人狼議事


143 宵を待つ村

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視点: 人

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【人】 猫の集会 クシャミ

―集会所傍―

[集会所まで後少しの所で、りぃん、と鈴の音が鳴った]

 ……あくび!

[声を上げると、鈴の音を響かせて黒猫が駆け寄ってくる。しゃがみこんでそっと抱き上げ、ぐる、と喉を鳴らす愛猫の顔に頬を寄せて]

 無事で、良かっ……

[言い切る前に、抱き上げた猫の顔、首元、前足の毛が妙に固まっていることに気付く。液体がついて、乾燥した汚れ。それが何であるかを察することは易く]

 ……ヒュー、あくびに、血、が。

[震えを隠せない声で、隣のヒューを見上げて伝える。ただ、彼の眼差しは集会所の方を向いていて、その視線を追うと、そこに]

[ヒューが遮らなければ、その目は変わり果てたケヴィンを映しただろう]**

(56) 2013/09/17(Tue) 05時頃

猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 05時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 06時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 06時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―街道を見下ろせる丘―

ラルフ>>53

 昨日と同じデス。お話デス。
 ボクを睨みつけた所で、何も変わりマセンよ。イイエ、むしろ悪くなりマス。

[ラルフに近寄り、拳を相手の胸に当てる。]

 アナタはミルフィさんを守りたい。違いマスカ?態度を見れば解りマス。
 なら、目的はボクと同じデス。ボクは彼女を守りタイ。処刑からは当然。そして、ボクが人狼であるナラバ

[彼女を襲う事は決して無い。
そういう意味で、ある意味自分は最も安全なのだ、と。もちろんそれは]

 アナタも同様に、デス。

(57) 2013/09/17(Tue) 06時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そういう意味で、ボクとアナタは同志なのデス。と笑う。その正体が人であれ、狼であれ。]

 周りが敵だらけにナッタ時、アナタは1人で彼女を守れマスか?縄に掛けられるのを防げる確証がありマスか?
 ソウデショウ?……守りたいモノを守る為に、人数は多いほうがイイ。違いマスか?

 ……ボクは、別に構わないデス。彼女の身代わりとナッテ処刑されるノデあれバ。彼女が狼で、喰い殺されるノデあれバ。ただし。

[今はその時ではない。今ボクが死ねば彼女を守りにくくなる。そう言って、ラルフの瞳を覗きこんだ。]

 ―――ボクと協力シマセンか?ラルフさん。

(58) 2013/09/17(Tue) 06時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 07時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 07時頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

ー集会所前→街道を見下ろせる丘ー

[ヤニクに手を引かれ歩いた。足早の彼に、どこまで連れて行く気だ、と抗議しようとしたところで、彼の足が止まる。
鞄から広げた毛布に座るよう促され、片足を立てて景色が見えるよう座った。]

 片想いの続き…?

[ヤニクの言葉を復唱して、理解する。伸ばしていた片足も立て山座りをすると、頭を膝にのせ、目を細め、彼を見た。]

 両想いは望まないの?報われない恋が好き?

 アタシが嫌だと言ったら、アタシに縄をかけるの?

[その言葉は、キミの期待するミルフィとの結末に向かうことはできないよ?と、伝えるように。]

(59) 2013/09/17(Tue) 07時半頃

【人】 記者 イアン

―集会所―

[戯れ合っているオスカーとヴァンの姿を見つけるとゆっくりと近づいた]

 ちょっといいかな?相談したいことがあって出来れば2人……いや、ヴァンも一緒で構わない。

[彼が承諾したならば、「村長の家に忍び込みたいんだ」と耳うちをし、共に外に出ただろう**]

(60) 2013/09/17(Tue) 08時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 08時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

−時間軸少し巻き戻し 街道を見下ろせる丘−

[ミルフィの言葉に、周囲に咲き乱れる待宵草を目を細めて見やった。]

 『ミルフィ』さんには、元々が片想いなのデス。だから、ここでやり直せるだけで、それだけである意味充分デス。それが、無意味な自己満足だとシテも。
 それは、アナタに嫌と言われても変わらナイ。


[どちらにせよ、できる限り守ります、と。
報われない恋が好きか?との質問には、頭を振って「それが好きな人にはお目にかかりたいデス」と返答し、言葉を続ける。]


 ……望んでもいいナラ、アナタが受け入れてくれるなら。両想いなんて、薄っぺらい言葉はイラナイ。

[それでもいいなら、ボクは、ミルフィさんが欲しいデス。と付け加えた。]

(61) 2013/09/17(Tue) 08時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 09時半頃


【人】 宝飾交易 黍炉

ー墓地ー

[別れの言葉をもらったあと、彼を手伝って墓地へ。背負ったその体は弛緩していて重く、深く掘られた三つの穴にこんなことを一人でさせてしまったのか、と唇を噛んだ

暫く黙って二人で三人を埋めてその墓を作り終えて彼が別れを告げたころ、口をゆっくり開く]

 ムパムピス君。私は神に告解したいことがあるのです。

 ....聞いてはくださいませんか?

[その姿は珍しく男にしては自信なさげに見えたかもしれない。]

(62) 2013/09/17(Tue) 11時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 私には、医師足る資格がありません。

(63) 2013/09/17(Tue) 11時頃

【人】 宝飾交易 黍炉

[さらりと男の口から出た言葉。それは一生言うつもりのなかった言葉]

 貴方は、先ほど私が生を扱う仕事だといいました。ですが、案外死神で大正解かもしれません。

[彼はどういった反応を見せただろうか。どうであれその肩を竦めて ]

 正式に告解室でした告解ではありません。貴方が個人としてこの言葉をどう受け取り、誰に話すのも自由です。ただ、私は人狼、なんてそんなファンタジーなものではないことは訴えてはおきたいですが。

[彼が知りたければなんでも教えるつもりでそこまで言ってから黙って彼を見つめる。彼の言葉を待つ瞬間、まさに首に縄をかけられている感覚であった。]

(64) 2013/09/17(Tue) 11時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 12時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 12時頃


宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 12時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

―集会所傍―

 そうだな。
 
[普段と変わらないような、そっけない返答。
けれど身体はよろけながらも一歩前に出て、背でクシャミの視界を塞ぐ。
人の死など見ない方がいい――その結末を想像できているなら猶更。
戦場で死を見すぎて麻痺した自分自身すら、強張る表情を抑えきれないのだから]

 ……見なくていい。
 あくびを抱いて、そこだけ見てろ。
 傍から離れるなよ……いいな……?

[変わり果てたケヴィン――友人の傍へとゆっくりと近づく。
ふらつく足取りは怪我のせいだけではなく、怒りを孕んだ震えが歩調を乱していた。
それでも近寄り、屈んで、ケヴィンの傷痕を確かめる。
人の手では在り得ないその痕が語る事実に、ほんの僅かだけ、溢れそうな怒気は納まった]

(65) 2013/09/17(Tue) 14時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[羽織っていた上着をケヴィンへと被せ、杖を頼りにクシャミの傍へと戻る。
何か言葉をかけるべきだと思ったが思い浮かばない――だから無言で手を握り、引いた]

 ……埋葬を手伝ってこよう。
 人狼なんてモンが本当に居たんだなんて、まだ信じたくはねぇけどな。
 少なくとも、あいつが死んだ理由が……。
 あいつが好きだった村の手で、じゃなくてよかった……それだけは確かだ。
 
[だからって人狼を許せるものじゃない。
それは、握った手が微かに震えていることで伝わるだろう。
それでも辛抱強く、怒りは噛み殺していた。
クシャミを怯えさせないためだけに――墓地へ死体を運ぶ二人を見つけ、近付いていく]

 頼むから……、俺から離れないでくれよ。
 
[懇願めいた呟きが漏れていることにも気がつかないまま]

(66) 2013/09/17(Tue) 14時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 14時半頃


宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 14時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 15時頃


【人】 双生児 オスカー

―集会所―

[>>60イアンがこちらに近づいてきたのを認めると、ヴァンを抱き上げたまま嬉しそうに立ち上がった。]

どうしたの?
………

[村長の家に忍び込みたいというイアンをしばらくきょとんとして眺めていたが、]

うん、分かった。
行こう。

[やがて頷いて、一緒に集会所の外へ**]

(67) 2013/09/17(Tue) 18時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 18時頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[>>66嫌と言われてもやり直したい、というヤニクの意思を確認すると]

 …いーよ。
 想うのは自由だし、それは誰かによって制御できるもんじゃないしね。

 ………それに、状況は同じだ…たぶんな。

[最後の言葉はほとんど伝える意思を持たないほど小さく。

目を閉じて、丘に吹く冷たい風を感じる。ヤニクに、まるで人生すべて、ミルフィとして生きることを宣告されたようだ。元よりそのつもりだったけれど…。
でも、どこかでオレはミルフィであってミルフィでない感覚があった。例えば手をつないだ時、重いものを持ち上げた時、姉のことを思い出す時、…ラルフを想う時。]

(68) 2013/09/17(Tue) 18時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 …それで、さ

[ヤニクを見上げ、片手でそのフードの端を掴むとぐいと引き寄せる。彼の聴覚に直接訴えかけるように。]

 イアンと何を話してたんだ?

[村の外からきた2人がコソコソ話していたのを見たのだ。気にならないわけがない。ましてや、彼らを気にしていたケヴィンの遺体の前で、だ。
丘にくる時の質問を再度、ヤニクに投げかけた。]

(69) 2013/09/17(Tue) 19時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 19時頃


【人】 記者 イアン

―集会所→村長宅―

[承諾してくれたオスカーとヴァンと共に村長の家を訪ねた。
人の気配がないことを確認すると裏手側に回りこむ。
オスカーとヴァンに見張り役を頼み、1人で壁をよじ登った。
中から日記と数冊の本を手に取るとすぐにその場を離れる。壁を伝って降りようとするが、後少しのところで手を滑らせ地面に落ちた]

 いってぇ……。い、いや、落ちた方が早いからさ。ははっ。

[決まりが悪く、すぐに立ち上がると一緒に落ちた本を掻き集め、頬を掻いて笑って誤魔化す]

 何処か人目につかずこれらを読める場所ってないかな?
 相談……他にもあるんだ。

(70) 2013/09/17(Tue) 19時頃

猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 19時半頃


【人】 双生児 オスカー

―村長宅―

…大丈夫?

[屈んで、壁から落ちたイアンに、もう何度目になるかも分からない言葉を呟く。
何の本だろうと覗き込もうとしたが、すぐに立ち上がってしまったので見えなかった。]

まだ他にも?
………

[首を傾げた。人目につかない場所と聞いて、それなら、と手を叩く。]

村はずれの草原は、どう?
たまにあそこに昼寝しに行くんだけど、
…静かで、いい場所だよ。人も来ないし。

(71) 2013/09/17(Tue) 19時半頃

【人】 記者 イアン

[事件が起こってからは心配ばかりかけている気がする。大人としてもっとしっかりしなければいけないのに]

 いいね、草原か。景色のいい場所が良かったんだ。

[……頼りなくてごめんね、と小さく聞こえないくらいの声で呟き、オスカーの案内する草原へと並んで歩いた]

(72) 2013/09/17(Tue) 20時頃

【人】 記者 イアン

―村はずれの草原―

[草原に着き座り込むと、村長の日記を捲る。暫く考え込んだ後、口を開くと矢継ぎ早に質問をした]

 オスカー、君は人狼じゃないよな?信じていいんだよな?ヤニクのことどう思う?あの人のこと人間だと思う?どうやったら人狼を見つけ出せるかな?

[言い切ると一度大きく息を吸い、ゆっくりと語り出した]

 ……俺、何か分かったらヤニクに話そうと思ってる。

[村長の家に忍び込み、村長の日記とこの村についての記述のある本を取ってきたのも、何か情報があればヤニクに協力してオスカーを守ることが出来るかもしれないと思ったからだ]

 正直に話すよ。俺、一人で村から出ようとしたんだ。

[だが、出られなかった。2時間程歩いても村から離れることが出来ず、何度も同じ場所に出たのだ。
『待宵草が斜陽の頃に咲いたとき、宵の帳が村を包む』
村に何か他の秘密がある気がする。外に出る方法があるのなら皆が助かる。勿論、オスカーとヴァンもだ]

 待宵草が大量に花開いた時に、想い合う村人同士には固い絆が結ばれるんだって。

(73) 2013/09/17(Tue) 20時頃

【人】 記者 イアン

[隠し持っていた拳銃を取り出し、銀の弾丸を装填して見せる。心に決めた。]

 こんなものじゃ守りきれないかもしれない。でも君を守りたい。
 あのな、これが1番言いたかったことなんだ。

 ……好きだよ、オスカー。

[待宵草を摘みオスカーの左手を取る。拒まなければそのまま薬指に待宵草の指輪を嵌めて笑いかけただろう]

(74) 2013/09/17(Tue) 20時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 20時頃


【人】 双生児 オスカー

―村はずれの草原―

ぷはー、やっぱり風が気持ちいいや!

[両手を広げて風を身に受ける。
着いてすぐに草原に座り込んだイアンを見て、その隣に腰を落とした。]

それで、話って?
………。
うん…僕は人間。…信じて。

[質問を聞いて、頭の中で咀嚼しきった瞬間、ぴくりと体を震わせたが、問いにはしっかりと目を見つめて返した。]

ヤニク?えっと、村の外から来たから疑われてるみたいだけど、僕は村のひとじゃないから怪しいとは思わない。でもよくわかんないや。

[死体のそばでニコニコと笑っていたヤニクの姿を思い出して。]

(75) 2013/09/17(Tue) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

人狼を見つける方法だなんて、……知らない、うん、知らないし。

[矢継ぎ早に繰り出される質問に、内容もあまり呑み込めないまま答えるのが精一杯だったけれど、最後の言葉だけがチクリと喉の奥に引っ掛かった。]

……また、ヤニク?

…知り合いだったんだっけ、ふたりとも。

[なんで僕じゃなくて、と呟く声はとても小さかったけれど、イアンの耳に届いてしまっただろうか*]

(76) 2013/09/17(Tue) 21時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 21時頃


【人】 記者 イアン

[とても小さい声でふてくされたような言葉を口に出すものだから>>76、慌てて弁解する]

 勿論、オスカーに最初に言うよ!現に今だって相談しているんだし。

[オスカーは村人の一員で、その中から人狼を探し出す行為はとても酷なことかもしれない。他の人とも協力出来ればいいのだが、ケヴィン亡き今、他所から来た自分と人狼探しを協力してくれそうなのはヤニクしかいなかった]

 そんなむくれた顔しないで?

[可愛いけどね、と宥めるように優しく言いながら頬を突き、話を続けた>>73]

(77) 2013/09/17(Tue) 21時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/09/17(Tue) 21時頃


【人】 修道士 ムパムピス

― 墓地 ―

……あなた方の眠りが、安らかなものでありますように。

[盛り土に簡素な墓標を立てて祈る。彼らを死に至らしめた傷や縄が、死して尚彼らを苛む事のないように。……そして暫く黙祷を捧げると、立ち上がって袖や膝の土を払った]
黍炉先生、手を貸して下さって有難うございます。
私だけではきっと……手が及ばない所もありましたから。

[埋葬だけならともかく、司祭でも医者でもない身では死化粧など上手く施せない。黍炉がいなければ惨い姿のまま彼らを眠らせる所だった と呟く]

(78) 2013/09/17(Tue) 21時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[次に口を開いたのは黍炉>>62、けれど内容は今し方土の中で眠りについた彼らの事ではなく]

えぇ、もちろんです。私に出来る事でしたら何でも。

[彼からの告解だなんてこれまで聞いた事があっただろうか。こんな異常時に告解だなんて不吉ですね、と普段なら笑っていたかもしれない。
 それまで黍炉がこんな調子で話しかけてきた事があったのかすら、思い出せなかったけれど]


[そんな有様だったからだろうか…続く内容>>63を理解するまで、幾何かの間が空いた]

(79) 2013/09/17(Tue) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

[>>77慌てたようなイアンの声が聞こえて]

………最初。
うん、分かった。

絶対だよ?
本当に絶対にだよ。

[少しだけ気を落としながらも頷いて。続けて思い出したように、念を押した。]

…むくれてなんかないし。

[むー、と頬を突かれながら不満そうに言うと、目を逸らした]

(80) 2013/09/17(Tue) 21時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

…資格、ですか。

[黍炉の言葉を咀嚼している間に、僅かに浮かべていた笑みも剥がれ落ちる。鳶色の瞳がふたつ、彼の瞳をじっと捉え]

……黍炉先生は……自らの怠慢で、誰かを死に至らしめた事はありますか?

知識を補わないまま、医師として振る舞ったが為に……誰かを殺した事は。

[一言一言確かめる様に発音すると、そのまま暫し、黍炉の返答を待った]

(81) 2013/09/17(Tue) 21時半頃

【人】 宝飾交易 黍炉

 ....一般的な治療薬と友人から譲り受けたいくつかの薬、それと私の良き先生、という演技をもってしても治る見込みがない、又は本人に生きる気がない場合はこれを投与していました。

[ポケットから出した小瓶に入っているのは透明な液体]

 眠るように死ねます。痛みも苦しみも感じないでしょう。これを怠慢、と呼ぶなら返事はイェス、です。

[それは安楽死と呼べるもの。黍炉はこれ以外の方法で患者を看取ったことがない]

 流石に、若いと感じる年齢ならばやれるだけやりますが。老いている人間には割りと躊躇はなかったかもしれません。

 こんな私を、軽蔑しますか?

[この村で黍炉に助けられた人は少なからずいただろう。だがそれとおなじくらい死んでいった老人もいて。安らかな最期だったと、だから自分も最期は黍炉先生に看取ってほしいと村外れに住む老婆に言われたのはいつだったか。自分はそれになんと返したかどうにも思い出せない。]

(82) 2013/09/17(Tue) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

そっか。
出られなかったんだ。

[俯いて、相槌をうちながら話の続きを聞く]

待宵草の話…聞いたこと、ある。
うん、うん………

(83) 2013/09/17(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[絵でしか見たことがなかったから、あまり現実味はなかったけれど、彼が取り出したそれが拳銃だと気付くのにさほど時間は掛からなかった。]
どうしたの?

守る?
僕を?
……どうして?

[思わず顔を上げて、真っ直ぐにイアンを見る。
続けて聞こえた言葉に動きがはたと止まって]

――――え?

[好き、と、聞こえた気がした。否、確かに聞こえた。
これまで理解できなかった、理解する機会など与えられてこなかった言葉。]

(84) 2013/09/17(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

ありがとう、……あのさ、でも、

[左手はされるがままに。待宵草の指輪が嵌められていくのに一瞬ぱっと顔を輝かせたが、徐々に表情が不安気に曇り]

……僕には、守ってもらう資格なんて、ないよ。
だって、僕は、…………

[苦しげに、ぽつりぽつりと呟く。
その続き――時々自分でも認識出来なくなる程に深く、心の最奥に封じ込めた秘密。
いっそ言ってしまいたい衝動に駆られながらも、肺の奥からせり上がってくる空気が喉に閊えて上手く言葉を発せない]

(85) 2013/09/17(Tue) 22時半頃

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