285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう
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[すっかり蕪はより上へと上がりましたでしょう。 その姿、蜘蛛人間と間違えそうだが、 その頭は食べれるのか分からない蕪でして!
疲れてきている太ももに一発、拳。 上がれよ自分の脚、とカツを入れて より上の階を目指して非常口へと向かうだろう。
──>>335すれ違う境目の住民に、気付かぬまま。]
(356) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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オーレリアッ!!!蕪さんッ!!!
[屋上、さて、大扉を開けば>>271彼女は そこにはいるでしょうか? そして>>306彼も顔を突き出して、貴女を見るか?
もしかしたら、蕪の彼も貴女の名前を 読んでみせたかもしれませんし、 違うかもしれません。もしくは、また異なるやも。]*
(357) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[ここで死ぬつもりか、の問いに 肯定ひとつ>>320、訂正ひとつ>>319
ここで死ぬのではなく生きるつもりだとザーゴは言う。 つまりは、新たな出発地点として。
ザーゴには、サロンの下に隠したものが見えているのか 明らかに違和感を覚えているレン>>318とは違い 避けるつもりはないようだ。
ザーゴにその意思があったとしても この訂正を聞く前に殺してしまっていたら きっと娘は結局生き返っても苦しんだろう。]
(358) 2018/10/12(Fri) 03時頃
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[本日何度目かの禁句の踏み抜き>>336だが 娘に蹴飛ばせるわけがない。
(そばにいて欲しい「誰か」のはずが そばにいて欲しい「あなた」に変わってしまうのが 母のようになってしまいそうで怖かった。 けれど、そんな些細な恐怖よりも 独りで生きる方が余程怖いと分かったから)]
…………たのむ、かわいいは、やめろ……。
[それが精一杯の抵抗。すぐには消せない抵抗感と羞恥心とで耳を震わせ懇願するだろう。]
(359) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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ともかく、この店を選んでくれたこと…… この店を愛してくれたこと、全て恩に着るよ。 ……ありがとう、ザーゴ。
[娘にとってのウサギの遺伝子は、良いも悪いもない。 同じ人間だ、と言ってくれて 向き合おうとしてくれた人を見つけた今こそ 胸を張ってそう言える。
けれど、ザーゴにとって犬の矜持が大事なものなら 特に口を挟むことは無い。それはとても大事なことだ。]
(360) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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[一方、レンから返ってきたのは 恐ろしいほど身勝手な願いだった>>344 それを咎めることもせず(そんな権利はないもの) 娘は言い含めるように言った。]
アタシは「生きたい」んじゃないんだ。 死ぬのが怖いわけでもない。 独りが怖い。それだけさ。 アタシと、アンタを刺したあの男とじゃあ 何も違いはありゃしないよ。
[現に包丁を隠し持って、話を聞く前に殺そうとした。 が、その前にザーゴが死ぬ意志を見せてくれた。 そうでも無かったら、今頃こんなふうに話してない。]
(361) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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けど、それがアンタの生きる理由なら 『いつもどおり、そこにいな』。 アタシの願いはそれだけさ。
[支えている自覚はなくとも、娘は充分支えられてきた。 厨房に増えた人の気配に、内心どれほど喜んだ事か!]
……ああでも、遠慮なんかしなくていいけど もうちょっと皿洗う時には気ィ付けな。
[ただ、楽天的すぎるところに釘一つ>>346 いつもどおりに戻るための軽口くらい許して欲しい。]
(362) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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[けれど、本当に元通りに戻るのだろうか。]
……本当は、ね。思うところはあるのさ。 一度手に入れちまったものは手放したくない性分でね 店から、街から、何人か戻らない人間がいたら、って。
[ぽつりと呟いたはずの言葉はインクの染みみたいに 落とした途端じわりと店の空間に拡がってしまった。 不安は口にすべきじゃなかったろう…… 例え死を恐怖するのが当然だったとしても。]
臆病者で、意地っ張りなアタシにとっちゃ 人がいた痕跡がなくなるってことほど嫌なもんはねェ。 そこに「誰か」がいることでずっと安心してきたからさ。
(363) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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……でも、今アタシ、ちっとも怖くはないよ。
[寂しいのも本心だけれど そばにいてくれるって人が今ここにいること そう思ったらもう震えてばかりの娘じゃなくなったのも事実。
仏頂面でも、怯えた顔でもなく ほんの少しだけ笑えてみせてたら、いい。]
(364) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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[注文は二人でひとつ“いつもので”>>340>>348 ここにはスペアリブもなけりゃ賄いも出せやしない。
娘はそれでも頷き、包丁を逆手にとって───── 迷うこと無く己の胸のど真ん中に突き立てた。
冷たい塊が再び肉を割って押し入り、 刃で貫かれた肺からかひゅ、と息が漏れた。
だからいつもの悪趣味な冗句なんて形にならない。 ただ歪な床に転がる、ウサギの肉塊があるばかり。]**
(365) 2018/10/12(Fri) 03時半頃
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[ 繋がれた手を眺める少女は 微笑んでくれているのだろうって>>350 私にでもそう思えたのは、きっと 手の温もりと あなたの声色と。 ]
ありがとう?
[ あなたが伝えてくれたありがとうには>>353 理由に心当たりが思いつかなくて、つい 疑問符がついてしまったのだけれど。 ]
(366) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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[ 望まれるのなら抱きしめましょう いえきっと、望まれなくても、こちらから。 最初は少しだけ躊躇した容姿も>>0:307 今となってはその虹色が愛おしい ]
あなたのいろ、とても素敵よ。 [ 綺麗だとか綺麗じゃないとか 普通だとか普通じゃないとか そんなことはもうきっと関係ない
あなたを構成する “いろ” は 見た目だけなんかじゃ決して無いから だから「色?」なんて聞かれても それ以上、なにも言わなかったはずなの。 ]
(367) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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[ 愛し方なんて判らなかった だからあの時は手を繋ぐことさえできず 布団に並んでいたのはただの心音がふたつ だけど今はこんなにも寄り添って あなたの心の音も、私の心の音も まるでひとつになったかのように動いている
子守唄を歌って、そんなお願いには 教会らしく賛美歌を歌っても良いのだけれど 私はきっとあなたも知っているような子守唄
私は今は、マリアではなくロイエだから ]
(368) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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…………とても、幸せよ、ティエーク。
[ もう時間はあと僅か、数分、数十秒、 世界が終わり 天井から覗く逢魔が時の空
あなたに最後に見せた顔は、生まれて初めて、 最初で最後の、心から溢れ出る、私の笑顔だった
あなたがあの時祈ってくれた祈りは >>0:461 きっと、神様じゃなくてあなたが叶えてくれたのよ ]**
(369) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 09時頃
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[ 子供の我儘のような願いを知れば>>343 私は噴き出して、苦笑して、 レンらしいなぁと、面白そうに笑うのだ。 自分本位の色をして その実他人のためを想う───── ]
好きになった……好きになった、か…… うん、まぁそうかな。
[ 自分の生きる価値を、意味に けじめを付けたというだけなのだが。 確かにそれは、自らの存在を 受け入れたということなのだろう。
ぐちゃり、と難しそうな顔をするレン。>>345 レンがレンのままに 生きてゆけるのであれば、 無理に好きになる必要もないように思ったり。 ]
(370) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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っはは、ははは……
「遠慮なし」って、そこは もっと我儘になる!くらい 言ったらいいのに……
[ 気遣い屋であるいうことも 他者を慮るのだということも はっきり知っていながら、それでも。 私は笑った、とびきり優しい顔で。 ]
(371) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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[ この“後輩”に遠慮なんて似合わない。
それはきっと、>>346 軋轢を、葛藤を、絶望を生むことだって あるのだろうけれど。 確かに、夢を、希望を、未来を 照らし出す光にもなれるのだろう。
だれかの生きてゆく意味にすら なるのであろうから。 ]
(372) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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[ 酷く楽しくなってきた。>>359 けれど蹴りが飛んでこないことに 緩む口半分、寂しさも半分。 それでも、耳をぷるぷると震わせて 抵抗と羞恥に苛まれるソフィーは ほんとうに可愛いのだ。 言葉には出さないが! ]
っふふ、冗談だよ、 でも飢え死にするのは本当。
なんてったって、 君に胃袋つかまれちゃったしなぁ…… だから、ありがとうは こっちの言葉だよ、ソフィー、
[ ありがとう、と笑んでみせよう。 ]
(373) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
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[ グラスに酒を注ぎながら答える私に。 静止の言葉を掛けないこと。>>360
そして恐怖の中でも ほんのり笑う店主の顔。
我儘なようで まぶしいほどの店員の決意。
、、、、、 こんな心地のいい店で 独りになる心配がどうしてあろう? ]
(374) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
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[ だから、注文は “いつもの” で。
グラスを手に持ちながら、 レンが呑んでも呑まなくとも ちんっ、とグラスにグラスを当てて。
焼けるような度数の酒を、とろり、喉へと流しこむ。 ]
ウサギ肉だよ、って……ね、 はは そこ、は…… 冗談だ、よって、いって くれ、ないと……
[ 胸に突き立った包丁を>>365 視界に入れながら。 ばいばい、でも、またね、でもない 束の間の別れの言葉を。 ]
(375) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
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[ そうしたら、 ゆらゆら、ぐらぐらと視界が揺れ出す。 身体中から力が抜けて。 はく、と息が吸えなくなって、 とくり、とくりという心臓が ゆっくり眠りにつこうとしていた。
吸っても吸っても息が出来ず 身体の芯から融けてゆくよう。
されどさらに呷るのだ。 震える手で、覚束ない手つきで。 ]
(376) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
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[ ひとくち飲んで、 視界を失い
ふたくち飲んで、 天地を失い
みくち飲んで 自分を失う ]
(377) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
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[ どこからかわん、わん、と 犬が鳴く声が聞こえた。 大勢の犬の中で、 ひとりのヒトが走ってた。
犬でない犬は駆け回り、飛び回り、 まるで犬のようだった。 でも、帰るよーと声が掛かっても、 私に迎えは来ない、まま。
けれど、そのときに とてもいい匂いがして────── “いつもの”ご飯の香りのような。
男はまるで 幸せな夢をみているかのように ただただ静かに死んでいたのだ。 ]**
(378) 2018/10/12(Fri) 09時半頃
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「 そろそろ…時間かな。 」
政府庁舎内、「6th-10」特別対策室にて。 古風な銀色の懐中時計を取り出しながら パルックは独り言ちた。
リミットは刻々と近付いている。
彼らが正しく終わりを選んだのなら、 もうすぐに帰還の報告が聞けるはずだ。
(379) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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「 だって、…ねえ?後先の短い人生だって、 無駄に何度も死ぬなんて可哀想じゃない。
若者には夢と希望を持たせてあげないとね。 」
何くれとなく立ち寄った窓辺から見える、 秋らしい雲と穏やかな太陽光が彩る晴れ空は 一日が半分程度過ぎたことを示している。
今日は十月十二日。 事件の起こった日から丸二日が経とうとしていた。*
(380) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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[ 狐が抱いた願いに対する返答は様々
店長は"大人"になってオレに諭した>>361 ]
独りが怖いってんならオレも同じっすよ 店長を独りにしないことは、オレを 独りにしないことにもなるっすからね
[ あの和やかで賑やかな"日常"は彼女無しでは 成立し得ないのだ。と ]
(381) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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皿は……はい。気をつけるっす…… ――あ。そうだ
店長!帰ったらオレに料理教えてくれっす! オレ、今まで以上に精一杯頑張るから!
[ 皿、という言葉>>362に気まずくなりかけながら ふと思い出す。死ぬ間際に考えていたことを
万年皿洗いと給仕だけの己に それが出来るかは――やってみないと、だ ]
(382) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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……だっていきなりぐいぐい行ったら ちょっと節操なしじゃないっすか
[ 自分の宣言を先輩は笑う>>371 もっと欲深く、とは先輩も中々凄い人だ
それに――自分を見守るような笑み>>371>>372を 浮かべられれば悪い気はしない。
それにこの暖かい彼がこれからも生きてくれるなら―― これほど嬉しいことはないだろう]
(383) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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[ カチン、とグラス音が鳴る 強烈な酒は酩酊を引き起こし、慣れてない己は 揺れる世界に翻弄される ]
――はは。 オレ、何だかんだで"誰かの為に"生きることが 学習(インプット)されてたんだろうな
[ 結構欲張れてたと思ったのにまだ"遠慮"があったとは ]
……てんちょ。オレも同じっすよ。 誰一人として日常を"欠けさせたくない"
[ 視界に散る赤>>365 犬は遠く駆けていく>>378
――そろそろ時間だ 逢魔が刻の妖狐は人間に戻らなくてはならない ]
(384) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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あははは!!! オレと……オレを生かしてくれた人達に
――乾杯!
[ 挙げた盃は、暫く天を向き――やがて落ちた
後に残るは紅い液体と喉に刃を突き立てた死体だけ **]
(385) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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