180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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……………どういう事だ。
[爆風の先に見えたのは、魔石人としてのジョージの姿。 しかも、機関にいた時の表情に戻っている。]
(156) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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―――心象風景具現化魔術《イクサバノハナ》
―――神槍最期之詞《グングニルノアユンダミチ》
(157) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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[瞬間……部屋の中が、部屋中が光に包まれる…… 部屋の空間が歪み、そうして広がるのは世界のどこでもない場所。 どこでもない空間に、その”戦場”は広がった…!]
これで…その矢が門に届く事はありませんね…僕を倒すその時まで!
[強制的に周囲の空間を切り抜いたその技は、グングニルが持つ、最期の切札だったと記憶している。]
さあ、どうしてもというのならば挑みなさい。 貴女が相手するのは、過去に生きた騎士達です。
(158) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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――想像《創造》なんて、脳内イメージだ。 僕は君がここに来る前のこの場所を知ってる。 状態を思い出すことくらい、さっき別れた人の顔を思い出すくらいに簡単で早いよ。
[だが未だに斉花が消されていないのは、招待客を、一度助けた見知りの少女を、次元空間の向こうへ消し飛ばす行為への躊躇いと。 何より、発動するだけの余力があまりない。 平静を保ってはいるが、扉を開けたその瞬間>>3:350から、頭痛が止まない。むしろ酷くなる一方だ。 警鐘だ。力を使いすぎている。脅すばかりで、即時発動は不可能だった。]
(159) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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…………まずい。ジョージを止める為には。
[アルフレッドことスターイーグルが何とか対等に闘えているが、この状況がいつまで保たれているか確証は無い。]
(160) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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―……返してもらう。
[「兵器」がスターイーグルを見失った瞬間、 その一瞬を狙って、ポケットから「抜き取った」。 それを右腕に差し込んで―]
それなら、言葉よりも―「直接」君に語りかけよう。
[右手の先から、鋭いアイスピック型のコネクタ。]
(161) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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もし、力付くで止めようにもジョージが『あるべき姿』に戻る為には−−−−
[最悪、ジョージが動かなくなってしまう可能性まである。]
一番の改善策は、
(162) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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……一撃が…重い……。
[その身に受けた矢が…、深々と体に突き刺さった矢が…。 そのせいで身体の力が抜けそうだった。 それでも大地に足を付けてまっすぐと、凛として立ったまま、じっと彼女を見つめた。]
(163) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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友情合体と、愛情合体−−−−
(164) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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せいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!
[正直、賭けでしかなかった。この一撃が成功したとして。 どんな結末が待っているのか。吉か凶か。
強制的にη《アルディバインシステム》をインストールする。
この選択に、どんな結末が待っているのか。 確かに、これは何よりも雄弁に語るHEROの《核》。]
(165) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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[ほ わぁ ああああ
散らし星が淡く輝く。スターイーグルの関節はなめらかに。 その拳速はマッハの壁を突き破る。 「兵器」の首筋に向けて、コネクタを突き立てんと!!]
(166) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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アルフレッドは、ジョージの首筋を見据えて、超マッハの拳を突き出した!!
2014/06/14(Sat) 02時頃
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― → "戦場">>158 ―
――な、 ッ!?
[強制的に世界から切り離され、言葉を失う。]
……っ、結局、最後は他人任せの多勢に無勢?
[言いながらも、この状況は拙いと肌で感じた。 矢は確実に相手の身を貫いている。>>163 だと言うのに、このまま圧し切れる気がしない。 目の前の騎士からは、それだけの力強さを感じる。]
(167) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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[たん、と踵を返して緑の要塞《アルセイデス・フェステ》に向かう。 堅固に鎖されていた護りが、僅かに緩んだような――]
……何を、呼んでいるんだ?
ねえ! これがお前の翼なら――!
[自らが持つ、2つの『欠片』も茨の奥に差し出す。 いずれも枝の隙間に沈んで行けば、 枝葉に鎧われた光は次第に強さを増していく。]
(168) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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―古の戦場― [彼女の言葉ににっこりと笑みを向けて笑い返す。]
言ったでしょう? 僕はとても弱い存在です。 人間とはとても弱い…だから、集団となることで真に力を発揮するのです。
[微笑む騎士の腕には、いつもある槍が”存在しない” 代わりに、一人の男がそばに立っていた。]
『まったく…人使いが荒いものだ。 人を頼りにする癖…いい加減直した方がいいぞ? まあいい、この戦場ならば、お前はどっしり指揮をとればいい。 もっとも……お前にそのカリスマがあるとは思えんがな。』
[軽口を叩く男に対し、ゆるく頷いて。]
話したい事はいっぱいあるので、戦を早めに終わらせてくださいね? グングニル。
(169) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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人間は「憎しみ合う」、戦争は「なくならない」。 確かに―……君の言うことにも一理は、ある。
でも、人間はただ「それだけ」の存在ではないはずだッ!! 人間は「憎しみを持つ」、でも同じだけ―「愛する」。 人間は「争う」、でも同じだけ―「許す」。
みんなが《笑顔》でいること―……実現できるはずだ!!
《笑顔》の絶えない平和な世界ッ!!!!!!!!!!!
(170) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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『心得た、弓矢隊、前へ…!』
[そう言うと男は戦場を駈け始める。 レティーシャ目掛けて、第一の矢の雨が降り注ぐ…!]
(171) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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なにっ!!
[その時、アルフレッドの体が輝き、ジョージの懐へと潜り込む。 アルフレッドにはヒーローたる力もある。 まるで自分の弟子である火野坂を見ているかのようである。
ただしかし、心が不安定であるジョージを救えるのだろうか。賭けはどうなったのかダンは固唾を飲んで見守る。]
(172) 2014/06/14(Sat) 02時頃
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王子たる所以の者と、うら若き乙女がいれば、確実なのだが…………
[ダンは見守る事しか出来ない。付け焼き刃の友情『わざ』では、ジョージの心には*響かないから*]
(173) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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― 館内 / 門の前>>128 ―
[閃光が、聖炎《セイカ》の輝きが部屋を満たす。
螺旋階段の主はシルクハットを押さえ、 影に成らぬ方の眼で相対する 煌々たる焔と稲妻の騎士を見ていた。 冥府の王も、夢渡り《ウォーカー》も、そうであっただろうか?]
……ふむ。
[光が一端収まったとき、 はらり、と前髪が一筋乱れたのを白手袋の指先で流す。 彼の前には、黄金で編まれた八重の花の“紋”。 黄金の螺旋階段を源とする幻想数式の一端。
それがこの場の誰かに向けられることはない。 唯、“その時”を見定めるために。]
(@20) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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私は信じている!!触れた手と手に、温もりがあったことを!!
(174) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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[――緑の要塞《アルセイデス・フェステ》もまた、
“荊姫”としての覚醒《めざめ》を、 “口付け”を、待っているのだ、と――>>168>>127]
(@21) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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─ 館・愚者の庭園 ─
[死に行く世界からの扉は、館へと通じていたようだった。 咄嗟に空を見上げる。 ここにもまた、紅い月が登っていた。 加えてじとりと、濃い霧が館を覆い始めている>>3:@5]
ジョージ、
[スターイーグルに託した、子供の名を呟いた。 追わなければ。そう踏み出した足が、声>>168に止まる]
(175) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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――――!?
[炎の壁が消えた先、兵器は目の前に高貴な鷲の姿を見る] [咄嗟の事で、受け身を取ることも出来なかった兵器の首筋。 皮膚を模しただけの皮を突き破って、マッハの壁を越えた細いコネクタが兵器の首筋に深く刺さりこんだ>>166]
ぁが、 ぁ゛ッ !!!!???
[喉を差されたせいか、掠れた呻きを兵器は上げた。 兵器の奥底で、キュイイ、と甲高い音が上がった。 ―――インストール音だ。
続く声は、苦しむような叫び声]
――――――――――――――!!!!!!!!!!!! ぁ、 ぁあ ァァァ゛アあぁあぁぁッ!!!!!!!!!
(176) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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……ちッ、厭ってくらい知ってるのよ!!
[集団の力>>169――そもそも、斉花がかつての世界で創り上げた《勇者》というシステム自体、『人々の想いを力にする』>>2:171ためのそれだ。 死の女神が齎す終焉に抗うため、旗頭-シンボル-となって人々の希望を掻き集め――]
……、……
[そして、届かなかった勇者の成れの果てが、今居る自分だ。]
……ソロの元勇者じゃ、ここまでだって事? よりにもよって、私が掲げて勝てなかった、集合体の力に負けるって?
ああくそ、サイッテーに。ツイてないったら!
[降り注ぐ矢の雨>>171を、咄嗟に焼き払った。 その物量に、こちらが攻撃に転じる余裕は無い。]
(177) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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[……「銀」河因子を扱うその力が、 子供にかけられていた封印に近い効力を発するのか]
[兵器から、先ほどまでの狂ったような笑みが消える。 代わりに浮かんだのは明らかな苦悶の顔]
ぁ、 ァ゛ ぁぐ、が、 あァあッ…!!!!!!
―――ッ ボク に、 一体、 ナ に を いレた………ッ!!!!!! ニンゲン――――――――――ッ!!!!!!!!!!
[…兵器の身体から、インストール音が鳴り響く] [インストール完了まであと数秒―――ほんの少し。
(178) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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[兵器は笑顔の消えた顔で、ぎりと歯を食いしばりスターイーグル>>170を睨み付ける]
…………「アイ」だト?? ――――そんな、ココロ《エラー》 反吐 が、出ル よ、
忌々しイ、 ニンゲン、風情が――――、
そんな世界、 ボクに ハ 要らな、イ !!!!!!!!!! 兵器デ ある ボクには 必要、ナい!!!!!!!!!!!
―――…貴方の、そノ目は ボクを、沈めたあノ人達と一緒ダ
《夢》ヲ抱く、その目が―――――――――ッ!!!!!!
―――ああ、不快ダ 、 虫唾が走ルよ・・・ッ!!!!!!
(179) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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お前、
[確か、探していた”カリュクス”ではなかったか。 歩み寄ろうとした先、奇妙な兵器が襲い来る>>89それを、]
────邪魔だ!!!
[鋭い、銀の光で切り裂いた。 雑魚に一瞥は与えずに、再びその場のふたりへ声を張る]
おい!
[それは丁度、”彼女”が緑の茨の先に何かを差し出さんとする頃。セシルは眩くなる光に足を止め、目を細めた]
(180) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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[何の為に、翼は砕かれたのか。 何故、相反する世界が綯交ぜに身を削り合うのか。
――その煉罪《宿命》を、]
――だとしても、諦めてなんか、
[どうして、《√》は分かたれたのか。
それは解らない、けれど 一つの予測を立てている]
…………手を、貸してくれ!
(181) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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そノ目を、やメろォォォオオオオオオオオ!!!!!!!!
[――かつてスターイーグルと触れ合った 兵器の手が鉄のように赤く光り、やがて手が燃える炎を灯す。
――――program 『狂人ノ刑具』!!!!!! 《イグナイト・クロー》
最期の足掻きと言わんばかりに、 兵器は刺さったコネクタごと振り解こうと、 溶けた鉄の如く燃える腕を、スターイーグルへと振りかざす―――!!]
(182) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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『案ずるな、個の力も意外とマシなのがいる。』
[矢の雨が降り注ぐ中、その矢全てを見切ってかわした男が一人、拳を握り目前に迫る。]
『元々は対軍奥義なんだが、運が悪かったな。 守ると決めた時のアレは、滅法強い。』
[グングニルと呼ばれた男が、彼女目掛けて拳を突き出す。 奥義と呼ばれたソレを展開する騎士も、息を切らしながら、グングニルを見つめる。]
僕の魔力じゃ…長くは持ちませんね…。 出来るだけ早く決めなくては……槍隊、グングニルを支援して、弓矢隊、引き続き第2射の用意!
[騎士もまた、慣れぬ指揮で騎士達に指揮を出す。 一人一人に対した力は無い、それでも騎士達は集い、その武器を振るう。]
(183) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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