180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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[黄金の螺旋階段の主と話をするにもやぶさかではなかったが、それよりも後から来た小娘と騎士の背後で起こっている諍いに振り返った>>80]
……貴様。今あれを力でこじ開けようとは……正気か? これを無理に開けて創造主《カミ》の悪意にわざわざ触れるという事の意味が分かっているのか? ………いや、分かっているのだろうな。お前の中ではな。
[彼女の湛える狂気は、そう思わせるものがある]
亡びを望むか?そうでなければ……多寡をくくっているからか。 つまり、せいぜいが黒き河が世界に溢れるとか、黒い雨が降るとか、暗黒の泥濘に世界が呑まれる程度で済むだろうと…
(106) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/06/14(Sat) 00時半頃
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いかにも。私はアルフレッド・ダンデライオン。 XXXX合衆国前大統領《ミスター プレジデント》である。
[本名の方を呼ばれて、ここに来て初めて肩書きを添えて こちらも改めて本名を名乗った。唾が粘つく感じ。 努めて、威風堂々としてみせる。]
なるほど、これが君の「求める/求めた」世界か。 恥ずかしいかな、私も子どもの頃は「戦争」モノが好きでね。 「壊すこと」「壊れるもの」が楽しい―……。
私もすっかり童心を失ってしまったようだ。 どうやら、君と私では「戦い」の在り方すら違うようだ。
(107) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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―館主の部屋>>97>>98―
[ソファの肘掛に片肘をついて、 冥府の王を金襴の欠片泳ぐ藍方石の眸で捉える。]
――私は“黄金”だ。 それ以外の何者でもないよ、冥府の王。
[顎を引き、見上げる癖に そうは思えぬ尊大さで微笑む。]
真に動くのは私ではない。 動かしているのは御前たちだ。
―――私は祝福する。喝采を贈る者だ。
[もう片方の手を額縁に触れさせて、表面をなぞる。緩やかに浮かび上がるのは銀色の、影だ]
(@10) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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ほらぁ、マリアだって飛翔しますでしょー。 だからさぁー、アタシも飛びたいなーって思うわけですよ、ミカエルさーん。
[1人でぶつぶつと雨の中拳を叩きながら話す女。 かなり奇妙な図である。]
一応さ。 アタシもね!紅い月のイメージガールなワケですよ。 ああやって燦然と輝いていらっしゃるとアタシもこう!! かっこよく!!決めたいっ!みたいな。
――――――…え、そこでひく?ミカちゃん。
[そこまで言って自分にかけられた声(>>105)に気付いた。]
(@11) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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うん?大事なモノとトコロは隠すでしょ?そういうこと。
[臆面もなしに述べた。]
(@12) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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君の「目的《タタカイ》」を私の「手段《タタカイ》」が砕くッ!!
[静かに、ジョージにいや、目の前の兵器に向かって構える。 TWIN GUNの銃口を確かにそちらの方へ向けて。]
君の世界には《笑顔》などどこにもありはしないッ!! あるのは悲鳴と絶望と《嗤い》だけだッ!!
このスターイーグル∞《UNIVERSE》…… これ以上の狼藉を許しはしないぞッ!! 正義の鉄槌《オセッキョウ》―……受けてみよ!
とうっ!!
[ひらり、飛びあがると上空で回転しながら、 兵器に向けて発砲した。]
(108) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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― 館内 / 門の前>>96>>106 ―
――…ズレてるわね。まるでズレてる。
[騎士と冥王、それぞれの言葉に対して、]
世界の崩壊を望む? 亡びを望むって?
馬鹿言わないで。 その程度で、こんな《門》なんて頼る訳無いでしょう。
――混沌-カオス-の果て…全ての因果律を覆したその未来-サキ-にしか、私の守りたかった『あの世界』は…戻り得ない。 《主》が不在なら、ソレを乗っ取るこの機を逃す手なんて無いでしょう?
[引き絞っていた焔の矢が放たれる。狙いは真っ直ぐ、黒き門へと。]
(109) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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――館主の部屋――
[声>>74に、はっとして振り向く。聞き覚えのある声で、けれど覚えのない冷たさをしていた。 帝舎斉花その人に、変わりはない。なのに、口をつく言葉はどれも、あの時亡者に怯え声を上げていた少女とは似つかない。]
……君も、『門』を開けたいのか。
[それ自体は、好きにしたらいいと思った。どうせ自分には開けられない門だ。誰かに開けてもらわねばならないのだから、彼女でもいい。 だが、全身総毛立つような、ざわつく嫌なものを感じた。 暗い、執着に似た色だ。主に嫌われている>>75というのも気にかかる。 嫌われるような魂だったのか。そちらが真実彼女の魂の色だと言うのだろうか。 受け入れがたい想像を、意識的に振り払う。]
(110) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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ここは、閉じてしまおうと、そういう話だったんだけど?
[正確な再封印は出来ないということは伏せて、そう告げた。 が、すでに見つかってしまった門には効果が薄いだろうか。 彼女には警戒が必要だと思った。様子を探ろうとしたところで、声がそれを阻害した。 否、思念波とでも言うべきか、あの暗い、黒い門からも声>>@1がする。]
"至る"に足るか、だって? 僕はその資格など、持ち合わせませんよ。
[己の手では、その門を開くのに力が足りない。]
(111) 2014/06/14(Sat) 00時半頃
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[そうして、声の代わりに、男が現れた>>@3。 それは館主のようで、館主でない。部屋主然としているが、そうでないのは知っている。]
『黄金の主』様。……また、お会いしましたね。 面白いとは、お褒めに預かり光栄です。
[夢渡《ウォーカー》は感じていた。そして感じたそれに気圧されていた。 それは黄金の主の存在でもなく、門の持つ重い重い悪性でも悪意でもなく、門の威圧感でもない。 その奥にある、果てなく蒼い闇>>@4。"むこうがわ"の気配だった。 知った誰かの気配もあるが、閉ざされているとも、囚われているとも異なる気配だ。 あまりに生気がなく――そう、それこそ冥府のような。]
(112) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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この館、そんなところにまで――
[思わず、独り言つ。相対した黄金の主を無視した物言いだったが、彼になら或いは、夢渡の感じたものを正しく理解し、動揺を受け止めるかもしれない。彼はそういう男だった。 そんな折にも、金矢は斉花の指先に灯る。灯る。灯る>>@79。]
(113) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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― 大樹のある世界 ―
[搭乗者の居なくなったくろがねの希械は、予定航路に従いその世界に降り立った]
――――……
[人知れず、なぜか機内ではコンソールが動いている]
(114) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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やめろ、と言って止まる状況じゃあ、ないな。 あの門のことを知らないのと知って開けるのとでは、覚悟も訳も違う。
斉花。 君は見ていると思うけれど、僕と相対した時は、一対一ならば最終手段があることを忘れないでくれ。 僕は君ごとこの世界から退場させることだって、出来る。
[連発は出来ない。先ほど扉もかき消したのがあるから、もうやれて一度が限度。 けれど一度なら、一度きりなら、人間の生死すら男の力の及ぶところだ。]
(115) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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…………
何、一人でぶつくさ言ってんだ?
[ちょっと訊きたい事と違ったけどまあいいや。>>@12 桂冠の乗る頭をこてしと傾げた。]
(116) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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―館の主の部屋>>98―
そう、揺り籠《die Wiege》
―――眠っている、だけ。 差し詰め、眠り姫《Dornröschen》といったところだ。
[額縁の中の横顔は、銀色。 未だその仔細は、判然としない、が。]
……では、御前は門に入るべき“因果”を 見届けにでも来たか? “奪う”のが御前の趣向であると思っていたが。
(@13) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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─帝國・玉座の間、或いは死に向かう世界の王の棺にて─
[”そこ”は先に訪れた世界と同様、虚ろであった。 黒と金に彩られた荘厳なる宮殿───その最奥なる玉座の間。 壮麗にして華麗なるその場は、今は虚ろなる不安定さで辛うじてその姿を保っている]
……これは、
[扉を開いたセシルは、その世界の有様に少し言葉を失った。 辺りを見渡す。視界に動く者の姿は、ない]
(117) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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[一時異界の様相を見せていたそこも、今は常の姿を取り戻している。踏み出した足元が、上質の絨毯に少し沈んだ。
『ヨーランダ=アンギュロス=ブラッド・ダーク・バビロンスは、
我が主の敵だった。』
そう、確かに胸赤鳥《ロビン》は言った。 交戦中とも言っていた。ならばこの世界の”皇帝”を討ち果たしたのは、確かに胸赤鳥に違いない]
(118) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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[しかしながら、己たちも愚者の庭園に来たのは今回が初。 窓から片翼の天使像については見てはいたので認識はしているが。]
例の雑貨屋に託した力。 この何千年って時間の中で戻せただろ?
アタシにくれ、今必要だ、アレ。
[拳を叩けば、Michelle《ミカエル》の炎の翼が辺りに舞った。 授けられるは大天使が背負う六翼――――紅い月が如く。]
(@14) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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[探すように彷徨わせた視線が、一点に止まる。 血のように赤い、鮮やかなる一輪の戦花<はな>>>3:362
既に予感がある。 血がざわめいている。身のうちの”銀”が呼び交わしている。 妙にこの身に馴染む感覚が、みっつの『欠片』を指し示している]
…─────、
[黙って床にかがみ込み、指先を差し伸べた。 鮮赤の戦花を手に取った。持ち上げる。
───ぱ。と、花弁が床に散り落ちた。 あたかも、力尽きて地に落ちる小鳥のように…赤を、散らす]
(119) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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っ…、ロビン、お前、
[そのまま、少し睨むように床のみっつの欠片を見遣った。 あたかもそれ自体が、悪かのように]
……僕に『欠片』届けると、言っていただろう。
[主がそれを望むのならば、と。 言った胸赤鳥を詰るように、短く声を落として]
(120) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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ひとまずは……
[騎士は息を飲む、同時、呪文の詠唱を始めていた。]
我は 汝を貫く槍となりて
天光満つる所に 我はあり
それは 幾千幾万の 光を統べて
光は 天より紡ぐ力と共に
その力 汝を裁く 閃光とならん
我が前に立ち塞がりし 穢れし魂持つ者の
その裁きは十字を斬り開き なおも輝く!
[青白く帯電していた槍は、やがて黄金色に輝いて…]
(121) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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−水上都市シュトロニア−
…………ここは。
[ダンは扉の先を見て、驚愕の表情を浮かべる。]
(122) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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> access -force akashic.rec.2014.man.data > search --J:ジョージ --K:DDB > ...............done. > ジョージ(DN-001) > 魔石人。人間兵器。感情あり。意志によるシフトあり > ≪特殊能力≫ > ・飛行能力 ・属性攻撃(火) > ・捕食による能力強化 ・箱舟への干渉 > ≪支援属性≫ > ・リジェネーター≪零色の輝石≫ (耐久力に無限の回復力を付与) > 現在の推定状態 > 最終形態には至っていない。 > 歌の完成により成長の恐れあり。 > 死魔殺炎烈光 充填率:70%
(123) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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( ──── 分かってる )
[あの時微かに聞こえていた声。 哂いながらも、死を求めていたあの声を]
( … 分かって、いた )
[このひとときだけ。 主従も、この一時の”役割”なのだと。それでも]
(124) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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勝手に逝くようでは、
…───従者失格だ。
[低く、今はいない彼へ向け口を閉ざす。 やがて諦めたように、みっつの『欠片』へと手を伸ばした。その時、]
(125) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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……なに?
[微かに、涼やかに鳴り響く音を聞いたと思った。 それは丁度、かの片翼の天使にふたつの欠片>>104が呼びあう頃。 ポケットの中の欠片を──船の乙女《マリア》に差し出された欠片を、みっつの欠片へと翳す。
よっつの『欠片』輝きが増した。と見た、次の瞬間]
………っ!!!
[光の軌跡を描き、『欠片』が弾けた…いや。 天へ登った。”世界”を越え、あるべき場所へと]
(126) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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─ 館・愚者の庭園 ─
[緑の要塞《アルセイデス・フェステ》の向こう。 片翼を失った天使の”あるべきところ”が、淡く輝く。
天を抜け、赤い月をすり抜け、よっつの光が…『欠片』が天使の片翼へと降り落ちる。 その場にあるものは、目にしたろうか。 緑の向こうの淡い光>>1:427が輝きを増したのを]
(127) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/14(Sat) 01時頃
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裁きの十字架《ジャッジメントクロス》!!
[黒の門狙う矢に向けて、騎士は黄金に光る十字の電撃槍を放つ。 まっすぐと、狙い定めたその矢を失墜させるべく狙い打つ。 最も、悠長に詠唱をしていたがために、間に合うか否かは刹那の差であったが…。
放たれた十字の行方を静かに見つめて。]
間に合うかっ…!?
(128) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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しょう………じょ?
[頭をこてしと傾げる相手にこちらも同じように首傾げ。>>116 そして暫く相手の顔を見た後に、機械人形を頬に拳を入れ、70(0..100)x1体を一気に弾き飛ばした。]
お穣ちゃん、あれだな!!モエモエ天使っ子属性なんだな!! あ、っていうか――――…。
ここの緑が従っているってことは……。
[隠された天使像が少女、もとい少年をここに呼んだとも考えられる。]
(@15) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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何故、シュトロニアに繋がっているのだ!
[シュトロニアはかつて教会を脱したきっかけになった街。半魚人やマーメイドが棲むと云われた街が、一瞬にして、炎に包まれ−−−−]
(129) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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