人狼議事


235 夏の終わりのプロローグ

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視点: 人

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【人】 鷹の爪団 マドカ

[スマホを操作し、とあるフォルダ>>2:41を開く。

最新のデータは8月7日。その絵と今相対しているキャンバス。
違っているのはさっき筆を乗せたところだけ。]

 ……あれ、この目の色がバランス崩しちゃったのか、な。
 ううん。上手くいったと思ったんだけど。

[色が、データが消えるわけがない。
ならば、と考え得る原因を口にしてがっくりと肩を落とした。

何故か妙にくっきりと思い浮かんでいる色を
ぺたぺたと乗せてみるが、上手くいかなくて。]

(27) 2015/08/12(Wed) 21時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 これじゃないなあ。
 イメージ通りの色出すのも難しいもんねぇ。

[キャンバスの前で試行錯誤。
色を作って手元のスケッチブックにも、
見本で試すも暫くして降参した。]

 …美味しい。量も質も、とはやるねぇ君。

[が、なんとなく美術室を去る気にはなれなくて。
キャンバスを眺めながら、買い出し時の戦利品を齧る。]

(28) 2015/08/12(Wed) 21時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 ?あれ、リツ君?

[なんとはなしにメロンパンに話しかけていたのは
聞こえていないと思いたい。

控えめながら、開かれた扉の音>>13はひとりきりだった
美術室に響いて、びくりと肩を跳ねさせる。]
 
 めずらしーね!と、鼻が利くね。食べるー?
 デカすぎメロンパンでーす。って言ってもハーフサイズだけど。

[へら、と笑って差し出した半分は受け取られただろうか。*]

(29) 2015/08/12(Wed) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ええー、逆にこわい。
 あの時代ってロリコンしかいないんですか?

[なんて、トレイルの言葉>>17にズレた回答をした]

 ……気負いすぎ、ですか。

[アドバイスには、神妙な顔でふむふむと耳を傾けて]

 表面をなぞっただけじゃ、だめ。

[トレイルの言葉を復唱して。うん、と大きく頷いた。
台本をただ読み込んだだけじゃ、駄目なんだ。
ジュリエットの気持ちを、ちゃんと考えて演じなければ]

 なんか、掴めた気がする。

[その声には、張りが戻っていた]

(30) 2015/08/12(Wed) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 先輩、ありがとうございます。
 私だけのジュリエット、できると良いなあー。

[なんて、のほほんと微笑んで]

 あ、もうこんな時間。
 バーベキューの準備しなくっちゃー。

[腕時計を見て、キョトンと目を丸くする。
トレイルと連れ立って、準備へと向かうだろう]

 ……。

[寮の廊下を歩いている最中、
ヒナコは自身の右手をぐーぱーしてみる。
先程トレイルに握られた手>>16]

(31) 2015/08/12(Wed) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ふへへ。

[へにゃりと、相好を崩した。
あとで演劇部の友達に自慢しなきゃ、なんて思う]

 ……案外、ジュリエットもこんな気持ちだったのかも。

[トレイルには聞こえないよう、小さな声で呟いた。
年上の男性、ロミオに惹かれていったジュリエット。
それはこんな、後輩が先輩にきゃーきゃー言うような。
憧れの気持ちも大きかったのかなって]

 まだ13歳だもんね。

[なんだか、役が掴めてきたような気がして。
上機嫌で自らの右手を見つめるのだった]

(32) 2015/08/12(Wed) 21時半頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2015/08/12(Wed) 21時半頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

― 団欒室 ―

 わー、エリとチアキは買い出しお疲れ様。
 準備遅れちゃってごめんねー。

[なんて言って、団欒室に顔を出すだろう]

 じゃーん、これは椎茸なのだ。
 ここに置いておくからねー。
 バーベキューで焼いて食べるの楽しみだねえ。

[蕩けそうな顔で、ふにゃりと微笑むだろう]

 あ、エリ。野菜切るの? 私も手伝うよー。

[ぱたぱたと、エリアスの後を追って台所へ>>25]

(33) 2015/08/12(Wed) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 エリは器用に野菜を切るねえ。
 私はどうも細かい作業が苦手なんだー。

[自慢ではないが、中学の家庭科の成績は良くなかった。
今にも自分の手を切ってしまいそうでヒヤヒヤする]

 椎茸は切らなくていいから楽だよね。
 手間のかからない子だー、よしよしー。

[なんて、自分が持ってきたキノコを自画自賛して。
そのうちチアキからスイカ割りの話題>>1:7が出たならば]

 あ、それなら。演劇部の備品の模造刀を使うー?
 切れ味いいぞー。恰好良いぞー。

[ふにゃりと微笑みながら提案しただろう]

(34) 2015/08/12(Wed) 21時半頃

ヒナコは、エリアスの包丁さばきに見とれている……うっとり。

2015/08/12(Wed) 22時頃


エリアスは、ヒナコもきっと上手くなっていくと思うわ。

2015/08/12(Wed) 22時頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

 ―団欒室にて―

[戻ってきたエリアスからマドカの行方を聞いて>>23、飲み物の提案をされたなら、グラスの中でからんと鳴る氷を思ってごくりと喉を鳴らす。
普段はお茶ばかり、飲んでいるのだけれど。]

 あ。いい?
 そうだな…んー、トマトジュース、ある?

[彼女の好物は、きっと買い出しの袋の中にも収まっていたはず。
せっかくだからと、滅多に飲まないトマトジュースを注文して。]

(35) 2015/08/12(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[ぷは、と。乾いた喉が潤えば、代わりに額を伝って出て行く汗を拭った。
思わずマドカの姿が被って聞こえたメロンパンの紹介の後で、差し出されたデカすぎメロンパンの、欠片、の欠片。]

 もらっていい?
 それ、買えたことないんだ。

[八分の一程度なら、まだまだバーベキューを納める余裕はあるだろうと受け取って。
お礼を言いながら、彼女からも馴染んだ呼び名に目を細めた。]

 リツリツって、誰が言い出したんだっけ。
 ちあきのが伝染った?

[同じあだ名で自分を呼ぶ同級生は、団欒室の中にいただろうか。
チアキを見遣りながら、そんなことを。]

(36) 2015/08/12(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 僕はバーベキューセットの準備、かな。
 すぐ戻るから待ってて。

 …あ、ちあきが運んでくれても、いいよ。

[喉が潤ってお腹も少しだけほっこり幸せになったなら。
真顔ではあるものの冗談めかして、何やかやお人好しなチアキに視線を向けて。
それから団欒室の窓を閉めて、その場を離れただろう。*]

(37) 2015/08/12(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ―美術室にて―

 ……おどろかせた?
 団欒室にいないから、どうしたのかな、…って。

[びくりと揺れた肩>>29に思わず息を潜めて、伺うように尋ねる。
いつもと違って、…そんな言葉は飲み込んだけれど。
それでもすぐに気を取り直して声が掛けられたなら、差し出されたメロンパンの欠片をまじ、と見つめた。]

 え、と――もらいに来たんじゃないんだけど。
 ……、ううん、もらう。

[更に追加された、大きなメロンパンの欠片。
お腹は大丈夫だろうか、なんて心配しつつも。
変わらぬ"お裾分け"に、瞳は細く緩んで受け取った。]

(38) 2015/08/12(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 絵、描いてたの?
 まどかの絵を見るのって、初めて…だっけ。

[絵心なんてないから、良し悪しも分からない。そうしてあまり興味を持つこともなかったからか、彼女の絵は新鮮に思えた。
マドカの隣に回り込んでは腰を屈めて、キャンバスに散りばめられた色達を、じ、と眺める。]

 鳥…?…、と。
 ここの明るいとこは未完成?

 …これってまだ、完成じゃないの?

[様々な色が混じり合って、ひときわ目立って見える瞳>>26が、いちばん完成に近いのだろうか。
メロンパンをもぐもぐと咀嚼しながら、視線はそのままキャンバスに注いで、首を傾げた。*]

(39) 2015/08/12(Wed) 22時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2015/08/12(Wed) 22時頃


【人】 病人 エリアス

―― 団欒室>>33 ――

まだ始まったばかりだから大丈夫よ。

[お疲れ様というヒナコのねぎらい>>33には手を振って。
彼女が持ってきた椎茸いっぱいの籠には、バーベキューでどう味付けよう、
なんて考えながら、ふにゃりとした笑顔にクスリと笑った]

あ、お願いしていいかしら?
結構量があるから時間かかるのよ。

[一緒に野菜を切るという彼女を連れて、台所へ]*

(40) 2015/08/12(Wed) 22時頃

【人】 病人 エリアス

―― 台所>>34 ――

[ザクザクと野菜を切っていき、それを皿へと盛り付ける。
固いものは指を切らないように注意もしながら]

そう、かしら?
ようは慣れの問題だと思うけれど。

[細かい作業が苦手というヒナコにはそんな言葉を]

こう……猫の手で、ね。

[手を切りそうという言葉には、招き猫のような手の形にして手本を示す]

あとは、料理が得意な人を演じたりとか?

[それで上手くなったら、世の中の料理人がかたなしな気もするけれど]

(41) 2015/08/12(Wed) 22時頃

【人】 病人 エリアス

ふふっ、本当にキノコが好きなのね。

[椎茸に対する賛美の言葉>>34に微笑みながら、スイカ割りの話題になれば]

ああ、模造刀はいいわね。
持ちやすいし、結構それらしい絵になるんじゃないかしら。

[絵になりすぎて、うっかり誰かがそれの犠牲にならなければいいけれど。
そんな事を友人の顔と一緒に思いついたり]*

(42) 2015/08/12(Wed) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 台所 ―

 料理の得意な人を演じる……?

[おお、とヒナコはエリアスの顔>>41を見遣って]

 エリってば天才〜。そうしてみるー。
 まずは料理の得意な人の観察から始めなくっちゃ。
 演技をするには、まず役に入り込まなきゃねー。

[言ってから。じーっと神妙な表情で、
エリアスが野菜を切る姿を見つめるのだった]

 いま、観察中だから。
 猫の手ね。ふむふむー。

[野菜を洗いながら、
しばしエリアスの包丁さばきに見とれるヒナコだった]

(43) 2015/08/12(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[トレイルのアドバイスに、ヒナコが何かをつかんだ顔をする>>30
舞台上の人物は、自分であって自分ではない。
台本にある、つくりものの人物。
だけど、演者の想いを投影して出来上がった分身でもある。

役者の数だけ、ロミオもジュリエットもいるし、
舞台監督の数だけ、ヴェローナの悲劇が生まれるのだ]

 できるよ。
 発表、楽しみにしているから。

[ヒナコだけのジュリエット>>31
どんな形になるのか、今は未知数だけれども。可愛い後輩の晴れ舞台となれば、期待してしまうというもの*]

(44) 2015/08/12(Wed) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

― 美術室→ ―
 うん。だって最近はあたしの独占状態だったし。
 ?あ、ごめんね。メールしてくれるように言ってたんだけど。
 もう準備始まっちゃってる?

[少し、間があったような気がして首を傾げたが
時計が目に入って、ぱっと立ち上がる。]

 はいどーぞ。糖分は頭と心の栄養だよー。

[も、受け取ったリツの柔らかい瞳>>38が向けられれば
もう少しだけ、と手近な机に凭れかかるようにして
優しい甘さを口に運ぶ。]

 うん。…デッサンの練習で、
 寮ではスケッチブックたまに持ち歩いてるけど。 
 こういうのは初めて、かな。なんか照れるね。

[じ、と眺めるリツ>>39の反応を見るのが
少し楽しいような照れくさいような怖いような。]

(45) 2015/08/12(Wed) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


 …未完成。へへ。バレてるよね。

[もぐもぐと咀嚼しながら首を傾げるリツの服の裾を引っ張って。
そろそろ行こう、と促しながら美術室の扉から廊下へと進もうと。]

 あんまり上手く色、でなくて。ちょっと凹んでたの。
 バーベキューだから気分切り替えなきゃって。
 思ってたから、来てくれてありがと。

[扉に手をかけて、くるっと振り返って笑う。
窓から逆光が射して、リツの表情はよく見えなかったけれど。]

(46) 2015/08/12(Wed) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


 繰り返し、じゃなくて重ねる、
 って先生に言われてたんだけど。

[なんて技法の話や]

 何でだろう、途中まで上手くいってたからか。
 あ、見てほしいなって思ってたんだっけ。
 えっと誰にだっけ最近会った人…演劇部の先輩だっけ。
 買い出しの前に会ってね、バナナくれたんだよ。

[なんて記憶を辿りながら、何でこんなに落ち込んでいたのか。
寮に戻る道すがら話していれば、随分気分は晴れた気がして
準備の手伝いにもいつもの様に明るく参加したのだったか*]

(47) 2015/08/12(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

―団欒室―

[ヒナコと共に団欒室に行けば、女の子たちは野菜の下ごしらえに向かう>>25>>33
チアキからスイカ割りの話題が出て、ヒナコから模造刀の話が出れば>>34、快諾するだろう]

 それじゃあ、俺はバーベキューに使う炭を運ぼうかな。

[誰にともなく告げ、団欒室を後にした*]

(48) 2015/08/12(Wed) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 わーい、先輩の許可が下りたよー。
 スイカ割り楽しみだなぁ。

[模造刀の使用許可がトレイルから下りれば>>48
ヒナコはやったーとはしゃぐのだった]

 さっすが先輩、力持ち。
 炭の運搬は任せましたー。

[なんて、調子よく言って。トレイルを見送っただろう]

 スイカ割り……。

[もう1度、呟いてから。なぜか不吉な予感がして。
気のせいだよね、と首を振るのだった]

(49) 2015/08/12(Wed) 23時頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2015/08/12(Wed) 23時頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

― 裏庭 ―

 かんぱーい。皆お疲れ様ー。

[ぐいっと紙コップのジンジャエールを一気飲み。
楽しい会話に、美味しい食事。バーベキューはどんどん進んで。
劇の宣伝がてら、リツ相手にジュリエットを演じてみせた>>0:123]

 おお、ロミオ。何故あなたはロミオなの?

[潤む瞳でリツを見つめて、その手を握ってみせて。
最後に「なーんてね」とのほほんと微笑んで、演技はおしまい]

(50) 2015/08/12(Wed) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 そうそう。最後に私の役死んじゃうんだー。
 悲恋だよねえ。私の死にっぷりを観に来てねー。

[リツの言葉>>2:48にうんうんと頷いて、さりげなく宣伝]

 リツも観に来たら、泣いちゃうかもよー?
 ってあれ、リツは恋愛モノあんまり好きじゃなかったっけ。

[なんて首を傾げて。どこで得た情報だっけ>>0:127
記憶の靄はかかったままだった]

(51) 2015/08/12(Wed) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[それから演劇部にリツを誘ってみたけれど>>2:45
すげなく断られて>>2:51しまって、ヒナコ撃沈]

 うーん、勧誘失敗。残念。
 リツは舞台映えすると思うんだけどなー。
 姿勢がしゃっきりしてるし?

[未練がましそうに言うのだった]

 やっぱり剣道やってると、そうやって姿勢が良くなるのー?

[なんて、いつも猫背のヒナコは質問してみたりする*]

(52) 2015/08/12(Wed) 23時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

― 裏庭 ―

 かんぱーい!
 また会う日までー?

[誰となく挙がった音頭で3が入った紙コップを掲げる。
1.オレンジジュース2.りんごジュース3.水4ジンジャーエール

少しの別れなんだけどね。なんて笑っていれば
ぶつけあった紙コップの中身が2
(1.こぼれて手を洗いに行ったり。 2.こぼれそうになったり。)

お盆の予定>>0:60やそれぞれの部活動のこと。
メールの約束なんかも交えながら。
箸も口も、とまることがなかっただろう。]

(53) 2015/08/12(Wed) 23時頃

ヒナコは、マドカにかんぱーい!どんどん水を飲みたまえー!

2015/08/12(Wed) 23時頃


マドカは、わーいありがとーってお水ばっかじゃなくて他も飲むー!

2015/08/12(Wed) 23時頃


マドカは、リツもかんぱーい!メロンパンだけだと喉乾いたよねー!

2015/08/12(Wed) 23時頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

[気分が復活したついでに自室から持ってきたスケッチブック。
しこたま甘味を焼いて、バーベキューを堪能すれば。
しいたけ論争?や主役争いには
時折口を挟みつつ、さらさらとデッサン。

ばっちりジュリエット>>50の姿も捉えたか。]

 へへ。んー人物は得意じゃないから、練習しないと。
 やっぱり、絵や写真より実物は勉強になるんだー。

[エリアス>>1:103に覗き込まれればへらっと笑って。
絵を見せる約束>>0:91>>0:128がもう一度されたのであれば、
ちょっと躊躇しながらもおずおずと頷いただろう。]

(54) 2015/08/12(Wed) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ―美術室にて―

 ん、準備なら、これから始めるところ。

[メールの件は聞いたような、聞かなかったような。
時間を気にして立ち上がったマドカ>>45に、視線を惹きつけるキャンバスを眺めるのはお預けだろうか、なんて思ったものの。
机に凭れる姿に、もう少しだけ猶予があると知れば、ゆっくりとメロンパンを口に運んだ。]

 そう、…だね?
 もう1年以上、一緒にいるのに。
 ………気には、なってたんだ。

[キャンバスに目を注ぎながら、面映ゆげな声に返した。
ことさら見たいと思うようになったのは、…いつからだっけ?]

(55) 2015/08/12(Wed) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 そっか。
 これでも十分、きれいだと思うけど…、
 …ごめん、うまく言えなくて。

[裾を引かれて顔を上げて、残ったメロンパンを口に押し込みながら、教室の扉へ向かうマドカの方>>46へと向き直る。
他の面子だったのなら、もっと気の利いた賛辞のひとつも出たのだろうかと、ほんの少し居た堪れない思いで目を伏せて。]

 絵の具を一色、塗ればいいってものでもない…のかな。

 …ううん、ええと、…どういたしまして。
 はやく納得いく絵が完成するといいね、――――…、

[窓から差し込んだオレンジ色に照らされた、笑うマドカの顔を、眩しげに目を細めて眺めた。
背に当たる斜陽はどこか熱くて、じわりと暖かな感覚に押し出されるように呟いたのは、拙い励ましの言葉。]

(56) 2015/08/12(Wed) 23時半頃

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