254 東京村U
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―翌日朝・上野中下アパート―
うーん……あれ?
[身を起こした時には既に朝だった。枕元の電気はつけっぱなし、本も広げられたまま。どうやら、昨日はそのまま寝ていたらしい。]
まいったな……明日面接だってのに、もう9時かよ。 すっかり夜型になってんな…
(95) 2016/10/01(Sat) 17時頃
|
|
[なんとなく気になって、昨日新宿から戻ってきた後、台東区民図書館で本をいくつか借りてきていたのだった。内容は言うまでもない。カラスの生体に関する本とか、そういったものだ]
図鑑なんて読むのは子どもの頃にオルビスの学習図鑑読んで以来だな… 鳥よりは魚の方よく読んだよな。あと動物の哺乳類のとこだったか。両生類から後のページはキモいから飛ばしで読んでたよな。アシナシイモリがな、特に……
[ページをめくる。窓の外に視線をちらっとやるが、隙間から日の差し込むカーテンはきちっと閉められていた。]
(96) 2016/10/01(Sat) 17時頃
|
|
カラス。スズメ目。カラスは大別してcrowとravenに分けられる。日本でよく見かける種はハシボソガラスとハシブトガラス。どちらもcrow。ravenはそれよりも大型のワタリガラスなど。
カラスの知能は人間で言えば7〜8歳程度。電線にぶら下がったり滑り台で滑るなどの遊びを行う事もある。他個体との意思疎通ができ、紫外線を識別可能。人間や他の動物、植物を見分ける事もできる。 光り物を好む行動はよく知られているが、これも繁殖とは関係がなく、カラスの知能の高さを示す事例である。
電柱や樹上に営巣し、この期間中に付近に近づいた人間を襲う事がある。具体的にはまず鳴き声や相手の目前まで舞い降り、それでも立ち去らない場合髪を掴むなどの攻撃に出る場合がある。
天敵はあまり存在せず、猛禽類に対しても集団でモビングと呼ばれる威嚇行動を行い退散させる。
……なるほど。
(97) 2016/10/01(Sat) 17時頃
|
|
それから……
[別の本を手に取る。こちらも借りてきた本。もう少し人類学的なアプローチからカラスについて述べたものだ]
カラㇲは世界各地の神話に登場する。多くは太陽と関連付けられるか、太陽神の眷属としてである。
(101) 2016/10/01(Sat) 17時頃
|
|
日本で東征の際に神武天皇を先導した八咫烏、韓国の三足烏、中国の太陽に住む金烏および尭の時代に地上を焼き尽くした10羽の火烏、 ギリシャの太陽神アポロンの使い、イギリスではアーサー王が姿を変えたとされるワタリガラス、アイルランドではケルト神話に登場するバイヴ・カッハの三女神……遠くはエジプトでも太陽とイメージを結び付けられている。
……そう言や、昨日大家の婆さんが言ってた博士。確か東大で人類学だか歴史文化学だか…そんなのの研究をしてたって言ってたな。 海外でのフィールドワークが中心でほとんど家に戻らないから、こういうクソ安い物件を借りてたって……
(102) 2016/10/01(Sat) 17時頃
|
|
[なんとなく引っかかる。壁越しに隣の部屋を見渡した。現場の入口にはもう「KEEPOUT」の立入禁止テープは張られていない]
……あの部屋、なんかカラスと関係でもあるのか?
[カーテンを開けながらそう呟いた時、ふと窓の外に一話のカラスが止まっているのが見えた。 そのカラスは街中で見かけるハシブトガラスよりはずっと大きかった。
具体的には昨日新宿駅で見かけたカラス、上野恩賜公園の不忍池にいたカラスと同じくらいに。……というよりは]
やっぱりそうだ。あいつ……同じ奴だ。 ずっと俺を追ってるのか? ……なんのために。
いや……つまり。
(103) 2016/10/01(Sat) 17時頃
|
|
……………隣……か?
[という言葉を口に出す事はなかった。そのカラスがずっとこちらを睨み付けるように、その烏玉色の瞳を動かさなかったからだった*]
(104) 2016/10/01(Sat) 17時頃
|
|
―朝・上野中下アパート5階―
[山岸五郎はカーテンを開け、ベランダから件の事故物件である部屋を覗いてみる。壁で区切られてはいない。安普請の防火扉がある程度だ。そもそもベランダといったって、東京の2万円台の四畳半ワンルームにベランダ(らしきもの)があること自体が有難いのだ。文字通りの意味でそうあるものではない]
……黒い羽が何枚か落ちてるな。風切り羽ってやつか。あと、カラスじゃなかったら羽毛布団に使えそうなふわふわしたのも。
[そこまで言って、ふと違和感に気づく。]
(109) 2016/10/01(Sat) 21時頃
|
|
……妙だな。この物件、ベランダにネットは張られていない。 だからカラスが止まってもおかしくはないが、だったら羽は落ちてるのに糞が落ちてないのは妙だ。
[そこまで言って、ちらっと正面の木の方を見た。今日もカラスは随分止まっている。既に10羽近く、例の大カラスもだ]
(110) 2016/10/01(Sat) 21時頃
|
|
……いや。何を気にしてるんだ、俺は。
大体、隣の部屋は前の前に東大のドクターが死んで、その後萌えアニメばっか見てるキモオタが死んで…… その時点で壁も床も張替えてるんだぞ。 3人が連続で死んだ具体的な原因になりそうな「何か」がまだ部屋の中にあるわけないだろう……
ない……よな。改装するんだ。床も壁も、ベランダだってチェックする。取り換えないものなんて……
(111) 2016/10/01(Sat) 21時頃
|
|
……んっ?
[そこまで考えて、ふと隣室のベランダをぐるりと見渡した。]
カラスの羽が堕ちている以外は割ときれいな部屋だが…… にしてはあそこだけ…妙だな。
エアコンの室外機から部屋の中に伸びてるダクトが…
(112) 2016/10/01(Sat) 21時頃
|
|
室内に通じる接続孔のとこだけ妙にひしゃげてないか?
[じっとその接続孔を凝視する。とは言え、こちら側からではダクトが潰れ気味に変形しているという事しかわからない。身を乗り出そうとした時]
(113) 2016/10/01(Sat) 21時頃
|
|
『K H A A A A A A ――――――!!!』
[けたたましい鳴き声がすぐ耳先から聞こえた。びくっとして振り向くと、例のカラスがすぐ前の木の枝に止まっている。その烏玉色の瞳は、何も表情を映さないまま、ただ山岸五郎に向けて威嚇めいた鳴き声を発していた]
……んだよ。人間様を脅す気か? チッ……
[目の前のカラスを睨みつけながら息を吐く]
……気味悪い隣室の事なんぞどうでも良いけどな。
あんまりカラスが人間を舐めてんじゃねーぞ。こうなったら意地でも隣に何があるか見せてもらおうじゃねーか。
(114) 2016/10/01(Sat) 21時頃
|
|
[そう言った時、突然ポケットの中のスマホが鳴った。カラスを横目に、受信マークを押す。番号は前職の友人からだ。なお男だ]
おう。久しぶりだな。元気にしてたか? 俺?俺は明日面接よ。下見も済ませたし今日はフリー。 ……なんだ、今からか?お前休みなの?
あー、お前もやめたんか。だろうな。
んじゃ、久しぶりに話でもすっか?場所はどうする?
[出かけるためにベランダから部屋に戻り、着替えの準備を始める。その山岸五郎の様子を、大カラスはじっと見つめていた。ただじっと、監視カメラのレンズのように*]
(115) 2016/10/01(Sat) 21時頃
|
|
―午前・原宿表参道―
[表参道は元々明治神宮の参道として整備された区域だ。ケヤキ並木が青山通りから原宿駅前あたりまで続くこの周辺は、長らく東京有数の洒落たショッピングストリートとして発展してきた。少し奥に入れば閑静な住宅街やハイソな感じの美容院が見られるこの辺りは、当然ながら山岸五郎の本来の行動範囲ではない。]
(121) 2016/10/01(Sat) 22時半頃
|
|
ったく。この辺りだとは聞いてたが…… フランス語だかイタリア語だかの横文字をな。 カタカナで書かれてもわかんねーって。
[SEだった前職の頃の友人が待っているのはどの店だろう? さすがにパーカーからもう少しまともな私服に着替えた山岸五郎は周辺をぶらついている*]
(122) 2016/10/01(Sat) 22時半頃
|
|
―午前・原宿表参道―
ええと、「Labeille」って何て読むんだ。 フランス語だよな。ら……べいれ? らびーれ… らべーるぇ…… らべーる……
[ぶつぶつと呟きながら通りの店名に意識を集中させて歩いていた山岸五郎がふと名前を呼ばれたことに気づいて>>125振り返るには少し時間がかかった]
お。誰だ……って、昨日の嬢ちゃんか。今日はあいつ、探してねーのか? なんでここに……って、ここじゃ俺の方がお門違いか。
[後ろに男が付いている事は知るはずもない。ただ、別段少女に何か特別な感想を抱くわけでもなく、話しかけた。]
(126) 2016/10/01(Sat) 23時半頃
|
|
おう……そうか。仕切り直しか。
[ネットでの「知らない街ニキ」の現況の事はよく知らない。何しろ、昨日は別の調べものでそれどころではなかったのだ]
いや、俺はちっとな。前の同僚と会う約束があってな。 この辺の店のはずなんだが。なんか、ラベイユとかいうそういう店。
俺の柄じゃねーよ、表参道に家なんてな。 大体、再就職したところでそんなに余裕かましてられる仕事でもなさそうだしよ。
……ま、買い物か。気を付けろよ。ナンパとか。
(131) 2016/10/02(Sun) 00時頃
|
|
[少女の名前は知らない。けれど、別にわざわざ聞くほどでもない。聞いたらそれこそ自分がナンパしているみたいだ。ふと少女から視線をずらす。
…ケヤキの並木の一本にカラスが止まっていた。例の大カラスだ]
あいつ…今日はあからさまに尾行してきやがったな。 そんなに見られたくねーもんが部屋にあんのか…
くそ。戻ったら絶対に見てやるかんな…
(132) 2016/10/02(Sun) 00時頃
|
|
あっちか。それは、ついてってもらえるとまあ、助かるな。 同僚と会うんでなきゃ、飯くらいは奢ってやるとこなんだが。
フランス語って分かんねーよな……
[軽く頭をかいて、また歩き出す]
あー…まあな。鈴里さんが昨日様子見には来てたらしい。 今は現場検証も終わって事故だって事にはなったみてーだが、 さすがにしばらくは借りてもつかねーだろうな。 入って2か月かそこらの奴が事故ったんじゃ。
目玉、なあ。地元の田んぼにそんなのあったな。 効けばいいが…あいつがそんなタマなら苦労ねーんだけどな。
[やはりカラスはこちらの後をついてきている。こちらをずっと見ているというわけでもなく、その辺りを飛び回っているようだったが]
大丈夫と言や、嬢ちゃんもあんまり顔色良くなさそうに見えるが。
(140) 2016/10/02(Sun) 00時頃
|
|
……なんだ。怖いのか?
[怯えたように腕を取って寄り添ってくる少女>>137に少々困り顔になった。主に外面的な意味でだ。]
気にすんなよ。カラスとは言え、あくまでもカラスだ。 集団ならともかく、1羽だけならな。
張り合うつもりはねーが、隣の部屋の事故にあいつが何か関わってんなら、これ以上人間舐めさせとくわけにもいかねーし。 明日の面接をさっくり通して再就職して、アパートともおさらばする。まともな物件に移れば奴が何をやってこようと関係ねー。 そんだけだ。
……瓶のキャップとかそういうもんだったら、確認すりゃ安心できるし。
[ことこの件に関して、いくら傍から見てカラスと張り合うという愚行に移ろうが、引くという選択は山岸五郎にはなかった]
(143) 2016/10/02(Sun) 00時半頃
|
|
……ああ。死んでるな。それも3人。 こんだけ立て続けに死んでるって事は…間違いなくなんかあるんだろうよ。
ただ、それは……こうも続くって事は、霊とかそういうふわっとした感じのもんでなしに…もっと具体的になんかヤバい原因が実際あるんだろうと思う。 霊とかでねーんだったら、何かしら対処のしようもあると思う。
なんだ。心配でもしてくれてんのか?
[ふっと息を漏らして、腕に寄り添ってくる少女の方を見やった]
(145) 2016/10/02(Sun) 00時半頃
|
|
おう……なんだ。怖い事? ……なんかあったか。
[自分が首を突っ込むような話でもないか、と思いつつもふと少女の漏らす言葉が気になって>>147聞き返した]
事情はよく分からねーけど。相談できる人間とかいねーのか、近くに。 いや……愚問だな。
[聞ける相手がいないから悩んでいるのだろう。もしくは…知っている限りの人間に相談できるような事案ではないか、だ]
(152) 2016/10/02(Sun) 01時頃
|
|
それこそ警察に話して何とかなるなら、話した方がいいだろうしな。ストーカーとかなんかも、逮捕前提で動くなら、意外と警察も対応早いらしいぞ。結局は検挙の実績作りたいわけだしな、奴らも。
……気になるのはな。ただ単に個人的な性分だっていうだけさ。 まあ、心配してくれるっていうんなら、ありがとよ。
(153) 2016/10/02(Sun) 01時頃
|
|
木露?「トレーサー」とか「素顔連盟」の木露 流衣か。
[少女の出した名前に目を開く>>158。名前は知っている。何しろ、こちらもわざわざ評判の良くないホラー専門の編集プロダクションに就職希望しようかという人間だ。彼の本は何冊かは持っていた]
……そりゃまあ、なかなかだな。ファンなのか?一発屋っていう向きもあるが、確かまだ若いんだろう?…どんな奴なんだろうな。 しかし取材って事は…嬢ちゃんの悩みってひょっとしてホラー系の奴なのか。
(195) 2016/10/02(Sun) 10時半頃
|
|
俺は……強いんじゃねーんだ。どっちかっつーと不安だからかな。それで安心するために確認したいっていう方が正しいかもしれん。
[ますます少女の事が分からなくなってきたが、さらに詳しい事を聞く前に目的地に着いたようだった。「Labeille」の看板が表に出ている]
あー、やっぱこれでラベイユって読むのか。これもうわかんねーな。
……ん?まあ、メアドと番号の交換か。ああ、いいぜ。 珍しいな。今頃ならLINEとかやってねーのか……いや、なんでもない。 雪野瀬 ジリヤな。ああ、覚えた。
[自分のスマホも取りだし、番号とアドレスを交換しておいた]
……まあ、気は付けるさ。怪我もしねーし、死なねーように気を付ける。 嬢ちゃんも気を付けろよ。……何にかは知らねーけどな。
[ジリヤとは、そう言って分かれ、自分は店の中に入っていった]
(196) 2016/10/02(Sun) 10時半頃
|
|
『K H A A A A A A ――――――!!!』
[別れてすぐ、またあの鳴き声が聞こえた。店に入ろうとするその時だった。振り向き、もう一度睨み付ける]
うるっせえぞ!昨日からなんなんだてめーは! 遠くから吠えるだけで、こっちに手出すだけの度胸もねーのか!
[通りを行く人間が何人かぎょっとしたように振り返ったが、山岸五郎は振り向かず、そのままラベイユの中に入っていった。
前の同僚の姿をすぐに見つけ、席に座る。窓際の席についてエスプレッソを頼みながら、着信がある事に気づいて山岸五郎はジリヤにメールを返した。]
(197) 2016/10/02(Sun) 10時半頃
|
|
『ドッペルゲンガー?あの自分と同じ姿の他人って奴か。
なんだろうな。脳の障害でそういうもんが出るってのは聞いた事がある。けどそういうもんでもないんだろう?
……と言ってもな。正直な話よくわからん。身を守るっていう意味なら、せいぜい一人にならないようにしてきちっとアリバイ作っとくとか…』
(201) 2016/10/02(Sun) 11時頃
|
|
なんだ、いいのか。
[2通目のメールを見て、送信したばかりのメール本文を見返し、さらにごく短く返信した**]
『なんでもないならいいんだ。まあ、何かあれば相談ぐらいには乗るさ。またな。』
(202) 2016/10/02(Sun) 11時頃
|
|
―明治神宮前―
[小一時間ほどで同僚との話は終わった。話自体はたわいもないものだった。前職の上司の愚痴、次の職の事、明日の面接の話、彼女がどう、結婚がどう…そんな事ばかり。
ただ一つを除いては。つまり、話をしていた当の同僚というのは東大出身だったのだ]
(288) 2016/10/02(Sun) 22時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る