249 Digital Devil Survivor
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[更に、俯く彼。]
[残り三、四歩のところまで歩くと、 男の足取りはぴたりと止んだ。 確信無き「大丈夫」の掛かり言葉は浮いた儘 掌に益々と篭められる"受け皿”のような手に向けて、 ――――― すう と、 切れ長の瞳はつり上がった。]
[そして、彼の傍に控えているのであろう、 彼に遣われているらしき、そう、"蛇”神へと向けて、 くい と 顎を微かに持ち上げるのだ。]
…… だって、殺したのは ―――― その子だろう?
[血の薫こそ蔓延して人の嗅覚では追えないが、 砕かれた魂のような、霊力の気流のような、 そういった類のものを感じることは、男は得意だった。]
[だから。怖じもせず、笑顔で、"カマをかける。"]*
(195) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 01時半頃
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あ……、えっと……?
[まだアプリの使い方も理解しきれてない男は、獣が消えた>>184ことに戸惑いつつ、女性としきの会話に耳を傾ける。]
「うん、しってるよー。 おともだち……んーと、そのこはピクシーなんだけどね。 サマナーさんのおなまえまではしらないの。
……ごめんね。」
[しゅん、としょげる。
ピクシーに一緒に行こうと誘われていたけども、この家を離れられなかったのはそれよりも古い友達と離れたくなかったからで。 ほんのちょっとの寂しさを紛らわすように、しきは男の手を再び握る。 男はぽんぽん、としきの頭を軽く撫ぜつつ。
もし仲魔のことを問われれば、しきがアプリの存在を教えたか。 望まれれば、実際にスマホ画面を見せつつ、男に対しても兼ねて説明しただろう。]
(196) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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>>192>>191
ん、まゆちゃん。 私ね、いまの。“戦って”すらないんだよ。
[ 友人の言葉に、ふわりと微笑を返した。 私自身の本来のあり方を示す、蠱惑的で心揺さぶる表情だ。 有史以前から幾多の人間を誘惑してきた、魔の魅惑。 ふと息を吐けばそれは薄れ、跡形も残さないけれど。]
それに、あの程度なら見極めつけなきゃ。 何でも手を出してたら、まゆちゃんが死ぬかもしれないよ?
ああいうのにやられてじゃなくって、
[ 彼女の姿に向けた眼差し。スマホを収めた辺りを探るように。]
呼び出した悪魔にまゆちゃんが精気を吸われすぎて、ね。もし本人にその気がなかったとしても。昨日の今日で、まゆちゃん、体力戻ってる?
[ こんどは彼女の顔を見つめた。血色を確かめるように。チアキ青年が来るころまで、私はそうしているだろう。**]
(197) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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ゆりは、メアリーをじっと見つめた。
2016/06/17(Fri) 01時半頃
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[なにか連絡が入ったのだろうか、女性が携帯に手を伸ばす>>179。 メールを打っていた手が一段落するのを見届ければ、男も口を開く。]
あー……ええっと。 俺からも、質問、いいです?
……今、何が起きてます?
[男は、未だ血なまぐさい惨状など知らない。
それでも、これまでの出来事と。 本来であればこの時間でもたまに聞こえるはずの車の音がまったくないのに気づけば、異常だなんて子供ですら気づくのに容易な状況なのは*確かで*。]
(198) 2016/06/17(Fri) 02時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 02時頃
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っ…ゆり、さん....。 それは、 そうかもしれないけど…。
[近しい柔らかな顔貌に、どきりと心臓が跳ねた。 そっぽを向いて恥ずかしげに口を尖らせる。 微笑み、弧を描く唇が、やけに魅力的に見えて。 ふとした吐息は、そう思ったことさえ忘我に消えた。]
う....。
[続く声は窘めるようでいて、 私を想ってくれる真剣な音色、視線。
ふとスマホを取れば。 頭に聞こえる冷やりとした言葉。] 《気をつけるホ。マッタク魅了なんてイヤらしい手を使うホ。》 《オイラ、分は弁えられる悪魔ホ。見損なうんじゃねーホー。》
[...少しだけ、頭の靄が晴れた気がした。]
(199) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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....疲れてる、けど。 悲しんでばかりいたら駄目でしょう? 神父さまもきっと、そんなの望んでないよ。
着替えてとりあえずご飯食べよ! 忍田さんも、呼んでくる。
[瞳を数秒迷わせてから、確とゆりを見つめ返す。 立ち直ったとはいかないまでも意志は強くあり、 ひたむきな少女は前を向いていた。
とととと、今しがた戻る千秋の傍へとゆく。 先ほど言い淀んでいたこと>>162に留意してか、 それとなく仲魔がいることを話す。
そして、改めて朝をご一緒どうですか、と。**]
(200) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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まゆちゃん、悲しい時には、ちゃんと悲しめばいいの。 自分の感情を抑えつけてたら、心にシワが出来ちゃうよ。
[気丈に振る舞う様子だけと、少し無理してるようにも見えてそう言葉を掛けた。千秋がやって来たあと少しして、遅めの朝食にすることになる。]
――千秋さん。街の様子、どんな風になってるんですか?
[そうしてその席上、まず私からはそう質問することになるだろう。**]
(201) 2016/06/17(Fri) 08時頃
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─ 市内スーパーマーケット付近 ─
[ 先ほど>>194見えた人影らしきものは 果たして、何であっただろうか?
人であるなら、大変喜ばしい 人語を解する相手なら、もっと助かる 何しろ、訳の分からないまま今ここにいるのだから ]
…お、何か人間らしきものが、見える
[ 青いジャージを>>158羽織った学生らしき姿が見える
その近くに見えるのは、 魑魅魍魎めいた人ならざる何か 既に見慣れた部類のものには違いないだろう ]
(202) 2016/06/17(Fri) 08時半頃
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ふうん、鳴ね。 オレは累でいいや。
別に、今は邪魔はさレてないし。 ソのまま祟らないでくれるなら、それでいい。
[言いながら同じ羊羹をもうひとつ取り出す。 鳴>>182>>185の視線が一瞬、自分の持っていた羊羹に向けられ、逸らされたのに気づいていたから。]
御供え。
[祀られているようなものへ対しての機嫌取りにしては随分安いそれを、彼女へと放り投げる。]
(203) 2016/06/17(Fri) 09時頃
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ソれじゃ。
[鳴が受け取ったかどうかには興味はなく。 背を向けて、所々崩れ死体の一部の転がる道をまたゆっくりと歩き出した。**]
(204) 2016/06/17(Fri) 09時頃
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[餓鬼を一掃し息を吐くのも束の間]
あ!やっべ!
『もしかしなくてもピ〜ンチ?』
[撃ち漏らした二体が教会へ向かった>>183のを見れば、向かう足を速めようと]
なっ…!?
[その直後、餓鬼が突然霧散して消滅した。 此方はこの距離で何も出来ないにも関わらずである。
…扉の前に立つ彼女>>183が起こした奇跡であることぐらい、千秋には容易に想像出来た]
(205) 2016/06/17(Fri) 09時頃
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…一先ず、二人とも無事で良かったかな
『今の凄いっスね。ボクの呪法の何倍も威力がありそう。ちょっと自信なくしちゃったかも。おセンチメンタル』
[そう言う割に余り落ち込んでなさそうな顔で女性を見つめたモコイは、続いて隣の片倉と名乗った女性>>192に目を移す]
『あの様子だとアノ娘も悪魔が見えてそうっスね。あとそれとは別に悪魔を従えてそうなオーラを感じるかも』
え?それって、片倉さん?はデビルサマナーってことか?
[モコイの言葉に千秋は首を傾げるのみ。 『チミ、相変わらずのニブチンだね』とモコイにちくりと刺された]
(206) 2016/06/17(Fri) 09時頃
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大丈夫でしたか!
[漸く教会に辿り着いた頃、何やら辺りの雰囲気が蠱惑的なように感じられた]
『何かボク、メロメロズキューンなキモチ?』
[若干魅了されてるモコイを他所に千秋はやって来た女性>>200へと歩みを進めた]
あ、やっぱり君ってデビルサマナーだったの? モコイさんがそんな気配がするって言ってたからさ
『ハロハロ〜。でも妙っスね。サマナーにしては垢抜けなさすぎる感じ。でも普通のニンゲンなら契約する前に食べられてムリムリくんだし。摩訶不思議アドベンチャー』
[暗に「正規のデビルサマナー」でないことを伝えつつ、モコイは片倉の周りをくるくる回ったか]
あー、と 取り敢えず詳しい話は飯食う最中で良い? 互いに交換したい情報とかあるだろうし
[モコイを無理矢理にでも止めれば、そんな誤魔化し笑いと共に教会へ入ったか**]
(207) 2016/06/17(Fri) 09時頃
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小鈴は、メアリーに話の続きを促した。
2016/06/17(Fri) 10時頃
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─闇─
鬼さんこちら、手の鳴るほうへ〜。
[ 何かが砕け散るたびに、闇の中の“鬼”が猛り吠える。 しかし斬り落とされた首からは、何の声も出はしない。]
ちょっとおいで〜。 鬼が怖くて行かれない〜。
[ 何かが崩れ消ゆたびに、闇の中の“鬼”が動き悶える。 しかし重く太い鎖が、じゃらじゃらと笑うのみ。]
そは毒入りか。 神の御酒か。 雷光の霞む間に、ゆるりと溶け出すか。
[ 真黒の闇の中に、見えないはずの赤が見えた。]
(208) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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─回想・邂逅続き──
[ 相対するヤタガラスと思しき女が、舌足らずに、あるいはうつむき加減で話すのを、いじらしいと感じただろうか。>>115彼女は、友好的に済むならそのほうが良いと、武器を背にしまった。]
優しいお人どすなあ。 うち、好きになってしまいそうどす。 思えかし、思えかし。
ほな、うちの名前、覚えとくれやす。 小鈴ゆうんどす。
[ 相手の名前も聞けただろうか。その後、しばし話を続けたろうか。 それは、事の起こる、十日ほど前の、ことだった。]
(209) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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─市街・どこか─
[ 見かけた“鬼”も、見つけたマガタマも、そのすべてを彼女は消し去りながら、移動を続けていた。 といっても、ひとりで歩ける範囲だ、全体の数からすれば、たいした割合ではない。 その微々たる努力を続けながら、彼女は生存者を探す。 それも、マガタマを持っている者を。]
ヤタガラスはんは、どちら側、何どす……? いくらなんでも、好き放題やられすぎなんとちゃいますやろか……。
[ 彼女の視界──否、“鬼ノ目”の視界に、ふたつの“鬼”の姿が入ってきたのは、そうつぶやきながら、辺りを見回した時だった。>>158 >>202]
“猫又”と……“蛇”……?
[ 近付くに連れ、その“鬼”や、“鬼”を連れる人が見知った顔だと、彼女は気付くだろう。*]
(210) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 11時頃
小鈴は、チアキに話の続きを促した。
2016/06/17(Fri) 11時頃
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累。
[響きを反芻するように口で転がす。 それからちょっぴり首を傾いだ]
累には何もされてない。 酷い事をされない限り祟ったりしないよ。 私達みたいな存在は、そういうモノ。
[祟りは哀憎がなければ成立しない。 相手を捕り殺すような性質のものになれば尚更だ。 出会ったばかりの相手を祟るほど祟り神めいてもいない]
(211) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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[視線を逸らしていたから一瞬反応が遅れた]
え。
[御供え、という言葉と共に放られた羊羮>>203を 慌てて手を伸ばしてキャッチする。 羽とが豆鉄砲を食らったような面持ちで呆けていたが、 彼が去っていく>>204のを見てはっとして]
あ、ありがとう……っ。
[両手で包んだ小さな菓子。 人の手が生み出した食べ物はそれだけで愛しい。 大量生産品であれ、その起源は人の試行錯誤だ。 新鮮な肉や魚を好む神も多いけれど]
(212) 2016/06/17(Fri) 11時頃
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あまい。
[少し四苦八苦して包みを解いた羊羮を神妙にかじる。 こんな場所だが、それは嬉しそうな笑みが浮かんだ。 それから何故だかぐすと鼻を啜った]
あまい……**
(213) 2016/06/17(Fri) 11時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 11時半頃
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[野次馬に来たらしい男。 飄々とした態度、口調、それからこちらへの問いかけ。 一般人ではあるまい。 落ち着きすぎだ。]
……だ、じょうぶ。
[そう答えて、ちらりと近づいてくる男を見る。]
おにーさん、危ないよこっち来たら。 そっち、まだいるから。
[悪魔の群れは上諏訪の肉を食っている。 本当に吐いてしまいそうなくらい、血と臓物の匂いが溢れて。]
(214) 2016/06/17(Fri) 12時半頃
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[口元を覆っていた手を下して、それから男へと顔を向けた。 男の容貌が変化した、ように見えた。 随分と好戦的なそれに変わったような。]
その子? 違う、これは俺を護ってくれたんだ。
[ああ、これはもうバレているのだろう。 しかしすんなりとは認めない。 まだ、荒事を起こす気はない。 だから誤魔化す、嘘に本当に混ぜて。]
(215) 2016/06/17(Fri) 12時半頃
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……御渡神社の下宮知ってる? 俺、そこに行きたくて。
ゆりが…幼馴染が心配で、だからおにーさん。 話したいんだろうけど、俺の事ほっといてくんないかな?
[困ったように眉を下げてそう懇願してみせた**]
(216) 2016/06/17(Fri) 12時半頃
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[ 青ジャージを着た姿は、人なのだろうか? そうであるなら、いいなと思い側へ近づいた
こちらへ何か仕掛けて来ないのなら、 ダルタニャンも闇雲に襲いかかるほど 好戦的な質でもないらしい
コスプレをした人間サイズの二足歩行の猫は 行動基準に関しても、 外見通り銃士のそれで貫く様である ]
(217) 2016/06/17(Fri) 13時頃
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…あんた、今、何が起こってるか分かる?
[ 青ジャージがこちらを見たなら開口一番それを問う
平和に話が出来るのなら、 そこから先は、穏やかに自己紹介のつもりである
尤も、その直前に低級とやらに かかってこられたならば、 自分は得物のヌンチャクとダルタニャンは 前足で持ってる大剣で薙ぎ倒していた筈
友好的に済めばいいのだが、さて?
小鈴が見たのは>>210このタイミングだと思われる ]
(218) 2016/06/17(Fri) 13時頃
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あ、俺は…「人畜無害な一般市民」だから 全然、強くも恐くも悪くも…多分、ないぞ?
[ 昨日の何処かの>>0:294>>0:335>>0:349誰かさん と交わした、やり取りを思い出して ついつい、語尾が弱くなったのは仕方ないだろう
── だって、人間だもの* ]
(219) 2016/06/17(Fri) 13時半頃
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ースーパーマーケット→病院道中ー
[スーパーマーケットを出て、“俺”は病院方向へと足を進めていた。先に見つけたのは“私”の方。呑気に『おや、人間発見』とくつくつ笑う。>>202 耳のついた黒いフードを被った男。そして男と同じくらいのサイズの、剣を携えた──]
でっけぇ……猫?
[悪魔が見えるようになった“俺”はポツリ呟く。思考の中で“私”が『……マガタマを持ってるな、まさに探していたような相手だ』と、“俺”に話すように促した]
ええ?!俺が?!……あの、どうも それ…猫…っすか?
[いきなり見知らぬ人に、しかもこの状況でどう話しかければいいのかわからない“俺”。 “私”は溜息を吐く。何が起きているのかわかるか、と尋ねる男の方が、余程賢い。>>218]
俺は…夜、いきなり家が襲われて、どうやら 石を持ってるから狙われてるらしくて…… 調べてみようかなって、思ってる…ところ
[“私”の『もっと言い方があるだろう』という文句を受けながら、しどろもどろに答える。*]
(220) 2016/06/17(Fri) 13時半頃
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[しゅるり。
“俺”が男と会話している間に、“私”は近づいてきた女性に蛇の目を向けた。>>210 弓矢をかまえているものの、昨日の様子と同じく陰謀の気配は感じない。(転生体だからry) 『…………喜べ、ナツメ。数少ない知り合いだ』と知らせてやる。 露店の前で去っていったように、マガタマも所持していないようだ。]
あ、小鈴さ…って、えええ?!待って、降参降参!
[知り合いだ、と言われ視線を移せば弓矢が目に入る。 “俺”は開いた両手をあげて降参ポーズ。 その間も“蛇”は小鈴を、“私”は黒フードの男の動きをジッと眺めていた。**]
(221) 2016/06/17(Fri) 13時半頃
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[ “鬼”の気配を辿った先にいたのは、昨日会ったふたりの人間。]
あら、誰やと思うたら、ナツメさんどすかいな。 堪忍しとくれやす。降参て、うちもいきなり人を射ったりはしませんえ。何やナツメさんから、えろう“鬼”の気がしはりましてなあ。心当たり、ありません? それから、ぱ……パパラッチさん……?
[ 昨日の記憶と自分の語彙を総動員した結果、派手に名前を間違えた気がしないでもない。 石について探っていたナツメには少しの信頼を置きつつ、底が知れないフードのパパラッチ(仮)には少しの疑惑を持ちつつ。 取り出した弓の先は、すっと、猫型の何かに向かう。]
その“猫又”はん、昨日は連れてませんどしたやろ? いつ出会わはれはったん? 何が目的で、ナツメさんに近付いてはりますん? 見たところ、特に“鬼”に襲われはった様子もなさそうどすけど。
[ その言葉は流れるように柔らかいが、けっして温かいものではなかった。*]
(222) 2016/06/17(Fri) 14時半頃
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デビルサマナー… それってこの、モアイさんが見える人のことですか? それとも、悪魔と、一緒にいる人のこと?
[くるりと一周するモコイを首を動かして視界に捉える。見た目がなんだか可愛らしいけど、聞き慣れない名前>>207だったもので、間違えていることに気づいていない。]
くすくす。いいですよ。 とりあえず中に。
[ゆるりと笑んで、迎え入れる。*]
(223) 2016/06/17(Fri) 14時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 14時半頃
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[ 案の定、ダルタニャンを見て>>220仰天された
無理もない、連れの自分も驚いているのだから 初対面で驚かれる方が、むしろ安心したとは口にせず
続く言葉から推測するに「石」とは 最近、流行っている「マガタマ」なのかと仮定すると 襲われた辺りもその所有者
或いは…巻き添え
人間基準で考えて、襲い方の無茶苦茶加減からして 殆どが後者の気もするが、敢えて蓋をする事にした ]
(224) 2016/06/17(Fri) 15時頃
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