16 『Honey come come! II』
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――食堂――
その調子ですと、二階の女子部屋の方も、 深夜までぶっちゃけトークしてましたか。
[ノートにペンを走らせていたら、低血圧の鑑みたいなプリシラに気付いて顔を上げる。朝からランニングしていたフランシスカとは対照的だなぁ、なんて感想を抱き。]
僕も久々に夜更かしして、ちょっと眠いんですけどね。 おまけに半分くらい何を言っていたか覚えていないという……。
[朝食は胃が受け付けない人種もいるらしいと知っているから、マンゴーだけを咀嚼するプリシラにも文句は言わず、]
本当にマンゴーが好きなんですねぇ。
[苦笑してから、またノートの上の問題に向き合った。]
(27) 2010/06/22(Tue) 19時半頃
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ぶっちゃけ…、…。
[思い出したくない事を思い出して遠くを見るような目をした。 どうやら昨晩、墓穴を掘ったりしていたようだ。]
女子部屋も、って事は……ふぅん。 男子もやっぱぶっちゃけトークとかしてたんだ。
[いつもよりゆっくりのテンポで合間にマンゴーをつまみながらロビンへ返す。]
果物はマンゴーさえあればいいかもしんない。
[あーん、ともう一つ摘んで。 ノートを広げるロビンの方を見る。]
…朝っぱらからよく出来んねー…。
[駄目学生の大半が言うであろう台詞を口にした。]
(28) 2010/06/22(Tue) 19時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 19時半頃
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まぁ、将来がかかってますから? だから僕にとっては、課題追加でもそう 悲観したものじゃないんですけどね。
[その割には、ケアレスミスも多く身に着いた感じがしない。 自覚症状に、重い溜息。]
やっぱり……彼女は欲しいじゃないですか。 それしきでモチベーションが上下するなんて、 即物的で未熟だとは思いますけど……。
そういえば、海水浴に行く話は聞きました? あまりお疲れのようなら、無理にとは言いませんけど。
[それから、思い出したようにアイリスに報告。]
サイラス先輩も誘ってみましたけど、 いつもの「気が向いたら」で一蹴されてしまいましたので、 あまり期待はしないでください……。
(29) 2010/06/22(Tue) 20時頃
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――回想――
[>>24 大学生もレポートの言葉には、くすり微笑]
大学でも、試験の代わりにレポート提出な単位もあるよ。お友達からコピーもらって頑張ったり。
[>>29 思い出したようにされた報告に、すこし残念そうな表情を浮かべたけど。]
うん、サイラスくんがしたい事するのが一番だもの。
[プリシラに二言三言語れば、蓮華の間へ]
(30) 2010/06/22(Tue) 20時頃
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将来……偉いな。 あたしは課題追加とかやだー…死んでもやりたくない…。
[マンゴーの合間に、カルピスをストローで一口。]
へえ、ロビンもやっぱり彼女欲しいんだ? …まあ、その為に此処に来てるんだから当たり前か。
はは、いーんじゃない? 人間なんてそんなもんだよ。 ご褒美があればやたら頑張れたりする現金な生き物さー。
[朝からよくわからない語りを漏らしつつ、海の話が出れば。]
あ、うん。聞いた聞いた。 …あたしが海に行かないなんて嘘でしょー。 ダイジョーブ、寝起きはいつもこんなんだから、暫くしたら元気になるよ。
[ぼへーっと緩い空気を纏いながらそう言った。 サイラスの話題には、またか、と一言漏らして苦笑。]
(31) 2010/06/22(Tue) 20時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 20時半頃
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友達からコピー……。
[それって公共の電波にのせていい発言なんだろうか。 これ以上蛇をつつく前に、藪から撤退。 勉強の話題は回避しよう。]
今やってる勉強の全てが、 将来活用されて役に立つとは思ってませんけどね。
[プリシラがカルピスを飲んでいて、何だか親近感を覚えた。 ちなみに、昨晩サイラスに何やら吹き込まれたので、身長を気にする少年の眼前には、好物のカルピスでなく牛乳が鎮座ましましている。]
そういえば、昨日のフローズンカルピス? あれ、今度作り方とか教えて下さい。
(32) 2010/06/22(Tue) 20時半頃
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彼女が欲しいっていうか、うーん。 フられた記憶が、自分の中では「失敗」みたいだから、 やり直したいのかも知れないです。 随分と器の小さい話ですけど。
[集中力が途切れてしまった。 無意識でくるりと軽やかにペンを回しながら、シーリングファンを仰ぎ見る。]
でも、前の彼女の代わりが欲しいとかそういうのではなくて。 成績だって、色恋に現をぬかしていた時の方が良かったなんて、 皮肉なものですよね……。
[そういえば、国語の成績のみならず、こんな企画でもペラジーに遅れをとってしまった。来学期の定期試験こそは、と秘かに対抗心を燃やす。]
(33) 2010/06/22(Tue) 20時半頃
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…ん?
な――――っ?!
[アイリスからの耳打ちに耳を傾けて居たが、急に思わず椅子から転げ落ちそうな程動揺した。 あわあわと口が何度か閉口して、それから小声で何言かアイリスに伝えられた。 それからアイリスを見送って、少しだけ赤くなった頬を冷ますようにぱたぱたと手団扇で顔を扇いだ。 ロビンからレシピを教えてと言われると慌てて向き直って。]
え、あ、はいはいはい? …ああ、アレ?超簡単だよ。 氷と原液ぶっこんで、ミキサー回すだけ。 ほら、簡単でしょ?
[分量はテキトーとからから笑う。 先程の耳打ちの一件で少し目が覚めたようだった。]
(34) 2010/06/22(Tue) 20時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 20時半頃
執事見習い ロビンは、博徒 プリシラの狼狽えっぷりに、アイリスに問うような眼差しを向けた。「それも秘密ですか?」
2010/06/22(Tue) 20時半頃
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[プリシラの動揺には、んっ、と意味ありげに微笑んで。
そろそろ海に行く準備をしないとと思い、蓮華の間に戻ろうと腰を上げた時――。
向けられたロビンからの問うような眼差し。秘密にするわけでは無いけど――。]
プリシラちゃんに、ね。 今日の予定のことで……。
すこし相談したの。
[正しくは無いけど、間違ってもいない答え。]
ほら、ロビンくんもフランちゃんも早く準備しないと。海に間に合わないよ?
[せかせるように、そう告げて――]
(35) 2010/06/22(Tue) 21時頃
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そうですね、じゃあそろそろ終わりにしましょう、フランシスカ。
[思考回路フル回転させて、煙でも出てそうな頭を、まとめたノートで一度叩く。合図のようなもの。参考書の角を使わない程度の手心は加えて。]
そういえば、ヤニク先輩も来るはずです。 監督がどうの言ってましたが、 泳げないとか、海難事故のトラウマがあって水が苦手とか、 そういうのでしょうかね……。
[勝手な想像で眉を曇らせてから、菩提樹の間まで戻って身支度をする。]
(36) 2010/06/22(Tue) 21時頃
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失敗、かあ……。
[くるくると回るペン>>33を見詰めながら、マンゴーをもう一つ。]
…その「失敗」を「思い出」に変えられるようにな恋が出来たら素敵だよね。
[言ってから少しだけ恥ずかしくなって、なんちゃってとはぐらかすように笑う。 勉強会がお開きになると、後片付けはやるわーと朝食の食器を片し始めた。 手伝おうとされれば、いーのいーのと海へ行ってらっしゃいする。]
……どう、するかなぁ…。
[皿を洗いながら呟いて。 綺麗に片付けを終えると、食堂を後にした。]
(37) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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―昨夜・回想― [何本かのロケット花火の残骸を集めて戻ってくると 丁度ヘクター先輩も反対側から戻ってきた所だったらしい。 お言葉に甘えて、拾ってきた残骸を丸ごとぽいっとバケツに投入。 ひのふのみ。…指差し数えてみたけれど、打ちあげた数より足りない。
やっぱり暗い中で全部探すのは無理があったか。ですよね。 まぁ、明るくても探すの苦労するのに仕方がないとも言えるけど 明日の明るい内に確認しなきゃなー。
…暑い内はノーセンキューだから、朝か夕方かな。]
勿体ないですよねー? …まぁ張り切って買い過ぎたから、余っても仕方がないんでしょーけど…!
[軽い口調には、こちらも軽い言葉で。 張り切って買った要員其の一の自覚は十二分です。 店の花火を買い占めたぐらいだからね、うん。…ごめんなさい。 この後、スタッフがおいしく頂いて下さい。]
(38) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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[みつばち荘に辿りつく少し前に、引き留められた様子を見て、 はて、と振り返った。 …そういえばバケツ持たせたままだ、申し訳ない。 耳打ちの内容までは流石に聞こえなかったけれど、 ヘクター先輩の叫びで、とりあえず重要っぽいところは把握した。]
なん、だと…!?
[ごくり。どこかの死神漫画の主人公よろしくな台詞をうっかりツイート。 課題追加?どうして一番組に、学校権限が与えられているんだ! というか、この学校番組に協力的すぎやしないか! …今更でしたね!すみません。
手招きされたので、少しだけ悩んで しかし再び引き返した。 勿論内容は大体予想ついてる。…今日一日でどんだけ頭使ってるんだろ私。]
(39) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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――…、うん。
[後ろに手を組んだまま、問われた言葉にはこくんと頷いた。 自分の気持ちが判らない。それは間違ってない。 好きとか嫌いとか、まず其処が相手云々では無く正直判ってないし。 ――難しいなぁ。友達に対する好きとかなら、幾らでも判るのに。
差し出されたブレスレットへ視線を落とす。 背中にまわした手を、ぎゅ。ぎゅ。と握った。 …あー何か私緊張してる。…手が冷たいもん。
お試し。お試しって、…どうなんだろう。 いや、確かに課題は嫌だけど。いやだけど。あああ、もう。 思考回路はショート寸前ってヤツだ。…全然ムーンライトな伝説でもないけど!]
――海水浴。
[あ、なんか一生懸命頭を働かせてたからうっかり鸚鵡返しみたいな言い方になった。 煙が出そうな一歩手前だったから、少しビックリしつつも助かった気分。 これ以上考えてたら、多分死んでしまう。 知恵熱で。]
(40) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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[仕舞われたブレスレットを見やる。 それを引き留める気にはなれなくって、ゆっくり考えていいって言葉には 少しだけ眉をよせて、でも素直に頷いておいた。 正直有難かった。だって今すぐとか言われたって、…わかんないし。
…うう、何で謝られたのか、理解に苦しむ。 あらゆる意味で謝るべきは、私じゃないのかと思ったりするんだけど っていうかどう考えても十中八九私が謝るべきです本当に( ]
水族館なら、いーですよ?一緒に行っても。 流石に明日は、皆でどっか行くんだろーけど!
[…えーと、ペンギンブース前で2時間貼り付いてしまう可能性はあるけれど。 とかは、まぁ。今は言わなくて良い事だと思うので言わないでおく。 あと、イルカとクジラとサメとワニ。 …ワニは居ないか。]
(41) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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[みつばち荘について、何か既に用意してあった其れで砂を拭いて 玄関にようやく上がる。上がってから、気付いた。 ……、多分私達が一番最後ですよネー。うん。そうね。
どうやら聞いたら、スタッフが用意したわけじゃないらしいので じゃあ有志が頑張れって事ですね!わかった、良いよ。片付けておくさ!
バケツ諸々を風呂場に片したり何やらした後、 蓮華の間に戻った頃には、みんな揃ってました。 あら盛り上がっている様で何よりだこと。 ちゃっかりお邪魔させて貰って、話に混じっちゃう事にする。主に聞き専で。
…何でこんな年寄り臭い喋り方してんの。本当私。 この数日で一気に老けた気がする。 気のせい?**]
(42) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 21時半頃
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――蓮華の間→多目的ホール――
[しっかりと長袖シャツを身に纏い。日傘を持って、日焼け対策を整えつつ。海に行く準備ができれば、多目的ホールで他の海に向かう面子が揃うのを、ゆったりと待つ。]
ん、ジュース美味しい。
[自動販売機で買った、グレープフルーツのジュースをこくこく飲みながら]
(43) 2010/06/22(Tue) 21時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 21時半頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 22時頃
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線香花火の件でも思いましたけど、 プリシラって意外と乙女ですよね。
[なんだか歌詞みたいな台詞を受け止めて、反応に困り、結局眼鏡に触れて誤魔化す。丁度プリシラのはぐらかした笑いと重なった。]
自信はないけれど……最善は尽くしたいと思います。
[それだけ言い残して、後片付けを任せ階段を上っていく。]
(44) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 22時頃
博徒 プリシラは、執事見習い ロビンに意外と乙女、と言われた時はあまりの恥ずかしさに内心「死にたい…」と思っていたようだ。
2010/06/22(Tue) 22時頃
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[さすがに砂浜にまで制服を着て行く度胸はない。 結局、シャツを重ねてスラックスを履いて、大差ない服装になってしまうけれど。着崩す、という概念から遠くて、流行に取り残されたオールドスタンダード。]
誰に渡したい、とかもまだ分からないのに……。
[手元で鳴るブレスレットが、呪縛のようで忌々しい。 わざと乱暴に着替えやら一式を詰め込んだビニールバッグを引っ掴んで、階下へ駆け下りる。]
title:海、行きますよー。 ========
[本文にヨットの絵文字だけを入力して、一応全員に送信した。]
(45) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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[朝食をとってから片付けて。 洗濯機に放り込んだ浴衣を取りにいく。
ばたばたと階段を下りる足音が響いて見上げると、ロビンだった]
ん? もう海いく? 後で行くー。海といえばビーチサンダルだよなぁ。
[ロビンに要らぬ心配をしてもらったことなど気づくはずもなく。 もちろん海に対してトラウマがあるわけでも苦手意識があるわけでもなく]
(46) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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― 食堂 ― [アイリスにも見てもらい、だいぶ進んだ課題。 残りの理数系をロビンに基礎を教えてもらってから、続きをやるのだが…、つまづく事が多々。 唸る声が口から漏れながらも、課題とにらめっこ]
私の仲良くなった子は、合宿に行く私に 教えてくれる人がいるよ。終わったら写させてなんて言ってたんですよー
[課題をやりつつ、来た人にくらくらと手を振る。 プリシラはマンゴー好きだなあ、と周りの雑談を耳にだけ入れてふにゃふにゃと課題を進める]
ほえ、もう終わりですか? 片付けてきまーす
[いつもなら喜ぶところなのだが、頭がほぼ死んでいて、刺激に思考がついていっていない。 ふらりふらりと蓮華の部屋へと戻っていった]
(47) 2010/06/22(Tue) 22時頃
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―朝・海岸― [起きて一番にやってきたのは散歩と言うか昨日の花火の残骸拾いと 言うべきか。最大目的は頭を冷やすためと言うか。 昨日ケイトと手分けして拾ったが拾え切れてなかった分を全部回収。]
これでよしっと。しっかし、やっぱり早まったよなぁ。
だから、ケイトの気持ちがもう少しはっきりした形を取るまでは 待つ心算だったつーの。あああ〜
[頭を掻きむしった。ごめんといったのは早まったことに対してだ。 まあ、あの状態ならあの返事も仕方がない。 水族館行きの許可を取り付けただけでも、まだましだ。]
結構、俺限界に来てるかもー。
(48) 2010/06/22(Tue) 22時半頃
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[正直なところ、やばいところ1歩手前まで来ている気がする。 妙なことにならないうちにさっさとモノにしちまうか、 なんて物騒なことすら考えてしまうのは夕べのぶっちゃけトークの 影響もさにあらずだ。そんなことしたら張り扇一発で終了だとは思うが。 とはいえ、どんどん気持ちが膨らんできていて あふれそうな思いの吐き出しどころに困っているのも事実]
参ったなー……。
[久しぶりに懐から煙草を取り出して一服。立ち上がる煙が混迷して 今の自分を思わせるよう]
(49) 2010/06/22(Tue) 22時半頃
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― 回想・参加が決まった日 ―
『えーっ、おねえまた振られたの?!』
……モニカ、刺さる。それ刺さるから。
[居間で膝を抱えて影を背負っている所にトドメを刺された気分になる。]
『だって、今年に入ってから…1、2…ごめん。』
[指折り数えだす妹をじろりと睨むと、彼女は苦笑して頭を掻いた。]
『でもきっとそんな事だと思って、…じゃーん! おねえに代わって、申し込んでおいたから。』
え…?
[今回も巧くいかないと思われていた事に若干落ち込みつつ、ぴら、と見せられたのは噂の特殊な合宿の募集要項。]
(50) 2010/06/22(Tue) 22時半頃
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…え゛っ!?こ、これ…え?これに参加?!
『そう、参加!時には荒療治も必要だと思うんだー…。 おねえ、ずっとそのまんまでいいの? 恋に対するアグレッシブさも無い、告白されたら断りきれない、 でもいつも振られる側、そして何よりその、乙女空間緊張症! 人一倍乙女のくせに!見てらんない!おねえ見てらんない!』
[大きなお世話だ!と思うも反論できない。 ちなみに、乙女空間緊張症とは、少女漫画のような甘い二人だけの空間になった時にガチガチになってしまう症状の事らしい。 恐らく彼女の造語だ。]
『この合宿で本当の恋、見つけてきちゃいなよ…! 骨の髄までフォーリン・ラヴ…してきちゃいなよ!!』
いや、無理。無理だから。無理無理無理。
[固まりながら、首を横にふるふると何度も振った。 この後も押し問答が続いたが、結局はあんな倍率の高そうな合宿に当選する訳無いという所に落ち着いたのだった。]
(51) 2010/06/22(Tue) 22時半頃
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[―――が。 予想に反して当選のお知らせが届いたのは、数日後の事だった。]
― 回想・了 ―
(52) 2010/06/22(Tue) 22時半頃
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― 廊下 ―
[廊下を歩きながらふと、此処の合宿に至るまでの過程を思い出した。 驚け妹よ、その見てらんない姉の手には今、水族館のチケットが二枚握られているぞなんて思って、はははと空笑い。 食堂を出た後、偶然そこに居合わせたスタッフと鉢合わせし、水族館のチケットを入手してしまったのだった。]
イルカショーを見たいだけ、そう、見たいだけ。
[呪文のように呟きながら。 一応蓮華の間に戻り、服の下に水着を着た。 白を基調にして黒いラインの入ったホルターネックのビキニ。 胸元の黒いラインからは黒いウサギのシルエットが覗くユニークなワンポイント。 勿論服もそのまま出かける訳にはいかないのでお着替え。 ビキニの上からダークオレンジのタンクワンピを着て、デニムを履いて裾を折り返し、首元に緑のストールを巻いた。]
(53) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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[一旦部屋に戻ってから、準備を始める。PCは砂に塗れるとまずいので持っては行かない。 財布と携帯とタオルを握って部屋を出た]
サンダルはバイクに積んだままだったな。
[外へでると、バイクの方へと歩き出した]
(54) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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[これから水族館に行こうとしているのに水着を着るのは、食堂を去る際に囁かれたフランの提案を受け入れての事。 後で海でも遊ぶかもしれないと言われたが、それよりも勝率が限りなく低い気がして着替えたのもあったりした。 勝率、といっても別に戦いに行く訳ではないのだけれど。]
さて、何処から探したもんだか…。
[いつかと同じような心境になりながら探すのは。 誰かさんの―――背中。 こういう時は見ないんだよなあなんて苦笑しつつ、チケットをポケットの中で握りしめたまま、施設内をうろつくのだった。 目的の人物に会えるか、それとも会えずに海に行く事になるのかは、さて。]
(55) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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[吸い終えた後で勿論、もって来ていた携帯灰皿で始末してみつばち荘へ 戻ったら朝食を取るため食堂へ]
お、おいしそうじゃん
[少しばかりの散歩のせいか、ホットサンドにフルーツたっぷり ヨーグルトをしっかり平らげ満足そうに。 暫くは勉強会 やっている連中を遠めに眺めた後は、一旦準備のために 菩提樹の間に戻り荷物を取ってきて海水浴準備も万端と。 本日は白いTシャツにカーキの半そでシャツでも羽織り、下はカーゴだ。 勿論ビーチサンダル。これは欠かせない]
そうだ、水遊び道具ってあるのかねー。
[倉庫に戻りビニールのボールやら浮き輪やらその他もろもろ適当に引っつかんで、 これで完璧だ]
で、何人来そうなわけ?
[集合場所?の多目的ホールでアイリスやらその他現れた面子とどうなってるのかと待っているわけだが]
(56) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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