19 生まれてきてくれてありがとう
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 酒場 ―
マスター……。
[あの会話からどの程度時間が過ぎただろうか。 そろそろかもしれない。 そんな確信にも似た感覚に導かれるように酒場へ脚を向ける。
恐る恐る酒場の扉を開けばコリーンと椅子で目を閉じているマスターが視界に入る。呼吸をしているようには見えないマスターを見れば奇妙な吐息が漏れた。]
(4) 2010/07/07(Wed) 01時半頃
|
|
そっ……か。
[コリーンの側でマスターの死に顔を見つめるが心構えが出来ていたのかそれ以上にショックを受けた様子を見せる事無く、マスターが好きだった酒のボトルを棚から取り出し杯に注げば彼の側へとそれを置いた。]
(12) 2010/07/07(Wed) 02時頃
|
|
大丈夫。 お酒を引き継いだ身として して欲しい時は私がマスターのかわりになるから。
あとは、私に任せて。
[そういう問題ではないけれど、彼女を落ち着かせるようにダージリンティーを準備すれば、数滴のブランデーを垂らし差し出した。
そのまま店の裏手にまわれば置かれていた荷車を正面入口まで引いて行く。 彼の遺言通りに墓石の下に送りたくはないけれど、動く事をやめた肉体は直ぐにダメになるのでそうも行かず、椅子の背を押してマスターを入り口に運び始めた。]
(26) 2010/07/07(Wed) 02時半頃
|
|
安心かな。って……。
「置物じゃないんだから」ってコレはツッコミが入るかと思ってたけど。 うん。ありがとう。
これは……良いよね、うん。 らしくない。
[何を思っているのか真顔でそんな事を呟きながら二人で荷車に遺体を寝かせ、顔を布で覆う。 祈るように手を組ませようとしたが、マスターらしくない事は止めておいた。]
他、村内に疎遠になってる肉親とか……居ないよね。
[何かしらないマスター人間関係があるかどうかコリーンに尋ねた]
(35) 2010/07/07(Wed) 02時半頃
|
|
辛気臭いのも、悲しまれる事も嫌がりそうな人だし。
……そっか。 じゃあ――このままで良いよね。
[少し迷うような素振りを見せるけれど 情報が無い故に結局は何もできない事を許容して彼女の言葉に小さく頷いた。]
手で引くのも大変だし、馬をつれてくるね。
[コリーンにそうひと声かけて荷引き用の馬を連れてくる為に牧場へ向かって駆け出した**]
(43) 2010/07/07(Wed) 03時頃
|
|
― 回想:大通り ―
[馬車の手綱を引き、大通りを行く。 途中、窓や路地裏から覗き見える棺。 マスターと同じように病で倒れる人達が本格的に現れたのだと、どこか冷静にそれを見ていた。]
― 回想終了 ―
(65) 2010/07/07(Wed) 13時頃
|
|
― 墓地 ―
[文字の解らない自分は緩く首を振るだけだったが 棺に入れたい物は問われて荷車から白色のダリアの花束を持ち出し、琥珀色のボトルを包むように棺に置いた]
(66) 2010/07/07(Wed) 13時頃
|
|
……。
[見送られて幸せと言うコリーンに 「そんなんじゃ無い」と思わず首を振りかけたけれど彼女を困らせるだけなので我慢するように息を吐いた。]
ん。 それじゃ、またね。
[ピッパの言葉に緩く頷き、棺の中のマスターの頬を数度撫ぜる。 まだ温もりと柔らが残しているマスター。 久方ぶりの死の感触に懐かしさすら感じる。 表情を曇らせる事も無く、胸元でゆるやかに手を振り彼に別れを告げた。]
(69) 2010/07/07(Wed) 13時半頃
|
流浪者 ペラジーは、歌い手 コリーンやピッパが花を褒める言葉を聞けば、曖昧に微笑を浮かべるだけで。
2010/07/07(Wed) 13時半頃
|
……。
[戦場の死者のようにモノとして扱われない――。 むしろその点の方がマシなのかなとぼんやり思う。 棺の閉じる乾いた音。ふと、息を吐き司祭も遺族も居ない葬儀故に自分が先に棺に土を掛けた。]
(71) 2010/07/07(Wed) 13時半頃
|
|
[近付く蹄の音に気づき墓地の入口へ視線を向ける。 自分たちと同じように荷車にのせられ引かれる棺、遺族たちに担がれた棺、続く葬列に目眩のようなものを感じて視線を逸らした。]
(72) 2010/07/07(Wed) 13時半頃
|
|
……?
私もするよ。コリーンは反対側をお願い。
[避けるようにして墓標から離れた彼女に不思議そうに首を傾げがコリーンと共に墓標を立てた。 予想以上の重さに眉をしかめたが、相応の存在感でそれはそこに誰が眠るかを主張する。 ダリアを墓標の側にも供えれば、生きる者の記憶から風化する事で訪れる真の死を避ける為の儀式を終えた。]
(75) 2010/07/07(Wed) 14時頃
|
|
……。 むしろ、私の方がありがとうだけどね。
[マスターも自分も信仰を捨てた人間故に祈りを捧げる事は無い。 ピッパの横に並ぶように一歩下がり祈りを捧げる彼女をちらりと一瞥するが、周囲の視線に敏感に反応して何処か落ち着かない様子で他の埋葬者達にちらりちらりと視線を向けた。]
(77) 2010/07/07(Wed) 14時頃
|
|
え? うん。 大丈夫だよ。
ちょっと……痛んでるかな?
[意外そうに数度瞬く。 何かから逃避するように彼女の髪を手櫛を通してみたり、指先で弄りながら数度頷いた。]
それじゃ、またね。ありがとう。 私も酒場の整理とかしないと。
何か……人手が足りなくなったらいってね。
[教会へ向かうと言うコリーンを見送り、感謝の意を込めてピッパをハグをする。 確実に忙しくなる事は確かな場所故に、微苦笑と共にそんな言葉を残し、馬と共に墓地を去っていった。**]
(81) 2010/07/07(Wed) 14時半頃
|
|
− 酒場 −
……はぁ。
[簡素な葬儀を終え酒場の整理を始めれば、悪怯れる様子も無く供養と言う名のタカリに来る常連客。 彼らにボトルを渡し帰して行けば随分と棚が寂しくなってしまった。
一段落した所で、マスターがしていたように店の軒先に腰を下ろしぼんやり通りを眺める。]
(125) 2010/07/07(Wed) 23時頃
|
|
未来が無い、か。 ヤダなぁ……。
[気がつけば通りを行く親子に視線が向いていた。 路上に座り込んでぐずる子供を抱え上げる母親。 何気ない日常。恐らく自分には得られないであろう関係。 自然と湧き上がる羨望に似た感情に溜息が漏れる。]
(133) 2010/07/07(Wed) 23時半頃
|
|
>>134
……ああ、セシルさん。
何か飲んでいきますか?
[視線を感じて顔を上げればこちらを見ている青年と視線が合う。 村内でも比較的珍しい芸術系の職業からか彼の顔を知っているらしく、陰を直ぐに消して営業用の微笑を貼り付けた。]
(136) 2010/07/07(Wed) 23時半頃
|
|
>>137
ミシェ。
さっき葬儀がすんだ所。 店ごとお酒をもらったの。
[胸元で小さく手を振り緩く挨拶を返す。 できる限り軽い調子で言葉を続け微笑んだ]
ミシェは……二人でどうしたの? でぇと?
[からかっているのか、緩く首を傾げてくすくすと笑う]
(140) 2010/07/08(Thu) 00時頃
|
|
>>139
確かに「途中」みたいだし……。 無料放出中なので、飲みたくなったら遠慮無くどうぞ。
[何処と無く気配に遠慮しないで欲しいといった風に言葉を返す。 じろじろと不躾に二人を探るような視線も一緒に付いてきた。]
(142) 2010/07/08(Thu) 00時頃
|
|
最後にあった時は上手く動けなくなってたみたいだし、苦しかったみたいだね。
[適当に嘘をつけば良いものを妙な所で正直に答える。 どの道、自分やミッシェルも体験するので嘘なんてついても意味が無いかと思ったのかもしれない。]
……血? どうしたの?
[不思議な模様だと思ったが、よく見ればそれが何か解った。 さすがにそれを流す事はできず率直に問いを向ける。]
(146) 2010/07/08(Thu) 00時頃
|
|
また引継ぎが起きるかもしれないけれど とりあえずの……店主、です。
また誰かサイモンみたいに……?
[ふと、川に身を沈めていたサイモンの事が頭を過る。 何やら思いを巡らせている様子の彼に返り血の跡が無いかと服を見回した。]
(148) 2010/07/08(Thu) 00時頃
|
|
>>149 マスターらしく逝ったんだから……良かったとは思うけどね。
[表情を曇らせるミッシェルへ付け足すように呟く。 「直に会えるよ」等と余計な言葉が出かけて慌て言葉を切った。]
ヴェス……が? マスターに出血するような症状はみえなかったけど……。 何か大怪我でもしちゃったのかな。
[他殺、外傷。サイモン。 言葉と、光景が泡のように脳裏湧き上がり消えてゆく。 症状を把握している訳ではないから早計かとは一瞬思ったけれど、サイモンのような他殺体をみたせいか自然と思考に偏りが出来ていた。]
(151) 2010/07/08(Thu) 00時半頃
|
|
後追い自殺……? でも、喉だなんて苦しむような場所。 何かの儀式みたいな感じ……情熱的な人だったからありえるのかな。
二人はヴェスの死をどう思っているの?
[青褪めるミッシェルとは対照的に酷く淡々としている。 他殺なのか自殺なのかと、小首を傾げて二人に意見を求めた。]
(157) 2010/07/08(Thu) 00時半頃
|
|
じゃあ……二人とも他殺だと意見は一致してるんだね。
ああ……。
[真っ直ぐにこちらを見るミッシェル。 そんな彼女を抱き寄せて慈しむように撫でるセシル。 そんな二人の様子に数度瞬いて何事か呟いた。]
慈悲……か。 一刻でも離れるのが嫌な相手がいるのならば 慈悲だと思うけれど――人の手を煩わせたくないから私は自死を選ぶかも。 それができない信仰の厚い人には手を汚しながらも送ってくれる人は有り難いでしょうね。
ああ、でもコレとサイモンが関係あるかどうかは解らない……サイモンはサイモンで錯乱に近い感じにみえたから、正当防衛で殺されそうな感じだったようにも……。
[少し間が開いたがセシルの問いにはそんな答えを返す。]
(166) 2010/07/08(Thu) 01時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る