78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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ゲッ
[氷塊に皹が入ったのを見て、マズ最初に発した言葉は素に戻ったそれだった。]
なんだこれは… ついにわれらの力に反応した聖なる伝説が…いや…
[動揺を隠しつつも、黒いマントで身を包んだまま。 声が聞こえると、夜を思わせる所作でゆるりとそちらを振り返る。>>0:253 対応する旧友とそれに対する訪問者の態度に>>0:261]
目の前に見える事のみで事柄を把握しようとするとは まだまだ読みというのが足りな――…
待て
[言いかけて、更なる異変に目を凝らそうと制止の声を上げた。]
(17) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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[パァン]
[爆ぜた氷塊の様子に、目を見開いて。]
(18) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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危ないっ!
(19) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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運命≪Lachisis≫…?
[爆発の瞬間。 確かに耳に届いたその言葉を繰り返す。 さすがに咄嗟には頭が働かなかった。
爆ぜた氷塊は辺りに拡散され周囲を傷つける。 自分や友人も例にもれない。 飛んできた氷塊は黒にいくつもの穴を作り出した。 ビッ、ほほにも一筋の赤い筋が走る。 力が入らなくなったのか、片膝を地に着いた。]
ッてェええ、
[思わず手で払おうとしたけれど、そんな反射神経もなく。 地面を転がる幼馴染に]
りょうちゃん!
(41) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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[身を低くしていたからか吹っ飛ばされる事はかろうじてなく、 けれど地面に両手をついて目の前の光景を把握しようとする。 女性の悲鳴も聞こえたが余裕はあるかどうか。 彼女が障壁を作り出した事にも気付けない。]
なん――…
[もれたのは言葉。 テレビから聞こえた声が、辺りに静かに響いた。>>37]
…… ゆう しゃ…?
(44) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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大丈夫だけど、なんだこれ…
[内なる声から来る振る舞いを続けるかどうかを内心迷いながらも、今この状況は普通ではない。 だからこそ、何か、こみ上げてくるものがあるのも確かではあった。]
また材料買いに行くの付き合うから 俺のもまた作り直さなきゃいけない… いや穴だらけでもそれはそれでアリじゃないか…不自然じゃない穴…
[呟きながらも]
……
[パラパラと土ぼこりが踊る音がやけに金色に響いて聞こえる。 それはまるで先程の焔のように。
英雄譚として語られ続け、ここにいつづけ今目覚めた、金の響きを持つ少女と、電波ジャックをしたテロリストのこの奇妙な組合わせに、何かに魅入られたように視線を外す事は出来なかった。]
(56) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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加工する手間が省けたと思うのもまた一つの考え方だな 焦げくさいのがちょっと辛いが
[においでばれてしまいそうである。 >>59聞こえた呟きに顔をしかめた。]
ジョーダンか ジョーダンならこのレベルで出来るのを尊敬するが
今度仕掛けを教えてほしいものだ
[状況がよくわかってないゆえに出てくるよく解らない言葉を声にしながら、這ってくる幼馴染の姿に視線を向けずに気配で感じ、]
……わからん
まさか本当に、世界に隠された力が大いなる命運をわけ運命の歯車が今ここで回り始めているというのか…
(72) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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先輩か
[年齢を言われるとそう呟いて、]
いやそうじゃない…
[かぶりをふる。]
ニイガワ? ここはイェル=ゥラ自治区だが… そんな地名あったか?
[良平に訊ねる。 イメージが違うという言葉に、うすうす自分も思っていたらしく、頷いた。]
(85) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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[傷心の幼馴染の気持ちは痛いほど解った。 メンタルが強かったら夜中になんてやっていない。
けれど遠ざかるその背中に、]
――ま 待てっ!
[思わず声をかけてしまう。]
撤退もいいが、先程の話詳しく聞きたい。 もしかしたら”仲間”かもしれん…
[その忠告を聞いたのは、自分の後方からだったかもしれない>>123 無視してしまったような形で、足は追いかけ、 そして、斉花を追い抜いて更に先に行く女性の姿も視界に入り、]
(127) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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―― な…
[ヒールが地面を叩いた瞬間>>114 広がった大きな白い翼がみえ、飛び去ってゆく黒の中の白に、視線をただなげた]
なん…だと……
(129) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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天使…?
(133) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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[それに返事をする時間があればこう言っただろう。 ――死神が天使に恋をするはずがないだろう、と。
追いかけても中々に追いつけなかったのは、後ろに聞いた言葉に立ち止まった事と、先程の爆風で膝を着いていた事が原因だろう。 実は今も地味に痛い。 けれどさすがに体力は負けていなかったようで、へたり込んだ相手に追いついたのは、公園の入り口だった。
すぐには駆け寄らず、少し離れた場所で、はぁ、と一つ息をついた後に、]
―― おい
[声をかけた―― けれど、その瞬間。 聞こえるのは金の響きとは遠い存在にある泥のような足音。]
(153) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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なんだ…っ? あれは―― 人か…?
(156) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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長い間ここに居るが――こんなアトラクションは、 今日がはじめてだな
[テーマパークといわれて返した言葉はそれだった。 同じように、視線は異形から外せない。]
つまり、違うって事さ
なんなんだ、あいつら…! おい、倒れてる場合じゃないぞ、あんな見た目のやつらがやばくないわけがない!
(162) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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逆にこの状況で思うとおりの答えが返ってきて、 お前は信用できるのか?
地名も知らない、突如に現れる 出自不明の英雄のような……
……もしかしてお前、 別の世界から、やってきたんじゃないのか?
[妄想は得意だった。いつも何かが起こらないかと思っていた。この程度の事は何度も何度も考えた事がある。 誰だってあるだろう、目がさめたら違う世界に居ないだろうか、と妄想をした事くらい。 至極真剣な声色でそう訊ねてみたけれど。]
――、いや 話は、落ち着ける所に行ってからだな アテといっても聖苑の外にあいつらが居るんじゃ、…
[言いかけた所、>>174 遠くから声が聞こえて振り返った。]
りょうちゃん!……中は、安全だって?どうしてそんな事が
(176) 2012/01/29(Sun) 03時頃
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[聖苑の出入り口であるこの場所の、境界線。 その外と内に分かれている今。 これ以上異形が近づいてくる気配はない。 良平の言葉に頷く。]
……
外に出て、襲われたら真実ってやつか 試してみるか?
[どうするの、と訊ねられてこたえた。 自分は試す気なんてとてもなかったが。]
このままここで、ゾンビを見ながらお話でもいいが、 少し引き返したら座る場所もある
(182) 2012/01/29(Sun) 03時頃
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何故それを… いや、何事にも用心は必要だろう。 ゾンビの撃退法まで考えておくべきだったと今は思うよ。
[やめたほうがいいよという忠告に、ふ…と静かに笑った。 体験談に聞こえるその忠告を、たゆたう時間のように静かに流す。 続いた言葉にそわりとした内心は表に出さないように押しとどめた。]
確かに。 だがもっとうじゃうじゃいたら、こんなにのんびり考えられないだろうな…
[戻ろうという提案に肯定が返ると頷いた。]
ああ、人々の憩いの場所さ あっちだ
…そういえば、おい、大丈夫か
[先程自らの焔にやかれていた姿、追いついた時にへたり込んでいた姿を思い出す。 人を助けるのは趣味ではないが、彼女が地に着いていた手に、土が着いているのを見て。怪我でもあるのではと手を伸ばし、]
(195) 2012/01/29(Sun) 03時半頃
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[――――バヂッ]
[触れた瞬間、嫌な音と光が弾け、思わず手を引っ込めた。]
な んだ 今の
[手のひらを緩く握り締め、もう片方の手で覆う。]
(196) 2012/01/29(Sun) 03時半頃
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[肯定の言葉が返ってくると少し満足げに頷いていたが。 良平にも伝わったらしい痺れに、眉を寄せる。>>198]
静電気、 …… ――― なるほど
[納得いかないような顔で、自らの手を見下ろす。 この感覚が何なのか、今はまだ解らない。 考えても仕方のないことのようにも思えてしまう。 恐らく、時が来れば解るのだろう。そういった予感もあった。]
…
そうだな、安全の はずだ
[小首を傾げている斉花に、いや、と軽く首を振って、今はこの話題をきった。]
(205) 2012/01/29(Sun) 04時半頃
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話の整理は望むところだ そっちの話も聞きたいし
[委員長さながらに話す様子に、なるほど年上かと妙な納得をしながらも。]
さっきの女はレジスタンス『雫ノ華』の頭領だとおもう テレビを電波ジャックする程度には力のあるテロリストだ
[現実的なテロリストより異世界の少女(仮)の方に興味をひかれても俺が悪いわけではないと断言できる。使わなかったがテロリストに会った時にどうするかを考えていたからかもしれない。 詳しい話は座ってから、と思いながら、彼女の言葉に虚空(そら)を見る。]
―――… どうやら 今回も望む答えを返せないようだな
残念ながら、俺の知る月もあんな形じゃなかった
[見た事のない形状の月を空に、目を眇める。]
本当に、何が起こっているんだ…
(206) 2012/01/29(Sun) 04時半頃
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[そうして、セイクリッド・レティーシャが封じられていた近くのベンチにまで戻る。閑散としており、並んだベンチに人は居なかった。もちろん、あの女頭領の姿もない。 爆発の後は残っているが、破損された器物は少ない様子で、自動販売機も無事だった。]
…水は駄目なんだっけ?
[訊ねる。マントの下から硬貨を一枚取り出すと、ひゅっ、ぱしん。親指で弾き空中で受け止める。
ベンチに座ると氷塊があった場所に視線を向けながら話し出した。]
(210) 2012/01/29(Sun) 05時頃
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《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》の伝説
焔は煌く 星は瞬く
世界に危機が堕ちる時 聖なる焔をきらめかせ 聖火の勇者が禍を灼く
この世界に住まう者よ安心するが良い 彼女在る限りは安息もまた揺るがない
あゝ英雄よ 此処に在れ
(211) 2012/01/29(Sun) 05時頃
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[一般的な伝説の一編を呟いた。 これからどうするか、それが一番の問題でもある。]
…朝になれば、ゾンビが居なくなるんならまだ良いが その保証もないな あいつらをどうにかしない限りは、俺たちはここから出られない
――― 武器に、 なりそうなものでも探すか? この公園で
[何とかしなければならないのなら――と、緩く辺りを見回して。]
(212) 2012/01/29(Sun) 05時頃
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ヴェスパタインは、レティーシャ達に、話の*続きを促した*
2012/01/29(Sun) 05時頃
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皆知ってる 諸説はあるけどな
どんな武器を持っているとか、 どんな仲間を連れているとか、 最後に氷塊になって、世界の守護者とし この場に眠るのは同じだが
[良平がお前が勇者だと言う言葉に頷いて、]
時<伝説>が動き出したか…
[僕らの未知なると言う言葉に、>>228 ふむと掌を見下ろす。何とはなしに、握り締めた。 良平が斉花にジュースをおごり、自分もコーヒー-DON無糖-を一缶購入する。]
…
(244) 2012/01/29(Sun) 15時半頃
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もしあんたが本当に勇者なら
(245) 2012/01/29(Sun) 15時半頃
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必ず何とかできるはずだ
たとえ体育の評価が2だとしてもな 10段階じゃない事を祈るが
[礼を言われると瞬いて、良平と顔を見合わせる。>>234 ふ、と作ったような笑みを浮かべ、]
ああ、コウと呼んでくれて構わない
だが礼を言うのはどちらかな 勇者の氷塊が砕かれた時、 全てが本当に『はじまった』ように思える
[この状況が、礼を言うべきものなのかどうかはこれから次第だが。 氷塊のあった場所へ視線を向け、いつも飲んでいるコーヒーを一口飲んだ。]
(246) 2012/01/29(Sun) 15時半頃
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『この世界』でも、何も出来ないのが普通さ ―――… 少なくとも、この状況を打破できる能力は持って居ないな
[何も出来ないと言うのは心が邪魔をするので言い方を整えた。]
[ 『勇者』 ]
[それは勇気あるもの、世界を救うもの 人々を守ってくれるもの、加護を与えてくれるもの
伝説なのを良い事に、好き勝手に言われているそれの、 どこまでが真実なのかなど、知る人間はいない]
[ジュースにがっかりしたり笑顔を見せたりとする少女が、 そういう風に見えないのは先程言ったとおり、むしろ外見だけなら年下にも見える。 クラスメートのオスカーと同じくらいに見えても仕方ない。(ちなみにオスカーも年相応に見えないと思っている。アイドルというあだ名には本人は甚く不本意のようだが。) けれどそういう人物こそが世界を救う――などと考えていた所、声をかけられた。]
(252) 2012/01/29(Sun) 16時半頃
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いや、―― 見た事のない顔だな 格好からして”仲間”かもしれないが
…内容にもよるが、あんたここまでどうやってきた?
[聖苑の外は、異形に囲まれているはずだった。]
(254) 2012/01/29(Sun) 16時半頃
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……………
今は、な
[斉花の言葉に腕を組み、ふ、と目を伏せてそう応えた。>>259]
(261) 2012/01/29(Sun) 17時頃
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飛んで――、
[そう聞いて、思い出したのは先程翼を広げ飛び去った姿。]
あんたも天使なのか?
[ただの『同類』か、はたまた『本物』か。 意図を理解できないと言った様子に、マントの中で腕を組みながらチラと聖苑の出入り口のほうへ視線を向けた。]
今聖苑の外はゾンビだらけだ 『飛んで』来たのなら、納得はまあできるか…
[出来るのなら『本物』だろう。そわりとする内心を押えようとしたため、表情は硬くなる。]
(262) 2012/01/29(Sun) 17時頃
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