人狼議事


14 Digital Devil Spin-Off

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鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 00時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

- アラヤの世界 -

[回廊を歩いていた
夢の中がそうあるように、痛みや疲れを感じない。
静かな道行きだった。
道は果てしなく先は見えない。孤独だが不安もない]

   ――……

[どこからか蝶々が飛んできた
目を凝らしてみつめるほど、にじんでぼやけていく
意識の外へ、内へ逃げていく。気配が消えた]

俺、ここ……来たことある

(43) 2010/06/02(Wed) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[世界そのものへとつながる意識の深層、
無意識の空間へと、深く降りていく――…(03)]

(44) 2010/06/02(Wed) 01時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 01時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[広間に出た。天井の見えない丸い部屋に、
絵画が幾つもかかっていた。青いふたごがいた。
冷たい石の腰掛の上に、並んだ子供は絵みたいだった]

……ようお前ら、いいとこ住んでんじゃん

[冗談もふるわなかった。自分の声が他人のようだ。
だが、そうなのだ。そういうものだ。
ここはそういう場所なのだ。
深い意識の中から、何かが語りかけてくる。
ふたごの話は、彼にすんなりと入っていく。
マグネタイト、悪魔、強い意志、世界が生まれ変わること]

……何のために生まれ、何をして生きるのか…

(46) 2010/06/02(Wed) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[扉は冷たい冬の夜みたいに青い塊になって
少年を差し招いた。
ノブに手をかけると、ふたごが囀った>>#5]

  自らと向き合う…
    …仮面……?
  
[悪魔のような自分、他人のような自分。
他者と接するとき、精神の境界面で自分を守るため
変える態度が仮面なのだとしたら、人や物事によって
軽く態度を変える自分のずるさがペルソナなのだろうか]

  確かに俺は…… ……だけど……

[うなだれて、唇を噛む。双子の瞳に自分は映っているだろう
こんな時でさえ、子供の前で膝を屈したくないのだ。
自分の見栄が情けなくって、笑えてきた]

  …………

(62) 2010/06/02(Wed) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[その時、夢の中の声が、聞こえた気がした。
顔の見えない誰かの声だ]

――我は汝――汝は我――

[内なる声が、彼を呼び醒ました]

  ……俺の名前は、浅見 友晴
 言っとくが俺は自分で、この扉を選ぶんだぜ
  誰に言われてやるんじゃねえ 
    自分の目で見たいからだかんな

[この期に及んで、少し強がりではあった
青い扉は彼を受け入れた]

(64) 2010/06/02(Wed) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

- ベルベットルーム -

[昔、行ったシナガワの水族館を思い出した。
そこは、細かいパターンの壁紙も、
深く足の沈み込むカーペットも、調度のすべても、
漂う空気のにおいまで海の底みたいに深い青の部屋だった。
誰もいないのに、物悲しくも凛としたアルペジオを
青いピアノが奏でている。超現実的な雰囲気があるのに、
妙に気持ちの落ち着く部屋だった。
母親の胎の中では、毎日こんな気分だったのだろうか]

これが、ベルベットルーム…

[誰何すると、部屋の中央に一本足の丸机が現れた。
白いレースの上に、カードが一枚置かれている]

(77) 2010/06/02(Wed) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

「わたしをめくって」ってか?

[うさぎを追って少女が落ちたのも
そういえば、こんなワンダーランドだった。
事態少しおもしろがる気分が出てきたのが嬉しく
気軽にカードへと右手を伸ばした]

[カードに触れた瞬間、事は起こった。
未知の力がカードを介して指に伝わる。
気脈を開けて頭へ、腹へ、足のつま先まで吹き抜けていく
黄金色の温かい光が髪の先まで駆け抜けて行くようだった]

  ……う…あっ……

[頭の中に、直接声が聞こえた]

(78) 2010/06/02(Wed) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

『――おまえはわたし、わたしはおまえ――』

『自らとむきあい、仮面をうけいれた
 わたしはおまえの力となりましょう』

[机の上で少年の手のひらを乗せていたカードが
意思を持って動く。
意を得て少年はカードをとると、目の前で開いた]

『おまえのもつ《仮面―ペルソナ―》のひとつ、
アルカナ「太陽」のカード
 きぼう、恩恵、充足を のぞむ カード』

[太陽を背にして馬に乗り、旗を振る
純粋なこどものカードだ。
少年がぐっと握りこみ、不適に笑うと
カードを乗せていた青い机を紫に染め上げて、
炎を上げる黒朱い鳥が一羽、どこからか舞い降りてきた]

(79) 2010/06/02(Wed) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

い、インコ!?

[どこかオウムに似たその鳥が、実在するどの鳥とも
違う部分は、つやめく3本の足だった]

『これは あなたのいちめん《ペルソナ》
 ヤタガラス いまはちいさなひかりでも
すすんであかりをつけましょう』

[鳥は三本の足を器用に使って、少年の肩にとまった]

『よわきおまえに かざせるては いまはここまで
 けれど 』

わかってんよ。強くなれってことだろ?

[肩をすくめて笑顔になっても、答えはない]

(80) 2010/06/02(Wed) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[次に気がつくと、彼は雑踏の煩い路地に倒れていた。
鉄骨のはみ出したむき出しのコンクリートや
ブルーシートで形作られたバラックから、
薄汚れた人々がみな幸薄い表情をぶら下げて
下を向いて歩いている]

なんだこれ……家にいたはずだぞ俺…
地震で気でも失ってたのか?

[痛む頭を押さえてビル陰から表を除いて、言葉を失った。
そこには、傷つき傾いてもまだ待ち続けるハチ公の像と
202X年の日付を表示する時計が*あった*]

(82) 2010/06/02(Wed) 04時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 04時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 20時頃


【人】 鳥使い フィリップ

んだよこれ…

[このスクランブルは、かつて世界一の歩行者交通量を誇っていた。でも今は鉄くずと化した車を乗せたまま大きく陥没し、往来はない。汚れた服を着た人が、ドブねずみみたいに警戒しながら通りすがるのを見た。天に日はなく、
重い灰色で距離感がつかめない]

ちょ、まじ釣りだろこれ

[ひざが笑う。耳が欠け、傾いたハチ公像に背中をつけて携帯を開く。表示は202X年、携帯キャリアは聞いたこともないものに変わって、電波状況の息は絶えだえだ]

頼む…

[とにかくまずは情報が欲しい。震える指でWispperアプリを開いた。10年という時間の重みがネット社会でどれだけの意味を持つか、サーバーが生きていてもサービスの終了は十分考えられた。Wispbirdがネットに繋がったとき、少年の目に薄く涙の玉がうかんでいた]

(241) 2010/06/02(Wed) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ちっくしょまじ何なんこれ

[10年分の発言データを拾うのにどれだけの時間がかかるかと思われたが、取得はすぐに終わった]

え、 …だ、れもいねーの

[学校の友人も、うるさいフォロワーも、あの実況を境にぱったりと止まってしまっていた。時の流れが止まっていた。少年は何度も間違えながら、全フォロワーたちに新しくささやきを落とした]

「生きてる人、いますか」

[Wispperアプリを閉じると、祈る思いで履歴から電話をかけた。大変な遊びに誘ってしまった。クラスメイトはどうしているだろうか。自分のために死なせてしまっていたら?どんな気持ちでその時を迎えたのだろうか。堪えていた涙がまばたきと一緒に熱く零れ落ちた]

東雲…しののめ…みずき出ろ……
電話でろ……

[電波状況は頼りない。繋がるかどうか……1コールごとにじわじわと喪失が彼を支配し始める。我慢できなくなって、とうとう彼は電話をきって]

うあああああああああああ!!!!!!

[腹のそこから叫んだ]

(242) 2010/06/02(Wed) 21時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 21時頃


【人】 鳥使い フィリップ

「あんた、こんなトコで大声出してると死ぬゼ?

[突然耳元で誰かがささやき、飛び上がった。
大きな眼を持つヒトデ、といった様態のもの>>93
ハチ公像からこちらの様子をうかがっている]

なな、ん、なんだよ!お前!
おい!近づくな!

[しりもちのまま後ずさる浅見に、ヒトデは
堕天使 デカラビアだと名乗った。
浅見はただ放心し、響きのエロい名前だと思った。
デカラビアは質問をよこした。眼帯の男のことだ]

……そ、そんな奴知らねーよ
眼帯?見てねーよ…

[力を持つ人間は珍しく仲間だと思った、らしい]

(253) 2010/06/02(Wed) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

他に俺みたいなやつがいんのか
つか、こっちはお前の存在の方が珍しいだよ!

[デカラビアは語りだした。
トウキョウとシブヤの現状、悪魔はびこる
崩壊後の世界のルールを。
どうやら夢は本当だったらしい]

俺の金が…口座の資本が全部紙切れに……

[口座の金は円もドルもユーロも全て価値を失った
今一番アツい価値を持つのが、マグネタイト。
次に人間たちの新しい通貨、魔貨であること。]

……俺の服は?…靴とか、鞄は?

[色を失って勢い込む。デカラビアは首?を振った]

(257) 2010/06/02(Wed) 21時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 21時半頃


鳥使い フィリップは、小娘 ゾーイが、せめて最後を親と過ごせたことを祈った◇

2010/06/02(Wed) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

なんてこった…何もねーじゃんか……
友達も……親も…金も……

[ショックだった。デカラビア大きな眼に
そのまま吸い込まれたくなって、膝を折った]

お前も、悪魔なんだよな?
俺のマグネタイトがほしいだろ?

[上目に睨む。大きなヒトデは、
静かに触手を揺らめかせている]

ほしいなら持ってけよ  もう

[このどこかキッチュな悪魔が、今の自分では
到底かなわない位階にいることは肌で感じられる。
本能的な恐怖心に肌が粟立つが、彼の瞳は
少しずつ明かりを落としていった]

(270) 2010/06/02(Wed) 21時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

《 おまえはわたし、わたしはおまえ 》


[声が聞こえた気がして、顔を上げた。
尻ポケットの携帯電話がふるえている>>232]

 新着SNS 1件
 東雲 瑞樹さんからのメッセージ
 おはよう。起きたら、10年も経
 ってた。みんなは元気?

[携帯画面に浮かぶ、小さなポップアップに
全文が表示されるような、何気ないメッセージだ。
それでも、冷えた指先に熱が
伝わっていくのが自分でもわかる]

はは、生きてる…
こいつ、生きてんじゃん

(282) 2010/06/02(Wed) 22時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 22時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[弱い笑顔を浮かべていた。続いてWisp着信が入る]

 新着Wisp 1件
 @Philip_at 生きてます。ワーリャです。無事?

[死を目前に、もはや座り込んでいる手はなかった
デカラビアの大きな眼に、不敵な視線を返した]

やっぱ訂正!
倒れるときは、前向きに…だわ

[ウインク一発、悪魔にカマす。
そこに存在しないあの青い机に手を伸ばすと、
現れたカードを掴み取った]

ペルソナ!

(290) 2010/06/02(Wed) 22時頃

鳥使い フィリップは、士官 ワレンチナから、戦う力を得た気がした◇

2010/06/02(Wed) 22時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 23時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 23時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/02(Wed) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[彼の体の境界線がたわんだ。
中空に、三本足の烏が浮かび上がる
黒い羽を目いっぱい伸ばして、肩に降りてくるが
物質的な重さをまったく感じさせなかった]

お前は俺、俺はお前なんだろ?
たのむぜ

「オロカナ 人間ダ

[デカラビアは、金属的な音でつぶやいた。
このヒトデがソロモン72柱の魔神の1柱である地獄の大侯爵だとは、オカルト嫌いの浅見は知る由もない]

だろうな!

[ヤタガラスが、短く鳴いた。
空気がからまり、元素が激しくぶつかりあった。
握りこぶし大の火球が、デカラビアを焼く]

…やったか!

(370) 2010/06/02(Wed) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[やってなかった]

やっぱし?

[ヒトデの上目遣いはは僅かなダメージも感じさせなかった
内側に丸まってまた開き、こちらを見ている。
喉の奥で愛想笑いがひっかかって、
ひどい喉の渇きに気づいた]

……す、すいませんでした!

[10年後のハチ公前は、若者たちに代わって
恐ろしい悪魔たちの待ち合わせをする場所になっていた。
浅見は後ろを顧みることもなく、一目散に逃げ出した]

(391) 2010/06/03(Thu) 00時頃

鳥使い フィリップは、団子屋 たまこの車が見えた気がした ◇

2010/06/03(Thu) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[>>387 乗り捨てられた車やバイクが障害物となり、大きく割れを起こしたアスファルトや瓦礫が、浅見の足を掬ってくる。すぐ側をついてくるデカラビアの気配に、髪の毛が逆立つ。長い坂を上り始めてしまった。息が切れ、肺が膨らむ。逃げとしての諦めが甘い声をかけてきたとき]

なんだ、ありゃ

[滑るようにして走るリムジンの姿が目端に止まる]

助かった!

[天の配剤としか思えなかった。
絡む足を奮い立たせて、走るリムジンの前に飛び出した
車のスピードが落ちれば、ボンネットを叩いて助手席の
扉にとりつくだろう]

ちょっと、乗せてくんない?

[息は完全に上がっていたが、乗っていたのは
黄色いシャツのキュートなおねえさんなので
少しだけデカラビアのことを忘れた]

(403) 2010/06/03(Thu) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/03(Thu) 00時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/03(Thu) 01時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/03(Thu) 01時頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>419
すみません、あの俺追われてっつーか
追ったら追われてっつーか……

[やたら後ろを気にしている。無理に作った笑顔には
不穏な影が見えるかもしれない。
サムズアップの親指で後ろを指し示すと、
たまこや車中の人物に星型の悪魔が見えるだろう]

たすけてください

[日本人らしい笑みで謝意を示す手刀を切った]

(440) 2010/06/03(Thu) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>427
[スモークガラスの向こう側から男の声が聞こえたので、
ガラスに当てた手を庇に後部席を覗き込んでみた。
広いリムジンの中に、既に3人の人影があった。
みな見知らぬ大人ばかりで、今になって少し
気後れが表情に出てきた。会釈をして、たまこに囁く]

あの、床で結構ですから…

[キリシマの視線の先を追って一言]

あの星が無敵なんです

(443) 2010/06/03(Thu) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>432
あざっす!

[祈りは届いた。
頭を下げておねえさんに重ねて謝意を伝え、
ドアを開く勢いで体ごと中に滑り込んだ。
と同時に強い制動が体にかかる。
地を蹴った足が宙に浮いて、デカラビアが空を切る]

ふあ、ああ、はあ…、はあ…

[肩で息をしながらシートベルトをしめながら、
後部の大人たちに、改めて会釈をするだろう]

(450) 2010/06/03(Thu) 01時半頃

鳥使い フィリップは、は強く祈った{6}

2010/06/03(Thu) 01時半頃


鳥使い フィリップは、勝利を期待した{1}

2010/06/03(Thu) 01時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/03(Thu) 01時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/06/03(Thu) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

- 死力で応戦中! -

それも悪魔か…?

[前にデカラビア、背後に未知の悪魔、
背中にナイフを当てられた気持ちがして
生唾を飲み込んだ。が、大人たちの示すヒトデへの
剣呑な反応に不穏当を感じて、事態の重さに気づき始める]

そうだ なんとかしないと
速くなんとかしないと…来い!ヤタガラス!

[車の中にあって浅見の体から浮き上がった
ヤタガラスは走る車からすり抜ける。
車のすぐ側でまどろみに足を突っ込み始めた
デカラビアとは逆の車線に火球を投げた]

(466) 2010/06/03(Thu) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[火球は捩れて綻びた信号機に当たる。
信号機は絡みつく電線を伴って落ちる間で
電線はデカラビアを絡めとり、デカラビアは
ぱったりと地面に倒れたまま、黒い悪魔の歌の効果か
やさしい眠りにつくだろう]

もう、追って、きません、よね…

(469) 2010/06/03(Thu) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[荒い息継ぎのあいまあいま、お姉さんに返答する
その影が遠くなって角を曲がり見えなくなっても、
彼は振り返り、当分の間背後を見続けていた。
走りが少し穏やかになったころ、ようやく前を向く。
タマコ、といったお姉さんの顔は見られない
今は浅見友晴、と名前だけを名乗った]

俺、あれ、あれならやれると思ったんです…
俺は、タマコさんみたいにわかんなくて…
でも「力」を与えてもらったんです
世界を変えるために…
魔貨やマグネタイトがいるって聞いて…

[自分でも恥ずかしい論理だった。
耳まで赤くなり、何故か悔しくて窓の外を見ていた]

(471) 2010/06/03(Thu) 02時頃

鳥使い フィリップは、―― → *アキハバラへ* ――

2010/06/03(Thu) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ゾンビの大群さえ眠らせるという。女性が自慢する悪魔は、確かに凄かった。彼も実質、タマコと車と、この悪魔に命を助けられたのだ。黒い悪魔の誇らしげな姿は小さく、一緒に歌を歌う女性はとても無邪気で、当たり前の女性らしく見えるというのに]

すげー… 
強いんだな、そいつの歌

[そいつ、と表すことを躊躇うほど、女性は悪魔を親身に扱い、称えていた]

藤島蘭、蘭ね。了解。
俺は浅見友晴だよ。トモくんって呼んでいいよ

[ちょっとふざけて出方を見た。件の悪魔を紹介されると、許可を得た気がしてまじまじと見ることにした]

うん、魔貨。魔法の貨幣って書くんだとさ。
たぶん、そうそれ。

(478) 2010/06/03(Thu) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[チビが渡したコインは初めて見るものだった。
よく目に焼き付けておいた]

それが魔貨だよ
円もドルもダメになったから、人も悪魔も使ってるんだとさ。
レートは大体、今で1魔貨10年前の10円くらいだって。
マグネタイトの次に役に立つだろうって。
…さっきのデカラビアに…教えてもらった…

(479) 2010/06/03(Thu) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ある単語が気になり、髪の長い男性に応える]

知らないけど…俺は知りたい
この世界で最後まで生きるためには、
何が危険か知ることは、大事なことでしょ?

[真顔だった。ぱっと表情が明るくなる]

にしてもさ、友晴さん「も」?
もっつーことは、あの、霧島サン?も
ペルソナっていうやつ、出せるんですか?
え、見して見して

[ふざけて身を乗り出す内に、霧島の携帯と同じタイミングで尻ポッケの携帯が存在を主張した]

(482) 2010/06/03(Thu) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[間一髪で命の危機を乗り切った後の高揚からか、
大人たちとのお喋りや歌でか、車内はどこか華やかに
打ち解けた雰囲気でアキハバラへと向かった]

[アドレナリンの波が引いて一息つくと、
話の合間を縫って携帯電話を取り出した。
新着SMSに一件未読。ポップアップの表示で読んだ、
東雲からのものだ>>248
改めて読み返すと、安堵で顔が緩む。返事を送る]

東雲 瑞樹さんへのメッセージ:
俺は元気だぞーーーー!(太陽の絵文字6個)

[自分は元気で、そしてどうやら無事だった。
一人鬼ごっこのタイムスタンプから10年の空白を経て
送られてきた一斉送信のこのメールが、たとえ
27歳の彼女の送った洒落であったとしても、
あの日最後に声を聞いた彼女が生きているだけでよかった]

(486) 2010/06/03(Thu) 03時頃

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