人狼議事


254 東京村U

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硯友社 みょんこは、メモを貼った。

miseki 2016/10/07(Fri) 00時半頃


硯友社 みょんこは、メモを貼った。

miseki 2016/10/07(Fri) 01時頃


【人】 硯友社 みょんこ

◆希望調査アンケート  

記入者氏名 :
日付: / 


項目1 どんな未来をご希望になりますか?


 何者の干渉もない、本来あるべき未来を


E4444444  


アンケートへのご協力 ありがとうございます。
よりよい社会のために、ご意見を反映させてまいります。

***

(0) miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃

【人】 硯友社 みょんこ


[手早く書き込まれた"希望"に女は目を眇めた。
口元に手を添えて緩やかに小首を傾げる。]


 … 
 

(1) miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃

みょんこは、ふうっと息を吐いた。

miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃


【人】 硯友社 みょんこ

[節目がちの瞳は、どこか無表情にも見えた。
憂うように薄い瞼がぱちぱちと数度瞬きをする。]


 この回答、





 …… これで何回目だったかしら?

 

(2) miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ぼそりと無表情につぶやいた女は、やがてゆるゆると首を横に振った。]

 ……お疲れになってしまったんですねえ

[しかたないことかもしれませんが。そういいつつも
いくらか──残念そうに、消沈して女はそんなことを言った。]

 怖いこと、不可思議な体験。
 もう、嫌になってしまいました?
 それとも……やっぱり、
 モノを書かれる才能がある方は、
 別のやりかたなんて邪道だと思われるのかしら。

[それまでの機嫌のよさはどこかに消えて、
悄然とした態で眼鏡の女はぶつぶつと言葉を繰った。]

(3) miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

 東京村の、登場人物になるのは、
 もうこりてしまわれました?

 でも、お名前をださないままでしたけれど
 木露先生はこれまでも著作に
 登場なさって、いらっしゃったでしょう?
 
 私、先生とは、同志になれるかもしれないと思っていましたからええ、勝手だとは思いますけれど残念で。ごめんなさい……思い違いだとはわかっていましたけれどとても残念です。
 いえ、しょせん文字でおはなしをつくることさえできない、負け犬の遠吠えなのかもしれませんね。

 それに未来を目指して歩くことと、過去を変えることは別ですから影響を消すというのは、どうにも難しいでしょうね。
 それになにもかも相互に影響し干渉して繋がりあっているものですから、干渉をすべて消すだなんてことはそう上手くいくとは思えませんけれど──
 

(4) miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[そうつらつらと、半ば独り言じみた言葉を紡ぎながら、女は立ち上がったまま、緑のカーテンのほうへ歩いていく。]

 ただ、

[からり。と、ごくごく軽い音を立てて、
狭いベランダへの出口が開いた。]


 "干渉がなかった未来"へ近づくために
 わたしができることは、ありますね

 

(5) miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃

硯友社 みょんこは、メモを貼った。

miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃


【人】 硯友社 みょんこ

[ダン!と机が大きくたたかれた。室内の空気が揺れて
風がカーテンを大きく揺らした。]


 ……そうですか。
 考え方の相違ねぇ。
 目的の不一致といっても差し支えありませんけど

 そう。でも小説家って、そうなのかしら。
 やっぱり、
 

(12) miseki 2016/10/07(Fri) 18時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


……
 

(13) miseki 2016/10/07(Fri) 18時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[独り言めいた納得をこぼしていた女は、一瞬だけ悩むように視線を落とす。ただ、やがて女は窓側から体ごと振り返り木露と出目。二人へと視線を向けた。]

 でも。

 すっきりと現実に戻れちゃう怖い話なんて、
 なんにも怖いと思えないわ

 

(14) miseki 2016/10/07(Fri) 18時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ゆるゆると首を振る。]

 現実に返すのがお仕事?
 結構だと思いますよ

 でも、先生は


 東京村の続編をお書きになられるんでしょう?

 お引き受けになられたんでしょう?


 本当にあった話を連ねた

 その本の続編をですよ。

 

(15) miseki 2016/10/07(Fri) 19時頃

【人】 硯友社 みょんこ


 ぜんぶが嘘だ、創作だ。と、
 そうおっしゃられます?

[指で東京村を示す。匿名のだれかが書いた都市伝説風の本。それそのものが都市伝説のようになった一冊>>1:74。]

 でも、
 
“東京村にかかれたことが本当のことだとしたら゛


 先生がおっしゃる読者が戻るべき現実って
 どこのことなのかしら。


 "現実におきたこと゛を下地にして
 本をおかきになられるおつもりで、
 こちらまで取材にいらっしゃったのじゃあないの?

 

(16) miseki 2016/10/07(Fri) 19時頃

【人】 硯友社 みょんこ



 それに。


 ご両親が"仲良く″なられたのは、
 彼女が自分で、書いたことでしょう?

 希望がかなえられただけのことで、
 どうしてそんなに怒っていらっしゃるのかしら。

[まるっきりひとつもわからないという風に、ごく無理解な様子で入間澪音のほうへと、女はぐりんと首をひねった。]

 だって、あなたが書いたのに。
 
 あなたが希望したことなのに。
 そうよね?
 

(17) miseki 2016/10/07(Fri) 19時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[マンションの一室に風がふきこんで、声が大きく張り上げられる。 あんなの とはっきり怒りのこもった声が張り上げられた。]

 あら

[返して。と強い言葉に、きょとんと──
目を瞬かせて意外だと思ったというふりを、女はした。]
 
 他人じゃないわ。あなたのパパとママよ。
 それなら、あなたのおうちにいるのは
 ごく普通の、あたりまえのことでしょう?

 どうしてパパとママじゃない、なんて
 そんなことを言うのかしら。

[まるで今の会話でさえ、当たり前の一般的な普通の、
日常の延長線上にあるかのような態度で、女は首を傾げた。]

(25) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[どこか、心配げを装った口調で、あるいは、澪音の両親を名乗る人間がそうしていたのと同じに、どうかしてしまったのはあなたのほうじゃないかしら? と、あくまでもそんな調子で。]


 ご近所のひとたちだって、
 ふたりがあなたのパパとママだって
 そういってたでしょう?


[認めて受け入れてしまえばそれが現実だとでも言いたげに、
女は彼女が見てきたはずの "実際″を口にした。]

(26) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[返して。という言葉になおも首が横にかしぐ。そう。と、納得したような、少女の勢いに対するにはあまりにも甲斐も、慈悲も、情も、足りなさすぎる相槌を女はこぼした。]

 だめよー。自分の言葉には、
 ちゃんと責任を持たないと。

 どう転がるかなんて、わからないものだもの。

 
 返して、って。
 それがあなたの希望で いいの?

[確認をとるように発する声もまるでうわべだけ人間の皮を張りつけた人形が息を発しているような、そんな音だった。]

(27) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ジッ  ]

            [ ザッ ]

(48) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 1日前

ねえねえS区のウワサ知ってる?
 

(49) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 23時間
なに? ニキが消えたってやつ?

@Xxxxx 23時間
そっちじゃなくてさ
あの眼鏡の女の

@Xxxxx 23時間
眼鏡?アンケート配ってるやつ?
書いたの?新情報?

@Xxxxx 23時間
いやいやwwやばいから触らないww
だからそっちの内容はしらないw

(50) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 20時間

ああ、「アンケート女」?
 

(51) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 18時間
ああ〜ニキが消えてから目立つようになったよね
前からいたらしいけど

@Xxxxx 18時間
そっちそっち、こないだ喫茶店で撃退されててて

@Xxxxx 18時間
アレ断っても追いかけてくるんでしょ?
どうやって?

@Xxxxx 17時間
いや話の内容はよく聞こえなかったんだけど──
 

(52) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

─ 東京四ツ谷マンション ─

 ──? 本当の名前なんかより、
 希望する未来に進むことの方が
 よっぽど大切なことでしょう?

[>>28 まるで澪音がなぜ怒っているのか、腹を立てているのかが理解しないふうに、女と少女の会話はかみ合わない。ただ、本当に──名前については、そこについてだけは、真実味を帯びて、本当に心からわからないように]

 どうなりたいかの方が、ずっとずっと大事。
 そうでしょう?

 私だって、そうだもの。
 
[女は、自分の胸に、手を当てた。自分がそうなのだから、相手もそうに違いないという傲慢さと無理解を一切隠しもせずに。]

(53) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 わたし、とっても──

 今にも。未来にも、満足してるの。

[そう告げるのは、木露へ向けてだ>>5:186。後に回されていた問への答えをそう添えて、大ぶりの眼鏡の奥で女は目を眇めた。]

 ずっと、ひとつだけ──ひとつだけどうしても、
 …どうしても、どうやっても、
 かなわないことがあったけれど。

 でも、それも、先生たちが来て
 光明が見えたから。

[もう、よくなっちゃったわ。と女は──嬉しそうに笑って見せた。]

(54) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[部屋の中の四人のうちのひとり、入間澪音の声はここに至ってはっきりと震えていた。アンケートの噂にではなく女の異常さを目の当たりにした故にだ>>30>>31。]


 あら。へんなこと聞くのねぇ
 でも……そうね、なんだか。

 そう聞かれるの……

 あんまり、いやじゃないわ
 ふしぎね。

[くすくすと──その怖れを受けて、
どこか気持ちよさげに女は笑った。]

(55) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[少女の目が女を睨みつける。糾弾と反発の間、眼鏡の女は口を挟まなかった。]


 とりけせっていったり、
 返せっていったり、わがままさんねぇ。

[震えた声に、まるで小学生以下の子どもが、ままごとの母親役でもするかのように女はわざとらしく嘆息してみせた。]


 でも、そんなに言うなら、しかたないかしら
 いいわ、返してあげる

[子どもに駄々をこねられたかのように、女は"希望"をそのままにききいれることを約束した。──無自覚に、声での嘆願を"希望"として受け入れることを。]

(56) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 少し待ってね。

[そういうと女は、机に置いていた自分のスマートフォンを手に取り、通話ボタンを押した。]

(57) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ ジッ 

      ザッ ]


 ああ、もしもし? 先生?


[ ザ ザザッ ]


 ええ、そうです
 病院のふたりの返却を


[ ザ    ジッ   ガッ ジジッ ]

(58) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 ■■■で

 ええ、■■■■■

 ■■■■と、
 ■■です

 はい、ふたりともで───

 え?
 

(59) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ジッ  ザッ ガーーーー ピーーーーーー]



 ■ン仮ート?
 いえ、希望■■■
 ええ。です化らそのま間お願■■ます

 

(60) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[近くの電子機器から、壊れたようなノイズ音があちこちから部屋に響き渡る。会話している女の声はその異音に上書きされて奇妙にゆがんで聞き取れなくなっていた。

もし耳が痛むのを耐えて発信源をたどれば、
耳は女の持つ携帯から
もっとも強く異音がしていることを聞きとめられただろう。

ずっとアンケートの回答の連絡に使っていた、
なぜか東蓮寺の電話をひとりきり受けることのできた
死んだはずの旧友につながった、
情報網の網に──噂に繋がる、その端末は
周囲に異常をばらまいていた。

やがて「みょんこ」という名札を下げた女は、
電話を切り、入間澪音のほうへと振り向いた。]

(61) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 これで、希望どおりのはずよ 

[そう言って──アンケートを通さないままそのまま希望が叶った旨を、女は少女に伝えた。周囲で起こっている異変に、一切気づきもしないまま、その中心に立っていた。]

(62) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

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みょんこ
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