人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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視点: 人


学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 00時頃


【人】 学者 レオナルド

[何かを振り払うように首を振るドナルドに、ちらりと見遣る。
が、それは暫時、すぐにまた視線はアヴァロン伯へと戻った。
視界の隅に、傷だらけの騎士が立ち上がったのを認め、]

…………

[彼の気配が変化したのを察知し、錬金術師の顔に警戒の色が浮かぶ。
この後の事態に備え、ポーチの口に手を突っ込み、望みのものがすぐ出せるように中を探った。]

(11) 2012/04/29(Sun) 00時半頃

【人】 学者 レオナルド

[動き出した状況に、ようやく、と心のうちで呟くがそれは声に出ることはなく。

実験の開始を見守るが如く。
不安と期待の入り混じった真摯な眼差しがアヴァロン伯に注がれる。]

(18) 2012/04/29(Sun) 00時半頃

【人】 学者 レオナルド

 ……あなたがただの女性なら。

 彼らも無碍には扱いますまい。
 どうか、賢明なご判断を。

[ジェフリーとラルフが動くのを確認し、城主へ低い声で話しかけた。
穏やかに笑むような表情、瞳だけが真剣だ。]

(23) 2012/04/29(Sun) 01時頃

【人】 学者 レオナルド

[錬金術師に接近戦の能力は無きに等しい。
調合した火薬や薬品を使用する武器――火炎弾など――はどれも扱いが難しく、魔法と異なり範囲内のもの全てが攻撃対象となるため、討伐対のメンバーを巻き込む恐れがあった。
狭いところに密集していては、迂闊に使用できるものではない。
故に、ジェフリーらのサポートと牽制に専念することにして、自分は離れて城主に対峙した。
もともと、治療師のほうが本業に近いこともある。]

(36) 2012/04/29(Sun) 01時頃

【人】 学者 レオナルド

>>26
[城主に釘を刺され、苦笑いのようなものを浮かべた。
それでもポーチから手を出すことはない。]

 私が手を出すようなことにはなりますまい。
 あなたの騎士殿も苦戦されているようですし――?

(44) 2012/04/29(Sun) 01時頃

【人】 学者 レオナルド

[ヒューはジェフリーに追い詰められ、城主にはラルフが向かっている。
ドナルドが控え、魔術師はまだ本格的な攻撃を行ってはいない。
かの騎士がどれほど手練でも、城主が魔法の使い手でも、そう長くは持たぬと思われた……彼女が普通の人間であるなら。
そして今、ラルフの剣から主を守らんと、ヒューが怪我を負った。

なす術もないように見える城主の様子を、錬金術師はじっと食い入るように見つめた。**]

(59) 2012/04/29(Sun) 01時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 01時半頃


【人】 学者 レオナルド

[城主を注視していたために、黒犬の出現>>54に気付くのが一拍遅れた。
閃く白刃と城主のあいだを裂くように過ぎっていった影に、レンズの奥を驚きに瞬かせる。
そこに浮かぶは困惑と逡巡、そして僅かの不純物《名状し難い感情》。

それも僅かの間。
驚きから回復した錬金術師の眼は、図書館の前で振り向いた魔犬と領主の間を、どちらを選ぶべきか思案するように往復した。
その視線が、城主の赤い瞳に浮かんだいろを、紅い唇が紡ぐ音なき言の葉>>60を捉えた。]


  “ ―――― ”


[続く決断は一瞬だった。]

(101) 2012/04/29(Sun) 11時頃

【人】 学者 レオナルド

[先に図書室に駆け寄った修道士の後を追い、自分も中に飛び込む。
だが、一歩遅かったようだ。
ムパムピスとドナルドの会話を聞き、追跡を断念する。
修道士に見出せないものが、それよりも時間も遅く手間の掛かる自分がすぐに探し出せるはずもない。

今は、「黒い魔犬の気配は北側の塔に向かっていた」と知ればそれでよい。]

(102) 2012/04/29(Sun) 11時半頃

【人】 学者 レオナルド

―宴会場―
[そこに戻ったのはドナルドやムパムピスより先であったか。
城主との対峙は膠着に陥ったようだった。
止まった剣の代わりに言葉を切りつける戦いが続いている。
そこにあのヒューと名乗った傷だらけの騎士の姿がないことに小さな疑問を覚えつつも、また距離をとって万一の際の牽制の準備を始めた。]

(103) 2012/04/29(Sun) 11時半頃

【人】 学者 レオナルド

[遂にラルフが城主を追い詰めた――ように見えたが。

女性を傷つけられぬ甘さが仇となったか、逸らした剣の隙を捉えて城主がラルフに迫るを見、思わず息を呑む。
後方の自分が駆け寄るより、ジェフリーが城主に向かって剣を振り下ろすが早いと――一瞬の判断を下した。

ここまではまだ対処不能の事態にはなっていない。
城主アヴァロン伯が、想定していたよりも弱いように見えるのが計算違いであるほかは、何の問題も起きていない。**]

(106) 2012/04/29(Sun) 12時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 12時頃


【人】 学者 レオナルド

[眼裏をも灼く閃光が収まると、錬金術師は咄嗟に両目を庇って掲げた腕を下ろした。]

 ……最後の悪あがき、でしょうか。
 逃げられると厄介ですよ。
 吸血鬼の中には、霧や狼に形を変えられるものもいると申しますから。

[それは、エリアスの黒犬への疑念を強化するのか、それとも逆に逃亡した城主に注意を向けさせたか。
眼鏡を指先で押し上げ、螺旋階段の先を視線で促す。
声もレンズの奥の瞳も真剣なのに、相変わらず口元だけが笑んでいるかのようだ。]

(142) 2012/04/29(Sun) 16時半頃

レオナルドは、ラルフの首筋を見て。

2012/04/29(Sun) 16時半頃


【人】 学者 レオナルド

[耳朶の下に何の傷痕もないのを確認し、心の底から安堵した顔で微笑んだ。]

 良かった。
 傷は付いていませんね。

 吸血による呪いは私には治療できませんので……

(145) 2012/04/29(Sun) 16時半頃

【人】 学者 レオナルド

―螺旋階段―
[戦士たちの後ろ、小走りに階段を上る。
歳の所為か鍛え方の差か、彼らに比べ錬金術師の足は決して速くはない。
少しばかり息を乱して歩を緩めると、自然床に目が行く。

石造りの踏みづらに、鮮やかな赤の散り滴った跡がある。
城主の残した血痕――だが、少しばかり不自然に感じたのは、生命の根源を探る実験の過程で身についた知識か、治療師としての経験ゆえか。
白布を巻いた右手を伸ばし、指先で血の痕に触れ、

――乾くのが早い。

石に滲みた血液が酸化して変色するには、まだ間があるはずだ。]

(173) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 学者 レオナルド

[だが精査している時間はない。
階上からは戦士たちの足音と話し声が、狭い筒状の石壁に反響して聞こえてくる。

そう、
アヴァロン伯が過去には人間であり、
『真の城主』を待つというのなら、

その声に急かされるように、彼らに追いつくべく可能な限りの速さで階段を駆け上がった。]

(180) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 20時半頃


【人】 学者 レオナルド

[時間があれば、乾くのが早いのではなく、血痕が徐々に薄れていっているのだと気付いたかも知れないが。

今はその疑問を口に出すことはない。]

(192) 2012/04/29(Sun) 21時頃

【人】 学者 レオナルド

>>191
 ……君が言うのなら多分そうなのだろうね。
 私には、器具や薬品を使わずに魔力を感知する術がないから。

[息切れしている割に然程苦しそうに見えない顔で、修道士に答えた。]

 だが、分かるよ。
 あの黒犬はただの使役魔獣ではないし、アヴァロン伯の態度も変だ。
 色々とおかしいことが多すぎる。

(195) 2012/04/29(Sun) 21時頃

レオナルドは、エリアスが答えたあたりでちょうど屋上に出た。

2012/04/29(Sun) 21時頃


レオナルドは、エリアスに話の続きを促した。

2012/04/29(Sun) 21時頃


【人】 学者 レオナルド

―物見の塔屋上―
[階段を上りきった屋上に見えたのは、まず戦士の面々の背中。
そして、深紅のドレスを更に深く鮮やかな赤に染めた城主。
錬金術師は、この全く戦いらしくない戦いの成り行きを見守ろうと、呼吸を整えた矢先、]

 ………っ、

[突然息を詰めたかと思うと、白布で覆われた右手で口元を押さえた。]]

(206) 2012/04/29(Sun) 21時半頃

【人】 学者 レオナルド

[銀の杭が狙いあやまたず城主の胸を射抜いたのはその直後だろうか。

皆の視線が彼女に集中している間にさり気なく右手を握り込んで、何事もなかったかのように、頽れるアヴァロン伯の姿に目を凝らす。]

(210) 2012/04/29(Sun) 21時半頃

【人】 学者 レオナルド

[美しき吸血鬼は見る間に白い灰と化しゆく。
やがて、吹き渡る風が灰を散らし、彼女のかたちは完全に喪われた。

それを目に焼き付け、錬金術師は討伐隊の多くの人間がそうであったように深く息を吐いた。
だが、その意味合いは少し違っていた。]

(215) 2012/04/29(Sun) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

 できれば、急いだ方が良いかも知れませんよ。

[それまで無言であった錬金術師が、穏やかな声音で口を挟んだ。]

(232) 2012/04/29(Sun) 22時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 22時半頃


【人】 学者 レオナルド

[言葉を継ごうと、口を開きかけ、]

(240) 2012/04/29(Sun) 22時半頃

【人】 学者 レオナルド

[……唇を閉じた。
その先は声になることなく消えた。]

(243) 2012/04/29(Sun) 22時半頃

【人】 学者 レオナルド

[喉に蟠るものを飲み下した後、ゆっくりと息を吐き出す。]

 ……いや。
 出来ればあなた方は、と思ったのですが。

[階段から嘲笑が洩れ聞こえてくる。]

(258) 2012/04/29(Sun) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

[肌を苛む冷気にも似た威圧感は、魔力を明確に感知できぬ身にも充分すぎるほど伝わってきた。

ポーチの内側のホルダーに納まった試験管を指で探る。
額に冷たい汗が滲んだ。]

(262) 2012/04/29(Sun) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

[黒犬のあざけり含んだ声からして、これからの交渉は容易ではないと感じた。
何にせよ、アヴァロン伯は殆ど無抵抗で死んだのであり、彼女を見殺しにしたのは事実だ。]

 ……伯と同じ手で隙は作れます。一瞬でしょうが。
 すり抜けられるだけの幅があれば、或いは。

[苦み含んだ声で、傍らの修道士にそっと囁いた。]

(269) 2012/04/29(Sun) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

>>268
文献で読んだだけですよ。
確証は無かった。

[早口でそれだけを囁いて話を打ち切った。]

(275) 2012/04/29(Sun) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

[またそれ以上詳細に話す余裕もなかったのは事実だ。

膨れ上がった漆黒の闇が一瞬全てを覆い尽くす。
やがて視界が戻った後には、凝縮された闇が男の姿をとって立っていた。>>264]

 まさか……いや。やはり

[汗の浮かぶ、恐れに強張った顔の、口の端はやはり笑んでいた。]

(281) 2012/04/29(Sun) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

[「ヘクター・ロックウェル」の名乗りに、錬金術師の双眸は知らず輝きが点り、笑みのかたちの唇が引き攣る。
「ヘクター」の灼けつく敵意に、彼の手の中で渦巻く闇に、背筋が粟立つ危機を感じつつも、「彼が蘇った」という事実に身震いするような感銘を覚えずにはいられなかった。]

(297) 2012/04/30(Mon) 00時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/04/30(Mon) 00時頃


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