人狼議事


158 雪の夜に

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【人】 寡婦 パピヨン

[黒髪が風に煽られて散る、
海にも空にも交わらぬ蒼の瞳は見開いた。
そのまま咄嗟にしゃがみこみ、

顔を伏せるようにして、
転がる帽子に手を伸ばす]

(222) 2013/12/24(Tue) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[手にした帽子を被りなおせば、
震えた指を握りこむ]

――……、ごめんなさい、
宿はこの近くですから、もう大丈夫ですわ。

お嬢ちゃんも、
遊んであげられなくてごめんなさいね。

[逃げたくなる足取りを必死に押さえて、
赤いフードの男には小さな会釈を一つだけ、
その動揺はきっと男にも見て取れただろう]

(228) 2013/12/24(Tue) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[>>225 かつての青年が、
今は老いた皺の刻まれた顔で、
変わらぬ微笑を見せるのに]

……っ、

[女はただ口唇を強張らせた。
そして続いた老人の言葉の変わらぬ様子に>>229
帽子の下で瞬いて、それから]

……ええ、大丈夫、です。

[それからその紅い口唇は歪んだような笑みを見せた]

(233) 2013/12/24(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[そんなことが想像に至るはずはないのだ。
人間であれば、すぎた時をその身に刻むもの。
ならば、自分は――。

去っていく老人の背中に、
改めて感じるのは己という存在の]

……あの子の、
身代わりにもなれなかったのに。

[零れた小さな呟きは、
打ちひしがれたようにも]

……ごきげんよう。

[そして子供と赤いフードの青年と、
あらためて2人に会釈して、女は路地へと歩みを向けた]

(237) 2013/12/24(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


……大丈夫よ、ありがとう。

[案じられた子供の言葉と、
そして青年のもの言いたげな眼差しに、
セーブルの襟元をそっと寄せた]

(239) 2013/12/24(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[――宿へ向かう道行きの途中、
女はその目深に直した帽子を脱いだ。
艶やかな黒い髪も、何とも例えがたい蒼い瞳も、そのままに。]

……戻りたくなんて、なかったわ。

[居場所などどこにもないのは知っていた。
――ただ一人の弟とも、違うもの、だったのだから*]

(246) 2013/12/24(Tue) 01時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2013/12/24(Tue) 01時頃


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