153 unblest blood
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[それまで俯いていたシーシャの顔が漸く目に映ったのは、ダガーを返した折のこと。 シーシャ>>74が微かにわらう姿は目に映ったものの、それに笑みを返すことは無かった。 結局それは、彼の為すことを厚意などと信じ切れない節があった所為。 そこにどんな思惑>>3:89があったかなど察することもなく――。
そんなサミュエルの無表情は、サイラスの首の前に膝をつき、くちづけた時までは続いていた。]
……………
[シーシャ>>76からそんな結論を投げかけられた時には、おそらく誰の目にもその表情は捉えきれていなかっただろう。 軽く触れるだけだった心算のくちびるは、未だ額の上にあって。 幾らかの間を置いてから、漸く、離して]
何とでも言え。
[遅れて、低く掠れた呟きを返した。]
(86) sakanoka 2013/12/09(Mon) 00時半頃
|
|
[どうだい、とクラリッサ>>81が問う声が聞こえた。 その声色に涙の色は感じられず、けれど緊張の色はあった。 此処で向けるべきはきっと安堵か、或いは単なる無表情か、そのどちらかだったのだろう。 ――けれど]
ああ。 こいつは、……ダンピール だった。
一度っきり生きてた、やつだった。
[やはり低く掠れた声で、端的に答えを告げた後。 漸く上げた顔には、無表情の中に、ほんの少しだが、苦しさが混じっていた。]
(87) sakanoka 2013/12/09(Mon) 00時半頃
|
|
[思い出してしまった。 いつかの昔に、相容れぬ存在と知ってしまった者のことを。 そんな彼女に命を捧げるだけのこともできないまま。 それでも撃ち抜いて、殺めてからも、長い間その身に縋りついていた。
――違う死者の前で、そんな悲しみに浸るなんて。 それを拒むが故に無表情を貫こうとして。 けれど結局、声色と顔色に、それは僅かに滲み出てしまっていた。]
(88) sakanoka 2013/12/09(Mon) 00時半頃
|
|
[サミュエルの低く掠れた響き>>86に怪訝そうに眉を寄せる。 クラリッサの問いの後、告げられる判>>87に、は、と息を吐く。
サイラス当人から聞いたから 知っている、というかのような頷きが一つ落ちた。]
――だから、殺した。
[でなければ手に掛けた意味がない。 相棒、と呼んだ男の明るい毛色を見遣り唇を噛む。]
(89) helmut 2013/12/09(Mon) 01時頃
|
|
[>>87低く掠れた、結果を告げる音を女は祈る思いで聞いていた。
結果は、ダンピール。 状況的に見て、彼がマドカに手を下したと考えていいだろう。]
――…そう。
[漸く上げられた顔には、僅かに苦しさが混じっていて。]
……ありがとう。 それと、お疲れ様。
[今、女が彼に掛けられる言葉は、それだけだ。]
(90) 蒼生 2013/12/09(Mon) 01時頃
|
|
―リビングの外―
……………。 人も…吸血鬼も…ダンピールも。
心があるのは一緒。傷つくし、傷つけあうし。 一緒にいるには…まだ…難しいのかしらね。
ねぇ……あなた。 だから、私はまだ会うことは許されないのかしら……。 生きたい…って思ってた子より長生きするなんて…許されないのに…。 死ねば皆一緒だと思いたいのに、そんな簡単じゃないのかしら…。
[指輪から手を離し、リビングの中を初めて見やる。 部屋の中では死んだ男の額に唇を落とす男の姿が見えたか。]
…私がダンピールって可能性あるのにね…馬鹿な子たち。
[手元の花を2輪。 リビングの前に置いて、振り返ることなくその場を辞する。]
(91) mituki_ka 2013/12/09(Mon) 01時頃
|
|
―グロリアの部屋―
………ふふ、枯れない花、なんて皮肉よね。 深い意味なんてないけれど…。
[グロリアの部屋へと戻ってきた女は、 殺してしまったダンピールの少年のために花を落とす。 コートにつけていたコサージュ。]
娘のために作った1点物。 ふふ……ダンピールは愛されて産まれた子たち…って信じたいわね…。
[見ず知らずの親と子の愛を願う。 娘と別れてから今日この時まで彼女のことは1度も見ていない。 けれど、今この瞬間だって彼女のことは愛しているから。]
(92) mituki_ka 2013/12/09(Mon) 01時頃
|
|
……次の死地を探しに行きましょうか…。
[静かに女は笑うとフードを被り直す。 外の闇はいまだ仄暗い――――。
リビングにある荷物は置いていくことに決めた。 娘のために描いた多数の洋服のデザイン。 大切な人のために自分にもできることに気付いたから。
もう――イラストだけのデザインは必要ない。]
……ふふ…化け物のくせに……。 ちょっとだけ未来に希望を抱くなんて…。 だから…吸血鬼なんて……大嫌い……。
[優しさも怒りも、悔しさも哀しみも――――。 ここにいた全ての者が当たり前に抱いていた心。 それにほんの少し理解して、ほんの少しだけ共感した。]
(93) mituki_ka 2013/12/09(Mon) 01時頃
|
|
……………。
[指輪に口付けをして。 女は玄関の扉を開いた。 まだ少し降る雨――哀しみが続く中で女は邸宅を後にした。
いつか――――――海に還るために。**]
(94) mituki_ka 2013/12/09(Mon) 01時頃
|
|
「馬鹿みたいな死に方してる。」
[――確かにそう、聴こえた>>83。 今日初めて聴いた声であるのに、声だけで「まさか」と。]
馬鹿って、 ……そう言ってくれるなよ。 マドカ。
[情けない言葉を零し、声のした方へと、 意識を集中するように。
念じ、呪詛を施した時のように、 「その姿を見せてくれ」と願う。
こちらの姿は見えなくてもいい――。 きっと、情けない顔をしているだろうから。
そして――]
(95) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
|
[そこに在った。在るように見えた。
男の願望が、……呪詛が、 記憶の中のマドカを見せただけかもしれないが。
こちらを見つめているマドカの姿に、 喜びと、居た堪れなさがないまぜになった表情を向けた。]
(96) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
|
[受け取ったダガーを腰に携える。 サイラスの血に染まるもう一方の刃をちろと舐め取り]
忘れてなんてやらねぇから覚悟しとけ。
[ぽつりと呟き自嘲的な笑みを浮かべた。 血を口にして苦さを覚えるなんて稀な事。
生きたいと言えば見逃す心算で もう襲わないと言えば納得する心算で そうして言葉をかわし続け、彼が言うのを待っていた。
相棒になら、殺されてやってもいい。 そんな風に思えた相手だったから――。 今度はお前が追いかけられる番だ、とわらう。 いつかの先に、莫迦だと詰ってやろう、と、そう思っていた。]
(97) helmut 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
|
[「惜しいことした」と無表情に語るのを>>85、 胸中で「あぁ、あぁ……全くだな」と頷きながら聴く。 そして噴き出したのには、少し驚いた。
熱に冒される最中――、 マドカが抵抗していたのが、 今更ながらに脳裏に鮮明に蘇って。
そんな「神」の性悪さに、 それこそ呪詛を唱えてやりたい思いと、 己のしたことをよく理解するには必要かと、 感謝のような思いを抱く。
だからより一層思う。 何故、そんな風に笑ってくれるのかと。
それこそ、 自身にとって都合のいい幻覚を見ているのではないかと。]
(98) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
|
いらなく、……ねぇよ。
これでも、散々抵抗されて傷付いたんだぜ。
[幻覚でもいい。 一時の夢物語でもいい。]
悲しんでくれたのか……?
俺が、 ダンピールだと分かっても。
[もう一度、 その存在に触れたいと腕を伸ばし――、
叶うのなら、その中に囲い入れようとした。]
(99) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
|
[シーシャ>>89の頷きを、その言葉を聞いた時に軽く瞬いた。]
あんた、 ……知ってたのか。
[フィリップに対しては単なる疑いを掛けるに過ぎなかったことから。 おそらく力の類では無く、サイラス当人から知れたのだろうと察した。 その結果が、ここにある、彼の「一度目の死」。
――まるで本当に死を求めていた馬鹿じゃないか。 穏やかな顔の死者に対しての言葉は、胸の内にのみ留めて]
お疲れさま。
[シーシャに向けた、簡単な労りの言葉は、自分がフィリップを手に掛けた時に受けたものを、そのまま返す形。]
(100) sakanoka 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
|
[だから、クラリッサから返ってきた「お疲れ様」>>90には、これまたはたと瞬いて。 けれど幾らかその思いを察して、緩く首を横に振った。 きっと今の自分の顔は、相当に情けないものなのだろう、と察した。
一呼吸して、普段通りの無表情を再び取り繕う。 それから血だまりから膝を上げ、立ち上がった。 大分減ってしまった気配の中で、もう一つ気付いた空気の変化。]
………嵐、大分収まってきてるみたいか。
[この時本当にもうひとつ、気配が減っていたこと>>91に。 未だこの時のサミュエルは、気付かないままだった。**]
(101) sakanoka 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
|
[持っていたハンカチは手元にない。 紅くぬめる刃を腿のあたりの布地で拭う。 ダガーを鞘に収めるとようやく立ち上がった。 サミュエルの声>>100聞こえれば柘榴色を向けて]
サイラスから聞いた。
[隠す必要もないとさらり告げる。]
――ん。 さすがに、ちぃと、疲れた、かな。 ……、……労い、さんきゅ。
[肉体的な疲れはないが胸に重石を抱えたような気分だった。 気分が沈む。 己の感情に鈍くある男はそんなことさえ自覚できないでいた。]
(102) helmut 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
mituki_ka 2013/12/09(Mon) 01時半頃
|
―死後/マドカの声が聞こえる前―
[シーシャの背中に、 擽ったさから複雑な笑みを向けていた頃、サミュエルが、 自身の首に近付いてゆくのが見える>>65。
彼のギターや歌声は、 男の暗い記憶を呼び起こしたが、 それだけ心に響く曲であり、音色であり、歌声だったということ。
その声が「馬鹿」と詰るのには、 低い響きの中に、温かいものを感じて。
この邸であった者も、過去惹かれてしまった者も――。
屍人だと憎もうとしていた者は、 解放してやろうなどと宣った先に居た相手はただ、 「生きていた」のだと。]
(103) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
|
[そう思えるのも、解放されたのは男の方であって、 今邸に残る者たちを見る目は、穏やかなものだった。
サミュエルが「嫌がらせの一つでも」と言ったのにさえ>>68]
おいおい、何しようってんだぁ?
[余裕で構えており、 己の首近くに膝を突くサミュエルが、 どのような嫌がらせをしてくれるのか、と目を凝らして眺めていた。
不思議な気分だった。
自身だった首にサミュエルの顔が近付き、 その額に唇が触れるのを見たのだ。]
(104) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
|
…………、 はぁぁぁぁ?
[思わず、自身の額を手で押さえた。
グロリアの部屋でのそれを知らない男にとっては、 「まさか惚れられていたのか」とか 「いやいや、それはないだろう」とか……。
何度も「いや」「でも」を繰り返すこととなる。
そして、シーシャの口からの言は>>76、 少なくとも自身以外に一人は、 サミュエルからの口付けを受けたことを報せた。]
むっつりか。 しかし、さいっこーの嫌がらせだな……。
[無表情とのギャップに、「参った」とカラカラと笑う。]
(105) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
|
[パーティーの際、 同じくサミュエルから唇を受けていた栗鼠少女が、 何かを問うのを聴いて>>79、「んん?」と首を捻った。
少女は何の答えを待っているのだろう。 味なのか、感触なのか。
何れにしても、おかしな質問に思えた。
それがダンピールと吸血鬼を見分ける為のものということも、 内心同情されているとは露知らずに。]
(106) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
|
[問われたサミュエルが告げた言葉>>87は、 男がダンピールであったということ。
それを聴いて、 昔友人として心を寄せていた吸血鬼から、 吸血鬼にも、同族とダンピールを判別する術を持つ者が稀にあると、 そう教えてもらったのを思い出した。
「だから殺した」>>89と、言葉短かに告げるシーシャと、 「そう」とだけ返した栗鼠少女>>90。]
そういやぁ、アンタの名前、聴きそびれちまったな……。 いや、マドカが呼んでたような、えぇと……
そう、――クラリッサ。
(107) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
|
[彼女の勇ましい姿は目にしていなかったから、 小動物のような印象はそのままで。
ダンピールの気配を察することが出来るのは、 同じダンピールだけであるから、 安心させるように「これで終わったんだ」と届かぬ声をかけた。
その直後、シーシャが言うのを聴いて>>97、 じわ、とこみ上げて来るものを、俯き……堪えて、]
わぁってるよ。 仕方ねぇ、待っててやるさ。
「情があるなら待っててくれんだろ」
[そう言っていたのを思い出して>>45、ニッと笑った。**]
(108) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
|
―死後/マドカの姿を見た後―
[男は他にも気配を探した。 生前であったなら、直ぐに感じることのできた「オナカマ」。
今はそのような能力は持っておらず、 ただ、マドカの時と同様に強く、念じた。
そして、まだ彼がリビングに留まっていたなら、 その姿を見、名を呼んだだろう。**]
(109) ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
ぶんちゃん 2013/12/09(Mon) 04時頃
|
……ただの食事くらいなら、ふつーに付き合ってあげたっての。
[振り返った先、サイラスから返ってきたのは少しだけ意外な言葉>>99 きちんと私の言葉が届いて、触れてほしくない場所があるのを聞き入れてくれていたなら、容易くサイラスの飢えを満たす為に身体を預けただろう。
少しばかり気を許しすぎていたのだと、改めて気づかされてわずかな苦笑が浮かんでしまう]
アンタが傷ついたっていうなら、それはこっちも一緒。おあいこってとこじゃない?
[聞き入れてくれない事が、言葉が届かなかった事が。 怒りよりも、胸をわずかに裂く様な痛みが勝る事だったと思い出し、私自身もサイラスに傷つけられていた部分があるのだと知った]
(110) hisetu 2013/12/09(Mon) 19時頃
|
|
昔、連れに言われた。どうでもいい人にされる事に嫌悪は覚えても、傷つけられたとは思わないんだって。 [ダンピールだと判っても悲しんでくれたかと問われ、そんな言葉を返して。
そうして、腕を伸ばす。魂とか呼ばれる存在になっても、まるで生きていた頃の様に伸ばせるのかと、わずかな安堵を感じて。
そうして伸ばした片方の手を握り、うんと爪先を立て、ゆるい癖のついた髪が垂れる額を殴った]
(111) hisetu 2013/12/09(Mon) 19時頃
|
|
アンタは、ダンピールの前にサイラスでしょ!
人見知りとか言っちゃうくせに、自分で店なんて持っちゃって、そんで人に店なんてどうだなんて言っちゃうお節介な奴でしょ。
[連れを重ねた男の言葉。 けれども心をほんの少しくつろげられると思えたのは、そのお節介さがわずかに愛しく思えたから。
そのわずかな愛しさを感じる者の死は、当然──……]
(112) hisetu 2013/12/09(Mon) 19時頃
|
|
関係ないじゃない。 ──……ダンピールでも、その血が私を殺す事になっても。
私にとってはアンタはあの船で会った、サイラスって人なだけ。 その人が死んだら、死んだら……。
短い時間だったかもだけど、悲しむくらいは一緒にいたつもり。
[そう爪先立ちをしたまま告げれば、眉尻が下がってわずかに涙が滲みそうになった。
自分が死んだせいだろうか。 吸血鬼の命を脅かすダンピールの命と、サイラスという人の命を、思考のどこかで切り離してしまう]
(113) hisetu 2013/12/09(Mon) 19時頃
|
|
[死んだのは、ダンピールじゃない。
知り合ってそんなに時間は経たないが、少しばかりの愛しさをくすぐる、そんな男。
そう思い、サイラスの額を突いた拳を下ろし、自分の灰に被さる様な亡骸を抱き締められない代わりにその魂を抱こうと。]
(114) hisetu 2013/12/09(Mon) 19時頃
|
|
[けれどもそれは、伸ばされたサイラスの両腕に囲い込まれた事で出来なくなってしまった。
男の伸びた腕は、二度目の死を彷彿とさせるいまだ鮮やかな記憶に結びつき、わずかにだが身体が強ばった。
それでも腕に囲い込まれ、鼓動もぬくもりも感じられない胸元に自分の顔が触れれば、不思議と身体の力は抜けたのだが]
もの好き、泣き虫。
[静かにこぼして、動かす予定だった両腕をサイラスの背中に回して、その背中をあやす様に撫でた]
(115) hisetu 2013/12/09(Mon) 19時頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る