32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 02時頃
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全てはもう遅いという事だよ。
(27) 2010/09/22(Wed) 02時頃
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[そして揺らがせた雫を、ぽたりと塔の光の中へと堕とした。 玉虫色の光が満ちて、しかしそれはすぐに赤黒く変色した。 その瞬間!]
(28) 2010/09/22(Wed) 02時頃
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―――― キき ぎぎギギ ギぎぎ!!! ―――
(29) 2010/09/22(Wed) 02時頃
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[塔が苦しみの声を上げ、別れた二つの部分が互いに 痛みを分かち合うように絡み合っていく。 じわじわ、じわじわ。 染みのように広がっていく光《闇》。]
君達が凍結を望むなら、僕も手伝ってあげるよ。 決して解けない、永遠《死》を君達にあげる。
[広がる光《闇》は、ゆっくりとセピアを赤黒く塗り替えていく。]
そして君達が作った都合のいい世界を一つにして。 完全なる世界《パーフェクトワールド》を、僕は創るんだ。
[塔の頂点、まるで玉座に座るかのように其処に座して。 銀猫の姿を見つめ、微笑んだ。
静かな破壊は、崩壊は、止まらない。*]
(30) 2010/09/22(Wed) 02時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 02時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 07時半頃
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[女は想う。
時空に揺れる神の名を
虚空に漂う人の名を
世界を、 この世に存在するモノを救ってくれるであろう神《人》の名を]
(31) 2010/09/22(Wed) 08時半頃
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《キルクス》 《イクス》 《ステラス》 《イクシスス》
[それは自分が恋焦がれた神の名。 神の名前を“使役《ツカウ》”者――――
それが自分が捜し求める新しい神なのだろうか?]
(32) 2010/09/22(Wed) 08時半頃
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――――ねえ、あたしもその旅にご一緒させてくださらない?
(33) 2010/09/22(Wed) 08時半頃
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[“女”はマリアントジョイフル号の船首に座っている。 器《カラダ》を捨て、霊体の姿で]
“燃料”くらいには、なるかもしれなくってよ。
[いざという時には、自分の“魂”を使って欲しいと――――]
(34) 2010/09/22(Wed) 08時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 08時半頃
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―回想―
[伸ばした手は、欲するものを得るには届かず>>4:135。 セピア色に変わる世界。"世界"は切り離され、 銀猫の意識も"世界"と分かたれる。]
――……っ、勝手に、"ボク"の身体使うなんて。
[胸に刺さったままの杖。ぐ、と握り、抜き取る。 ずるりぶちりと、根を剥ぎ取るような音。 傷口は、塞がる事無く。 肩で息をする。此方を見る四つの眼。 此方を、刺す指先>>4:166。]
(35) 2010/09/22(Wed) 17時半頃
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ぁ……。
[心臓に刻まれる、喪失言語《ロスト・ワード》>>4:169。
聖痕をなぞる様に刻まれるそれ。 燃えるように、心臓がどくどくと脈打ち。]
――……嗚、呼。本当に…、素敵なプレゼントだ。 まだ、物足りないけれど。
[足元の触手は、<<雫>>放たれた衝撃で 銀猫の身体を支え続ける事叶わず。]
(36) 2010/09/22(Wed) 17時半頃
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――……愉しい、Show<<ホウカイ>>だ。
[堕ちる、落ちる。 その眼に映るのは、塔より飛び散った文字《シグナ》。 それを追うように走る矢。 宙<<ソラ>>より落ちる、光線。 時の止まった世界の中、 ゆっくりと落ちながら眺め。 心臓、口元。どくどくと流れる血はソラに散る。
それはいつしか、赤い花びらとなって舞踊り、 色の抜けた世界を彩った。]
―回想:了―
(37) 2010/09/22(Wed) 18時頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
[落ちた先は塔の下。 くるり、翻り、トンと軽く地に降りた。
そこには、剣を持つ少年>>21も共に居たか。
――……難しい事なんて、ボクには解らないし。 世界がどうなっていて、これからどうなろうと知らない。
ボクの"死<<ノゾミ>>"が叶うなら、どうとでも。
[此方を見て微笑む滄翠>>30を、 オッドアイも見返し笑う。]
(38) 2010/09/22(Wed) 18時半頃
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[生まれた"子"を手にかければ、 きっとこの日<<チャンス>>はもっと早く来ていた。
"意思継ぐ者"との繋がりなんて持たせず。 きっと、もっと無慈悲に。 銀猫は、その事をどこかで"識っていた"
それでも、ただ。"愛を注がない"と言う、 消極的な拒否だけ選んだ。]
(39) 2010/09/22(Wed) 19時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 19時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 20時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 22時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 22時頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
キミは―……闇の王。いや、その後継者…?
[近くにいる少年に視線を遣る。 知った顔とよく似た。しかし、それとは違う雰囲気。]
……アレ、倒す(止める)つもり?
[傷痕や流れる血はそのままに。 剣を構える様子に、 "王座"に座る存在に視線をやり、尋ねた。]
(40) 2010/09/22(Wed) 22時半頃
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[問い掛けに対しての返しに>>22覚えも無く]
彼を傷つけた…?何の事ですか?
[ここに至るまで、人の怪我を治した覚えはあるものの、自らの攻撃で傷つけた人間がいた記憶は無い。 しかし、世界をこの色に変えた。という事には覚えがあった。]
この時間を止めたのは、確かに僕です。 世界の崩壊を、少しでも止めるにはこれしかありませんでしたから…。 この世界の崩壊を願う人さえいなくなれば、凍結を解除するつもりではありますが…。
[彼の表情、発される気配に少し怯みながらも、逃げずに相手を見据えた。]
(41) 2010/09/22(Wed) 23時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 23時頃
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[広がる結界の気配に、少しだけ気をとられて、それも世界を護る為と分かれば、ほっと胸を撫で下ろす。 しかし、彼の言動>>23に緩く笑いながら。]
まだ…反撃の一歩手前です。 これはあくまで応急処置。怪我の元となった、刃を取り除いて、初めて護られるんです。
僕は…誰かにお礼が言われたくて、こんな事をするつもりじゃありません。 僕は、今までの思い出もこれからの夢も、諦めたくないから、前進するんです。
[見据える視線は変わらず真っ直ぐ、決して逸らさずに]
(42) 2010/09/22(Wed) 23時頃
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この世界が何度目なのか、幾度の崩壊を繰り返したのか、僕は知りません。 マスターのように何度も世界の崩壊を見てきたわけじゃありません。
この世界を継続させて、そこに何かの救いがあるのか、僕には分かりません。
でも、ここで諦めて、世界の『思い出《過去》』も『夢《未来》』も捨ててしまったら、今まで生きて、存在してきた人たちの人生を全て無かった事になってしまう。
辛い事も、苦しい事も、全部ひっくるめて、それでも必死に抗って、皆生きているんです。 僕はバカだから、間違っているかもしれません。 本当はあなたの言っている事が正しいのかもしれません。 そのほうが幸せな人もいるのかもしれません。
でも、それでも、僕は、今を生きている人達の人生も、悲しいけれど、死んでしまった人達の人生も、全て"否定"することなんてできない!
全てを滅ぼして、完全な世界を創るというのが、あなたのエゴならば、この世界を護りたいと願うのは僕のエゴだ!
(43) 2010/09/22(Wed) 23時頃
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[>>26,>>27罪深き世界を罰する為に、生まれ目覚めた。 すでに手遅れだと言う彼を、睨み付けながら]
いいえ、まだです! 人間は強いんです! 既に滅びかけた世界だとしても、まだ明日《ミライ》があるなら、その足で立ち上がる事ができます! だから……―――
[静かに息を吸い込んで、二本の剣を抜く。]
(44) 2010/09/22(Wed) 23時頃
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僕は僕にできる事を、精一杯するだけです!!
(45) 2010/09/22(Wed) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 23時頃
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[>>38地に降り立つ、気配を後ろに感じた。 そして、続けざまにかけられる言葉>>40 視線は振り返らずに、その言葉に軽く頷いた。]
僕は、闇の王…マスターの後継者なんて名乗れるような人間だとは思っていません。
でも……もし、仮に、マスターが僕を後継者だと認めてくれるのだとしたら…
[そっと、片方の剣を、対峙する相手に向けて、はっきりと言い放つ。]
……アレを、止めるつもりです…!
(46) 2010/09/22(Wed) 23時頃
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― 天高く悲痛を嘆く凶塔 罪深き世界見下す上空《玉座》 ―
嗚呼、美しいね。 テッド、君にも見えるかい?
[赤黒く世界に蔓延っていく光《闇》。 哂うような視線でそれを追う。 地上からの反論には、滄翠が更にニタァリと哂った。]
(47) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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―――そう。
愚かさに気付かぬ事は罪。 でも君は愚かさに気付きながらも、 それを押し通そうと言うんだね。 救い難い罪深さだ。 [くつくつ、咽が鳴る。]
僕を止める? ふ、ははっ、はははははは!!
(48) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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―――― 身の程を知れ、人間よ。
(49) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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そう。……それは、とても難しいだろうね。 一人では。
……ボクは、世界を救う<<そんなもの>>なんて興味無いけれど。 どちらにせよ。愉しい方が、良いね。
[こちらに視線よこさず言う>>46言葉、そしてその前の演説<<オモイ>> 聞いて、息乱しながらも笑う。]
――……白き乙女のワルツ<<イノセント・ダンスパーティ>>
[腕試し、とでも言うように放つのは、 白い焔纏うトランプ。
52枚、全てのカードを、 塔の頂点<<玉座>>に座する青年>>30に向けて放った。]
(50) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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君に何が出来ると言うんだい? 僕を殺してこの世界を救うかい? ふふ、憐れな君に教えてあげようか。 もうすぐ崩壊の刻《シヴァの瞳》は開かれる。
[すっと指差す頭上。 セピアの空にも赤黒い光《闇》は広がって、丁度青年の頭上により濃い色を円状に示していた。]
そして―――
[緩やかに動かされる指の先は、銀猫の胸元を差して。]
(51) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 23時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 23時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/22(Wed) 23時半頃
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”最期のしるし”を刻んだ時。 この世界は生まれ変わるよ。
さあ、どうする? 僕が”刻印”を刻めば全ては終わる。 崩壊の刻《シヴァの瞳》が開ききる前に僕を殺すかい?
尤も、僕は簡単に殺される程弱くはないし 殺されてあげる気もないよ。
僕にも護りたい”約束”があるからね。
[滄翠が紅い焔を灯す。 バチィッ!と大気に紅い稲妻が奔った。 襲い来る白き焔を纏った52枚のカード。>>50 上空《王座》に座する青年は指一つ動かす事無く、そのカードを見詰める。]
(52) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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[ ガ ギィイ ン!! ]
(53) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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[世界の色が、濃くなっていく。 古い思い出のようなセピアが、絶望を感じさせる赤黒さに染みていく。]
そうだね、あなたがどれだけ賢いかは知らないしけれど…。 少なくとも、僕から見れば、君の方がよほど愚かで救われないね。…僕には君が、とっても"可哀想"ですらあるよ。
"もうすぐ"開くってことは、まだ開いていないんだよね? 申し訳ないけど、僕はもう簡単に諦め無いって決めたんだ。 マスターが生かしてくれた命で、精一杯生きて、最後まで戦うんだ。 何もしないで、諦めていたら後悔すらする資格は無い!
[後ろから、何かが彼に放たれた気配。>>50 その陰に潜むように突進した。]
ならば、その刻印を刻ませる前に……その命を絶つ…!
[二つの剣で隙を狙って斬り付けようと…]
(54) 2010/09/22(Wed) 23時半頃
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[展開される絶対領域《アブソリュート・フィールト》。 青年の目前まで飛んだ白焔は見えない障壁に阻まれ、勢いを殺してはらはらと堕ちていく。]
その程度? 抗うにしては随分脆弱だね。
それから、あまりにも稚拙だ。
[カードの陰に潜んで斬り付けてきた少年の剣を、座したまま掌を翳して受け止める。]
僕が”可哀想”か。 ははっ、その”可哀想”な存在を産んだのは世界《君達》だよ。 僕が君達《世界》を憎むのは正しいと想わない?
[哂う青年の瞳に紅い焔が揺れる。 ピリリと漂う細い紅は攻撃の前触れと少年にはわかっただろうか。]
(55) 2010/09/23(Thu) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/23(Thu) 00時頃
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―時の流れから隔離した星の中心地 破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》―
[空を見上げれば星の海の航海から帰ってきた船の姿が見える。 船に乗船した女に船は気付くと、鳴くかのようにその身を軋ませた。]
マリアお疲れ様。 次の航海が楽しみだな。
[お客をまた乗せているのに気付いた。]
_____旅はまた今度だ。 こっち手伝ってもらうぜ。
[船に乗る女からも地上にいる男の姿が見えただろう。 剣はまだ使わなず、ボウガンを握り締めた。 赤黒く揺らめく世界で青い瞳を開く。]
(56) 2010/09/23(Thu) 00時頃
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