181 巫蠱ノ匣
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[何本目かの、煙草を吸った頃 ふっと頭が重くなる。]
……あ、れ、
[くらりくらり、頭の中が揺れる。 ヤニクラとは比べ物にならない、酷い感覚。]
ッ、う
[手の中から煙草が落ちる。 ころころと転がっていく、白い筒状のもの。 それから数秒後に、
途切れる意識と共に、 円香の身体もまた、
冷たいコンクリに崩れ落ちて―――**]
(154) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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―7月初日・昼―
[例の如く、日が高くなってから目を覚ます。 あの手紙を受け取ってから暫く、…はそれまでと変わらぬ日常を過ごしていた。 手紙自体は、読んだ翌日にゴミ箱に投げ入れた。 ふと芽生えた甘い期待と願望は消えることのないまま、 それでも普段なら忘れてしまうであろう些細な約束をその日まで記憶していたのは、胸に燻る恐怖と警戒心のせいだろうか。
Tシャツの上からカーディガンを肩にかけ、ハーフパンツに足を通す。 友人らに、学生のテンプレートのようだと揶揄さえもされた格好を選んだのは、 相手の立場―もっとも、肝心の幼馴染は既に大学を卒業し、社会人となっているのだが、…の記憶は最後に彼女に会った数年前で止まっていた―に合わせたつもりだったのかもしれない。]
(155) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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― 7月初日 ―
[指定された日は今日のはずで。 緊張に僅かに硬い表情のまま家を出る。
一応はホストであるこの身。 洒落たアクセを見につけ、服装もそれなりに整えて。 まるで女と遊びに行くような身形である。]
……いい女でもいればいいけどな。
[出迎える者は誰なのか。 秘密を知る者は誰なのか。 それを確認して自分はどうするというのだろう。
何も分からないままに目的の場所へと向かって脚は進んでいく。]
(156) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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……そんな、かかんねえだろ。
[話ならばすぐに切り上げるつもりだし、慰めを求められるようならば――。 悪い方の想像は、無意識に考えないようにと隅に追いやっていた。 冷房がオフになっているのを確認して、ドアに鍵をかけ、部屋を出る。 刺すような日差しの中、目指すは青南駅近くの古びた喫茶店。]
(157) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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[古い字体で書かれたあの手紙。 結局あの封筒は、触れるのも恐ろしくなって あのままずっと目の届かないところに置いたままだ。
束の間の逃避に浸っていたかった。 しかし、それでも内容は目に焼き付いていて。
『逃れられると思うな』
妹の死の真実と共に、添えられた一文。 逃げてきた筈の故郷が、妹が、役目が、私を縛り付ける。 結局お前は何処にも逃れられやしないのだと、囁きかける*]
(158) 2014/06/19(Thu) 23時半頃
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― 七月初日・まだ日は高く ―
[鞄の中には必要最低限のもの。 パンツスタイルなのは、動きやすいように。 片手には、閉じられた日傘。 あの頃のような金属バットはもう無いけれど、 少しでも、その代わりになるものを。
脳内に過ぎるのは、襲撃の二文字。 殴るか殴られるか。やられる前にやれ。 高校時代は、そうして生きてきた。]
やってやろうじゃない、かかってきなさいよ。
[自分を奮い立たせるように呟きながら、目的の場所へと*]
(159) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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――七月初日・夜――
……確か、今日、か。
[ 夜に人気の無い所に呼び出すとは、これまた如何にもという所ではあるけれど。度入りの黒いカラコンを嵌めてから、一応念のために度入りのサングラスを胸のポケットに。どうしても視力は白皮症のせいで良く無かったから。
其の儘、今度は黒ずくめから一点。 夜だから、と全身白を基調とした服装へと身を包む。
何も態々暑苦しい格好を好む訳でもない。ただ、腕を隠すように長袖のままだったけれど――、何となく、持っていた中で一番良いものを引き出して身に纏い。
帳の降りた街へ、一歩を踏み出す]
(160) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[指定されたのは青葉駅近くのとある場所。 ぼんやりとそこで立っていたら。]
……え、…あ……?
[まるで地面が揺れているようにぐらぐらと身体が揺れて。 掠れた声が僅かに漏れたと同時に意識は暗く――――**]
(161) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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―7月初日―
[とうとうこの日が来てしまったと、不安に掻き立てられる。 一体、何が起こるというのか。 何事もありませんようにと、誰にでもなく祈った。
しっかりと戸締りをして、暗い夜道を歩く。 こんな夜中に一人で歩くのは何年振りだろうか。 あの日のことを想起してしまい、顔を歪ませた。]
………怖い、の、です。
[指定されたのは夜の公園。 ひっそりと静まり返り、誰も居ない場所。 恐怖で体を震わせながら足を進めると、突然視界が反転した*]
(162) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[コンビニから帰り、郵便受けを何となしに開くと、無地の封筒が一通、入っていた。 差出人は不明、ただ宛先に自分の名前が記されていた。]
誰からだろう この手紙、とりあえず中を見よう
[そう思い中を開き、その内容に目を見開いた。]
え、なんでこのことを知ってるの 誰も、知らない、はずだったのに
[動揺しながら、足早に部屋に帰る。部屋の中でそれにもう一度目を通せば、中には日付と場所も書かれていた。ここにこの日に来い、そういうことだろう。]
(163) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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―青南駅・喫茶店付近―
[相手よりも先に待ち合わせ場所に出向いて相手を待つ。 そんな惨めな真似は真っ平だ、と…は思う。ましてや、相手が過去の女なら尚更。 そんな下らない見栄に則り、…は未だ喫茶店に足を踏み入れてはいなかった。 相手の姿を確認するため、息を潜めて喫茶店の入り口に視線を注ぐ。]
[ところで、生物に油断が生まれる瞬間の例には頻繁に、自らが何かを狙い定めている時、が挙げられる。]
(164) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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―某所:レストラン跡地―
[指定された場所は、既に廃屋と化したレストラン。 脳裏に、未だあどけない少年だったころの記憶が過る。 そういえば、初めて来たレストランが、この店だったっけ。
蝶よ花よと言わんばかりに、自分を可愛がってくれた父。 その過保護さが異常だと気付いた日。 それからずっと、 アタシ は満たされないでいる。
あぁ、早く、早く。 ――――■■を、食べたい]
(165) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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……ッ!
[自分の身に何が起こったのか。 それを…が理解することはなかった。 点滅する視界。地面が目前へと迫り――意識を失う間際、視界の端に探していた姿を見た気がした。 ――が、それもまた、…の都合の良い期待と願望の産物である*]
(166) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[恍惚とした表情で、開いたテーブル席に腰を下ろす。 差し込んでくる夕日が、紅いドレスと溶ける。
長らく放置されていたはずのその席は、不自然なまでに綺麗だ。 埃すら積もっていないその席に違和感を覚える間もなく、時間が訪れて。
―――ぐらり、意識が傾く]
え、
[間抜けなため息が漏れる。 力が入らない。なすすべなく、テーブルに突っ伏した。 何が、何が、一体。 疑問も、視界も、意識も、徐々にブラックアウトしていき―――
ぷつり、と、途切れた*]
(167) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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― 七月初日・青南駅周辺 ―
[人通りの少ない裏通り。 建築物によって日の光は遮られ、とても涼しく感じられる。 寧ろ、少し肌寒いと思えるほど。]
………………。
[手の中の日傘を強く握り締める。 鋭い瞳が周囲を見回して、されど怪しい人影は見つからない。 まだ向こうが顔を出すつもりは無いようだと、 ほんの一瞬、気を抜いた、その時の事。]
(168) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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― 7月初日・黄昏時 ―
[あの手紙を見てから。
男の中であの熱がずっと疼いている。 目を背けていた筈の、欲望の熱。
くだらない。 あんなのは悪戯だ。
そう言い聞かせながらも、それでも。 黄昏時、男はジーンズとTシャツにキャップを身に付け、腰に下げたシザーバックに煙草3箱と財布とスマフォを放り込んで。 あの手紙に書かれた場所へと男は向かう。
男が、ついぞ忘れてしまっていた感情。 "期待"と共に――。]
(169) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[ぐぅらりと、視界がゆれる。 熱中症になるほど外に居たわけでもないし、 体調が悪いわけでも無い、はずなのに。
ぐらり、立っていられない。 ぐらり、視界が霞む。
嗚――――、]
(170) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[ *暗転* ]
(171) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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ー話は飛び、7月初日・青南駅付近ー
ここに来たはいいが、どうすればいいんだ 何かあると思ったが、何も変わりはしないただの駅じゃないか
[辺りを見渡しても、何も変わったことはなかった。じゃあ、先月届いた、あの手紙は?いったい何だったのか?]
参ったな これじゃどうすればいいのかわからないじゃないか
[頭をかきながら、辺りを見渡した。やはり、何もない。どうしようか、頭を悩ませた、その刹那。]
・・・!?
[不意に、世界が回る感覚を覚えた。 何が起こった?それすらも分からないまま。
気が付けば、意識を失っていた。]
(172) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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――青南駅周辺・裏路地―
[暗い、闇の中を月下が照らす。 やはり日光の元より、闇の中の方が格段に動きやすい。 更に暗さを孕んだ裏路地へと一歩。
踏み入れた瞬間に、ぐらり、と視界が揺れて。]
―――ッ、
[思わず何が起きたか――理解の出来ない儘。 意識が暗転する。
その薄れる世界の隅で。 紅く。白い部屋を染め上げたあの時に経験した、あの暗転する世界を思い出しながら――、
―――視界は、黒に塗り潰された*]
(173) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[――気が付いたとき、 自分がいた場所は一体――*]
(174) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[指定の場所は駅へと向かう途中にある橋の下。
ああ、悪くない場所だ。 そんな風に思いながら男は煙草に火をつける。]
バカバカしいな……。 そんなこと、できる訳ねぇのに……。
暑さで頭いかれちまってんのかねぇ?
[はは、と乾いた笑いと共に、短くなった煙草を川へと放り投げようとして。 がくり、腕に力が入らない。
否、全身に力が入らない。
視界が灰色に染まっていき…。]
(175) 2014/06/20(Fri) 00時頃
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