103 善と悪の果実
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[少年の浅黒い喉には、客室全てに用意されていた 精巧な銀のペーパーナイフ。]
はぁ、はぁ、は………
[それは誰の言葉だったか。 "おどおどした男"が"衝動"で。
不意に後ろから視線を感じて、青ざめた顔が振り返る。誰もいない。誰もいない、のに。]
(26) 2012/09/28(Fri) 13時半頃
|
|
―3F グロリアの部屋―
――…… 、 は
[眉を寄せ、歪めたまま、微かに唇の端を上げる。 咽喉をひとつ低く鳴らすような笑い。 治療を施していないままの肩に手を当てる]
そうか、死んだ か…… あの男。死んだか。
……残念だな。
[この手で殺してやろうと思っていたのに、と、抑圧をなくし爆ぜて燻る感情が暗く歌うように紡いだ。]
(27) 2012/09/28(Fri) 13時半頃
|
|
ひ、ッ………
[悲鳴が声にならなかったのは、男にしては上出来の話だった。 開け放ったままの階段から足音がする。
慌てて、血に濡れた手で少年の懐や服の裏を探って 遺言のひとつでも、罠でも認めていやしないかと。 そんな盲信がたどり着いた一枚のメモ>>2:200 中身も確かめずに掻っ浚い、縺れる足が、部屋を後にする。
階段から、足音がする。 だからそれとは逆の廊下を。廊下の作る闇に向けて**]
(28) 2012/09/28(Fri) 13時半頃
|
|
連続殺人、というやつですね。
[陳腐な言い回しをする声が、平淡なまま響く。 じっと見つめる先で、夕闇が短く息を漏らして笑うのが見え。 最後の呟くような言葉は、小さく、だがはっきりと男の耳にも届いた。]
自分の手で、殺してやりたかった ――、ですか?
[言いながら、少年の遺体の横にしゃがみ込む。 虚ろに開かれたままになった目。 暫く、それを無言で見下ろしていたが、手を伸ばすとそっと瞼を伏せさせた。]
(29) 2012/09/28(Fri) 14時頃
|
|
―回想―
[女が発した第一声には、男は少し間を置いた後に口を開いた。>>20]
いや、何も。 使用人が最初に見つけたようだが。 あの様子だと、何も見てはいないかと。
[続けて返った言葉を聞けば、その繊細な面立ちに似合わず気丈なのか、それともそう振る舞おうとしているのか。>>21 すでに、屋敷内に広がりつつある“麻痺”にまでは思い至る事はなく、男は緩く小さな笑みを女に浮かべて見せた。]
ご無理はなさらず。 貴女にまで何かあれば――…、気が気ではない。
[使用人の付添を断り、その場に佇む女を最後に一瞥してから歩き出す。
見られては、いないようだ。 おそらくは。
男は、廊下を進む脚を速めた。]
(30) 2012/09/28(Fri) 14時頃
|
ヴェスパタインは、ジェフの方を見、笑みともつかぬ表情のまま頷く。。
2012/09/28(Fri) 14時頃
ジェフは、ヴェスパタインのその笑みを見据えたまま、応えを待つ。
2012/09/28(Fri) 14時頃
|
―3F 女主人の部屋―
成る程事件だ。 ……警官 、得意分野ではないのかね。
[揶揄するための謂い様である。 囁くようなこえも静けさの中ではよく届く。 己の言葉の鸚鵡返し、己の口元を押さえた。 殺してやりたいなど、まるで正気とは思えぬ、だが]
――…… 嗚呼。そういうことだな。
[夕闇伯は、確かに妖しげな光を眼にたたえたまま頷いた。 静かに歩を進め、トニーと警官の側まで来る。]
滅多刺しか。 随分と……衝動的だな。
(31) 2012/09/28(Fri) 14時頃
|
|
[大広間で感じた怒りと屈辱は 胸の中で燻っている。 現状、それは宙吊りだ。 足りぬ、足りぬと急き立てる]
……まあ アレは随分と恨みを買うような性質であったろうしな、…… …… ――しかし トニーはどうだったか……
[謂いながら、少年のプレートを確かめるため指先を伸ばす。血に汚れた数字は、“被験体:0678”――]
(32) 2012/09/28(Fri) 14時半頃
|
|
― 大広間 ―
………兄様
[滲んだ血を舐めとるは、蛇の如き赤い舌。 細まった瞳を昂ぶった感情の抑えきれぬ潤んだ瞳で見上げた]
これで…一緒ね
[黒に成った蝶、赤に染まる蝶。 二匹が邂逅する先はあるだろうか]
(33) 2012/09/28(Fri) 14時半頃
|
|
[その言葉に鼻を鳴らして笑った。>>31]
…まぁ。 流石に人が死ねば、私も黙って見ているだけにもいきませんしね。
[問い掛けへの応えを聞いた後、少年の傷口を確かめる。 めった刺しにされたそこには、細工が施された銀色のナイフが突き立てられたままだった。 確か、男の部屋にもあったものだ。
徐に立ち上がり傍の肘掛に置いてあったガウンを掴み、少年の上にかける。 それから、夕闇の方を向いた。
芝居であれば、大した物だが。 男の目には、目の前の相手が人を殺した後の人間の物には見えなかった。 殺人を犯した後、警官を前にして平然として居られるような人間は、そうそう居ない。]
(34) 2012/09/28(Fri) 14時半頃
|
|
衝動かどうかまでは解りませんが…。
[と、室内を歩き回り呟きを漏らす夕闇を見、気がついたように小さく笑う。]
…犯人探しの推理ですか? 素人が、下手に手を出すといらぬ刺激を招くだけかも知れませんよ。
[せせら笑う声を向けた後、夕闇の指が伸びた先に視線を落とす。>>32 ガウンでは覆い隠せぬ、細い脚首に鈍く光るプレート。 それに見入る夕闇の横顔。]
―― それがどうかしましたか。
(35) 2012/09/28(Fri) 14時半頃
|
|
[やがて警官に指示された使用人が大広間へ駆け込んでくる。 声を殺そうとしても、興奮状態にある彼の動揺は広間銃に広まり、動けなくなる者、ひたすら果実を探して荒らす者、そして――]
何か…?
[食事を終えた少女が見渡せば、もうコリーンの姿も消えていたか。 駆け出していった使用人の後を追い、廊下へ出れば]
(36) 2012/09/28(Fri) 15時頃
|
|
[笑うさまに、はやり肌の合わなさを感じる。 半眼は少々睨むよう。 己の沸点が低くなっているようであった。]
――……ふん、……
[警察としての観察の眼、 何食わぬ顔で受け止める。 厚顔はお手の物の、筈なのだが]
―――刺激して襤褸を出せばそれはそれ。……ああ、皆殺しと暴れるかも知らんな、それは困る。……逆上して林檎を壊されでもしたら
[指先に血が付着する。プレートから指を離した]
さて、お前たちが見覚えあるかは知らんがね、 ……“実験体”のタグだ。
(37) 2012/09/28(Fri) 15時頃
|
|
…… 惜しかったな、実に惜しい……
[もう少し早く気づいていれば、と思う。 断片的に言葉を鏤めたが、 警官の記憶に触れるかどうか。]
(38) 2012/09/28(Fri) 15時頃
|
|
[シーツをかけられんとする男の亡骸。 手向けられた白い花弁は、不思議と赤に染まらず清廉さをたもっていた]
…まあ
[驚きに見開かれた瞳。 グロリアの時のように、美しさなどは微塵も感じなかった。 ふ、と視線を逸らし一点を暫く見つめた後 少女の瞳が男の抜け殻に向けられることは二度となかった]
(39) 2012/09/28(Fri) 15時頃
|
|
[夕闇の顔に、僅かだが苛立ちが見えたように思った。>>37 すでに大分短くなった、銜え煙草の先からぽとりと落ちた灰に気づく。 煙草を指に挟むと、テーブルの上にあったガラス製の小物皿の中に押し消した。
ガウンに覆われた少年を再度一瞥し、上着のポケットからハンカチを取り出す。]
皆殺し…とまではさせぬつもりは、ありますがね。 一応。
[“実験体”と語られた言葉に、怪訝に眉を顰めるが。]
その話は、後程お聞かせ願えますか。 少し、急ぐので。
(40) 2012/09/28(Fri) 15時半頃
|
|
[その言葉、プレートの意味。 そして、少年から奪われた物が、その命以外にもあった事には気づかぬまま。 男は少年の顔の上からガウンをのけ、ハンカチで銀のナイフを包んだ。 そして、もう片方の掌を少年の額にあてがうと力を込めてナイフを引き抜く。
ガウンを直し、立ち上がる。 そして、ナイフをくるんだハンカチが所々、血に滲むのを見下ろした後。]
それでは、夕闇伯。 ―― …お気をつけて。
[最後に目礼し、部屋を出て行った。]
(41) 2012/09/28(Fri) 15時半頃
|
|
――……大層な心がけであることだ。
[横に男を流し見ながら、屈んでいた体勢を戻す。 この警官が身を持ち崩していたなど知る由も無いゆえ、嫌味交じりとなる。]
……興味があるなら後で声をかけるがいい。 忘れていなければ話してやろう。
[鷹揚に告げ、うなじに掛かった長い髪を己の手で梳く。]
そちらも、背中には気をつけよ。 ……何処から刺されるかわかったものではないからな。
[迅速に立ち去る背には、 届いたかどうかは分からぬ忠告じみた言葉であった。]
(42) 2012/09/28(Fri) 16時頃
|
|
[さてその時ペラジーは傍にいたか。 駆け出していったくたびれた男の後姿によぎった不安。 グロリア姉様に、もう一度会ってくる、と、知った顔があれば告げて階段に足をかけた。
汚されたくなかった。 あのままで、いてほしかった。 それはグロリアだけでなく、生前の彼女が愛しただろう、あの空間全て――]
(43) 2012/09/28(Fri) 16時頃
|
|
─ 階段→階下へ─
[>>42 背中には、という最後の夕闇の言葉には苦く笑った。 随分前から、背後ばかり気にして暮らすようになっていた男には、もう忠告ともならない。
階段を早足で降りながら、手元のナイフを見る。 これが、備え置かれている場所と、紛失した場所に当たりを付けられれば、少なくとも犯人の目星は付けやすくなる。
使用人部屋に向かおうとする途中、見覚えのある少女を見かける。>>43]
──レディ。 今は、あまり出歩かない方がよろしいかと。
[目が合ったならそれだけ告げて。 男は先を急いだ。**]
(44) 2012/09/28(Fri) 16時頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 16時半頃
|
ミスター、私怖くないわ
[広間から此処に来たのならば、少なくとも新たな死をひとつ見てきた、それはジェフにもわかっていただろう。 それでも強がる台詞そのままに、まっすぐに瞳を見返して
それでも、先に逸らしたのは少女だった。 急くように階段を上れば、少しは息もあがり 新しい血の匂いには気づけぬまま、グロリアの部屋を目指す。 主の部屋がある廊下は、扉までが長く、ゆっくりと整える息と同じリズムで歩けば、開いたままの扉が近づいてくる]
(45) 2012/09/28(Fri) 16時半頃
|
|
― グロリアの居室 ―
まあ…
[扉から覗いた少女を迎えたのは、増えた死の匂いだった。 ガウンをかけられた小さな影。 少し覗いた細い足で、その中が誰かは知れたが 少女は眉を顰め、怒ったようにそれを見ていた]
嫌、ね
[髪をかきあげ、少し俯く。 酷く、気分が*悪かった*]
(46) 2012/09/28(Fri) 16時半頃
|
|
―3F女主人の部屋―
[警官を見送ると、今一度酸化したプレートに視線を落とす。 遠い記憶の生物たちにもタグが付けられていた。 あれは、何番だったか]
――……おや
[>>46 ブロンドの少女が扉から惨状を覗き込む。 辺りには血の匂いが満ちているが 少女は恐れる素振りも見せない。 長い髪を揺らし、夕闇伯は扉へと向かい、少女に話しかけた]
……見学するには些か悪趣味だが。 気になるのなら存分に見るがいい。
[良識もって止めたりはしない。 夕闇伯の一貫した態度である。]
(47) 2012/09/28(Fri) 18時頃
|
|
―大広間/回想―
―――――…はい。ずっと、一緒ですよ。
[血を吸った黒い蝶を、再び己の髪へと舞わせて。 柔らかな少女の手を最後に一度優しく包み込んでから、 その甲へ"紳士"のように口付を]
"薬"をとってきてあげましょう。
[穏やかな微笑みを残して、学者は大広間を後にする]
(48) 2012/09/28(Fri) 18時半頃
|
|
―回想・階段―
[見上げる大きな瞳は、投げた男の声に答えた後、すぐに逸らされた。>>45 小さな身体で段を踏み越え行き過ぎて行く少女。
強がりなのかそれとも―― 、ふと、あの少年の生前の大きな黒い目が今の少女の目と重なったが。
男は、それ以上少女を止める事はせず階段を降りて行った。]
(49) 2012/09/28(Fri) 19時半頃
|
|
―1階・使用人部屋―
[まだ血が残る銀のナイフ。 それを差し出した時、男を応対した使用人の顔が怯えるように歪んだが。 男の問い掛けには、すぐに応えた。]
「はい―― 、これは全ての客間に置いてあります。 ペーパーナイフでございますね。」
[使用人の言葉を聞いた後、ナイフをハンカチに包んだまま懐に仕舞う。]
探してくれ。 このナイフが無くなっている部屋が無いか。 今すぐだ。
[男の低く、だが鋭く言う声に使用人が急いで頷く。 そして、他の使用人数人に声を掛け、客間のある2階へと上がって行った。]
(50) 2012/09/28(Fri) 19時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 20時頃
|
―階段― [さて、ポーチュラカは答えたか。 いずれにせよ、夕闇伯が階段へと向かうのは変わらない。]
…………林檎の手掛かりでも持っていたか、それとも……
[思案しながら降る階段。 手当てのことなどすっかり忘れている]
(51) 2012/09/28(Fri) 20時頃
|
ヴェスパタインは、ジェフのお手並み拝見となるか、と密かに思った。
2012/09/28(Fri) 20時頃
|
―廊下/回想―
[ストロベリー・ブロンドを風に揺らして。 黒い蝶を舞わせた"学者"が廊下で見かけたのは、 生前の刺青の男の姿だった]
ヘクター様、と、仰りましたか。
[既に新たな夕闇が降り始めた頃合いだったか。 蛇は唯、変わらぬ穏やかな微笑みを浮かべて]
先ほどは、随分と…激しくて、いらっしゃいましたね。
[くすくすと肩を揺らす。彼はどうしただろうか。 ゆっくりゆっくりと、彼へ歩み寄る足先]
(52) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
|
|
―――――…お怪我を…。
[そっと彼の頬へ触れれば、朱は既に止まっていたか。 人影のない廊下。 背伸びをして白いフードを揺らしつつ、 伸ばした舌先は傷を舐める]
うふふ。
いけません。本当に何かを手に入れたいのならば。 最初にことを荒立てては。 …目立ってしまっては。
[囁きながら、緩やかに指先は頬を撫でて]
(53) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
|
|
[それは、まるで、かつて擦り寄った"猫"のように。
肌を辿る指先は、刺青をなぞりながら、 下へ下へと降りていき―――]
ヘクター様。 私(わたくし)は知っているのです。
禁断の果実が誰の手の元にあるか。
[彼の顔を間近で見つめたまま、 唐突な言葉と共に無邪気ににっこりと微笑んだ。 彼は虚を突かれただろうか、さあ、それとも―――]
(54) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
|
|
[―――――――ぐさり]
(55) 2012/09/28(Fri) 20時半頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る