114 bloody's evil Kingdom
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― 城内 ―
[あれからどれだけの時間が過ぎたか。...は見咎められる機会もないまま、廊下の隅にいた。目は虚ろで、覗き込もうともその瞳には何も映し出してはいなかった。嘗て騎士として過ごした彼の今は、亡者のような有体を晒している。彼は今の城内を見ていない。無限に広がっていく妄想と、捏造改竄された回想と、僅かばかりの過去の記憶が混ざり合い、あった事もなかった事もごちゃまざに、今と昔に振り分けた妄想の住人になっていた。]
(あの日、落としたものは、どこに失くしたままなのだろう。)
[騎士だった。妻がいた。妻を亡くした。騎士を捨て、僧籍に走った。 それだけが確実な事実。彼の家族は彼との関わりをなくし、彼の妻の家とも葬儀後の交流は途絶えていた*]
(416) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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な―――
[思わず絶句する。 王女が取り上げたのは、蟲としか言えない、異形。 一体何が起こっているのかは分からないが、 握っていた剣をそっと鞘から抜くと]
王女……その汚らわしい物体からお退き下さい。 それは子供などではありません……。
産みたい?ってそんな 産ませてくれるみたいな ……王女が産ませたんですか!?
[自分が思わず口走った言葉を、反芻して、 そして、この異様な空間、 その諸悪の根源が王女だと気づき始める。]
(417) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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こんなに可愛のに、 汚らわしいなんて謂わないであげて?
……そうね。 どうしようかしら。
[少し思案して、にっこりと微笑み]
特別に私が貴女を、孕ませてあげましょうか?
[手にした子供モンスターから、突然しゅるりと伸びた触手が、ピッパの身体の自由を奪おうとするが、さて、相手は女の中では一番の騎士。どう抗うか。]
(@92) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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[信じ難い現実、しかし夢ではない。 思い当たったのは、何処か遠い地方で聞いた 人間を真似て化けるモンスターくらいだ。]
そうか、さては、王女、じゃないのね? 王女の姿を真似るなんて失礼なことを!
[と、その時触手が襲い掛かれば、 一本、二本くらい容易く切り捨てる。 子供モンスターがビィビィと啼いた気がしたが そんなもの気にしている場合ではない。]
(418) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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あら、失礼なのは貴女じゃなくて? ローズマリー・ソラナ。王女本人よ。
可哀想に。 この子泣いてるじゃない。
[よしよし、と子供モンスターを撫でて、 ピッパは此方に剣を振るおうとするだろうか。 そう、触手の一本二本はほんの時間稼ぎ。 その間に、ぼろぼろと産まれてきた子供たちが 一斉に何十本もの触手をピッパに伸ばし襲い掛かる]
(@93) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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え、ちょ、――無理
[何十本の触手。剣を振るったが切り落としたのはほんの数本で、切れなかった触手が自らの手から剣を跳ね飛ばし、自らの身体を捉えるか。]
っ……貴女が王女なら、 一体何が目的で……!!
[正義感だけは強い女は、 身動きが取れなくなってもキッと王女を睨みつけ問いかける。]
(419) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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陵 辱 。
[目的を聞かれればただ一言、そう答えた。 触手が絡まり身動きが取れなくなっている女騎士に近づいて、つい、と頬に指先を滑らせる。]
美人なのにね。そんな怖い顔してちゃ似合わないわ。 貴女、名前は?
[のんびりと世間話でもするように女騎士に問いかける。 がしかし、つま先は尖り、 女騎士の寝服をびりびりと破っていく。]
胸も大きいのね……綺麗。
(@94) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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りょ、陵辱……だと……
[頬に触れる指先はひやりとして、 これが現実であることを思い知らされる。]
美人だなんてお世辞はいらない! このピッパ・リシュカ、お前に名乗るような名など無い!!
[こんな緊急事態でも阿呆だった。 アッ。という顔をして、自分の失態に気づいたが、 服は破られ、そんな失態気にしている場合ではなくなった。]
ちょ、待って…… や、いやです、王女が幾ら美人だといっても私あんまり同性愛とかわかんないですし、その、この寝間着高いんです……
(420) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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[鼻腔を擽る花の蜜の香り。それは果たして花であったのか]
(そうか。 花を撒こう。小さな丘の上の教会で。 村の子供達が摘んだ花を。色とりどりの花を。)
[誰もが敬う上級騎士として、敵将の首を獲った褒章として得た領地。目指した地位。届かなかった栄誉。賞賛賛美。酒場で奏でられる英雄伝。叙事詩。小競り合い程度の戦。父も兄も近寄れない自分の土地。金一封。感状一枚。現実。夢。妻だけがいる。笑う妻。ウェディングドレス。こちらを見て笑う妻。笑っている。赤い紅が白い肌を走る妻。笑っている。足跡のついた白いドレスを小脇に抱えて逃げる豚。笑っている。汚物に塗れて。脳漿を撒き散らして。ありふれた農婦。小麦色の肌。草臥れた乳房。千切れた乳首。ああ、あんなにも綻んで、花瓶が倒れている。割れている。指が数本転がっている。妻の実家から、義父から祝いだと頂いた花瓶。挨拶の時、くすねた花瓶。泥棒には死を。ゼリー状の水が飛び散っている。倒れている人間。妻。女。メード。メードの女。カチューシャだけをつけ、衣服を裂いた女。誘っているのか。ゼリー。長く伸びる透明の蛇、肌を這う蛇]
(421) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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泥棒には死を。
[小部屋でメイドを襲っていた半透明色の蛇。恐らくは捕らえた獲物の体内に潜り込む為に長く細められた身体を握り締め、引き千切る。据わった眼で、ただ無造作に]
(422) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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[名乗っておいて、名乗る名などない、と その後、アッ。という顔をした辺り 天然なんだろうなと思って、くすくすと笑う]
ピッパ。貴女、可愛いわね。 同性愛に興味がないなら、興味を示させてあげる。 寝間着は替えを今度寄越すわ。
[雰囲気も何もないな、と内心ちょっと思いつつも それなら雰囲気を作るまで。 強引にピッパの唇を奪うと、甘く唾液を流し込む。 深い口接けで舌を差し入れ、そこからモンスター液を嚥下させようと]
(@95) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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―1日目・夕刻―
[兵舎へ戻ろうと廊下を歩いていると、壁にもたれかかるソフィアの姿>>402を見つけ歩み寄った]
またお酒ですか?
[頬の赤みと熱っぽい吐息に昨夜の酩酊状態が重なる。 笑みを浮かべて問いかけながら、ソフィアの肩に手を置いた]
おや?
[そこまで近づけば酒に酔っているわけではないことに気付いた。 上質な石鹸の香りに混じるのは、仄かな女の香り]
……大丈夫ですか。
[少々強引に身体を寄せ、肩に置いた手で背中を撫で降ろしながら細い腰に手を回した。 振りほどこうとすれば胸の敏感なところに刺激が走るだろう]
(423) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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[スンと、首筋に顔を近づけ香りを嗅ぐ]
良い、香りですね。どこかでシャワーでも浴びられたのかな? 今から街へ戻っていては風邪を引くかもしれませんね。 よろしければ、お部屋を一つお取りしましょう。
[半ば強引に、ソフィアの身体を自分に預けさせ一階に部屋を用意させるとそこへ運びこんだ。 部屋の中、ソファの上に少女を座らせるまで身を離すことはなかっただろう*]
(424) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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主よ、我らをお救い下さいませ
[教会で聞いた司祭の声。幾度となく繰り返された、そして...の心に届く事がついぞなかった言葉を口にしていた]
我らの心が平穏である様に
[千切り、また千切り、細切れにしていく]
我らが困難に襲われぬ様に
[そして足元に落としたソレを靴で踏み潰していく]
我らをお救い下さいませ
[全てを終えた時にはドロリとした液体が床に溜まっていった]
(425) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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ガチンッ!!
[口内に入ってきた舌を、狙って、 思いっきり歯を立て噛み付いた。 血が出るか、もしかしたら千切れるくらい、強く―――]
(426) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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ああ、ただいま。
[それからどれだけの時間が経ったか。正気を取り戻したメイドが、彼に縋る。恐怖に身を竦めながら、突如その身に降り掛かった災難を口にし、不幸を訴える。...は彼女を視る。破れているように見えた衣服は溶けていた。下着が覗き、白い肌が剥き出しになっていた]
ただいま。
[笑顔もなく、ただ繰り返す。抱きつく彼女は気づかない。聞こえていない。足元のゼリー状の液体に怯えを見せる]
(427) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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ッ―――!
[舌を噛み切られれば、人間体ではいられない。]
ふふ、ふふふ
[舌の欠片をピッパの口内に残したまま身を引くと、上級モンスター化する。勿論その時、舌も再生した。]
いいわ。いいわよピッパ。 貴女みたいな強気な子も大好き。 でもお仕置き、しなくちゃね?
[鋭い爪でピッパの乳房にピッと傷を作る。そこから毛細血管を伝ってモンスター液、所謂媚薬を流し込んだ。経口よりも効きが早い、皮膚注射に似た口接けをピッパの乳房に落とす。]
ねえ 王女の私を傷つけた罪って、重いと思いわない? 同じくらい、痛い思い、しなくちゃね?
[褐色の肌に目立つピンクの唇が弧を描き、 鋭い爪で、ピッパの体中に裂傷を作っていく。]
(@96) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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君は、誰だい。
[抱きついたまま覗き込む顔を見て、尋ねた。口を動かそうとした彼女の、その顔を掴んだ。くぐもった悲鳴も気にせずに、そのまま傍の壁に、その女の即頭部を打ち付けた。そして手を放すとすぐに後ろで結わわれた髪を掴み、彼女の顔面を壁に打ち付ける]
ただいま。
[何度も、何度も、力を込めて打ち付ける。悲鳴が呻き声に変わる。鼻が折れ、前歯が砕ける。飛び散る血。髪を握り締める腕に食い込んだ女の爪が割れ、力なく腕が垂れ下がる。打ち付ける。打ち付ける。何度も、何度も]
(428) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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[ペッ、と舌の残りを吐き出すと]
本当にモンスターじゃないか。 低俗なモンスターなんかに犯されるなんて絶対に嫌なんだからね!
[がしかし、口は達者でも身体は自由を奪われている。 乳房に傷を作られ、そこに流し込まれるエキタイは すぐに体中を巡り始める。]
……卑怯な、…… ッ、ぁ!!
[体中に傷を作られ、じんじんと痛みと熱を持って、血を溢れさせていく。鋭く睨む力が、少しずつ弱くなっていく。媚薬のような液体の所為で、精神力まで削られるのか。]
は、ッ…… やめ……やめて――
(429) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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(嗚呼。やっと帰ってこれた)
ただいま。
[真っ赤に染まった砕けた顔面を見て、その身体を愛しそうに強く抱きしめる。似ぬ体躯。彼女の身体はこんなに細くない。胸が乏しくない。こんな使用人が着る衣服など着ている筈がない。それでも、真っ赤な顔は紛れもなく彼女だから、彼女だから、彼女がいるから笑った。嬉しいから。強張った顔の筋肉が痛い。痛い。とても痛い。張り付いた顔の皮が上手く動かないような錯覚。笑っている。だから笑って欲しい。真っ赤になって。汚濁に塗れてはいないけれど。敵国の村の農婦ではないけれど。妻だから。心から求めた妻だから。妻だから]
愛してる。
[抱きしめる。死んでいないメイドの身体を]
(430) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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―食堂・アイリスと居た頃―
そう見えますか?
[仲が良い>>404と言われ、くすりと笑みを浮かべる]
こいつらはやんちゃでしてね、しかも噂好きときたものだ。 例えば、どこかのご婦人がまた新しいドレスを新調しただとか、 例えば、どこかの貴族にまた愛人ができたとか……。 そうしたゴシップ話が好きな子たちですよ。
[パンを千切り、小鳥に差し出すと勢いよく突いていく。 突き終えると、ピィ――と一鳴き。 お腹が満腹になったのか、囀り声で小さな合唱が始まった]
(431) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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[それは小鳥たちのゴシップ話。 情報料の分だけ見たことを教えてくれる]
へぇ……え? そうなの?
[話の内容を問われれば――]
アイリスがその貴族の愛人にそっくりだとか。
[困ったような苦笑を浮かべ、そう答えた*]
(432) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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そうよ、モンスターよ。 旧姓はローズマリー・セウ。セウ国出身の上級モンスター。
絶対イヤ、なんて言われると、 して、って言ってるように聞こえちゃう。
[くす、と小さく笑って、爪で衣服や下着を全て破り去り、その健康的に白い肌に幾重にも紅い痕を残していく。]
華が咲いたみたいでとても綺麗。 傷は騎士の勲章だけれど、これはちょっと違うわよね?
[傷だらけの身体に、尖った爪を食い込ませながらも、乳房を愛撫し、下腹部に指先を這わせ、尖った爪で陰核を軽く弾いた]
どう?モンスターに嬲られる気分は。
(@97) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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セウ国がそんな国だったなんて…―――
[液体の所為で、身体がぴりぴりと痺れ、最早強気な言葉すら上手く出てこない。身体が快楽に目覚めてしまった。ヨーランダにされた、あの時のように。]
いた、い……やめて……
[痛いのに、傷が熱を持って気持ちいい。 乳房に触れる爪が食い込む感覚すら痺れる快楽となる。]
ひぃぁっ! だめ、……こんな、感じて……
[下腹部は蜜を滴らせ、体中が蕩けきっている。 もう抵抗する身動きすら取る気力がない。 嬲られる気分、と問われ、うつむいて熱い息を漏らし]
(433) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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――――――最悪。
[それでもモンスターに蹂躙されるという行為に強い抵抗心がまだ心に残っており、はっ、と小さく笑った]
(434) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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[破れかけていた白と黒のウェディングドレスを脱がす。フリルのブーケも脱がした。似つかわしくない。舞踏会のドレスは赤だったか紫だったか。青。違ったか。黒と白のドレスは似合っていない。誰かがワインを零した。赤い液体が撒き散らかしている。城の使用人は何をしているんだ。結婚式なのに。大事な日。過ぎ去った日。繰り返される日]
誘っているのかい。 誘ったのはこっちなのに。
[カードの賭け。どっちが口説くかと言い合った相手。門兵。顔を合わせて話した他人。覚えていない。忘れていない。蔑んだ眼も、同情するような見下した目もなく、映っていなかった。彼は。こっちは。白いレースの下着。染みている。感じているのか、はしたない妻。口付けをする。誓いのキス。永遠の愛を、此処に愛を]
(ジュル… ジュルル…)
[尿の臭いのキス。豚の臭いがする。略奪をしたのは怪物達だったか、傭兵達だったか。吸う。父母の死体の隣で。粗末な木のテーブルに載せる。存在しない。床に寝かす。首がない。転がっている筈の首がない]
(435) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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…ふぅん。
[なかなか気の強い人間もいるものだと、感心して。]
じゃあもっと中を傷つける? 私に抵抗すればするほど、 つらい思いをするのは貴女なのよ?ピッパ。
[くちゅ、と音を立てて膣口に指を差し入れ―― ふと壁を感じ、指を止める。]
……貴女、処女なの?
(@98) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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チッ。
[晴れ舞台に参列者がいない。見物人がいない。花が足りない。子供達が蜜パンを。パンは朝食に用意しよう。いい釜を作る職人を知っている。濃い恥毛。手入れが足りない。指で掴み、千切る。ビクンと撥ねる身体。声。破けた声]
聞こえない。
(聞こえている)
[届く。愛の誓い。交わした約束。病める時も健やかなる時も]
ああ、あああ。
[痛い。痛い痛い痛い。これ以上なく隆起した陰茎が、下着の中で膨れている。剣を用いなくては。獲物を。得物に。獲物へ。得物を。片手で革紐を引き千切る。黒い衣服が割れる。白く泡立った陰茎。床に塗れたゼリー。先客。踏み躙った他人]
はっ… はっ… はっ…
[千切り残った陰毛と腫れた肌。赤く広がる女陰。閉じられていない門。先客。鉄兜。荒い息。転がる死体]
(436) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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――ッ!!
[膣内に指が入ってくるのを感じてはっと顔をあげる。 止まった指先。 そして問い。]
……。 悪かったわね。
あんたに捧げるために操を守ってきた訳じゃないのよ。 私はこんなところで処女を奪われたく、ない……
[ゆるゆるとかぶりを振る。 懇願するような真似はしないが 言葉から処女だけは奪われたくないという想いは 滲んでいただろう。]
(437) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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ビシャッ、ビチャッ
[下腹部そのものが膨れ上がるような錯覚。遡る衝動が陰囊を襲い、陰茎を伝って果てる]
うぁっ、ぁっ、ぁっ!
[口から情けない声が漏れる。慌てて剣を突き立てる。いない。死体はない。剣もない。手が虚空を切る。目の前には陰裂が、赤い生殖器が、眼帯の底から、黒い孔を覗かせている。誘っている。白い汚濁は、穴からは流れ出ず、周囲に撒き散らかされている。ありえない。先客がいた。いなかった。ここには先客は、蛇が。ゼリーがあった。泥棒が。泥棒が]
(438) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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