人狼議事


109 Soul River

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若者 テッドは、メモを貼った。

2013/01/04(Fri) 22時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2013/01/04(Fri) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

 ……………

[白から淡灰のグラデーション。
 それが空。
 
 風が上着を揺らす。
 手にはオーボエ一つ。
 階下、足に響いた 打音。
 今は、聞こえない。今は、見えない。]

(18) 2013/01/04(Fri) 23時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/01/04(Fri) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

[靴はどこへやってしまっただろう?
 わからない。知らない。

 踵を返す。
 足の下、スレートが軋んだ。]

 ――――っ

[白から淡灰へほおり出される。

 風が、木々が  揺れた。]

(19) 2013/01/04(Fri) 23時頃

ベネットは、木の枝、葉が騒がしくさざめくのを落下しながら見た。

2013/01/04(Fri) 23時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

 ちぇっ……まだ俺だってそんなオッサンじゃねぇって。

[口周りの無精ひげをなぞりながら、男は言う]

 ……ふん?
 そりゃまあ、お前の音しかないわけだしな
 ミスりゃカバーするやつはいないだろうさ

 何だ、お前も下手糞なのか?
 それとも、一人じゃ寂しいって?

[落ちた灰に皿を差し出したが、少し遅い。
男は肩を竦め、誤魔化した]

(20) 2013/01/04(Fri) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

 ……………

[黒々と茂る木々の隙間。
 光で白く飛ぶ。

 背中が痛い。頭が痛い。腕が痛い。足が痛い。

 咄嗟に庇ったのは楽器。オーボエ。
 キーが 木漏れ日、反射した。]

(21) 2013/01/04(Fri) 23時頃

【人】 記者 イアン

−洋館の一室−

[ぎっ、と弦が音を立てる。
楽器は長い両の足に挟まれて中空に浮いている。
繊細な弦は、丁寧に扱ってやらないとすぐに音が潰れてしまう。
音を潰さないように、響きを殺さないように
壊れ物を扱うかのように弓が音を刻んで]

───…。

[唇が、震える。
小さな小さな、願い]

(22) 2013/01/04(Fri) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

 ……………

[頭を振る。次いで肩を動かす。
 軋む。痛い。けれど、動く。

 ほかの箇所も。左足首、ひどく痛む。
 けれど、立てる……かろうじて、歩ける。

 見える。何か………だから、歩む。]

(23) 2013/01/04(Fri) 23時頃

ベネットは、扉、零れる錆色に軋む音。微か見えるそれを手繰る。

2013/01/04(Fri) 23時頃


【人】 若者 テッド

―洋館ダイニング―

えー、オッサンじゃん。

[にやりと笑うが、
それからやや目を伏せて]

やー、まー……
別にそんなんじゃねぇよ。
……、……好きにやって来たし、……

[机に腕をだらりと伸ばす。楽器は、まだ見当たらない。だって―――]

下手くそとか謂うな、
まあまあ聞けるんだぞ。得意なのは、

っと。
悪ィ。

[間に合わなかった皿に、きゅ、と煙草を押し付けて消した。]

(24) 2013/01/04(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

 …………

[洋館の内部。所々壁がはがれている。
 蝶番、ドアノブ、錆色が刷かれ。
 床板、ささくれだつ。

 音が、染め上げている。館内を。
 足の裏、傷む。ささくれが刺さる。
 錆が蝕む扉開ける。
 館内を染め上げるそれは、
 室内をさらに覆う。
 エンドピのないチェロ、弾く男一人。

 足は戸口で止まる。]

(25) 2013/01/04(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

[伸ばした腕のうえに顔を寝かす。
見覚えのない洋館を、どこかぼんやりと双眸に映しながら]

―――……なー、
あんた名前なんてーの?

[見上げる体勢で聞いた。
扉のきしむ音は少し遠い。]

(26) 2013/01/04(Fri) 23時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2013/01/04(Fri) 23時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

 人数が増えればその分面倒も増えるんだぜ。

[男は視線を合わせず言う]

 じゃあ今度聴かせてくれよ?
 嗚呼……

[皿の上に吸殻二つ。
視線を逸らして、椅子から立ち上がる
遠く、音が混じった気がして首を捻る]

 うん?
 そういえば、お前の名前も知らなかったか。

 俺はヘクター……ヘクター・レイだ。
 お前さんは?
 
[視線を落とす。黒灰は相手に向けて]

(27) 2013/01/04(Fri) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[外で、酷い音がした。
夕暮れに羽ばたく鴉三千の羽音のようだが
一度、弓を走らせる手の動きが止まる]

…邪魔しやがって

[舌打ちが一つ。
楽器を、古びた寝台の上に横たえて立ち上がる。
座っていた時よりも予想以上に男は縦に長かった。

足音を感じたわけではなく、
鴉三千羽の理由を知りたかっただけの事。
扉の向こう、そこに居る影を見る。
いや、正確には見下ろした]

(28) 2013/01/04(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

―洋館ダイニング―

―――……メンドー、あった?

[はすっぱな口調にはやや遠慮があるが、下から見る目は覗きこむようだ]

……勿論。
そんときは耳の穴かっぽじってよく聞けよ。

[冗談めかし、だが、相棒は―――アコーディオンは、何処へ。]

ヘクター、……か。
オレ、タデウス。
タデウス・シェニエ。

ま、似合わないし、テッドでいーよ。

[見下ろす視線と目を合わせ、細めた。]

(29) 2013/01/04(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[弦が震えるのをやめた。
 音が、見えなくなる。
 錆の侵食が、見えなくなる。

 部屋、侵食と言うには弱い。
 埃、すみにたまったまま、古い部屋。
 寝台を覆う白シーツ。

 錆を散らしていた男は目の前。
 見上げようとした。首が痛いからやめた。
 単語は床に零れ、文字はばらばらに。
 オーボエを抱える。]

 ――ジャマ ?

(30) 2013/01/04(Fri) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 面倒は、俺自身さ。

[苦い笑いを零す。
冗談で隠すのは、

男は名乗る相手の頭をくしゃりと撫でる]

 堅苦しい名前だなァ
 確かに、テッドのが呼びやすい

 よし、テッド
 ひとつ聞いても良いか?

(31) 2013/01/05(Sat) 00時頃

【人】 記者 イアン

今更、どっちでも。

[どちらにせよ既に楽器は手から離れている。
随分とずたぼろになった感のある、
自分から見れば小さい生き物。
いや、ここにきたからには生きも死んでもないのだが]

…靴は。

[抱えた楽器はどうにか無傷のようだが、
落ちてきた鴉の傷だらけの有様に尋ねる。
足元に靴はなく、髪に葉や折れた小枝まで混じっていて
あからさまに呆れた顔をしてそのうちのひとつを摘み上げて]

(32) 2013/01/05(Sat) 00時頃

【人】 若者 テッド

そゆこと自分で謂う?

[腕に顔を乗せて伸びたまま、
苦笑に小さく笑いを零す。]

うわ、 っ と
  何、すんだよ

[そろりと頭に手をやりつつ]

……ん?何?

(33) 2013/01/05(Sat) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 そういうのは、自分で言っておいた方が
 痛くネェんだよ。

 いやぁ、丁度良い位置にあるからつい、な。

[手が触れる前に、乱した髪から手を離し
男は不意に真顔で問う]

 おう。

 ところでお前は……何故此処にいるんだ?

(34) 2013/01/05(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

 …………クツ、  知ら ない

[また、古い床の上、文字が散らばる。
 足を見る。闇色に届かない、濃灰。
 白にところどころ滲む。
 首を振ろうとした。痛いからやめた。
 かわりに、文字をばら撒いた。

 ばら撒いた文字の上、影、伸びる。
 楽器を抱え込んだ。
 世界を視界から追い出した。

 髪が揺れた。それだけだった。
 痛くはなかった。
 首が痛い。だから視線だけ上を見た。

 呆れていた。だけだった。]


 …………貴方、 誰?

(35) 2013/01/05(Sat) 00時頃

【人】 若者 テッド

予防線――って、感じ?
なんだよそれ、アンタのも撫でんぞ。

[追いかけ、伸ばしかけた手が止まる。]


――――、……

[笑みは消え、僅かに表情が強張る。]

なんでっ    て 、……そりゃぁ 、ッ

[痛みに眼を眇め、奥歯を食いしばって、前髪をかき上げた。]

だって、ほら。
……一人じゃさ、どうしようもないじゃねえか。
ドジ踏んだんだ、……ああ、ばか、

ちょっとだけ、忘れかけてたのに――――。

(36) 2013/01/05(Sat) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[白と黒。
傷の辺り時にじわり滲む薄いコバルト。
靴を持たない小さい鴉の
寄越す言葉に幾つかの嘆息を吐き出し]

人の名前を聞くにはまず自分から。

[指先で抓んだ小枝をしげと眺め
それから軽く指先で弾いた。
遠くに消えていく、かつんというごく小さな響き。
自分よりも小さな半端者、徐に荷物を運ぶと同じ扱いなのか
両脇から抱えあげて。
多少暴れられても構いなしに寝台の楽器の傍ら座らせる]

(37) 2013/01/05(Sat) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 届かネェ癖に、無理すんな。

[立ち上がった男と彼との差
黒灰を伏せる
嗚呼――また刺した]

 すまねェ
 此処で他人に会うたァ思ってなかったんだ
 考えなしだったな
 忘れたきゃ、これ以上は言わなくていいさ

[手を見る。
スティックはテーブル
皿の横にそろえて
マメの出来たその右手で、もう一度彼の頭を撫でた]

 どうしようもない事だって、あるさ
 一人だろうと、大勢だろうと
 そりゃ、同じだ

(38) 2013/01/05(Sat) 00時半頃

負傷兵 ヒューが参加しました。


【人】 負傷兵 ヒュー

[耳に鳴り響く音。
硝煙の、火薬の、煙る土煙と生臭い鉄錆の匂い。]

 ――――……!

[ああ、死に臭いがあるのなら、これかもしれない。
そんなことを思いながら、俺は、それでも「音」を求めていた。

響かせたい音を。]

(39) 2013/01/05(Sat) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[また、床に文字が散らばった。
 人、 名前、 自分、聞く、から、まず。

 文字を通り抜けて枝が転がった。
 考える。散らばった文字。組み合わせる。
 名前を聞かれた。 名前。]

 ……………ぅわっ

[体が宙に浮く。
 楽器を抱え込む。揺れる。

 ぎっ、っと本当に軋む音。
 少し硬いクッション。楽器がある。
 チェロ。抱えている楽器と違う。
 オーボエ、変わらない。
 ……運ばれた。
 名前、聞いた人は運んだ。]

 ………わからない……俺は、誰?

(40) 2013/01/05(Sat) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

―洋館・大広間―
[気付けば、俺が立っているのは広いホールだった。
ホールというには少しこじんまりとした、左手にはテラス、右手には白い壁紙の大広間。

俺が立っている場所には、大きな白い色のグランドピアノ。]

 ……。

[弾くことの出来なくなった指で音を鳴らす。
調律はしてあるらしい音が、広間に響いた。]

(41) 2013/01/05(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

―洋館ダイニング―

うっせ、届くっつーの、
……ちょっとでかいからって。

[いや、かなり相手は大きい。
拗ねたような顔をする。]

―――、……別に、いや、いいし。
忘れる、っていうか、逃げ、だよな、
ここ、天国とかそういうのじゃ なさそう、だしさ。

[色のない世界、くしゃりと頭を撫でられて
黒灰をじ、と見上げた。]

……ヘクター、……あんたは?

(42) 2013/01/05(Sat) 01時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/01/05(Sat) 01時頃


【人】 記者 イアン

…お前が知らないのに、
俺が知るわけないんだろう。

[小さく吐き出した息。
髪についている細かいゴミをとり
簡単に傷の具合を見る]

あんまり強く握ってると、キィが歪む。

[離せ、とは言わなかったが
そう告げて一度傍らを離れる。
部屋のなかで、とても清潔とはいえないが
まあ見たところ白く清潔そうな布と水さしを探し当て
足やら手にある傷を軽く噴いてやることにした。

こういう場所だ、名前を忘れていても不思議ではない。
もう一度、視線も合わせないままに問う]

覚えてないのか。

(43) 2013/01/05(Sat) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 その年じゃ、これ以上は伸びネェだろうなぁ

[くつくつと、男は楽しげに笑う。
その顔のまま、なんでもない事のように口を開いた。
今なら、言えるとでも思ったか]

 嗚呼、俺もドジ踏んだのさ
 階段から落ちた時の打ち所が悪かったんだろう

[背中に触れた手の感触を覚えている。
見上げてくる視線にそっと逸らした先は何処の部屋か
跳ねた髪から手を引いた
白い壁の向こうから、少し音が聞こえる]

 ……なんだ、他にも似たような奴が居るのか

(44) 2013/01/05(Sat) 01時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2013/01/05(Sat) 01時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 つうか。
 ここどこだ……。

[包帯の巻かれた腕。左手にはギプスも嵌められている。
両脚が無事だったのは奇跡と言えるかも知れない。
本来なら動かない指は、なぜだかここでは動いた。
幾つか音を鳴らしてみる。]

 それでも片手じゃ弾ける曲も限定されんな。

[呟いて鍵盤から手を離し、広間を見回した。
誰もいない、空虚な空間。
本来なら、舞踏会でも開かれそうな、そんなもの見たことも参加したこともなかったが。]

(45) 2013/01/05(Sat) 01時頃

【人】 若者 テッド

―洋館ダイニング>>44

っる せーよ。

[眉を寄せて、拳を突き出す仕草。
続く言葉に、はしばみ色の眼を瞠って、
その顔を見つめた]

―――、……
それって、

[言葉を捜す間に、滑り込んでくる微かな音。
退いて行く手を思わず、眼で追いかける。]

……ピアノ?

(46) 2013/01/05(Sat) 01時頃

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