32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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― 路地裏 ―
はっ…はぁ、…はぁ
[人気の無い路地に小さな影が一つ。 息を切らせる少年は酷く疲れた顔をしながらも、何かに怯えるように走り続ける。 白いゆったりとした検査着のような服から覗く肌には無数の傷跡。 首には重苦しい首輪に壊れた鎖がジャラジャラと揺れていた。]
――――ぅあ…ッ!
[痛そうな声を上げてその場に倒れこむ。 ヒリヒリと痛む足の先。 靴も履いていない足には、硝子の破片がぐっさりと刺さって血が流れ出していた。]
(16) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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…ぐ、ぅう…がぁああ…
[どくん。 流れる血に反応するように鼓動が速くなっていく。 短い髪がざわざわと揺れ、左耳についたタグのような耳飾が心音に呼応するように啼いた。 少年は頭を抱え、その場に蹲る。 パチ、パチ、何かが弾けるような音がしたかと思ったその刹那。]
(17) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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あ…あぁ ……がぁあああああああ!!!
[空に向かって吼える少年の咆哮と共に、辺り一面を照らす紅い稲妻が立ち昇った。]
――――は…、っ ……
[だが、それも一瞬の事。 稲光が収まれば少年は力なくその場へと倒れ込み、意識を手放した。 身体に残る微かな雷は静かに弾ける。 少しばかり尖った耳に揺れ続ける耳飾。 そこには少年の識別コード《名前》が一般人には知り得ない文字で書かれていた。*]
(18) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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―骨董屋『ベネット』前― [>>11”時計塔”から舞い降りた乙女に足跡を見られていた事など知る由もなく。 足の向くまま裏路地を軽やかな足取りで縫うように歩く。 そして辿りついたのは、幻想的な佇まいの、一軒のアンティーク調の店の前]
お、こんなところまで来ちまったか。 ちょーどいい、この時間でも、アイツなら起きてンだろ
[レトロな手巻きの懐中時計で時間を確認する。
[[A.M.5:30]] ]
おーぃ、朝飯…
[そこで、またアレの気配を感じ、物憂げな表情で溜息を零す。]
店の前の掃除位、しとけッての!
[先程の”残骸”とは違う、黒色に歪んだ其れに、僅かに緊張を走らせた]
(19) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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どの口が…! 余を「ドナちゃん」などと呼ぶなと何度言えば…
[ぶつぶつと文句を呟きながらもぷくりと頬を膨らませる。]
望むことしか出来ぬ愚か者どものことなど余は知らぬ。
そなたに言われたくない、心底な! 悠久を廻る不吉<<ILL>>たるそなただけには!!
[ゆりかごの中から睨みつける。 経験上無意味だとわかってはいるが抗議の意味を込めて。]
(20) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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骨董屋、そなたの手など借りぬ!
ふんっ 余には余に使える者がおる。 余のタイセツな部下が、な。
ようやっと届いたか。
[どこかで闇の動く気配を感じ取り満足そうな笑みを浮かべる。]
(21) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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[身構えたその時。 視界に走る>>18赤い稲妻と咆哮!]
…ッ!?!!?
[その稲妻は残骸を一部消し去り、少年はそのまま地に倒れ伏す。 残った残骸と対峙しつつ、少年を庇うように、その傍ににじり寄る]
最近急に増えやがって… この街《ノルン》は何時からこんなに物騒になったのかねぇ…!
[じゃり
足に力を込めると、再び左の拳を握った]
(22) 2010/09/13(Mon) 01時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 01時半頃
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………。
[悠久を廻る不吉<<ILL>> 呼ばれた名に細めた双眸はそのままに、柔和な笑顔のみ消える。 其の顔は造り物の人形めく。]
……ドナルド。 不用意に『ベネット』を呼ぶな。
[左の瞳の『XIII』の文字が淡く光を持ち。 店内に緊張が走り、驚愕、恐怖、憤怒様々なざわめきが起こる。]
……、………。 ドナちゃんのお世話係《部下》が戻ってきたみたいだね。
[赤子を映す鏡面が翳る。 じわり、広がるのは影。 幻像を送る為に破ったビルを覆う結界が復活しつつある。]
(23) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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[溜息の様に、吐き出すのは甘い煙。 店外からの怒声を耳にしながらソファから身を起こす。]
居ない間に勝手にお邪魔したって、怒られれちゃうから。 またね。
未来を与えし子《アーシストチャイルド》、ドナちゃん。
[眠たげな笑顔は其処に戻り。 ひらりと手を振ると、鏡は雲に覆われ繋がりは切れる。]
(24) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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[こぽり こぽり ぼんやりと寝惚けたような目で曇る鏡を見つめる。 商品達は騒いで騒いで。 掻き消され掛けた咆哮>>18が外から聞こえる。
店主がパチンと指を鳴らすと、店内には静寂が戻る。]
……いらっしゃい。ミッシェルさん。 朝ご飯なら準備してあるよ。
あれ?そっちはお客さん?
[のんびりと店の扉を開けて店主は顔を出す。 黒い影も倒れた少年の姿も、特に異変とは思わないらしく軽く小首を傾げ暢気に一言。]
(25) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 02時頃
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[暢気な店主が顔を出した事に気がついたが、視線を向ける事は無く]
あ、この野郎。 手前がちゃぁんと店の前掃除しとかねーから、朝からアタシがこんな目に会ってんだろッ! ったく、……
―――ッ破ッ!!!
[拳の描く軌跡を言うなれば、それは白。 凍てついた氷華の結晶が火花の如く散り、綺羅綺羅と落ちては地に堕ちる前に消え去る 同時に、歪み爛れた”残骸”も、凍結され、消失した]
(26) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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……おい、大丈夫か? 駄目っぽいなこりゃ。
[足元の少年の頬を軽く叩き、声を掛けるも、返事はない。 そのままひょいと持ち上げ、店主が開けた扉の方へ向かう]
ベネット、腹減った。 あと、店の前にコイツ、落ちてたぞ。お前の店の前だろ、どうにかしろよ。
[ずかずかと店内へと入り込むと、ソファへと少年を横たえ、自分もその横にどっかりと座った**]
(27) 2010/09/13(Mon) 02時頃
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ふうん・・・。
[雰囲気の変わる相手にどこか楽しそうに、ゆるりと笑みを浮かべた。]
そちらの方がよほどそなたらしい。 どんなに取り繕おうがそなたは逃れることはできぬぞ?
ああ、それとも逃げおうせてみるか。
――― 運命《vision》から、なあ?
[興味深そうにしかし同時にどうでもよさように『ベネット』を見やる。]
(28) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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でも、僕、ミッシェルさんと違ってか弱いから。
[にこにこと笑う顔に悪気は全く無い。 そうしている内に、"残骸"は拳により凍り付き、消滅する。 店外に出る事は無く、ぱちぱちと拍手を送り。]
うーん、店の前は『ベネット』の領域じゃないんだけどなあ。
[ミッシェルが倒れていた少年を店内に担ぎ入れるのに、困ったように言うが止めはしない。 お気に入りの場所(ソファ)を占拠されたのには、少しだけしょんぼりしたが。]
(29) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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[静寂を取り戻した店内は、散らかっている事を除けば普通の骨董品店と何ら変わらない。]
朝ご飯はいいけど、一度くらい何か買って行ってよ。
[壁の引き出しの一つを開ける。 其処には初めから用意されていたように、ハムと卵のサンドイッチと淹れたての様に湯気の立つコーヒーが皿に乗せられ置かれている。 ミッシェルの前の小さなテーブルに其れを置くと。 ソファに寝かされた少年を覗き込む。]
(30) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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そなたは不要だ。 全く、せっかくあれに張らせたものを破りよって・・・。
そなたも『ベネット』にも用はないぞ、先<<ミライ>>ではあるかもしれぬがな。
[ようやく復活の兆しを見せる結界に骨董屋を不満そうに見る。 早く去れとでもいうようにシッシッと手を振る。]
(31) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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あらら、痛そうだねえ。 此処はお医者さんじゃないけど、怪我の治療くらいはサービスするよ。
[しゅるりとエプロンの下から包帯を取り出して。 少年の体に手を掛け見えるのは尖った耳に揺れる識別コード。 其処に刻まれた文字が目に入る。]
『Антоний』
喪失言語《ロストワーズ》? へぇ、もう使われなくなったと思ってた。
[くすくすと笑い。 足裏に刺さった硝子片を引き抜きぽいと店内に投げ捨てる。 其れは落ちる音すらなく、商品達の山の中に消え。
そんな事は気にしない店主はのんびりな印象にはそぐわぬ手早さで、少年の体の傷に包帯を*巻いていった。*]
(32) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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[消える幻影を見、結界が復活したのを感じ取るとゆりかごに体を横にする。]
全く、最後まで忌々しい奴だ・・・。
早く余の元に来るがいい、マーゴよ・・・ そなたは余のタイセツな部下<<契約者>>の一人なのだから・・・。
[己の元に向かっているであろう部下を多少気にしながらも目を瞑る。
ゆりかごはキィキィと眠りに誘うよう穏やかに*揺れていた。*]
(33) 2010/09/13(Mon) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 03時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 03時頃
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―ビル、最上階―
[ぬるり、と。 滑るように影から出でた身は、まっすぐに愛しい主のもとへ。]
――…ぬしさま。 僕の、ぬし、さま。 どうしたの?……まし、たか?
[百合加護の揺り籠<<ドリームケース>>の中の小さな主人を、優しくやさしく抱き上げ。 そのまま己のふくよかな胸へ寄せ、背中をなでた。]
――……ぁ………
[はっ、と。籠の揺れに、気づく。
どろり。 瞳の奥の濃い部分が渦を巻くように蠢いた。]
(34) 2010/09/13(Mon) 08時頃
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……揺れて、る。 僕の籠を…加護を揺らしたのは、誰…?……です、か?
しまつ、しなきゃ……
[ゆったりとした口調のまま、殺意を浮かべる。 肌の花びらは色を深い朱へと染めていこうとして。
剣呑なざわめきは、主人に諫められればすぐに落ち着くだろうけれど。]
――ぁ、あ………ごめん。……すみ、ません。
…………えっと……ごはん、食べる?…ます、か?
[ふるり、と頭を左右に振って、謝罪し。 赤子を抱いたまま、今度は歩いて階下へ向かった。
主の見たモノ<<vision>>を伝えられるまでは、いつも通りのお世話を嬉しそうにしているだろう。**]
(35) 2010/09/13(Mon) 08時半頃
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― 街道 ― [路地裏の方から、強い気配(>>18)がした。 そちらの方にちらりと眼をやり、くすくすと笑う]
十二の輪廻、完全なる輪《エターナルチェイン》がこじ開けられ、調和《バランス》は崩された。 "十三番目の時の御子《クロノス》"は、崩壊《0》と継続《13》…どちらを選ぶんだろうね? ふふ。 あなたは――どう思う?
[少女の呟きは風となって街《ノルン》を駆け巡る。 そしてその風が吹いた時と同じように唐突に止む頃――彼女の姿は忽然と消えていた]
(36) 2010/09/13(Mon) 12時頃
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―建築中の高層タワー ―
――風が、哭いているな――
[強風で工事休止のタワーの頂に立つ男。 ストールを強い風になびかせ、自身は微動だにしない。
と、そう遠くな場所で紅い稲妻が光る]
くく――そこか。
[やにわに会心の笑みが顔一面に広がる]
だが、せっかくの逃走の努力だ。 今しばらくの猶予をくれてやろうじゃないか。なあ? オマエのおかげで俺様の仕事がしやすくなるというもの―。
(37) 2010/09/13(Mon) 13時頃
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[男は懐から通信機器を取り出し操作する]
―申し訳ありません。例のガキはまだ― はい、すみません。 一刻も早く見つけ次第連行します。
[男の口元には余裕の笑みすら浮かんでいる。 通信相手に対しての敬意の欠片もないようだ。]
御意。 我らは未来《セカイ》の雫のために。
[通信を終える]
せいぜいパニックになればいいさ。 おっと…? [地上を見下ろす。上った紅雷はもう見えない、が]
(38) 2010/09/13(Mon) 13時頃
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おやおや、どこへお連れするんだい??
[含み笑いのまま移動し始めた気配を追う。 また風が強く吹いた]
これは、時の、残骸《ガラクタ》か? 道理で風がキャンキャンと哭くわけだ。
[これは面白いことになる。 調和《バランス》の破綻が招くは―]
俺様にとっちゃ、どっちだってかまやしねえよ。 どっちか、面白くなりそうな方を選ぶだけだ。
[呟きは、風に問いが乗ってくる前だったか、*後だったか*]
(39) 2010/09/13(Mon) 13時頃
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[暗闇の中、指先が痺れる感覚。 目を覚ますと、まずは手足に残る感覚を確認した。]
……ふむ。どれほど眠っていたのだろうか。 ここは……あぁ、棺の中か…。
[がちゃりと開くと、入ってくる光に目を細めた。]
20年…いや、もっとか…大分眠っていたようだ。 とりあえず……。
[その鼻を擽る甘い匂いに誘われるように外に出た。]
私が眠ってから随分時間が経っているようだな。
[身体に当たる日差しに、黒いコートを翻して、街の雑踏に溶け込んだ。]
(40) 2010/09/13(Mon) 14時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/13(Mon) 14時頃
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― 街中 ― 本当に…私はどれだけ長い間眠っていたのだ?
[周囲の様子は彼が知っていた様子とはかなり異なっていた。 首を傾げつつ、木の陰に隠れてもたれかかる。 目を瞑ると、自らの記憶を反芻し、当時の様子を思い出す。]
…ふむ、ここではどうも見当をつけられないか。
[路地裏に進むと、ビルの間の壁を蹴りながらビルの上へと昇る。 頂上へと到達すると、その瞳で街の様子を探る。]
…高いな…。日差しが少々面倒だ…。
[疎ましそうに空を見上げ、右手で空を仰ぐ。]
――闇の暗雲《ダーククラウド》…――
[彼の右手から、闇が迸る。 すると、ビルの周囲を黒い雲が包み込み、辺りを闇に*落とした*]
(41) 2010/09/13(Mon) 14時半頃
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―骨董屋『ベネット』―
[くるり くるくる 少年の傷に巻かれた包帯は、淡い癒しの緑《Cure Green》の光を燈す。]
この程度なら、暫くすれば治るんじゃないかなあ。
[朝食を食べるミッシェルにそう言って。 店主自身は水煙草を片手に商品の一つの椅子に腰掛ける。]
……嵐が来るかもしれないね。 荒れなければいいけど。
[ぴちゃん 店内の何処かで雫の滴る音がする。 商品が重なり合い殆ど光も通さぬ窓の向こう。 闇に覆われるビル群をGureenの硝子眼はぼんやり眺める。*]
(42) 2010/09/13(Mon) 16時半頃
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