26 Fairy Tales Ep.4
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[ロミオに付いて診療所へと向かい、ロミオの背後から視線を向ければ]
テッド!!
[彼女が連れてきた青年を見れば驚くが 同時に、視線を彼女の方へ向けて]
…久しぶり、シスカ姉。 相変わらず面倒見いいンだな。
(46) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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ふむ、…――こりゃ、テッドじゃないか。 ルゥ坊、手伝ってくれないか!
[青年の様子に、振り返りルーカスへと声を投げる。 彼の「病」の事は、口止めされているから それ以上は声を荒げず、表へと視線を戻して]
…――?
[倒れ込んだ旅人の少女の姿が見えた気がして 眼鏡の奥の瞳を眇めた。]
(47) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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ポーチュ、大丈夫だった?
〔疲れからか、侵入者を追い返した後の安堵からか。その場で崩れるように座り込む。〕
ごめんね。 こわい思いさせてしまって。 …あら?
〔ふと、自らの右手に視線を落とし〕
ないわ。 指輪がない。 …さっきの人に、とられた?
(48) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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ごめん、なさい。 少し疲れてるみたい。
〔傷を負った右腕をかばいながら、ベッドに寄りかかり〕
ごめんね、 少し…やすませて…。
〔少し遠慮がちな寝息を*立て始めた*〕
(49) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 22時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 22時半頃
良家の息子 ルーカスは、ベテラン医師 ロミオに頷きを返して、テッドを運ぶのなら手を貸すつもりで
2010/08/07(Sat) 22時半頃
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〔>>47 老人の姿がちらりと見えれば〕
……ロミオ……先生。
〔疲れた声で小さく呼び、壁を頼りに立ち上がろうと試みる。〕
(50) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 23時頃
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なんだい、一体何があったんだい。 見た所外傷は無さそうだ、ルゥ坊、テッドを奥のベッドまで運んだらこっちも頼むよ。
[老医師はちゃっかり身近な戦力を顎で使おうと。 褐色の踊り娘をまた振り返り 皺を深め]
――何かに、やられた、とか…じゃないよね?
[僅かに眉を顰めて 診療所に足を向ける。 遠吠えは夢じゃないと識っていたから、屋内へと皆を促して]
(51) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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・・・道端に転がってる子を放っておけるワケないでしょ。
[フランシスカはルーカスに向かって言うと、軽く睨みつける。]
・・・それよりも、よ。 昨日言ってた『嫌な予感』、やっぱり当たってたんじゃないかって。
[フランシスカはロミオに向かって真剣な眼差しで訴える。]
(52) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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ベテラン医師 ロミオは、踊り手 フランシスカを見詰め返し こくり 深く頷いた。
2010/08/07(Sat) 23時頃
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『やつら』・・・いえ、人狼がこの村にもう、やってきてる・・・
[フランシスカが告げた、言葉。 そこには最早冗談めいたものは*感じさせず*]
(53) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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おう。
[言われるがまま、テッドを奥の寝具まで担ぐようにして運ぶ。 外傷がないと聞けば、やや安堵の色を見せるが]
よし、少し寝てろ。
[寝具まで運び終えれば次の支持が飛んできていたので足早に戻る。]
(54) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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道でぶっ倒れるとは、また―――
[足が悪い事は解っていたけれど他にどこか悪いのではないかと思いもしたが、それは一寸のことで]
遠吠え聞こえりゃァ、嫌でも気づくさ。 でも、どうしてまた 今日だったのかねェ…
[萌葱を細め、ばつが悪そうな面持ちをした。]
っと、ロミ爺次はどいつを?
(55) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[フランシスカの言葉に、もう一度、頷く。 取り乱しはしない。 ただ、凪のように静かに、頷いただけ。]
ルゥ坊、そこの彼女だ。 君は一体どうしたんだい、旅の疲れでもでた?
[アイリスの方を指差した。 そういえば彼女のカルテは机に出しっぱなし。]
(56) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[ロミオの言葉に、こくりと頷いて見知らぬ女性へ近づく。 彼女の身に何が起きたなど知るはずもなく]
立ってんの辛いなら肩貸すぜ。 ああ、それとも椅子持ってくっか?
(57) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[それから足早に診療所へと戻る。]
どうしたんだい、急に動きでもした? 熱が在りそうだね。
[老医師はテッドの上着を脱ぐか、無理ならルーカスに脱がせるように指示しながら、冷たい水に布を浸し絞る。]
(58) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―回想:倒れた道端―
[倒れてからどれ程の時を放置されていたか。 空が白み、朝が訪れるその時まで、心臓は弱々しくも命を繋いでいた。]
………ぅ………。
[フランシスカに呼びかけられ、外傷がないかと身体を探られるうちに、小さな呻きを漏らす。]
(59) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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………大丈夫………歩けます………。
[身体を抱え込まれかけた時、僅かに意識を取り戻す。 囁くような弱々しい声で手助けを拒む。 しかし、力の抜けた身体は悪い足の事もあり、一人での歩行は困難である。]
………すいません。
[フランシスカの肩を借り、なんとか診療所の前までやってくるが。 座らされた途端に、また意識を失った。*]
(60) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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〔>>56の声が聞こえれば〕 ……いえ、旅の疲れでは、ないと思います。
〔頭を抑え、壁を頼りに立っているのが精一杯だ。〕
〔>>57かけられた声には聞き覚えがあったから。〕 兄さま……。
ええ、目眩が…… …… 座らせてください。
〔どうにか顔をあげ、くらくらと ルーカスの方へ倒れこむ。〕
(61) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[眩暈が酷いせいで、人違いをしているのだろうと早合点し]
ぉわっ!
[倒れてくる彼女を肩口で受け止めれば そのまま抱えるように椅子へと導く。]
座ってろ。 ロミ爺は歳だし禿げてるけど腕だけはいいからな。
(62) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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ごめん、なさい。
〔しがみついたまま、誘導されるまま診療所の椅子に向かう。〕
――ポーチュを…… ポーチュを私から守って……
〔囁いた声は、彼に届いただろうか?〕
(63) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
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うわぁああ!!
[悲鳴と共に目覚める。 目の前に居たであろう老医師に向けたのは怯えた目。]
……………。
[ぎゅうと胸元を掴み、ベッドの上、僅か後退る。]
(64) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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ポー…? どうして俺の妹の名を、…
―――――
[椅子に座らせるまで手を貸せば彼女の声は届くもの 続く言葉はテッドの悲鳴で遮られた。]
な、…ンだァ?
(65) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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テッド、落ちついて。 ボクだよ、ロミオだ。 君に危害を加えるものじゃないよ。
[怯える様子のテッドにかけるのは優しく柔い声。 枯枝の指で、胸元に握りしめられた手に触れようと手を伸ばし]
…何か、あったんだね?
[眼鏡の奥 眼を細めて問うた。]
(66) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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受付 アイリスは、若者 テッドの声にびくりと身をすくめた*
2010/08/08(Sun) 00時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
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― 回想/再会 ― >>20 >>24
[ソフィアと過ごす穏やかな時間はいきなり響いた絶叫により崩れ去った。 驚きとともに入口を見ればそこには花柄のシャツを持った墓場ですれ違うように出会った青年の姿があった。]
え、あ…。………本当に?
お兄ちゃん…!やっぱりお兄ちゃんだったんだね!!
[花柄と青年とのミスマッチさに言葉を失っている時にルーカスだと紹介されたため一瞬本人なのかと疑ってしまった。
葛藤の末、花柄シャツを見なかったことにしたオスカーは墓場で思ったことが間違いではなかったのだと喜びの声を上げた。]
(67) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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―いつかの夢―
『泣いちゃダメ…。 絶対、絶対泣いちゃダメ…。』
[小さな赤ん坊に向かってそういい続けるわたし。 それは、その赤ん坊に対してなのか。 それとも、今のわたしに向かってなのか。]
『――――――〜っ!!』
[一番大きな男が見る先。 わたし、と、そして赤ん坊の4つの瞳がそちらを見ました。]
ゼッタイ ナイチャ ダメッ…
(68) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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― 回想/昨日/ ともだち ―
ラッカちゃんも、カルくんも おろかで 弱くて、 ばかな ニンゲンだよ。
[一度彼女へ向けた 嫌いじゃない、という言葉は二度は言わず 頭に結ばれたピンクのリボンは薄い金の髪によく映えた。]
死にたいの、ラッカちゃん。 それなら殺してあげるのに
カナシイかどうかは その後で わかるもん。
でも、今殺したら 次の約束が守れないから それまで おあずけ?
[くすくすと笑って]
(@10) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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うん。 会ってみるだけ会ってみるよ。
ここに集まってる人狼とお話ししても良かったんだけど なんか、あたしが思ってたのとちょっと違ったから。
[10年前を知らない子狼は、復讐にはあまり興味なく]
それで、会った後にラッカちゃんを探すよ。 その時まで 生きてたら会えるよ。
その時も、今みたいに 食べてもいいよって 言うなら食べてもいいよ。
それがラッカちゃんの思う 一緒にいるともだちの形、だって 言うならね。
(@11) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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―回想/宿屋の一室―
―――――〜っ!!
[ベッドから飛び起きるようにして身体を起こしました。]
あれ…、あれ…?
[確か、昔、自分の家だったところにいて。 いろいろと探検していたような気がしたけど。 どうして、ここに戻ってきてるんだろう。]
あれ…夢だったのかな…? あ、サイモンさんに聞けば…分かるかな…?昨日会った…よね…あれ?
[首を傾げながらリボンへと手を伸ばしますがそれは一瞬止まりました。]
ゾーイちゃん…。
[呟いてから改めてリボンを掴みそして、自分の髪を結いました。]
(69) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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じゃあね。ラッカちゃん。
――― 赤いリボンは ラッカちゃんの方が似合ってるよ。
[赤い色の意味を、教えてくれた彼女の方が 似合っているとは言わないまま 夜の村に消えていった。
背後で手を振る少女に振りかえす手はないけれど 代わりにピンクのリボンが 風に揺れて**]
(@12) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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― 回想/明け方 ―
ソフィアおにーちゃん
[一人称と体型から男と判断した彼の姿が見えれば 何も纏わぬ姿の少女はゆっくりと見上げた。 その手には、指輪がぎゅっと握られたままで]
わ
[思いがけない抱擁に小さく声をあげた。]
言われなくても もう行くよ。
[逃げてと言われれば、きょとりとした顔で 僅かに口元に笑みを浮かべたまま言う。]
(@13) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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ヒト。
同じ、ヒトだって? でも ちがう。
ちがうよ。
ニンゲンと人狼は 違ういきものだよ。
[そこまでいえば、へくち!ともう一度くしゃみをした。 雑貨屋には戻る足取りで歩めば上着が肩に乗った。]
その腕の痣、人狼にやられたの? ま、いいけど…
(@14) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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ねぇ、ノックを3回しなきゃいけない人のおうちの場所教えて。 あたしはそこへ行くよ。
この村に、もう用はないから。 ついでに、これも あたしは別に興味がないものだから
[ムーンストーンの指輪をソフィアに押し付けた。]
グロリアとかいう女から預かるように頼まれたんだ。 いやだっていったら、投げちゃったけど なんか勿体なさそうだから拾っておいたんだ。**
(@15) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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