249 Digital Devil Survivor
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[そうしている内に、慶一は出立>>134のつもりらしい。 ブランケットを脱いで部屋の隅に置いた羽織を被り直す]
行くみたい。 色々と、ありがとう。 また様子を見に来るから。
2人も、無事でいてね。
[畳んだブランケットをニコラスへと返し、 手にした青灰色の角を羽織の袂へと仕舞い込む。 そうして、慶一の後を追って場を辞した*]
(149) 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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[>>138とは返されたものの。 扉をくぐる前にちらと振り返る]
私、お礼するからね。
[助けてもらったのとか、さっきの甘い薬の事とか]
無理をしていなくなったら。 祟るから。
[それはちょっとした冗談のつもりの言い回しだったけれど*]
(154) 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/20(Mon) 23時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 00時半頃
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―御渡神社・上宮―
[慶一の後を着いて、御渡神社へ向かう。 街は荒れて、其処此処に争いの痕跡があってもおかしくない。 だから、荒れ具合の差こそあれ、 社の付近が損壊していても不思議とは思わなかった]
……社の守りは健在みたいだね。 外は酷い有様だけど。
[慶一の姿を見て人々が集まって>>162くる。 やはり心の拠り所なのだろう。 無事でいて良かった。 今はまだ、そう素直に思う。
外へ出てしまった人がいると聞いて、鳥居の外を見た]
ここを離れない方がこの人達にとっては良いんだろうけど。 籠もってばかりもいられない。
(171) 2016/06/21(Tue) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 00時半頃
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[一先ず、慶一をここまで送り届けられた事に安堵した。 怪我をしていてもこの中なら少しは安全だろう。 彼が外へ出る用があるならまた別だが]
……慶一は、しばらくここにいる? この人達も安心するだろうし。 あなたの傷も癒えたとまでは言い難いだろうし。
私、少し周りを見て来ようかと思うけど。
[逃げ遅れた人がいるなら誘導して来ても良い。 こちらへ来そうな悪魔がいないか確認するでも良い。
鳥居を一歩外へ踏み出せば、空気は途端に重くなる。 羽織の袂に入れた青灰色がまた少し黒く染まったけれど、 その事には気付かないまま。
ふと、瓦礫の遙か向こう。 雲もない場所に大きな、大きな雷>>168が落ちるのを*見た*]
(174) 2016/06/21(Tue) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 01時頃
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[神社にいてくれるなら慶一は安全だろう。 見送り>>190には笑って頷いた。
大規模な損害がそこここに見受けられる街並みの中、 近隣の生き残りはあらかた避難していたようだが。 真新しい血溜まりに視線を落とす。 神社から飛び出したという人だろうか]
さっきの稲光の方。 随分と大きな気配がする。
[距離は少しあるから、過剰に警戒するでもないかと 遠巻きに様子を見るに留める。 件の電波塔の方も少し気になると、そう思った矢先。
後背で上がった轟音と地響きに大きく目を見開いた]
(212) 2016/06/21(Tue) 18時頃
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[その方角と距離は嫌な予感を掻き立てるには十分過ぎた]
どうして、御渡が……慶一っ!!
[踵を返して来た道を駆け戻る。 雷が物を焼く独特の臭いは次第に濃くなり、 運良く難を逃れた人々の悲鳴が切れ切れに耳に届く]
何があったの!? 慶一は、何処に……。
[まともに説明できるほど、冷静な者はいなかった。 苦い顔で歯噛みをする]
逃げなさい。 街は危ない、山へ……渡背へ行きなさい。 あそこはまだましのはず。
[言い放って、決して多くはない人の流れに逆らう。 鳥居の前に立った時、そこにはどんな景色があっただろう*]
(213) 2016/06/21(Tue) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 18時半頃
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っ、――。
[崩れ炎を燻らせる社務所と、拝殿。 あちこちに折り重なるのは原型も分からぬ程に焼け焦げた、 少し前まで人だった有機体の成れの果て。 そして、社の中に似つかわしくない禍々しい気配と、 噎せ返るような血の海の中に居る、この社の主]
慶、一。
[声が畏れにか、戸惑いにか、あるいは両方の理由で掠れる]
生きて、た。 それは、何……ねえ、逃げて。 それは、良くない。
[彼とその神の関係は、分からない。 だから、逃げろと口にした]
(233) 2016/06/21(Tue) 20時頃
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[社の外からもまた異なる大きな気配が近付いてくる。 劈く咆哮、振り撒かれる殺気、疾駆する地響き。
幸い、今朝貰った"薬"のお陰で霊力は満ちている。 だが、それでも地を踏む足は強張っていた。 目の前の大穴牟遅も、近付いてくる鬼の気配も、 これまで見た悪魔とは明らかに格が違う。
怖い。
しかし、口にはしない。 強く念じると周囲に清流の雫が浮かび上がらせる。 動きがあればそれらはすぐに姿を変じる事ができる]
(234) 2016/06/21(Tue) 20時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 20時頃
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喚んだ……? これを、慶一が。
[己の所為だとのたまう彼の目を見詰める。 境内の惨状を横目で見て、悲しげに眉を寄せる]
私が逃げたら、あなた、どうするの。 あなたが喚んだっていうなら、 それがあなたを害する事はないのかもしれない。 でも、制御できないんでしょう。
(238) 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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……頼ってきた人達を死なせてしまったあなたを、 このまま置いていける訳ない。 また、同じ事を繰り返す前にそれを、倒す。
[閃く雷鳴目掛けて翳した手の先に水の障壁が発生する。 閃光がそれを貫く前に、軽く身を翻した。
避け様に右手に水を呼び集める。 小さな刃の形したそれを大穴牟遅へと3振り、投擲した]
(239) 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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[この神が祀られていた神なのか。 険しい表情を彼の背後にいるモノへと向ける]
氏子を殺める神だとしても。 捨てられないというの。
[ならどうして、と言いかけて止めた。 靖水を捨てたのは彼では、ない]
その神を守ってあなた、何を得るというの、っ。
[消し飛んだ刃は半ば想定の通り。 力の差はきっと歴前としている、正面突破は難しい]
[次の動作を窺いながら水の大蛇を生み出す。 ひたと見据える視線>>244に怖気を感じ]
(……まずい)
[そう思った時には、既に足許が凍り付いていた]
(247) 2016/06/21(Tue) 21時頃
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っ、く。
[逃げないと、と思うが動けない。 視線を外した事で石化の進行は止まったが、 すぐには足は動きそうにもない。
大蛇の背に手を伸ばす。 大蛇は長い尾で鳴を絡め取ると、鳥居へと後退した。 目晦ましだと、吐き出した霧が視界を一時的に覆う]
(248) 2016/06/21(Tue) 21時頃
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[這いずる大蛇のとぐろの中で、早鐘を打つ心の臓を宥める。 鬼の気配は何処まで来ていただろう。 逃げろと告げた人々>>213は、逃げたのだろうか。 難しいだろうとは、思う。 それでも、ここに居るよりはましだったはずだ。
山を降りてきた護夜の眷属の気配>>@7に今は、まだ気付かない]
(254) 2016/06/21(Tue) 21時半頃
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[霧の向こうから返された問いに俯いた]
解らない。 きっと、地で何か成す事があったんだと思ってる。
でも。
[会話を引き裂くように、猛々しい叫び>>250が鼓膜に突き刺さる。 この鬼、気配の強さも禍々しさも、 何もかもが見知らぬもののはずなのに。 何処か覚えがあるような気がした。
鬼を使っていた者がいたはずだけど。 彼女の気配は、しない。
>>252、膨れ上がる魔力を察するものの。 霧を盾へと変える事は間に合わず、 大蛇が太い身体を幾重にも巻いて 卵を守りでもするかのように鳴を包み込んだ]
(260) 2016/06/21(Tue) 21時半頃
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[>>259、衝撃波は大穴牟遅を襲ったが。 迎撃する雷撃と破砕された瓦礫が幾つも大蛇にぶち当たる。 盛大な水飛沫が弾けて、大蛇は水へを還り 鳴の身体は水浸しの地へと投げ出される。
今だ痺れを伴う足を叱咤して身を起こすと、 慶一が片膝をつく姿が見えた。
鬼へと向き直り、解けた水を編み直す。 しなやかな水龍が鬼の足を止めようと、 その左足へと喰らいかかる]
(263) 2016/06/21(Tue) 21時半頃
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[霧は水龍へと加勢せんとばかりに、その体へと吸収されていく。 視界は徐々に晴れるだろう。
守りを解いたその代わり。 掌中に形成したのは冴え冴えとした太刀。
鬼と、大穴牟遅と、両方を視界に収めて 次の動向を注視する]
(265) 2016/06/21(Tue) 22時頃
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[満身創痍の様相の慶一をどうにか助けに行きたい。 とはいえ、大穴牟遅が傍にいる限りは難しい。 現れた鬼の目的は知れないが、 攻撃を仕掛けてきたからには敵と思うべきだろう。
間合いを計る中で、近付いてきた存在>>@8を捕捉する]
あなた、護夜の。 どうして、ここへ……。
ここは危ない。
[短く声を掛けた]
(273) 2016/06/21(Tue) 22時頃
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[>>269、盛る焔に水龍は激しく水蒸気を上げる。 その身の大半をすり減らしながらも獲物の脚を捕えたそれは、 血の代わりに散った黒々とした塵に触れて泥と化した。 穢れを吸った水は制御を失う。
傾いだ鬼の身体が瓦礫を更に破壊していく。 燃え広がった炎を見て目を細めた]
降れ。
[短く発された声に呼応して、雨が辺りを包んだ。 動きを止めた鬼へと注意を向けつつ、大穴牟遅を窺う]
(280) 2016/06/21(Tue) 22時頃
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大穴牟遅[>>276が鬼へと躍り掛かった様を認めると、 手にした太刀の他、背後の宙空にも水の渦がわだかまり ひとつ、ふたつ、――計4本の直刀が姿を現す。 その切っ先を大穴牟遅の背へと向け、真っ直ぐに射ち放った。
そうして、己は慶一の元へと駆ける。 傍らに膝を着いた]
慶一、しっかり……!
[脇腹を紅い色が濡らしているのが見えた]
(282) 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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[彼>>@9は介入する気はないらしい。 つまり、今起きている出来事は大局的に見れば "その程度の事"なのかもしれない、が]
様子見というなら尚更、近付くだけ意味のない事。 私は、"あれ"を止めたいの。 だから、危険だろうが何だろうが。 逃げる気はない。
[ただ、それだけだ。 ここにいる理由としては十分だろう]
(286) 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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私にとって、ぬしさまだけが存在する意味ではない。 ……かつてぬしさまを祀った人の子が愛しくて、何がいけない。
人の子の手によって生まれた私達器物の付喪は。 どうあっても人の手を忘れる事はできないの。
[それが他の神霊妖との大きな違い。 故に、きっと理解はされなくて当然なのだ]
良いの。 人にも神にも愚かと言われようが。
[それは、慶一に駆け寄る少し前の言葉*]
(296) 2016/06/21(Tue) 23時頃
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[のたうち吼える鬼>>288の声が脳を揺さぶった。 這いずる事で更に境内に炎が広がっていく。 雨など文字通り、焼け石に水だ。 この妖怪が息をしている内は、焔が消える事はきっとない。
慶一を庇いながら、振り撒かれた鬼焔の飛沫を 手にしていた太刀で一息に斬り払った。 大元が水である太刀を焦がし刃毀れを起こす]
(298) 2016/06/21(Tue) 23時頃
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[>>291、傍らで声がしたのはその時。 大穴牟遅の動きが変わったのと同時、 黒髪の合間から紅と何らかの魔力が覗く。 左腕を伸ばして慶一の肩を抱く]
……――。
[固唾を呑んで、雨を裂いて落ちた雷撃の行く末を見守る。
その間も、雨はしとしとと降り続けていた]
(301) 2016/06/21(Tue) 23時頃
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[>>@11、その通りだ。 神ほどの力もない、少し齢の永いだけの妖が 神のように思い通りに事態を動かせるはずもない。 付喪"神"なんて所詮は名ばかりなのだ。 いつも全てが手に余る。 だからこそ、何かを為すのだとも言えよう]
(315) 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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[鬼を巻き添えにした直刀は水龍同様に蒸発して消えていった。
鬼の断末魔は音ではなく。 最期の力をもって放たれたそれ>>307に総毛立つ。
咄嗟に刃の毀れた水太刀を翳したが、 そんなもので逸らせるような代物では到底ないのだろう。 その呪いは何処へ向かったのだろうか。
力を失った鬼の体が次第に火焔へと変わるように、 生じた焔がその骸を灰燼へと帰していくようだった]
(318) 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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[大穴牟遅の姿が掻き消え、視界に赤く盛る焔が揺れた]
慶一!!
[庇い損ねたのは、なまじ太刀を手にしていたから。 武器など持っていなければ、 その身だけで庇う事とてできたものを。
砕け折れた刃が宙を舞い、 弾かれた衝撃で右手が重く痺れる]
けい、……慶、一、しっかり……っ!
[西廼の血はここで絶えるのか。 彼らが何を思って靖水を捨て地へと降りたのか、 結局、その真意を聞く事はないままに?]
(329) 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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[>>321、彼が発したたったふたつきりの音に瞳が震える]
けいいち、まって、まって、だめだよ。
[伸ばされた手を掴む。 力を失っていくその身体を抱きかかえるように、 しかし、その重みを支えきれず地に膝を着いて座り込む]
しんだら、だめ。
[何で、笑っているのだろう。 こちらは泣きそうだというのに]
だめ、……。
(330) 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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[霊力を掻き集めて、彼に注ぎ込む]
……いやだ。
[神の消えた社の残骸、鬼を焼く焔の踊るただ中で。 動かぬ人の子を抱き締めた腕は震えていた*]
(333) 2016/06/22(Wed) 00時頃
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[こと切れた鬼から禍々しい気配が薄れていく。 鬼の存在が薄れた事で、 これまで覆い隠されていたモノが顕わとなった。
鬼と共にあった、人の子。 その気配を覚えている。 ほんの少し、道を案内して貰っただけの。 可愛い名前をした、人の子]
こす、ず……――?
[最期に煌めいて消えていった魂に、 琥珀色の瞳に張っていた涙がとうとう零れ落ちた]
どうして。 どう、して……鬼、なんかになって……。
[慶一が彼女を殺したという事を知らず。 ただただ、それしか言えなかった]
(340) 2016/06/22(Wed) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 00時頃
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[事態の終息を見届けた護夜の者>>@12が去っていく。 それを意識の隅に捉えながらも掛ける言葉はなかった。
雨が降る。
業とは容易く断てぬモノ。 その業を引き連れて彼女が渡る先は、 黄泉か、常世か、はたまた地獄か、あるいは輪廻の道か。
雨が降る。
遺された焔を宥めるように、ただしとしとと*]
(343) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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