25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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記者 イアンは、懐刀 朧の傍から見知らぬ大男が去ればそちらへ歩き出す
2010/08/08(Sun) 22時半頃
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[アケノシンの言葉はわからない 会話が成り立つ幻聴はあれど、 誰かに連絡は取っていないから、こてんと首を傾げるも 刀を返してもらえないのは困るが…]
すまん、俺、用事。
[大男が去るのに気づけば、そちらへ 高嶺のほうへ慌てて動き出す]
高峰殿、いま少し良いか? 相談したいことがある
(126) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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― 渡り廊下→庭 ― [高嶺の表情が変わるのを見れば ああ、と自分が抱える本郷を見、一度足を止める]
……俺が、殺めたんだ…… それで、その、本郷から託されたことで 御相談したいことが……
[以前高嶺と会話した時あった 口調より幼い口調で語りかけ]
(130) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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― 庭 ― [本郷は最期まで笑っていたなら今も安らかだろうか? 首に赤黒く散る痕はあれど。]
[光を吸い込む高嶺の瞳が此方を睨めば 高嶺と本郷の中は知らないが紅を伏せて]
――……本郷が、本郷で。 俺が、俺だから……じゃ、だめ、ですか?
[アケノシンにも問われた”何故。” 上手く言語化できない理由に、 何とか言葉にし紡いだのは、そんな言葉。 そう、零しながら、また、青年は本郷の髪を撫でた]
(134) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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― 庭 ― [もっとましなことを言え、だの、 理由になっていない。だの、言われるか、と思ったが 睨みあげるでもない高嶺の様子に 軽く息をついてから笑った。]
あ…はい。本郷から…死に際に 邸宅を託されたのですが…… 頷いたのはいいものの 俺、世俗の手続きには疎くて…… どうすればいいかわからないから 高嶺殿か霞なら、詳しいかなって思って
[両腕の本郷の体温は既になく 日も陰る中、冷え固まる本郷の身体を それでも大事そうに抱えて聞いた]
(142) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 23時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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― 庭 ― [今現在青年の心のほつれが出ているのは 退行気味な精神と、現実感の希薄、記憶欠損、幻聴 それは、傍目に何処まで伝わるだろうか?]
え、や……花だからとか 花主だからとか、じゃない、と思うんですけど……
[高嶺の言葉に、少し困った様子で首を振って けれど、見上げ教えてくれる言葉に 小さく頷いた]
……あの、扇ですね…叩かれると結構痛い。 ありがとうございます。 言われなきゃ気づきませんでした 霞にも相談してみます
[そう言って一度、深く頭を下げて ……衣はあの場所に落としてしまったから 一度戻ろうと思い、頭を上げるけど]
(149) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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[高嶺が本郷に伸ばす指は そのまま静かに見守った。 二人の関係は、良くはしらないけれど。]
[花と花主。その言葉には視線を伏せて]
[最期に華月と鵠、二人の花への 悔やみの言葉を口にして 青年は高嶺を去るの背をじっと見詰ていた]
(153) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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― 庭 ― [高嶺の姿を見送れば……幻聴には その後誰と会うか、見ておけといわれたが それをしていいとは思えなくて。 青年は青年で、他の場所へ向かう。
まずは本郷が手に巻いていた衣と そして、いつまでも抱えているわけには、 いかないから……彼を寝かす場所を考えながら]
(155) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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記者 イアンは、扇を探しに本邸へと向かった。
2010/08/09(Mon) 00時半頃
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― 本邸:本郷の血が散る廊下 ― [夕日も落ち、色硝子越しに美しい影を落とす 強い光がなくなった廊下で 青年は黒い衣を拾う。
探ればそこには見覚えのある扇。 それと、太刀をアケノシンから 奪い取りはしなかったから、 変わりに本郷が使っていた 柄頭の形状が珍しい短剣を手に取る]
(159) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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記者 イアンは、虎鉄がついてくるのには不思議そうに首を傾げたが。
2010/08/09(Mon) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時頃
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[ぱちん、と素人目に見ても 綺麗な細工で施された蓮の紋が入った鞘に収め 懐に扇と共にしまいこむと また、本郷の身体を抱え 今来た道を戻り、一度尋ねた本郷の部屋へ向かう。
蓮畑でもあればそこへ寝かせることを考えたのだが ないから、蓮の匂いが香る部屋へと]
(168) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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― 本郷の部屋 ― [本郷の部屋にたどり着くと 既に死後硬直の始まった身体を そっと寝台に寝かせられる方向に寝かせて。]
……ごめん、ちょっと……失礼……
[先程しまった短剣を取り出し その髪を二房、削いで切った。
この件が無事に終わったら、一房は親族へ もう一房は……託された邸宅にあるであろう蓮畑へ]
[着物の見えぬところを切った白布にそっと包んで 懐にしまえば、最後にもう一度だけ その頭を撫でて、そっと部屋を後にした]
(172) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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記者 イアンは、本邸に向かう道すがら、珍しい髪色を見かける
2010/08/09(Mon) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時半頃
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― 廊下 ―
……月瀬………?
[白い服、淡い色の髪が夜の闇にぼんやりと、 青年はその姿に声をかける
ああ、そういえば、彼は…… どうなのだろう?獣の種は彼の中にあるのだろうか?]
(177) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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