179 仮想現実人狼―Avalon―
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─ Avalon・ホームタウン ─
[仔猫に連れられて、やって来たのはホームタウンの中央広場だった。
見上げれば空には巨大できらびやかな装飾を施されたゲートストーンが浮いている。 Avalonを遊ぶ誰もが最初に目にし、予想以上の作り込みに感嘆の声をあげる場所。 始まりの場所であるそこは、今日も活気に満ちていて。 そして皆、他人に目を向けることなく一直線にどこかへ飛び出していき、或いは現実に戻るためにそこへ飛び込んでいく]
…………。
[魔法陣のような模様の描かれた石畳、その中央で鳴く仔猫>>251に、少し複雑な表情を向ける]
…にゃんこ。 ボクのログアウトボタンは──
(264) amane 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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[使えない、と言おうとして気付く。 最後に確認した時には白く反転していたそれが、色を取り戻していることに]
…知ってた? それとも、にゃんこの魔法?
[尻尾を振る様子がどこか誇らしげに見えて、そんなことを聞いてみる。 もちろん仔猫が答えることはないが]
…クシャミん、あっちで探さないとダメなんだね。 わかった、もどる。
[仔猫に礼を言って、ゲートストーンの真下に立った。 身軽に肩へと駆け登り、頬を擦り寄せてくる仔猫の冷たい鼻に唇を寄せて]
(271) amane 2014/06/08(Sun) 15時頃
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ありやと。 …またね。
[とても。 とても久しぶりに、《ログアウト》の*ボタンを押した*]
(272) amane 2014/06/08(Sun) 15時頃
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─ 現実・病室 ─
[──最初に戻るのは聴覚。 ピ、ピ、と規則的に繰り返す機械音は、聞き覚えのある生命維持装置セットのそれ。
──次に戻るのは嗅覚。 嗅ぎ慣れた消毒液の、無機質なにおい。
──続いて戻るのは触覚。 腕に射された針と、強張った関節の痛み。 清潔なリネンの、着せられた病衣の、少し固い感触。
──味覚は……貼りついたように渇いた口のなか、ただ違和感だけがそこにある。
覚えのある数々の感覚に、私は戻ってきたことを知る。
ぱち、と目を開くと、検温に来ていたらしい看護師さんと目があった]
(277) amane 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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…………、ここは?
[貼りついたような舌と口を操ってようやく声を出すと、看護師さんは涙ぐんだ]
『おはよう。ここは××総合病院よ。あなたは──眠っていたの、いままで。 よかったわねぇ、目が覚めて。 すぐに先生に知らせるわね。何かほしいものはない?お水、飲む?』
[落ち着けるように私の額を撫でて、看護師さんは話しながら私に繋がっている機械を手際よく止めていく]
(286) amane 2014/06/08(Sun) 16時頃
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……水を。 あの、もう一人。 もう一人、もしくは何人か。 私と同じ理由でここに入院してる人はいませんか。 ────っていう名前の男の子なんですけど。 背が高くて、ちょっと前髪が長すぎるくらい長い。
[からからに渇いた喉に咳き込みながらも、一番重要なことを聞く。 先に目が覚めて、もう退院している。 そんな言葉を聞きたくて]
(287) amane 2014/06/08(Sun) 16時頃
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[他の患者さんのことは、と思ったのか少し渋る看護師さんの返答を待つ。 しかし、彼女から返事をもらうよりも先。 隣だろう部屋から歓喜混じりの悲鳴>>312が聞こえてきて、その聞き知った声に探し人の覚醒を確認する]
…あ、いいです。 今、隣で目が覚めたみたいだから。
[涸れた声を絞り出して謝意を告げると、水をもらっておとなしく検査に身を委ねた。
ただ眠っていただけで体には傷もないから、リハビリは昔より楽だった]
(320) amane 2014/06/08(Sun) 19時半頃
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─ 病棟 ─
[隣同士の部屋にもかかわらず、クシャミんとはなかなか会えなかった。 まずは検査の順番があるし、何より彼の家族との時間を邪魔することになってしまう。 元はと言えば、クシャミんがこんな目に遭うことになったのも、私が誘ったから、と言えば遠因はそうに違いないわけで。 少しばかり、遠慮があった。
それに、検査が終われば後は比較的暇だ、と言うのを知っていると言うこともあり。 クシャミんとは面会時間外にでも会いに行ければいいなと思っていた。 それにはまず、自力で移動する必要があったけれど]
(327) amane 2014/06/08(Sun) 20時頃
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[──車いすに移動するこつは心得たものだから、自分で身を起こせるようになれば行動はすぐだった。
朝の検査が終わってすぐならきっと起きているはずだし、面会時間の邪魔にも、リハビリの時間の邪魔にもならない。 そう思って。 いつもよりかなり重い体を引きずってだったが、ベッドの隣に用意してもらっている車いすへと体を移す。 そしてクシャミんの部屋の前へと行き──]
──クシャミん、起きてる?
[こつこつ、と。 病室のドアを叩いた]
(335) amane 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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─ クシャミの病室 ─
[起きてる、という返事>>353にドアを開ける。 久しぶりに見た幼なじみは、まだベッドに伏していて。 トルニトスとあれだけのバトルをやらかしたのだから、自分よりもダメージが深かったのだろうか]
──クシャミん。
[車いすを操ってベッドの横まで進むと、ぎゅっとクシャミんの手を握った]
(387) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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よかった。戻ってこれて。 クシャミんが起きなかったら、私──
[なんと言おうか、言葉に詰まる。 起きる気がなかった、というのはなんだか違う気がするし。 私が誘ったばかりに、と謝るのも違うような気がする。 だからと言って何か別の言葉を掛けることも思い浮かばないまま、曖昧に言葉を濁した]
…けど、クシャミんがまだ動けないなんて、ちょっと意外。 やっぱり、慣れの差かな。 体、すっごく重いでしょ。
[くすくす笑って、手を伸ばして額を撫でる。 さらさらした髪の感触に、ちょっと目が潤んだのは秘密だ]
(388) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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[撫でながら、続くクシャミんの話>>354を聞く]
……夢。 私も、見てたよ。 ずっとクシャミんを探す夢。
…もしかすると、夢のどこかで出会ってたかもしれないね。
[思い出すと、何とも寂しい道行きだった気もするけれど。 結果的にクシャミんの目が覚めて、クシャミんがこちらに戻ってこれたのならなんだって良かった]
目が覚める前に、クシャミんにそっくりなクシャミするにゃんこに会ってさ。 きっと、あの子が私をこっちに帰してくれたんじゃないかなって思うよ。 緑の目をした、かわいい子だったな。
(391) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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ねえ、クシャミんは──
[問いかけるよりも先に。 また戻りたいか>>355、と聞かれれば、笑って答えた]
うん、もちろん。 私が自由に歩けるのは、アヴァロンしかないからね。
[そう、そういえば。 歩けなくなってからの私は、リアルさと言うよりも歩ける、という感覚を忘れないために、あの世界に出入りしていたのだった。 それをふと思い出した]
(394) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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[うんうん、と、自分で勝手にうなずきながら、喋る]
それに…私も、みんなのことは気になるし。 特に、シロガネ。 あの子、初心者さんだったのにあんなことになっちゃって、大変だったろうから。
[ほとんどしゃべりもしなかった人もいるけれど、ともにあの事件に巻き込まれた人たちのことは、気にならないはずがない。 ただ、思い出すと何となく涙がこぼれそうになるから、それ以上は口にしないで話を切り替えた]
…そうだな、早く退院して、クシャミんといっしょに元の生活に戻りたいな。
アヴァロンで遊びながら株取引して、たまにクシャミんがお菓子もってきてくれて。 たまにクシャミんと一緒にクエストこなしたりしてさ。
(396) amane 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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じゃあ、私はそろそろ戻るね。 また、話しに来るから。
[しばらく話して、あまり長い時間拘束するのも疲れるだろうと、話を切り上げる。
車いすを押して自分の病室に戻りながら、ふと事件が起こる前の話を思い出した>>1:237。 そういえば、海外研修の話はどうなっただろう。 戻って聞くのも決まりが悪いし、もし時期的にお流れになってしまったのなら触れられるのは辛いだろうから、聞かないことにした。
けれど、そんな話が出るのはクシャミんが成績優秀だったからだ。 いつかまた、チャンスはあるはず。
……だから、もう少し株取引を頑張ろうかな、なんて思う。 クシャミんが製菓職人になれたなら、きっと次は自分のお店が欲しくなるはずだから。 たくさんお世話になったお礼に、援助できるよう貯めておこう*]
(399) amane 2014/06/09(Mon) 01時頃
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─ 自分の病室 ─
[…行きはよいよい帰りは怖い。 そんな歌の一節を思い出しながら、ベッドになんとかよじ登る。 行きは引力に手伝ってもらえるから楽だけど、重力に逆らうにはちょっと腕力が足りない]
──っ、はぁ。
[ベッドに身を横たえると、ほんのちょっと動いただけなのにひどく眠くなった。 ちょっとだけ、と目を閉じながら、]
『──じゃあ、帰ろう』
[そう言ってくれたクシャミんの顔を思い出した]
(444) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃
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(…強いなぁ)
[そう思う。 あの事件で、一番嫌で大変な思いをしたのはクシャミんだ。 理不尽な役職を割り振られて、逃げるに逃げられない強制発動スキルに翻弄されて、優しい子なのに人を騙さざるを得なくなって、傷を負った。 たくさんの嫌な思い出を抱えて、それでも戻ろうと言ってくれた。
私は純粋にクシャミんとまた跳ね回れることが嬉しかったけれど、クシャミんはたくさん抱えるものがあるだろう。
思えばずっと、彼には気遣われていた。 最後にスキルを発動させたのも、私が処刑されそうになったことがトリガーだ]
──クシャミんには、恩返ししなくちゃなぁ。
[本当に、事故からこちら、クシャミんには世話を焼かせてばかりいる]
(445) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃
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[眠りの淵に落ちる間際、トルニトスの中のヒトがやっているカフェに誘われた>>425のを思い出して。
──あのマッスルの中のヒトがやってるカフェ? 壁一面にボディビルダーのポスターとか貼ってあったらどうしよう!
なんて大げさに怖がってみせたらクシャミんはどんな顔をしていたっけ。 本当は、滅多に外になんて出られないから、すごく楽しみなんだけど。
トルニトスの中のヒト予想をひとしきりマジメに検討しあったのは面白かった。
普通の生活に戻れる日を夢みながら、いつしか眠りに落ちていた*]
(446) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃
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─ 退院後 ─
[クシャミんが退院できたのは、私が退院してからもう少ししてからのことだった。 やっぱり騙りLW─ちょっと人狼ゲームについて調べたらこういうらしい─は負担が大きいみたいだった。 私より元気で体力のあるクシャミんの退院が遅れた理由は、たぶんそういうことだろう。
一足先に退院する私に、クシャミんのお母さんは当然のように付き添ってくれる。 一ヶ月以上放置していた自宅がどうなっているかとびくびくしていたけれど、どうやらクシャミんのお母さんが世話をしてくれていたらしくて事なきを得た。 でも、ほっとしたのも束の間。 もっとちゃんとしたものを食べなさい、と叱られてしまった。
アヴァロンについても聞かれたけれど、眠っていた間のことは曖昧に言葉を濁して。 ただ、クシャミんにいっぱい助けてもらったような気がする、とだけ答えておいた。
ゲームを続けるの、と聞かれれば。 私が歩けるのはあそこだけだから、と答えた。 言葉につまるおばさんにはちょっと申し訳なかったけれど、本当のことだからどうしようもない。 ただ、気を付けて。と頭を小突かれてしまった。
──それが、退院の日の思い出。]
(464) amane 2014/06/09(Mon) 12時半頃
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─ また後日・カフェ『木漏れ日の光』 ─
クシャミん、ここなの?
[すっかり元気になったクシャミんに連れられて、私は一件のカフェにやって来た。
看板には『木漏れ日の光』と書いてある。
想像していたよりもずっと普通──むしろおしゃれだ──なお店に、本当にトルニトスの中のヒトがやっているカフェなのかと不安になる]
ねえ、ほんとに大丈夫?間違ってない?
[心配できょろきょろしているうちにクシャミんが後ろから押してきて、押し開いたドアについていたベルがからんと鳴る]
──いらっしゃいませ──
[ウエイトレスさんの声が店内から響く*]
(465) amane 2014/06/09(Mon) 13時半頃
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>>466 ──ありがとう。 素敵な椅子だから座ってみたい気もするけど、高さがあえばこのままで。
[店に入ると、黒髪を後頭部でちょこんと結んだウエイトレスさんが笑顔で出迎えてくれた。 …高校生くらいだろうか? かわいい子だなあ、なんて思いながら席に案内してもらう。
机の間が広く取られた店内は、車いすを通しやすくてありがたい]
(478) amane 2014/06/09(Mon) 18時頃
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[クシャミんと向い合わせの席について、私はさっそくメニューに手を伸ばした。 表紙を開くと、色とりどりのケーキの写真と、たくさんのお茶、軽食などが書き連ねてある]
わぁ、クシャミんすごいね。 クリームパイ、食べたいなぁ。けどこっちのミルフィーユもおいしそう。 お茶もいっぱい揃ってるし…迷うなぁ。
クシャミんはどうするの? 私、違うの頼むから一口交換してくれない?
[あんまり大きい声を出すと他のお客さんに迷惑だから声を絞っていたけれど、こういうお店にくるのは本当に久しぶりで。 だから私は、さっきまでの心配(もちろん、内装がマッスルマッスルしていたらどうしようというやつだ)も忘れてはしゃいでいた。
結局悩みに悩んだ末、レモンパイとラズベリーティーを注文して渋々メニューを手放した]
(479) amane 2014/06/09(Mon) 18時頃
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─ カフェ ─
[クシャミんとのんびり話をしながら待っていると、殺気とは別のウエイトレスさんがオーダーを運んできてくれる。 こちらは勝ち気な顔をした、妙齢の美人さんだ]
あ、はい。車いすでも来やすいって…
[こんな美人さんを雇えるなんてすごい店長だなーと思っていたら、なんだか幻聴のようなもの>>489が聞こえた]
(494) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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……?
[脳みそが理解を拒んでいるのか、かなり長いこと思考停止する]
(495) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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……
[クシャミんの方を見るけれど、私と同じかそれ以上にびっくりしているようで。 目を白黒させて変な声を上げているのが見えた]
………………
……店……………長………??
(496) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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………………ええーーーーーーーっ!!!
[叫び声を上げたのはクシャミん>>492とほぼ同時。 仲良く叫び声を上げる変な二人組は、静かな店内ではさぞ目立ったことだろう]
(497) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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どどどどうしよクシャミん、私こんな時どういう顔をしたらいいのか判らないよ!
[どこかで聞いたことのある台詞を口にしながら。 慌てた私は何事かまくし立てているクシャミん>>492と、いたずらっぽい笑みを浮かべている≪店長≫>>489を交互に見比べる。
あまりにもイメージとかけ離れた姿に、コレは冗談か何かで真の店長はどこか屋根裏部屋とかに隠れてこちらを伺ってるんじゃ、なんてそんなことまで考える。]
(500) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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……きゃ!
[が、どうやらそんなこと>>500はなかったらしい。
あんまりにもやかましかったものだから、銀のお盆の一撃を食らってしまって、私はちょっと涙目になる]
…あ、すいません…。 確かに、私もこっちでは動けもしませんけれ、ど。
[頭を押さえながら、≪店長≫の顔をじーっと見上げる。 …どれだけ見てもあのマッスル全開のトルニトスと、目の前の美人さんのイメージが結びつかない。]
(506) amane 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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あ、はい。 いすとか机の位置が広く取ってあって、ありがたいです。 入るときも段差がなかったし。 あちらこちらにさりげなく手すりがあるのも、きっと心強いんじゃないかと。
[頭をさすりながら問いかけ>>506には答えて。 変な同情をされないのがありがたい]
(516) amane 2014/06/09(Mon) 22時頃
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[店長が目を向ける先>>503に目をやれば、そこには同じく声を掛けられて慌てている女の人>>509がいた。 女の人からクシャミんの名前が出て>>514、あの事件に関わった誰かなのかな、と気づく]
初めまして。 ウサ耳槍戦士≪カリュクス≫です。
[ぺこりと頭を下げる。 誰なのかはよくわからないけれど、店長さんを見てびっくりしていると言うことは、アバターは同性を選んでいる誰かだろうか。 ……女の人のアバターは…フランシスカ、シロガネ、リンダにワンダ]
(525) amane 2014/06/09(Mon) 22時頃
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