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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 03時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 03時頃
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―― 墓地 ――
[ティモシー爺の棺が埋められた、その墓標に花を捧げ。 次いで両親の墓に花を捧げ。 最後に、リンダの墓標の前に訪れた。]
……リンダ。
[ほんの僅か、苦く、笑う]
やっぱり、貴女は、ずるい。
(392) 2010/07/06(Tue) 10時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 10時頃
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でも、ね。
[リンダに語りかける。其処に彼女が居なくても]
お祖父ちゃんを喪って、思ったの。 思い出にするには、余りにも、大きすぎる。
……大きすぎるの、存在が、心の居場所が。
[祖父が居て当たり前だった日常に、急に穴が空いて。 其処に、祖父を埋めた。死んだ祖父を埋めて、蓋をした。]
―――…もう、
ピッパさんを離して、なんて、言わない。
[自分の心から祖父が去らないように リンダは――…]
(393) 2010/07/06(Tue) 10時半頃
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叶うことならば。
生きている内に恋敵になりたかったわ。
平等に生き、平等に息をして、平等に笑って、平等に泣いて。
[だから謂うのだ。ずるい、と。]
あのね。 私の中でもリンダは死んでいないの。
リンダはいつも笑顔で、幸せそうな、姿があるの。 思う度に悔しいくらいに、綺麗なの。
…死者に手向ける言葉ではないけどね。
(394) 2010/07/06(Tue) 10時半頃
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―――…リンダのばか。だいきらいよ。
[呟くように謂った時、瞳から雫が零れ落ちる]
私は貴女を忘れることなんて出来ない。 貴女という存在が在るから、あの人がいる。 幸せに思いなさいよ?
あんなに愛されて、こんなにうらまれて。 ほんと、に、生きてるのと同じくらい、価値があるんだから。
(395) 2010/07/06(Tue) 10時半頃
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リンダはこんなこと謂われても やっぱり笑ってるんでしょうね。
……ほんと、あなたって子は……
[服の袖で涙を拭いて、呆れ笑いを微かに浮かべ]
だけど妬むのも、終わりにしようかしら、ね。 ずるいなんてもう謂わない。 きらいなんてもう謂わない。
どうか貴女が、幸せに在ります様に――。
[静かに花を供え、捧げる祈り。 幼いあの笑い顔が浮かんで、またじわりと目尻に涙が浮かぶ]
(396) 2010/07/06(Tue) 10時半頃
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ねえ、
貴女は彼女に何を望む?
[返答は無いけれど]
"忘れないで" "笑っていて"
……そう謂うと思う。 全ての人の願いを叶えるなんて度し難いこと。 だけど――それでも、 叶えたいと希うのは偽善かしら?
(397) 2010/07/06(Tue) 11時頃
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けれど、何より、も、私は
[すぅ、と細めた瞼のライン]
自分の願いを叶えたいもの。
[エゴイストだ、と、微苦笑し]
――どうか私のことを信じてください。 [リンダの墓標に深いお辞儀をして、 静かに墓地を後にする**]
(398) 2010/07/06(Tue) 11時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 11時頃
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