43 朱隠し
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人
狼
墓
少
霊
全
一平太に1人が投票した。
華月斎に7人が投票した。
華月斎は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
一平太が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、明之進、ウト、春松、慶三郎、勝丸、定吉の6名。
楽士 ウトは、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 04時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 04時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 04時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 04時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 04時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 04時半頃
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[ヒトの子の顔など、憶えておらぬ。 それがついこの間、一言二言交わした相手だとて。 老妖には、同じ。] [石段の上に人影があったなら、態と、相手にぶつかるように。 ――そう、ヒトの身であれば、ぶつかるように。 石段を下りる。 何ら問題はない。触れられぬのだから。]
(0) 2011/02/17(Thu) 04時半頃
|
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[触れられぬなら、無理に触れることもない。] [たとえ触れたとて。] [――――また離れるのなら、同じこと。]
(1) 2011/02/17(Thu) 04時半頃
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[老妖は、知らぬ。] [いつ攫ったのかすら、もはや判らぬそのひとが。 かならず戻ると告げた、そのひとが。 二度と帰らなかったわけなど、知らぬ。] [ああ。] [連れ戻されたそのひとは、人の世のいくさに散ったなど。 妖しの此の身にどうして知れようか。]
(2) 2011/02/17(Thu) 04時半頃
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慶三郎は、石段を下りきったなら、風に紛れ消えるだろう。**
2011/02/17(Thu) 04時半頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 05時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 08時半頃
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華月斎殿…
連れて行ってください。
あなたの―…里へ
[華月斎の目を真っ直ぐに見つめる]
(+0) 2011/02/17(Thu) 09時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 09時頃
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[夜が明けるまでに幾度か果てただろうか、二つが混じり重なって上へ下へ。 朧に匂いが移る頃には疲れ果ててそのまま寝てしまう]
これは流石に布団を洗わねばな……
[里に増える二つの気配に気づけば顔を上げるが、それよりもまだ隣の存在を愛でるのが先。 抱き寄せて口付けの痕を増やし、止められる前にもう一度繋がろう**]
(+1) 2011/02/17(Thu) 09時半頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 10時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 10時頃
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― 供物台 ―
[ 春松は朝靄の中一人静かに手を合わせていた。 相変わらずそこには不恰好な握り飯。それ位しか、貧しい使用人には捧げられるものはない。 祈りが終わると立ち上がる。くら、と脳が揺れる不快感に暫し目を閉じた。]
だいじょうぶ。
[空腹でフラフラしているが、もう少しで兄に会えるならば、些細なものだ。]
にいさん、もうすぐ会えますね。
(3) 2011/02/17(Thu) 10時半頃
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[これほど、一夜に幾度も情を交わしたことはない。 最初のうちは僅かばかり残っていた理性も、いつの間にか消え去って、ただ愛欲に身を任せる。 己のものであることを主張するかのように、身体中に紅の痕を刻み、刻まれ。 肌を伝う体液は、既に、どちらのものなのか分からぬほどに混ざり合い]
藤……っ、藤………。 ……あぁッ!
藤……。 愛し、て……はゥッ……!
[その夜は果たして、何度、愛しい者の名を呼んだろうか……]
(+2) 2011/02/17(Thu) 10時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 10時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 10時半頃
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[意識を手放すように眠りについた頃には、空はもう白んでいただろうか。 夢の中にあっても、藤之助の姿は消えず]
……藤之……。
[陽がとうに高く上った頃、抱き寄せられる感覚に眸を開けば、やはりそこにも藤之助の姿がある。
まだひどく気怠さが残っているのに、それでも欲してしまうのは、仕方のないこと―――]
(+3) 2011/02/17(Thu) 10時半頃
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[りん、と。 鈴の音が響いたのは、供物台の上手を合わせる少年がふらりと立ち上がった頃だろうか。
虚空から白い手がぬっと生えて、不格好な握り飯を掴む]
…………大丈夫じゃないだろう、お前。 無茶するなって。
[相変わらず面で表情は見えないものの、 その声は若干苦みを含んでいた]
(4) 2011/02/17(Thu) 11時半頃
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[白い手は握り飯を二つに割る。 大きい方を少年の方へと差し出して]
こっち側、お前が喰え。 そんなふらふらの身体じゃ、門を通れずにくたばっちまうぞ。
(5) 2011/02/17(Thu) 11時半頃
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[ 鈴の音に、春松は微笑みを浮かべた。]
……おはようございます、神様。
[ 差し出された握り飯を見ると、思わず喉が鳴ったが]
いいえ。 それは、差し上げたものですから。 通行料が足りずに兄に会えない方が余程辛いです。
[ 空腹を断ち切るように、強く首を横に振った。]
(6) 2011/02/17(Thu) 12時半頃
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こう見えて、根性と諦めの悪さには自信があるんです。 しあわせになる前にくたばってたまるものですか。
[ 薄い胸を張り、青ざめた顔に精一杯の笑みを浮かべて。 心には、ただひとつの希望。]
(7) 2011/02/17(Thu) 12時半頃
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心配しなくてもいい。 俺は必ず、交した約束は守る。だから、喰え。
[胸を張り蒼ざめた顔で笑む少年へ、手は差しだした侭]
兄に会う前に倒れてしまっては元も子もないだろう。 喰え。
(8) 2011/02/17(Thu) 12時半頃
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[ 差し出された握り飯と面を交互に見て、暫く困惑した表情をしていたが、やがて空腹に負け、指が麦飯に触れた。]
すみません……。
[ 受け取った飯を口にする。 何度も噛めば腹が満たされた気分になると、米は噛めば噛む程甘味が出ると経験で知っている春松は、ゆっくりゆっくり顎を動かした。]
う……うう……
[ 何の意味かも分からない涙が頬を伝った。]
(9) 2011/02/17(Thu) 12時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 12時半頃
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[半分に割った握り飯を少年が口にするのを見て、 アヤカシも漸くほっとしたように息を吐いた]
謝ることなどない。 むしろ謝るのは俺の方だ。
[二つに割った握り飯の小さな方を一口かじる。 麦の素朴な味と、少年の希望が入り混じり、 それは甘露の様にアヤカシの喉を潤した。
ふと隣を見れば、少年の頬に光るものが伝うのが見える。 撫でてやりたくとも触れられぬ身ゆえに。 アヤカシは狐の面を外すと、それを渡して]
……俺ではその涙を拭えぬ。 だから、涙が枯れるまでこれで隠せ。
(10) 2011/02/17(Thu) 12時半頃
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─藤之助の家の寝所─
んっ、ふ……。 ……藤……。
……───?
[不意に頭の中に流れ込んできた、ふたつの気配。 憶えがあるような、無いような。 けれどそれが何なのか、アヤカシになったばかりの朧は識らず。 ──そも、考えている余裕などないのだが]
(+4) 2011/02/17(Thu) 13時頃
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[墓へと手を合わせる一平太を、一歩後ろから見詰めていた。 家族、使命、どちらも男が持たぬ物。
口を開きかける。「良かったのか」、と、問いかけようとして、止めた。 自分の選んだ道だと、一平太の声が聴こえた。 だから。]
――… ありがとう。
[微笑んで、ただ一言。]
(+5) 2011/02/17(Thu) 13時頃
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[連れて行ってください、と その言葉が 酷く、嬉しい。
誰かと共に在る事が出来る、その幸福感が 寂しさを埋めるようで。]
[思い起こせば、 男が誰かを必要とした事が。 共に在ってほしいと口にした事が。 男には、無かった。
独りきりだと、気付かぬうちに諦めていたのだと思い知る。]
[真っ直ぐにこちらを見詰める眸に、 ひらりひらりと、鮮やかな蝶が誘われる]
(+6) 2011/02/17(Thu) 13時頃
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―― 里への路が開く ――
[ゆらり揺れる陽炎の中、 誘うように、一平太へと右手を差し出した]
(+7) 2011/02/17(Thu) 13時頃
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[気だるいが朧の体を抱き寄せるとそんな気も何処かへ消え、際限なく求めてしまうのは身も心も溺れきってしまった証しだろう。
明るい陽が差し込む部屋でも飽きず求める事を止められない、遠慮は無しと愛しい鳴き声を聞くためあれやこれやと手を尽くす。
空腹は気にならない、それ以上に体が朧を求め交わる事で長い間抱えていた飢えが癒やされてゆく気がした]
不思議な男だな、朧は……愛している。
(+8) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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[どれぐらい時間が流れたのか熱が落ち着いてくれば、流石に辺りの惨状にこのままでいるのも不味いかとひとつ提案]
確か冬の方に雪見の露天風呂が有った筈。そう遠くも無い、行ってみないか。
[常春の住処よりやや寒い場所には温泉が湧いているという話を思い出した。 疲れも回復しそうだし、誰かアヤカシに会うなら朧を紹介したい気持ちもある]
(+9) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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[そう言葉を残すと、 面の下の素顔を人の子に見せる訳にはいかぬと、 隠す様に手で覆い其の姿を風に滲ませる]
――…その面がお前を兄へと導く。 だが、俺に出来るのはそれだけだ。 その先に何があるのか。それはお前が己が眸で確かめよ。
何故兄は戻ってこぬのか。 何故兄がお前を迎えに来なかったのかを。
(11) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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[りん――…。
虚空から響く、鈴の音一つ]
(12) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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[昨夜の事。 石段に座り、回る風車を見ていたが、何かが近づく気配に振り返った。>>0]
えっ……うわあっ!
[ぶつかる!と、目をつぶり頭を抱え身構えるが。 風が通り過ぎる感覚に恐る恐る顔を上げると、その人が石段を降りていく姿が見え。]
え…ええ…?
[山の神だろうと気づいたのは、家に帰ろうと石段を降りた後だった。]
(13) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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不思、議……? ……っ。
[言葉の意味が分からず、熱に浮かされたような面のままで首を傾げる]
私もだ。 ……愛している。
[ゆらりと腕を擡げ、抱きしめて]
(+10) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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|
[それは哀しき音色。 だけど微かな希望に縋る少年の心にはきっと届かない。
届かないと知りつつも、鈴はただ。 少年を憐れむように、その音を響かせるのだった]
[―――…りん*]
(14) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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― 神社 ―
[綿飴がどうなったか、夜露に濡れて一部溶けたりしていないか、気になって今日も社へとやってきた。]
あっ……。
[昨日の丁稚の少年が泣いているらしい事と、山の神が狐面を渡す様子が目に入って少し離れた場所で歩みを止める。]
(15) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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|
[漸く熱が引いたのは、鳴きすぎて、喉にちりちりとした痛みを感じはじめた頃だろうか。 身を起こす力もなく、くったりと横たわったまま辺りを見れば、それはひどい状態で]
……そう、だな。 流石に、このままでいるわけにはいかんだろう。
(+11) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 13時半頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 13時半頃
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[里の案内はさて置くとしても、今夜寝る場所すら危うい室内を見回して布団の替えはあったかと押し入れの中がやや心配になる]
浴衣なら有った筈、丈は少々短いが我慢しろ。
[替えの着物を探し出すと、もう一つ提案]
歩けないなら、昨日の様に抱いて行こうか。
(+12) 2011/02/17(Thu) 13時半頃
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……暫し、待て……。
[せめて身を起こせる程度、体力が戻るのを待つ。 それなりに早い回復は、やはり、人ならざる者となった為だろうか。
ふらりと半身を起こすと、渡された浴衣に袖を通し、帯を緩く締める]
………いや、歩こう……。
[僅かに視線を逸らし、そう言うが。 おそらくは、抱えていってもらうことになるだろう]
(+13) 2011/02/17(Thu) 14時頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時頃
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[男の家は、"春"と"冬"との、間辺りに。
裏に小川の流れる場所。 庭に植わる一本の柘榴の樹木が目印のように赤い花弁と果実を魅せていた]
[一平太と手を繋ぐ、その感触を楽しみながら、 ゆっくりと、村を案内しながら男の家までと辿り付くつもりで]
(+14) 2011/02/17(Thu) 14時頃
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[動けないなら仕方ないと説き伏せて半ば無理やり抱き上げる。
暴れられなければ抱いての移動は苦に成らないのは鬼の力か、降りると言う前に目的の場所に到着すれば時間が早いらしく先客はまだ誰もいない]
貸し切りだな、ゆっくりできそうだ。
(+15) 2011/02/17(Thu) 14時頃
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[ 涙でぼやけた視界。 「隠していた」顔を見ないように頭は上げずに面を受け取った。]
すみ、ませ、ん……。
[ 両手で握り締め、顔を押し付ける。]
(16) 2011/02/17(Thu) 14時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時頃
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う、っ……。
[結局、抱きかかえられることになり、身体を重ねるのとはまた違った気恥ずかしさに、朱に染まった顔を藤之助の肩口に押し当てるようにして隠す。
そこではたと、首筋に残る痕に気付き]
ま、待て……! こんなものを、誰かに見られることがあれば……!
[狼狽するが、幸いそこにはまだ誰もおらず、ホッと胸を撫で下ろした]
(+16) 2011/02/17(Thu) 14時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時頃
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[ ひとしきり泣いた後顔を上げると、ウトの姿はもうなかった。 言われた言葉>>11を反芻すると真実が見えかけたが、考えないように強く首を振る。]
だいじょうぶ。
[ 言い聞かせるように呟く。]
きっともう、辛いのも、痛いのも、ひもじいのも、寂しいのも、なくなるんだ。
[ 妄念に取り憑かれた少年は、鈴が持つ憐憫の音にも気付かぬまま、わらった。]
(17) 2011/02/17(Thu) 14時頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時頃
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[コツ、コツ、と小さな音を立てながら、わらう少年へと近づいて行こう。]
(18) 2011/02/17(Thu) 14時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時頃
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[華月斎に差し出された右手… 何かに操られるように左手を差し出し手を“握る”]
…あっ……
[今まですり抜けるだけだった華月斎の手をつかむことができて… 一平太の頬を涙が傳う]
触れて…いる…
[涙が零れている事に気づいた一平太は、慌てて言った]
…華月斎殿に触れられたことが…嬉しいのです。
[そいうと笑い、掴んだ手に力を込め…歩を進めた]
(+17) 2011/02/17(Thu) 14時半頃
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[ 微かな音に気付くと、何となく面を後ろ手に隠して音の在り処に首を回した。]
明之進さま……?
(19) 2011/02/17(Thu) 14時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時半頃
飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時半頃
|
[コツ、と。春松の側まで来て立ち止まると。]
…………。
[左腕を伸ばし、その頭を自分の胸に引き寄せ抱きしめんと。 左側の松葉杖が地面に落ちるが、まあどうでも良い。立つだけなら右側と右足だけでも足りる。]
(20) 2011/02/17(Thu) 14時半頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時半頃
飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時半頃
|
[ 腕が伸ばされ、引き寄せられた。]
わっわっ…… め、明之進さ、ま……?!
[ 何が起こったのやら理解できないながらも、松葉杖が跳ねる音に慌てて面を持ったまま手を回す。]
危ないですよ……?
(21) 2011/02/17(Thu) 14時半頃
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[繋いだ手はそのままに、華月斎の家に向かう
村のあちこちを案内してくれる華月斎は優しく 一緒にいて本当に飽きない ようやく手に入れたぬくもりを離すまいとそっと力をいれてみる
…華月斎はその感触を愉しむように微笑み、 やはりそっと握り返してくる
…やがて、柘榴の木が植えてある家が見えるだろうか]
(+18) 2011/02/17(Thu) 14時半頃
|
|
別に。 片方あれば、立てる。
[ぽん、ぽん、とその頭を優しく叩きながら。そして、囁く。]
…………腹が、空いてるか?
(22) 2011/02/17(Thu) 14時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時半頃
|
[ 困惑した表情のまま、その手を受け入れた。]
いえ。 朝餉はもう済ませましたから……。
(23) 2011/02/17(Thu) 14時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 14時半頃
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…本当に? 今日も、何か供えているように見えたが…俺の気のせいだったかな。
[少し離れていたので多くを把握している訳ではないが、「きっともう、」と自分に言い聞かせるかのような呟きだけは聞こえていた。>>17]
(24) 2011/02/17(Thu) 15時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 15時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 15時頃
|
供え物を、神様が分けて下さいましたから。
[ 微笑む。 大丈夫だ、と告げるように、少し高い位置の明之進の顔を見上げた。]
(25) 2011/02/17(Thu) 15時頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 15時頃
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─温泉─
[藤之助にぴたりと寄り添ったままで湯に浸かると、疲れが溶け出し、癒されてゆくような感じがした。
戯れに、立ち上る湯気に両手を伸ばすが、当然掴める筈などなく。 可笑しくて、ついククッと笑ってしまう]
やはり好いな、触れ合えるというのは……。
[そんなことを呟きながら、藤之助の顔を覗き込み。 避けられぬのなら、此方から唇を重ねてみようか**]
(+19) 2011/02/17(Thu) 15時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 15時頃
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……そうか。
…お婆様が、煮物を大量に拵えていたから。 腹が減っているならどうかと思ったが…。なら、いいか……。
[苦笑しながら少年の顔を見、最後に頭を撫でてから手を離す。]
(26) 2011/02/17(Thu) 15時頃
|
|
[ 煮物、と聞いて思わず唾が溜まる。 が、貧乏人の変な意地が邪魔をして、その気持ちを隠した。 頭を撫でられると、思わずうっとり身を任せたくなる。目を閉じて、そのやさしい感触を味わうと、離れた手に、拾った松葉杖を差し出した。]
ご心配下さり、ありがとうございました。
(27) 2011/02/17(Thu) 15時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 15時頃
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…いいや。 ああ、有り難う。
[松葉杖を受け取り、三点で立つ。]
…………。 俺も、兄が居るから。少しだけなら…解るつもりだ。 だから、それでお前が本当に幸せになれるなら…それで良いと、思う。 けれど……なんだろうな。何か、不安だ。
……あまり無理は…するなよ。
(28) 2011/02/17(Thu) 15時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 15時半頃
|
……?
――あ。
[ 口ぶりに、漸く春松の意図が知られていると分かり。面を持つ手に力が入る。]
無理、ではないですよ。 にいさんに、会えるなら。
[ きっとその「不安」は、春松が蓋をしてみないようにしている「真実」。 けれど、それを自覚する事を、春松の心は頑なに拒んでいた。**]
(29) 2011/02/17(Thu) 15時半頃
|
|
[昨日の、山の神とのやりとりの際も居たのだ。 少年が、兄に会いたいが故に山の神に連れて行って貰おうとしている事くらいは解る。]
……そうか。
[眉尻を下げつつ少し笑み、松葉杖の向ける先を変えた。]
では、またな。
[供物台の綿飴が減っている事を視界の端で確認し、少年に背を向けて*歩き去ろう。*]
(30) 2011/02/17(Thu) 15時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 16時頃
|
[色々な物を流し湯に浸かると疲れまで融けて流れ出てゆくようでほっと息を吐く。
朧からの口付けを拒む事無く抱き寄せると軽めに啄み、自分なりに抑えてはいるものの我慢できなくなれば手を腰へ下ろしねだるだろう]
(+20) 2011/02/17(Thu) 16時半頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 16時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 16時半頃
|
……こら、藤ッ……!
[滑る掌に、びくりと腰を震わせて。 口では「止せ」というものの、どうにも体は正直なもので]
少しだけ、だからな……。
[ゆるりと藤之助に向かい合い、躊躇いがちに膝を跨ぐ]
(+21) 2011/02/17(Thu) 16時半頃
|
|
―祭り会場―
え、タコとイカ? うんうん、できるできる。 いや、珍しいなと思っただけやで!
[祭りも終わりに近くなれば、客足も少しずつ減ってくる。それでも、やってくる人の為に、飴師は今日も屋台を開く。 朧や一平太が村からいなくなっている事にも気づかぬまま。 春松の事を気にしていても、自分には飴を作るくらいしかできなくて]
ふー。んでも、さすがに落ち着いてきたかなあ… もうすぐお祭りも終わりが近づいてきたね。
[一人呟いた。毎年の事なのに、今年は今までよりも、ずっと寂しく感じられて]
(31) 2011/02/17(Thu) 16時半頃
|
|
…そっかあ。アヤカシさんらと、せっかく知り合いになっのに、また一年さよならせなあかんねんなあ。
[また来年。でも、再び彼らがやってくるとも限らない。会えるとも限らない]
……あれ、俺いつからこんなに寂しがりんなったんやろ?
[飴を買いにきた「おっちゃん」は、アヤカシたちに飴を配れただろうか。それと、狐面と鈴のアヤカシ。綿飴を食べたがっていたという彼は、やっぱり怖くないのかもしれない]
んーーーーー。
(32) 2011/02/17(Thu) 17時頃
|
|
少し、な。
[湯にのぼせているのか朧になのかはわからないが、もとより少ない理性や自制心はどこかに行ってしまったようだ。 膝に乗せ向かい合わせに抱き合うと見上げてまた口付ける。
我慢を知らない子供に返ってしまうがこればかりは仕方ない]
[しばらくして風呂から出たら、手土産と共に華月斎の家に寄ってみようか。 あちらも到着したばかり、二人の邪魔になるようならその時はその時で……]
(+22) 2011/02/17(Thu) 17時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 17時頃
|
[手を擦りあわせてしばらく考える。飴師の手のひらは、高温に熱せられてやわらかくなった飴を掴むから、焼けどや爛れでボロボロだ。子供の頃から、今も変わっておらず]
……ん。今日はおしまいにしとこ。
[考えた末に、祭りが終わってしまう前に、もう一度探して会ってみようと決め、屋台の片付けを始めた。
ふと、屋台の先に飾っていた赤い風車が目に留まり。何となくそれを手に取って、社の方へと向かった**]
(33) 2011/02/17(Thu) 17時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 17時頃
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[頬を伝った涙>>+17に驚く。 一平太の告げる理由を聞けば、困ったように、それでも嬉しそうに微笑んで、その頬を繋いでない手の指先でそうと拭った]
[共に居る時間は穏やかで、暖かく。 自宅へと辿り付くのも、ゆるやかな速度だったはずなのに、あっという間。
歩く途中に、握った一平太の手の込めた力を、きゅっと握り返す。 一平太がここに居るのだと感じさせてくれる感触が嬉しい]
(+23) 2011/02/17(Thu) 17時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 17時半頃
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[男の暮らす家、 作業場は足の踏み場も無いほどだけれど。 あちこちに紙やら糸やらと置いたままになっているものの、それ以外は大して散らかる風でもなく]
[男の作ったものは、全て仕舞われている。 見た目には少々寂しげでもあったか]
(+24) 2011/02/17(Thu) 17時半頃
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[この場合の「少し」がどの程度なのかは、各々の想像に任せるとして。 結局は、藤之助に身を委ねてしまうが、それは厭だと思わない……寧ろ心地良いとさえ思ってしまう]
……ッは。
………?
[ふと湯面を見れば、ゆらゆらと漂う鳥の羽根が6枚。 褐色のそれは、そういえば、藤之助とともに朝……いや、昼を迎えた時にも、布団の上に落ちていた。 枕か掛け布団に詰められていたものが零れ出て、身体に付いていたのだろうか]
(+25) 2011/02/17(Thu) 17時半頃
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[一平太に家の中を見せ、最後に庭へと出て。 男は柘榴の花を眺めながら問いかけた]
なあ、一平太。 この里はお前から見て、どうだった? うまくやっていけそうか。
[自分が連れてきたのだからと、 そこにあったのは使命感のようなものだったのかもしれない]
(+26) 2011/02/17(Thu) 18時頃
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[湯にいる間、幸いにも、他に誰も現れなかった。 いやもしかしたら、淫蕩に耽っていて、他者の気配に気付けなかっただけかもしれないが]
[さて。 湯から上がったところで、華月斎の家が此処から近い事を聞かされるが。 しかし、華月斎とは誰だろう。 藤之助に問いかけると、どうも、篝火の前で言葉を交わした人物>>0:197のようだ。 彼もアヤカシだったのかと、今更知った]
……ん? ならば華月斎は、藤之助が私を連れてきたように、誰か人間を浚……連れて帰ってきたということか?
[一体、どのような人間を連れてきたのだろう。 自分のように自ら望んだ人間なのか、それとも無理矢理なのか……やはり、そこが気に掛かる]
(+27) 2011/02/17(Thu) 18時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 18時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 18時頃
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[アヤカシの村がどのようなものか見当もつかなかったが、 華月斎に案内されていくうちにいい所だと思うようになっていた。
華月斎にうまくやれそうかと聞かれ]
えぇ、すごくいいところですね。
うまくやっていけそうです。
[一平太は*微笑んだ*]
(+28) 2011/02/17(Thu) 18時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 18時頃
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――境内――
[昨日、子供達が供物台に備えた雪ダルマや雪うさぎは、 小さな小枝と笹の葉が、 かろうじて、元の形を認識させている。]
祭が終わる頃には溶けているか――。
[陽射しを受ければさらに淡くなりゆく雪の供物。]
でも、いいものだ。
[淡く消え去るものだとしても、 とても愛おしいように感じる。]
(34) 2011/02/17(Thu) 18時半頃
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 18時半頃
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[柘榴の花から、一平太へと視線を向け、 見えた微笑に安堵の息を吐いた]
そう謂えば…… 藤乃助は先にこちらに帰っているのだったな。 挨拶に行ってみるのもいいかもしれない。
ああ、しかしその前に飯にでもしようか。
[気付けば、夕餉の頃合か。 男はずっと独りで生きてきたのもあり、台所に立つと手際良く準備をはじめた]
(+29) 2011/02/17(Thu) 19時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 19時頃
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[コツ、コツ、と小さな音を立てながら近づく人影。 何かを探しているのか地面を見ながら歩いており、ようやく其れを見つけると、何とかしゃがみこんで拾う。]
……。
[勝丸の姿は、まだその辺りにあっただろうか。その姿が目に入ったなら、赤い風車を帯に挿しながら会釈する。]
(35) 2011/02/17(Thu) 20時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 20時頃
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[>>35 帯に赤い風車を差した男から会釈されると そちらの方向に身体を向けた。]
この小さな雪だるまや雪うさぎが溶ける頃には――。 祭も終わりそうだな。
そうなれば、春の季節だ。
[朗らかな表情で、 そう言葉を紡ぎながら挨拶を返して。]
(36) 2011/02/17(Thu) 20時頃
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[コツ、コツ、と供物台に近づくと雪うさぎを見て。]
ああ…大分、溶けてしまいましたね。可愛らしかったのに。 場所や方法が違えば、もっと保ったのかな。
[少し残念そうに呟いた。]
そうですね。祭りも、じきに終わり。 山の神様達も、山にお帰りになってしまうのですね…。
[勝丸もそうだとは気付かぬまま口にする。]
春か…。暖かくなるのは有り難いですね。
家の中に居ると、春の訪れの数々をつい見逃してしまいますが…今年は、もう少し外にも注意を払おうかな。
[それほど乗り気ではなさそうな声で、そんな事を言った。]
(37) 2011/02/17(Thu) 20時半頃
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―境内―
……あ。よう会うなあ。やほーい。
[風車を持った明之進に向かって、同じ色の風車を手に持った飴師が近づいていく。雪が溶け、祭りが終わるという話題が耳に入り]
ん?一緒におるのは…ここらで見かけた事ない子やね。 こんにちはあ。どっから来たん?
そやねえ、寒いのんは辛いから春はありがた……ありゃ。 供え物台、びしょびしょになっとるなあ。
[勝丸と明之進に声をかけた後。台の上を見て、苦笑した]
(38) 2011/02/17(Thu) 20時半頃
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子供達が供えたものだからな。
でも、溶けるのがいいんだ。 [残念そうに呟く声に、 慈しむように溶けゆく雪の造形を見て。] 明之進は、祭が名残惜しいような感じだぞ。
まだ、春になって欲しくないか?
それとも――。 噂を信じて、山の神と語らい触れあいたいかのか? [どこか乗り気の無さそうな言葉に。 じっと見返して。]
(39) 2011/02/17(Thu) 20時半頃
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― 供物台の傍 ― [ヒトの目には触れぬよう、姿を消したまま。 木の幹に、そう、と寄り掛かった。]
(40) 2011/02/17(Thu) 20時半頃
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此処から離れたもう少し山間の里からだ。 オレの住んでいる場所では祭はそうないからな。
明之進とは前もこの供物台で出会ったんだ。
其の時には十二支の供え物の事を話したな。 オレはいい出来だと褒めたんだが、謙遜された。
二人は知り合いか?
[どこからの声にからりと、答える。 名を問われれば、勝丸と答えるだろう。]
(41) 2011/02/17(Thu) 20時半頃
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そかそか。よう来たなあ。 もうすぐ終わってまうけど、お祭り楽しんでいきなあ。
うん、十二支のお人形さん、可愛いよな。 俺ん時も謙遜されたよ。
[勝丸からの返事に、細い目をさらに細めてにこにこ。>>41]
あははー。 兄ちゃんらなあ、実は、山の神さんらとお喋りした仲間やねんでー? すごいやろ。信じる?
[得意げに勝丸に言う。…まさかそのうちの一人だとは、やっぱり夢にも思っていないのだった]
俺は飴屋さんの定吉言うねん。坊の名前は?
[そして勝丸の名前を知った]
(42) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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溶けるのがいい……そう、ですか? まあ、それが風情ではありますけど。
[感じ方の違いか、などと思いつつ。]
…………名残、惜しい… そうです、ね。確かに。 祭りの間──…楽しかった。
[ここ数年間の自分の事を思い返せば、とても楽しかったと言える。今更ながらそれに気付いた。 祖母が、今年はいやに祭りを楽しめと自分に奨めていたけれど、本人より先にそれに気付いていたからかもしれない。]
(43) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 21時頃
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…あ、定吉さん。
[やってきた定吉に気付くと、会釈する。]
この村の方ではなかったんですか。 案外、そういう方も多いのかな…。
定吉さんとは…ええ、そんな感じ…ですかね。
[得意げに言う定吉の様子に、くすりと笑う。]
(44) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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この祭の間にか?
中には気まぐれに人を攫ったりすると謂うぞ。 僥倖だったな。
オレは里の子達とよく遊んでいたが――。 山の神とは会わなかったぞ。
[屈託なく笑う。 定吉と名乗りあいながら。
まさか、定吉が前に攫われたとは知らない。 久しくこのアヤカシの里から離れていたので。]
(45) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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[また、春が来るか。] [冬を通り越して。] [秋を置き去りにして。] [――もう何十、何百、そうしたか判らぬ。]
(46) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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[散らばる羽根には露天風呂ゆえにあまり気に留めず、耽り。 湯にのぼせない程度には抑えただろうが、それなりに盛り上がったとして。髪を結いなおして着替えると朝に華月斎が戻ってきた事を感じ、尋ねてみようと思うことを伝える。
土産は何がよいだろう、酒は自分が飲みたいから持ってゆくとして]
ああ、一緒に来たようだな。 土産は何がよいだろう?華月斎は何が好きだったか知らんなあ。
[一平太を知っているかどうかがわからないため誰とは名前を言わず、適当に物色してゆく]
(+30) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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[藤之助とともに春とも冬ともつかないような景色を眺めながら、ゆっくりと歩いてゆくと、一軒の民家が見えてきた。 夕餉の仕度をしているのか、白い煙が窓から空へと上がってゆく。
そういえば、此方へ来てからまだ一度も食事をしていない。 なのに、何故腹が減らぬのだろう……と考えたら、なぜか腹が減ってきた気がした。 アヤカシの身は、まだ勝手が分からない]
(+31) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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[感じ方の違いなのかも知れない。
長い時を生きる間に見るのは短い人の子の死。 でも、短いからこそ人は輝いて見える時がある。 儚くて愛しく感じる事がある。
それを雪の造作物に垣間見たとは言わなかったけど。]
ああ、楽しかったぞ。
沢山遊べたからな。
オレは祭は終わったら里から出て行くが、 いろいろな人と出会えたからな。
もちろん、オマエ達ともだ。 [にぃ、と笑みを浮かべる。 人の子と出会え遊べた事に想いを馳せて。]
(47) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 21時頃
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[土産には、酒とツマミになりそうな乾物、ついでに甘いものとつい多めに選んでしまった。 もう一つおまけを持つと結構な量のようだが……気にしない]
(+32) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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うん、結構あちこちから人来るよー。 朧さん言う人もそうやったし、後は華月斎さんも…
[明之進に答えかけ、あ、後者は人ではなかったなあ、と心の中で呟いたりする>>44]
おや。勝坊は信じるんやね。 「うそやー」って言われるかと思たわ。ええ子やな。
[勝丸と笑いあって>>45]
アヤカシ言うても、そんな簡単に人さらったりせんのと違うかな? …多分。恐らく。きっと。
でも勝坊も、みんなで一緒に遊んでるとええよ。一人で夜出歩いたりは危ないで。ええ子やから山の神様に気に入られるかもしれへんし。
[自分の経験が経験だったので、若干自信がない言い方になるが。子どもにするような注意を勝丸へ]
(48) 2011/02/17(Thu) 21時頃
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勝丸は、明之進と定吉の顔を交互にみた。
2011/02/17(Thu) 21時頃
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――…信じなくなったら。 消えてしまうかもしれないからな。
[遥か遠くの雪深い山々を見詰めて。]
何時もは里の子達と遊んでいるぞ。 もう、みんな友達だ。
[注意の言葉には]
夜でも、――。 境内には人がそこらに居るからな。
いい人なら、オマエもいい人だぞ。 出会ったばかりの子の心配をするんだから、な。
[くすり微笑んだ。 暫くはそんな会話を二人とし続けただろう――**]
(49) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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[持ち物を半分引き受け、華月斎の家へ向かう]
酒か……。 それにこれは、なんだ?
[おまけに持ったもうひとつが何なのか、少々気になるところ]
(+33) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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祭りの後はいつも寂しいなあ。 ぎょうさんおった人も、山の神様も帰っていく。 …楽しかったんやったら、また来年もおいでな。 俺が飴ちゃん作ってるとこ見せたるしな。
[楽しかったと言われれば、柔らかく笑んだ>>47]
(50) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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[気まぐれに人を攫うという話には少し考えて。]
あまり、そういう感じではありませんでしたが… そういう方もいらっしゃるかもしれませんね。
…勝丸さんは、お気をつけ下さい。
[定吉の話に頷きながら。]
(51) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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大人として子ども心配するんは当然やあ。 でも、俺もいい人やったら、気ぃつけなあかんなー…って、一回さらわれかけとったやん、俺。
[何でもないことのように笑ってから、ふと境内の裏を見やるように、社を見つめた>>49]
……本当はどうやったんやろな。 どうも、記憶が曖昧ではっきりせん。……思い出したいなあ。
(52) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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……。
[楽しかったと語る勝丸を、笑みを浮かべながら見るが「また来年も遊びに来て下さい」という言葉が、何故か出てこない。]
……定吉さんが、いい人なのは…確かに。
[くすっと笑った。]
(53) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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[来訪者が来たのは、夕餉の支度―久々で少々作りすぎた―を終えた頃だろうか]
[白飯、味噌汁、塩焼きした秋刀魚、出汁巻き卵、野菜の煮物、それにいくつかの漬物が、机の上に並んでいた]
(+34) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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…………。ないしょ。
[朧に使った香油に似た何かだとは言わない方が良いだろう。 真面目な顔でそんなことを考える]
(+35) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 21時半頃
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……狐面を付けた、鈴の音のする方…なんですよね。 御本人にお会いして…聞いてみる、とか。
[思い出したいなあという声を聞くと、そんな提案を口にしてみた。]
まあ、お会いできるかどうか…となると、運任せですけれどもね。
(54) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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何よもう。二人してそんな褒めても、何も出えへんで? 飴ちゃん一つずつやろか?
[あからさまに嬉しそうである]
俺、何か大事な事を忘れてる気がするんよなー。 ……ん。実はな、本人に聞いてみよかな、って思って、ここに来てん。 ここ、一番出そうやろ?
[風車で口元を隠して、にっと笑った]
(55) 2011/02/17(Thu) 21時半頃
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…………。
[なんとなく、悪巧みに思えてならない>>+35]
[じきに華月斎の家に着き、家人の顔を見れば、やはり篝火の前で言葉を交わした男だった]
……アヤカシだったとは。 気付かなかった。
あぁ、そうだ……すっかり名乗るのが遅れてしまった。 私は朧という。
(+36) 2011/02/17(Thu) 22時頃
|
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飴は好きですけど、結構ですよ。
[笑いながら首を横に振る。]
……ああ、成る程。確かに…。 食べ物をお供えすれば、更に可能性が上がるやもしれませんね。
[風車にちらりと目を止めつつ、そう言って頷き。]
ならば、お話の邪魔をせぬよう……俺は、そろそろ戻ろうかな。
[何となく、赤い鳥居を見て。そう呟いた。]
(56) 2011/02/17(Thu) 22時頃
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藤乃助、いらっしゃい。それと――… ああ、お前は、藤乃助を探していた。
[訪ねてきた二人を見やる。]
気付かれていなかったか、それは何より。 朧、だな。俺は華月斎。宜しく。 ああ、そして。一平太。
[一平太は男と共に二人を出迎えていたか、 男が連れて来た元人の子を紹介する。 以前には藤乃助と対立するような姿勢だったが、今はどうだろうか]
2人とも、飯は未だなんだろう、折角だ、食べていかないか? 丁度今、準備が出来たところだ。
[軽い調子で同士と新しい同士を誘う。 断られなければ、食卓には椀と皿が増えるだろう]
(+37) 2011/02/17(Thu) 22時頃
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…山ん中って、あんまり食べ物ないんかなあ。
[食べ物をお供えすれば、という言葉に首傾げ。>>56]
え、居てよー。もし一人でいる時に遭遇したら心細い…… ていうのは半分冗談やけど。 同意した奴しか連れていかんらしい、て明之進さんが俺に教えてくれたん信じてるしな。
そんなら、気をつけてー。
(57) 2011/02/17(Thu) 22時頃
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[あの時は、まだ藤之助のことを人間だと思っていたな……などと思い出しつつ、華月斎が連れてきたという、もと人の子を見る。 一平太という名には、そういえば聞き覚えがあるが……]
───お前は!
[そこにいたのは、やはり、以前藤之助を睨みつけていた青年だ。 どうしたものか、なぜ彼がここにいるのかと、明らかに動揺した様子で藤之助と一平太を交互に見やる]
(+38) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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|
お帰り華月斎、一足先に来ていたのでこれ土産。
[丁度良く良い匂いが漂う家に到着、おまけ以外の土産を華月斎に手渡し横に一平太が居ればそちらにも挨拶。 人間でないのなら特に思うことも無く、むしろ同士として良き遊び相手になるだろうと度々押しかけるつもりでいる。 勿論二人の仲をによによ見守る為で、今後がとても楽しみだ]
ああ、さっき風呂に行ってきたんだが飯はまだでな。 ありがたく頂こう、丁度腹が減ってきた。
(+39) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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|
…どうでしょう。少なくとも綿飴は、食べた事がなかったようですけど。
[詳しくは知らないから、こちらも首を捻りつつ。]
…………ええ。大丈夫ですよ、きっと。
…では、また。
[そうして、帰り道の方へと杖を向け。その場を*離れて行った。*]
(58) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 22時半頃
藤之助は、朧の背中をぽんぽん叩く。大丈夫だと言うように。
2011/02/17(Thu) 22時半頃
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ああ、ただいま…… 土産?
[藤乃助に渡されたもの、酒と、乾き物と、甘いものを確認すると礼を謂い]
[一平太が藤乃助にもし何か謂うようであれば宥めただろう]
(+40) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
|
|
[藤乃助が朧の背を軽く叩くのを見て、目を丸くする]
……藤乃助、お前、変わったな。
[思わずそんな言葉が零れた]
(+41) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
|
|
[ばいばい、と明之進の後姿に風車を振って。 供え物台の横の木の幹…人の目には映らない慶三郎がいるのとは、反対側に背を預け]
……変よなあ、俺。 もし気まぐれや強引にさらうのと会ったらどうすんの?
[ごん、と頭を後ろにぶつけ。 自分自身でも戸惑いを覚えながら、しばらく*佇んでいた*]
(59) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 22時半頃
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[驚かれた事に驚いた]
そうか?良くわからんが。
[まったく無自覚だったが、言われてみればそうなのかもしれない。 攫ってきた相手はこうして連れ出すことも少なかった]
(+42) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 22時半頃
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─ 自宅 ─
[自室である座敷へと戻ると、文机の上に並べてある紙片が目に入る。 先日破ってしまった、兄様からの手紙だ。]
祭りが、終われば……。 あの家に、久々に戻り… …暗い気持ちを抱えながら、また、この座敷で一年を過ごすのか。
[また一年経てば。 あの無邪気な山の神や、方法がどうであれ自分を心配してくれたご先祖様や、そして兄に会いたいと願うあの少年にも会えるだろう。あの少年の場合、今とは違ったものになっているのだろうが。]
(60) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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定吉さんは……どうする、かな。 もしかしたら……連れて行かれる…かな?
[わざと、彼を一人残して帰ってきた。 甘い物が好きだと言っていた山の神。飴師の定吉を仲間にしたいと考えるかもしれない。 それはそれで──良い事のように、思えた。]
…………。
[部屋に置いてあった犬の面を撫でながら、口角を上げて*笑んだ。*]
(61) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 22時半頃
華月斎は、藤之助に、何となくだがな、と微笑んで。三人と共に夕餉を囲む**
2011/02/17(Thu) 22時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 22時半頃
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[夕餉の支度をするという華月斎に手伝うと申し出るも、 座っていてくれと謂われ、家の中を眺める。
仕事場と思しき紙や糸などが広がっていたが、 作ったものは見当たらなかった。
やがて夕餉ができあがるころに藤之助と朧が来る]
いらっしゃい…って言ってもいいのか迷うのですが…
これから…よろしくお願いします。
[藤之助が妙ににやついている気がしたのだが その意味を悟ることはなく 朧が驚いている様には]
私が…華月斎殿に頼み込んだのです。連れていって欲しいと
(+43) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
|
|
[藤之助に背中を叩かれ、改めて華月斎と一平太を見る。 少なくとも、嫌々ながらということではなさそうで、安堵する]
……かわった?
[そもそも、以前の藤之助をよく知らない。 知っているのは、ひどく残酷でやさしくて、子どものように我が侭な、愛して已まない藤之助だけだ]
(+44) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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|
[ちら、と背後に眼を遣ると。 煙管を銜える。 ――灯は、点いている。]
(62) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 23時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 23時頃
飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 23時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 23時頃
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……っつう。え、……ほたる?
[思ったより後頭部を強くぶつけ、涙目で樹を振り返って頭をなでている、と。宙に灯りがともっているのが見えて]
[ぱし、と思わず手を伸ばして掴んだ]
(63) 2011/02/17(Thu) 23時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 23時頃
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[一平太から華月斎に頼み込んだのだと聞かされれば、意外な気がして目を丸くするが]
まぁ、縁とはそういうものなのだろうな。
[ふっと笑み、家にあがらせてもらうことにする]
(+45) 2011/02/17(Thu) 23時頃
|
|
…………返せ。 [ゆらり。 姿を現した老妖は、怨めしげに。 捕られた煙管と定吉とを睨む。]
(64) 2011/02/17(Thu) 23時頃
|
|
[華月斎の言葉に首を傾げながらも、まあいいやと気を取り直して。 一平太へは先ほどのおまけ―普通の椿油―をこっそり渡す]
何にでも使える便利なものだ。そう、何にでも。
[どちらがどうなのかはわからないが、紙を扱うなら部屋にあってもおかしいものでもなく。 しかし只の親切心からではなく反応を見たいが為であった。 一平太がそれに気づけばの話であるが]
(+46) 2011/02/17(Thu) 23時半頃
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〜〜〜〜〜!!!
[びっくりしすぎて声が出ない>>64 首を縦に振って、煙管を慶三郎に差し出した]
…っくりしたあ…心臓止まるかと思たやん!
(65) 2011/02/17(Thu) 23時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 23時半頃
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[藤之助に椿油をもらい]
ありがとうございます。
[「何にでも使える」の言葉に続き、ニヤリとする藤之助を見て]
はあ、何にでもですか…って……えっ……はぁ…どうも…
[藤之助がどのような意図で渡したのか理解した一平太は 俯き赤面する]
(+47) 2011/02/17(Thu) 23時半頃
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|
そりゃこっちの台詞だわ。 [差し出された煙管を奪い取り、] いきなり掴む奴があるか。 焼けとらんじゃろな? [その手へと、眼を遣る。]
(66) 2011/02/17(Thu) 23時半頃
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熱かったけど、びっくりしたのが先ですっかり忘れとった…
[何気なく開いた手は、既に火傷の跡だらけで荒れていた]
お孫さんら、元気?飴食べれたんかなあ。
(67) 2011/02/17(Thu) 23時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/17(Thu) 23時半頃
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[何かを手渡す藤之助と、受け取り、俯いて赤面する一平太を見れば、何やら善からぬものを渡したのではないだろうなと、藤之助を横目で見て]
何をしでかしたのだ、お前は……。
[呟いて、溜息をひとつ]
……まぁ、それより。
折角のもてなし、冷めぬうちに頂こう。
(+48) 2011/02/17(Thu) 23時半頃
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はは。 [いちど、竹の羅宇をくるりと廻してから。 煙管を銜える。] おう。 元気にしとるわ。 ありがとさん。 ……相変わらずだの、お前さんは。 [なんとはなしに、その頭を撫で付けてやろうと手を伸ばす。 定吉が里に居た頃、この老い耄れがよくしていたこと。]
(68) 2011/02/17(Thu) 23時半頃
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[華月斎に赤面するわけを尋ねられると]
え?いや、あ、き、気のせいです、気のせい。
[ひっくり返るような声になりつつもはぐらかす]
ささ、冷めないうちに頂きましょう。 藤之助殿も朧殿もどうぞどうぞ…と言っても華月斎殿が作ってくださったのですが。
[苦笑一つ、藤之助からの贈り物は袂に隠し…食卓につく]
(+49) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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え、相変わらずって、俺変わってへんの?? ……じゃなくて、おっちゃん、やっぱり俺の事知ってる……
[人とアヤカシは触れられない。なのに、頭に伸ばされたその手は、何故かとても優しくて、ひどく懐かしく感じられて]
………え?
[呆気にとられ、成されるがまま]
(69) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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[一平太はどうやら察してくれたらしい、赤い顔に満足げに頷く。 後で朧にその事を教えたらそちらはどういう反応をくれるだろうか]
先輩として、ちょっとな。必要な心得だ。
[これは華月斎に睨まれたとしても良い仕事をしたと食卓について両手を合わせる]
ん、頂きます。
(+50) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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藤之助は、早速差し入れた酒をねだったりして、行儀が悪い。
2011/02/18(Fri) 00時頃
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これは皆、華月斎が? 器用なものだな。
[感心しつつ、端を手に取る]
そういえば、やはりアヤカシもメシは食うのか? 昨日は、あまり腹の減った記憶がないのだが。
……って、こら! 行儀の悪い!
[いきなり酒をねだりだす藤之助を、慌てて諫めた]
(+51) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 00時頃
朧は、溜息をつきつつも、「頂きます」と両手をあわせる。
2011/02/18(Fri) 00時頃
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人間の作法とは違うんだぞ?
[元人間かつそこそこの良家出身とは思えない態度だが、我慢しないのが信条である。 特にアヤカシになってからは顕著に]
(+52) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 00時頃
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[確かに指は届いている、ものの。 指先に、触れる感覚は、ない。] [ふ、と眼を細め。] 矢っ張り、お前さんは。 ヒトの子で、ええ。 [狐の子は残念がるだろうけれど。] ヒトの子で、居れ。 [手を離し、踵を返す。 から、と下駄が鳴る。 ――その音もどこか、寂しげだったやもしれぬけれど。]
(70) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 00時頃
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違うにしてもだな……! まったく、遠慮のない奴だ。
[しかし、そういう奔放なところがまた愛おしいと思ってしまうあたり、なかなかに重症だなと自嘲して]
以前から、こんな調子だったのか?
[などと華月斎に訊ねてみる。 なんとなく、どう返されるかは予想できたが]
(+53) 2011/02/18(Fri) 00時頃
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[アヤカシに連れていかれるのを望まない者は、連れ戻した時点でアヤカシの里にいた頃の事を忘れるという。>>1:159
では仮に、連れ戻された者の「戻る目的」が満たされ、アヤカシの里に未練があって、記憶を思い出したいと願った場合は……どうなるのだろう。連れて行かれてもよいと心のどこかで思っていた、場合は]
――……う、
[頭の痛みを覚えて、地面に膝をついた。 老妖に撫でられた箇所が、熱を帯びているような感覚]
(71) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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[酒をねだる藤之助に]
今用意してきますね
[華月斎に徳利とお猪口の場所を聞き、酒を用意する しばらくして、食卓に戻る]
はいできましたよ
[猪口を渡し、お酌をする 朧にも同じように酒を勧めるだろう]
(+54) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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[人。アヤカシ。祭り。里。春。飴細工。風車。狐面。少年。 笑い声。鬼ごっこ。かくれんぼ。竹とんぼ。泣き虫。撫でてくれる手。 姉。祖父。杖。誓い。記憶。思い出。夢。
――鈴の音。]
(72) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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──すまんな。
[礼を言い、猪口を受け取る。 実のところ、酒は嫌いではない。 しかし強いのかと問われれば、まぁ、人並み程度なのだが]
(+55) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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………もう、昔みたいに頭撫でてはくれんの?
……“おっちゃん”。
[頭を押さえ、俯いたまま、呟いた]
(73) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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遠慮した俺を見たら華月斎が倒れると思う。
[酷いと言われるまでも無く自覚を持った上での行動、なんと言われようと自分最優先で生きてきた。
これまでは]
ああ、どうも。
[猪口を受け取り注がれた酒を旨そうに飲む。 自然と料理へも箸が進み、会話も弾む……筈]
(+56) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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[思わず、苦笑を洩らし。] お前さんには、人の世に帰る場所が在るじゃろ。 ……こんな化物の処に、戻って来て呉れるな。 [振り向かぬまま、告げる。 振り向いてしまえば、きっと、]
(74) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 00時半頃
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──まぁ、承知の上でついてきたのだがな。
[漬物をつまみ代わりに、酒を飲む。 こんなに良い気分で飲む酒は、どれくらい振りだろうか]
……あぁ、すまん。 私達ばかり飲んでいたな。気付かなかった。
[そういえば一平太が酒に手をつけていないことに気付き、徳利を持って勧めてみる]
(+57) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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もう爺ちゃんも婆ちゃんもおれへんねん。 姉ちゃんらも嫁行って一安心や。
化け物とか言わんといてな、大泣きしとった俺を膝の上に乗っけてくれたん、覚えてるで?
もう図体でかくなってる今は無理やろうけど、なあ。暖かかったん、俺覚えてるんやから!恩返しせなあかんやろ!ちょっと待ちいな!
[慶三郎の背を睨み、地を蹴って。触れられないとわかっていても、手を伸ばした]
(75) 2011/02/18(Fri) 00時半頃
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[朧に酒を勧められるが]
いや、私は…申し訳ないです。 とんでもない下戸なものですから。
[苦笑して酒は辞する]
(+58) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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あとなあ、“ウト”!!
あんまり、糸目糸目言うから…いっぺん、デコピンしたろと思ててん、あいつ!俺は泣いてばっかやったけど、反撃もせな男と言えへんやろ!
[思い出された記憶は、子どもの頃のそのままを、切り取ってきたようで。]
(76) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 01時頃
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[徳利を引っ込め]
そうか、残念だな。
[華月斎が飲むようであれば、そちらに注ぎ。 続いて藤之助にも]
呑むのだろう?
[徳利を傾け、訊ねる]
(+59) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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明之進は、定吉定吉は山の神に会えただろうか、と考えた。
2011/02/18(Fri) 01時頃
明之進は、定吉に話の続きを促した。
2011/02/18(Fri) 01時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 01時頃
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[地を蹴る音が聞こえ。 触れられる筈もない手が伸び。] [其方を、振り返ってしまう。] ――――。
(77) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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……まったく、お前さんは。 相変わらずだの。 され返されるのが落ちじゃろ。 でこぴん。 [べし、と。 定吉の額を叩く素振り。 無論、実際に叩けはせぬのだが。]
(78) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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慶三郎は、ウトへと呼び掛ける。
2011/02/18(Fri) 01時頃
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ふあっ!?
[叩かれないとわかっていても、反射的に目を閉じるのは人のサガ。]
……むしろ、ありがとうやで? 本当はあの時、二度と戻れなかったかもしれんのに。帰れたおかげで、爺ちゃん婆ちゃんの最期看取れたし、姉ちゃんらの晴れ姿も見れた。飴細工の腕も、めっちゃあがった。
んー、後はお酒の味覚えたくらい?
[首を傾げ。]
(79) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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[華月斎の手料理がこんなに美味いとは、と久しぶりに感じる食事を堪能する。
朧に問われれば当然と猪口を差し出し、朧の猪口にも酒を注ぎ返す。 しかしどれだけ飲んでも酔う事はない、鬼の体]
(+60) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 01時頃
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十年とちょっと。待っててくれてありがとなあ。 俺おらんくなって、寂しかったんちゃう?
[幼い頃の面影を残した顔で、にかっと笑う。
慶三郎へ伸ばした手は、子どもの頃と変わらず、焼けどで荒れていたけれど。昔と比べて大きくなった、大人の手だ]
(80) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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[皆で囲む食卓…久しく味わったことのない雰囲気に 一平太は心弾む
華月斎が二人に泊まっていくように言うと]
そうですよね、酒が入っては足元もおぼつかないでしょうし 泊まっていかれては?
[すでに我が家のように振舞う一平太]
(+61) 2011/02/18(Fri) 01時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 01時頃
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……そうか。 よかったの。 [もう顔も憶えていないあのひとも、そうだったのだろうか、などと。 頭のどこか片隅で、ふと、思った。] ほう。 酒か。そりゃあ、ええ。 [興味深そうに眼を細め、]
(81) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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[藤之助の杯に酒を注ぎ、返盃を受け]
そういえば、一平太はやはり華月斎のことを好いているのか?
[程良く酒が回ってきたのか、至極当たり前のことを問いかけた]
(+62) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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……孫は幾らでも居るからの。 [向けられた笑顔に、口の端上げて。 伸ばされた手へと、昔となんら変わらぬ己の手を伸ばす。]
(82) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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春松は、定吉に話の続きを促した。
2011/02/18(Fri) 01時半頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 01時半頃
春松は、慶三郎に話の続きを促した。
2011/02/18(Fri) 01時半頃
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俺は酔わないから平気だが、朧はどうだ?
[二人に泊まるよう誘われれば近いとは言え急いで帰る理由もないと頷いて]
良ければそうさせてもらおうかな。
[酒を拭きそうになって、既の所で堪える事に成功した]
(+63) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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ん、一緒に呑もうや?積もる話もあるやろ。 もー、そこで寂しかったー、って素直に言えばええのに。 そしたらもっと孝行するで?
[触れる事は出来ないけれど、慶三郎の手のひらに重ねるように自分の手を乗せる。その光景は、昔のままで。]
…ところで。「おっちゃん」って呼びかけたけど。 子どもの頃ならともかく、今は俺も大人で、年近くなってもうたよなあ。…呼び方変えた方がええ?
(83) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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[>>+62好いているのかという朧の問いに]
それは…もちろん…好いております…
[目の前にいる華月斎を意識してか、最後の方は蚊の鳴くような声になる]
(+64) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 01時半頃
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ん? そうだな、それでも構わんが……。 まぁ、そうだな……考えておこう。
[一平太達の邪魔になりはしないだろうかと、若干躊躇いがちに返し、やや遠くの皿に箸を伸ばそうとしたところで、バランスを崩す。 どうやら、既に酔いは回ってきているようだ]
むぅ……!
[裾が、大きく捲れてしまった。 眉根を寄せ、裾を戻して座り直すが。 もしかしたら、昨夜の名残がはっきりと見てとれたかもしれない]
(+65) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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ああ。 お前さんが先に潰れなきゃあ、付き合っちゃる。 [くつりと笑う。] 孝行なんぞ、せんでええ。 ……呼び方? 好きに呼んだらええ。 じいでもじじでも、おっちゃんでも、 なんだって構わん。
(84) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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慶三郎は、首を傾いだ。
2011/02/18(Fri) 01時半頃
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そうか。
[好いている……との微かな声に、満足げな笑みを浮かべ]
私もだ。 私も、藤之助が愛しくてならない。
[目を細め、藤之助に軽く身を寄せる]
(+66) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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…名前、思い出されへんなあ、って思て。 聞いたかもしれんけど、ずっとおっちゃん呼びしとったからなあ。 何せ子どもん時の記憶や、やっと思い出せたけど、所々怪しい。
[空いている方の手で、こめかみをとんとんと叩き]
ま、そんなら当面はおっちゃんでええかー。
(85) 2011/02/18(Fri) 01時半頃
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けほ。
[二人の会話が面白すぎて咽そうになる。華月斎はどうだろう?視線を送って様子を窺う。 既に朧は相当酔っている様だ、あの時のように。
ということは、じきに寝落ちてしまうかもしれない。やはり泊めてもらう事を決めて良かった]
(+67) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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ああ、泊まっていけ。 遠慮する事は無い、部屋はいくつか余っているし、布団も足りる。
[賑やかな食卓、美味い酒。 楽しい時を過ごしながら]
…ぐ、っ!?
[朧の問いとそれに対する一平太の答えに、 藤乃助と同じく、咽そうになるのを何とか堪えた。
ちらりと見えた情事の名残と身を寄せる朧の様子を見れば、 頬を染めた困り顔で、どこか空を見ながら、がりと頭を掻く]
(+68) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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どうせ本物の名前じゃあないしの。 好きに呼ぶがええ。 [ふ、と。 鈴の音が、近づく。] ――ああ。 そろそろ、来るじゃろ。
(86) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 02時頃
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[――…りん]
(87) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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[不意に。 その音は定吉の傍で鳴った。
姿は未だ消した侭、ぽとんと。 雪の塊が定吉の頭めがけて落ちてくる]
(88) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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? ……?
[咽せかけている藤之助と華月斎を、首を傾げて交互に見つめ]
どうした……?
[藤之助の口元を拭おうと、手を伸ばす]
(+69) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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|
[鈴の音が聴こえたなら。] じゃ、儂ぁもう帰るからの。 [ひょいと身をかわし定吉から離れると。 意地の悪い笑みを浮かべる。] あとは狐の子次第じゃな。 [くつくつと笑いながら、その姿は風に消えてゆく。 とはいえ。 ウトの様子を考えると、 すぐ傍に身を潜めるに止まるのだけれど。**]
(89) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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え、なら教えてえな。本物の名前、気になるやん。
[と、鈴の音が聞こえて]
…このお祭りが始まった頃からかな。 ずっと、鈴の音が聞こえてた。 他は忘れても、鈴は覚えとったなあ。 何でやろね、綺麗やったから、覚えてたんか……
ぎゃーーーーーー!
[頭に雪が当たった後、連続で背中に流れこんだ。]
(90) 2011/02/18(Fri) 02時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 02時頃
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[好いていると言ってしまった事と朧が堂々と藤之助に身を寄せる姿…そして朧の身に残る痕]
……コホン
[顔を赤らめ俯き咳払いをした]
(+70) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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|
……莫迦。 思い出すのが遅すぎだ、泣き虫サダ。
[叫ぶ定吉を尻目に、 面を付けていないアヤカシは鈴の音を共にふわりと下りる]
相変わらず目の細いのは変わっとらんようじゃの。
[腕を組み、居丈高に赤い眸が睨む]
(91) 2011/02/18(Fri) 02時頃
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あー!行ってもた!
[風に消えていった老妖。姿を捉える事は出来ず]
何するん!相変わらずイタズラもんやなあ。
[服から雪を追い出しながら]
……ごめんて。何やようわからんけど、里でのこと、忘れてしもてた。
[反省してます、というように肩を落として]
(92) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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|
……ちゃんと思い出したから堪忍してえな。 俺約束は守るもんね。また遊ぼう、って言うた。
あれ、ウト?背、縮んだか?
[自分の背が高くなったからに決まっているのだが、わざと言ってみた]
(93) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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|
アヤカシとは得てしてそう謂うものだ。 じぃもああ見えて、中々の悪だぞ。
[しれっと語るも、 肩を落とすのを見れば、睨めつけるような視線は若干弱まり]
…………それが当然だ。 お前は人の子の世界に戻ったんだ。 アヤカシの里の事等、知らない方が良い。
(94) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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ウトは、定吉の揶揄に、無言で雪玉を投げた。
2011/02/18(Fri) 02時半頃
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[仲睦まじさ――主に朧の見せるもの――にあてられながら、 誤魔化すように、酒をもう一口。
咳払いする一平太にちらと目をやり。 視線が合えば、苦笑を浮かべて、また頭を掻く癖を出す。]
(+71) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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|
[華月斎の反応は想像通りだった、つまりなんだ。 恐らく同じ気分だろう、これは]
相当酔っているな、お前。
[口元を拭われその指先をぺろりと舐める]
(+72) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 02時半頃
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[まだ疲れが抜けきっていないところに、つい常より多い酒を飲んでしまった所為だろうか。 誰の目にも明らかに、酔いが回っているのだが]
……そうか?
[指先を舐められれば、擽ったそうに身を捩り]
こら藤……人前だと……!
[自分は、思いきり棚上げである]
(+73) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 02時半頃
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ああ、何となくわかる。おっちゃんも悪戯好きそう…
…そうなん?じゃあ思い出したんは珍しいんかな? そんなら、思い出せただけまし…
[ぼすっと顔で雪だまを受けた。口から雪の塊を吐き。]
(95) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
|
|
[咳払いやら何やら、色々聞こえた気がしたが]
………まったく、お前という奴は……。
[指を引くと、代わりに唇を寄せ]
ふじ…………。
[淡く、口付ける。
───のと、ほぼ同時に。 まるで糸が切れたかのように、そのまま藤之助の膝に崩れ落ち]
………──スーッ。
[忽ち、寝息をたてはじめた**]
(+74) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
|
|
思い出さなければ良かったものを。 知らぬままなら、きっとそのまま捨て置いておけた。
だけど、思い出してしまったら……。 もう一度………っ。
[上手く言葉を紡げなくて、途切れてしまう。 握りしめた手は、かたかたと小さく震えて、何かを耐えるように唇を噛んだ]
(96) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
|
|
藤っ……おい。
[ごく普通な調子で朧の指を舐める藤乃助に、面食らう。 いつもならば、藤乃助らしいと笑う余裕もあったかもしれない。 が。 一平太の前だと思うと、何となく、止めなければいけない気がして]
お前は酔っていないのだろうが。
[一応、窘めるように謂っては見る。 朧がもう寝るようならば、右奥の部屋を貸すつもりだ。布団は部屋の隅にたたんである]
(+75) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 02時半頃
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[同じ人前でも、べったりしているのは良いらしい]
……華月斎、布団を貸してくれ。 これを寝かしつける。
[どちらが子供だかと回収しようとしたところで口付けられてそのまま落ちた。これは事故に違いない。 酒は飲ませすぎない方が良いのだろうか、不安になった]
…………。
(+76) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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……今度は帰られへんやろねえ。 前よりも、人の世界との縁が薄れてるから。
…神隠し二回目あうんも、珍しくてええかなーって思ってる俺の気が変わらんうちに、連れてった方がええんちゃう?
……いや、違う違う。そんなんじゃないな。
[そんな事を言いながら。ふる、と首を振り。 息を大きく吸ってから]
(97) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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[酔いのためとはいえ、あまりにも奔放な朧の行動に はじめは面食らっていたものの 一平太はクスクスと笑い出した]
朧殿…素直なお方ですね
[なおも可笑しそうに笑っている]
(+77) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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俺ばっかウトに攻撃やられて不公平や! 触られへんと思って好き放題ぼこぼこと! 反撃してやるから、『神繋りの里』、連れてけ!
[びしり、と指をさしての宣戦布告]
(98) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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|
あ、ああ……
[藤乃助が朧を寝かせると抱き上げるのだろう、 それを先導し、右奥の部屋に通せば、布団を敷いて寝かせられるようにした]
何だろう、朧は、意外と可愛らしいのだな…… 藤乃助もここで寝るならば、もう一組布団を持って来ようか。
(+78) 2011/02/18(Fri) 02時半頃
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[指を差され、その先をぽかんと見詰めて。
―――…くつくつと。 アヤカシは笑う]
……お前は、本当に莫迦だ。
(99) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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|
また帰りたいと泣いても、もう帰してはやらんぞ? 泣き虫サダ。
[にやりと笑むと、 慶三郎――と、老いた同胞の名前を呼ぶ。 同胞にだけ聞こえる紅き聲で]
(100) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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|
[酔っ払ったもの勝ち、正にその通り。 膝の上で寝ている朧を撫で、髪を引っ張っても起きる様子が無い事を確認]
俺も酔えたら良かったんだがね。
[フゥとため息をひとつ、しかしこんな朧も愛しいので仕方ない。 朧を抱き上げ部屋を案内してもらうと物珍しそうに部屋を眺めながら布団に寝かせる]
飯も美味いし酒も旨い、興奮してはしゃいでいたんだと思う。 悪いな、頼む。……と、華月斎。
一平太もお前次第で相当可愛くなるんじゃないか?頑張れよ。
[にやりと笑いながら煽ることは忘れない]
(+79) 2011/02/18(Fri) 03時頃
|
|
ふん、ばかって言う奴がばかやねんぞ。
[腕を組む。 その理屈は、面白いくらいに子どもの頃のそれと変わっていない]
もう俺も、子どもじゃないからな。 そんな、泣いたりせえへんよ。
(101) 2011/02/18(Fri) 03時頃
|
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俺は山の神だから例外なんだ。
[張り合うように腕を組む。 子供が大人に成る年月を経ても、アヤカシの仕種は変わらない。 むしろ青年が大人になった分、子供っぽく映るかもしれない]
……それでもお前は、 何時までも泣き虫サダだ。
(102) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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[朧を微笑ましいと思っていたところに藤之助の言葉が飛び込んでくる>>+79]
は…いぃ…?
[言葉の意味を理解するまで数瞬…その後湯気が出るかというほど真っ赤になって呆然とする]
(+80) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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じぃがお前を導いてくれる。 俺は未だ、行けぬから……先に行って待っていてくれ。
約定を果たしたらすぐに戻るから。 そしたら飛びきり美味い飴を頼むな。
(103) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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そんなん、ずるいからなしやで〜。
[不服そうに呟いた。…子どもの時は年上の兄ちゃんだと思っていたけど、今見ると、幼く見えるような気がして]
じゃあお前は、寂しがりでいたずら好きのウト、やね。
(104) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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何だ、酔いたかったのか?
[藤乃助に軽く笑う。 隣の部屋からもう一組、布団を朧の寝るそれの横に敷く。 丸行灯のなかから小さな炎が部屋をぼうやりと照らしていた]
ん?どうした?
[部屋を出る前。かけられた声に振り返り]
……は?
[「一平太は今のままで、可愛いだろう。」 思わず返しそうになった台詞を飲み込んで]
よ、余計な世話だ!
[熱が上がったままに強い口調をたたきつけた]
(+81) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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ああ。…ずっと待たせとったからなあ。 ちょっとくらい待ったるで?
昔よりもずっと上手に作れるようになったから、楽しみにしときな。
[笑えば、目が糸みたいに細くなった]
(105) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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さびしがり屋は余計だ。
[ぷいっと背を向ける。 其の姿は小さく、幼い子供と変わらぬそれで]
……里に戻ったら、また沢山悪戯してやるからな。 覚えてろよ。
[ぽつり、呟いた]
(106) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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[真っ赤になった一平太に、余計に顔が熱くなる。
寝入ってしまった朧と藤乃助を部屋に残し、 一平太と居間へと戻る]
ああ、ええと……
一平太は、酔っていない。か?
[言葉は、ぎこちなく]
(+82) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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私は呑めませんから…
[顔を赤らめた華月斎に答える>>+82]
(+83) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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おう。 もう、ええんか。 [ゆらり、と。 ウトのすぐ横に現れた老妖は。 その頭をぐしゃりと、無理矢理に撫でる。] 下駄の礼だ。 気にするな。
(107) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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[す…と、振り返る。 面のない素顔に浮かぶのは、穏やかな笑み。
自らの紅い眸をちょんちょんと撫でて]
相変わらず笑うと目がなくなるのだな。
(108) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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[己の頭を撫でる大きな手。 暴れるでもなく、厭うでもなく。 その手が撫でるままに、アヤカシは大人しく身を寄せた]
……じい、頼んだ。
(109) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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えー、程ほどにしてえやあ。 やられたらやりかえすで、俺?
[楽しげに笑うと、ウトに手を振った]
…人間、意外と変わらんねん。
[くいっと目尻を持ち上げながら]
(110) 2011/02/18(Fri) 03時頃
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[二組並んだ布団に座り、華月斎の強い口調もどこ吹く風]
ああ、仲良くな。
[にまにましたまま見送ると、薄暗い部屋ですっかり寝入った朧の顔を眺める。
無防備な寝顔を見ているだけでこちらまで眠くなるから不思議だ。運んでもらった布団には入らずにそのまま朧を腕の中に抱き込んで一緒に寝てしまおう]
……帰ったほうが良かったよなあ、互いに。
(+84) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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そう……か。そうだな。
ああ、しかし、こちらの里に来た人の子は、アヤカシに転じるものだと聞いた。 もしも体質が変わっているのなら、呑めるやもしれないな。
[机の上に広げた皿や椀を片付けようと、手を伸ばす。 ほんの少し残った猪口を見れば、 呑んでみるかと一平太に差し出してみる。]
(+85) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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[朧の額や頬に口付けたり、二人の様子に聞き耳を立てている内にいつしか意識は落ちて**]
(+86) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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いや、変わったよ。
[目じりを持ち上げる相手に、笑って]
……昔ほど、泣かなくなった。 俺より大きくなったし。
おかげで見上げるのに、首が痛くてかなわん。
[だから、と続けて]
さっさと行ってしまえ。 じいが待ちくたびれて、干からびてしまう前にな。
(111) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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あ、はい…
[差し出された猪口を受け取り、飲み干す 喉にヒリつくような感覚を覚えたが、以前のように すぐに倒れそうになる感覚はなかった]
…あれ?…平気…かもしれません。
(+87) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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[>>+87と言った直後ふわりと浮かぶような感覚が襲う]
あっ…
[上体がふらりと揺れた]
(+88) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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[ウトへと頷き。] ……ああ。 忘れとった。 [狐の飴を、くるりと廻す。] ほれ。 これより旨いの、拵えて貰わんとな。 ……誰がこれ以上干乾びるか。 [それから、ウトの額を軽く小突く。]
(112) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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…そうか?自分じゃあんまりわからん。
[もう子どもではない、とさっき言ったのと逆の事を言った]
うん。ほんなら、また後で。 俺が迷子にならんよう、連れてってな、おっちゃん。
[ウトに背を向け、慶三郎に呼びかける]
(113) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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[何だ、ともう一杯薦めようかとした所で]
……お、っと。 平気ではなかったか。
[ふらつく体に、支えようと手を伸ばす]
(+89) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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おう。 しっかりついて来い。 迷子になっても、探さんからの。 [に、と定吉に笑みを向け。 ついて来れる速度で、歩き出そうか。]
(114) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 03時半頃
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……あ痛。
[小突かれた額を押さえ、苦く笑う。 狐の飴は帯に確りと差して]
サダがまた泣き虫に戻らんように、見張っておいてくれ。
[背を向ける定吉にそう揶揄した後、 俺は門を開きに行って来ると告げ、風に消える。
りん――…と、鈴の音を一つ*残して*]
(115) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 03時半頃
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んな殺生な!
くっそ、手ぇ繋がれへんの辛いなー。
[置いていかれまいと、慶三郎の後をついていく。
供え物台の横の地面に赤い風車を落とし忘れたまま。まるでそれは、定吉が神隠しにあった事を示す証のようで**]
(116) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 03時半頃
飴師 定吉は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 03時半頃
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[体を支えようと出された手に縋るように手を伸ばし、 ふらついた勢いで華月斎の懐に飛び込む格好になった]
あ、ごめんなさい…
[と言いつつ、体を離そうとしてもうまく体がうごかない]
(+90) 2011/02/18(Fri) 03時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 03時半頃
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[振り向きもせずに、ただ口の端を上げ真鍮を銜える。 夜の帳のさなかでも、煙管の灯はあかあかと燈るのだろう。] ――寒いの。 [ぽつりと洩れた呟きは。 白い息とともに。闇に、融ける。**]
(117) 2011/02/18(Fri) 04時頃
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[腕の中に収まった一平太に、瞬いた。 いや、腕を伸ばしたのだからこうなるのは不思議ではないはずなのだが。 動揺する。]
――… いや、謝る事は無い。
[触れている箇所がやけに熱いと感じるのは、酒のせいか。 預けられた重みを、手繰り寄せるようにそっと、両の腕で包み込む。 熱っぽい頬を、一平太の髪にくっつける]
謝らなくて、いい。
[もう一度、同じ言葉を。 熱い吐息を耳元で]
(+91) 2011/02/18(Fri) 04時頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 04時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 04時頃
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[耳元で不意にかかる熱い吐息に思わず]
あっ…
[艶っぽい声が出てしまった
恥ずかしさのあまり俯いたまま身動きも取れない]
(+92) 2011/02/18(Fri) 04時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/02/18(Fri) 04時頃
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