30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[首を締める手の力が緩まり、大きく咽る。 蹲る様に膝を付き、締められていた分の酸素を取り戻すかのように、大きく息を吸い、それから吐いていると、不意に襟元を掴まれ引きずり倒される]
………ラルフ。
[自分を引きずり倒し、見降ろすラルフの目元に指先を伸ばし]
……長くは、待てない。 それでも良いなら……。
[彼の頬を伝う涙が、自身の頬に落ちる。 彼が厭わなければその涙を拭って、こくり…と頷いた]
(98) 2010/09/09(Thu) 13時半頃
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ベネットは、ラルフが何度も繰り返すその言葉に頷き、涙が伝う頬を伸ばした指先で撫ぜた。
2010/09/09(Thu) 13時半頃
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[差し出された手に自分の手を重ねる。 先程自分の首を絞めていたとは思えないほど、白く柔らかい手。 ラルフの眸の色を想わせる様に、少しだけひんやりとした指をきゅっと握る]
礼なんて……いらない。 僕は……。
[その先を紡げず、眸を伏せる]
みんな、医務室に居るんだね……。 なら僕は、そこで待ってる、から。
……君の話が終わったら、教えて。
(101) 2010/09/09(Thu) 13時半頃
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[非常階段で行われている事を知らない少年は、 ディーンを探しに行くラルフへ、その所在を告げる。
ディーンは非常階段に居る、と。
そうして彼の姿が見えなくなれば、約束通り医務室へ向かうだろう。 昏々と眠り続ける皆の世話をしながら、 中庭で咲く薔薇を燃やす為の道具をそろえながら。
ディーンと話をしたラルフが戻ってくるのを*待っている*]
(105) 2010/09/09(Thu) 14時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/09(Thu) 16時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/09(Thu) 23時頃
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