313 【完全RP村】朝焼けの穹に、さあ一杯。
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ほァ……
[手当したげてる。でも腕落ちた。 致し方無い。 万物の粘着力は一度目が最強で 二度目以降は弱くなるばかり、 それは全宇宙における真理。 命が生まれた瞬間から 死に向かっていくことと同じ。
嵐の前の静けさに 狐は息を詰めて、見守ることしかできない。 それはギロチンも同じようで。]
(1) 2022/08/11(Thu) 11時頃
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ほァ……ほァア……
[やがてぷるぷると震えだすギロチン>>2:176に 狐はおろおろと手を伸ばした、が、 愛別離苦の苦しみに突き落としたこの手で 当のギロチンを慰めるなど、 そんな面の皮厚いことはできず 中途半端に手を浮かせたまま硬直する。]
(2) 2022/08/11(Thu) 11時頃
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[状況を打破するのは いつだってギロチンの方だ。 もぞもぞと寄ってきたかと思うと 中途半端に浮いた手にすぽっと収まり ぴいぴいときゃわいいきゃわいい 声を上げ始めた。 ぶわァっと狐の尻尾が膨れ上がる。]
(3) 2022/08/11(Thu) 11時頃
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ほァアァァア───……
[狐は昇天した。 もちろんそのままギロチンを両手で掬い上げ 鼻面を押し付けて思う存分スーハーした。 肉球と鼻先を包み込むふわふわ 弱々しく震える感情 命を燃やす確かな温もり ぎゅっとしがみついてくれる小さなおてて そうLIFE IS BEAUTIFUL…]
(4) 2022/08/11(Thu) 11時頃
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すぅーー……はァーーー……
[ああ、ギロチン様。 きっとあなたは、深い悲しみに沈みながら 私の心を晴らすために その御体でしがみついてきたのでしょう。 ありがとう、健気なギロチン様。 あなたは、自らを悲しみに突き落とした相手にまで 慈悲の心を与えられているのです。 たとえご自身が意識しておられなくとも……
しばし涅槃寂静にたどり着いていた狐だが やがてすっと表情を戻して姿勢を正す。]
(5) 2022/08/11(Thu) 11時頃
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ニロィンスァア、……ん゛ん゛ッ! ……ギロチン様。
[現実から逃げ続けてはいけない。 ギロチン様の御心にお答えしなければ。]
お召し上がりください。
[狐は両の掌に収めていたギロチンを そっとケダマッシュ(故人)の前におろした。]
(6) 2022/08/11(Thu) 11時頃
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一時の交流、きっと彼女の心を温めたでしょう。 ですが、彼女は潰し芋。既に命は無く 体は時と共に朽ちていくばかり。 なればこそ、心を分けていただいた あなたに(芋の)体を差し出して あなたの血肉と成りたいことでしょう。 どうぞ、ギロチン様。 彼女の命をいただいて、 彼女と共に生きてくださいませ。
[鼻先にくっついた毛をぴろぴろさせながら 狐はギロチンを促した。]*
(7) 2022/08/11(Thu) 11時頃
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──幻日のお守り>>8>>9──
[幾度か寝屋を共にした後に ソルフリッツィにお守りを渡された。>>8]
よろしいのですか? ありがとうございます。
[贈り物に合わないかと聞かれれば、 首を左右に振って否定の意を表す。 綴じられてなお眩しい幻日の光に 狐は目をわずかに細めた。]
これは二つで対になっているのですね。 何か……惹きあう意思を感じます。 片割れを求め、一つに戻ろうとしているのでしょうね。
[するりと撫で、凹凸を確かめながら狐は囁く。 そうして、たまには断ってもいいと言われたら、 狐はいつも通り「いいえ」と答えた。]
(40) 2022/08/11(Thu) 22時半頃
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──店内にて──
[──パキん、と。 何かが割れる音がした。 狐が懐から幻日のお守りを取り出すと それには大きくヒビが入っていた。 視線を落としたまま、 しばらくの間沈黙した。
やがて、小さくため息をつく。]
マスター。申し訳ありません。 少し外の様子を見てきてもよろしいでしょうか。
[許可を取って、店を後にした。 向かう先は、幻日が教えてくれる。]
(41) 2022/08/11(Thu) 22時半頃
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──乱闘組に乱入──
お疲れ様でございます。
[静かに歩み寄った先には、 疲弊した様子のモイと それを拘束しているヤツデがいただろうか。 そして、様子のおかしい傭兵も。]
ソルフリッツィ様。 いかがなされましたか。
[狐はソルフリッツィに向き合うと、 本人だけに聞こえるような声で囁いた。]
もし、闘争の炎にお心を焼かれているのであれば── 一手、私とお手合わせいただけませんか。
[そう尋ね、丁寧に合掌した。]*
(44) 2022/08/11(Thu) 23時頃
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幻日の半身に導かれて。
[うつむいたままの傭兵に向かって 狐は端的に答えた。>>48 紅の視線が風を呼んだかのように 服の裾がたなびいた。]
はい。 必要とあらば。
[狐は合掌したまま身動き一つせず、 穏やかに微笑んでいた。]*
(51) 2022/08/11(Thu) 23時頃
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はい。私もです。
[一介の店員に過ぎぬ狐は 傭兵を相手にして、不遜とも取れる返答をした。 甲冑の軋む音が、重心の移動を知らせてくる。 先だってより理性を感じ取って 狐は穏やかに問いかけた。]
……何があったのですか。 味方同士で討ち合って。
[ちらりとヤツデとモイへ視線を向ける。 特にモイは、拘束を解かれてなお 酷く消耗して見えた。]*
(58) 2022/08/11(Thu) 23時半頃
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[ソルフリッツィが視線をやった先には 現地生物の躯や、まだ生きた個体たち。 やがてはそれらもこちらに向かってくるのかもしれないが。 それよりも早く、ソルフリッツィが短い忠告を発した。
武器の先端が引き抜かれる。 狐は思慮深い沈黙の後に、答えを出した。]
……「いいえ」。
[合掌を解き、両手を下ろす。 武器も無く、ただ静かに 立っているだけのように見えた。]*
(62) 2022/08/12(Fri) 00時頃
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[不意にソルフリッツィの姿が掻き消えた。 狐は懐に手を入れたが、それを出すよりも早く 傭兵の一閃が繰り出された。>>63 チ、と音を立てて数本の毛が切られ、 バラバラと空へ舞う。 それが落下を始めるより早く、 鋼鉄が空気を切り裂いて咢を掠める。>>64
狐が一歩動くよりも早く 傭兵はそれだけのことをやってのけた。 逆に言えば、最初から牽制だけで 当てるつもりは無かったことになる──これまでは。]
(71) 2022/08/12(Fri) 00時半頃
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[サマーソルトに砂が巻き込まれ、 あたりにきらきらと弧を描く。 全く軸のぶれぬままに足を振りぬいた傭兵が、 着地するわずか前に、 狐はようやっと懐から出したものを投げつけた。]
いいえ。引けません。 貴方のお心が戻らない限り。
[投げつけたのは、眩い光を閉じ込めたお守り。 狐の狙いが正確なのか、幻日が半身を求めたか、 狙い違わず傭兵の目の前に飛んでいくと 激しく閃光が弾けた。
割れたお守りにどんな効果があるかは賭けだ。 目くらまし程度になってくれれば上等か。 これで止まらないのなら 互いの命を削り、動けなくなるまで戦い抜くのみ。]*
(72) 2022/08/12(Fri) 00時半頃
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──戦いの途中>>79──
[眼を光に焼かれながら、 傭兵はそれでも武器を手放しはしなかった。 狐は腰を落とすと、古代からの本能のままに ジャンプして兎人に飛びついた。 押し倒して仰向けに転がすと、 両肩を抑え込んだまま四つん這いに乗りかかった。 それでも傭兵が武器を手放していなければ 二人は武器を挟んで向かい合うことになる。
この程度の拘束など、傭兵の膂力を持ってすれば 振り払えるだろうけども。]
──ギャァアッ!
[狐はすっかり耳を後ろに寝かせ、威嚇音を鳴らす。 ゴムのように真っ黒な歯茎には 鋭い肉食獣の歯が並んでいた。]*
(107) 2022/08/12(Fri) 11時頃
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[その時。 不意に日の光が遮られ もつれあった二人に影を落とす。
ぼとぼとと降りしきる泥の塊>>82が 狐の背中にも落ちた。 だが今は、目の前の傭兵を 相手取るのに精いっぱいで 空を振り仰ぐような余裕は無く。
仰向けになった兎人には見えただろうか。 蒼穹に浮かぶ、おぞましい異形の生物>>84が。
どこかから、煙の臭い>>90>>91がした。]
(109) 2022/08/12(Fri) 11時頃
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──回想・ごく変わらない日々の話>>0:137──
違いますか。
[ヴェルヌイユが"いつもの"について語れば 狐は繰り返すように囁いた。 それからしばらく考え込んだ後、ひとつ頷く。]
そういうものなのでしょうね。
[己が舌先で味を作る、感性の優れた同僚と違い 狐が作る"いつもの"はいつだって同じ分量。 けれど、どれだけきっちり計量しても 出来上がるのは違う味。 恐らくは、星屑の酸味であったり ジーンの熟成具合であったり 飲み手の心持ちであったり。 些細な要因の積み重ねが 味として現れるのだろう。]
(110) 2022/08/12(Fri) 15時半頃
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[毎回変わる味に出会うたび どれだけ精進を重ねようとも 己の力が及ぶ範囲など ごく僅かなものなのだと気づく。 この客が頼む、"いつもの"カクテルが 狐に与えた智慧はそのようなものだった。]
ヴェルヌイユ様のお言葉で、 古い詩を思い出しました。 ……ゆく河の流れは絶えずして、 しかももとの水にあらず。 かつ消えかつ結びて、 久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、 又かくのごとし。 朝に死に、夕べに生まるるならひ、 ただ水のあわにぞ似たりける。
[そのように狐は読み解いただろう。]*
(111) 2022/08/12(Fri) 15時半頃
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──ギロチン様お鼻すりすりなんてああそんな──
んすぅゥーーーーー……
[不意打ちに狐が呻く。勝手に毛玉吸いまでした狐に ギロチン様はマーキング、じゃなかった 鼻面をちっちゃなおててでたっちして もふもふですりすりしてくださった。>>119 あぁギロチン様、そのように慈悲の心を 際限なく振りまいてよろしいのですか。]
ウくッ……はァーーーーー……
[確かにこそばゆいし猛烈にくしゃみをしたいが そんなことはどうでもいい。 ただしくしゃみは我慢した、 別にどこぞのモフ様と違って破壊光線は出ないが 鼻水をお客様にぶちまけるのはいただけない。 そう、それは至福の時。 けれどいつまでもそうしているわけにはいかず。]
(145) 2022/08/13(Sat) 00時半頃
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[名残惜しくも毛玉吸いを終え ギロチンをケダマッシュの前に降ろすと つぶらなおめめでじっと狐を見上げた。 種のようなおめめからは不平も不満も あるいは懇願も読み取れない。 ただ、無慈悲な願いを狐が告げると ギロチンは勇ましく一鳴きし、 ケダマッシュにぴとっとくっついた。]
……ギロチン様……
[やはり酷すぎるのかもしれない。 食べ物として無念な最期と成ろうとも ケダマッシュは残菜として廃棄するしかないのか…… と狐が諦めかけた時、 むっち……と、ギロチンがケダマッシュをむしった。]
(146) 2022/08/13(Sat) 00時半頃
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お……おぉ…… おいたわしや、ギロチン様……
[狐はオーロラで織ったハンカチを出すと ギロチンの目元から溢れる一雫を そっとぬぐい取った、完全に余計なお世話だが 手が勝手に動いてしまうのだから仕方がない。]
(147) 2022/08/13(Sat) 00時半頃
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[やがてケダマッシュが欠けていくにつれ 重心が不安定になったのだろう。 ぐらり、と大きく揺れ、倒れる──ギロチンに向かって。]
ケダマッシュが……ギロチン様に、抱き着いた?
[狐が呆然と呟く。 まるで、意思を持たないマッシュポテトが 与えられた情に応えるため、 最期に抱擁をしたかのような動き方だった。 そう、これが奇跡。たぶん。 そんなこんなな奇跡も見たりしつつ、 狐はケダマッシュが食べ尽くされるまで ハンカチを握りしめて見守っていただろう。]*
(148) 2022/08/13(Sat) 00時半頃
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──VSソルフリッツィ様──
[空中の敵に日差しが遮られても、 狐には振り仰ぐような余裕は無かった。 だが、辺りの霧が濃くなるにつれ 鼻筋と眉間の皺が深くなる。]
(158) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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ク、ク、ケ、カ、カ、カ、カ……
[知らず、喉奥から威嚇音が漏れる。 温和な笑みは跡形も無く消え失せ すっかり獰猛な獣の形相で、 、、 肩口に押し付けた前足からは太く爪が伸び、 耳障りな音と共に甲冑に傷をつける。 血の色の透けた兎の目玉が、酷く旨そうに見えて 開いた口からはだらだらと涎が垂れ、 金物ごしの喉元に落ちた。]
(159) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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[不意に風を切る音がして>>121 異臭が強くなった。]
────!
[はっと目に理性が戻った瞬間、 狐の耳が、大量に気体が吐き出される音を捉えた。>>123 例え二人の間に挟まった武器が食い込もうとも 意に介すことなく、狐は兎人の頭を抱え込んだ。 次の瞬間夥しいほどに凝縮した霧が 二人を、その場にいる者たちを、 ことごとく包み込んだ。]*
(160) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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