88 吸血鬼の城 殲滅篇
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エリアスさんでしたか……。
[小さな炎に照らし出されたエリアスの姿>>113が見えれば、ホッと安堵の表情を浮かべる。 が、すぐに表情を引き締め、周囲を見渡す。]
気をつけてください。 すぐ近くにあの領主と、その眷属が居る筈ですので。 最も、眷属は手負いではありますが……。
[闇の中、微かな声>>111が聞こえれば。 思わず声を上擦らせた。]
――――――ドナルド!? 大丈夫か……!?
[小さな灯りだけを頼りに、声のする方へ。 闇の中を一歩踏み出した。]
(116) 2012/04/30(Mon) 18時頃
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― 2F:宴会場(12) ―
[硫黄の煙ただよう口を閉じた犬は 四肢で空を掻いて身を起こし、 涎を垂らしながら低く唸って、獲物の様子を窺う。
じりじりと移動するうちに闇の範囲から外れ、 灯火の元、その黒い毛並みが露わになった。]
(117) 2012/04/30(Mon) 18時頃
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― 2F:宴会場(12) ―
[闇の衣から出たことを気にする様子もなく、 地獄の犬は新たなに出現した獲物に気付いて ひと声、吼える。
ふたりを正面に捉える位置へと移動したあと、 再び息を溜めて口を大きく開いた。
喉の奥から、赤い炎が渦巻き迫り上がる。]
(118) 2012/04/30(Mon) 18時頃
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― 2F:客室(14) ―
か弱いだろ?
[太い首を小さく傾げ、牙を剥いて嗤ってみせる。 棍を、今度は右手に持ち替え、 吹き飛んだ男へ無造作に近づいて、腹めがけて突き込んだ。
男が握っている刀子のことなど、気にも留めない。]
(119) 2012/04/30(Mon) 18時半頃
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…ル、フ…、…っ!?
[ラルフの声――それから、他の誰かの?>>116
眩暈に回る頭に微かに響くが、 それを掻き消すような咆哮に唇をぎりりと噛む。
こっちを気にしている場合じゃねえだろう、と 余裕があればそうも叫んでいたかもしれない]
……ご大層、だな。 片手間かよ…!
(120) 2012/04/30(Mon) 18時半頃
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[ラルフの表情が見えるまで近くに寄り。 左手の惨状を目のして眉を顰める。]
レオナルドさんの薬まだあるのなら飲んだらいかがですか? 効果は保証しますよ、私が試しましたから。
[ドナルドへと声を掛けるラルフにつられ、彼の視線の先を追う。 そのせいか、獣の存在を感知するのが遅れた。]
――っ…くぅ!!
[獣の吠える声に振り返り、迫り来る炎が目に映る。 咄嗟に躱そうと身体を動かすが、火傷を負った足が上手く動かず転んでしまう。 炎が身体を掠め、背中に激痛が走った。]
…炎よ――魔物を。
[呪文を唱える声は痛みに震え。 床に這ったまま炎を獣へと向かって放った。]
(121) 2012/04/30(Mon) 18時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/04/30(Mon) 18時半頃
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[純白のテーブルクロスに鮮血が散る。 レオナルドが喀血したのは、ヒューの目にも見えた。
先ほどの疾駆は病人のそれとは到底見えなかったが、この男は内臓を侵されて死にかけているらしい。 そう察しはしたが、慈悲の念は起こらない。
テーブルの向うへと転がり落ちたレオナルドの後を追ってテーブルに上がり、その姿を見下ろすと、足下にあった真鍮のフィンガーボウルを蹴り落とした。 末期の水、あるいは屈辱を与えるごとく。
レオナルドが逃げるか、邪魔が入らぬ限り、次に落ちるのは留めの刃となろう。]
(122) 2012/04/30(Mon) 18時半頃
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[椅子の一脚を巻き込み、身体が派手に床を転がる。 砕けた木の散乱するなか、錬金術師はいびつに四肢を投げ出して倒れていた。
転倒のはずみに頭を強打したか、視界がぐらぐらと揺れ、思うように動けない。 それでも、立ち上がろうと弱々しくもがいた。 額から流れる血と、口元を染める赤が混じり、鬼の化粧のように錬金術師の顔を隈取った。**]
(123) 2012/04/30(Mon) 18時半頃
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――グ、ぅ、…ぁ、あ、あ…――っ
[避けられるはずも無かった。 死角からまともに突き入れられた棍が腹部を強打する。
隻眼は限界まで見開かれ、 かはりと、血混じりの咳を吐いて天井を仰いだ]
……、…っ、…――ぁ
[何かに縋るように痙攣する腕が伸ばされ ――眼前の男の腕を掴む。
硝子で切った指が、ぬるぬると鮮血を染み出させ 男の上腕を朱に染め上げた]
(124) 2012/04/30(Mon) 18時半頃
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[さらに聞こえた声>>120に、一瞬だけ心配そうな視線を投げかけるが。 エリアスの声>>121が聞こえれば、ゆっくりと頷く。]
そうですか。 えぇ、後でいただいてみます……が。 まだ今は――。
[そこで黒犬の炎に気付けば、咄嗟に身を躱すも、足元を炎が嘗める。 エリアスの放つ炎が黒犬へと向かうのを見ながら、自らも再びレイピアを構えた。*]
(125) 2012/04/30(Mon) 18時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/04/30(Mon) 18時半頃
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― 2F:宴会場(12) ―
[炎を吐き終え、口を閉ざした犬を、 今度は逆に魔術師の放つ炎が包み込む。
激しく燃えあがった炎が弱まり消えた後、 なおも立っていた犬は、首を震わせて火の粉の残りを振り払う。 魔術の炎は犬の体毛を焦がしはしたが、 深刻な打撃を与えていないように見える。
腹から血の代わりに火の粉と闇を滴らせながら 犬は手負いの獲物に留めを刺すべく、じわりと近づいた**]
(126) 2012/04/30(Mon) 19時頃
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……、…、…、っ、く、…、…、…。 ……
[ずるりと崩れそうな身体を気力だけで支え、 漸く視線をあげて男を眺める。
…クレアの愛した男。 命を賭けてこの城を守らせた男。
あのか細い腕はこの背に回され、 あの華奢な肩をこの腕が抱いたのだろう。
――総毛立つような憎しみと羨望を 隻眼に込め、睨み上げる]
(127) 2012/04/30(Mon) 19時頃
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― 2F:客室(14) ―
片手間じゃねぇよ。 あっちはオレの可愛いペットだ。
[腹を突いた棍に、ひねるようにじわりと力を加えながら 笑って答える。 正確には闇を以て形作った、偽りの命だった。 だが、そこまで教える義理もない。]
なんだ? 口付けでも欲しいか?
[腕を掴む男の手首を左手で捕らえ、 吊り上げるように引きはがした。
滴り落ちる血に、目を細める。]
(128) 2012/04/30(Mon) 19時頃
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[男の身体を引き上げるとともに 懐に収まっていた赤が目について、 視線は剣呑の色を増した。]
……あれの、か。
["娘"が人であったころから身につけていた紅玉の髪飾り。 吸血鬼と噂される(そしてそれが事実である)領主の元へ 娘を送る親が持たせた、せめてもの守りかとも思っていたが、 取り上げることはしなかった。
それが今、この男の手にある。]
(129) 2012/04/30(Mon) 19時頃
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ああ……ますますもって―――
[残忍な衝動に目を輝かせ、ゆっくりと牙を剥いた**]
(130) 2012/04/30(Mon) 19時頃
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犬に、お手伝いしてもら…んのか? 領主様も、人望ねえな、…?
…っ、ぐ…、っ――
[揶揄するように血泡の残る唇で囁くが、 じわじわと棍に腹を押し潰され、低い呻きが洩れる。
縋りついた腕はあっさりと剥がされた。 身体ごと吊り上げられる様な体勢に、 ぽたぽたと肘まで鮮血が流れ落ちる。]
(131) 2012/04/30(Mon) 20時頃
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――っ、ざけ…んっ、…、…!
[戯れる様に囁く男に怒りを露にすると、 身を捩り、何とか腕を引き剥がそうと藻掻く。 鈍痛に低く喘ぎ、逸らされた衣服の胸元で ――しゃらり、と、紅玉が幽き音を立てた。]
(132) 2012/04/30(Mon) 20時頃
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― 2階と3階を繋ぐ通路―
[壁に設置されたランプの炎が、頼りなく階段を照らしていた。 階段を慎重に下りながら、意識はヘクターと名乗った吸血鬼に向かう。 ガストン――ジェフリーにハンターとしての技能を教えた男の名だ。 彼はよくヘクターの話題を口にしていた。
曰く、彼は今まで戦ったなかで最強の吸血鬼だったと。 吸血鬼という存在そのものが、魔力だけではなく力やスピードなども 人間と比べて強化されているものだが、恵まれた肉体をもつヘクターは 吸血鬼としての魔力がなくとも、その強さを発揮していただろう、と。 そしてこうも言った]
俺は確かに、あのヘクター・ロックウェルを倒しはした。 だがな、本物の吸血鬼は、そんなに甘いもんじゃねぇ。 何度倒れて灰になろうと、いつの日か復活して、 再び人々を恐怖に陥れる……
(133) 2012/04/30(Mon) 20時頃
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[弾かれたように顔を上げると、階段を再び駆け上がり画廊まで戻る]
ヘクターの城には、画廊があって、そこには奴の肖像画があるんだ。 俺は奴を討ち取った時に、その肖像画の裏に自分の名を残した。 奴が復活して、再び誰かが討伐にいった時に、目印になるように。 最強の吸血鬼が復活したことを知らせるために……――
[画廊に戻ると、先程見た男の肖像画を探す。 ガストンがヘクターを討伐してから年月は経てども、 吸血鬼ならば姿かたちは当時のままだ。
見事な絵が並ぶ画廊のその中央、幾分か大きい、 かの男を模した一枚の油絵は他の絵を従えるように鎮座していた。 震える手で額縁を外して、手近にあるランプを取ると、よく見えるように手元を照らす。 絵を裏返すと、そこには紛れもないガストンの筆跡で]
Gaston Wilder
[もう間違いなかった。最強の吸血鬼が復活したのだ――]
(134) 2012/04/30(Mon) 20時頃
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ムパムピスは、ヘクターに話の続きを促した。
2012/04/30(Mon) 20時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/04/30(Mon) 20時頃
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……、……。
[紅玉に目を留めた領主に、唇を噛む。 隻眼の男には、其の由来は知る由もない。
この男が彼女に送ったものなのだろうかと考え、 ――それに揺らぐ自分に嫌気が差す]
(……ッカ野郎、…それどころじゃ、ねえ…っ)
[じくじくと鈍痛を伝える内臓に瞳を歪めつつも 打開策は無いかと、必死に思考を巡らす。
牙を剥く男の表情にぞくりと寒気を覚えながら、 せめて射殺してやりたいと、視線に力を込めた**]
(135) 2012/04/30(Mon) 20時頃
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ドナルドは、エリアスに話の続きを促した。
2012/04/30(Mon) 20時頃
ドナルドは、ジェフに話の続きを促した。
2012/04/30(Mon) 20時頃
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[魔法の炎をが獣を包み込む。 だが、まるで濡れた水を払うかの如く、身を震わせて火の粉を落とす様に大したダメージを与えていない事を悟った。
こちらにゆるりと近づいてくる獣。 腹から火の粉と闇を滴らせるその姿は、地獄の門番をしているというケルベロスの姿を連想させた。 素直にこのまま地獄に送られるわけにはいかない。
痛みに表情を歪めながら、無理やりに身体を起こす。 炎が効かないのなら風を。 既に気力も尽きかけている、そう何度も魔法は使えないだろう。 少しでも隙があれば魔法を撃つつもりで、小さく呪文を唱えた*]
(136) 2012/04/30(Mon) 20時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/04/30(Mon) 20時半頃
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[エリアスの放つ炎は黒犬に深刻なダメージを与える事は無かったようで。>>126 自らが作った傷から火の粉と闇が零れるのを見れば、思わず目を細める。 エリアスの表情が痛みに歪むのを見れば>>136 銀のレイピアを手に、黒犬めがけて再び床を蹴った。 腹を突くだけでは致命傷にならぬとあれば、次は僅かに括れた首を狙って。]
(137) 2012/04/30(Mon) 21時頃
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―少し前・2階客室―
「よう。 生憎と、ここは行き止まりだ。」
[宴会場への扉を開いた瞬間、目の前にその存在があった。 強い闇の気配を纏わせた巨躯の男性…ヒトの様に見える存在。]
――ドナルド様…っ!退いてくだ…… [咄嗟にドナルドの前に防御術を貼ろうとする。成功したのかしないのか、確認する暇すらなかった。 闇色の衝撃波が形成しかけの術ごと二人を押し返し、客室の中へと叩きつけられた。]
(138) 2012/04/30(Mon) 21時頃
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―――…ゲホ…っ
[壁を背にし、床に両手をついて咳き込む。ドナルドの声で彼の無事を確認しながら、服の中に隠しておいたレオナルド作成の抗魔薬を飲み干す。]
一人で相手をするには危険です。ドナルド様も… [動きから、男はドナルドを標的に近づいているのが見て取れた。この時点で先に浴室へ回ることは可能だったかもしれないが、その後を考えると単独行動は避けたかった。 ましてや、吸血鬼…手に掛けた相手を眷属にする存在が相手なら尚更。]
(139) 2012/04/30(Mon) 21時頃
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― 螺旋階段 ―
[先程、手元を照らしたランプを持ったまま、階段を駆け下りる。 もし誰かが一人の時に襲われたら手に追えるような魔物ではない。 一刻も早く合流せんと、まだ探索をしていない2階へと急ぐ]
……!!
[急いでいたからか、警戒を怠っていたのか。 影>>12が、いつの間にか忍び寄り足元に絡みついていた。 背筋がぞっとするほどの冷気。 慌てて脚で踏み潰そうとしたが、 魔の力で押さえつけられた脚は動かすことも出来ない]
くそっ!
[まだ自由な右手で剣を抜いて、影に向かって上から突き刺すと ムパムピスによって聖別された効果が残っていたのか、影は消滅した]
(140) 2012/04/30(Mon) 21時頃
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[>>89そして男が部屋に踏み込み、周囲に濃密な闇が満ちる]
[扉が閉ざされ、視界の効かない中…鍵をかけるような金属音が連続して、耳に入ってきた。]
――光を。闇を照らし導く標を我手に… [闇の中での戦いは不利。 そう判断して灯りをつけようと聖句を唱える。 術は確かに発動しているはずなのに、見慣れた白い光は一向に目の前に出現しない。 逆に力が吸い取られるような違和感を感じ、慌てて術を打ち消した。 濃すぎる闇が>>88光を奪っていることを漸く理解する。]
移動しようにも、封じられているとどうにも動けない…ですよねっ…
[ヘクターの視界からは行動が筒抜けなことには気づかず、ゆっくりと壁沿いに移動する。 指先に扉の様な感覚があり、開けようと手を掛けるが外部から封印されたように、開く気配は見られない。扉を開けるのは諦め、手探りで部屋の丁度品に触れていく。]
(141) 2012/04/30(Mon) 21時頃
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[再び、螺旋階段を降りるものの、影に取り付かれたからか、 足が思うように動かせない。 時間を掛けて、ようやく2階まで降りてくると、 なお濃い闇があたりを支配していて、 誰かが争っている音だけが耳に届く]
誰か!いるのか!
[声をあげながら、浴室側の扉を開ける]
―浴室へ―
(142) 2012/04/30(Mon) 21時頃
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ムパムピスは、丁度品→調度品
2012/04/30(Mon) 21時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/04/30(Mon) 21時頃
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[ムパムピスは無事なのだろうか――と、 脂汗が額を伝うのを感じながら考える。
或いは浴室側の扉も、閉ざされてしまったのか]
(……センセイの抗魔薬、飲んでたよな。 多少は動けてる筈だ、きっと……)
[木製の杭すら、 眼前の強靭なる男に大ダメージを与えた。
彼の聖術は領主にとって 多大に有効な武器となる筈。
……護らねば、ならなかった*]
(143) 2012/04/30(Mon) 21時半頃
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―2階客室―
[闇の中で響く戦いの音、血の臭い。時折混じる呻き声。明らかに、ドナルドが不利な立場。]
……! [気力が折れそうな緊張感の中、微かに仲間の声らしきもの>>142が聞こえてきた] ここです!!客室です!! ムパムピスとドナルドッ。 ―――吸血鬼の親玉が、出たっ……
[大声でそれだけを伝え、場所を特定されることを避けるために小走りにその位置から移動した。踏みしめた足元でじゃり…と何かが砕ける音。 硬質な音から硝子の類と判断するとその場に蹲り、指先に傷がつくのも構わず出来るだけ多くの欠片を手持ちに袋にかき集めていった。]
(144) 2012/04/30(Mon) 21時半頃
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土に…水に…木に…金に……全ての万物。 主に造りし尊き物達。 その聖性を取戻し、魔を退ける力となれ。
[ガラスの欠片に聖別付与の術を掛け、浄化魔法を唱えながら袋ごと天井に向かって投げつける。]
[無数の硝子が浄化魔法の光を帯びながら星の様に淡い光を放ち部屋中に降り注いでいく。 強大な力を持つ相手には、到底通用する術とは思えなかったが、せめて場所を特定し、一矢だけでも報いたい…と、その一心で部屋の中を睨み付けた。]
(145) 2012/04/30(Mon) 21時半頃
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