3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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−校舎内− [影の落ちた校内を歩く。苛立たしげに、早足で。 教室に向かっている筈なのに、いつまでも辿り着かない。]
何だよ、 何だって… …。
[響いて返る声。哂い声。 少女の――そして。]
(21) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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『―― アソボ?』
(22) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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[ひどく近くから聴こえた声にぎくりとする。 その声の主が鸚鵡だと知ると、ゆる、と息を吐いた。]
……パメラか。脅かすなよ。 後でな、後で――。
[家に帰ったら。 継ごうとして、言葉が掠れた。口の中が渇いて言葉が出ない。 『出られない』 声は、そう言っていた。]
冗談……やめてくれよ。
[足を止めて近くの壁に凭れた。 ずるずるとその場に崩れると、鸚鵡は首を傾げて見上げて来る。]
(26) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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う わああ ッ?! !!!
[>>@8何かが、撫でた。 背筋を、首筋を。 まるで皮の下を這いずる様にも。]
な、 ん だよ! 何なんだよ一体……!!
[ぼこぼこ。そんな異音にそうっと視線を向けるとその目が見開かれた。
死体が ――烏が食む 死が ――誰の
そこに在った。]
……冗談だ、ろ。
(45) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[異形を見る。 こくり。小さく喉を鳴らしたものの、口内の水分はまるで乾上がったように感じる。]
……がう、違う、こんなの幻覚だ。 そんなばかなことって。
何言ってるんだ、何見てるんだ、僕は。 誰かを犠牲になんて、だめだ……!
[頭を抱えて蹲る。 鸚鵡は寄り添うようにして居る。]
(55) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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[不思議そうに見上げて、鸚鵡は名前を呼んだ。 その鳴き声に、安堵が広がる。 ゆっくりと瞼を開けると異形は、見えたまま。 それに眉を寄せるが、鸚鵡を見れば表情は緩む。]
……ああ、ごめんな。 僕が、しっかりしなきゃ、な。
[腕に移らせると抱き上げる様にして静かに立ち上がり、背を撫でる。 息を吐いて、ゆっくり、ゆっくりと、自分の教室へと向かう。]
−→ 3年B組−
(58) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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− 教室へ向かう途中 − [>>61小さな声がした。 痛いほどに、共感できる心細さを伴う声。]
……誰?
[また、哂い声が聞こえるのではないか。 一瞬そうも思ったが。見えたのは明るい――髪の色。 静かに声をかけた。]
(68) 2010/02/27(Sat) 02時頃
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あ、コールリッジ、さん。 え、ちょッ……?
[>>71姿を認めると、座り込む少女。駆け寄るが。 その様子と、左目から零れる物に、狼狽を隠せない。]
わ、なに、何。だ……大丈夫?
[鸚鵡を左手に移して右手を差し出そうとして、一度引っ込める。 ポケットから布を取り出して、改めてそれを差し出した。]
あ、ちゃんと洗ってあるよ?
(73) 2010/02/27(Sat) 02時頃
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[平静を装う。 この景色なんて、見えていないんだ。 そう、言い聞かせる。]
コールリッジさん、ミッシェルさんってまだ居る?
[先程、と言うにはもう大分前のように感じる。 けれど廊下の時計の針は―― 針は あれから 動いて いない。]
……あれ、壊れちゃったのかな。 ま、とにかくさ、帰ったほうがいいよ。
[何事もないのだと言い聞かせて、言葉を紡ぐ。
『帰れない』
またあの声が、聞こえた気がした。]
(77) 2010/02/27(Sat) 02時半頃
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皆って、他にも居るの。
[ああ、あの哂い声が響く。 『あと一人。最後の一人。』 一体何人――だろう。 緩く、首を振る。]
何でわざわざこの時期に学校に残るのかな。 ジェレミー君みたいに補習とかなら解るんだけどさ。
[わざとらしいほどの溜息を吐いて。]
振り向いたらって、ミッシェルさんせっかちだなあ。 コールリッジさんもさ、何も置いてかれたくらいで泣かないで ……も ……
(83) 2010/02/27(Sat) 02時半頃
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[>>79大輪の花が。黒い、花が。 少女の指先から咲いているのが見えて言葉が止まった。]
……え、な、何それ。 流石に刺青は、こーそくいは、ん、だ、よ。
[刺青。何でそんな場所に。 それにどうして、花の香りまでもが。]
……。
[その後は言葉を継げずに黙り込んでしまった。]
(84) 2010/02/27(Sat) 02時半頃
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[>>88少女の弁解に、瞬く。]
え、何言ってるのコールリッジさん。君って妄想癖があったんだっけ。 化け物なんて 思ってない、てか見えな
[言って、止まる。]
……あんな? もし、かして。コールリッジさんにも、見え、て―― あ はは、随分大掛かりな、……悪戯だ。
[否定する要素を挙げようとして、出来なくて。 ただ、乾いた笑いが漏れる。 視界に映る 濃厚な 負の存在。]
……、……どうする?
[項垂れたキャロライナに、声をかける。]
(91) 2010/02/27(Sat) 03時頃
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『オハヨー? オハヨー?』
違、彼女は寝てるわけじゃ。
[頓珍漢なことを鳴いた腕の鸚鵡に訂正を入れ。 少し困ったように笑うと。]
誰、さがそっか。
[促すように、もう一度声をかけた所に。 >>86足音が聞こえて首を巡らせる。]
あ、ジェレミーく
(92) 2010/02/27(Sat) 03時頃
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[知った顔を呼ぼうとして もう一人見えた姿に、瞠目した。]
……ピッパ?
[開いた口は。 彼女の名前を、少しだけ親しげに、少しだけ寂しげに*小さく紡いだ*]
(93) 2010/02/27(Sat) 03時頃
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−回想−
……。 何、言ってるの。化け物なんて、居ない。
いや、ほらあの、『闘う男倶楽部』とか言う何だっけ? カバディだったっけ……とかやってるって言う、あのデカい人なら化け物って言葉は、似合うけど。
[>>95顔を上げて尋ねるキャロライナの言葉に否定を返す。足掻く様に。 今の、この状況を。今の自分の置かれた場所を。否定したくて。]
ん。
[>>238少女が呼んだ彼女の姓が結びつかなくて。数拍遅れて、けれど肯定とも否定とも取れない返し。 そして二人の行動を勘違いをした少女が手を振って背を向けると慌ててその後を追った。]
ちょ、ちょっとちょっと。コールリッジさん? いくらなんでも、こんな――……暗い学校で女のコ一人には出来ないよ。
(373) 2010/02/27(Sat) 19時頃
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[異形の闊歩する校舎は、視界に映る。 それでも、まだ、まだ、足掻いて見えない振りをする。 少女からやや遅れて、彼女の後ろを歩く。]
……どうして女って、一方的な子が多いんだろ。
[前を行く少女には聞こえたかどうかの小さな声でぼやく。 尋ねられても「なんでもない」と返した。]
(374) 2010/02/27(Sat) 19時頃
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[今はどこを歩いているのか。そこに女性の悲鳴が届く。 >>251ミッシェルの声だと言うキャロライナに頷いて南棟へと向かう。 そして、>>252立ち去る見知った黒髪の少女――飼育小屋の近くの畑を大事そうにしていた――の後姿と、見えたミッシェルの怪我に驚く。]
マーゴ……さん? え、何、どうし ミッシェルさん、大丈夫……じゃないよね、とにかく止血しない、と。
[保健室はどっちだったか、通い慣れた校舎が別の世界に見えた。 >>272そこに、化け物と、また言ったキャロライナの言葉に、眉根が寄る。 口が開く、も、声を出すのに幾ばくか掛かる。]
……だから、
(375) 2010/02/27(Sat) 19時頃
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化け物なんて居ないって言ってるだろ!!!!
―― あ。
[声を荒げて、はっとした表情に変わるとすぐに俯いた。 少女たちを怯えさせてしまっただろうか。]
…… ごめん。
僕、どうかしてる、ね。 どうにも、信じられない状況ばっかり、で、さ。
[信じられない。 信じたくない。 認めてしまったら――日常に戻れない気がして。]
(377) 2010/02/27(Sat) 19時頃
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……、あ の
ごめん。
[もう一度、謝る。]
コールリッジさんもミッシェルさんに会えたし、もう大丈夫だよね? 僕、マーゴさん探してくる。
[そう言って、輪から離れた。]*
(378) 2010/02/27(Sat) 19時頃
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飼育委員 フィリップは、いきもの係 キャロライナたちの会話を微かに聞きながら、どこかへと歩いていった。*
2010/02/27(Sat) 19時半頃
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−移動中− [一人で歩いていると、やけに彼女の声が聴こえて来る。 哂い声と、意味ありげな言葉と。 そして見える、異形たちの姿。近寄らないように、距離を取りながら歩く。]
…… ああ、そうだよ。 解って、たんだ。でも――
[また、声が聞こえる。]
… …なん、で…… こんな事 に。 どうなってんだよ。どう、したら――
[絞り出す様にして出た声は、ひどく掠れていた。 肩に乗る鸚鵡の鮮やかな色(あか)が、妙に目に痛かった。]
(385) 2010/02/27(Sat) 19時半頃
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−北棟− [ふらふらと彷徨いながら暗い校舎を歩く。 校舎に設置された時計の針は、一つとして同じ時を示さないまま止まっている。]
……と、マーゴさん。何処行っちゃったんだろ。
[見知った顔がこの状況で一人と言うのも心配ではあったが。 居た堪れなくなって、逃げ出すように離れた理由でもあり。 首を巡らせてその姿を探しても、その姿は見えず、映るのは異形。 顔を顰めた。]
うん?
[その廊下の先、明かりのついた部屋を見つけた。]
あそこに居るのかな。 誰かと一緒なら……
[いいのだろうか。 ミッシェルの怪我を思い出しながら、その部屋の扉に手を掛けた。]
(394) 2010/02/27(Sat) 20時頃
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−図書室− [扉を開けて見えた人物に青碧が僅かに揺れた。]
… …あ。 ピ ッパ ――。 ここに、居たんだ?
[無事で、と言うには相応しくない気もしてそんな言葉。廊下の景色が視界に入り、思わず扉を閉める。 少し沈黙が下りた後、ゆっくり口を開ける。]
あの さ。 マーゴさん、見掛けなかったかな、探してるんだけど。
――?
[明るい蛍光灯の下で見える彼女の顔に、不思議そうな表情。]
……ここ。今度は誰? まさか、ジェレミー君。
[自分の頬を指差して、彼女の頬に差した赤みを示す。]
(401) 2010/02/27(Sat) 20時半頃
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飼育委員 フィリップは、演劇部 オスカーに話の続きを促した。
2010/02/27(Sat) 20時半頃
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−図書室− [>>428ピッパに状況を聞かれて、首を横に振りたい衝動を抑える。 ゆっくりと、頷いて、返した。]
出来るなら、それが許されるなら……信じたくはないけど。
[本を手繰る手元を見る。 いくつもの写真が並んだ、学生には馴染み深いもの。]
……ああ。ケイト。ケイト――何? その子が何か関係あるの?
[小さな息を吐いてから、押し出されたアルバムを受け取る。 椅子を引いて座ると、静かにアルバムを捲り件の人物を探す。]
…ん。 知ってる。
[>>439独りで居るのが苦手、とそう言って笑う彼女に、小さく苦笑いを一つ。]
(464) 2010/02/27(Sat) 22時頃
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知ってると言うか。まあ、何となくそうかな、ってくらいだったけど。
[男をとっかえひっかえしてると言う噂は耳にしていた。 噂に聡い訳じゃ、なく。ただ、自分もその中の一人だったから。]
理由までは知らなかったけど、……そっか。 うん、それは。解るとまでは言えないけど、想像したら怖い、って思う。
[ぱらり。かさり。 紙の擦れる音。]
…… つまんない男で、ごめんな。
(468) 2010/02/27(Sat) 22時頃
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飼育委員 フィリップは、マネージャー ピッパに小さく謝ると、笑う。
2010/02/27(Sat) 22時頃
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−図書室−
うん、明るい所だと結構……。
[>>472手を当てられた赤みを差した頬に視線を移し。]
え。何で、って。いや、さっき一緒にいるのを見掛けて。 今は、居ないからさ。や。まあ、今の僕に口を挟む権利はないんだけど。
まあ、違うなら、それで。 ……誰でも、いいんだけど、さ。
[そう言って目を伏せるように手元のアルバムに視線を落とす。]
もう少し自分を大事にしなよ。女の子なんだから、さ。 ……出来るだけ殴られないように段取り踏みなよ。
[そんな段取りを踏んだ所で納得出来るものでもないだろうが。 それでも誤解を受けてる姿を見ると、そう思う。]
(490) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
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……そう 言われるとなんだか複雑だなぁ。
[おかしい、と、その言葉に苦笑する。 自分も変人視されてる部分もありなんとも言えず。 それに――]
ん、そう。覚えててくれた?
[>>476鸚鵡が甘える姿と、それを撫でる姿を目を細めて見る。]
ふ。 最初、名前似てるねって、話してたっけ。 パメラが僕の名前を覚えないのはピッパの所為なのかな。
『アソボ?』
[鸚鵡は甲高い声で、 哂い声の主と 同じ言葉を出した。]
(495) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
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−図書室− [鸚鵡が その言葉を発したすぐ後。 >>#15>>#16何処からか聞こえてきた少女の哂う声。]
―― ……ッ。 何言って、ん、だ。
[首を振る。その勢いに鸚鵡が机の上に移動して。 真っ直ぐに見上げて来るその鳥の瞳から視線を逸らした。]
あそぶ なんてレベルじゃ、……。
[言葉を続けられずに、唇を噛み締めた。]
(497) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
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−図書室−
… …ッ ?
[>>509カタカタと机が鳴ったのにびくりと肩を揺らす。 音を出してるのが彼女だと知れば。]
ピッ パ。
[大丈夫、と尋ねるのも、怖い、と尋ねるのも何か違う。 うまく言葉が出てこない。]
……居るよ。独りにはしないから。
[出て来たのは、それだけ。 少なくとも、今は。 少なくとも――。]
(518) 2010/02/27(Sat) 23時頃
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−図書室− [>>545胸に顔を埋められて、軽く狼狽を見せるが。 あの哂い声を思い出して、その肩に優しく手を載せた。]
ん、この状況で置いてくなんて、しないって。
[甘い囁きに、ほんの少しだけ眉が寄る。]
独りには――って。こら。 ……あのさ、いくら、っても。僕も男なんだけど?
[状況が状況とは言え。それに、未だ―― 縋るように見つめられて、決まり悪げに視線を逸らす。]
ばか、だなあ。そんな風に言わなくていいからさ。 もっと自分を大事にしろって、言ったじゃん。
[聞きなよ、人の話。と苦笑して。 赤みを差した頬をそう、と軽く撫ぜた。]
(560) 2010/02/28(Sun) 00時頃
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−図書室−
だから、そう言うことじゃな――ンむッ?!
[彼女が近付いてきて、唇に柔らかな感触が当たる。 彼女の髪か。甘美な馨りが鼻腔を擽る。]
…… ん。
[彼女らしくないと、言う考えが何処かで鐘を鳴らしているのに。 けれど、下半身へ血が集まり始めると腕は理性に従わず。彼女の腰のラインをなぞる様に回して、ぐいと引き寄せる。]
―― ッ。
[暫くして唇を離すと、その唇を軽く舐めた。]
……。いや、うん。
(583) 2010/02/28(Sun) 00時半頃
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