283 突然キャラソンを歌い出す村2
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[紫のスモークがブワッ…と晴れると、 そこは今までの廊下の風景だ。 たくさんの目も、半透明の腕も見当たらない。]
君の目が見ているものはね、 人間に与えられた枠から超えたものなんだよ
その枠を超えた先にあるものなんて、 たいていがヒトの身には厄介ごとばかり
ヒトであろうと怪異であろうと、 そいつが君の枠の外れた目を求めるなら、 君の先には、厄介ごとが待ってるだろうね
枠から外れた事はしない方がいい 厄介ごとに首をつっこむなんて、ばかのすることだ
(451) 2018/09/08(Sat) 20時頃
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[肩の上から再び降り、 今度は真面目に向かい合う様に座ると 猫は諭すような口調で細めた目をナツミに向ける]
その首、なくなっても知らないぞ。
(452) 2018/09/08(Sat) 20時頃
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ヒエッ!!!!!!?
[見栄も威厳も無く、座った腰を跳ね上げて 猫はナツミの思わず後ろに隠れた。]
[ナツミの足元から、現れた姿を覗き見る] [いで立ちは女子生徒のようではあったが、 いろんなところに女らしい膨らみが足りず、 話す言葉は酒を禁じられている若者には思えぬ酒焼け声。 というよりもなによりも先に、声が男であった。 小声でナツミに問いかける。]
だ 誰だよナツミ、この酒焼けトンチキ女装野郎は 知り合いか? ………か 、怪異?!
[ナツミが答えれば、驚いたままの勢いで罵倒した]
こ このばか! 言った先からもう!!!
(458) 2018/09/08(Sat) 20時半頃
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[知らない間にまたこの娘は巻き込まれているらしい。 忌々しく思いながら、猫は女装怪異に問う]
き キツネ頭がどうしたってんだよ、 お前の酒でも盗んだっていうのか?
[情けなくもナツミの後ろに隠れたまま。 火の灯る尻尾は股の下に隠したままだ。 先程握られかけたせいでもあるが。]
(459) 2018/09/08(Sat) 21時頃
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誰がノミだ!!
ううううっさいな僕だって こんなブッサイクなノロマ猫借りたくなかったよ!
家が見つからなくて疲れてたってのに、 こいつがとんでもない暴力女なせいで、やむなしだ! ほっとけ!!
[>>461ノミとバカにされて猫は背中の毛を逆立てているが、言っている内容はまるで負け犬だ。今は猫だが。]
(467) 2018/09/08(Sat) 21時頃
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だからノミじゃないっていってるだろ!
はあ? キツネ頭が…?? ど、泥棒扱いすんな、僕は知らないぞ!
[猫は不快さを隠さずに顔を顰め返してから、 そこではたと気づく]
………ん? キツネ? ま、まさか盗まれたキツネ頭っていうのは 九尾塚(ここ)の、九尾のキツネじゃないだろうな
(468) 2018/09/08(Sat) 21時半頃
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アーサーは、ヨスガにアンコールした。
2018/09/08(Sat) 21時半頃
アーサーは、おもんにアンコールした。
2018/09/08(Sat) 21時半頃
アーサーは、ヨスガにアンコールした。
2018/09/08(Sat) 21時半頃
アーサーは、おもんにアンコールした。
2018/09/08(Sat) 21時半頃
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だからノミじゃないっていってるだろ!! 何度も言わせんな!! あああもうこれだから酒飲みは…! ナツミも、真面目に対応するなよこんな酔っ払い!!
[>>469もちろん、元不審者の怪異が言っても説得力は無い。 板挟みのナツミには迷惑な話である。] [>>470煽る言葉には顰め面を続けていたが、]
……ってことは、 「盗まれた」って言ってんだから…
お、お前 九尾の怪異じゃないか!!
な、ナツミ、こんなのよっぽどの厄事だぞ! こんな奴の事聞くことない!!
[その答えに、慌てたようにナツミへ告げる]
(473) 2018/09/08(Sat) 22時頃
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大体見つけろってんのに 何の情報もなく探せるもんか!
こんな話、降りちゃったほうがいい!!
[降りれるかどうかを猫は知る由もない。 好き勝手いうだけだ。 ナツミは家の在処を知る手がかりだと思っている。 縋った藁が沈むのはごめんだった。]
[その荒げた声に気付くものがいる事も知らず。>>474>>466]
(475) 2018/09/08(Sat) 22時半頃
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[猫に憑りつく今の様はまさしく蚤だが、それを認めるのは屈辱だ。肩を竦めるさまに、ちらりとナツミの方を見る。さんざん悩んだように呻いてから]
〜〜〜〜っ 「明(あけ)」だ! せめてノミってのはやめろ酔っ払い!
[よほど人前で言いたくなかったのだろう。ぶんぶんと不機嫌そうに尻尾を振って、猫は己の名を名乗った]
……う、それは……
[>>477おもんの言葉に、 思わずこちらが口を噤むことになる。
確かにそうだ。 かと言って厄事に自ら足を突っ込む事に、そりゃそうか、と納得できるわけもない。 誰だって「誰かになんとかしてもらいたい」と厄事はぶん投げるものだ。少なくとも、猫はそう思っていた。]
(488) 2018/09/08(Sat) 23時頃
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[しかも、厄事はさらに続く。 満足げに笑って言い放った内容に 猫は心底驚いて思わず叫んだ]
は… はああああ!?!??! 首なしだって?!!?
おま…っ、あんまりだろそんなの!! 首なしに取られたって、
そ、そんなのどうしろってんだ!??!
[首無し騎士は、怪異達も恐れる最高位の怪異だ。 この力のない怪異が詰んだ、と思うのも無理はない。
…悲しい事に厄事は終わらない。 おもんが振り返ってようやくヒトの存在に気付いたのだ]
(490) 2018/09/08(Sat) 23時頃
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[驚く声>>489に細目がちの目をしまった、と目を丸くする。確実に聞かれてしまった。騒ぎが大きくならないうちに逃げなければ。]
[おもんがずかずかと近づいていく様を見送って 猫はナツミの腕から逃げようとした。
―――その時である。 葛籠が、速足で近づいて来たのは。]
(500) 2018/09/08(Sat) 23時半頃
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♪
(パラララ~パラッラッラ デュデユパ~ンパララ~ン)
[>>483支えられるナツミの顎。 >>484囁かれる言葉。 猫を抱えるナツミの腕が、その心情によってか きゅっ…と締まり、 猫は身動きが取れなくなった]
(501) 2018/09/08(Sat) 23時半頃
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♪
(そうさ!↑)
[熱いリフが重なり、高まるメロディ。 上がるコーラス]
(どうか!↑)
[>>486 二人(と一匹)の背景は 疾走感のある光が瞬く背景になった。 猫は、瞳孔を丸くしながら固まっている。]
(502) 2018/09/08(Sat) 23時半頃
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♪
(そうだ!↑↑↑)
[>>487 二人(と一匹)の背景は疾走感のある光が 壮大な星空の背景になった。 広大に広がる天の川、遥か遠くの惑星が瞬き、 流れるは箒星――――……
猫は、瞳孔を丸くしながら固まっている。]
(503) 2018/09/08(Sat) 23時半頃
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[やがて、葛籠がナツミから離れたところで>>492 悩まし気に締めていた腕が緩む。
思い出したように動き出した猫は、 その場から脱兎のごとく逃げ出した―――!]
(504) 2018/09/08(Sat) 23時半頃
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―放課後:校舎裏―
[…結局あの後、逃げ出した先で出会った生徒に 騒がれてしまい、人の多い校舎の中に居続けるのは なかなか難しくなってしまった。 致し方なし、と校舎裏に生えた木の上で ナツミが帰るまでの時間を潰す事にしていた。
そんなときである。
「邪神」の来る声を聞いたのは。>>479]
(570) 2018/09/09(Sun) 01時頃
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[猫の鳴き声を真似る人の子の様は、 傍から見れば、 …まあ、可愛らしいものなのだろう。
ただ当事者としては恥ずかしい。 人目を憚りたい。それはやられる側も、だ。 どうにも赤ちゃん言葉で話しかけられ続けている感覚に近い。ましてや、望んでこの猫の身になったわけでは無いので、この恥ずかしさは妙に屈辱的だ。]
[だがしかし、身体は正直である。 こころの声にパブロフの犬よろしく、 身体が空腹だと訴えて始めている。
もはや、覚悟を決めるしかなかった。]
(571) 2018/09/09(Sun) 01時頃
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♪
(ぶちぶちけなみ ぷにぷにおてて)
(はなをひくひく かわいいおこえ)
(ここにいるのにゃー) (あいにきたのにゃー)
(にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃー にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃー にゃーにゃにゃーにゃにゃにゃにゃーにゃ にゃにゃにゃにゃーにゃにゃにゃー)
[どこかから流れるファンシーなBGM、子供の声のコーラスと共に猫が木の上から降り、こころの後ろから現れる。
画面下テロップには虹と雲、キラキラとしたエフェクトと一緒に「 MIX あーさーちゃん 」と流れている。]
(574) 2018/09/09(Sun) 01時頃
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………、 な〜〜〜ぉ………
[声色を整える為か、たっぷりの時間を置いて 一声、猫の声を上げた。]
(575) 2018/09/09(Sun) 01時頃
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アーサーは、ツヅラにアンコールした。
2018/09/09(Sun) 01時半頃
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(ああ〜〜〜〜…、おやつか〜〜…)
[猫に入った身は、そのまま味覚や嗜好が猫になるかと言われれば、答えは残念ながら否だった。
味が薄い。ただひたすらに、味が薄いのである。 匂いもあまり慣れたものは多くない。 カリカリとかいうあの食物は、その極みだ。 受け付けない強烈な匂いに、ただひたすらに淡白な味。
ただ猫の身体は求めているので、 食べないわけにもいかない。
…これからそういう苦行の時間が始まるのだ。
―――そう思っていたが、今日のパッケージは今までのものとは違うようであった>>579
それが麻薬の如き危険物であるのかを知らず。 目を瞬かせて、おやつに近づいていく。]
(581) 2018/09/09(Sun) 01時半頃
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[突き出された状のはみ出たペースト。>>583 絵面は今までの飯の中でもなかなかに悪い。
これを食えと言うのか。 この、釣りの餌を固める前みたいな、 悪く言って吐瀉物のような、 このぐちゃぐちゃしたものを。
恐る恐る鼻先を近づける。 蠱惑的な匂いが鼻先をくすぐり、 いよいよもって身体と精神が乖離した。]
[はみ出たペーストをぴちゃぴちゃと舐め始めた。 かにの風味が口の中に広がる。 味は少々淡白だ。やはり塩が欲しくなる。]
(598) 2018/09/09(Sun) 03時頃
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[それでもなぜか、止まらない。 急くように身を乗り出してしまう。 求めるように前足でそのチューブを手繰り寄せてしまう。 謎の恍惚感すら湧き始める。
止まらないのである。]
[背中を撫でられる感覚。 意志とは別にゴロゴロと喉が鳴った。 それはまるで独り言への返事のようでもあった。]
[屈辱的だ。まるで猫である。 自分は元は怪異だった筈なのだ。]
(600) 2018/09/09(Sun) 03時頃
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♪
[悩まし気なピアノの音がフェードイン]
(嗚呼誰か! 猫撫で声で) (背を這う快感に 喉を溺れさせて)
(嗚呼誰か! 甘えるはその手) (掻き乱される身体は 柔らかに震える)
(堕ちていくのさ 今 君の手の上の kitty……)
[そして、フェードアウト…]
(602) 2018/09/09(Sun) 03時頃
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[そう、元の彼は 人の男の形を模した怪異である。
今、その絵面を想像してはいけない。]
(603) 2018/09/09(Sun) 03時頃
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[いっそ助けを求めたくなるほどの 恥辱に耐えながら、独り言を聞く。]
[見たっていうのか、首なしを。 ばかか、あの娘は。 どれだけの厄介事に足を突っ込めば気が済むんだ。
呆れに声を荒げたくなるのは、 幸いこの麻薬のような謎の粘性食物のお蔭で阻まれた。]
………
[悩みのような独白が終わり、食べ終えた頃。 こころは立ち上がった。 所詮は独白。猫が答えるとは思ってはいないのだろう。
礼を告げる無言のままこころを視線で追う。]
(610) 2018/09/09(Sun) 04時頃
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なっ、
[また持ってくると告げる言葉に思わず驚く様な声を漏らした。 ぎりぎり猫の体裁はあるが、半分は素だ。
あのまた麻薬みたいな飯を持ってくるというのか。 なんなんだ、もしかして売人か? 人を薬漬けにでもさせたいのか、この娘。
また再びあのような目に会うのに軽い絶望感を覚えながら撫でられ、ぶさいくと言われた細い目をした顔のまま、巡回へと戻る姿を見送った。]
(611) 2018/09/09(Sun) 04時頃
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……
出来る事なんてあるもんか 首なしなんだぞ、相手は、
[誰も居なくなった校舎裏。 一人、臆病者の声がぽつりと落ちた。
向ける先は、去った彼女か。 それともその恐るべき怪異を探せと言われた、彼女か。
――それとも、**]
(612) 2018/09/09(Sun) 04時頃
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― 放課後・校舎裏 ―
[もうじき日が傾くだろうか。 さっさと下校時刻とやらになればいいのに。 ナツミに忠告しておかねばならないのだから。
校舎裏の陰に隠れる猫の元に、 悲鳴が落ちる>>793。
驚いたのか、四足すべてを使って 垂直に跳ぶという奇妙な動きをした。 蚤の如くである。]
(833) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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なっ なんだぁ??
[続くトタン屋根の大きな音。 どうやら悲鳴の主は高いとこに居るらしい。 昼といい、また誰かの落下騒ぎだろうか。 治安の悪い場所だと、顔を顰める]
[勿論、九尾のお稲荷さんが ご降臨されたなど知る由もない。]
(834) 2018/09/09(Sun) 23時半頃
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― 放課後・校舎裏―
[ふと、自分に降りる物影が伸びた気がした。 夕刻か、そろそろ生徒達も帰るだろう…。 さあ、どう説教をくれてやろうか。
…猫は気付いていない。 伸びる影の原因が、時間ではなく 人影だと言う事に。>>852]
[どこかから、音楽がかかる。 コントラバスが奏でる怖ろし気なメロディが じわじわと大きくなっていく……]
(859) 2018/09/10(Mon) 00時頃
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