249 Digital Devil Survivor
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[新緑から深緑へ、木々の色が深まる頃。 しとしとと降る雨の下、木立の影に佇む姿]
もう、人里はほとんど綺麗になりました。 雨で崩れる瓦礫もありません。 むしろ、これからは恵みの方が必要でしょう。
[かつて住宅地や繁華街があった場所。 瓦礫を退けたその後にまだ新しく建つ施設はない。 どうせ使わぬなら田畑にしよう。 そんな話が進められたのはどういう経緯だったか]
豊穣の神にはこれから頑張って貰わないと。 勿論、水の神にも、ですけれども。
……面倒臭いなんて言わずに、お願いします。 いえ、お前がやれと言われても。
[ぱしゃん、水音がひとつ遠ざかる]
(104) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃
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ちょっと、ぬしさま!
[嫌だね嫌だね、と追おうとした鳴の頭に バケツをひっくり返したような雨が直撃する]
もう、もう……。
[最近水の扱いが頓に上手くなったからと、 あれこれ押し付けるのはやめて下さらないか。 と言っても、それはお前が焼きたいお節介だろうと 言われてしまっては返す言葉もない]
良いんですか。 私が好きにやったらぬしさまのお立場が。
[構わぬ、好きにやれやれ。 お前が私をぬしと仰いでいる内は別に良い。 それにお前は人の恨みを買うようにはせんだろう。
元より自由を好む蛟はどうやら更に自由になったようだった]
(105) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃
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[御渡の里は実りの良い里である。 毎年良い雨が降り、川も湖も水質が良く魚が美味い。
そんな評判が立つようになったのは、 あの事件からどれくらいの月日が流れた後の事だっただろう。
渡背山には水の神がいらっしゃる。 お供え物は甘いお菓子がお気に入り。 たまに里に降りて来るとか来ないとか。 湖に霧が立つ日はきっと その神様がお祈りをしにいらっしゃっている時なのだと。
少しの誤解を交えた噂が、囁かれている**]
(106) namba 2016/06/28(Tue) 00時頃
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―御渡靖水神社跡地―
[社はもはや原型を留めてはいなかった。 荒れ果て方は歳月を思わせるが、 本殿があったと思しき場所は随分と開けている。 柱の類は跡形もないが、 そこには小さな台座と空のお皿が供えられている。
本殿の入り口があったと思しき場所には石の台座が2つ。 参詣者から向かって右にはひび割れ焼け焦げた狛犬が。 左には、酷く損傷し首から先のない何某かの像の成れの果て。 どちらもかなり古く、そして脆くなった石像のようだ。
その狛犬の像に寄り掛かるようにして、 人の姿をしたモノが転寝をしている。 膝の上には食べかけの餡子餅。
今にも朽ちて壊れそうな像の傍ら。 眠ってしまう事が増えたけれど、まだ水の気配は瑞々しく。 どうやら何か、夢を見ているようだった――**]
(108) namba 2016/06/28(Tue) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/28(Tue) 00時頃
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[いつからだろう、夢がひどく苦いものになったのは。 それは炎、怨嗟、憎悪の夢。 かつて失った大事なものが、 手の届かない所でまた壊れていく――悪夢。
目覚めればその内容は波のようにさっと引いてしまう。 最初に気付いたのは、目覚めた時に頬を濡らした涙。 おかしな事だと、その時は思っただけだったが。
今日もあの夢が喉を締め上げる。
これは、何。 どうして、 が。 いやだ、やめて、こんなこと。
そんな己のうわ言だけが記憶に残る。 何を忘れてしまっているのだろう。 思い出せぬ夢の中身は未だ遠いまま――*]
(113) namba 2016/06/28(Tue) 00時半頃
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―御渡靖水神社跡地―
[>>108、うとりと微睡みから浮上する。 木漏れ日の如く月影が木々の葉をすり抜けてくる夜半は静かに。 細かな雨粒を纏って瞬かれた睫毛は、雨でもなく濡れていた]
……、ゆめ。
[指の腹で下瞼をなぞるように拭った一滴。 そっと口許に宛てれば潮の味がした。
首を巡らせ、寄り掛かっていた己の本体を見上げる。 苔に抱かれ今尚形を保つ古びた狛犬。 手を伸ばし、その眼が彫られた石の窪みを撫でてみた。
そうして境内を振り返る。 ただ雑草が生えるばかりだったその場所に、 今見えているのは花の叢]
(142) namba 2016/06/29(Wed) 00時頃
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[あの日、渡背の山に帰った鳴を待っていた、人の痕跡。 亡き片割れに捧げられた一輪の淡紫。 その得難さを片時とて忘られた事はない。
木陰を抜けて、かつて社のあった場所を埋める叢へ。 遮る物なく天を仰げるこの場所からは、 今宵も月がよく見える。 柔らかな草の上に腰を下ろし、咲きそよぐ花々を見下ろした。
白金の月明かりに開いた菫の群。 埋もれるように、決してその根を潰さぬように、 注意深く身体を折ると叢に付いた手の上へ頬を寄せた。 爽やかでいて仄かに甘い花の香は。 悪い夢を見た後の、眠れぬ夜を慰めてくれる。
遥かに遠し、月の光は麗らかに。 今日も夜色の髪を優しく梳いてくれるから。
私は今もあの人の事を待っている――**]
(143) namba 2016/06/29(Wed) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/29(Wed) 00時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/29(Wed) 21時頃
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[菫に紫陽花、露草、竜胆。 花の色は移りにけりないたづらに。 されど季節は再び巡る。 今年は去ったあの花も、翌年にはまた開くもの。
御渡から禍事は去っても、神も妖も生きている。 社へ菓子を供えてくれる人の子が、 初めて小さな命を連れ添って来たのはもう幾らか前。 そして、それが何処か懐かしい仲魔を伴うようになったのは 極々最近の事であった。
羊羹が供えられたのは、最初はきっと偶然]
……累のくれた羊羹の味、とても、とても、甘かった。
[懐かしさにぽつりと零したその言葉があったからか。 羊羹はいつしか定番のお供え物と化すらしいのだが。 実際のところは真月の母子と 悪魔ばかりが知っているのに違いない*]
(189) namba 2016/06/30(Thu) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/30(Thu) 00時頃
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