78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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[宇宙《そら》の外、外宇宙《そら》のまた外かも知れぬ。 或いは、セカイの中心かも、果てかも知れぬし、頂きかも、底かも知れぬ。
何処か。
其々が、混沌《カオス》で隔てられたセカイ、其処にひとつだけ、星が浮かんでいる。]
(267) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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……はは、でも。 傷つけられれば傷つけられる程、星命《テュケー》を吸って治しちゃうんだ、ボクの身体。 シメオンは、奪われて、動けなくなっちゃうのにね。
どうして…? ねえ、どうしてなの… どうしてシメオンがいなくなって、ボクがいるの…? 星に必要なのは、シメオンなのに…!!
[震える声で泣きじゃくるが、 >>254 呼ばれた名に、びくりと身を震わせ。そちらを見た。]
(268) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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[名があるのかもわからぬその星。 地表には、大気も、水も、石の欠片すら見当たらぬ。
その星は、完全なる円環の世界であった。
その円環の世界に在るのは、たったのみっつ。
金の焔。 焔に根を張る巨木。 誰がつくったのかわからない、ひとつの炉。]
(269) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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[鳳凰と呼ばれた存在が生まれたのは、何時の事だろう。
誰に創られたのかすら、知らぬ。 そして、何故、そうするのかは其れ自身にもわからない。 焔に根を張る巨木、その太い枝にさがる卵から雛鳥が孵ると、其れは金の焔を喰らう。 そして、成獣となれば巨木の枝を折り、葉に金の焔を纏わせ、炉に焔を入れる。
炉の中に、太陽の核が生まれるまで。 其れは風を送り、その時が来るまで、ただひたすらに、待つ。]
(270) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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[そうして生まれた太陽と共に、その翼で混沌を、外宇宙を、宇宙を渡り、太陽が望む場にて、ただひたすらに太陽を見守る。
そして、太陽の存在が潰えると共に自らも潰え、生まれ変わる。
永遠を生きる者《ア・エテルニタス》
混沌の星、円環の世界の中、大樹には新たな卵がなり、新たな雛が生まれる。
ひとつの太陽に、ひとつの存在。
その記憶は潰えることなく、繋がれてゆく。]
(271) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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[鳳凰《アリィ》は、この世界に興味を持たない。 彼女の中に在るのは、太陽《サイモン》を育て、見守り、共に潰える、ただそれだけの事。
太陽《サイモン》に危険が迫れば、身を呈して守ったが、太陽《サイモン》が、この世界で何をしようと興味は無かった。
それだけの筈、だった。
けれど、現実には、太陽《サイモン》の画策 >>1:67 により、自分は一時的に生かせられている。]
(272) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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[彼女は、ひどく不機嫌だった。
幾つもの混沌を渡り、外宇宙を渡り、宇宙を渡り、辿り着いたのは一枚の板の様な不思議な形をした世界だった。 生命の生まれる気配等、まるで無かった。
小さく、哀れな世界。
捨ておけ、と鳳凰《アリィ》は言った。
けれど、太陽《サイモン》はこの世界を見捨てなかった。]
(273) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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[その世界が、徐々に円環となり始めた事に気付いたのは、どれ程の時が流れてからだったか。
法則を捻じ曲げる太陽《サイモン》に、鳳凰《アリィ》は理由を問うた。
太陽《サイモン》は言った。
あのままの世界では、自分の光が届きにくい場所が出来てしまう。 それが、可哀そうだからと。
故郷を真似たのだろうか、と思っていた彼女は、その言葉に面食らった。
思えば、あの時に止めていれば良かったのだろうかと。]
(274) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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[そして今、鳳凰《アリィ》は、自分の存在意義以上の事柄に、手を出そうとしている。
その理由は、単純に興味 >>2:334であったのだが。
その興味がいつ迄続くのかは、鳳凰《アリィ》自身にもわからない。
ただただ、不機嫌である。]
(275) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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チッ……喧嘩売ってんのかテメェ!!!
[空を切る拳―パァン!!と拳が空気を裂く音が響いた。 こちらも向こうもノーダメージ……のはずが、 パクッ……東方服の脇腹の辺りが斬れる。 どうやら短剣で斬り上げられたときのようだ。]
ああやめたやめた!!テメェの言い分も尤もだ。 俺ァセレストのおイタにガンギレしただけで、 テメェとやる理由はないし―その野郎の「匂い」は嫌いだ。
[右手を左腕の関節の辺りに当てた手を離して。 向こうもそうだろうが、飛雲もまだ「すべて」を出していない。 服一枚とはいえ、斬られたのもシャクに触る。]
(276) 2012/02/06(Mon) 01時頃
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わかったわかった……今日のところは退いてやるよ。 ―……テメェにゃわかんねェんだよ。 誰もがテメェみてぇに空見て生きてるわけじゃねェんだ。
[首をゴキゴキ、とやりながら。]
ほれほれ散れ散れ。俺ァ追わねェから勝手に消えろ。 5秒以内に俺の前からとっとと消えやがれ。
[そう言いながら、突き出した掌の指を折っていく。]
(277) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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アリィ様…。
[夫の後ろをゆく、彼女の声は何処か伺う様な色を帯びる。]
浄化の焔《クレマツィオーネ》―――…を、ご存知でしょうか。
『知らない。』
[間髪いれずに返ってきた返答に、思わず彼女は「えっ」と声をあげた。 仮に、本当に鳳凰の焔が浄化の焔《クレマツィオーネ》だったとしても、鳳凰にとって呼ばれ方等どうでも良く興味も無かったのである。
ただ、今までの記憶から其れに近い様な力を持つ事だけは何となく鳳凰自身も知ってはいるのだが。
その様な呼ばれ方は知らない。
単に捻くれているのだ。]
(278) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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[かけられた声は、知った声だった。知った顔だった。 だからこそ、逃げたかった。]
――ごめん、ボク行かなきゃ…。 シメオンの光が、たまに見える。 この星《セカイ》からいなくなってもまだ、願いを叶え続けてるみたいなんだ。 会いに行って、謝らないと。
もし、天使がその場所を知っていたら教えて欲しいんだけど……
(279) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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[コリーンの返事を待ってから、もう一度礼を言って頭を下げる。 彼女の傍から飛び立つ時、南極星はこう呟いた。]
ねぇ天使。 もしかしたら天使や、鳳凰や、龍神なら… ボクを壊《コロ》せるのかなあ。
(280) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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それは、できない。
[壊せ、という声>>261に首を振った。 受け継いだ記憶は、過ぎ去った時代のことしか記されていない。 今どうすべきなのか、わからないままだったけれど、 それだけは、自分の意思で首を振った。]
それでも…アンタはまだ、この世界の願いだから。 アタシの手でそれを壊すなんて、出来ない。 アンタだってちゃんと必要なんだ。 北極星《シメオン》だけが望まれてるわけじゃないよ。
[そう言って、手をぎゅっと握る。 だから、そんなこと>>268言わないで、と言うように。 びくりと身を震わせたのに、心配いらないと言うように。]
(281) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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でも、オスカーくんがアリィ様の焔の事だと…
[話を聞いた限りでは、とても大事な事柄の様に受け止めていただけに、慌てた。 声が何処か、上ずっている。]
『へー。 じゃあ、そうなのかもね。』
―――…。
[この調子である。 半ば涙目になりながら、肩を落とした。]
(282) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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『アンタさぁ…、』
は、はい…。
[鳳凰の機嫌は、どんどん悪くなっているように思われた。 また、背中の紋がチリチリと熱を帯びて鈍く痛みだす。]
『今、何しなきゃいけないかわかってるわよね。』
え、えっと―――…、ケ、ケヴィン様…!
[前をゆく男に、声をかけた。 そう、今優先されるべきことは―――…
男の背に、散り、去った堕天使の姿が重なった。]
(283) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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ありがとう、天使。 君は……優しいんだね。
[>>281 コリーンの優しい言葉に、南極星の表情は少し緩んだ。 繋がれた手を、握り返して。
それでも、その心から罪悪感が消えることは*叶わなかった*]
(284) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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『早く連れていきなさい。』
…あぅ。
[男が振り向いた頃だったか。 超絶不機嫌そうな声に、先を越され、呻いた。
背後から、舌うちが聞こえた様な気がしたが、幻聴であったかどうか。]
(285) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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>>276>>277 [響く男の怒声。 ペラジーも、表面上は余裕を装ってはいるが、その実あまり余裕は無い。 なにせ、前回の手榴弾のダメージが、傷は治ったとはいえまだ身体には残っている。 先ほどから、彼の攻撃を防ぐので精一杯だ。 そんな状態だっただけに、相手が話に乗ってくれたのはありがたかった]
…アンタがどう生きてきたかはわかんないけどさ。 …空が見えない森の奥深くでも…空はそこにあるんだ。 後は見ようと動くか、どうせ見えないとあきらめるか。その差でしょ。
[彼の言う『空』が何なのかはよくわからないが、自分も、不自由が無かったわけではない。 種の生き残りのため、隠れて生きることを強いられてきた。 しかし、それでもあきらめなかったから今があるのだ。 …ペラジーは知っている。 例え見えなくても、誰の上にも等しく、空は存在しているのだ。 そこまでの道のりは違えど、その事実は変わらない]
(286) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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はいはい、それじゃ、決着はまた今度にしといてあげるわよ。 せいぜい、自分に負けて潰されないようにね。
[手をひらひらさせながら、その場を去ろうと背を向ける。 しかし、何かあればすぐに対応できるよう、気は緩めない。 彼の言う『その野郎のニオイ』に内心首をかしげつつ、大人しくその場は引くことにした]
(…その野郎…って…『これ』?)
[首をかしげつつ眺めるのは、己の手に刻まれた紋章。 ひいては、その奥に居るであろう、かつてのレティーシャの相棒である、金色のパンタシア…]
(287) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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[カウントダウンしつつ、指を折る。 親指、小指、薬指、人差し指―最後に残ったのは]
(288) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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何処へ!
[行かなきゃ、という言葉が微か、南極星に注視を向けた男に届く。 傍らにいる天使がこちらを見やる。けれど、南極星は男の声も聞かずに、去っていってしまうのだろうか。 己は飛べぬ。ごく一般的なことだが、それを口惜しくさえ思った。]
お前は――
[南極星の手を取った天使に、地上《した》から声をかけようと口を開いた、が。]
(289) 2012/02/06(Mon) 01時半頃
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[中指だった。去るペラジーの背中に向けて中指を立てている。]
ふん、せいぜいテメェも吐いた唾飲み込むんじゃねェぞ。 俺に土下座させて「間違ってました」とか言わせるくらい。 そんくらい強くなって―……また会おうや。
[ペラジーの背中に何かが触れた。 わん!という声がしたからそれはテリーとドリーだろう。 そして、彼女の姿が完全に見えなくなった後呟く。]
―……俺ァ転んでもただじゃ起きねェんだよ、バァァァカ!!
(290) 2012/02/06(Mon) 02時頃
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[ペラジーはいつ気づくだろうか。その背中に―
「馬鹿」
と書かれた貼り紙が貼られていることに。 転んでもたたでは起きない―なかなか茶目っ気のある悪戯だった**]
(291) 2012/02/06(Mon) 02時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 02時頃
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[背後からかかる声は、男を半ば反射的に突き動かす。 振り向いて同時に響いた声は、カトリーナではなく鳳凰《アリィ》のものだったが。]
『はァ? 連れてけって、ドコへだよ、コトバ喋れやニワトリ女ァ! 鳥頭じゃどこ行くかも忘れっちまったかァ?』
……。
[主語なき言葉に食いかかる龍とは反対に、男はその行き先を理解した。 理解したが故に、この場を離れねばならぬと歯噛みしたが、そも、己のはじめの目的でもあったために、苦く頷いた。]
――俺も、何処にいるか把握しているわけではないんだぞ。
[オスカー・アルドル。 アリィの気に入りだったし、浄化の焔《クレマツィオーネ》の話について知っているのも彼だ。 白燕尾のこともある。会わなければならないのは、明白だった。]
(292) 2012/02/06(Mon) 02時頃
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……… 音が、おちついた、かな。
[零にはならない。 けど、賑やかだった音も静まる。
嘆く涙も、天空からたくさん流し尽くすくらい泣いた。 静かな雨が止まらない中、泣きすぎて頭が痛かった。]
(293) 2012/02/06(Mon) 02時半頃
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オスカーは、足音がした気がして、振り向いた。
2012/02/06(Mon) 02時半頃
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[宇宙《そら》の外、外宇宙《そら》のまた外かも知れぬ。 或いは、セカイの中心かも、果てかも知れぬし、頂きかも、底かも知れぬ。
何処か。
其々が、混沌《カオス》で隔てられたセカイ、其処にひとつだけ、星が浮かんでいる。]
(294) 2012/02/06(Mon) 02時半頃
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[太陽を内包し、中空の球となった世界にはあまねく光の加護があった。 太陽の光届かぬ土地はなく、肥沃で、豊かだった。
しかし生み出されたその光の星には、夜《月》がなかった。 煌々と照る太陽を、遮るものがない。]
(295) 2012/02/06(Mon) 02時半頃
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[生命ははじめこそ明るい世界を喜んだが、次第に疲弊した。 干ばつに麦も枯れた。水も乏しかった。
徐々に生体は淘汰された。 残ったのは乾きに強く、熱に強く。そういった屈強な獣ばかり。 やがて争うことすらやめ、己の身に適応したこの世界で暮らすだけだった黒龍が、戯れに高飛びをした。 如何に高くまで空に舞うか。その戯れの一環が、世界を変えた。]
(296) 2012/02/06(Mon) 02時半頃
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