202 月刊少女忍崎くん
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[こちらに気付いたのか彼の首が、 澄んだ朝の空からこちらに向く。]
ぅ、ぅえっ?
[思わずびく、と肩を小さく跳ねさせる。 彼の目線を追って自分のカメラを見て、 数秒だけの沈黙が流れた]
(71) 2014/11/15(Sat) 21時半頃
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(……………あっ!?!? そそそそうだ! わたし無断で撮っちゃったってことだよね!!?)
[彼もそれに気付いたのだろう。 もう一度カメラを指差すその目を見る。 無愛想な声を上げて歩み寄ってくる彼の長身と、 その真顔にまどかは思わずたじろいだ]
(ひっ… でかいっ こ、こわい!! こ、これ絶対!! 絶対怒ってる…!!)
[当然だとも思う。 勝手に撮られていい気分をする人はそう多くないだろう。 まどかは慌てたように、頭を下げて]
(72) 2014/11/15(Sat) 21時半頃
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ぁああああ、あのっ! 〜っ ご、ごめんなさい!!
最初から撮るつもりじゃなくて!!そのっ!!
ま、街! 街を撮るつもりだった、んです!! あの、事故で…!!入っちゃって…っ!!!
[彼へと、自分のカメラを差し出した。 デジカメの画面に映し出されているのは、 先程の偶然撮れた写真だ。
ピントが合っていなければ、 事故だというのも簡単だったのだろう。 まどかにとっては幸運だったのだが、 ある意味不運だったともいえる。
きっと怒られる、と怯えながら 長身の彼を見上げて様子を窺った。]
(73) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[手渡したカメラの画面を、彼は黙って見つめている。]
…………………… っ
[遠くに鳥の声が聞こえるだけの、静かな時間が続く。 たかが1分もないだろう時間が、ひどく長く感じられた]
(77) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[静寂を破るように、低い声が届く]
ぅ、ぅえっ は、はは はいっ!
[横顔の彼がまっすぐとこちらを見て>>76]
[…それはまどかが思っていた 非難でも、罵倒でも苦言でもなく。]
(78) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[まどかは驚いたように、目を丸くして。 怯えが残っているのか。口を小さくとぱくぱくと開いた後。
意を決したように声を出した]
(79) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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ぁああの カメラだけは勘弁してください…っ!!!
(80) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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あ、あああっ しゃ、写真の方かっ 写真の…………… ぅえっ?
[再び驚いたように目を瞬かせて 焼き増しでいい、と淡々という彼の顔を見る。]
[…怒られると思っていた。 だから、まさか必要とされると思ってもいなくて。
まどかの手に、カメラが返る。 画面には、先程の写真がまだ映っている]
(84) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[…確かに、いい写真が撮れたと思った。
まるで感情までも、映し取ったような。
この一瞬はもう過ぎ去ったあとだというのに。 それでもまだ、新しい感情が湧かせてくれるような。
……彼も、いいと思ってくれたんだろうか。]
(85) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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……………………… 、
[やけに、自分の心臓を打つ音が大きく聞こえた気がした]
(86) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[彼が、名乗っていないはずの自分の名前を呼ぶ]
…ぅえっ!? う、うん…っ!
[頭の片隅に浮かんだのは、少女漫画。 まるで漫画みたいな展開だと、はじかれるように 画面から彼へと視線を移す。
カメラを返した彼の手が、 まどかの頭あたりに水平に動いて。
自分のつむじを見て頷いた]
(87) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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―――どこで認識してたの!? いま!?!?
[思わず声を出して、まどかは改めて見上げて 目の前の彼の顔を見る。
この身長。この見上げる感じ。
なるほど、そうだ。 確かに美術の時に居た、大男]
(88) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[美術は選択科目の中でも、必要な教材が多くて 選択する人は少ない。 だから、もっぱら興味がある人だけが取る科目だ。
結果的に文科系の人が面子として多く揃う中。 彼は周りから飛びぬけて背が高く、 目立っていたから覚えている。
出欠をとるときに名前を呼ばれていた。
確か、「忍崎」。 「忍崎 江一」だ。
美術教室の光景を思い出しながら、まどかも改めて確認した。]
(89) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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え、えっと。 し、しのざき、くん。 だよね…?
[呼びなれない彼の名前を呼ぶ。 心臓の打つ音は、まだ自分の耳に大きく届く。]
(90) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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こ、これっ!
焼き増し、するから…! ま、また今度でいい…っ??
[高鳴る胸の前で、カメラをしっかりと握って。 まどかは忍崎へ、おずおずと声をかけた]
(91) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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─人楼高校、写真部展示教室─
[…彼に好意を抱いたあの日から、一年。
今現在。 好意を伝えたのにも関わらず、 彼に自分の意は伝わらず。
何をどうめぐり廻ったのか 彼のアシスタントになっている。]
[何故だろう…としみじみと自分の作品の前で感慨に浸り終えると そういえば、自分用のカメラの容量が不安だったのを思い出す。 まどかは自分の作品から傍らの忍崎へ振り返る]
(135) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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マドカは、何か思いついたような、納得がいったような忍崎の様子>>134には 首を傾げながら
2014/11/16(Sun) 00時半頃
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忍崎くん、ごめんっ
わたしちょっと部室行って 自分の分の写真、整理してこようかな。
[写真部の部室は展示教室から遠く離れているわけでもない。 それでも、写真の量はそこそこにある。少し時間はかかるだろう。 先に行ってて、とまどかは忍崎へ手を合わせて、 申し訳なさそうに眉を下げた。]
[喫茶店にお化け屋敷、クラスごとで催し物は様々だ。 資料撮りももちろんだが、ネタの為の取材なりなんなりが 彼にはまだまだあるだろう。 こんなことでまで自分の都合で付き合わせるのは少し悪い。
別行動は正直惜しいが、もう彼と回れないわけでもない。 むしろ、容量が足りなくなって貴重なシーンが 撮れなくなる方がよっぽど惜しい。]
(136) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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整理終ったら、また資料撮り手伝うけど…! 今すぐ写真撮って!ってなったら、 メールしていいからねっ
[少し顔を赤くして念を押す。 念を押すくらいじゃないと、前みたいに遠慮>>0:252が から回るかもしれないと思ったからだ。
ね!?と忍崎へもう一度念を押して、 まどかは展示教室から部室に向かう廊下へと足を運んだ*]
(138) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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―人楼高校 写真部部室―
[部室の戸をがらりと開ける。 中にいた先輩部員の一人に声をかけて、 「パソコン借ります!」と言って、 まどかはデジカメからSDカードを抜きだして 部室に置いてあったUSBメモリーと一緒に差し込むと パソコンを操作し始めた。]
んっと…
(昔の方は移しちゃおう… 最近のもすぐ見たい写真以外は移しちゃってもいいかな…)
(151) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[画面に並ぶ小さなサムネイルに、忍崎の写真がずらりと並ぶ。 用事を済ませたらしい先輩が、パソコン画面をみて げ、と声を出した]
『ほんと、よく許可とれたよね… これは引かれるレベルだと思うなぁ…』
ぅ、ぅええ? だ、だって満足いくのが撮れなくって… 何がだめなんだろ? あんなにかっこいい顔してるのに…
(152) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[写真のひとつをクリックする。
まるでヴィジュアル系の如くピンと伸ばした手を顔に当て、 少し斜めに傾いだポーズの忍崎が画面一杯に映し出された。]
(153) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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なんか違うなってなっちゃうんですよね…
(154) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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『うん 顔以前にまずポーズに引くからね』
(155) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[画面に映し出された画像はいったん閉じる。 …ちなみこれは、忍崎の家にまどかが置いた アイドルの多く載るテレビ雑誌から引用してポーズを頼んだもの。 アシスタント作業の休憩中に行われた、 謎の撮影会が生んだものであった。]
(156) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[それから、ここ最近一か月前までのデータをUSBに移す。 ひと月より前の写真は、いくつかだけが残った。
また別の写真で使えそうな構図だったり、 出来としてまあまあかな、と思うものだったり。 話題としてよく出るな、と思う写真も残す。
…その中には、初めて彼を撮った写真>>62も残っている。
あれからいくつ忍崎の写真をとっても、 これ以上の写真は撮れていない。]
(157) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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…どうすればいいんだろうなぁ〜…
[何度も見直して、見慣れてもまだ。 見る度にあの時の気持ちが浮かぶ。
その小さなサムネイルに、 まどかは少し顔を赤らめて小さく息を漏らした]
(158) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[最近の写真からは、赤いフードの子供と 狼に扮したクラスメイトの写真>>5を選んで、印刷ボタンを押す。
プリンターからは学生にも求めやすい値段の写真用紙に 印刷されて一枚の写真が出てきた。
次に選んだのは、 白甲冑が黒鎧に壁に追いやられている写真>>0:90だ。
まどか側からは「壁ドン」のつもりで頼んだのだが。 …身長差と、鎧のいかつさ。 また、自分の服に着られている感がすごいせいだろうか。
まるでカツアゲされているか、 陰惨な事件が起こる五秒前の光景しか見えなかった。
なるほど、あの時真理が引いてた>>0:94のは これか…と まどかは遠い目で納得した。 まあ、それでも一応用意するべきか。と印刷ボタンを押す。 プリンターから機械的な音が上がった]
(159) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[プリンターから出た写真を、先輩部員は拾い上げて 怪訝な顔を浮かべた]
『何これ? …あ。もしかして、仮装の写真とる企画の?』
はいっ 掲示板に貼りに行こうかなあって。
[もっとも、二枚目の写真を撮ったのは花園だ。 掲示板に貼るのは彼女名義のほうがいい気もする。 彼女がこれを自分名義で出すつもりがなくても 珍しい写真ではあるだろうし、人の目にも見せたくはある。
何よりお化け屋敷に行く約束もあるし、 その辺の許可確認しに行くのも必要かなあ、 と別れた花園の事を思った。]
(160) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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『ふぅん… もう結構枚数貼ってあったよー。 人気票あるみたいだし。 折角だから、頑張ったらいいんじゃない?』
[先輩からプリンターから出た二枚の写真を手渡してもらって まどかの手元には、二枚の写真が残った。
…子供の写真は自分でも満足にいくように、撮れたのに。 彼の写真は、またも思っていたのと少し違う。
目で見る彼はあんなにかっこいいのに。
…あの時撮れた彼は、あんなにかっこいいのに。]
(161) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[少しだけ落とした肩。 それも、気合を入れなおしたようにすぐにまた上がる。]
…、そうですね! そうしますっ
[そう言って、まどかは先輩へ頭を下げた。 写真対決の貼られた掲示板と、校内の装飾の写真。 それから花園のところと、栗栖の展示も見に行かねば。
忍崎に合流する前に、いけるところは行くべきかな、と 頭の片隅に考えながら まどかは部室を後にして。
写真部と書道部の展示教室に近い廊下を歩いていく。**]
(162) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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