233 逢魔時の喫茶店
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厭なことはしない。
[自分に対しても、リツに対しても。 獏は取り繕わない。素直な生き物なので。
照れ隠しみたいな、真っ赤な表情に 過日、蛇に貰った林檎のいろを思い出す。 あれは人間をたらしこむ果実のいろだったが。
厭じゃあないなら、良いか。 その真っ赤な顔についた唇に 掬いに屈んだ顔を寄せて、もう一度、口付けに。]
(248) mo_om 2015/08/16(Sun) 14時半頃
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エフは、時々見たり見たりしながら離れたりしてます三( ε:)**
mo_om 2015/08/16(Sun) 15時頃
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嫉妬。
[おとを、確かめて、繰り返す。
それから、触れてみる、心臓と似たものが 存在する自分の左胸に、触れてみる。 嫉妬が悪夢に発展することは多い。 ――― だからその存在は当然、理解していて。]
……… うん。 そうか、そうだな、嫉妬した。
おれに、?
[自分の姿をした、自分に、と言うのも 滑稽に思えて、でも、嘘は吐けないから。 うん、そうだ、嫉妬したのだ、はは、笑った。]
(262) mo_om 2015/08/16(Sun) 17時半頃
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だから、怒ってない。
[視線を泳がせたリツ>>257に 唇を落とす、会話を、地味に塞ぐ沈黙。
その前に、一言、気にしていたようだから。
開いた目が、閉じられる、その一連が 過ぎるまで重ねて、最後に下唇を食んで、離れた。 そういえば黄昏時とは言え、此処は屋外、公園である。 獏にこそ、それに対する感覚は希薄だけれど。]
したくなった。 …… あんた、やっぱりかわいいよな。
[馬鹿、と溢された悪態に 思っていても一度も告げなかった感慨が、漏れた**]
(263) mo_om 2015/08/16(Sun) 17時半頃
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……… 無理だねえ。
[笑うな>>275 そう告げるリツの口もご尤もだが 怠ける口角が笑顔を引き締めてくれない。
引っ張られた服と、顔が傾くのはほぼ同時だった。 だから、べつに、会話を封じる意図はなかった ――― はずだ。]
あんたも、
[食んだ唇を離した顔色は ここ数日で一番の赤。笑みがいろを含む。]
(277) mo_om 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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見たことない、かお、してる。
[からかうでもない、揶揄でもない。 素直な生き物は、素直に口にする。
可愛くない、などと否定されても 根本を否定された気にはなれず、首を傾ぐ。 何故理解されないのか不思議がる、ただのポーズ。]
馬鹿、は、馬と、鹿。
[おれが知る限り、馬と鹿は 仲が良くも悪くもない。 無関係な会話を挟み、黄昏時、促され、手を引き攫う。
向かう先は、夜の喫茶店。 きっと今日も賑わっているだろうから。]
(278) mo_om 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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…… 夜は開店してると良いな。
[休業時間が夜まで及んでいる可能性 そもそも昼が休業になった、事の発端。
着いたら、店長を捕まえて聞いて見れば良い。
もしくは、最近の店長から匂う 友人の悪魔に尋ねてみるでも、良い。 その内容が青少年の刺激うんたらの保証は いまのおれには分からない、知らないから。]
(279) mo_om 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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[息を飲むような、おと>>288 鏡の無い、外、公園、此処では 自分が如何な表情をしているかなんて 知り様がない、ただ、リツの表情だけ。]
はは。
あんたが言いたいことは、理解ってる。 … 馬と鹿をかけあわせても、おれにはならないさ。
[不思議な、柔らかい、からかいたくなる衝動。 夜に店を訪れて、酒を飲み乾かして 帰る頃でも、この衝動は潰えない気がした。
繋いだ手を攫って、訪れる、夜のはなし。]
(290) mo_om 2015/08/16(Sun) 22時半頃
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おれは、コーヒーフロート。
あんたは、何を飲む。
[静かに明かりを落とす通り道。 夜の喫茶店は、目前。
席はきっとカウンター席で 彼が求めるならばボックス席で 店員の、新しい契りと、店長の春と なんや、かんや、耳にする機会が出来る。
視線の先は、昨日も、今日も、一人で。]
夜も。
[夢の中まで、伴うことを、求めた。 木漏れ日の夢でも、黄昏の夢でも 今度は獏自身の出演を求める訳だが**]
(291) mo_om 2015/08/16(Sun) 22時半頃
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…… 苦いのに。
[夜の喫茶店、酒を求めるカウンターテーブル。 コーヒー>>298を求める声に 自分なら兎も角、瞬きを重ねてしまった。
それから、首を捻り、手を顎に。 わりと本当に、悩む、仕草をした。 その悩む内容が―――…]
おれは、カンパリも、好きだ。 …… コーヒーフロートの、次。
[アルコールのない、コーヒーの次。 苦味を持つお酒代表の名前を口にして こちらの好みを教え込む、トーンは、のんびりと。]
(305) mo_om 2015/08/16(Sun) 23時半頃
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ありがとう。
[おとなしく奢られる獏は おとなしく素直に謝意を述べた。
甘味を極力減らしたコーヒーを肴に 語られる甘い噂の数々に、いない、店員。 ゴロウも夜の店で、まだ見掛けていない。
今日はまだ連れ込まれていないのか。 それにしてもアマノが居ないことも 店員が少ないがため、忙しそうにしている厨房の主も 昼間の出来事も重なって、この長い生のなか 真新しいものを見る心地を味わった*]
(306) mo_om 2015/08/16(Sun) 23時半頃
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――― 夜の夢 ―――
[アルコールのほろ酔いを攫って 数日前の通り、狭いベッドを、添い寝に伴う。
ずんぐりむっくり
人間の型を取れない、夢の姿で 酒に酔ったような夢の中、どんな夢の内容でも おれはその夢自身を食べずに、覗き見る**]
(307) mo_om 2015/08/16(Sun) 23時半頃
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エフは、更新かけたところで見えたものにわあわああああもう三( ε:)**
mo_om 2015/08/17(Mon) 00時頃
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