275 突然キャラソンを歌い出す村
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フンチャ!かしこマリ! サムライこそ忘れちゃイヤデス!
[大きく頷いた。>>119 手のひらの間から刃が抜けていくのをはらはらと見守る。 刃が手を離れていくと、こっそり息をついた。]
……あのう。 時間ですケド、早すぎるとかありまセンカ? アッない。 ノーノーノー、なんでもありまセン! だいじょぶデス!!!わかりまシタ!!!!
[全力で首を横にふったり縦にふったりして、朧とソフィアを見送った。 咄嗟に放課後と言ってしまったが、何のことはない。 ジャパニーズマンガのにわか知識でついつい放課後と口をついただけである。 先延ばしにして貰えないかと試しに声をかけてみたものの受け入れて貰えそうな気配はなかった。]
(122) 2018/03/26(Mon) 02時半頃
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――保健室――
ざしきもり、かめきち――そう。
[>>110鏡写しの相手だが、名前を聞いても記憶にない。 心臓の鼓動だけが警鐘を鳴らす。それでも、その意味を知ることはついぞできないまま、頷くのみ。 学年違いの同い年。まあ、義務教育でもないのだから、そういうこともあるのだろう、とだけ思う。 事情を詮索するつもりはない。]
先週、始業式の日に。
[転校生かと聞かれれば、肯定した。 周知の事実だし、隠すことはない。]
(123) 2018/03/26(Mon) 02時半頃
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[朧達が離れると、腰が抜けたのか雨で濡れている地面に構わず尻もちをついて]
ヤーヤー。 thank youネー!
[四階からの野次・指笛・拍手などに片手をあげてこたえた。**]
(124) 2018/03/26(Mon) 03時頃
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ああ、いや――うん。そうだな。 大丈夫、だけど、ありがとう。
[>>111実質仮病なのだが、場所を欲していたのに違いはない。 パーティションで区切られたベッドの片方に身を横たえた。]
そう……なら、その時に利用記録とか、書けばいいかな。
[養護教諭は近く戻るらしい。 自由が効く時間はあまり長くなさそうだ。 張りのある、薬の匂いのしみたリネンを肩まで引き上げ、連絡用端末をその中で動かす。 慣れたものだ、指先の感覚だけでも、簡単なメッセージくらいは送れる。]
(125) 2018/03/26(Mon) 03時頃
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"一週間ほど前より、不審者の目撃情報あり。 本日再び目撃された模様。
また、狼は多いと発言した男子生徒を確認。 発言内容から、狼が一名ではないと確信している模様。 何らかの情報を得ていると思われる。注意されたし。 生徒氏名:佐倉チアキ 3年X組"
(126) 2018/03/26(Mon) 03時頃
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"追伸: 座敷守亀吉という名前の人物について教えてほしい"
(127) 2018/03/26(Mon) 03時頃
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[送信する。あとは《組織》からの反応を待つばかりだ。 ふぅ、と息を吐いて、パーティションの向こうの気配を探る>>113。]
……なあ。 さっき、何を言おうとしたんだ?
聞かせてくれよ。
[飲み込まれた言葉>>111の先を求めながら、問いに反して瞼を閉じる。 ゆるゆるとした穏やかな睡魔が訪れるのは、気圧やベッドの温もりのせいだけではない。 呼吸の間隔すら重なるような、もう一人の自分とすら言える相手の波長――その同調《シンクロ》に、心が凪いでいくから。
亀吉が答えをくれるならば、それに反応する程度は意識を保っているが。 会話が途切れれば、僅かの休息を得る**]
(128) 2018/03/26(Mon) 03時頃
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― 朝・二年教室 ―
[始業式から一週間。生良くらりが担任をしている二年生の教室にて留学生が紹介されることとなった。
佐倉ソフィアとおなじクラス。 同時に、先ほどやりあったばかりの太刀浦朧ともクラスメイトということになる。 因みに太刀浦朧の席はアリーナ席。担任の生良くらりが喋っている間は、彼の席のほど近くに立たされていたので、目を若干そらしてニコニコしていた。
自己紹介となると元気いっぱいという様子で、]
ヤホー、みなさん! ヤニク・サイラスピトー・パイーパティいいマス!
さくらさんにお嫁さんになってもらうために ニポンゴいぱい勉強して 南の国からやってきマシター!仲良くしてネー! 知らないことたくさんデス! ニポンのこと、山モリ教えてほしデース!!
(129) 2018/03/26(Mon) 04時半頃
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[そこでまた太刀浦の顔を見て、彼が怒ろうが怒る前だろうが、とりあえず彼を押しとどめるように両手のひらを向ける。]
……ウェイウェイウェイ…… わかってマス!放課後ちゃんとあれスル! パイーパティの男そゆとこ約束守るトコがアル! 放課後までは仲良くしてくだサ〜イ!
(130) 2018/03/26(Mon) 04時半頃
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ところでくらりセンセー? さっき外で転んでしまったケド、 ズボン脱いで干してもOK? おしりがちょとスコシ冷たい。
ヤニクこう見えて? スタイルが、そのジツ!ハナハダ?かなりイイ!! 見ごたえありマス!!!
[黒板前でくらり先生に自信をもって質問をした。**]
(131) 2018/03/26(Mon) 04時半頃
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『ちょっと、大変、大変!』
(132) 2018/03/26(Mon) 06時頃
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ー保健室ー
『ってか、あれ?センセイいないの?』 『困ったなぁ、掛布センパイそのままにしとくのもアレだし』 『しかもベッド埋まってるんじゃない?』 『えっどうしよう掛布センパイ絶対熱あるって雨の中ずっと傘もさしてなかったし……』
[保健室に入ってきたのは野球部のマネージャー軍団と思われる女子生徒の集団。 養護教諭がいないようでおろおろした様子であるが。]
(133) 2018/03/26(Mon) 06時頃
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フローラは、よろめきながら立ち上がる。
2018/03/26(Mon) 06時頃
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♪ 心配 しないで――――――
(134) 2018/03/26(Mon) 06時半頃
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♪ 私は 大丈夫だから――――――――
(135) 2018/03/26(Mon) 06時半頃
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♪ みんなの 応援(チカラ)で―――――――――
(136) 2018/03/26(Mon) 06時半頃
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♪ きっと わたし
(137) 2018/03/26(Mon) 06時半頃
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♪ ゲンキに なる――――から――――――――
[ローラは歌い終えるとソファーに横たわる。]
『そっか、掛布センパイがそういうならウチらは教室戻ろうか』 『あんまり保健室で騒がしくしても悪いしね』
[野球部のマネージャー(エキストラ)はぞろぞろと保健室を後にしていく**]
(138) 2018/03/26(Mon) 06時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/03/26(Mon) 07時頃
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――保健室――
[静かな睡魔に引きこまれそうになってすぐ、いくつかの声>>133がする。 熱のあるらしい女子生徒が連れてこられたようだ。 さすがに連絡用の仮病でベッドを占有してもいられない。 端末を制服のポケットに押し込んで、身体を起こす。]
……だめだよ。 ちゃんと、ベッドで寝ないと。
[ソファに横たわる女子生徒>>138の手を取り、起こす。 代わりにソファに凭れかかる。亀吉との距離は近くなりはしたが、さて他人のいる状況でできる話があったか、どうか**]
(139) 2018/03/26(Mon) 09時半頃
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― 朝/二年教室 ―
>>129
(また佐倉かー……)
[留学生の自己紹介、さらりと混じったトンデモ発言に頭が痛くなった。 生徒たちの多くも同情の視線をソフィアへと向けている。 既に始業式の後で朧がやらかした後だったので、皆ある意味で耐性ができていたかもしれないが。]
……と、いう事で。 見ての通りこっちの言葉でオッケーだから。 みんな遠慮せずに色々と教えてあげなさいね。
[大人のスルースキルが発揮された。]
(140) 2018/03/26(Mon) 11時半頃
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>>131
干すのは良いけど、脱いだままでいたら国に送り返す。
[ヤニクの質問に、くらりスマイルの温度が6℃ほど下がった。]
えーと。 ……星。穿くもの持ってたら貸したげて。
[なんとなく目に付いた&運動部なら何か持ってそう、というだけで指名した。 無理そうなら他に誰か適当な男子を指名する。]
(141) 2018/03/26(Mon) 11時半頃
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ああ、それと。太刀浦。
[壇上からアリーナ席の問題児に笑顔を向ける。]
さっき、長物ブン回してたそうね。
[朝の騒動の一端は既に担任も耳にしていた。]
――没収。
[刀を寄越せ、と手を*くいっ*と振った。]
(142) 2018/03/26(Mon) 11時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2018/03/26(Mon) 11時半頃
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―まだ上空―
[佐倉チアキが神寺を毛嫌いするのは訳があった。 一度肩に手をかけた程度では、偶然かもしれない。 然し奴は>>0:62装いを変えて、二度以上妹へ絡んだ。 これは妹を狙う”狼”の眼だと認識した。 ぎり、と歯軋りをすれば光の塊が揺らぐ。]
…いかん。集中せねば。
[再び光の塊を通して、”何か”を眺める。 雲の上にパンするカメラワーク。 そして画面は切り替わり、携帯用端末画面>>126にピントが合う。]
(143) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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♪桜守学園3年X組 佐倉チアキ 成績優秀 趣味は料理と家事全般 フリルエプロンが似合う男子第1位
TIP-OFF!!今日もかわいい妹に 悪い虫がつかないよう見守る 目を光らせるなって方が無理
TOP-SECRET!!休み時間に時々 ふらりと姿を消すと噂される 授業までには戻ってくるけど
(台詞)「何処へ行ってるかって?…秘密」
TIP-OFF!!大きな桜の木の前で 佇む横顔を見た生徒もいる
妹に近づく者以外には やわらかい笑みを浮かべる生徒 彼の秘密を知る者は 従者の家系にも居ない TOP-SECRET!!――♪
(144) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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[――>>144要約すると、
・重度のシスコンである。 ・休み時間に何処かへ消えるが行き先は誰も知らない。
程度の情報が表示されているだろう。**]
(145) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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― 朝/二年教室 ―
[始業のチャイムから程なく、くらりが教室に到着する。 「席につくように。」と号令がかかれば 渋々と持ち場(ソフィアの席の側)を離れ、席に着く。 後ろ髪を引かれる思いだが、こればかりは。]
む?
[自分の椅子に腰掛けると、くらりの後ろの人影に目をひん剥く。 見覚えがある。 あの胡散臭い出で立ち、振る舞い。 まさかこいつも同じクラスだというのか!]
……
(146) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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[ええい、腹が立つ。 好き勝手に意味のわからんことを べらべらと喋りおって…! と煮える腹を抑えながら睨みつけていると ヤニクが両手をこちらに向け朧を静止する。>>130]
その動きはやめろ!!! 言われずとも約束は覚えている!! 貴様こそ絶対に違えるなよ…絶対だからな…
[そう息巻くと腕を組んで席にふんぞり返る。 放課後だ。放課後までの我慢だ。 絶対にあのへらへらとしたツラを真っ二つにしてやる。 見ていろ、ヤニク・しらす干し・ぱっぱらぴぃ。]
(147) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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― 朝/咲間キャンディ宅 ―
[起きてリビングに行くとがらんと静まり返った部屋に雨音だけが響いてた。 いつもの光景。机の上に封筒だけがおいてある。 ああ、もうそんな日だっけ。
封筒を開ければ女子学生の小遣いには多すぎる札の束。
「これで好きなものを食べなさい」 「これで好きなものを買いなさい」
なんて言葉は、一年前に途絶えた。 もう分かっていると思われたんだろう。]
(148) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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[壇上で繰り広げられている、 ヤニクの質問>>131が スルーされている様子>>140>>141に満足気に 口角を上げながら頷いている。 ソフィア様の居る前で汚らわしいものを晒してみろ。 約束などその場で破棄して居た。
そして不意に自分の名前を呼ばれ、目を丸くする。 壇上を見れば担任が微笑みを浮かべ、 手をこまねいているではないか。]
(149) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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[アタシはそれで色を買った。
周りに擬態するのではなく、 周りを威嚇する鮮やかな色を買った。
どうせ味方なんていやしない。
アタシが生まれ持って異質だから、 皆そういうふうに扱ったんだから。
アタシもそういうふうに生きてやる。]
(150) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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…!??!? 刀〈こいつ〉を!?
[没収だと!?それではどうやってソフィア様を守るのだ! 刀を両手で握りしめ、庇うように身を引く。]
いやだ!!!!!!!!断る!!!!!!!!
[ぶんぶんと首を振った後に、 助けを求める用に主を見やれば、 彼女も早く渡せ、と身振りをしていた。]
……!!!
[がくりと肩を落とし、渋々とくらりに刀を手渡す。]
……担任殿、大事なものだ。 くれぐれも粗末に扱ってくれるな…。
[チアキ様…!面目次第もございません…ッ。]
(151) 2018/03/26(Mon) 12時半頃
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