人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 始末屋 ズリエル

[ わかっている。
 わかっていた。

 だけど、それでも、連れていきたかった。]

 もう離れるな。

[切なく見上げてくるその顔を見て、頭をぎゅっと撫でながら…また顔をあげ、炎の中を駆けていく。]

 大丈夫だ。
 お前は俺の傍にいれば大丈夫だ。

[それでも、きっと出口に近づくにつれ、その存在が薄く儚くなっていくのを感じながらも…。]

 お前の好きな舞を毎日見せろ。
 そして、一緒に飯を食うのだ。

(123) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【人】 始末屋 ズリエル

[その豪火が一層大きく鳴り響く。
 家はどんどん壊れていく。

 燃え落ちていく……。]





 ドォン……。

(124) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【墓】 門下生 一平太

[邦夜達が無事な場所まで辿り着けたのを確認して。
ゆらり光は人影に。

手には主が持つ笛を強く意識して構え。
別れ告げる長い音色]

されど。
こころはきえることなく。

[現の風には乗らぬ一音を吹いた**]

(+105) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

さすらい人 ヤニクは、始末屋 ズリエルに話の続きを促した。

2010/08/09(Mon) 23時半頃


【人】 始末屋 ズリエル



[外からみれば、もうその中には炎しか見えない。]



[彼らはどうなったのか、外からはわからないだろう。*]

(125) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【墓】 手妻師 華月斎



  虎鉄……―――
        お前はどうしたいん?
 
 

(+106) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【見】 落胤 明之進

[苦笑交じりの声に、小さく返す。
狭間へ向けるその声は、主は耳にはもう届くかどうか]

 ――…ありがとうございます、
      弁えております から。

[冬の言もその通り

 いけるものはいける道、
 しせるものはしせる道]

(@34) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【墓】 呉服問屋 藤之助

[――朧月は、笑む。
憂いの乗らない笑みに、
自然、つられるように顔がほころぶ。

頷けば
――りん、と鈴が鳴る。

双翼は蝶であり白鷺。
華月であり鵠。

朧なる月の傍に舞う。]

(+107) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 23時半頃


【墓】 執事見習い ロビン

 繋いだ手はここに。
 見失う事は無いでしょう
 死期を悟ったそのときに、体は勝手に動くもの

[虎鉄の笑みに混じるいろ
あの微笑み方を知っている]

 燃える、もえる
 あかく、紅く

 黒煙のぼる その先は
 現し世か 移し世か

 ゆく先は、ありやなしや?

(+108) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 23時半頃


【人】 記者 イアン

― 屋敷の外:門:葉桜の下 ―

 ――――…………っ

[見ていた。][ずっと見ていた。]
[屋敷を舐める炎が何処までも育つのを。
 明るい火の中、いくつか見えた建造物は
 少しづつ、飲み込まれていく。

 遠く、轟音が響く。
 あれは、何の音か。
 あれは、何の声か。
 

 時折屋敷の者が、何人か現れ
 駆け去っていっても、動けなかった。
 幾度待てども、その中に名を知るほど
 見知った姿はおらず
 青年はただ、扇を握り締めた]

(126) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

執事見習い ロビンは、囁くように詠いこぼす。

2010/08/09(Mon) 23時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 23時半頃


【墓】 懐刀 朧

[遠く、唄う声が聴こえた気がした。
―――…気のせいかもしれない。
辺りを包むは触れることできぬ現世の業火。
唸る焔の唄に周りの音は掻き消され

――…りん、

傍に在る鈴の音が炎の中涼やかに鳴る。]

(+109) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【墓】 手妻師 華月斎

[弟弟子の、自嘲気味な言葉を拾って尋ねた。]

 死にたい場所が、あったんやろか?
 なぁ、ずっと手は繋いでられへんけど。
 そゆ場所があるんなら、連れていったりたい。

[片手は鵠と繋いだまま。
けれど、もう片手を、
誰かに暫しの間、伸ばすことは出来るだろうと。

ええやろか?と言葉なく尋ねるのは、
鳴る鈴の音の元に。]

(+110) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

【墓】 懐刀 朧

[其処を離れようと思わないのは願いがあるから。
重なる二つ、添う花主と花。想いあう月と鳥。
その二つが燃え尽き消えるその時まで、
ちゃんと寄り添えていれるようにと…。

蝶と鳥の名を持つ花達がこの場を離れようとも
主は何も言わないだろう。離れても繋ぐ糸は此処にある。

月の片割れは、業火に混じる唄を聴きながら二人の姿を見守っている。]

(+111) 2010/08/09(Mon) 23時半頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


【見】 若者 テッド

[朱い虚空に降るのは、兄弟子の言葉。
お前はどうしたいと問われ、立ち尽くしたままの琥珀は一度瞬く。]

俺は…、…還りたい。
主の下へ。王璃さまの傍へ。

…でも、還り道がわからねえんだ。

言いつけを破ってしまったから。
あの方の手を離してしまったから。

俺は―――…、還れない。

[ゆる、と頭を振るとその場にゆっくりと屈み込んだ。]

(@35) 2010/08/10(Tue) 00時頃

【墓】 呉服問屋 藤之助


…――


[華月を、胡蝶を見て。
ひとつ、頷いた。]

(+112) 2010/08/10(Tue) 00時頃

【墓】 本屋 ベネット

───好きにするといい。
どうせお前も、私とはゆくところが違う。

[空っぽの手をひらりと振って。
まるでそれは好きにしろと、
冬の花をからかっていたあの手に似ていた]

(+113) 2010/08/10(Tue) 00時頃

【見】 落胤 明之進

[無骨な手が髪を撫でる、
その感触に眉根を寄せて目を細める。
――滲むのは、炎のせいではなく]

 ……はい、
      はい、主様。

[己の存在は薄れてゆくのに、
声と温もりだけは、薄れない]

 ―――…毎日、
 余所見をしないのであれば。

 セシルと話してて、
 きちんと見てくださらなかったら、また 怒ります。

[描いて聞かされた
 夢物語にふ――と微笑って]

(@36) 2010/08/10(Tue) 00時頃

【見】 落胤 明之進

 ……ああ、主様。
 約束、わたしのせいで守れなかったこと、

 ごめんなさい、とセシルに伝えて……

[現世に繋ぎとめられる、存在の薄れてゆく。
裏庭の椿もまた、燃えたのだろう。

ただ、目蓋を閉じるようにして、じっと。
縋るように慈しむ護るように、

透き通る腕を背に回して、
いま少しだけ――]

(@37) 2010/08/10(Tue) 00時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


門下生 一平太は、笛降ろし、静かに耳を傾ける**

2010/08/10(Tue) 00時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


【人】 記者 イアン

― 屋敷の外:門:葉桜の下 ―
[そうして、いつまで見ていただろうか?
 どのくらい、見ていただろうか?

 けれど、生者の目で見えるものは少なくて。
 とてもとても、少なくて。

 狂い咲く火の花からの風に
 何が浚われたのかも判らぬまま
 ずっと、立ち尽くしていた*]

(127) 2010/08/10(Tue) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


【人】 始末屋 ズリエル

[そして、明を抱きしめたまま、
 男は屋敷の外に駆け抜けた






            ような気がしたが、
            寸前で崩壊に巻き込まれる。]

 チィ………

(128) 2010/08/10(Tue) 00時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


【墓】 手妻師 華月斎

[相方の是を貰えば、柔らかく微笑む。
瞬く琥珀に、苔色を合わせた。]

 わてと鵠さんが、一緒に探したるし、運んだるわ。
 
 なぁ、花と花主の絆って、そんな柔いもんやろか?
 よう、自分の周り見てみい。
 まだ縁(よすが)が、のこっとるかもしれへんやん。

[細く細くなっていたとしても。
もしかすれば、虎鉄にも糸が絡んでいないかと。]
 
 還れんおもたら、還れるわけないで。
 なんや、そんな後ろ向きなん、虎鉄らしゅうないわ。

[ほら、と差し出す片手。]

(+114) 2010/08/10(Tue) 00時頃

【墓】 呉服問屋 藤之助

[柔らかな笑みに笑みを返す。
主の方を、一度見て。
それから、琥珀へ視線を移した。]

……探そう。

[と、言葉 繋いで。]

(+115) 2010/08/10(Tue) 00時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


【見】 落胤 明之進

[主が傍らに座りあれど、
繋ぎとめるべき宵の夢が崩壊すれば、
その身はもう常世のもの――]

 主様――…ッ

[声も姿も、もう届きはしない だろう]

(@38) 2010/08/10(Tue) 00時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時頃


【人】 始末屋 ズリエル

[何かいろいろ崩れる音が聴こえる。

 ああ、明はどうなったのだろう。
 ああ、セシルも怪我などしていないだろうか。
 ああ、イアンは、正気に戻ってくれるだろうか。



 さまざまなことがぐるぐると回る。
 そして、ぐるぐる回ると同時に身体中が熱くて仕方がない。]

(俺は、死ぬ気はな  い)

[必死に何かを動かそうとする。
 そして、動かそうとしながらも……
 男の意識はさすがに薄れていった……………。**]

(129) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時半頃


【墓】 本屋 ベネット

[薄れていく椿の姿。
どうせあの研師は生きるだろう。
どんなに死に急いでも生き残るものというものはいるものだ]

───時間か。

[がら、と遠くで崩れる音がした。
廊下の美しかった色硝子は熱と煤で見る影もなく]

(+116) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時半頃


【墓】 懐刀 朧

[倒れ伏せる同じ顔の月に話しかけることもない。
花達が弟弟子の姿の元へと行くのを見届け、

―――…業火の中、静かに佇む。

焔が二つの姿を包んでいく…
溶けて、白から赤へ…赤から…ひとつに。]

(+117) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

【墓】 懐刀 朧

[焔の向こう側、離れた廊下に佇む背が見えた。]


 ―――…本郷、


[一瞬脳裏に浮かぶ、不思議な記憶。
童の傍に添う、獣の姿。]

(+118) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/10(Tue) 00時半頃


【墓】 執事見習い ロビン

[一際大きく聞こえる、崩壊の音
冬色の瞳を静かに閉じる]
 
 現し世のゆくさきに
 ひととけものの交わる道はなけれども――

[視界は紅い あかい]

 逝く先に
 みちは……

[翳んで]

(+119) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

【見】 落胤 明之進


 いけるものはいける道
 しせるものはしせる道

 同じ道をいくのであれば、
 ……生ける者は死なねばならない。

[道行き滅ぼす天の火が、
たとえ今この手にあろうとも、願うことは一つ]

 ……主様、どうか 
  私を、あなたの道妨げる者にしないで下さい。

[――生きてください、と冷たいその手を頬へと寄せた*]

(@39) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

【見】 若者 テッド

[屈み込んだ迷い子の前に差し出されるのは、狭間に咲く双花の優しい手。]

もう、赦して下さるだろうか…。

[ぽつ、と呟いて見上げた顔は不安に満ちた顔。
けれど、双花の顔をじっと見詰めればもう一度俯いて。]

…でも、華月と鵠が一緒なら。
見つかる気がする。

……有難う。

[照れくさそうに礼を言って見上げた顔には、少しばかり幼い笑顔があった。
そして、そっと優しい手を取る。

手と手が触れたとき。
ふと、思い出したのは。

主の綺麗な―――優しい鉄色の、瞳。**]

(@40) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

執事見習い ロビンは、主の腕の中で静かに息を一つ吐いた**

2010/08/10(Tue) 00時半頃


説法師 法泉は、執事見習い ロビンの手を離す事なく、寄り添うように引いて

2010/08/10(Tue) 00時半頃


【墓】 懐刀 朧

[本郷が振り返ることがあるならば、
鉄色の瞳と目が合ったかも知れず]

[崩れる音がして、その姿は焔に包まれ見えなくなった。]


 ―――……


[ゆっくりと、瞳を伏せる。
赤と、白―――…点滅の色は花へと変わり
赤い果実は―――…銀の、月の形へと。**]

(+120) 2010/08/10(Tue) 00時半頃

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