人狼議事


275 突然キャラソンを歌い出す村

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視点: 人

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【人】 座敷守 亀吉


[ これは物心ついた頃の夢。

 暗い座敷、目の前にかかる幕。
 その向こうは見えない、見た事は無い。

 自分の父親がいる。 ―――…らしい。

 そう、聞いている。
 そしてそれは、人狼だという事も。]
 

(229) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉



…おと、
 …… せんだい、さま…
 

(230) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――――… 君は夢を見ている …――――

(231) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[ これは物心ついた頃の夢。

 独りきりの部屋、たくさんの書物。
 全て人狼に関しての物、人狼とはどういうものか。

 人を食べる化け物。 ―――…生き物。

 そう、書いてある。
 そしてそれは、父親の事だった。]
 

(232) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉




僕は…人狼…?
 でも、人間を食べたいなんて思わない…
 

(233) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――――… 君は夢を見ている …――――

(234) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[ これは物心ついた頃の夢。

 真っ黒な天井、冷たい空気。
 誰かと寝た記憶はない、夜すらも一人で。

 体をただ熱が巡る。 ―――…狼の血。

 そう、知っている。
 そしてそれは、希望の色を塗り潰す。]
 

(235) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉




うっ、うぁ、 ぐ
  はあっ はあっ ううっ、

      あつい、 よ、おと、… …

             ―――… いた い、…

 だれ か… …… だれも、… …
 

(236) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――――… 君は夢を見ている …――――

(237) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[ これは物心ついて少しした頃の夢。

 真っ白な天井、薬品のにおい。
 体調が思わしくなく、大きな病院に入った。

 嫌になってしまった。 ―――…生きる事が。

 そう、だけどこの時、"君"に逢い。>>2:378
 そしてそれは、希望の色を取り戻す。>>2:379
 

(238) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉



すごい、
 すごい、すごい すごい!

心配なんてしてもらったの はじめてだ――………

きっと、よくなる……
 

(239) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――――… 君は夢を見ている …――――

(240) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[ これは物心つく前の夢。

 真っ暗闇、無音の空間。
 いや一つだけ、心臓の音?

 誰かが居るような。 ―――…いや、居る。

 そう、確信していた。
 そしてそれが、…とても大事である事も。]
 

(241) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉




あれはだれ…?
 ぼくが ふたり…
 

(242) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[そう訊ねて初めて、
 僕に双子の弟が居た事を知ったのだ。

 いつか会えるだろう彼女が、
 もう会えないだろう彼が、

 僕の支えの全てだった。]
 

(243) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――――… 君は夢を見ている …――――

(244) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[座敷守家長男は、幼い頃より一人で育てられる。
 母の顔も父の顔も知らず、存在だけを知らされ、
 使用人も関わるのは最低限のみ。
 人間の暖かさを与えてはもらえなかった。]

[人間は人狼の餌である。
 長男に教え込まれる"事実"。

 人間は人狼の為にある。
 長男に教え込まれる"現実"。

 座敷守家長男の中身、根底はそれだ。]
 

(245) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[幼少期、
 著しく体調が悪くなった時期がある。
 その際に大きな病院へと入院し、
 …"彼女"に逢う事で持ち直した。]

[小学校。
 友達になれそうな人に出会った、
 でもなれなかった。
 親し気にした数日日に、知らんぷりされた。
 理由は今でも解らない。

 誰かに関わるのは避けようと思った。
 ずっと一人で過ごした。]
 

(246) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[中学校。
 容姿が目立つのか女子に話しかけられる事は増えた。
 だけどそう言う感情は持てそうになかったので、
 ひとりひとり丁重にお断りして行った。

 気付けば話しかけられなくなった。
 男子は元より僕には近寄らない。]
 

(247) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[高等学校。
 身体が成長するにつれ、痛みが増していく。
 とうとうまともに通えなくなりはじめた。

 心配してくれる人はいた。
 ありがたいと思った。友達になれるかなとも思ったけれど、
 少し距離があいたらそれまでだ。…知ってた。
 友達になろうなんて、言われてないのだし。
 僕からだって、言ってない。

 一年生、なんとか通って。
 二年生、休みがちになり、後半はほぼ登校できなかった。

 ――― 二度目の二年生、 は。

 人狼の噂が出回り始めたから、行く義務が生じたし、何より… "彼女"が―――、いたから。 僕は。]
 

(248) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[座敷守亀吉は、僕は。二度目の二年生で沢山の経験をはじめてする。好きな人との再会。君との邂逅。人狼の噂。友人との出会い、人狼との出会い、人狼化、対立、衝動、衝突、―――そして今。]
 

(249) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――――… "君"は夢を見ている! …――――

(250) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[今、神寺フェルゼは今までの座敷守亀吉の人生を、夢見ている。

 双子の弟は、
 ――病院のベッドの上、
 ――意識を失う重傷、
 ――腹部の傷、
 ――人狼の襲撃による人狼化、
 ――それによる臨死よりの復活、

 双子の兄は、
 ――病院のベッドの上、
 ――意識を失う重傷、
 ――腹部の傷、
 ――人狼化を促した人狼の再度の襲撃、
 ――手加減されたそれからの回復、

 同時刻、同場所で、
 同じ形で、意識をの混濁があり、
 ―――― そう、その意識は、"混濁する"。]

(251) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉


[それは個人に限ったものではなく、
 ―――― 兄と弟の間で行われ、 その混濁した意識が整理された時、 恐らくお互いに、その"夢"から覚めるのだろう――…。*]
 

(252) taru 2018/04/08(Sun) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

―― いつだかの話>>253 ――


ただいま〜…?

[家の扉をそっと開ける。
 カチャンと音がした。

 昨日今日は連休で、ヒュー達と夜通しガチんこ徹カラ対決だった。
 いつかのリベンジじゃないけれど。中々にカオスだった。満月じゃなかったのが敗因だ。敗けてないけど。
 夜を。 ……恋しいと思わなくなってからどれくらいたつだろう。今でも目覚めた時に泣きそうになる心地は確かにあるけれど。それ以上に大事なものがある事も解っている。
 大切な、新しい『普通』の日常。それが愛しい。

 そーっと廊下を歩く。弟の部屋>>255の扉が開いている事に気付いた。もう起きてるんだろうか?]

フェルゼ――…?
起きてる…?

[そーっとそーっと部屋を覗いて、そーっとそーっと、声をかけた。]

(257) taru 2018/04/08(Sun) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉


あ、おきて―――… … フェルゼ…?

[最初は立っているように見えて>>258、ただいま。って少し照れくさそうに言おうとして。
 でもどうにも様子がおかしいように見えて瞬く。
 あの壁への寄りかかり方はとても覚えがあった。僕も良くやっていた―――つまり、]

えっ…、

[瞬間、おろっと表情が変わった。
 呼ばれたとも解らない小さな掠れ声に、どさっと持っていた鞄を落として駆け寄る。視線の焦点が合ってないように思う。まずは覗きこむように視線を合わせて、肩をおさえた。触れるとその身体が熱い。血の気が引く思いだ。ぐっと視線が少し強く真剣になる。支えるように肩を抱くと、]

フェルゼ、…フェルゼ――、 し、しっかり…
とりあえず……横になろう――…

(259) taru 2018/04/08(Sun) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

――どこかの病院で>>339――

[は、と目が醒めて、はじめに自分が泣いている事に気が付いた。
 止め処なく溢れる涙が視界を邪魔して天井の色さえ分からない。確かに知っているはずの天井なのに、知らないような気がしてしまう。
 あんな記憶は知らない。あんな暖かさは知らない。愛される子どもと言う存在を、知らなかった。でも、いま、経験してきたような心地がある。――僕は、今本当に"座敷守亀吉"だろうか?
 服は病人服に替えられ、髪も解かれている。同じ傷。同じ顔。同じ髪の色。
 動かせる範囲の視界では、決定的に神寺フェルゼと自分とを分けるものはないように思えた。

 僕は、僕のことを"座敷守亀吉"だと認識している。
 しかしそれを証明するものはなく、いっそのこと、このままフェルゼになれたのなら、僕も愛された事になったのだろうか、なんて思うけれど。…そうならない事は、解っているから。だからこそ、僕は僕だという認識があった。
 目が醒めたことに気付いたらしい医療スタッフが、にわかに慌ただしい。
 涙をぬぐいたかったけど、それは出来ず――、…小さく息を吐いて、口元に笑みが浮かんだ。]

(375) taru 2018/04/08(Sun) 19時半頃

【人】 座敷守 亀吉



 "フェルゼ――、…"

[呟く言葉は、人狼の"音"。
 もし彼が、人狼として覚醒しているなら、届くはずの声だった。]


"フェルゼ"

[泣きそうな声の響きで――*]

(376) taru 2018/04/08(Sun) 19時半頃

【人】 座敷守 亀吉

――#同人誌でやれ←それな>>310――

[視線が合う先にあるのは困った顔だ。まず最初に思ったのが、珍しい―――…ということ、だけど、今はそれどころではなかったから。

 支えると肩に乗る重みがあった。しかも動く。それが否定の形にふられている事を理解すると、こちらも困った顔になる。似たような、でも似ていない。同じようで、同じではない困り顔。

 ――― 以前なら、こういう時にどうすればいいか解らなかった。自分の記憶にはない、誰かを甘やかすという事。 だけど、今は彼の記憶>>294も自分の中に在る。

 弟の頭に軽く手を置くと、さらさらと髪にそって撫でた。
 体勢的に、言葉は耳元で囁く事になる。]

 でも、フェルゼ――… 熱がある…

[本当に半狼に戻っていたらどうするんだ、と思うと同時。今思い出したフェルゼの記憶。保健室に時折来る人たちの様子。そうか、人間でも熱が出る事はあるんだ、と思い至った。
 だから、そうであれ、と願うように、密やかに、(カラオケのせいで)掠れた声で囁く。]


…… もしかして、… 風邪?

(382) taru 2018/04/08(Sun) 20時頃

【人】 座敷守 亀吉

知ってるんだろ 優しく抱けない
君子は危うきに近づかないぜ
だからSilly Angel
間抜けな天使には リスキーな夢見させてやるよ
君がこの手を 選ぶなら

儚いような 優しい出会い
甘い言葉だけを囁けたら良いのに
だけどSmiley Angel
笑顔の天使には 確かな幸せあげたいんだ
君がこの手を 選ぶなら

「―――離さない事を君 に誓う」
「―――離さない事をお前に誓う」

選んでおくれよMyAngel
君の思うまま 運命に従って
どちら選ぶも君次第
お気に召すまま Shall We Dance?

(400) taru 2018/04/08(Sun) 21時頃

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