32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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―→骨董屋付近―
[ばらばらと零れるようにやってくる異形をなぎ倒す。 しかし振る腕の力は、数刻前よりは弱い。 それはヒビの入ったコアが神経を繋ぐのに時間がかかっていることの現れに他ならない。]
ちっ…これで飛んだら負担かけちまいそうだな。 しばらくは、地に足つけてやるしかないな。
[異形の湧く場所へと一歩一歩近づけば感じる力が大きくなっていく。 他に、誰かが力を使っているのだということは容易に知れる。]
へ、お手並拝見といこうじゃねえの。
[へへ、と薄笑いをしつつそこへ近づいて物陰に身を潜めた。 骨董屋の傍で対峙している者達に端末を向け、 データがあればと覗きこむ。]
(4) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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[ ≪checking surge…… Clear:3 Unlnown:1≫
解析の結果に顔を顰める。Unknownってどういうことだ、と。 存在が明らかになったのは、未来与えし恩恵の御子《アーシストチャイルド》と希望の魂を抱くもの<<エスペランサ・アニムス>>、それから―]
不死者の始祖…か。どいつもこいつも厄介だが。 あのお邪魔ムシ2号はなにもんだ?
[視線はUnknownと示された青年へと。 見たところ、彼が異形を放つ元であるのはま違いないようだが。]
ったく、厄介もんが雁首揃えてどうしてあれを止めない―?
[一体どういうことだ?と物陰から様子を窺う。]
(5) 2010/09/17(Fri) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[ゾクリ、と身体が震えた。 それは、向けられた不死の始祖の視線>>28ではなくて、 時計塔の方から感じる気配。時空が歪み、裂けた―こと。
そして振り返る先、黒海《ワームホール》へと飲まれる船尾と、 崩壊が始まる時計塔を視界におさめた。]
一体、どうなってやがる…どっちもこっちも!
[わけがわからない、けれど。 とにかくのっぴきならない事態であるのは確実で。]
……―――。
[両手を開いて肩をすくめながら物陰から一歩、通りへ出て、]
うらぁっと!
[構えた大鎌で、異形を数体ふっ飛ばした。 やがては異形が湧く勢いもなくなっていくのだろう。]
(32) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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[邪魔者2号が倒れたのを見て、大鎌を担いだままつかつかと歩み寄る。]
……――悪いな、邪魔するよ。
[ドナルドとカリュクス、カルヴィンを見て、それから倒れた男の横へと座る。 何か正体の手掛かりになるものはないかと思ったからだ。]
(34) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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[《ドック》のデータでも解析できない存在とはなんなのか。 男に近づいたのはただの興味と―それから、ターゲットに近づけても大丈夫な人物なのかを探るため。]
俺様の獲物に万が一のことがあったら―
[本当は自分がついているのが一番なのだが、 肝心のターゲットに激しく嫌われているわけで。 だから敢えて距離を置くしか今は方法がない。]
どこのどいつ様なんだ、お前…ん、あ?
[何者だ、と聞こえて顔をあげる。 カルヴィンがこちらを見ているのにニヤリと笑って。]
ケッタイな研究所の小間使いでございます。 不死者の始祖様に名乗るほどのものじゃございませんよ。 [言葉とは裏腹に態度はふてぶてしい。]
(38) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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《Hel》? ああ、それなら俺様が連れて返ったよ。 もっともそん時にはもう弱りきっていたがな。
["マレリウスの夜"のことを思い出し、隠す事もなく答える。]
…――、ヴェラ・ゴットフリードだ。 あんたのことは知らないが、同じ気配がしたものでね。 ―…《Hel》と。
[倒れた男の身辺を探る手は止めない。 果たして手掛かりになるものは見つかっただろうか?]
(43) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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[そして近づく気配>>40に、抱えた大鎌の先を向ける。]
あいつ《獲物》は無事なんだろうな?
[倒れた男を渡せと言う骨董屋の前で襲ってきた男へ顔を向けずに問いかる。 カルヴィンが答えているのを聞き、ふ、と男を見上げ]
なあ、テメエはこいつのことを知っているのか? こいつは何もんだ?この世界の者か?
[オッドアイの男に問いかけ、パラパラと頁がめくれる音に舌打ちをする。 己の状態で攻撃を仕掛けたとしても十分には立ち回れないことはわかっていたから。]
(47) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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…―、え?
[見つかってもわからないと聞こえた声>>45にそちらを見る。 どう見ても赤子なのに喋っているな、と今まで引っかかりながらもスルーしていたことを再認識して]
なんだ、離乳食はもう終わったのか? わからんとは、どういうことだ?
[憮然とした表情を向ける。]
(48) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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[《Hel》が満足している様子だったと聞いて>>46首を傾げる。]
あんた、《Hel》に会ったのか? どっちに会ったかは知らないが、満足、ねェ…。
[だとすれば研究所に運ばれる前のことだろうか。 少なくとも運ばれて以降は満足できるような要素はなかったはずだ。 ―傍目で見ている限りは、の話ではあるが。]
俺様は不満だよ。 せっかく本気でぶっ飛ばせると思ったのにな。
[踏み込んだあの時。滲む赤色は覚えている。 そして、力ない身体も。]
(50) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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ヴェラは、ドナルドが水泡を投げつけるのを見て、だダをこねているとしか見えずにふきだした。
2010/09/17(Fri) 02時頃
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そうか、ミルクの飲みすぎには気をつけろよ? ポンポン壊しちゃうからな?
[ぷるぷると首を振る赤子>>52にケラケラと笑いながら言うが、]
別の時空?
[倒れている男のことを聞いて怪訝そうな顔をした。 しかしそうでもなければ《ドック》の端末が反応しない理由がないわけで。]
なるほどな。だからこいつが反応しないわけだ。 すまないな、未来与えし子《アーシストチャイルド》。
[へへ、と薄笑いを向け、礼を返した。]
(54) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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じゃあ、会ったのは覚醒した後か。
[《Hel》だと思う、と聞いて>>53どちらと会ったのかを察した。]
そうだな、真っ向やりあったら俺様は死んでいたかもしれん。 だから、残念だと言ったんだよ。
[くつくつと笑う不死者の始祖に答えるは、まるで己が死を望んでいるかのような言葉。 だが、そこまで絶やさなかった薄笑いも、 これから始祖クラス2人と同時に対峙しなければいけないことに気付いた時、ふと消えた。]
…―、《預言者》は、何を思っているんだろうなァ。 どういう世界《ミライ》を望んでいたんだろう。
[つられるように崩れた時計塔を見た。 あそこに閉じこもっていた《預言者》はもう―。 それは魂を刈る者の直感が告げていた。]
(56) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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知らないか知っているかと言えば、知っているんだろうな。
[睨まれて小さく肩をすくめる。 不遜な笑みは消えることはなかったけれど。]
俺様が捕まえたんだよ。
[それがこの赤子―未来与えし子《アーシストチャイルド》の 母たる者とは知らないけれど。]
(58) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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あーはいはい、怒っちゃイヤでちゅよぉー
[癇癪を起こした赤子にくつくつと笑い、 いないないばぁよろしく顔を両手で隠した。]
俺様は研究対象を刈る役目なんでね、 フツウの人間よりは敏感なのさ。
[ふてぶてしいのは生まれつきでね、などと軽口を叩いて立ち上がった。]
(60) 2010/09/17(Fri) 03時頃
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ええ、私めが。 いや、そん時はもう…。
[覚えているのは、覚悟して向かったのに肩透かしを食らった。 そのほうが大きくて、生きていたのか死を迎えていたのかは定かではない。]
あいたたた。 はいはい、ちゅいまちぇんねえ。
[放たれた水泡を身体を振って避けるが{4}個くらいは当たるか。]
(62) 2010/09/17(Fri) 03時頃
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[そして、どこかへ行こうとする彼等>>59を一瞥し、]
死なんてのは、一回経験すれば十分だよ。 何度も死にたいなんて思うほど、俺様はイカレてない。
[舌打ちをしながら言葉を向ける。 もっとも相手の口ぶりから、不死者の始祖とて状況は易くはなさそうだなとは感じていた。]
さて、俺様も一休みするかな。 おい、そこの店番。 トニーに…俺様の獲物になんかあったら、タダじゃ済まさないぞ、いいな。
[足先で倒れたままの未来人を突いてころがし、仰向けにして顔を見る。]
ここで転がってるこいつにもちゃんと伝えておけ。
[骨董屋の店番へ言い残し、大鎌を一振りして手から消す。 それから、ゆったりとした足取りで通りの向こうへと。]
(63) 2010/09/17(Fri) 03時頃
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―建築中のタワー―
[しばしの後、崩れた時計塔を見下ろして、建築中のタワーの上へ。 ごろんと横になって間を閉じた。
空っぽの身体が、*充たされるまでは、と*]
(64) 2010/09/17(Fri) 03時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 03時半頃
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―回想・骨董屋傍―
[《アーシストチャイルド》の傍に居た部下の様子が変だということは 普段の様子を知らないのでわからないが、 彼女が名乗るのを聞いてそちらを見た。]
ふうん、カリュクス…ねえ。 ………―――、?
[カリュクスを見る視線は一瞬鋭くなった。 同時に、己の記憶を探るが見たままの姿のものはない。 しかし、かつて見逃した闇の力を繰る少女に似ている、とは思った。]
似てるな、お前。
[それだけ言って、ニタリと口元をゆがめた。 それは見逃したあの時に見せたものと、同じ表情(カオ)]
(73) 2010/09/17(Fri) 11時半頃
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舐めた真似だァ?俺様のどこがこのオチビ様を舐めてるっていうんだ?
[《アーシストチャイルド》を庇うように手を振るカリュクスをちらと見て、鼻で笑う。]
それよりもお前さん、さっきから壊《コロ》すだの潰《コロ》すだの砕《コロ》すだの そっちの方がヤベエと思うんだけど。
なあ、アンタの部下大丈夫かよ、イっちゃってんじゃねえの?
[ちらりと《アーシストチャイルド》へ目をむけ、己の頭のところで指をくるくるとさせた。 が、たいした興味はないとばかりにすぐに止め、踵を返す。]
アンタらも、覚えとけよ。 俺様の獲物に手ェ出したら、タダじゃ置かないぜ。
[敵―とまでは行かぬ者達へも忠告をし、立ち去った]
―回想・終了―
(74) 2010/09/17(Fri) 11時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 11時半頃
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―未完のタワー ―
[水泡の攻撃をぱちゃぱちゃと浴びたので服がぺたりと濡れていた。 肌につくのが気持ち悪いとでも言いたげな顔で座り込む。]
マレリウスの夜、なんて言われてるけどタダの襲撃事件だ。 似たようなことなんて他にも山ほどあんのになあ。
[つい先ほど《Hel》捕獲時のことを思い出そうとしたせいだろうかそんなことを呟いて。 その前に襲った村のことも一緒に思い出した。
ひっそりと、何かを隠すように暮らしていた村人達の秘密を知り、奪うために襲った。 狙いは、村人達がひた隠しにしていた少女。 抵抗する村人達を斬り捨て、閉じ込められた少女の前に立ったとき、二つの考えが浮かんだ。 一つは、このまま少女を捕えて研究所《ドック》へ戻ること。 二つめは、少女を捕らえずに、さらに力を持つモノを刈る口実とすること。
迷うことはなかった。 刈りを繰り返しながら進化する己の限界を見たかった。 飽くなき力への欲求に突き動かされていた、そんな頃だったのだ。]
(83) 2010/09/17(Fri) 17時半頃
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本当はオマエを捕らえに来たんだが、気が変わった。好きにしろ。
[少女が自由に動けるように鍵を壊し、ニタリと笑いかける。 村人の血に染まった笑みは少女にはどう映ったのか―そんなことは気にするはずもなく、立ち去った。]
自分で言うのもなんだが、飢えてたもんだ。 仕方ねえか、この力が面白くて仕方なかったからなァ。
[くつくつと笑う。 たまたま捕食した魂が"コア"に作用して得た力。大鎌を振るうようになったのはこの頃からだった。 少女を連れ帰らなかった結果、さらに強い力を持つモノを捕えろとの命令が下り起きたのがマレリウスの夜。 しかしそれは己の渇望を満たすことはなかった。 いや、始祖に続くレベルを相手にすれば自然と笑みがこぼれるくらいの快感はあったけれど。]
あんとき待っていたチャンスが今巡ってきたってのになァ。 ……――、もう、おせえんだよ。
[始祖と対峙出来るであろう機会が巡ってきたのに、全力を出すことが出来ない。 ひびの入った"コア"は、力を放出し続けると割れてしまうだろうから。 心臓に楔を打ち込まれた状態で果たしてどこまで太刀打ちできるのか、己にもわからない。]
(84) 2010/09/17(Fri) 17時半頃
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ヴェラは、今は、己の目的を優先させるべきかと、僅かな休息に目を閉じた。**
2010/09/17(Fri) 17時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 17時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 20時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 20時半頃
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―未完のタワー ―
[端末に送られる映像を、黙って見ていた。 それは研究所《ドック》が襲撃された時のもの。 警備機能として各所に置かれたカメラが撮った物を繋げたものだ。]
ずいぶん派手にやってくれたじゃないか。 試作品が無茶しやがって。ぶっ壊れちまうぞ。
……誰だこのネコミミ?
[ミシェルと共にいる襲撃者の姿に表情を歪ませた。]
(114) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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目的は、力《ソウル》だったのか。 こいつ、戦神・ヴァルキュリア《valkyrija》を喰らって何を―
[そこではっとして今や瓦礫と化した時計塔《グランド・ソロール》を見下ろす。]
あの怪力なら、やりかねんな。 閉じこもった《預言者》までたどり着いたのか。
[目的はわからぬままの上に、他の始祖の助力が在ったことは知りもしない。]
(126) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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十二の輪廻、完全なる輪《エターナルチェイン》が壊れて 調和《バランス》が崩れて今じゃ時空まで歪み始めた。 あの未来人がやって来たことも無関係じゃないだろうが… それだけでここまで大事になるもんかねェ。
[煙草に火をつけた時、大きな気配を感じて立ち上がった。]
これは…《Hel》、いや、ミシェル? 一体何をする気だ。
(127) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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ヴェラは、カルヴィンがその気配の主と対峙しているとは勘付いていない。
2010/09/17(Fri) 22時半頃
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百聞は―なんと、やら、か。 なんで俺様がこんな面倒にまきこまれにゃならん…
[文句を言いながら、トン、とかるく鉄骨が剥き出しの床を蹴った。 ふわと浮いた身体は過ぎて行った気配をゆっくりと追う。]
(133) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/17(Fri) 23時頃
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―不死者の始祖の領域《テリトリー》たる倉庫の傍―
[気配は下の倉庫から。 そこからはミシェルだけではなく、不死者の始祖の気配も感じていて眉を寄せた。 他にも、記憶に新しい気配も感じてふうんと腕を組む。]
始祖と始祖。 それに《アーシストチャイルド》とそのお供…か。 ただ事じゃなさそうだが。
[言いながら下には降りずに宙に留まったまま。]
(138) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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ヴェラは、ミッシェルは何をする気なんだろうと、倉庫をじっと見下ろしている。
2010/09/17(Fri) 23時頃
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―――……?
[倉庫の傍に何かひらひらするものが見えたと思えば骨董屋の店番だった。]
そこで何をしているんだ? さっきの未来人はどうした?
[少しだけ、下に寄って問いかけた。]
(144) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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プレゼント?
[ミシェルにプレゼントと聞いて怪訝そうな表情をした。 なにを呑気な…と思ったのだ。]
ふん、できればしばらく寝ていてもらいたいものだがな。 物騒なヤツは1人でも少ない方がいい。
[だって―と店番が言葉を濁して倉庫の方へ意識を向けたのを見て、己も向ける。 《アーシストチャイルド》とカリュクスの気配が近づいていた。]
……止めねえと、マズイな。
[倉庫の中から感じる気配は次第に闘気を増している。 顔を顰めて呟いた。]
(158) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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――……くっ!
[倉庫から感じるエネルギーに顔をさらに顰める。 骨董屋の店番を一瞥して、倉庫の裏口へと向かう。]
手伝い?好きにすればいい!
[裏口に向かって足を出す。 宙から降りざまのそれは勢いのついた蹴りとなり、扉を蹴破った。]
やめろ、ミシェル!! オマエにはそれ以上の力を許容できはしない!!
[飛び込んで大声を上げる。 不死者の始祖の呪が完成したとは知らず、止めようと。]
(164) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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やめろ!その刃を引け!!
[後ろからついてきた店番を振り返る余裕もなく、不死者の始祖が放つ闇の刃に大鎌の刃を向ける。]
うるせえ、馬鹿に馬鹿とは言われたくねえよ。 無茶苦茶してるんじゃねえよ、キャパもねえのに。
[いくら身に埋め込まれた存在が目覚めたとしても、生身である以上受け止めきれるものではない―。]
所詮、オマエは試作品だ…過ぎた事をすればぶっ壊れるのはてめえだぞ!
[怒声を放ち、不死者の始祖を見据える。]
絶撃・死神の舞踏《レイシーダンス》!
[大鎌を振り抜くのと、不死者の始祖による呪縛と、どちらが早いか―。]
(182) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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退け、ミシェル!
[顔を向けずに言う。 視界から店番の姿が消える>>184のを認識したがどこへと追う暇もなく。]
誰が、弱者だ…ッ!
[睨みつける視線>>185を睨み返して大鎌を振り上げる。 ぴきり。"コア"のひびがぴしりと大きくなったのが伝わってかくんと身体が落ちた時―。]
ぐっ…ふ…うぅ。 て、めえ…。
[繰り出された蹴りが腹にめり込んだ。]
(192) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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