人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【人】 執事見習い ロビン

― 廊下 ―

 一体なんなんだこれは。
 いきなり人を襲わせるなんて、一体どういう躾をしてるんだ

[やれやれだ。忌々しい鳥の羽やら爪やらで、俺の頭はグチャグチャだ。エサの食い残しや糞なんかが粉末になって一生分降り注いだ気がする。髪をなおしながら肩口も自分で叩き散らす。そして恐る恐る……眼鏡をチェックだ。祈るようにして取り返した眼鏡を確認する。良かった。大した傷はついていないようだ。ホッとして気を緩めたのもつかの間、反射的に沸騰した怒りがつい口を滑らせてしまう。]

 眼鏡が無事だったからいいものを……
 壊れたら弁償ものだぞこれは。

[言ってすぐ気付いた。なんてはしたない考えなんだ。たかが眼鏡の一つや二つで弁償を求めるなんて。他に聞いたものがいないか、素早く周囲を確認する。残念ながら、生徒会の役員とあれは、クラスメイトのセシルに見つかっていたようだ。最悪だろ]

 ふん……別に、いいけど。

[何が別にいいだか。不機嫌な顔で胡麻化しきれるかどうか]

(8) 2011/12/23(Fri) 01時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

 ふん。君は生徒会役員……だった、奴か。
 なに、問題ない。
 この鳥がいきなり襲いかかってきただけで、
 フィリップは何も悪くはないよ。

[嫌みの一つもかましてやる。未だ髪の乱れた姿でスカすのは、聊か格好悪くもあるけども。眼鏡を中指で押し上げると背筋が伸びる]

 君でもそうして取り乱すことがあるんだな。
 俺もいいものを見られた。

[何か得られるものがないとな。少しは愉快な気持ちになれた]

(15) 2011/12/23(Fri) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

 では一体何なんだ?要領を得ないな。
 通りすがりにしてはやけに懐いてるじゃないか。

[鳥はフィリップにわしづかみにされて。自由を奪われている。そうしてくれてると安心だ。さっきより少し鳥も可愛いように思えて、恐る恐るその美しい羽に触ろうと指を伸ばした]

(18) 2011/12/23(Fri) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

[もう一人の傍観者が、遠巻きにこちらを伺っているのには気づいている。あいつがこんな騒動に一歩でも足を踏み出せただけで、恩の字と言うべきだろうな。
 気持ちに余裕が出ると肩の力も抜けて、さっきの湿原をフォローする気になれた。優しい笑顔が作れるといいけどさ]

 ……大丈夫だ。ルブラン。感謝する。

[革の手袋を見つめるあの臆病なクラスメイトに、気をかけられるとは思わなかった。俺にも孤高は嫌なものかもしれない。作りだした上がった口角が、柔らかく本物に近づいた気がした]

 大したことじゃない。別にそこで居たっていいよ。

(19) 2011/12/23(Fri) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 ――ッなんっ だよこいつ

[危ねえ。こいつ噛もうとしやがった。焦って思い切り引っ込めた手を恐る恐る確かめて……と大丈夫、こっちも怪我はない。クソ、こいつ苦手だ。指先をさすりながら、恐ろしい鳥と、次にその飼い主?を睨めつけた。鳥を体の前に押し出して、不思議な奴だ。コメントは差し控え、目をつぶって肩をすくめるにとどめた]

 ――…しかしお前ら、喋りたいの?喋りたくないの?
 話すことがないなら無理しないでいいだろ
 やめろ。不安な気分になってくる。

[後ずさりしあうようなセシルとフィリップを交互に見比べる。呆れた奴らだ。これで俺様の同学年とは]

(25) 2011/12/23(Fri) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

 ああ、平気だ。取り乱して悪かった。

[遠巻きにつつきあうような2人に構っている
うち、元役員が注意をくれてくる。こちらは落ち着いているので安心できる。説教は頂けないが、絆されてつい安心した表情が出てしまった。そのまま反論だ]

 にしても、敬語か。  
 さっきエリアス…先輩にも敬称をつけろと訓告いただいたよ。
 ほんの数年先に生まれただけで俺より偉いとは、大した自信だな。
 常識なんか。

[ふん。馬鹿馬鹿しい。世が世なら社会が俺に合わせるのが本来の姿だろう。落ちぶれたとはいえ、この俺が庶民に敬語を強いられるとは。同意できかねる合図に、顎を背けて見せた。身長が足りないのが悔やしいが]

 けど、食器は片づけてあげてもいいぜ。
 そのくらいでホプキンスの躾まで疑われては溜まらないからな。

[肩をすくめて首を振った]

(27) 2011/12/23(Fri) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

 いいや、君から声をかけられるとは思わなかった。
 少しは喜ぶべきかと思ったんだ。

[それを口に出すべきだともな。上手く伝わらないが、まあいい。どんな表情を寄こしたとしても、鷹揚に頷いて返すとしよう]

 じゃあな。

[何があってもちゃんと頭を下げて立ち去るこいつは礼儀を弁えてるだろう?フン、これが躾ってものだ。相手に去られたフィリップの様子も、芳しくないようだ。ルブランとは逆の方向に走って行ってしまった]

 ――……喋りたくないなら仕方ない。
 やれやれ。後に残ったのは説教だけか。

[まともに話せて安堵したのは何だったのか。こうして教育者然とまともに叱られたら気が重い。露骨に嫌そうな顔が出てしまった]

(29) 2011/12/23(Fri) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[適応能力の低さだと?こいつも説教慣れしてるのか、妙に俺を刺激してくる。悔しいが、敬語ごときでバカだと疑われるのは気分が悪い。腕を組んで考え込む。考え込む……その気になるまで待たせておけばいい]

 ――ふん。まあ、そういうことなら
 敬語を使ってやらないこともない、ですよ。
 俺にできないこともないんです。
 
 ……くっ

[どうにも我慢ならない。つい組んだ腕をギュッと握りしめてしまって今度は皺が気になる。歯噛みして野郎の顔を下から睨みつけた。畏怖しろ]

 使用人なんかどうでもいい。
 片付けも俺がやりたいからやるだけだ。
 お前、ミルウォーキって言ったな。
 これで勝ったと思うなよ?

[顔を指さして、宣戦布告した。後は知らないね。颯爽と立ち去るのみだ]

(30) 2011/12/23(Fri) 03時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 03時頃


【人】 執事見習い ロビン

[「そうあることを私は願う」だと?振り返るしかないだろう。踵を返して立ち去ろうとした俺のそっ首を、サッと捕まえられた気がした]

 
 何で俺様がお前なんかに保護者面されなきゃ
 いけないんですか。
 
[敬語ってこんな感じで良かったんだろうか?不満を洩らしながら不安になる。使いなれないから仕方ないだろ。睨めつけていると、いきなり笑いだしやがった。何かウケたらしい。何がおかしいのか。不思議で俺は首をかしげた。デジャヴュを感じる]

 ……ふん。笑ってればいい。じゃないですか。
 勝ちは預けます。吠え面かかないでくださいよ。
 ミルウォーキ先輩。

[フッと笑って立ち去る。もはやミルウォーキの捨て台詞など俺に何ほどの痛痒も与えないだろう。いつか思い知らせてやる。ホプキンス家の力を*思い知らせてやる*]

(32) 2011/12/23(Fri) 03時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 03時半頃


【人】 執事見習い ロビン

― 自室 ―

[部屋の周りには……誰もいないな。ノブに手をかけてからもう一度確かめる。……よし。ドアの隙間は最小限に。誰かに見られないうちに素早く自室に戻れた。後ろ手にドアを閉め、内側からロックをかける。
 そうしてしばらくドアに体を持たせかけたままでいると、全身が凍りついたように強張るのがわかる……よし。ノックもない。音もしない。この通過儀礼を経てやっと、俺は息がつけるようになる]

 ――こんな部屋、誰にも見せるわけにいかない。

[俺様はあいつらとは違う。没落したとはいえ元王家の系譜に名を連ねる高貴な血だ。それがあんな奴らと同じ大部屋で寝食を共にするなど、馬鹿馬鹿しい。そうして父や兄が用意したのがこの個室だ。特別な料金を払っている。そう、入室条件の学校への寄付を入れなくても無論、莫大な額だ。何だその顔は。今のホプキンス家の体力には分不相応、そう言いたいんだろう?]

(103) 2011/12/23(Fri) 18時頃

【人】 執事見習い ロビン

[ その代償が、――この部屋だ。
表向き特別な生徒のための個室でも、その実態はとても豪奢とは言えない。ここにある家具といえば、アンティークといえば聞こえはいいがただ古くて重いだけのベッド。後は粗末な祈祷台とマリア様、作りの悪い木の机と椅子、琺瑯の洗面器。幾ばくかの本。それだけだけだ]

 まるで牢獄だもんな。

[自虐で毒づいても誰も聞いてはくれない。それが心地よくて笑ったら、口の端が神経質にひきつった。外でこれが出てもシニックなだけに見えるといいが。ベッドに座る。カーテンもない窓から外が見える。晴れたみたいだ。けどさ、こんなに雪に降られて空が晴れたって気持ちまで晴れるわけないよな]

 やれやれ

(104) 2011/12/23(Fri) 18時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[フィリップの鳥に引っ掻かれた制服をもう一度確かめる。シャツは洗えば、ほつれは自分で繕えば何とかなるだろう。針と糸はあったな。眼鏡は……レンズが少し傷ついたけど代えがない。嫌になってそのままベッドに倒れ込む。窓の外は暗い。暖房も引けないここは寒い]

 もっと金がいる。金が――……

[ホプキンス家の家名を傷つけるわけにはいかない。豪奢な生活、数段上の生活水準。そうだ俺は人の上に立つ人間。新しい腕時計が欲しい。母上がもうスイスに発注済みなんだ。後戻りできない。金を作らないと……]

 ――行くしかないか

[寝そべったまま、壁にかけた古いコートを見上げる。父上のお下がり、俺の誇りだ。それを着てやることがこんな稼業とは、誰にも言えない]

 言えるわけない

[*ここに誰もいなくてよかった*]

(106) 2011/12/23(Fri) 18時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 18時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 21時頃


【人】 執事見習い ロビン

― 寮・前庭 ―

[さすがにそこそこ積ってるな。まっさらな雪に革靴だと歩きにくい。だが好都合だ。夜間のスニーキングのネックである足音はこれで消えてくれる。足跡が残るのが問題だが共有スペースの窓から出れば……あれ?]

 玄関の前はさっき通ったよな

[そのはずだ。特別警戒したのもあるし、この俺が慣れた道行きで迷うわけないだろ。首をかしげて裏門へ向かう。なのに]

 あれ?

[おかしい。また正面玄関だ。こうして俺は20分ほど挑戦を続けて気付いた。外に出られないことに。不快より不安で、眉がギュっと寄っていくのが感じられる]

 今日はやめとけってことか?

[笑えない。さっきから中庭の方から妙なにおいがする気もする。俺はとうとう、30分ただただ体を冷やしたまま玄関から再び寮へと戻ることにした]

(126) 2011/12/23(Fri) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 玄関ホール ―

 何だったんだ?一体。

[一人で首をひねっても答えが出るわけじゃないのに、なんでこうして人は首を捻ってしまうんだろう。アホらしくなって、溜息をついた。溜息も白い塊になってゆっくりと天井へ立ち昇っていく。父上のコートが重い。廊下のヒーターでもいい、早く暖を借りたい。俺の部屋は暖炉はあっても薪がないからな]

 ふん。薔薇のにおいだな。これは。
 冬なのに、いいにおいだ。

[白い薔薇は王家の印。手が温まるにつれて気も連動する。廊下の端にミルウォーキ(先輩)が見える気がする。まずい。何かに呆けているみたいだが、見づからないうちに退散しないとな]

(129) 2011/12/23(Fri) 21時半頃

ロビンは、咳払いをした。

2011/12/23(Fri) 23時頃


【人】 執事見習い ロビン

[どうやら俺は逃げる機会を失ったらしい。声を掛けられてしまった。あれはセレスト(先輩)が言ってた、確かベネット(先輩)、か。近づく前に枝から落ちた雪を払って先輩方の方へ嫌々近づいた]

 君も外から来たのか?
 俺は外が晴れたからちょっと散歩してみようと思ったのさ。

[どうにも言い訳がましくなってしまう]

 ……そっちは何かあった、ありましたか?
 何か外、おかしい気がするのですが。
 道がわからないというか。外の様子が見えないんです。

[外に出ようとしたことを隠しながら表現するのは難しい。面倒になってきた。そのまま窓の外を向いて口ごもる。にしてもミルウォーキの様子がおかしいじゃないか。いい気味だ。笑っちまう]

 ミルウォーキ先輩。どうしたんですか?
 クリスマスですし、酒でも飲みましたか。
 俺には薔薇のいいにおいしか感じられませんよ。

[鼻をひくつかせてみても、大した問題は感じられない]

(167) 2011/12/23(Fri) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

 夜だから、でしょうか。
 俺はこんな小さな場所で道を間違ったりしません。

[馬鹿にされた気がして、過剰に反応してしまった]

 ともかく先輩も気をつけてみてください。
 
[何か急いでいるんだろうか。あっという間に行ってしまった。またミルウォーキと残されてしまったわけだ。しかし、このミルウォーキといったら傑作だろ。ベロベロになってら。おもしろい]

 ああ、良いにおいだよ。
 王家の象徴は当家の象徴でもあるわけですから。
 誰かがトワレの瓶を壊したとかか?
 確かににおいは強いけど。

[鼻の下に人差し指の第二関節あたりを持って行って、もう一度かおりに集中してみる。うーん]

 ……体調がお悪いのでは?
 吐いてもいいですよ。掃除はご自分でだけどね。

[コートの袖で前髪をぬぐった]

(184) 2011/12/23(Fri) 23時半頃

ロビンは、ベネットの苗字はそういえば何だろう…と考えた。

2011/12/23(Fri) 23時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[白いコートの襟元を緩める。上までかっちり止めてあることを見とがめられたら、遠出する予定がバレてしまうかもしれない。ま、こいつがそんなプロファイリングまではしてこないとは思うけどさ]

 体調元気で大変結構ですね。
 もう少ししおらしい方がかわいらしいと思うけどね。
 俺はちょっと散歩してみたくなっただけって言ったでしょ?
 聞いてなかったの?

[説教が始まりそうだ。誰か逃げ場になる奴はないか、周囲を見回す。こいつをバトンタッチしたい]

(195) 2011/12/23(Fri) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[む。大分調子が戻ってきたようだ。何とはなしにこの方が落ちつく。しおらしくてかわいくても気持ちが悪ければ意味はなかろう。誤魔化しきれたようだし、朗らかな気持ちになれたのでミルウォーキの肩口を景気づけに軽く叩いてやろうとした]

 なあに。君がかわいければ敬語だの差し出口を聞かれても
 素直に聞いてやれる気がするかと思ってのことさ。
 俺も君みたいに体調を崩したくないもんでしてね。
 君も外へ出るのは控えた方がいいですよ。
 薔薇のトワレを割ったやつのことは俺が調べといてあげてもいいですよ

[釘を刺しておく。寮の外で出くわしたら溜まらない]

(214) 2011/12/24(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 ふん。人の挙げ足を取るほど瑣末なこと…わっ

[得意満面で講釈を垂れてやるつもりが、何だこれは。思わず体勢を崩してしまった。軽く叩いてやったつもりが、その手を取られた。一歩前のめりになった足元に注意して、顔をあげるとすぐそこにミルウォーキの目があった。射すくめられたように固まってしまった。これじゃ、猟銃の前の鹿じゃないか。どうなるかわかっているのに逃げないなんて。
 こんないきなり引き寄せられるとは……思わなかった…けど]

 くっ、…顔が近いぞ
 
[久しぶりに、知らない奴のいい匂いがする。薔薇の匂いよりよっぽど酔いそうだった。おかしい。外の商売でこんな反応が出たことはなかったのに。厚いコートを着ていてよかった。反応が早すぎる居住まいがバレる前に、逃れようと腕を引っ張った。なかなか外れなかった。……。]

 何か、見たことがあるんですか?証拠は?
 ないなら、わけのわからない罪を被せないでください

[睨む目が恐ろしく感じるのは何故だ。捕まった腕をひっぱった]

 放してください。

[抵抗をやめて、腕をだらりと垂らしたまま正面から睨みつけてやる。深い色の目をしている……。玄関の方から誰か来る気配がした]

(226) 2011/12/24(Sat) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 たっ、痛いぞ、この

[引いた手が引きもどされて、手首が痛む。掴まれた箇所が腫れたように敏感になってる。風邪を引いた時みたいざわざわと、急に服がこすれるのもこそばゆいような気がしてきた。握られた部分に汗が滲んでいる。俺がおかしけりゃ、こいつもいい加減おかしいだろっ]

 お、お前、何だよ。何してるのかわかってるのか。
 この俺様に乱暴を働くだなんて

[そんな言葉で誤魔化されない。これは違う。あの感じがする]

 いい加減、おかしいだろっ。

[野郎にこんな目で見られて、俺も反応しちまって。しかもこんなこと言われて馬鹿にされて、ふいに鼻の奥が一気にギューと痛む。まずい、目の端があっという間に熱くなる]

 悪戯、なんかじゃない。俺はいつも本気だ。
 貴様に見張られていようが俺は、俺は。

[まだ大丈夫だ。目のふちいっぱいまでは零れおちずに溜めておける。目が熱い。その時顔が近付いてきた]

(237) 2011/12/24(Sat) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

[本気で抵抗すればできただろう。なのに俺は何をやってるんだ。
 抵抗をやめてしまっていた。
 ミルウォーキを待っていたんだ。
 そのことを廊下の向こうで別の俺が冷たい目で見降ろしている気がした。
 俺はこんなんじゃなかったのに。高潔な人間のはずだったのに。
 汚らわしい商売に魂まで犯されて自分まで失ったか。
 問い詰められた気がして、ハッとした。
 自分の中に埋没した数コンマ秒の間、薔薇の香りの痺れが解け俺は窓の向こうに人影を見つけた]

 や……やめろっ!!!

[全身の力を込めて抵抗していた。反射的だった。取られた腕ごと引きよせて、力いっぱいミルウォーキを押し返した。どうなったか?知るもんか]

 なんで、キスなんかしようとするんだよ。いきなり。
 俺はお前の恋人じゃない。
 そこらのマス掻きティッシュじゃねーんだよ。
 俺をそんな風に扱うな!

[涙の堤防は決壊してしまっていた。熱い粒が耐えかねたように零れて、頬の上を伝いたちまち冷たく冷えていくのがわかる。震えを止められない。なんでかもわからない。庶民じみた下品な言葉が出ていることさえ、気付かなかった。ただ叫んでいた]

(240) 2011/12/24(Sat) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

 色?色が何だよ。何だよその言い訳。
 馬鹿にしやがって! 
 いやがらせにしちゃ酷すぎるぞ。
 キスを待ってた俺の顔はどんなにかおもしろかったんだろうな

[どうやら涙は溜まっていた分で打ち止めてくれるようだ。わけのわからない悲しみを、侮辱を受けた怒りが焼き尽くしてくれる。くだらない悲しみなんかない方がいい]

 俺は……王様だ。
 少なくとも自分を統べる。
 貴様も偉そうに人を見張っているくらいなら、自分を律したらどうだ。
 立ってるんじゃないか?

[服の上からでも盛り上がっているように見える。なら嫌がらせではないのか?どっちでもいい。今、こいつを傷つけられるなら]

(248) 2011/12/24(Sat) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[感情がどんどん冷えていく。ミルウォーキの表情が悲痛に見える。怒りの矛先にこんな顔をされると少し困る。反射的な情けが出そうで声を落ちつけた]

 だったらさ、ますます色がどうとかで
 人に迫るものじゃないでしょそういうものは。

[何か苦しそうだ。やめろ。俺が必要以上に人を苛めたみたいじゃないか。さっきガラス窓の向こうに見えた人物も見えない。物理的な留意はしながら、少しだけ気持ちの警戒を解いた。腕を組めば、溜息が出る。薔薇のにおいがまたし始めた気がした。三日月のような笑いが出た。乱れた眼鏡を押さえて直す]

 見たことはありますよ。あんたより多分ずっとです。
 あんたの欲が根本的に解決できることなら、まあ
 考えてあげてもいいですよ。
 でも見たとこ俺のことを好きになったとか
 そういうんじゃないでしょう。
 
 使い捨てのティッシュならヨソを当たってもらえます?
 俺も抜けばいくらの商売をやってるわけじゃないんで

[薔薇の香りが強い。こいつのあそこを捻りあげたらどんな声を出すだろう。俺は王なんだ…。陶酔の感覚が背骨を上に走った]

(251) 2011/12/24(Sat) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

 ……チッ

[言いすぎた。ここまで喋ることはなかっただろう。
唇を噛んで歯噛みした。悔しさで顔が上気するのがわかる。
なんてこと言ってるんだ俺は。俺はバカか。
俺が守ってるのは家だ。家名だ。自分じゃない。
 脳の中の薄桃色の痺れを取るように、強く頭を振った]

 今のは忘れてください。
 
[捨て台詞を残して足早に立ち去ってやった。俺か?俺は近づいてきたあいつの目とにおいを*忘れられそうにないね*]

(255) 2011/12/24(Sat) 03時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 03時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 14時頃


【人】 執事見習い ロビン

ー 回想・廊下>>265

[俺のことが好きなら、なんてさ。冗談みたいに軽い問いだったのにミルウォーキはまともに答えを返そうとしているのか、居心地の悪い沈黙が落ちた。大の大人と遜色がないこいつも、こんな顔を見せることもあるんだな。いい顔だ、笑える]

自分の気持ちも答えられないんですか?
大した副会長さんですね。ハハ。

[勝った。勝ったんだ。だからもういいじゃないか。心の戸惑いが表に出る前に、なるべく酷薄な笑みを浮かべて俺は立ち去った]

(314) 2011/12/24(Sat) 14時頃

【人】 執事見習い ロビン

− 自室 −

[さっさと出すんだ。こんなのは出してしまえばすぐに流せる。一時的な気の迷いたいだ。廊下は誰も見てないな?部屋の中に滑り込んだら後ろ手にキッチリ扉を閉め、まずは父上のコートを掛けた。祈祷台のマリア様に手早く後ろを向いていただいて、それで抜いた。全く事務的な作業、こんなもんだ。だけど胸の奥に澱のようにべったり着いた甘い匂いが落としきれていない気がして、俺は手を執拗に洗った。白いリネンで念入りに拭いてから祈祷台へ向かう。マリア様のお顔をこちらにむけて、粗末な木の台に膝まづいた。シャツの内側から金のロザリオを取り出して握る]

天にまします我らの父よ、
今日も罪深く欲に溺れたぼくをお許しください。
− 自室 −

[さっさと出すんだ。こんなのは出してしまえばすぐに流せる。一時的な気の迷いたいだ。廊下は誰も見てないな?部屋の中に滑り込んだら後ろ手にキッチリ扉を閉め、まずは父上のコートを掛けた。祈祷台のマリア様に手早く後ろを向いていただいて、それで抜いた。全く事務的な作業、こんなもんだ。だけど胸の奥に澱のようにべったり着いた甘い匂いが落としきれていない気がして、俺は手を執拗に洗った。白いリ

(320) 2011/12/24(Sat) 14時半頃

【人】 執事見習い ロビン

御名が清められますように。御国が来ますように。
父と子と精霊の御名により、アーメン

[一心に祈ると、汚らわしい想いや悔悟が消えて行くようだった。キツい香気が薄らいだ。再び自信が湧いてきて、俺は膝まづいたままほくそ笑んだ]

(323) 2011/12/24(Sat) 14時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ー 談話室 ー

[誰もいない、な。よしよし、暖炉の火も点いてる。良かった。扉の向こうから確認できたので、俺は火に一番近く背の高い一人がけのソファに腰を深く降ろした。オットマンにどっかり足を乗せると落ち着く。カップに入れたコーヒーに口をつけた]


はあ。マシュマロでも焼ければいいのに。

[焼くマシュマロも、囲んで楽しむ家族もいない。火を囲んで楽しみパーティを催した思い出がパチパチはじけるオレンジ色の光になって俺の目の中で揺れた]

(341) 2011/12/24(Sat) 15時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 15時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[驚いた。誰もいないはずが、いきなり声が掛かった。半身を起こしてふり返ると、居たのはクライトンだった。俺と同じようにしてこっちを見ていた]

クライトンか。驚かせるな。
……ああ、頼む。お前もコーヒーか何か持ってくれば?

[背もたれに首を預けたまま頼んだ。こいつは気が利く。居れば気持ちの足しにはなるだろう]

(347) 2011/12/24(Sat) 16時頃

【人】 執事見習い ロビン

[待つこと数分。戻るなりクライトンはクシャミを寄越した。つばきや風邪菌が飛んできた気がして、露骨に嫌な顔をして服を軽くはたいた]

風邪か?気をつけろよ。うつっちゃたまんないからさ。

[コーヒーを一口飲む。見るとマシュマロは封が空いているし、串の用意もない。串は別に構わないけど、人の食いかけは気分が悪い]

これ、新しいのはなかったの?まあいいけど。
こっちおいでよ。一緒に食べてあげてもいいよ。

[あったかいから、と続けてマシュマロの箱を寄越すよう手を伸ばした。身分を弁えた者と過ごすのは気分がいい。ネクタイを寛げると、一息つけてますます深く椅子に身を*預けた*]

(352) 2011/12/24(Sat) 16時半頃

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