78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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――砂漠の街マスア・ナ――
[喚く龍を抑えても、背中に大剣を負った男とそれに付き従う女の姿は目を引くようだ。 少し遠巻きに見るような街人は、宿も仕事も望めなさそうか。 そうする内、大分街の中ほどまで来たようで。 同じくフード姿で砂漠の民らしき少年少女に、一歩近づく。]
おい。 あまり夜に出歩くものじゃない。
[単純に危険だろうというのがひとつ。 あわよくば護衛でも、と一瞬よぎらない事もなかったのは、徐々に胸元の平面龍の思考が伝染ったせいか。 声をかけた相手が、護衛よりむしろ同業のほうに近いなどと思い至らなかったのは、恐らく失態だった。]
(207) 2012/01/28(Sat) 21時半頃
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[気を失っていた一羽の黒翼の天使が目覚める。 ゆらりと身を起こし、天を仰ぐ。
キ―――…ィイン
其の福音《ユーアンゲリオン》(※)は、此れから起こる”運命”に深くかかわる者に普く降り注ぐ]
『審判の日は来たり
円環を守る殻は破られ、人々は真なる宙《そら》を視るだろう…
―――…己が犯した罪と共に!』
[かくり 何かから解放されるように脱力する。 哀しむように、冷たい床に手をつき、頭を垂れた。 ―――…運命は、書換えられない。
(※福音は単なるよい知らせではなく、神の祝福の音信(知らせ)を意味し、英語ではGoapel(ゴスペル)、God-spell、つまりGod-story「神の救いの物語」とでも訳せることばである。)]
(208) 2012/01/28(Sat) 21時半頃
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[冷たい床の向こう―――地のはるか底、外界を想う。]
(…来てしまった)
[>>69 飛来する灼熱の火球が、彼女にははっきりと視える。]
(とうとう…この日が)
[永遠に来なければよいと思い始めたのは何時からか。 星《ニガヨモギ》が落ちたのならば、それは…
脚を繋ぐ黒く太い鎖に、そっと触れる。
それは、禍を告げる鬨の声―――…]
(209) 2012/01/28(Sat) 21時半頃
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―東方/玉兎山の頂―
やっと着いた。阿姨、少し休もう。
[松葉杖をつきながら、玉兎山の頂までやってきた。 「玉兎」とは東方の伝承によれば所謂月の兎のことである。 この世界の形状により、山からはひどく広い範囲が見下ろせる。]
……はぁ、ったく。一体何だって言うんだ。 誰も彼も何故俺に関わろうとするんだ。 何時から俺はこんな人気者になったんだ?滅入るぞ、まったく。
[降り注いできた福音《ユーアンゲリオン》に顔をしかめて、 懐から煙草と燐寸を取り出し、火をつけた。 白煙がたなびく。包帯の下には黄色の東方服と大極図。]
(210) 2012/01/28(Sat) 22時頃
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俺を見放したのはアンタら《ツキ》じゃないか。 生まれてから今まで―……下ばかり向いて来たんだ。 宙《そら》の見方なんて知らないね。
[ひどく面白くなさそうに、煙草を吸う。 その目はすべてを諦めて、達観の頂に至ったかのよう。 切り株の上に煙草を擦りつけて、その火を消す。]
それに―……だ。俺は俺のことで忙しいんだよ。 上からドヤ顔で物言われるのも気に入らない。
対不起(すまない)、他をあたってくれや。 今の俺には宙《そら》なんざ見てる余裕はない。
[そう言って、もう一本煙草を取り出し咥える。]
(211) 2012/01/28(Sat) 22時頃
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―……………失せろ。
そして二度と俺に話しかけるな……浑蛋(バカヤロウ)。
[煙草に火をつけた。]
(212) 2012/01/28(Sat) 22時頃
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ヒューは、苛立った様子で煙草を吸い続けている。
2012/01/28(Sat) 22時頃
ヒューは、テリー、ドリーを近くに呼び寄せた。
2012/01/28(Sat) 22時頃
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[彼女は知らない。 その声>>211>>212がどこから聞こえるのか、どうして聞こえるのか。 凡そ人生だとか世間だとか世界というもの全般に疎い彼女は、彼の語る内容も暴言もほとんど理解できない。 ただその類稀なる凶運を感じ取って]
『あなた、 …ああ
…わたしと、おんなじね』
[こんな宿命を背負って造られた自分は、多分ツイてなかったのだと。 自我と感情を得てから、そう自分に言い聞かせるしかなかった終末の為だけに封じられ続ける天使は思っていたから。
相手に不快に思われるかもしれないなどと、彼女には察するようなコミュニケーション能力はないから、ぽつりとつぶやいた。]
(213) 2012/01/28(Sat) 22時半頃
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>>207 んー…?
[学校の教師が、夜町で見かけた生徒にかけるかのような言葉に、少女はあからさまに不機嫌な音を漏らす]
…ふん。 大きなお世話。 子どもじゃあるまいし。 それともなに? この私が学生にでも見える? 子供に見えるって言いたいわけ? ねぇ、オニイサン?
[間違いなく八つ当たりであろう怒気を含んだ言葉をはき、詰め寄る。 既に換金は終えていたのか、捕縛した窃盗団の姿はなく、彼女の身長や言動だけをみれば、子供扱いされても致し方ないだろう。 しかし、詰め寄った彼女の背に負われた…恐らく、彼自身にも馴染みのあるであろう得物を見れば、その印象もすこしは変わるだろうか? よくよくみれば、少女はそれに加えて腰に二本の短剣、赤い外套の青年はレイピアを帯びていることがわかるだろう]
(214) 2012/01/28(Sat) 22時半頃
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アンタに何がわかっ………
[苛立った様子で、立ち上がる。 握り潰した煙草が掌の中で煙をあげている。 主の様子を察知して、白犬と黒犬が唸る。]
………いや、やめたやめた。これは白昼夢だ。 幻聴に真剣に答えても無駄だ。馬鹿らしい。 どうせ俺はこんなもんだ。望まぬことばかり起こる。
俺の気は 決して 晴れない。
[テリーとドリーを留めて、切り株に腰かける。 苛立ちを抑えるようにまた煙草に火をつけた。 先ほどから何本吸っているのだろう。吸殻は山を為す。]
(215) 2012/01/28(Sat) 22時半頃
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― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―
[氷中の英雄が福音《ユーアンゲリオン》>>208に応える事はない。]
[ただ、その時――]
(216) 2012/01/28(Sat) 22時半頃
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――― … ピシ ッ !
[これまで決して溶けも疵付きもしなかった氷塊に、 一筋の線が入った。]
[それだけだ。]
[既に平穏な風景と溶け込んでしまっている『勇者』の異変に、 辺りを歩く一般人たちが気付く事もない。]
[今は、まだ――]
(217) 2012/01/28(Sat) 22時半頃
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子供には変わりなかろう。 が、危険というのは訂正する。
[詰め寄られて、すいと視線を更に下げる。 ほぼ真下見下ろすようになれば、背に負う剣も見えるだろう。 やはり見た目そのものは子供に思えたが、剣帯びる者は道楽でなければ相応の訳がある、というのが持論だった。 ――過去の己のように。]
良い剣だ。 しかし、悪い出会いだ。
[八つ当たりのような少女の言葉に気押されて、少し弱ったように口開く。 同業では宿と仕事の恩恵には預れそうにない。]
(218) 2012/01/28(Sat) 23時頃
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『あなたになにがわかる?』
[途中で途切れた言葉をなぞるように。 それは問いと言うよりは、言語コミュニケーションの未熟な幼子がするような鸚鵡返し。]
『あなたになにが、わかる』
[もう一度。 意味をかみ砕く様に]
『わたしに、なにがわかる? わたしは、だれのこともわからない わたしのこと(存在)は、だれもしらない』
[凡そ他者と呼べる全てを彼と共に失い、己の存在すらあやふやになった少女は、ただそう呟く。 自己の存在とは自分以外の存在があって初めて認識されるものである。
独り言のつもりで呟いて、こくりと頷いて、冷たい床を撫でた。]
(219) 2012/01/28(Sat) 23時頃
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[不味ったな、と息つきかけた、その寸前のこと。]
(……おい、旦那ァ)
[人の手前、口開くのを避けるように、もごもごと龍が囁く。 中空、天よりあまねく降る気配《福音》を察知したのはこちらも同じ。もしくは、ここにいる皆か。 ほんの刹那、視界を宙《そら》へ向ける。]
――……。
[何を言うでもない。何を思うでもない。 ただ、来たるは受けるのみ。]
(220) 2012/01/28(Sat) 23時頃
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[>>217 己の躰《うつわ》を通して放たれた神の福音《ユーアンゲリオン》は、かつての英雄の目覚めをも乞う。
それは神の意志か。 それとも
…を望む、―――…の、願いか]
(221) 2012/01/28(Sat) 23時頃
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………この幻聴頭がおかしいんじゃないか。
[何故か聞こえる声を振り払うように。 白煙を吐き出しながら、眼下に広がる円環の世界を見遣る。]
あの盗人たち、今頃酷い目にあっているだろうな。 俺と関わったんだから当たり前か。 やれやれ、どうせ俺の首にも賞金かかってるんだろ。 また会いたくもない奴が訪ねてくるのだろうな。
ああ、滅入る滅入る。俺はただ平穏に生きたいだけなのに。
[彼の視線は宙《そら》ではなく下を向いている。 上なんか見る気にはなれないようだ。]
(222) 2012/01/28(Sat) 23時頃
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ヒューは、戯れにサイコロを振っている。何度やっても一二三しか出ない。
2012/01/28(Sat) 23時頃
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まったくホント今夜は…!
[善意の男性の声に相変わらず噛みついている少女。 彼女は名をペラジー=ミュートロギアといい、普段は赤い外套の青年、ヤニクと二人でバウンティハンターをしながら各地を旅している。 今までに高額な賞金首を多く捕まえてきた彼女たちは、一部では名も知られているようだが、ペラジーにとっては、大抵の場合、そう難しい仕事ではなかった。 というのも、彼女はただの人間ではないのだ。 彼女、ひいては彼女の相棒も、「幻想ノ刃」…パンタシアと呼ばれる稀少種族で、その身体能力は人間に比べて高く、かつ、彼らは己の身を武器へと変じさせることができ、その威力は強大。 そんな彼女らが二人で行動しているとなれば、大抵はなんとかなってしまうのだ。
正義感はあるものの、まっすぐな正義には否定的な彼女にとって、バウンティハンターはまさに天職なのだ。 そして、ご覧の通りその能力を持つにはまだ幼さの拭いきれない、自分に正直な言動…それを隠そうともしない性格。 これが彼女、ペラジー=ミュートロギアという人物だった]
(223) 2012/01/28(Sat) 23時頃
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[宙《そら》向きの視線を、少女の声で下に戻す。]
すまない。 一晩宿でも、と思っていたところでな。 荒仕事しか持たない性分で、他に無く。
[苛立つような様子に、繕う言葉。 この朴念人にしては随分よく口を回したほうだ。恐らく隣にいる女はそれをよく知っている。 説明役を普段みな任せているようなものなのに今日に限ってよく話すのは、同じ剣帯びる者に対してのささやかな仲間意識があったかもしれぬ。 目的を口にしたのは、一縷の望みかけて。]
(224) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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……あら、大変。
[松の木が倒れて下敷きになった男たちには大げさに驚いた様子で。]
だから、言ったのに。凶兆が来てるって。
(225) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/01/28(Sat) 23時半頃
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[未だ眠るその身にまで福音《ユーアンゲリオン》が放たれる>>221のは、 ――決して偶然ではないのだろう。]
[黙示録《アポカリュプス》の使徒《人形》が運命の日の為に 在る存在>>33であるのだとすれば、]
[『勇者』とは、かつてとある者-ヒト-が、運命に抗うべく造り上げた ――そのための、拙い機構-System-なのだから。]
(226) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―
[人気のない、夜の時間――黄昏から暁は、自分達の時間。 時折、自分たち以上に素行の悪い連中がたむろしている場合もあるが、その夜は静まり返った良い夜だった。活動には最も適していたと言えよう。
力を篭めて回せば横に回転する、まるで自転する惑星を表したかのような球体…普段は子どもらの遊具とされている物の頂上に、足を揃えてリョウは立つ]
……パイナップルの花言葉を知っているかい? 僕が誕生した日でもある12月20日の誕生花…… そう、「完全無欠」さ……この僕のようにね。 つまり僕はこの花の運命の元に生まれた………
[何度も繰り返し、鍛錬を続けてきた名乗りを語っている途中、何かが聞こえた気がして不意にやめる。>>208]
(227) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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オホホ。確かにアナタに取っては不幸な事かもしれないけど。
[下敷きになった男たちには一瞥するだけで。]
運も、実力のうちというじゃない? 勝てばいいのよ、勝てば。オホホホホホ。
[桃茜は高らかに笑う。]
(228) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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……こうちゃん、今何か聞こえなかった?
[つい素になって、傍らの幼なじみへと問いかける。 どうやら、幼なじみにも聞こえたようだが]
幽霊とかじゃないよね、まさかね。
[ヒュオオ…と冷たい風が緑のマフラーを靡かせていく]
………今夜は帰ろうか。 一日一邪悪をする為には、身体も大事にしなくてはならないよ。 僕らの仮初の器はとても脆い。 病魔<インフルエンザ>にでもやられたら事が事だ。
[腕を組みながら、地上を堂々と見下ろす様はまさに悪の徒。 しかし今夜は引き下がるが吉だと判断する。 旧友の同意を得られば、誤って落下せぬよう、注意しながら球体から降りていった。]
(229) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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あら、お待ちになって!
[桃茜は大慌てで山の頂上に向かう飛雲を追いかける。]
(230) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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……あれ? こうちゃん、何か、変な感じしない?
[それは、帰路につこうとして氷塊の前を通った時に感じた、小さな違和感。一筋の皹は、難易度の高い間違い探しのよう。氷塊の前で首を傾げる>>217]
気のせい……かな?
………… …………。
まさか、奴らがもう動き出しているというのか……?
[違和感の正体がわからないまま、呟いた]
(231) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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――― … ピシ ッ ! ピキリ… ピシシッ !!
(232) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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…!
[風から感じた気配を追う様に、配られていた視線は、聞こえた声に宙《そら》へと向けられた。 しかし、その言葉の意味を直ぐには理解する事は出来ずに。
身をよぎる悪寒に身体を震わせた。 悪い予感がする。
そう、確か、あの日も…]
(233) 2012/01/28(Sat) 23時半頃
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― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―
[良平と光一が氷塊の前に差し掛かった>>231、その時だ。]
[二つ目と三つ目。氷塊に皹が入る。]
[必然である――彼らもまた、此れから起こる”運命”に 深くかかわる者なのだから。]
(234) 2012/01/29(Sun) 00時頃
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ちょ……っ………!?
[広がる、破壊の音。>>232]
わあっ、さすがにコレ壊したら犯罪に問われるっ……!
[自分たちが壊しているわけではないが、これまで積み上げてきたささやかな悪事の数々に多少の後ろめたさを感じている為に、責任追及を恐れた発言となる。
しかし、止めるすべはなく]
(235) 2012/01/29(Sun) 00時頃
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