロの姿と、何よりも1つ足りない姿に夢でないと知る。
伸ばした手を遠慮なくその金の髪に絡めて、己の肩口に埋めた。

         ――……この温もりは、なくさないように。

引き寄せることで、己の顔も楓馬の肩口に埋めた。
言葉なく、けれど、繕うことなく漏らす嗚咽。
お前も泣けよと、促すように。]

(57) mitsurou 2011/05/26(Thu) 01時頃

【人】 会計士 ディーン

 迎えに、いこう。
 俺たちなら、蘭香を、見つけれる筈だから。

[そして、一頻り涙を流した後、とぎれとぎれ願いを紡いだ*]

(58) mitsurou 2011/05/26(Thu) 01時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

mitsurou 2011/05/26(Thu) 01時頃


ディーンは、寝ぼけ眼で片手で殴られた頭掻きつつ、ふたりをぎゅむ&ぺろちゅ。

mitsurou 2011/05/26(Thu) 09時頃


ディーンは、素直に横たわる楓馬に戸惑いつつ、横からかっさらわれないうちに、ぶちゅ。

mitsurou 2011/05/26(Thu) 09時頃


ディーンは、蘭香……ほろりとしつつ36(0..100)x1%受け持った。

mitsurou 2011/05/26(Thu) 12時半頃


ディーンは、俺がのの字書くターンですね。お買いものいってくるか*

mitsurou 2011/05/26(Thu) 13時半頃


【人】 会計士 ディーン

― それからのこと ―

[2人で泣いて泣いて……―――。
それでもずっと泣いている訳にはいかないから。

誰が歩きだそうといったのだろう。
教師である2人のうちの1人だったか、別の誰かだったか。
誰が声を発したとしても、視線は癖のように鳴瀬に向いた。
泣きはらした顔で、少し困った顔をする。
けれど、そっと視線を逸らす。

        ―――……答えは、きっと互いの隣に。
        空ばかり見てる楓馬が転ばないように、
        強く手を握りしめた。         ]

(98) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

[無言で歩いていれば、ふっと隣が動く気配。
下ばかり見ていた紫が、指される空を見た。
かかる虹が視界に入る。

伸ばされる手を見る。
おもえば幼い日、3人手を繋ぐ時は楓馬がまん中のことが多かったと思う。
その片手に繋がる手はない。
楓馬が虹を見つけて、それを喜ぶ声もない。
ゆるっと落ちる手を見て、眉間に皺を寄せて、
またきゅっと握る手に力を込めた。

                      と、その時か]

 ―――……。

[紅子さんらしい声が聴こえた。
少しばかり眼を見開いて、その後、苦しそうに眉間に皺を寄せて、その言を聴いた。
紫の眼に、美丈夫の霊……より、格が上に見える存在が紅子さんから離れて行くのを見た。]

(99) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

 あんなの憑けてたのか……。

[唯の鳥と化してしまった鸚鵡を見る。
鸚鵡の紅子さんも凄いし、良くあのような存在が鸚鵡姿で我慢できたな……とも思う。
その時点で、嗚呼と、想う。]

 ……たった一人を想う者には、叶わないな。

[捨て台詞と鸚鵡に姿を宿していた事実で、おそらくと気が付くことがある。
違ったとしても、明らかに蘭香>越えられない壁>楓馬・蛍紫である。
そういえば、紅子さんはまったく自分には懐いてくれなかった。
ふっと、ほんの少しだけ笑みが零れる。]

(101) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

 2人を迎えに行こう。
 多分、蘭香、紅子さんにびっくりするだろうしな。

[握り直す手。幼い日、楓馬がよくまん中になっていた理由。
先に2人が手を繋いでいたなら、差し出される2つの手の内、
無意識に己が片方をよく選んでいたから。
幼い日もそれで、たまに後悔することがあった気もするのだけれど。

            ――……今、その時より重い選択をして
            後悔がまったくないわけではないけれど
            たった一つを想う気持ちに揺らぎはないから。

2人つないで、あいた2つの手だからこそ、
伸ばせるものがあればいいと、切に願った。]

(103) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

[そしてある日の明け方。
2人を迎えに行こうと楓馬と約束をした日。

あまり良くは眠れずに、約束の時間より随分早く起きてしまった。
用意を済ませて、ふと思い立って窓辺に立つ。
風にでも当たろうと窓ガラスに触れた手。]

 ――……楓馬?

[外に彼の姿があった。
少しだけデジャビュを覚えるのは、薔薇恋獄での最後の記憶。
会いたいと願って、幻と思って硝子越しに触れた手と手。]

(104) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃

【人】 会計士 ディーン


 お前、来てるなら、チャイムならせばいいのに。
 ちょっと待ってろ。

[けれど、今は窓を開ければ届く筈の声。
今は――……自分から、向かうこともできる。

開け放った玄関の扉。

そして、このまま行くにしても、己の部屋で休息を取るにしても、
手をさし伸ばすことに、躊躇いもないこと*]

(108) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃

ディーンは、鳴瀬先生の中の人を心配しました。おろり。

mitsurou 2011/05/26(Thu) 23時頃


ディーンは、お茶を啜って待ったりしている。

mitsurou 2011/05/27(Fri) 00時頃


【人】 会計士 ディーン

 なら、合い鍵使って入ればいいだろう。
 あんまり気にする方が、2人とも気にする。

[両親が諸事情抱える楓馬に渡した鍵は、まだ彼の手元にある筈だ。
いっそのこと一緒に住んでしまえばいいのに……と、母は言っているけれど。

思いながら、差し出す手。
繋いだばかりの手は、お互い冷たい。
結ばれればやがてジワリと温かくなる感触を覚えた。]

(143) mitsurou 2011/05/27(Fri) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ―――……まぁ。
 言わせたのは、俺、だし、な。

[そのまま手を引いて、部屋に戻れば、楓馬の尋ねにそっと眉を潜めた。
非常に非常に言い難いことではあったけれど、多分逃してはくれまい。]

 俺は、蘭香はずっとお前のことが好きだと思っていたから。
 なのに、俺も恋愛感情として好きだと云うから

 キスできるなら、できてそれでも違うというなら信じる……と言った。
 出来ないとたかをくくっていたんだけれどな。

[ボソボソと、2つ並んだPCに視線を泳がせつつ説明する。
帰って来てからオンラインゲームには繋いでいない。
彼――浜那須のキャラが居ないことを改めて認知するのは辛い。
そっとPCの画面を撫でてから、紫の眼は横目で楓馬の反応を窺った。]

(144) mitsurou 2011/05/27(Fri) 00時半頃

ディーンは、蘭香はいってらっしゃーいノシノシ

mitsurou 2011/05/27(Fri) 08時半頃


ディーンは、生きてっていうか、地上(現場)にいた。

mitsurou 2011/05/27(Fri) 09時頃


ディーンは、もそもそお返事かんがえてるなう。

mitsurou 2011/05/27(Fri) 09時頃


【人】 会計士 ディーン

― 自室にて ―

 あー……。

[ちろっと横目でみた楓馬の反応に、紅子さんの話を脳裏で反芻させながら、若干しまったなという顔をした。
パソコンのディスプレイを触っていた指先が頭に伸び、少し掻いた後、唇に落ちる。眼を眇めて、ふぅっと息を吐く。]

 すまん、話が飛んでいた。
 蘭香は、お前も俺も両方等しく好きだと言ったんだ。
 俺は、そんなことはない……と、そういう流れだった。

[自分が二心抱いていた時期に、否定の言葉を紡いでいた矛盾。
その流れで、楓馬への想いが確定したのだけれど。]

 ……接吻けしたけれど、俺から蘭香への想いは変わらなかった。変わっていれば、ここに居たのは3人だったかもしれない、が。

           それでも、俺はお前が、お前1人が好きだと
           気がついてしまったから。

[すまん、と相変わらず視線合わさぬまま、頭を垂れた。]

(160) mitsurou 2011/05/27(Fri) 09時半頃

ディーンは、大事なことなので2回いっただけだろう?(と百瀬を慰めた

mitsurou 2011/05/27(Fri) 09時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 自室にて ―

 ……確かに、好きだと言ってもらえていなかったら
 運命は変わっていたかもしれないけれど。

 でも、俺は……―――。

[俯きながら言葉を探すけれど、上手い言葉が見つからない。
楓馬が手を伸ばしてくれたことに対する感謝と悦びと……
けれど、それだけではない想いが複雑に混じるから。

言葉に出来ない想いを伝えようとして、恐る恐る顔をあげた。
楓馬の表情が、その仕草が視界に入る。
――……それで、全てを悟れる訳ではなけれど。
それでも幼馴染故に判る想いがある。]

(163) mitsurou 2011/05/27(Fri) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

 もし、お前が自分が助かったことを、悪く思ってるなら
 それは違うと思う。

 どうあっても、お前は助かっていたと思うよ。

 あの時、お前が1人で逃がされたというのはそういうことだ。
 ……俺が知る限り、浜那須先輩も、
 お前のこと好きだったそうだから。

[伝えることに、ツクリと恋心が痛むけれど、今は見ないように感じないように。
唯、慰めるように、彼の呼吸が楽になるように、傍に寄るとその背を撫でる為に手をあてた。]

(164) mitsurou 2011/05/27(Fri) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― 自室 ―

 楓馬っ……――!?

[ベッドから転げ落ちた身体を、慌てて支えようとする。
反動で、彼の身体に覆いかぶさるような体勢になる。
そのままその体勢で見降ろして、おずおずと伸ばす手。
柔らかな跳ねる髪を、ただ撫でる。]

 なぁ、お前が自分より
 助かって欲しいという人がいたとしても
 
      ……他人の気持ちはどうしようもないんだ。

(166) mitsurou 2011/05/27(Fri) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン

[本当は、そう思うことで自分の逃げ場を作りたいだけだ。
変えれるなら、変えれることができるなら……―――
助けれた命は、多いから。

                ぎりっと唇を噛んだ。
        
それでいて、今、楓馬が生きていることが、
助けられた命の重さより、別次元で愛おしい気持ちもあって。

                つぅっと眉間に皺がよる。
                罪の意識に苦しむように。]

(167) mitsurou 2011/05/27(Fri) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 自室 ―

 阿呆っ……―――

[楓馬の口から零れた言葉に、思わずそんな単語が零れた。
頬を撫でられれば拒むことはないけれど、眉間の皺が消える事はない。

揺れる碧を見降ろしながら]
 
 『楓馬』を好きな人たちの想いを否定するのか?

 ――……今、ここに居る俺の存在も否定するのか?
 俺は……お前がいなかったら、生きてはない、のに。

[心の裡、上手くない言葉で噛み潰すように落とす。

見降ろす碧の傍に雫がある。
泣かせてしまったかと思えば、それは上から落ちていて、
己が泣いているのだと知る。]

(170) mitsurou 2011/05/27(Fri) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

        お前は、俺に、
        俺が居なくなれば良かったと言わせたいのか?

[己がいなければ……という想いは、自分にもある。
そして、それは楓馬が、自分がと思えば思うほど深まる想い。]

 俺がいなければ、楓馬は蘭香を迷わず選べたかもしれない。
 もしかすれば、浜那須先輩の想いにも応えられたかもしれない。

 なぁ、俺が、そう想ってなんかないって、思ってるのか?

[言ってはいけないと思えども、止まらなかった。
それほど、今まで1人で抱えていた想いは重い。冗談でなく。]

(171) mitsurou 2011/05/27(Fri) 11時半頃

ディーンは、文先生いってらっしゃーいノシぶんぶん

mitsurou 2011/05/27(Fri) 12時頃


【人】 会計士 ディーン

― 自室 ―

 ――……悪い。

[引き寄せられて、抱き締められて、はっと我に返る。

あの件の最中から、どうにも涙腺が弱い。
感情を押さえる箍も、直ぐに外れてしまう。]

(177) mitsurou 2011/05/27(Fri) 12時頃

【人】 会計士 ディーン


 大切なんだ。楓馬、お前が……。

      そんな風に思っても、誰かに悪いと思っても

              大事なんだよ、楓馬。

[伸ばす腕、ぎこちなく、けれど躊躇うことなく抱き締める。
身体を満たす、彼の香りと温もりに、また緩む眦。

――……だから、そんなことを言うなとは、もう言わない。

多分、同じように選べなかった人に想いを馳せながら、
それでも腕の中の温もりは、だからこそ離さない。]

(178) mitsurou 2011/05/27(Fri) 12時頃

【人】 会計士 ディーン

― 自室 ―
[首が振られる感触。
おそらく、2人生き続ける限り、俺が、いや俺が……――と言い続けるのだろう。
けれど、それすらも2人だからできること。

そして、聴こえる 俺も の声も。

嗚呼、だから矢張り、罪悪感があっても繋がって生きて行きたいと思う。]

 ――……嗚呼、行こう。

[眦を舐められたなら、少し驚いた顔をするけれど。
返しに同じ位置に、唇を落とした。

笑う顔に、ぎこちなく頬を持ち上げながら、身も起こし、差し出す手。

楓馬を起こすために。
楓馬と繋がるために。

――……共に、歩いて生ける(行ける)ように。]

(181) mitsurou 2011/05/27(Fri) 13時頃

ディーンは、ユリシー先輩酷過ぎるwwww

mitsurou 2011/05/27(Fri) 13時半頃


ディーンは、野口先輩に同意した。

mitsurou 2011/05/27(Fri) 18時頃


ディーンは、てつ先輩、大事なことだから3回言っただけですよね?(なでこ

mitsurou 2011/05/27(Fri) 20時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 或る夏の日 ―

[ジージーとアブラゼミの声が五月蠅い中、学校へ向かって歩く。若干、通常より3割増しで眉間に皺が寄っているのは、暑さの所為だけではない。]

 補講か……―――。

[ぼそっと呟く声は低い。
今まで1度たりとて補講と名のつくものに出席したことはなかったのに。確かに、礼の件で日数が危うくはなりかけていた。それでも、自分が出て、同じクラスで同じ部員の楓馬が隣に居ないのは、迂闊にもあの後風邪をひいてしまった時期があったからか。]

 ―――……あっ。

[がらっと開けた指定された教室の扉。
監視の教師の姿が――……鳴瀬であることに気がついて、小さく息を飲んだ。どうにも、あれ以来、やはり少し間柄はぎこちなくなっている。視線があってもあわなくても、小さく会釈を向けて、席についた。

やがて配られるプリント。
そこまで難しいものでなければ、鳴瀬が回ってくるころには出来あがっているだろう。少し困った顔をして、採点される時を待っている。]

(207) mitsurou 2011/05/27(Fri) 21時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 夏の補講 ―

[プリントは、おそらく1番に解き終えて。
けれど、なかなか立ち上がって教壇の鳴瀬の元に行けない。

ぼぅっと窓の外を見ていた。
楓馬の眸の色に似た、桜の葉の碧が夏の陽に眩しい。
どれくらいそうして居ただろうか。
気がつけば、自分以外に4人程いた補講生の姿は、もしかしたらなかったかもしれない。
そもそも成績が悪くて呼び出されたでなければ、そのようなものだろう。

まるで、一対一を狙っていたかのようになってしまい、困惑する。
それどころか、出来れば避けたいと、思ってしまうのは仕方がない。]

 ――……鳴瀬先生、できました。

[それでも、ずっとこうしている訳にも行かず。
意を決して窓際の席から腰を浮かした。
向かう先は、教卓だったか。
差し出すプリント――……視線は合わない。合わせない。合わせられない。]

(219) mitsurou 2011/05/27(Fri) 23時半頃

ディーンは、でも、紅子さんほど甲斐性はない俺。名字甲斐なのにな!!

mitsurou 2011/05/27(Fri) 23時半頃


【人】 会計士 ディーン

[始発電車、ボックス席になっている個所に2人並んで座る。
あの時、マイクロバスの中でそうしたように、楓馬に肩を貸して、眠ることはなかった。
あの時と違うのは、周りに部員が居ないこと。
そして、密やかに膝の上で絡める手の存在。

時折、窓の外、流れる風景を見ていた。

ボックス席の前の席を、嗚呼、そう言えば3人で電車で出かける時は、ボックス席を使うことはあまりなかったなと思いながら見詰めていたのは、目指す駅の1つ前の駅ぐらいだったか。
誰か1人があぶれてしまうから……と、それは暗黙の了解だったように思う。

もし、連れて帰ること叶うなら、帰りは横並びの席に座ろうと、ぼんやりと思った時に横顔に視線を感じた。]

 ――……嗚呼、起きたか?
 次の駅で降りるぞ。

[少し固まっていた表情をぎこちなく笑みに崩して言葉を紡げば、丁度電車が減速していく頃合いだった。]

(226) mitsurou 2011/05/28(Sat) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― 土砂崩れの現場 ―

 問題ないさ。キャリーバッグ抱えている訳でなし。

[最寄りの駅から、もくもくと無言で歩いた。
手は……流石に繋げない。
多分、楓馬も同じ気持ちだったろうか。
その事が、少し息苦しい空気の重さに繋がって。
だから、現場についた時、かけられた声に少しだけ安堵の息を吐いた。]

 ―――……。

[荷物の中から眼鏡を取り出す。
前使っていたものは、おそらくこの土砂の中。
新しい眼鏡は、前のものより少しだけ度が強い。
かけたときに開ける視界に、クラリとしながらも、少しの想いの残滓も見逃さないように紫の眼を眇めた。]

(227) mitsurou 2011/05/28(Sat) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― と或る夏の補講日 ―

[プリントを差し出せば、鳴瀬は黙々と教師の任を務め始めた。
その間の手持無沙汰、泳がした視線の先に古文の指導書。
ふっと、唇の端を歪めた。

踵を返して、少しの間だけ、窓際の席に戻った。]


  いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを
  人づてならで 言ふよしもがな


[丁度、鳴瀬が採点を終わったタイミング。
ボソリ1つの唄を紡ぐ。
貴方を想うことは止めたけれど、せめてそのことを人づてでなく伝えたい――……そんな内容の百人一首。]

(239) mitsurou 2011/05/28(Sat) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ……平安時代は、手紙で想いを伝えあうのが主流だったようですね。
 だから、先生に手紙、書いてみました。

[かさりと差し出す、二つ折りのレポート用紙。
そこに書かれている文字列は、一番上の行だけ。


『私は貴方を……――――。』          


まるで謎かけのような言葉。
全てを書かず、行間を読むのが当時の嗜みだったと言う。
今、読むのか、後、読むのか、判らないけれど。
鳴瀬がそこに何を読むかは、彼次第。]

(240) mitsurou 2011/05/28(Sat) 00時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

mitsurou 2011/05/28(Sat) 00時半頃


ディーンは、ぅはゃぅござる。もぐもぐ。

mitsurou 2011/05/28(Sat) 10時半頃


ディーンは、うん、問題ない。問題があるとしたら、てつ先輩から刺される位だネ★

mitsurou 2011/05/28(Sat) 14時頃


【人】 会計士 ディーン

― かつての別荘跡 ―

[楓馬の蘭香を呼ぶ声を聴きながら、眼を眇めて周囲を視ることに集中した。と、視力より先に訴える感覚は、嗅覚――薔薇の香りがした。

はっと、顔をあげた時は、時既に遅し。
ふらふらっと楓馬が歩くのが視界に入る。
そして、ふっと姿が消える。]

 ――……楓馬っ!!

[咄嗟に伸ばした手は届かない――まるであの時のように。
ざっと、血の気が引いた。
何故、手を繋いでいなかった?後悔が脳裏を過ぎる。]

(285) mitsurou 2011/05/28(Sat) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

 この莫迦っ!!!

[慌てて消えた場所へと近寄れば、大丈夫そうな楓馬の姿が見えた。
思わずそう叫ぶ、顔はまだ青ざめたまま、レンズの底の紫は露に揺らめいている。
眉間に皺を寄せて、ぎりっと唇を噛みしめるも、視界の端に薔薇――想いの残滓を見止めれば、そこに行かざるえまい。]

 楓馬、俺が行くまでそこから動くなよ?

[1つ釘をさして、安全に降りれる場所を探した。
自慢ではないが、楓馬が落ちた場所を下る運動神経は持ち合わせていない。
体育の評価は、5段階中3だ。
母が、あひるちゃん(評価2)でなくて良かったわね?と言う、身長でカバーしてそこそこというレベル。
どうにか、楓馬が佇む場所まで、別所から下った。]

(286) mitsurou 2011/05/28(Sat) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

 楓馬?

[下った先、金色の髪を見止めればまず声をかけた。
無茶させないように、厭だといっても手を繋いでやる……と、幼いころも同じことを思い出すのだけれど。]

 ――……らん、か?

[上からは見えなかった姿が見えた。
繰り返される行動と、言の葉――楓馬と並んで暫く呆然とする。
けれど……―――]

 楓馬も、手伸ばせ。

[物理的に触れられないと判っていても、はっとして手を伸ばした。
楓馬にも促す背後、梢が紅子さんの存在によって揺れたことには、まだ気がついていない*]

(287) mitsurou 2011/05/28(Sat) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

― と或る夏の補講日 ―

 ――……先生、その答えだと三角ですね。

[目の前で付け足される文字に、微かに相好を崩した。
彼のペンを借りると、『だ』の後に付け足す文字2つ――『った』。

彼が付け足した文字が、己の想いの代弁か、彼の想いなのか判らないけれど。
どちらにしても、現在形では間違いな筈。
――……そうでなければならない。]

 国語の先生達は、そういうところも細かいですよ。

[ペンを返しながら言って、ふっと息を吐いた。
その段階で、初めて、視線を彼と合わせた。]

(289) mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時頃

【人】 会計士 ディーン

 ――……鳴瀬先生、俺は貴方のことが好きでした。

 貴方自身として好きな部分がちゃんとありました。
 貴方と楓馬は……違う。

 でも、楓馬自身と貴方自身を比べることを赦されるなら、
 恋情は楓馬に強く感じます。
 ――……貴方と楓馬を重ねていると思う程には、
 彼の存在は、俺の中で大きいんです。

[時が経ったからこそ、伝えられる想い。
重ねていない部分でも、眼の前の人が好きだった。
けれど、その恋慕の想いは、楓馬を矢張り越えてはあの段階ではなかった、と。]

(290) mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時頃


ディーンは、俺のラ神!!!!ちょwwwおまwww喰われろと!!!

mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時半頃


【人】 会計士 ディーン

― と或る夏の補講日 ―

 ――……鳴瀬先生は、困った人だな。

[己が訂正して、訂正された文字を見て呟く。
言葉上手く伝わらないもどかしさ。
当時の彼の彼自身の気持ちを比べた訳ではないから。
彼の言葉に困った顔をした。

ジジジっと蝉の鳴く声がする。少しだけ彼の視線を感じる。
そして紡がれる言の葉を聴いて、少し肩を揺らす。]

 知ってましたよ……と言ったら傲慢と思われますか?
 大事だと言ってくれたから、そうかなとは思ってました。

(297) mitsurou 2011/05/28(Sat) 17時半頃

【人】 会計士 ディーン

 でも、それは、あの時の気持ちですよね?
 そうでなかったら、栖津井先生への今の貴方の気持ちは?

[だから、好きだった、としないと互いに困るのではないかと。
彼の視線が外れた後、視線をあげて言葉にした。

窓から風が吹き込む。
癖のない己の髪は簡単にサラリと揺れるから、
目の前にかかるそれをゆるりとした動作で耳にかけ直した。
その間も、視線は外を見やる鳴瀬へ。
まともに眼は見れないから、目から少し下、言葉を紡ぐ筈の唇に。]

(298) mitsurou 2011/05/28(Sat) 18時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

mitsurou 2011/05/28(Sat) 18時頃


【人】 会計士 ディーン

― ある日の街角 ―

[本屋で探す本は、問題集と進路に関するもの。
あれから、オンラインゲームに費やす時間は大分減った。
2,3冊選んで、次は新書の新刊でも……と思って踵を返した時、己を呼ぶ声がした。]

 ……栖津井先生?

[本屋で問題集の中を改める為もあって、眼鏡をかけていたことが幸いし、振り返った先に声の主を直ぐに見つけることが叶う。]

 先生も、何か探しに来られたんですか?

[此処はこの辺りでは専門書も多く扱っている本屋だったから。
鳴瀬との一件もあり、少し栖津井と2人であることに居心地の悪さを感じつつ、それでも顔には出さぬよう、当たり障りのないことを尋ねた。]

(307) mitsurou 2011/05/28(Sat) 19時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 街角 ―

 嗚呼、暇潰しとかですか?本屋は潰れますよね。

 えぇ、そろそろ真面目に考えないといけない時期なんで。

[ボソボソっと短い会話が幾つか。
その後、沈黙が続く。
沈黙に耐えきれず、用もないのにあると言いかけた時。]

 ――……はい?

         いえ、ない、ですけ、ど。

[突然の誘いに、瞬いて。
つい勢いで、是と答えてしまった。]

(313) mitsurou 2011/05/28(Sat) 20時半頃

【人】 会計士 ディーン

― と或る夏の補講日 ―

 ――……先生、それだと二股ですよ。

[随分、沈黙を作った後、本当に困った声を出す。
呆れたような声を出さないことが、答えではあるのだけれど。]

 ―――………。

[答案の間違い箇所を一応聴くフリをする。
公式を使う順序を少し間違えていた。
たった一か所、順序を間違えただけで答えは変わる。
運命は、もっと複雑に、多分その繰り返し。

         ――……そして、正しい答えはきっとない。]

(321) mitsurou 2011/05/28(Sat) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

 志望校ですか、そうですね、少し迷ってます。
 最初は経済学部に行こうと思ってました、数学好きですし。

[会計士になろうかと思ったけれど、
己の名前が、かい けいし という事実に今更気が付いたのはこの間。
ちょっとそれは……と思い悩んでいる。
両親は何を考えてと小一時間、悩んだのだが、
あの天然な母親ならありえるかと納得してしまった。
非常に残念なことではあるけれど。しょうがない。]

 法学部も考えてはいます。
 父さんに随分迷惑かけたから、跡継ぎたいとも思います。

 あとは……―――
 高校の数学の教師になろうか、悩んでますよ。

[チラリと向けられた視線を、今回は真っ直ぐに受け止めた。
それが答えだと。貴方自身を好きだという答えだと。]

(322) mitsurou 2011/05/28(Sat) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

 ……鳴瀬先生、キスしましょうか。

[ふっと思いたったように言う。]

               それで最後にしませんか。
               それで最後にしたい。

[3という数字は難しいから。
赦されるなら2つでも3つでも愛したいけれど。
人の気持ちは複雑だからこそ
――……1つを選ぶことを誠意と示したい。

楓馬に、蘭香に、鳴瀬に、栖津井に……―――。]

(323) mitsurou 2011/05/28(Sat) 21時頃

ディーンは、って、文先生、マジ鬼畜把握した!!!

mitsurou 2011/05/28(Sat) 21時頃


【人】 会計士 ディーン

― 薔薇の園にて ―

 紅子さん……―――?

[相手が同族嫌悪を抱いているとは、流石に思っていないのだが。
楓馬に叱咤激励をする姿に、少しキョトンとして、それでもやはりそうなのか……と思うのは彼の蘭香に対する想いに。
眼差しを送って見れば、なんだか厭そうな顔をされた、かもしれない。

そうこうしてる間に、少しだけ蘭香の紡ぐ言葉が変わった。
まるで、自分たちの存在を認識しているように。
戸惑う楓馬を尻目に、己は手を刺し伸ばしたままだけれど、それだけでは足りない。
蘭香が求めるのは2つの手だから。]

(327) mitsurou 2011/05/28(Sat) 21時半頃

【人】 会計士 ディーン

 楓馬、迷う暇なんてない。伸ばせよ手。
 伸ばさないで後悔するくらいなら、伸ばした後、後悔したほうがマシだ。
 だいたい、伸ばしても後悔はしないだろっ。

[蘭香の姿が霞む様子に焦って叫ぶ。
それは、実体験だから、嘘ではない。
あいた片方の手を伸ばして、楓馬の片手を取った。]

 3人で……帰るんだろう?

[紅子さんを入れる余裕が今はなかった。
後で紅子さんに叱られようと思いつつ、掴めたなら楓馬の手を握る力を強めた。]

(328) mitsurou 2011/05/28(Sat) 21時半頃

ディーンは、ひそかに、ちまセシル[[who]]を愛でている。

mitsurou 2011/05/28(Sat) 21時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 喫茶 ハルシオン ―

 ……いえ、自分の分は自分で払いますよ。
 他の生徒に見つかって、ひいきとか言われたら拙くないですか?
 此処まで来るウチの生徒って、物好きだとは思いますが。

[栖津井の言葉に、問題児の集まりと言われるゲーム部であっても、基本的に真面目な態度を崩さない蛍紫は、此処でも生真面目に言う。
それを聴き入れられるかは、さて……――。]

 此処、前から気にはなってましたが、
 流石に1人で入る気にはなれなかったんですよね。

[栖津井に連れられて、
心持重い足取りで本屋の前にある喫茶店に入る。
そこが楓馬のバイト先とはしらない。

――……今まで、あえて聴こうとしなかった。
彼が己のオンラインの姿を知らないのと一緒で、
多分引かないといけないラインだと思っていたから。]

(331) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時頃


【人】 会計士 ディーン

― かつての……(以下略 ―

[手を伸ばして後悔したと……碧の眼が物語れば、ひょいっと片方の眉をあげた。
確かに付属することに後悔がないといえば、自身も否だけれど。

――……蘭香が助かることを、後悔することはない。
そういう意味合いの言葉だったから。

それでも、繋いだ手に力を込めれば、差し出される手。
そのことに、後悔はしていないと思いこむ。
2人だから、こうして、蘭香に手を伸ばせるから。]

(345) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 蘭香っ……―――!!

[呼ぶ声も重なっただろうか。
伸ばした3つの手が交差する。
――……その時、紫の眼は、ほころびる薔薇の世界を視る。]

 ……夢では、ないよ。

[ほぅっと息を吐いて、すとんっと膝を落とした。
汗ばむ額を撫でる風、薔薇の香りは……――それでもきっとある。
蘭香に安堵の表情を見せながらも、視線は無意識に、本来の薔薇恋獄の主を探していた。]

(346) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 喫茶 ハルシオン ―

 ……ふう、ま?

[奢りの件や、こういう雰囲気の所は互いに1人では矢張り入り難いとか、話しながら入ったものだから、一瞬気が付くのは此方の方が遅かった。紫の眼を丸く見開いて、少しの間呆けて彼の姿を見詰めた。]

 ああ……―――。

[やがてぎこちなく去って行くのを、見送って、こちらもギギっと栖津井の後を着けて席につく。
以外と冷静な栖津井に、普通はそのような反応なのだろうか、と思う。確かに、他の知り合いに出先であっても、ここまでは動揺しないだろう。動揺してしまったのは、多分相手が楓馬だから。

――……なんだ、あんな可愛い格好、他人に晒してるのか。

そんな風に、少しだけ嫉妬の心が擡げたりもする。]

 あっ、では、同じもので。

[取り立てて飲み物にこだわりはないから、栖津井にオーダーを尋ねられれば、そう返す。
まさか、オーダーを楓馬が取りに来ることはないよな?と、それを望むような、望まないような……相変わらず腰の座りが少し悪かった。]

(349) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

― と或る夏の補講日 ―

 ………鳴瀬先生は、残酷ですね。

[提案に否と返ってくれば、ゆるく首を振った。
困った顔をするのは、仕方ないだろう。
その答えは、彼はこの想いを抱えて生きて行けと、
言っているに等しいのだから。]

 多分、俺は、貴方が思っているより、
 貴方のこと好きですよ。

[区切りをつけたいと思うくらいに――好きなのに。
区切りをつけないと、箇所箇所できっと引っかかってしまうから。それでいて、逸らされる視線のように、どこまでも噛み合わない歯車。
諦めたように、窓際の席に戻り、鞄を手に取り]

(360) mitsurou 2011/05/28(Sat) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ――……続けますよ。
 まだ、貴方にハンデなしで、勝ってないですから。

[先に教室を後にする人の問いかけに、そう答えた。

            ほら、こうして引っかかり続けるのだ。
            きっとずっと、死ぬまで、死んでも。

その背に向ける表情は、少し苦しむような笑み。
手を伸ばすには、遠い背中だった。
そして、今自分は、楓馬に手を伸ばすことに、躊躇いはないから。]

(361) mitsurou 2011/05/28(Sat) 23時半頃

ディーンは、よし、ちょっとお風呂。

mitsurou 2011/05/28(Sat) 23時半頃


【人】 会計士 ディーン

─ 喫茶 ハルシオン ─

 ――……ええ。

[楓馬が去って後、オーダー後に尋ねられた問いかけに、少し戸惑って頷く。
栖津井は、色々知っているとはいえ、基本的に色恋沙汰には疎い故に。

もし、別れたりなんだりしていれば、先程とは少し違う反応になっていただろう。
あそこまで、お互い動揺はしなかったのではないだろうか。]

 栖津井先生も、その後は?

[聴かれたなら問わねばなるまい。
どこまでも律儀に尋ねる。

もちろん、2人の幸せを願っていないわけはないのだけれど。
どうしても、特に栖津井に対しては後ろめたい部分も、ないわけではなくて。]

(370) mitsurou 2011/05/29(Sun) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― 喫茶 ハルシオン ―

 ……ですよね。

[どことなく愉しそうな相手の様子に、ほうっと息を吐く。
今が、補講日より後ならば、脳裏に掠める記憶があるから。

運ばれ来た紅茶には、レモンを1枚に角砂糖を1つ。
やはり取り立てて拘りはないから、普通の人がするであろう分量を護る。]

 はい……――?

[カップに口をつけた当たりで、また鳴瀬の名が栖津井の口からでる。
もう少しタイミングが遅かったら、少し噎せていたかもしれない。

……この人は何を言う気だろうと、窺うように視線を向けた。
万が一を考えて、カップを受け皿に戻す。
これだから、後ろめたいことがあるのは、辛い。]

(377) mitsurou 2011/05/29(Sun) 00時半頃

ディーンは、ラ神様wwwwwwwwwwリアルで紅茶噴いたwwwwwwww

mitsurou 2011/05/29(Sun) 00時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 喫茶 ハルシオン ―

 ――……そうですか、泣いて。

[カツっと小さな音が、カップを置く際に鳴る。
その中で聴く事柄に、微かに軋む心の音を具現化するように。]

 必要、ない訳ではなかったんですけれどね。

[少しの間、瞑目する。
言葉を選ぶ間をつくるように、一度置いたカップを再び手にとって口につけた。
こくっと一口紅茶を啜った。]

 先生は、俺に何か仰りたいのでしょうか?
 それとも、何か聴きたいのでしょうか?

[結局、単刀直入に尋ねることにした。
声音は、努めて穏やかに。
少し哀しげで低い相手の声音を聴いてしまえば、そこには拒否できない力があった。]

(394) mitsurou 2011/05/29(Sun) 01時頃

ディーンは、栖津井先生のはげしさに(*ノノ)ってなってる(

mitsurou 2011/05/29(Sun) 10時半頃


【人】 会計士 ディーン

 ―――……彼女が、居ないかと、思ってな。

[2人の再会を視界の端でみつつ、声をかけられたならそう応える。
蘭香が楔から外れたことで薔薇恋獄の世界は綻んではいるけれど、
消え去った訳ではないと――紫の眼には映るから。]

 あとは、他の3人も居ないかな……とか、な。

[ぼそっと呟いて背後を振り返れば、
紅子さんがギリギリした顔で此方を見ていた。
ふっと顔を綻ばせて、楓馬に言う。]

 なぁ、蘭香に紅子さん紹介しないでいいのか?

[すごい顔してる……とは、紅子さんのプライド上言うことは控え、
彼が紹介をするようであれば、先程とは逆にふらっと1人脚を進めて行く。
薔薇の香りに誘われるように、少し時間の感覚は曖昧。]

(441) mitsurou 2011/05/29(Sun) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

 おや、此処は……―――。

[随分歩いたという感覚は薄い。
目覚めた木のうろに良く似た――実際同じ場所であるが、に辿り着く。
あの時は、ゆっくり見て回る余裕はなかったけれど。]

 ……薔薇?

[そこに薔薇の苗があることに気が付く、つっと細める眼。
嗚呼、その根元には……―――]

 日向(ひなた)、日向(ひゅうが)……。

[見つけた彼女の想いの残滓――躯。]

(442) mitsurou 2011/05/29(Sun) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― 喫茶 ハルシオン ―

[「キスして欲しい」という行で、少しはっとした顔をする。
思い出す、補講日の出来事。
キスをして終わらせようとしていた。
でも、それは自分のことしか考えていない行動だった。

――……だから、矢張り眼の前の人には叶わないと思う。]

 ――……好きには、色々形があって。
 鳴瀬先生と俺は、その形があわなかった……んだと思います。

[真っ直ぐに見据える眸を、すこし揺らいで見詰め返す紫は、
おそらく歳相応に見える筈だ。

日頃は、歳より老けて見られることが多いけれど、
そういうところは、むしろ若すぎる。]

(446) mitsurou 2011/05/29(Sun) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

 多分、俺が鳴瀬先生に手を伸ばしても
 喧嘩ばっかりになったと思いますよ。

 楓馬とも、喧嘩しない訳ではないけど……でも。

[と、呟いたところで機械みたいな言動で給仕に楓馬の姿が見えるか。
つっと口を閉じる。
水の継ぎたしを受けながら、栖津井と彼の会話を聴くけれど]

 楓馬、紅茶の代わりは、お前のお勧めがいいな。

[ぽそっと願う。
多分彼が何を選択しても、それは自分の好みにあうだろうから。
……彼が意地悪をしようと企まなければ、だが。

彼を盗み見る目は、色々な感情混じるけれど、
ベースが恋するそれだ。
――……基本的に、心を委ねている。それが、答え。]

(447) mitsurou 2011/05/29(Sun) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 喫茶 ハルシオン ―

[楓馬の反応はどうであったか、なんであれ、去るその背を愛しげに見送った後、栖津井に向き直る。]

 ――……いや、俺に怒りを覚えるのは当たり前かと。

 結局、俺は鳴瀬先生に甘えて欲しいと思いながら、
 甘えることしかできないから。
 そこまで、思い詰めてらしたとは、思わなかったし。

 それに……―――

[言うべきか否か迷って、一度紅茶で唇を湿らせた。]

 その甘えがあったから。
 例えば、あの時、鳴瀬先生の手をとって此方に戻って来ていても、きっと最終的には、やっぱり楓馬に手を伸ばしていたと思います。

(450) mitsurou 2011/05/29(Sun) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[実際そうなるかは判らない。
それでも鳴瀬の手を離さなかったかもしれない。
それでもあえて言ったのは、栖津井だからだ。]

 だから、感謝されるのは、筋違いですよ。
 俺こそ、栖津井先生に感謝しないといけないから。

 貴方が鳴瀬先生を幸せにしてくれるから、
 俺は楓馬を好きでいられるし、後ろめたさも少なくて済むから。

 ――……自己中で、申し訳ないです。

[飲み干される相手の紅茶を見る。
習って己のそれも飲みほした。]

(451) mitsurou 2011/05/29(Sun) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ん、あれ、声かけて行かなかったか?

[ふっとかかる声に視線をあげた。
丁度逆光になっていたか、少し眩しげに楓馬を見上げる。

基本的に幼馴染3人の中ではストッパー役ではあるが、
稀にこういう行動をとることがある。
稀故に、性質が悪いこともあるのだが――本人に自覚はない。]

 っと、大丈夫か。

[楓馬の体勢が崩れるなら、肩を貸した。]

 ――……嗚呼、彼女、だ。

[そして、問われることに答え、その彼女の欠片に楓馬が唇を寄せるのを見守った。
こう、若干、眉間に皺が寄るのは、恋心故に赦されたい。]

(463) mitsurou 2011/05/29(Sun) 13時半頃

【人】 会計士 ディーン

─ 喫茶 ハルシオン ─

 そういうことにしておいてください。

[お互い様と笑う栖津井に、苦笑を向けた。]

 ――……。

[そして、つっと紫の眼を細めた。
栖津井の浮かべた表情が、眩しかったから。
重なるのは、先程、オーダーしたときの楓馬の表情。
ちゃんと、俺も彼を幸せにできてるのかな……と、思う。]

 多分、鳴瀬先生も幸せだと思いますよ。
 貴方に、そんな顔させるくらいだから。

[また、人の気持ちを決めつけるなと言われそうだけれど。
それは願いだった。
やがて、また楓馬の姿が見えるだろうか。
まるで栖津井の笑みが移ったように、穏やかに微笑んで楓馬を迎えるのだった。]

(471) mitsurou 2011/05/29(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

─ 喫茶 ハルシオン ─

[怪訝そうな顔をしている楓馬に、少し首を傾げるも、
目の前に出されるものに眼を細めた。]

 クッキーもついているのか。

[何の疑いもなく、つっと手を伸ばす。
蘭の形に思うところはなくはないが、それを口の中へ。]

 ―――……?、っ!!!???

[おそらくそう言うものだという前振りがあれば、それなりに美味しいものであったかもしれない。
しかしながら、甘い――たとえばイチゴジャムを想像して食べた時の衝撃。]

 ふ、ふうま?

[げほっと一回咳きこんで、多分してやったり顔の楓馬の顔を、なんとも言えない表情で見詰めた。]

(472) mitsurou 2011/05/29(Sun) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

─ 喫茶 ハルシオン ─

 ……びっくり した。

[楓馬の満面の笑みに素直に頷く。
こう笑顔でいられると、怒る気も失せてしまう。
己を呼ぶ栖津井の声に、力なく笑みを向けようとすれば、目の前に碧。]

 ―――……っ!!??

[掠め取られた唇。片手で覆って真っ赤になっている間に想い人は、厨房へ戻ってしまった。
暫くそのままフリーズしていれば、栖津井に噴出されてしまった。

げほっと空咳を吐いて、ダージリンらしい紅茶に手を伸ばした。

栖津井が口の中で呟いた言葉は聴こえないものの、彼のクッキーは普通であろうことはその表情で判る。
今度、この仕返しはどうしてやろうか……などと、愉しみに思えることが、やはり全ての答えだと、紅茶の味を愉しみながら思った*]

(487) mitsurou 2011/05/29(Sun) 17時頃

ディーンは、栖津井先生wwwww(いいながら鳴瀬先生をちらってみた

mitsurou 2011/05/29(Sun) 20時頃


ディーンは、ちょっとお風呂はいってきますノシ

mitsurou 2011/05/29(Sun) 21時頃


ディーンは、野久先輩の兄嫁wwwwwwwwwwwwww

mitsurou 2011/05/30(Mon) 00時頃


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