82 謝肉祭の聖なる贄
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[舐める舌が傷口の中すら抉れば、犯されているような心持ちすらする。 腕を背へと回してゆるく抱き、水音に喉反らして吐息漏らした。
喰らう生き物たる己が、こうして喰らわれるのも滑稽だが、 それすらどうでも良くなるほどに、銀灰の渇望は心地よい。]
(1) 2012/03/18(Sun) 00時半頃
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[銀の瞳に吸い寄せられるように見惚れ、唇奪おうと引き寄せる。 あぁ、俺酔ってンな…と奥底にわずかに残った理性がぼんやりと警告を発してたかも、しれない。]
(4) 2012/03/18(Sun) 01時頃
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[するりと指の間からすり抜けていく銀灰の髪。 未だ酔い醒めやらぬまま陶然としていれば、触れたいと願うは赤銅色の指か。
乾きかけの血と、汗の匂いがした。]
美しい、ねぇ…
[喰らう時の獣も、喰らわれる時の人も、 その真紅の色は美しいと思う。
喰らわれる側の人の身にも、喰らう側の獣の身にも、赤い色は同様に流れている。 張りのあるその赤銅の上に玉の汗と赤い飛沫が散るもまた美し。 癒えきらぬ傷口をたどる指先。 その甘やかな痛みに、ハと小さく息を吐いた。
巻かれた黒布の上から、そっと傷口を押さえる。
名残り惜しげに離れる指先を捉えて噛み千切ってしまえたら、どんなにか滋味深かろう。]
(34) 2012/03/18(Sun) 22時頃
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[その言葉には、世辞ではないものを感じて。 焦げ茶の強き眼差しを興味深げに覗き込む。]
贄とは、か…。
[問われ、ふむと思索に沈むよう。]
それなりに長き時を生きてきた俺にも、どのような由来なのかは知らぬ。 だが、喰われるために生き、己を磨いて此処へ来る者たちのなかに稀に見かける輝きは、実に五臓六腑に染み渡る程に旨い。 それに出会いたくて俺は、毎年来るのだろうな…。
[指に口付けるその様子を見つめ、引き寄せる。 あの時の抜け駆けの傷は、未だに癒えずそこにあるだろうか。]
(39) 2012/03/18(Sun) 23時頃
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我が血肉となるを望むか?
[問いは、おそらくはただの確認。 赤銅の肌掴む指に力込めれば、鍛えたとしても生身のヒト。 骨の一本位なら容易に砕けてしまうだろう。]
肉も骨も、魂すらも喰らわれて一つになれば、 知りたいと願うその先が、お前にもみえるかもしれん。
(41) 2012/03/18(Sun) 23時頃
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[熱っぽく告げられる肯定を、文字通り喰らうかのように唇で塞ぐ。 傷の在り処探るように舌絡め、 再度立てた牙は、今度はその先噛み切るように。
溢れる赤に喉鳴らして啜り飲む。]
(44) 2012/03/18(Sun) 23時半頃
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[痛みに漏れる悲鳴も、ビクリと跳ねる身体の震えも、 全てその馳走を彩る香辛料に過ぎぬ。 腕の中抱いた鼓動と、傷のあたりを掴む指の力が、 こやつが生きている事をしっかりと感じさせる。
咬み切った僅かな肉を奥歯で噛み潰し、熱き血流すを強く吸う。 目を閉じ涙滲みながらも堪える様子が、堪らない。 一思いに殺したあの少年では味わえなかったものだ。]
(47) 2012/03/19(Mon) 00時頃
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[先噛み切られて尚、摺り寄せる柔らかな舌はとても甘くて。 声にならぬ前に吸われた言葉は、喉の震えとして伝わるか。 そこを一思いに咬み切るのも嫌いではないが、それよりも。 己が喰われていくことを意識明瞭なまま実感していくのは、どのような心持ちなのであろう。
傷触れていた手をそっと取り、赤染み付いた指先口に含む。 立てた歯は、じわりと時間をかけて肉を断つ。]
(53) 2012/03/19(Mon) 00時頃
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