249 Digital Devil Survivor
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狼
墓
少
霊
全
ケイイチに9人が投票した。
小鈴に2人が投票した。
ケイイチは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
小鈴が無残な姿で発見された。
リーが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、メルヤ、リツ、クシャミ、メアリー、ゆり、ニコラス、サミュエル、ヨーランダの8名。
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/* 墓下は中の人発言おっけーだよね?(wiki確認してきた)
お疲れ様でした。
(+0) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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- day#3 喫茶店・テラス席 - >>3:346 [ 消失した座敷わらし。それが示すのはごく明白な事実。]
先生……は……
[ 死んでしまった。 ひどく淡々と認識し、理解できてしまう私が少しイヤになる。 そして、その嫌悪感さえも、長くは続かないのだ。]
最期に……これを、届けさせに?。
[ 身をかがめて、地面に転がった物体を拾い上げる。 真っ黒なマガタマ。 理一の仲魔が持ってきたそれだけが、彼の遺した想いを伝えてくれるかのように感じられた。*]
(0) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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ゆりは、揺籃や待雪が触れてみようとするなら、一旦渡すことは拒まないだろう。
2016/06/22(Wed) 00時半頃
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— 3day / 至商店街・路地 —
わあ、そこは僕の推理力を 褒めてくれるところじゃないのかい! パラチーノさんは、相変わらずお手厳しい。
[>>3:316 ———無い義理を果たされなければ、 こういうところだけ、人を読むことの出来ない男は 安堵されているなんて嬉しい事を識ることも無く。 勿論、それを揶揄できることも、無く。
苦笑いよりというよりは、 態とらしい驚愕の見開きとともに両の掌を虚空に広げ、 芝居たらっしく伏せた睫帳ごと、ブロンドを振るった。]
(1) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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[そして、そのまま。 頬を引っ張られもしないのをいいことに、 調子に乗る菫の色は、黒猫を見下ろしたまま。]
( ふ、と、溢す微笑の吐息には やや、安堵にも似たような、 口振りと裏腹の、素直なものだ。 )
おっと。それは、失敬、失敬。 そう、そういえば、そうだっけね。 パラチーノさんはそんな軽い男では無いのでした。 でも、バカっていう方が馬鹿とも聞いたから、 折角だし、バカにしたままでおこう。
[>>331猛る犬の咆哮が、遠く、残る。 微かに劈く残響に影響は無いのだとしても、 男にとってもまた、心地のいいものでも無いのに関わらず。 ひとりはしゃぐ少女の姿の末恐ろしさには言葉が無くとも、 そっと意識下で同調することになっただろうが、閑話休題。]
(2) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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―3d・テラス席―
[どうやら、自分の答えに納得いったらしい。 質問の意図は分からなかったが、続く言葉>>3:344に黙って耳を傾ける。
そして現れた気配。>>3:341>>3:342 傍らの悪魔もまた動いたのが目に入る。自分があの悪魔を知っている事に驚いたようだ。もし聞かれれば経緯を隠すことなく答える。
悪魔が拾ったのならばそれを遮る事はせず、マガタマにまつわる話を、伝える。 曰く 誰かが意図的にこの街に撒いた、 持っていると悪魔に襲われる、 穢れという名の人間の負の感情『マガツヒ』を吸い取る、 集めると願いが叶う。
全て伝聞だが、多分真実だろうと自分の見解も添えて。*]
(3) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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/* はーい、お疲れさまでしたーノシノシ
とりあえずこっちでのロールは地上見ておいおいかなー、ってところで今日はおやすみなさいーノシノシ
(+1) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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/* 俺は特に死亡ロールないんだよね。 どうすっかな。 チアキセンパイにはちょっと会いたいかなぁ。
おやすみ、俺も寝る。
(+2) 2016/06/22(Wed) 00時半頃
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―御渡神社・上宮―
[どれだけ水を注げども、器の底が欠けていたなら意味はない。 腕の中の身体に尽くした霊力は 彼の命を繋ぎ止める事はできなかった]
……――。
[魂が肉体を離れた事くらい、理解できる。 雨と混じって最早判別のつかない涙はいつ、止まったろうか。 盛りを過ぎた焔は水溜りに溶けて、 後に残されたのは廃墟と塵と亡骸だけ。
まだ形を辛うじて残す本殿へと、慶一を運ぶ。 あの神が祀られていた場所に安置するなど耐え難い。 しかし、それでも彼は「俺のカミサマ」>>3:319と言ったから]
(4) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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さよなら。 西廼の子。
[濡れた手で顔に付いた煤と血とを拭い、両手を組ませる。 その際、真っ黒に染まった4つのマガタマ>>3:195に気付いた。
闇より深いその色。 何故こんな物を、という思いと共に不安が過ぎる。 それが穢れを溜めている事は薄っすらとだが勘付けた。 だって、余りに穢れが酷過ぎたから]
……こんなモノ、あっちに持って行っちゃ駄目。
[その手からそれらを取り上げて、 己の角を入れたのとは逆の羽織の袂へ入れる。 何処か害を及ぼさぬ場所に、これらは始末しよう。 そう思って]
(5) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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…… じゃ、眼科と言い換えることにしようか。
[……ただの皮肉だったが、 どうも通じていないのなら側頭を苦く掻いて置く。 手放せば、ブロンドの束は、すとん、と。 風に抵抗無く、指から擦り抜けて、落ちて往く。 その間、地面に転がっていた菫青石は、 徐に吹かせた風が湖をきょとりとさせた事も気付かない。
そも、目は口程に物を言うというが、 それを見せない、特にバーカウンターに立たない常の彼は、 男にとっては、――――― 中々に読めない存在だった。 (それが、また、面白い存在だとも思っていたのだが。)]
…… っと、分からないのなら、忘れてくれたまえ?
[それでも返事がなければ、手をひらりと振るって、 平常心をアイオライトに注ぐと、さっさと誤摩化したものだ。]
(6) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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―御渡公園・電波塔―
……社の方が随分騒がしかったな。上も下もだ。 それにしてはここの神々は思った以上に静かなのが気にはなるが。
[市内の数か所で起こった大規模な闘争の様子はけたたましい音と時折の火の手やら雷鳴やらで理解してはいたが、その場から動こうともせずにただひたすら、街の人間から増幅されたマガツヒを回収し続けていた。累の後は尋ねてくる人間もない。 時折、身の程をわきまえぬはぐれ悪魔がマガツヒの匂いにつられてこちらにやってきてはいたが、その死骸は今や電波塔の周囲に血肉を撒き散らして転がっている]
……もう少しで十分集まるんだがな。思ったより時間がかかってしまっている。やはり直でない分、染まるのも遅いか。 元々私の荒魂を丸ごと封じていた石なのだから、もう少し手早くいってもよさそうなものだが……
まあ、ただの人間が溜めておけるマガツヒなんて知れたものか。 …そうとも。私の積年の遺恨、憤怒に匹敵するような荒ぶる魂など、人間が抱え込めるものではないのだから。*
(@0) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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―3DAY 繁華街―
[振り返った時、そこには既に「しき」の姿はなかった。]
…………はぁ。
[また随分と血を失った。 少し伸びた気がする犬歯を舌で舐めて確認する。
そして血に沈んだ男の身体に手を掛けた。 最後の最後まで急所を守り切ったのだろう彼の顔やのど元には意外なほど傷はなく、何故かうっすら笑みを浮かべていた>>3:346。
探った身体には――「マガタマ」は存在しなかった。]
(7) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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あー……、…割に合わネエ。
[雷の止んだ空を見上げ、抑揚の無い声で呟いた。]
(8) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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[最後に一度だけ、閉じた目許を緩やかに撫でると本殿を辞す。
鬼の亡骸が燃えていた場所にはこんもりとした灰の山。 掌ほどの大きさの石を拾うと雨に濡れたそれにそっと載せた。 墓と言う程のものでもない。 ただの目印としか言えないようなもの。
少しの間、目を閉じて。 やがて、立ち上がって全てに背を向ける。
重い足取りでこれから何処へ向かおうか。 そう考えた時、宛てなんてものは街には1つしか なかった訳なのだけれども]
(9) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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……アっちは神社?ダったカ。
[何かが暴れ狂うような音は色々な所でしていたが、最後に聞いた方角は間違いない。 傷は塞がったがまだ動かしにくい右肩に手を当て。 貧血で重く感じる足を動かし歩き出す。
あちらには慶一の遺したマガタマがある筈だ。
だけど、途中で一度休まなければ辿り着けなそうだった。**]
(10) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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― day#3 喫茶店・テラス席 ―>>3 [ 彼女がマガタマにまつわる情報を語ってくれる内に、しきを介して――つまり、マスターだった櫻井理一を介して、彼女とは知人の知人、と呼べる関係だったことに気づく。]
あ、じゃあ、 理一さんが言っていた、「ヨウラン」さんって、貴女。
[ まゆやチアキと一緒に赤羽根教会から車で下りて来て、櫻井先生に出会った時、その自己紹介>>2:34の中で。 彼の運転で御渡神社(下社)へ向かう途中の会話>>2:334でも。眼前の彼女の名前を、彼は口にしていたのだ。]
そうか……それで、このマガタマを……。
じゃあ、ちゃんと自己紹介、しておくわ。
[ 揺籃を見てそう言ってから、まゆちゃんの方に向き直る。]
まゆちゃんにもね。出来るだけ早く打ち明けたかったんだけど、話せる機会、今まで無かったから。
[ 黒いマガタマを手にしているのは、丁度良い。 魔力の消費をほぼ必要とせず、私の「夜魔リリム」だった姿が歪み、ぼやけ、一瞬だけ消失する。その直後、忽然と現れるのは、高校の制服を纏った「御名方ゆり」――私自身の姿。]
(11) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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(さらりと 眼差しを振るおうとしたことには 理由は幾つかあるけれども、一番の理由は――――。)
[狐の嫁入りですらも無いのに、 青筋を立てていた紫電は、ふッ 、と。 事切れたかのように、ある時を境に途切れた。
アーケードに、足を踏み入れる。
蒼穹を透かす天井を仰いでも、 痛烈な風刺画を描くような晴天ばかりがある。 それが意味することに僅かばかり、菫を細めてから、 もう一歩を"気配"に踏み出しつつも、多くは シャッターの閉ざされた商店街の中に眼差しを、移した。]
(12) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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→未明・BAR『Aqua Vitae』―
[渡背山へ帰れる気力はなかった。 昨日に続いてびしょ濡れの体を引き摺ってそこへ辿り着くと、 鍵>>3:216は開いたままだった。 けれど、人の姿はない。
勝手に上がり込むには気が引けた。 しかし、マガタマを4つも持っていたからか、 この道中だけでも低級の悪魔や人間にすら絡まれた。 そもそも、生きている人間というのがこの段階で もはや普通の人間だったのかというのも怪しいものだが]
結界、張ってあるって言ってた(>>2:314)、から。
[言い訳めいた事を口にする]
(13) 2016/06/22(Wed) 01時頃
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[丁度、スカイブルーよりは 深い空と似た色彩のパーカーが目に映る。 その立ち姿は、決して覚えのある彼では無いし、 何処か頼り無さげにすら見えた、―――けれども、だ。]
…… 。
( 一瞬、>>3:323此方を向いた蛇さんには にこりと微笑んでから、暫し、一考。 )
や、「初めまして」。 それから、 …… "久しぶり"かな? ソロモン王のところで会って以来、だったか。
(14) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[外で家主の帰りを待つのを早々に諦めて]
……ごめんね。
[ばつが悪そうに、ドアチャイムの調べを聞きながら不法侵入。 しっかりと扉を閉じるとこそと隅っこで膝を抱える。 ニコラスが知れば"避難所扱い"だと言うだろうか。
家主を待つ間に膝に顔を埋めて眠ってしまったのは、 きっと今日の出来事が堪えたから*だった*]
(15) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[まさか、櫻井が自分の事を口にしていたとは思わなかったが、 多分、それは自分の事で間違いないと頷く。
そして、何やら納得したらしい彼女の姿が揺らいで、1人の少女の姿が現れた>>11。
顕在化していなかっただけで、この街には色々な人種?が居たらしい。 だから通常のリリスと違ったのかと得心がいった。 あらためて、宜しくお願いしますと頭を下げて、もう少しこの状況について話し合っただろうか。マガタマを集めている者もいるから気をつけてと警告も発しただろう。
自分はマガタマに手を出す事はしなかった。 マガタマを手にした相手に最後にこう問いかける。]
貴方は、何を望むのですか?
[殺気も何もなく、青灰の瞳は凪いだまま。 けれど、はぐらかすことを許さない視線を相手にひたと据える。
それがこれ以上の命を奪うようなものなら戦闘を仕掛けただろうし、そうでないのならまた、お気を付けてと、別れを*告げる*。]
―テラス席→公民館―
(16) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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>>11 [ 揺籃とまゆちゃん、二人に均等な距離をおいて、口を開く。]
私は御渡神社の、下社の娘として生まれたわ。 自分も周りの人達も18年間ずっと誰も気づかずにきたけど。 今のこの姿は、悪魔の分霊(ワケミタマ)が受肉したものだったの。
まゆちゃん。 この異変の前に私が相談してた内容、憶えてるかな。 『運命の相手』がどうとか、って。
[ 性欲についての件は伏せた。 別に恥ずかしくはないけれど、話が逸れてしまうから。]
あれって、私の「正体」が背負ってたものだったんだ。 だからあの晩――私が悪魔として目覚めたあの晩。 誰が“そう”だったのか、分かってしまった。
[ それは、私が如何なる悪魔なのかと等号で結びつく名前。]
(17) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[ 嘆息。それは百万を数える私たちに共通の積み重なる思い。 失望と諦念、嫉妬と怒りが入り混じった深く重い吐息だ。]
まったく、非道い話もあったものよね。私、いまだにとらわれてるのよ。数えきれない位、振られてるっていうのに。
――『運命の相手』の名前は、アダム。 神が創造した最初の人間、源人アダム。 私はその最初の伴侶なの。
揺籃さんのようなサマナーには――
[ くすり、小さく笑んで、冗談めかした口調。]
「私は夜魔リリス、今後ともよろしくね」
そう言うのが、伝わりやすいかしら?
[ 悪戯めかした笑みを収めて唇を閉ざす。二人から何か尋ねるのなら、答えられる質問には素直に答えるつもりだった。*]
(18) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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[英語も話せるとは言え、 (少し反応が愉しめそうな気もしたから、)
母国語であるフランス語で 御挨拶でもしようと思ったのだけれど―――、 仮にもまともに返されてしまっては 恥ずかしいからやめておこう。
それでも、にこやかながらも、 腕を緩慢に挙げて、「普通」とは言い難い挨拶をするのは …… 或る程度の確信があったから、だ。]
こんなところで、雨宿り為らぬ、雷宿りかい?
(此方は遠目から見た印象の、戯れのカマ掛けだけれど。) (悪戯っぽく、―――首を傾げて、喉をくつりと鳴らした。)*
(19) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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ゆりは、揺籃が去るならば、ただ彼女を見送るだけに留めるだろう。>>16
2016/06/22(Wed) 01時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 01時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 01時半頃
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>>16 [ 揺籃からの問いかけには、端的ながらも率直な答えを返す。]
私が望むのは、『解放』かな。
この異変の中でもし私が死んだとしても、本体の方は何も変わらないの。リリスはリリスのまま、あり続けるわ。
私は、もし出来うるのなら。 定められた『運命』を覆したいの。
[ 容易なことではない。マガタマの奇跡でそれが叶うものかどうかさえも。そもそも、達成のために何をすればよいかさえ漠然としているのだから。]
そういえば、揺籃。あなたは? 何を願うのかしら。
[ 今すぐ答えを求めてはいない。去ろうとする彼女から、答えはなかったかもしれないけれど、重ねて問おうともしなかった。]
それに、まゆちゃんも。何でも一つ、奇跡を起こせるとしたら。 何を成し遂げたい、かな?
(20) 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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ー3d 商店街ー
[笑って遙に手を振り返す。>>3:339 “俺”が悪魔であると知っているのに、変わらずに接してくれるのは嬉しい。] 「っぽく」て…それって褒め言葉っすか? 絶妙に微妙だなぁ… でも遙さんも無事でよかった
[“人外っぽく” まるで悪魔になりきれてないような言い方に思えて、それが嬉しいような、悲しいような。]
(21) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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[いつの間にか、あれほど鳴り響いていた雷が止まっていた。代わりに雨が降ってきた>>3:343が、ふぅ、と息を吐く。 流暢な日本語で挨拶してくれた事に安心する俺。]
あ、本当に知り合いなんだ。お兄さん うん……雷、嫌いなんだ。
[半泣きのところを見られているから、苦笑いで白状するしかない。>>19 遙とも親しそうだし、軽く名乗る。悪魔の方じゃないやつ。やっぱり馴染みあるし。 意識せずに口から出てくるのはそちらの名前だった。
一目でお互いを認識している筈なのに“私”が出る様子がない。恥ずかしがってるんじゃなくて、主導権を奪えないことなんて“俺”には知りようがなかった。]
(22) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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- day#3 喫茶店・テラス席 ->>20 [ 二歳下の友人は何と答えただろう。 抽象的な答えであれ、曖昧な回答不能であれ、私は微笑んで、そう。と、頷くだろう。それから、]
あ、でも。 ああ言ったけど、私の願い、今もうひとつあるんだ。 [ 高校の制服姿に変化したのと同時、スポーツバッグも足元に出現していた。それを手にしながら、まゆちゃんの方へ歩み寄る。]
まゆちゃんが、あの時どうして居なくなっちゃったのか。 私にはまだ、よく分からないけど。
今日一日くらいは、一緒に居てくれる? 大丈夫大丈夫、美味しそうだからって襲ったりしないから。
[ 異変以前をなぞるように軽く笑いかけて、それでも彼女は拒むだろうか。私には、友人がそんな風にするとは思えなかった。**]
(23) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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[あんなにBARに行きたがってた癖に。挨拶しろよ、と主導権を譲り渡そうとしたが、“私”は大蛇の口を借りることにしたようだ。]
《────“お久しゅうございます” と挨拶すべきなのか。 それとも“久しいな”、と挨拶すべきなのか。 随分ややこしいじゃないか。 その形でも……人間か。》
[人間など、とうに捨て去ったと思っていた。 王が受け取った“水”。 偉大にして愚かな王の最期は、歴史の上でも裏でも語り草だが、水を飲んだ事は明記されていたか、“私”が知るところではないが。
さて、あの頃とは時がかなり移ろっているとは言え、かつての悪の、その実はどうであろう? 大蛇の瞳は真っ直ぐに捉え、天秤を揺らす。*]
(24) 2016/06/22(Wed) 02時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 08時頃
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ごめん、いきなりこんな事言って、失礼だって わかってるんすけど……お兄さんを探してた。 Wこういう事が起こせそうだWって思ったから
[それは初対面の“俺”でなく、“私”の考え]
でも“違う”ように俺は思う 《……………》 [彼が忍ばせているマガタマは斑が1つ。 それを“集めているわけではなさそう”と“俺”は判断する。 『どうだか』と“私”は思考の中でポツリ。 実働していないだけで、裏で糸引いていた── という事も目の前の男なら充分ありえる、と。
何でそんなに信用してないのさ。過去に起きた事が 原因らしいが、“俺”はそれを知らない。]
(25) 2016/06/22(Wed) 08時半頃
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《“水”の匂い…まだ“あれ”を使っているのか?》
[あ、これ置いてけぼりになるやつ。 思い出話に取り残されるやつ。と察知する“俺”。
「とりあえず移動しながら話しません?」と提案してみる。2人は何処かに行こうとしていたみたいだし、 雷が止んだなら“俺”も平気。 雨宿りするにしても、シャッター商店街よりは マシな場所があるだろうし、と2人に同行する意思を 見せておいた。**]
(26) 2016/06/22(Wed) 08時半頃
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─ 前日・商店街 ─
[ 雨宿りならぬ雷宿りをしていたらしいナツメは 酷いといいつつ否定をしてはいなかった
ニコが挨拶をすれば蛇が返事をして 「両者」が既知の間柄らしいのは見て取れる
「あれ」が何を指すのかは分からないが、 「水の匂い」というからには液体なのだろう 読み取れるのは額面通りのみ
そして、「ソロモン王」が絡む物 ]
(27) 2016/06/22(Wed) 09時頃
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で、ニコさんや…あちらはああいってるが 公園で何をするつもりだ?
サバトをするには、微妙な天気と思うんだが
[ 折しも夏至で、月が綺麗な晩ならば
するなら、小高い丘をぐるりと回って 異界の扉を開いて妖精たちとの祭だなあとか ぼんやり思ってしまう一方 そんな必要ない程、今のこの街には溢れている
以前から「多少はいる」のは「見えて」いたが ]
(28) 2016/06/22(Wed) 09時頃
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[ 何かいいたげなニコを見て、 どうしたいかを目で問いかける
腕にぶら下がっているアリスは そろそろ、退屈そうな顔になっていた
あまりのんびり出来ないようだ** ]
(29) 2016/06/22(Wed) 09時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 12時半頃
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— 3DAY / 商店街 —
[霹靂たる稲妻から空は一転、 喚いたかと思えば哭き出すような鎮雨が振る。>>3:339 アーケードの天をしととと、濡らし始めたそれらに おや、と、青紫陽花の色が持ち上がるのも束の間。
>>21彼らの挨拶の間に、 >>22短い溜め息が擦り抜ける雲のように流れて往く。 それに意識を引き戻されては苦みの綯い交ざる面持ちに 悪巫山戯の色で以て、微笑む男がひとり。]
お…、それはいいことを聞いたかな?
( …… 嗚呼、でも何時もの様に振る舞って 「悪」認定されても堪らないのでやめておこう。)
(30) 2016/06/22(Wed) 14時頃
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————— なんてね、冗談、冗談…、だけれど、 知人、って言うのは冗談ではないな。うん。
[「まあ、顔見知りと言う方が相応しいのかもしれないけれど、」と。腕にぐるりと巻き付いている蛇の方を見て、口角はすこし度を緩めた弧を浮べたまま、ねえ?と言わんばかりに金糸を揺らしたものだった。]
[それから「今の彼の名」を聞いて、反芻した後、だ。]
[もうひとりぶん、黒猫を気にするように、ちらり、と。 端に映す思慮の間を置いてから、声と…、人の器よりも色濃い"魔"の気配がする蛇に菫を転がして、「今の名前」を口にしよう。]
(31) 2016/06/22(Wed) 14時頃
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"今の僕"は、王様の御客人でも無いのだし、 君も誰かと契りを交わしている訳でも無いのでしょう? なら、友人のようにフランクでいいんだよ ――――、
……っと、"今は"、ニコラスと名乗っている。
[あの時、相見えた時とは"第三者"の居る手前、纏う空気が変わっていたかもしれない。けれど、何時の軽薄さは何処か薄れて、嘗てと混ざり合い――――今の遠い昔、狭間の中間地点にあるような、気分だった。]
(それでも、人々の生前の行いを見極める オシリスの天秤を宿したようなスネーク・アイには ゆらゆらと眼差しを撓ませも、逸らすもことなく、 細笑を引いた視を、さも自信あり気に真直ぐに向ける。
――― 疚しい事なんて、何ひとつ無いのだから。)
[彼の悪魔の目には、どう映るかは――――分からないが。]
(32) 2016/06/22(Wed) 14時半頃
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[>>25 然し、『今度』の彼は随分と律儀らしい。 店で伝え聞いていた、彼への"評価" ―――。 存在がブレているように見えた、なんて、 人で或る筈の彼からも言われていた、 その意味が薄く理解出来る位には。]
…… 僕は、ね。 人間以外の物になる気は無いよ。 そう為る時は、"私"が、完全な死を迎える時だろうか。
[可笑しさと、自嘲。] [二彩を融け合わせて、く、と、喉を鳴らした。 目元に掛かった前髪を掻きあげながら、一間空け、] 別に、気にはしないよ。 うん、以前の"僕"を知っているヒト……、 じゃない、存在なら、それも正当な評価だ。
随分とまあ、――― 信用が無い、と、思うだけで。
(33) 2016/06/22(Wed) 14時半頃
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[ 、 ] [残念がる振りを連れて、 肩を竦める。生まれる、意図的な静寂。 それから、静寂を灯した菫色は大蛇では無く、
人そっくりの彼の瞳を、 "今"の彼の意志を、見極めるように、]
( 『でも“違う”ように俺は思う』 )
…… それは、「今の君」の見解かな? 嘗て君なら、きっと僕をもっと、疑っただろう。 でも、それが嘘だとも思わないから、敬意を表して 本当のところを言おう。 …… "出来なくはない"。
ただ、やることとは、別だ。 それに出来上がっている調和を乱してまで、 「それ」をやる理由が、僕には無い。
[道化のコンストラストを抜いて、眉を垂れ下げ――――、「信じるかは、"泥方君"次第だけれど、と、やや、弱ったようにも、微笑んだ。]
(34) 2016/06/22(Wed) 15時頃
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[そのまま、空に掛かり始めた雲に 跳ね上がる様な視線は、>>26蛇の追随には ちょっとの間、アイオライトを逸らしていた。 ……これも、別に疚しい訳では無いのだけれど。]
( 少しの間の後、恐る恐ると、 眉間から鼻梁を抱えるように手を添え。 … ちらり。 )
…… 『悪い』かい?
[―――― 正直に答えはするのだけれども、 "正義"を司るからこそ、誰が散撒いたかも分からない 餌に乗り掛からないだろうな、と、推測した上で、 だからこそ、『悪人扱いされて』敵に回すと面倒だなあ、 なんて、思っただけだ。気怠さが瞼に掛かって、垂れる。]
[遠回しな肯定の反応に、主に蛇さんを窺いつつも、彼の言葉にはそうだね、と、頷いた。>>29視線を移す序でに見えた、腕にぶら下がる少女の反応も、……多分、こうしているのは、あまり宜しくないのだろう。(これで、「普通の女の子」なら気にする事は無いのだけれども。)]
(35) 2016/06/22(Wed) 15時頃
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そうだねえ……、 ヴァルプルギスの夜にはちょっと遅過ぎ… って、そうじゃない。
[>>28うんうん、と、頷きかけたけれども、 …… 思わず組み掛けた腕は解いておこう。
話を逸らしているだけの、時間はないだろうから、 数日前から随分と朽ち果てた路路を思うように、 遠く、公園の方を見遣るように ―――、瞳を眇めた。]
…… 公園の…電波塔から、 妙な気配がしたからねえ……。 あの時を境に、街が殺気だっている気がする。 悪魔も、神様も、 …… 人間も、ね。 ―――― だから、調べに行きたいのさ。
[彼らを仰いでから、反対意見も特に出ないようなら そのまま向かう心算、だったが――――。]
(36) 2016/06/22(Wed) 15時半頃
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…… 。
(不意に、そちらとは違う繁華街のほうへ 何か引っ掛かったかのように、視線を戦がせた。)
―――― …… 店に誰か居る? … まあ、悪いものなら入れないし、いいか。
[独りごちりはしたものの、 "結界内"に侵入する気配がして振り返った。 鍵を掛け忘れた、というよりは、掛けてない理由がこれだ。 ただ、誰かが居る気配はなんとなく察知できるものの、 人物までは分からなかったが―――、
…… 特に気にすることはしなかった。]
(37) 2016/06/22(Wed) 15時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 15時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 17時半頃
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─ 前日・→ 公園 ─
[ ナツメとは違う様だが蛇と交わすのは 長年の友人同士の口振りだった
ニコが願う>>3:300「元通りに戻したい」に 漠とした不安を覚えてしまうのは 彼自身にその意図の有無が定かでなくとも 言葉が何処か茫洋としているからだろう
簡単にいうならば、海千山千の老獪さが 両者のやり取りから、そこはかとなく漂っていた ]
(38) 2016/06/22(Wed) 18時半頃
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その電波塔が…怪電波でも出してんの?
[ 雷の止んだ空は、一体どの時間のものであっただろう
向かうアリスはきゃっきゃと遊びに行く気満々で 今夜は寝かせて貰えるだろうかと不安がひしひしと ]
何か、滅茶苦茶…気持ち悪ぃんだけど…何でだ?
[ 「マガタマ」に感じた以上の不快感がやって来た
始めは、単なる気のせいなのだろうと思っていたが 悪酔いしたみたいな頭痛と吐き気と寒気に襲われて ]
(39) 2016/06/22(Wed) 19時頃
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[ ドサッという音が聴こえた後 ── 世界が闇に ]
(40) 2016/06/22(Wed) 19時頃
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[ 脂汗をかいて倒れている周りで アリスはああ無情にも、はしゃいでいただろう
その手にはいつの間にか現れた 銃士姿をした二足歩行の猫のぬいぐるみが ドゥドゥよろしく、抱かれていた* ]
(41) 2016/06/22(Wed) 19時半頃
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クシャミは、ニコラスの腕に、アリスが狙いを定めている。
2016/06/22(Wed) 19時半頃
クシャミは、ニコラスの腕にアリスが辿り着くまで、あと5秒。
2016/06/22(Wed) 19時半頃
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あ、からかってるでしょ…まぁ、自分でも 情けないと思ってる。臍取られるわけでもないのに
[雷が苦手なのは事実だから、と“俺”は苦笑い。知人と言われた“私”はそこまで親しくないだろう、と揺れる金色にチロリ、舌を出す。>>30>>31]
じゃ、遙さんみたいにニコさんって呼ぶ事にする。
[しばし合わさる菫色の宝玉の深淵を覗き込むが、 力を失った今は不透明。>>32 過去の悪をここで声高に主張するつもりはないが、 それでも水底に潜む意図を探ろうとせずにはいられない。]
《……………何人目、なのやら》
[人間以外のものになる気はない、だなんて。まるで数日前の“俺”のよう。>>33 “私”と知り合いの時点で、外見年齢がアテにならない事くらい、“俺”にも分かった。
“私”の方は、完全な死など、余程の事がない限り訪れないだろう。と相変わらずの蛇睨み。 当時の私が見透した“陰謀”と、今此処に在る事を思えば──信用など、とても。]
(42) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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……よかった。 「過去の俺」の目は間違ってなかったみたいだ。
[出来なくはない、と言って眉根を下げながら微笑むニコラスに、しかし“俺”は人間年齢相当の笑顔を向けた。>>34]
「過去の俺」は、もしニコさんがやるなら もっと上手くやってる、みたいな事も言ってた。 ニコさんが出来るけど、やる理由がないと言うなら ……“俺”は2人を信じるよ
[悪魔が信じるだなんておかしいけどな、と笑う。 『全くだ。』と思考の中の“私”。 だからこそ、ポルターガイスト使いの言葉を思い出す。>>0:248>>0:309。 “私”は人間と仲魔などという間柄になるつもりは毛頭ないが、“俺”の方はいつかうっかりなってしまいそうで危うい。
しかし“私”の事を評してくれたようだから、黙認。 ──“水”を扱っている事を遠回しに肯定されるまでは]
(43) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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―早朝・繁華街―
[幾度か夜の明けない内に目を覚ました。 その日、家主は帰ったのか、帰らなかったのか。 帰ったならばどのくらいの頃合いだったか、さておいて。
言葉を交わせたなら、慶一と小鈴の死を伝えただろう。 神社での経緯を掻い摘んで話しても、 小鈴の死については信じられたかは定かではない。 鳴自身、魂が消える気配を感じただけなのだから]
ありがとう。
[来た時と同じくドアベルが涼やかな音を奏でる。 それを聞きながら、一夜の宿の礼を述べて場を辞した]
(44) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 20時頃
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[睨みつけていた大蛇の瞳に更なる光が灯る。 やはり信用など、出来るものか!]
──“俺”は水ってのがよくわからないけど。
[しかし大蛇の目は、“俺”によって遮られる。]
今、ニコさんに会えたのは、その水のおかげ ……かな?それなら俺は『どちらとも言えない』 だって、信じる事にしたし。
[サラリと言いつつ、金を揺らす彼の、菫色の瞳を覗き込むのは“俺”だって同じ。天秤が結論を出すのは、“まだ”でいい。 正義か悪かなんて、見透す力のない“俺”はすぐに決められない。それなら信じた方がいいだろ?と思考の中で問いかける。 僅かに残る人間の名残が忌々しい、と“私”は舌を打つ]
《そんな簡単な話では無…「遙さん?!
[話が中断したのは、遙が不調を訴えたから。>>39 “俺”は咄嗟にそちらに駆け寄る。 おのれ。まだ話は終わってないぞ、と“私”は大蛇の瞳をニコラスへ向け、猫のぬいぐるみを抱いたは少女がはしゃいで腕を伸ばすのを見た。*]
(45) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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[こんなところでも、 落ち着いて冗談を時折言える茫洋とした性質は、 意図があるようで、男の性質とも、また根深い。
時折、本音のところを見せたとしても、 それが不安を引っ掛けていることに気付けないのは、 元より、最初から信用を得ようとは、全く、 微塵も ―――― 想定していないからだった。]
そうだねえ、 怪電波だったらノット剣呑で平和的だし ロマンがあって、いいんじゃないかなあ。
月刊レムリアのネタにも 丁度良さそうなぐらいの穏やかさだ。
( だから、そんな風に>>39、 何時ものように悠々とのたまう。 )
(46) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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ニコさん、病院……じゃ、なくて 休めそうなとこ、ないかな?
[あわあわ。あたふた。 “俺”は脂汗をかく遙を抱き起こそうとしながら、まるで悪魔らしからぬ視線で助けを求めた。 いいよもう。雷に半泣きの姿見られてるし。*]
(47) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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[動く車もなければ早朝の空気というのは綺麗なはずなのに、 今の御渡の街はそのような清々しさとは縁がないようだった]
どうしよう。 この、石達。
[捨てるだけではいけない気がしている。 これだけ穢れを溜め込んだ状態で破壊するのも、 果たして害がないのか怪しいものである。
穢れと関連して思い出す事がある。 大穴牟遅は果たして、元来あのような性質なのだろうか? 彼が守護として仰いだ神の凶行]
そもそも、慶一が制御できない神を喚んでしまったのは。 慶一に足りない力を埋める何かがきっと、あったんだ。 もし、この石が"それ"だったなら。
[悪魔達が好んでマガタマを喰らう、その性質。 この穢れの力を欲しがったからなのではないか?]
(48) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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[言外に、 「そんな可愛らしいものじゃない」と語る口先は、 まだアーケードの柱に邪魔されて見えない 紅白の塔を追っていた。
実質 ―――― まだ、彼処がなんとかされていないのは、 日毎増して往く気配により、何より明らかだった。]
( >>42詰るような蛇さんの舌には、 そちらに気を取られていたことでひとつ、
透明で、それだからこそ、不透明な―――、 水底を覗き込む蛇玉の追求からそろりと外れた後は、 気付かないフリと言う、芝居でも打っておこう。 )
… さあ。"そんな無意味な事は、忘れてしまったな"。
[呼び方にはお好きにどうぞ、と、掌をひらひらと振った迄、は特段何も無かったのだけれど。密やかに聞こえた"何人目"、だ、なんて。無粋な問いを聞留めた暁には――――、"嘗てと同じ、老獪の笑み"を、にィ、と、唇に引いた。]
(49) 2016/06/22(Wed) 20時頃
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―4DAY 朝 御渡神社・上宮―
[ぽたりと右頬に落ちた雫にゆるりと目を開いた。]
…………此処、は。
[目の前に広がる光景は酷い有様だ。 木は倒れ、地面は抉られ、あちこち焼け焦げている上に、雨によっても流し切れない血の臭いが一帯に漂っている。
口の中にも不快なようなそうでないような鉄の味が残る。 男を殺した後、此処に来るまでの記憶は途切れ途切れ。 マガタマ狙う下級悪魔を殺し、休み、殺し、休み、たまに人間もいた気がするが、何とか神社に辿り着いたのは夜だった気がする。]
(50) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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神を、荒御魂に堕とす事が。 もし、もし、この石を使ってできるんだとしたら。
[今の御渡は思っていた以上にとんでもないのではないか。 気付いてしまった可能性に眩暈がした]
こんな、モノ。 ぬしさまの所に持っていく訳には、いかない。
[初め、蛟に指示を仰ごうと思っていた。 この穢れを鎮める術もあるのやもしれない、と。 しかし、もしも大穴牟遅と同じ轍を踏んだなら。
けれど、どうすれば良い。 これを壊して無事でいられるのか。 袂を押さえたまま深く息を吐いた]
(51) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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『あのね…アリス、今…とっても楽しいの みんな、一緒に遊んでくれるから
見て、この猫のお人形…素敵でしょ? 可愛いから…アリスも大好き
遊んでいたら…お腹はぺこぺこになって 喉がとってもかわいたの
紅茶とおかしが欲しくなったわ』
(52) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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『*アリスとお茶会してくれる?*』
(53) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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[慶一の身体は本殿だったらしき場所にあった。]
オレに繋がる"縁"ナんて。 碌でもナいものバっかだったのにナあ。
["仲良く">>0:382は仕方も分からないし、出来なかったが。 ――今考えてみれば嫌いではなかった、気がする。]
……じゃア、な。
[誰か>>5の手により丁寧に安置されたらしいその身体に「マガタマ」の気配は既にない。 半壊した入口からそれ以上奥へと入ることなく。 慶一に背を向け本殿を後にした。]
(54) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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クシャミは、ニコラスとナツメの前で、お辞儀をするアリスをスマートフォンへ帰した。
2016/06/22(Wed) 20時半頃
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[数日前の、"人と悪魔が同居している"彼と 同じような事を言ったなんて知った日には、 自虐と皮肉でお互いの首を締める事になった気は するのだけれど ――― …… 。
そんな心中劇は、幸か不幸か、回避されたのだった。 めでたし、めでたし… っと、終わっちゃいけない、]
[ …とは言え。 ]
(元より「正義」と言うものは、酷く、人間的だ。 だからこそ元々、"私"には彼は悪魔の中でも、より――――、そう、物事に対しての正義の概念を棄てた"私のような存在"よりも、ずっと、人間に近しい存在なのかもしれない、と、思っていた。)
[それだから、自己の存在について、 一時期であっても、"今の彼"と、だとしても。 感覚が近しいことは、悪魔に近いのか、人間に近いのか、 分からなくなる ―――― 何よりの、毒に、なったかもしれない。]
(55) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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[と言う、閑話は扨置き。]
…… おや、嬉しい過大評価! 実際に上手く出来るかどうかは、 "やってみないと分からない"んだけど…、 ( と、 そんな事はどうでもいい。 )
[>>43 まだ少年らしさの残る、 あどけなさの趣さえある面立ちに浮かんだ、 "人間らしくもある"微笑みを、やや、眩しげに、眇める。
「信じる」なんて、それこそ彼らの言う通り、 悪魔らしくも無い言葉の所為、だったかもしれない。]
―――― 然し、昔の君とは、大分変わったねえ?
[…直ぐに、揶揄する響きで、誤摩化したのだけれども。]
( でも残念、"水"の御咎めからは逃れられなかった! )
(56) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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―― テラスにて
…私の、成し遂げたいこと?
[それは――、と言いかけて口を噤む。 ――知られたくないこと、だったから。 それでも、ゆりさんは微笑んでくれた。]
う。あの時は、ごめん。 でも...うん。大丈夫だよ。
ゆりさんが嫌いになったんじゃ、ないから。
[普段良く見ていた風貌を見せる彼女に、肯定を返した。*]
(57) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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[思案する内にも悪魔の気配を感じ、足早に繁華街の路地を抜ける]
落ち着く事もできない、か。
[悪魔を相手にするにも、いかんせんきりがない。 水の気配の濃い所へ身を寄せようと、 渡背山を流れる川が行き着く先――御渡湖の方へ足を向ける。
道中、最早出会う人もほとんどなかったけれど]
……累?
[どの辺りでだろう、ふとそう遠くはない所に気配を感じた。 そういえば、彼はマガタマを探していたなと思い出す。
少し躊躇した、が。 思い切って気配の方へと歩き出した]
(58) 2016/06/22(Wed) 20時半頃
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やだなあ、 そんな悪いものでもなかったでしょうに。 ちょっとした、"薬"だよ? "薬"!
[>>45心なし…じゃ、ない気もする、 噛み付かれそうなくらいぎらついた眸に情けなくも 八の字眉を描いて、困ったように、あはは……、と、 お茶を濁しながらも、だ。
…… 剣幕が怖かったので、金糸を戦がせた後。 両手をホールドアップしながら一歩を退く事にした。]
(とは言え、会えたのは ――― どうだろう、と、首を傾げはしたものの、"今"と"昔"で分たれている彼らを改めて一瞥しなおした。菫の水面に投じられるのは、黒玉。>>45)
(59) 2016/06/22(Wed) 21時頃
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[……両の天秤は。 そうは言っても、完全に信頼される訳では無い。 恐らく、審判の途中に或るのだろう、とは、思った。
だから、 彼の"人間らしさ"に擽ったさは覚えたけれども、 その感覚も、偶には悪く無かった。]
…… ありがとう。
[食い下がる"蛇"を余所に、泥方君の方に、一言。 ここは、素直にお礼を告げたところで、ある。]
(>>39不快を訴える声に瞬きをする程の時間も無く、 鈍く ――― 、石畳へと倒れこむ音が、聞こえた。)
(60) 2016/06/22(Wed) 21時頃
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―御渡湖―
[湖の水を両手を浸し、こびり付いた血を洗う。 肩に大穴開いた服は諦めたけれど、顔の血を拭っている所で、気配>>58を感じて振り返る。]
……鳴?
[すぐに攻撃しなかったのは以前の彼女はマガタマを持っていなかったから。
あの時から比べると頬も隠していないし、右手に牙に随分と変質が進んでしまった。 それでもまだ十分に理性の宿る薄い目で彼女を見る。]
(61) 2016/06/22(Wed) 21時頃
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パラチーノさん ――――― 、
[ぶら下がる遊具を喪った少女が、 無邪気にこちらに近寄ってきたのなら、 代役は、秋の稲穂畑のように豊かなブロンドの頭を 撫でてあげることでさりげなく回避しよう。]
そうだねえ、その猫さんは――――、 可愛らしくてアリスちゃんには とてもお似合いだよ。
…… じゃあ、お茶会の会場に付くまで、 その子と遊んでいてくれないかい? 暇ならカラスと書き物机が似ている理由でも 考えておいで。 [そうやって宥めながら、 駆け寄る役は、>>47彼に任せておいた……のだけれども、 慌てふためく姿は、こっちの方が…、なんだか、 からかうのも忘れるくらいに、心配になってしまった。]
(62) 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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―御渡湖―
[雄大に水を湛えた湖の畔>>61。 風の通りが良いそこは餌となる人間も少なかったからか、 街中よりもまだ悪魔達の気配が疎らだった]
久し振り、だね。
[振り返った彼の様相を見て微かに目を瞠る]
随分、無理をしてそうだけど。 無事だったなら良かった。
……それ、平気なの?
[ゆっくりと、波打ち際へと歩いていく。 彼を追い越すと素足でぱしゃりと水を蹴った]
(63) 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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(凄く、…… 、こう、 こう言う時に限って頼りなさそうだなあ!と思ったのは 鍵をかけて仕舞っておこう。 蛇に睨まれても、蛙のように石にはなれないので、 代わりに営業スマイルめいたいい笑顔を浮べておいた。)
…… 取り敢えず、僕の店に、戻ろうか。
[表情よりはずっと淡白で手慣れた怠さのある声の裏で、 避難所再び、と、思ったのは、仕方の無いことだと思う。]*
(64) 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 21時半頃
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そうだ、さっきの話……「昔の俺」と違うのは、 高2まで、人間として生きてたからじゃないかな 悪魔の生まれ変わりだって知ったのも最近だし、 悪魔なりたてっつーか。
[SSR+……じゃなかった。アリスを連れるニコラスと共に、遙を背負ってBARに向かう道すがら。 遙が倒れて返事どころではなかったが、一応「今の私」の面子を立ててやろうと正直に身の上を話す。>>56
営業スマイルの奥すらも見透かせない今、まさか慌てふためいた“俺”が頼りなさそうだと思われているとは思わない。
いや、突然って驚くじゃん?>>64]
(65) 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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《あまりに趣味の悪い店名で、すぐ覚えたぞ》
[“ニコラス”の店に向かいながら、“私”は思う。
確かに何人目か、だなんて無意味な問いかけだ。 王による邂逅の時ですら、“1人目ではなかった”。>>49
肉体が違えど浮かべた“反吐が出そうな程に懐かしい笑み”。今は覗き見る事の叶わなくなった深淵の底は。“根源”は。変わっていないように思う。
やはり王、貴方は愚かだった────。
薬と宣ったあの水の、“副作用”と“予後”をろくに考えもしなかった!その結果があの有様。>>59
さて、店の中には何があるだろう? くつくつ、くつくつ。]*
(66) 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 21時半頃
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マあ、まだもう少しは、平気かナ。 アンタも無事ダったんだな。
[自分の横を通り過ぎ、素足で水面へと入り込む。 鳴>>63の姿を視線で追いながら立ち上がる。]
……。
ナあ。 オレの感覚ガ鋭くなってルせいかな? アンタの気配が少し違ウ気がする。
アンタさ、もしかして「マガタマ」持ってル?
[今、鳴に感じるのは心を噛み乱すような強い力だ。 衝動を抑えるように右手は自分の左腕を掴み、強く爪を立てる。]
(67) 2016/06/22(Wed) 21時半頃
|
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―御渡公園・電波塔―
……もうじき仕上がるな。
[どのくらい時間が経ったろうか。まんじりともせずに彼女は十種の神宝を象った石で組まれた円陣を眺めていた。中央に鎮座する巨大なマガタマは、既にほとんど闇のように黒い烏玉色へと変じている。]
こんな場所でいても、案外邪魔が入らないものだな。 おかげで少々暇を持て余したくらいだよ。
[電波塔の周りにはマガツヒにつられて集まってきた悪魔達の死骸が散乱している。彼女は平然とした表情のまま、読んでいた本を閉じてしまいこんだ。異国の神々や悪魔について記されている分厚い本だ]
…それとも、彼らが随分よく動いてくれているからかな。
[マガタマを求めて動いているのであろう人間達。そのうちの何人かはもうこの世に生者としてはいないのかもしれないが]
(@1) 2016/06/22(Wed) 21時半頃
|
|
……とは言え奴らもどうせこの国の人間だし、生きていようがなかろうが、別にどうでも構わないと言えば構わないな。
[それでも身内に対する憎しみを隠さなかったあの犬神憑きには、多少好感を覚えないでもなかったが。]
(@2) 2016/06/22(Wed) 22時頃
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|
まだもう少し、は平気って言って良いのかな。
[踵まで水に浸かりながら彼へ>>67と向き直る]
気配?
……マガタマ、判るんだ。 探してるみたいだったもんね。
[左腕へと立てられる異形の爪に思わず手を上げたが、 少しの思案の末、その手のやり場をさ迷わせたまま]
持ってる、よ。 死んだ子が、持っててね……それを。 どうしたら良いのかなって思ってる。
(68) 2016/06/22(Wed) 22時頃
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ニコラスは、リツに話の続きを促した。
2016/06/22(Wed) 22時頃
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ねえ、累。 これ、とても怖いモノ、だよね。 累はこれ、どうして探してたの?
私、これを何処かに鎮めたい。 でも、壊して大丈夫なのかも正直怖いし。 放っておいたら悪い事がまた起きそう。
この石の事、何か知ってたら。 教えてくれないかな。
(69) 2016/06/22(Wed) 22時頃
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リツは、ニコラスに話の続きを促した。
2016/06/22(Wed) 22時頃
リツは、メルヤに話の続きを促した。
2016/06/22(Wed) 22時頃
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穢れ、ナのかな。 ソういう気配が前はなかった。
[鳴の視線>>68が右腕に向けられる。 何も言われなかったから何もしないが、僅かに爪立てる力を緩める。
死んだ子だって幾らでもいる。 慶一と鳴との関係も、最後に一緒だったのも何も知らないから、そこを聞き返す事もなく。]
(70) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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……話せば譲ってくれるカ?
[重なる問い>>69に瞳は迷うようにゆらゆら数度左右に揺れて。 鳴から僅かに逸らし固定する。]
マガタマはマガツヒを集めるモノ。 穢れダが荒魂だとも、言っていたかなナ。
悪魔も呼び寄せルが。 ソれを集めれば「奇跡」を起こせル。 オレは平気でなくなる前にナんとかする為に、ソれが欲しい。
[異形の手を鳴へと差し出す。]
(71) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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ダから渡してくれ。
[ぬらりと瞳が危険な色を孕む。]
(72) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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— → 3DAY / 『Aqua Vitae』 —
[>>65傍で時折、 じゃれられようものならあやしている女の子が 何処かのアプリゲームのSSR+なんてことまでは 残念ながら、情報業の専門外だった。]
( 然し、 彼の話し振りからは間違いないだろうけれど、 本当に"大いなる伯爵"に属する悪魔でいいのか、と 繁々と、パラチーノさんを担ぐ彼を見ていたのに 気付かれていた、のだろうか。
>>65労しいフォロー……、というよりは、 親切に補足してくれたのだと、勝手に思っていた。)
[飾っていた営業スマイルを崩しながら、 考えるように、思い出すように、顎元に手を添える。]
(そりゃあ、突然の事は誰でも驚くものだけれど、 状況が状況でなかったら、冷やかしていたでしょう。)
(73) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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[閑話。] …… 悪魔、成り立て?
( 不思議そうに、興味深げに、菫青石を丸めた。 )
分霊のような概念や、 "元人間"の悪魔なら分かるけれども、 君達でも、そんな事があるのかい。
[聞いたことが無い訳でも 無いけれど、例は余り無い…気はする。
そもそも、今も跋扈している野良悪魔のような低級なものなら、兎も角。彼程の存在が"そうなる"のも中々珍しいな、と、考えては、だ。
疑問符調と一緒に、興味を明るませた菫を 載せた首が、傾きかけたところ、]
(74) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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(案内するために、すこし先行していた足を 石畳の上に数歩留めると、首じゃあなく、上体ごと、 ————— 捻るようにして、 後ろを振り向き、)
[二度の瞬きの後、"さっきの"————。 魂の深淵と、根源を同じくした者の微笑みとは あからさまに色を変えた、道化の仮面を被っておいた。]
君に褒めて頂けると、とても光栄だよ。 感激する程、"趣味がいい" だなんて!
(ついでに、腕を広げて"とても嬉しそうにする、" 酷い誤聴へのオーバーリアクションも忘れずに。)
[横目でその反応を性悪く窺いながらも、合間、ぽつり。]
(75) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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あなたに譲って、悪い事にならないなら。 それは渡しても良いのかもしれない。 でも、あなた……。
[慶一と累との接点をまた鳴も知らぬまま。 視線の揺らぐ様を見詰めていた]
マガツヒ。 この穢れはそう呼ばれているの。
[その説明は概ね認識と相違なかったから、 彼が嘘を吐いているとも思わない]
奇跡、ですって……? あれが?
(76) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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[俄かには信じ難い単語が飛び出してきて、眉を顰める]
どんな奇跡を、起こすつもり。
これを持ってた子は……きっとこれが原因で酷い事になった。 沢山、沢山、関係ない人達が巻き込まれて死んだ。 そういう奇跡なら、私はもう見たくない。
[>>72、マガタマのある右の袂を押さえて。 一歩下がれば湖の水は踝を塗らした]
(77) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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―――― しかし、君は、何を以て。 "私"を、悪と、そう、見定めたのだろうね?
[そうやって、戯けたかと思えば、 第三者が起きていないのを好い事にあの時の話し振り。 あの時の、声。声色。雰囲気を纏わせて、 蛇よりも纏わりつく様な響きで、聞くのだが ――――。] ( 或の時も、確か、尋ねたか。 )
[流石に何千年も前の記憶をすべて、 一言一句色褪せずに持っている訳でもない。 扠、その問いに答えられていたとしても綺麗さっぱり、 忘れていただろうが ―――――― 。]
(手土産を渡したのは此方だけれども、あれをどうしたか、その後の事は王様の"自己責任"なので、一錬金術師の責任と知り及ぶことの範疇外だ…と思う。確かに、"副作用"については説明を忘れていた気はするけれど、どうだったカナー。……覚えてないなあ。)
(78) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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[ そんな幕間の傍ら。 来た儘のアーケードを戻るならば、 そう遠くも無いところに、何時ものあの 真っ当、とは言えないようなBARの 店構えが見えただろう。
鍵の掛からない戸を潜った後、 何となく、見つかってはいけない気がしたから すかさず今朝方カウンターに出しっ放しだった "生命の水"を戸棚に颯爽と閉まってから。
――――― >>15端で蹲っていた存在に気がついて、 ソファに運ぶべきかをしばらく逡巡したのち、 置きっぱなしにしておいたブランケットを かけておくことにした。 ]
(79) 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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メルヤは、ニコラスが戻った際に軽く身動いだものの目は醒まさなかった◇
2016/06/22(Wed) 23時頃
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[――マガタマはそこか。 右の袂を押さえる鳴の手>>77を見る。]
……アあ。 オレの"お仲間"もヒトリ。 ソれのせいで暴走起こしテ死んだようダよ。
[彼女の話の子に共通項を見出すものの。 まだ、"仲間"へとは繋がらない。]
ソれでもその奇跡に頼りたいんダよ。
(80) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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[差し出していた手をぎゅっと握り、鳴を睨む。]
鳴、アンタはオレが犬神憑きだと気づいていたナ。 ナら、ソれがどいうものかも分かるだロ?
[少しずつ少しずつ己の魂を削り、異形に変わり。 いずれ"自分"を失くしてしまう破滅を知りながら。 それでも流れる血からは決して逃れられない。]
犬神は血筋に取り憑くものダ。 オレはその血の縁を切りたいんだよ。
……なにを、してでも。
[はっと吐き出した息に火の粉が混じる。]
(81) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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―3d・テラス席―
[ゆりの告白になるほど、と頷く>>18。 リリムらしからぬ余裕や力にも納得がいった。
常良く聞く言葉には少しだけ口を緩め、頭を下げる。
願いは、今しか生きていない自分には途方もない話だった>>20。 愛する、というのがいまいち理解できていないが、 拒絶されると分かっていて尚追い求めるのは辛いだろう。
自分は、と聞かれて目を伏せる。テーブルの木目をぼんやりと見ながら、 先ほどとは一転、たどたどしく語る。]
(82) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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わかり、ま、せん。 元に、戻っ、て、くれたら、と、考え、はし、ます、が。 戻っ、て、も、根の国に、行って、しま、った、人達、は、もう……。
でも、それで、も。けっして、“良い”、世界だったと、は、言えませんが あの、日々が、なつか、しい。
[国防とか、お役目とか、そのようなもの取っ払って残るのは、そんな気持ち。 ただ、そのために禍つ霊を使う事に、まだ躊躇いがある。]
(83) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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[彼女は納得しただろうか。 遠くない未来、この願いを叶えたいと強く願えば彼女と敵対することがあるかもしれない。 けれど、今はまだ自分がどうしたいのかもはっきりわかっていない。 任務のように元凶を倒して、それで終わりならどれほど楽だろう。
今日は一緒にいるらしい二人にお気を付けて、そう告げて一時休める場所へと。*]
(84) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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─ 翌未明 ─
[ ニコラスの腕にぶら下がっていたアリスは いつの間にか姿を消していた
夜明けの空に見える明星が 一際、強く瞬いているのに気づいた者は 果たして、どれだけいただろう?
電波塔の上にいる>>@1誰かくらいか
── いずれ、明星は地に堕ちる
遥か昔、天から堕ちた 三対の羽根を持ち光齎したとされる天使の様に** ]
(85) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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["お仲間">>80の話に既視感を覚える。 それが慶一を指している事とは知らねども、 覚えた感情は憐憫だった。
それならあなたも死ぬかもしれない。 そう口にしようとしたが>>81]
……分からない訳では、ない。 力があれば厄介ばかりを押し付けられて。 けれど、呪いだからと忌避する。 酷い差別だって、きっと受けた。
[何より、憑きモノとはその身を苛む。 痛ましいものを見るように瞳を細めて]
(86) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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[そして、それから。 パラチーノさんだからと言って、倒れた患者を直ぐ、 放ったかしにして外に出掛ける訳にも行かない。
しばらく様子を見た上で、結局この日も 電波塔に行くことは残念ながら為らなかった。
着いてきてくれたアンドロマリウス君もとい、 泥方君には、冷凍庫に残っていたものの在庫処分に、 ジェラートくらいは差し入れとしてあげたことだろう。]
(87) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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ごめん。 でも、これをあげてはいけないって……私は、思う。
[呼気に混じって散った火の粉。 制止するように左手を翳した]
来ないで。 来たら、ただじゃ済まない。
(88) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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[>>44それから、夜の開けた早朝 ―――― 、 目を醒ました彼女とかち合うタイミングがあれば、 ふたりの死を聞くと、やや、眉根を潜めて、
「 … すまないね、 」と。
罪悪感と似ているようで、それとも付かない謝罪は、 最善を尽さず、止めもしなかった責任があるからだった。
("悪"の心算では無いが、"善い"人間でも無い。 だからこそ、悔いる訳でも無いが ―――― 、 )
それから、涼やかなドアベルが鳴る前に、 いつでも休む場所がなかったら使っていいとも告げて、]
(89) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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………え?
[ニコラスの疑問は水面に投じられた石のように、波紋となり広がっていく。>>74 その“俺”の動揺を止めるように、“私”は口を挟む。]
《目覚めるのが遅れた。偶然か必然か知らないが、 私が目覚めるまでに、コイツは人間の魂として 成立していた。悪魔かつ人間のような。》
[“私”は嘘を吐かないものの、今もまだ完全ではないという真実は隠す。>>74 (なんとなくバレている気はするけれど) 本質は悪魔なのだから、何の問題もない筈だ。というよりも、“私”ですら、今の自分の状況をどう定義付ければいいのかわからない。
興味の色を深くした菫色に“俺”は戸惑うが、すぐに菫は道化の色に染まる。 “私”もそれに乗じ、“俺”の疑問を掻き消すように反応した。]
(90) 2016/06/22(Wed) 23時頃
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《誰が褒めたか!気色の悪い!》
[なんだその笑顔は。 名無き者であった頃は見せたことのない笑顔に、“私”は多少の苛立ちと共に大蛇の尾を立てる。]
《…………今ここでは言わんよ。 ソイツがお前を信じるなら、尚更》
[チロリと舌を出す。 戯けられた八つ当たりだ。自分で思い出せ。 悠久の時の中で掘り出せやしないだろう。 “名無き者とも違う”雰囲気を、それでも“私”は臆することなく──あ、“俺”は頑張って遙さん背負ってるんで。耳に蓋がしたいくらい。昔馴染みの会話の空気に耐えられない。]
(91) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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ー『Aqua Vitae』ー
[当然ながら、俺達がBARに入る事は人生(?)初。 “私”はずっと“ニコラス”を見ていたため何かを隠す様子を見逃さなかったが、咎める前に“俺”は酷く驚いた。]
──人間じゃ、ない
[悪魔憑きよりももっと近い……あの時スーパーマーケットで感じた気配のような。“何か” ブランケットを掛けられ無防備な寝顔晒すその存在。人の形を成した、人ではないモノ。
しかも所持しているマガタマは4つ。 事情を知らないため、“マガタマを集めている”ようだ、と 判断した俺は咄嗟に手を握りしめた。この無防備な顔は仮の姿なのかどうなのか──偽りの芝居なのかどうか。
陰謀を秘めている可能性がある、と見なし 様子見なので1つくらい。マガタマを盗みとってみようと試みた*]
(92) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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…… あ。 マガタマの話をするのを忘れたなあ …。
[何かを忘れていたと思ったが、 まあ、次に会う時があればでいいだろう、と。
知人の死を聞いても、無味乾燥になってしまうのは、 とうの昔に、幾人も、幾人も、看取ってきたからだ。
(人間らしい、人間の生をまっとうしてきた者たちを。)
だから、自分がどうかすれば変えられた、なんて、 義心に駆り立てられることも、無い。
ただ、…… 寝覚めが悪くなるだけだ。]
(人間と言うには凍り付いている心を、果たして 人として呼んでいいのかは分からないまま、 …… 大した眠りにもつかず、早朝、店を抜け出した。)*
(93) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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[盗めたとて、盗めなかったとて。 “俺”がそれをすぐ確認することはない。何故なら“彼女”の存在はどこか、胸が落ち着かなかった。
それは別に恋心でも何でもなく──
神聖な場所に身を置いた者から放たれる空気が、悪魔にとって苦手に思えたからだ。 でもそれもすぐに吹っ飛んだ。 何故かって?
アイスが食べられたからだよ!>>87 コンビニにもなかったのに!
こんな事ならさっさと行けばよかった、なんて現金な事を考える“俺” “私”の罵詈雑言も許せるくらい。
今日は良い日。雷とか色々あったし、相変わらず殺し合いまみれだけど、良い日!]*
(94) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 23時半頃
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―未明・BAR『Aqua Vitae』―
[ブランケット>>79に包まれて温かい、と思ったのは この日も結局雨に濡れたからだった。 柔らかい物が肌に触れて安心したのかもしれない。
>>92、見知らぬ――厳密には遠くで感じた程度――の 悪魔の気配にほんの少し眉を寄せたけれど]
ぅ、ん、……。
[寝言程度にしかならなかった。
マガタマの気配が手繰れるなら、 それは羽織ったままの羽織の右の袂の中。 周囲が見咎めるでもなく、 疲れているところを起こす程の扱いでなければ それを盗み取る事も可能だっただろう*]
(95) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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ー内緒話:悪と見なした理由ー
《…………王を堕落させたのはアイツだ。 あれは飲んだ者を支配する。 奴はそうやって生き長らえ、成り代わってきた。
錬金術の集大成。不老不死。 知識の探求。
──だから“私”は言ったろう。 どう挨拶すべきかわからない、と。 それを、かつての私は悪とした。
何故か?まがりなりにも、使役されていたからだ 知りながら何故王に教えなかったか?
────悪魔だから、以外にあるか?》
(96) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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―4d・公民館―
[昨日と同じ、最悪な目覚めだった。 ふわふわと浮かぶ和魂が精神を落ち着かせようとしてくれる。 多少の効果はあったけれど、動悸が収まるまで大分かかった。 もしかしたら、大気に満ちる嫌な気が邪魔をしているのかもしれない。]
……私は、どうしたいんでしょう。
[忍田が居た時は、事態の収拾を願っていた気がする。 けれど、彼も死んでしまった。そして、もはやどう収拾を付けるべきかもわからない。 小鈴なら、この時どうしただろう。
掌に出したマガタマはいつの間にかすっかりとその色を闇に落としていた。 少しだけ悩んだ後、ぐ、と親指に力を入れればそれは容易く割れた。 溜め込まれていた禍つ霊が何処かに向かって飛んでいく。 あちらの方角は、公園。中心には電波塔があった筈だ。]
(97) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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[最終目標地はあそこ。 けれど、その前に行きたい場所がある。 彼らと、彼女が死んだ場所。あの彼は何処で亡くなったのだろう。 探す程の暇はなく、申し訳ないけれど全部一カ所で済ませてしまおうとのろのろと動き始めた。]
―→神社・上社―
(98) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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ソの全てが身内からだとハ、笑える。
[だが笑わない。 低い声で無感情に淡々と言い捨てる。]
……。
ソうか。 残念だナア。
[痛ましいものを見るようなその目>>86には、何の感情も返さない。 だが、拒否の言葉>>88が続けばくつくつと喉を鳴らして笑う。]
(99) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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―早朝―
随分と今日は明るいな。
[彼女は普通の人間のように寝る必要はあまりない。だから辺りが暗くて本を読みにくい分少々時間を持て余してもいた。それだから、暁の空に明星が一際明るく輝いている事にも気づいてはいた。>>85]
主張の強い輝きだ。 月のように冷え冷えとはしていないし…熱くはないが、近くで見れば、日輪にも負けてはいまい。
そう言えば、例の魔王もあの星の名をつけられているのだったな。
[先ほど読み終えた本の一説を思い返す。]
それに私の星でもある。幸先良い証だと思いたいものだな。
(@3) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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なにをしてでモと、言ったろウ……!?
[押さえていた殺意を解放する様に、哂う。
裂け口より吐き出される炎が水面を照らし。 鳴へと焼き尽くさんと襲い掛かる。]
(100) 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/22(Wed) 23時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 00時頃
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/* 死後の世界ゆうんは、思うたより静かどすなあ。
(+3) 2016/06/23(Thu) 00時頃
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身内。
[感情の窺えない声音>>99に押し黙った。 何もしてあげられる事がない以上、所詮は綺麗事だ。
朝の静かな湖畔に響いた声>>100]
……分かっ、た。 怨みたければ、好きにすれば良い。
[至近から襲い掛かる炎を湖面から巻き上がった水柱が阻む。 炎から鳴を庇ったそれらは即座に水蛇へと変わり、 異形の右手を捕らえようと身を躍らせた]
(101) 2016/06/23(Thu) 00時頃
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/* やー、こんばんは。 なんか気が抜けてしもうてね。 とりあえず今日は、のんびりまったりかなぁ、と。
(+4) 2016/06/23(Thu) 00時頃
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―― 四日目の朝
[ゆりと夜を過ごしたのは、幸運であったか。 夜の間にジャア君に見回りをお願いするのは、 安全の代わりに消耗を要することだったから。
休めるところならどこでもよく。夜中には取り留めのないことを話しただろうか。待雪からこの現実を深くは告げない。戦ってきただろうこと、我武者羅か否か。そんなことはどうでもいいこと。心休め、今宵ばかりは悪魔と出会うことなく、次の夜明けを迎えた。*]
今日も変わらない、か。 おはよう、ゆりさん。
[朝焼けは眩しく。 外を探すように見回した。 いつでも、悪魔の姿を気にしている。*]
(102) 2016/06/23(Thu) 00時頃
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……別に。
[炎を防いだ水蛇>>101がその身をくねらせ迫る。 右手を捕えようとする水蛇をその爪を振るう衝撃で斬り弾き、背後に跳んで湖から距離を取る。]
恨みなんテない。 デも、殺す。
[片手を地につけ着地しながら、足元に落ちていたポイ捨てされたらしい空き缶を逆の手で拾う。 そんな物でも今の膂力で投げればコンクリに穴を開けるくらいできる。
にぃと哂い、鳴へと全力で投擲する。]
(103) 2016/06/23(Thu) 00時頃
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―道すがら―
[ふと上を向けば、煌々と輝く星があった>>85。 日本書紀曰く、最後まで抵抗したのは天津神でもあった星の神だったか。
太陽と月とも違うけれど、確かに強い光を放つそれ。 皆それに魅入られ、恐れたのか。 信仰を奪われると時の支配者は感じたのか。
日本書紀を読み解いても記述が少なくはっきりとしない。
もう一度上を見上げる。 不吉なほど強く輝くそれに、微かに眉を寄せた。*]
(104) 2016/06/23(Thu) 00時頃
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[細身の水蛇が一斬の元に胴から切り裂かれて湖面に還る。 湖と距離を取った累とは逆に、 湖を守りとするように水の中に留まった。
拾い上げられた物体>>103が何かを認識する間はないし、 見えたとしてそれは鳴に馴染みのあるものではなかった。 投擲された空き缶を避けようとは思ったものの、 その勢いに反射しきる事はできなくて]
……、ッ。
[金属の塊が額を掠め、湖面にぱっと鮮血が散った。 頭蓋を揺らした衝撃に足許が揺れて、水の中へ倒れ込む。
平衡感覚を失いながらも砂地に方肘を付いた。 累がいると思われる方向へ右手を指し示す。
湖の波が途端に荒立ち、局地的な津波が巻き起こる。 それは鳴の頭上を越えて、累へと押し寄せた]
(105) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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[津波は攻撃手段でもあり、身を隠す手段でもある。
息を止め、掌中へと力を込めた。 生成したのは短刀というには大振りで、 しかし脇差と呼ぶにも控えめな片刃の短剣。
しっかとそれを両手で握り締める]
(106) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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- day after date #3 ->>102
ん。おはよ、まゆちゃん。
[ 真新しいベッドに腰掛けて、目を覚ました彼女の顔を真上から覗き込んだ。ここは駅前のデパートの五階、寝具売り場。 たんけーん、と言ってまゆちゃんを連れてきた私は多少浮ついた様子に見えただろう。]
「 一度ね、こういう時のお店、来てみたかったんだ。」 「 “大破壊”の後はもうデパートなんかなくなってたし。」 「 少しブキミで、わくわくしない?」
[ 無人の店内、もしかしたら動き出しそうなマネキンやディスプレイはどこかお化け屋敷めいて、子供のころに連れて行って貰った遊園地を思い出した。 そんな事が起きはしない、とは知っていても。 まだ心の奥底に残る「御名方ゆり」の一部分が、昔の記憶に思いを向けさせ、楽しませてくれたのだった。]
(107) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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―御渡神社・上宮―
[既にそこに動くものはなかった。 破壊の爪痕を視界に入れながらゆっくりと歩けば 灰の上、ぽつんと置かれた石>>9が目に入る。 墓標か何かだろうか。 力の残滓を感じたがそれも時を置くことなく消えてしまい、 元が何だかは判別できなかった。
さらに歩けば焼け落ちた社がある。 その中心部にぼろぼろの身体が丁寧に横たえられていた>>3:333。]
西廻……さん……。
(108) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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[彼が少なくとも彼らに近い事は知っている。 彼と忍田や小鈴が争った事も。 それに何も思わない訳ではないが、既に等しく根の国の住人。 もう一度焼けた社からぐるりと辺りを見回す。 あの石の場所が、小鈴が命の灯を燃え盛らせた場所。 忍田が戦った場所あの辺りだろうか。 櫻井は、分からない。]
(109) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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[ただ、それでも。 等しく届けよと願いを込めて、口元に当てた笛に息を吹きこむ。
――奏でるは挽歌
それは風に乗って遠くの方まで響いただろう。]
(110) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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ー4d夜明け『Aqua Vitae』ー
《懐かしいな、同胞を思い出す》
[アイスを食べ、呑気に寝ている“俺”の横。 瞼のない大蛇は目を閉じることはない。 まして、“ニコラス”がいるならば尚更。
眠っている者がいるため然程会話は交えてはいないが、 それでも“私”はその星を見ていた。 種を共にする悪魔の姿を思い出す。
この国の神々の事に詳しいわけではないが、先程店を後にした付喪神のように、八百万も神がいるような国だ。>>44 あの星にも、神が充てがわれているのだろう。 強く輝く星。その美しさゆえに、同胞は堕とされた。]
《どれ、首謀者の顔でも拝むとしようか》
[くつくつ。くつくつくつ。 “ニコラス”が寝ればおそらく“水”であろう隠したなにかを処分してやろうと思ったのに、忌々しい事に彼奴はろくに眠りも取らなかった。>>93]
(111) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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― day#4 早朝・デパート屋上 ―>>102
外? 屋上なら、あっちから上がれるよ。
[ 古ぼけた遊具が残る屋上階。 昨晩遅く、しばらくの間ひとりで過ごしていた場所だ。 そこへ続く階段を示して、まゆと一緒に上がっていく。]
……ううん。 ……変わるよ。今日は昨日と違う、新しい今日。 きっと、そうだよ。
[ 同じ運命を、幾度も幾度も。 数え切れないほどに繰り返してきた私がそう口にするのは何とも陳腐なようにも思えたけれど。それは少し、昨晩の会話とも重なるもので。 しばらくの間、朝日が御渡市街を照らし出すのを、まゆと一緒に眺めていた。]
(112) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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― 4DAY 早朝 / → 御渡公園 ―
[微か、 鳴らしたドアベルに見送られて、 境を踏み越えた先の空には ――――――。 夜の領域から目覚めかけた、 東雲色が迫りかけた、帳が広がっていた。]
(東の空、 薄明かりに包まれ始めた天球の海に 螢星でも落っことしてしまったかの如く煌々と、 不吉なまでに、自らを燃やしている星があった。)
―――― ヴェニュスに宛てがわれた神魔は、 どの子も酷く扱われるような傾向があったかな。 …そう謂えば。
["明けの明星"の異名を持つ、天使長もそうだ。 金星の神々は、悪魔として座を追われているものも多い。 確か、日本でも……、どうだったか。憶えは、ある。]
(113) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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《起きろ。公園に行きたいのではなかったのか。》
………んあ。
[大蛇の尻尾攻撃。まだ暗いのにおはようございます。 アイスを食べてから、大蛇に寄り添うように寝たのはいつの事だったか。身を起こせば、ニコラスとあの“少女”の姿はなかった。]
──そうだ、公園
[『奴は一足先に店を出たぞ』と“私”。 元々公園に行こうとして、雷に足止めを食らってたんだった。 奴、というのはニコラスであろうことは予想しつつ、立ち上がって体を伸ばす。
────追いつくかわからないけど、追いかけよう。 『その前に、あそこの戸棚の中身を処分しろ!』と“私”。>>79 やだよ人ん家あさるなんて。と却下して、まだ遙が眠っているようなら、そっと、そーっと、店を出た。]*
(114) 2016/06/23(Thu) 00時半頃
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[パッと赤い色が散り鳴>>105の身体が傾ぐ。 隙は見えたが彼女の領域である水面へと飛び込む事は憚られ、もう一度火を熾さんと大きく息を吸った時。]
……ッ。
[突如、水面が盛り上がり大波となって殺到する。 溢れる水は犬神憑きの身体を一気に飲み込む。
だが、身体が流されるよりも早く、地を蹴り跳躍した身体はずぶ濡れになりながらも木の上へと逃れた。]
(115) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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……水は、厄介ダなあ。
[鳴>>106の姿は見えない。 持つマガタマが熱を持ち、併せて周囲の熱も上がりぱたぱた髪から落ちる雫が蒸発する。]
……ソうだ。 湯であげてやろウ。
――――火炎《アギダイン》
[凝縮された炎の塊を鳴が居た辺りの水面を狙って樹上より落とす。**]
(116) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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(店を出る直前に、 眠らぬ蛇さんが星を見ていたのは覚えている。>>111 戯れに、『君も一緒にくるかい?』とも 寝ている子を起こさないように声は掛けては見たが、 返答はどうあれ、
―――― 電波塔に行く事だけは、伝えた筈だ。 )
[マクベス宜しく、眠りを殺したに近い存在は、 元から、他の人間のように睡眠を大して必要としない。 ヒュプノスの領分に落ちるのを、得意としないのもある。
それでも、何時もは一時間程は仮眠を取るのだけれど、 今宵に限ってそうしなかったのは、商品を荒らされたら 堪らないから、と言うだけで、理由は充分でしょう。]
(117) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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[其の侭、 さっさと向かおうと思ったのだけれども。 風が、吹く。頬を撫でるものを感じて、"気を変えた"。]
( >>114生温い風は、色々なものを運んで来る。 例えば、少し遅れて、遠くでベルが鳴る音だとか。 ) ――――― ……… 、
[奥まった場所にある店から路地に出て、 直ぐのところに或る、点滅を奔らせる街灯の柱へと 馴染んだロイヤルブルーのジャケットの背を凭れかけた。 それから、腕を組んで、"待ち人"が来るまでは、待とうか。
彼が。"彼ら"が来れば、「遅かったね」なんて、 ひとつ、揶揄だけしてから出発しようかと思って、ね。]*
(118) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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― 幕間・三日目深夜 ― [ 昨夜交わした会話というのは>>112――私の記憶を辿るなら――こんな感じの内容だ。]
「え? 一日一緒に居てくれる、って言ったよ?」
[ 時計の針が二本とも、まっすぐ上を示す頃。 同じベッドに入ろうとして制止され、怪訝そうに私は言う。]
「今日はもう終わったよ? ほら、日付。」
「日付が変われば新しい今日じゃない。だから、一日。」
[ もう、とまゆは頬を膨らませただろうか。 それとも仕方ないな、と苦笑したろうか。]
「……じゃあ、行ってくるね。子守歌とか、必要ない?」
[ とはいえ少しした後、辺りの警戒はやっぱり必要ね、という結論には二人共が行き着いた。そうして、その適任者が私だという点では意見の対立は無かったことだろう。*]
(119) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 01時頃
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[津波の余波は大きく周囲を水浸しにして引いていく。 水が開けてこちらの姿が露になる瞬間が狙いだが、 それよりも早く水達の悲鳴が伝わってきた>>116]
(さっきよりも、大きな)
[炎が来る。
迎撃すべく水面から一際大きな水龍が姿を現した。 牙を剥き出しに、火炎へと大口を開けて喰らい掛かる。 焔の中心へと突撃した水龍は盛大な水蒸気となって散り、 焔もまた幾つかの塊へと四散して水面を焦がした。
火炎の触れた水温が急激に上昇するのを感じ、 平衡感覚を取り戻した脚を叱咤すると、 短刀を右手に携えて湖から飛び出した]
(120) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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……何処へ、っ。
[水で視界が遮られていたのはこちらも同じだった。 累が木の上>>115へと逃れている事に気付くのに数秒。
無防備になる事を見越して水面の上、 水龍が水蒸気となって散った後には 鋭い嘴を持った小さな水鳥が5羽待機していた*けれど*]
(121) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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[ニコラスを追いかけようと外に出る。 (あれ?なんで追いかけてるんだっけ?) 『アレは電波塔に向かうらしい』、と“私”。]
………ニコさん?
[「遅かったね」と笑う姿は、まるで待っていたようで。>>118 その様子に不機嫌そうな“私”を無視して、“俺”はそちらへと迷いなく進んだ。]
おはようございます。早いっすね
[そう遠くない場所で、“私”は悪魔憑きの残渣を嗅ぎつけるが、2人が気づくのかは知らない。>>3:346
徐々にヒトでなくなっていくのは、果たしてどんな感覚なのだろう? それは“俺”もそうであった筈だ。受け入れてしまうことも、抗うことも、どちらも等しく、間違いではない。*]
(122) 2016/06/23(Thu) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 01時半頃
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[余韻を残して最後の音が消えた頃、日も中天へと差し掛かっていただろうか。 立ち止まるのはこれで終わりにしよう。
後は、と公園、その中心にある電波塔に視線を向けたところで それよりも近い場所、湖、で大きな力がぶつかり合っている事に気が付いた。
一つは、良く知る気配。けれど、何処か歪んでいる。 もう一つは、あまり知らないが、峠からの帰り道に残っていた気配に似ている。
もう一度、電波塔の方を見る。 あまり、時間は残されていないだろう。けれど……
迷ったのは一瞬。 御渡湖の方へと*走り出した*。]
(123) 2016/06/23(Thu) 01時半頃
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[>>122 アスファルトを踏む足音は、 ただでさえ、人気の減った街のなかの、 取り分け————、閑かな朝の兆しに、よく、響いた。]
やあ、"いい朝"だねえ。おはよう。 然し、なんとなく、そう、なんとなく。 君も来るかな、って。思ったんだけど…、 [「本当に来たねえ」と、華奢な黒柱から背を浮かせ、 蛇さんのご機嫌模様は言わずとしれている気もするからこそ 泥方君の方へ、ゆるやかな腕を振った。]
早いっていうなら、泥方君の方もじゃないのかい。 ま…、また辿り着けなかったら、そろそろ……、 タイムリミットがあるのなら、まずいだろうからねえ。
[何せ、二日連続辿り着けていない。そろそろ、このまま市内に蔓延する気が如何にもなっていない以上、お預けになりっぱなしも問題だろう————。(だからこそ、ひとりで訪れるべきかとも思ったのだが。)]
(124) 2016/06/23(Thu) 02時頃
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(気配の薄れと、 きっと、"完全じゃない"ところを 見るかぎり、不安は無くもないけれども ―――。
彼らならきっと、大丈夫でしょう、と、 曖昧な根拠ながらも、立ち止まって、待っていた。) じゃあ、 行こうか。 …… 君も、電波塔の方に行くのでしょう?
[確証は無かったけれども、そう思ったのは、 往く前に掛けた誘いの後に彼が来たから ――――― だ。
>>3:346昨日の戦闘の後の、その残滓については。 この近辺で行われていたことは知ってこそいても、 "終わったもの"に気付くだけの力は無かったからこそ 提案されないかぎりは、そちらに寄ろうとはしなかったが、 若し声を掛けられたら、それを切り捨てる事はしない筈だ。]
(125) 2016/06/23(Thu) 02時頃
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( 湖の気配までは ―――― 未だ、遠い。 )
そう言えば、泥方君は ……、 "マガタマ"を集めているのかい?
[>>92因みに昨日変な気配がして、 「……寝込みの女性に何か手を出すっていうのは、 君の正義には反しないのかい?」
…… なんてからかったのは、 余談も、余談なのだけれども。
今度こそ公園の方に、こつ、こつ、と、足取りを進めながら。ふと、気になったことを、気になっていたことを、おもむろに聞いたのだった。]
(126) 2016/06/23(Thu) 02時頃
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― Entracte ―
( 徐々にヒトではなくなっていく、というのは。 ひとに因っては、自らが作り変わるようにも、 ひとに因っては、真の姿に戻るようにすらも、 感じられることだろう。
――――― "私"の場合は、 … 「忘れた」。 )
[錬金術を下地にした 神働術の類は、"未だ"完成していない。 その術が完成してしまえば、そうだな、 既に語ったように。それ以上に成る気は無かった、 人の儘であれるかは ―――― 分からない。
…… でも、私は、 "知りたかった"のだ。]
(集大成を集大成で終わらせない、人智を超えたものを。) (其は再度の"魂"或いは"肉体の破壊”に因り、完成する。)*
(127) 2016/06/23(Thu) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 02時半頃
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ー →御渡公園ー
のんびりしてて、はい時間切れでした、なんて ……そんな事は許されないでしょ? 犠牲になった人間や悪魔の規模的にも、さ。
人間だった頃は、許せないと思ったんだけど それはあくまで“人間だと思い込んでた俺”の話で “今の俺”は、どうしてこんなことを起こしたのか ……ただ、“知りたい。”
それにアイツは、ニコさんが抜け駆けするのが 気に入らなかったみたい。
[濁った空気の、爽やかな朝。 ニコラスに吐いたのは素直な気持ちだった。
知りたいが、止めるべきかは保留。 マガツヒの香りは濃度を増していく。陰謀を探ろうとしていた“私”の提案を却下したり、思わぬ足止めを食らって現在。 時が満ちて決壊したから、陰謀を暴けませんでしたなんて事は……うん、正しくない。陰謀は、露出しないから陰謀なんだ。]
(128) 2016/06/23(Thu) 07時頃
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──…あ、ちょっと寄り道!
[斃れている人間なんて、この状況ではもう珍しくもなんともない。>>3:346
それなのに“私”が嗅ぎつけたそれが気になったのは、その骸が傷だらけとは言え五体満足だったから。 雑魚悪魔にやられたものじゃないな、と思った。
どこか薄く笑みを浮かべるその「比較的」綺麗な部類の骸をぼんやりと眺める。
その傷口を認めれば。 嗚呼──と、“俺”は息を吐く。]
これ、累さんがやったのか……
[手を合わせて黙祷。 うん、人間の頃の名残だよ。 時間に余裕はないし、寄り道は素早く終える。]
(129) 2016/06/23(Thu) 07時頃
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[“私”は大蛇の眼を借りて菫色をジッと見る。 『マガタマを集めているかどうか』などという問いに何の意味が込められているのか、見透せずとも探るように。>>126
けれど“俺”は平然と「黒いの持ってるよ」と言った。]
集めてるわけじゃないんすよ。 “今の俺”には、叶えたい願い事なんてないし ……まぁ、美味そうだな、とは思うけど
人間に戻りたい、なんて未練もないしね 家族だった人達も死んだし
[持っているマガタマは真っ黒3つ。 取り分と様子見で盗んだもの。
揶揄いの方には慌てふためいて「手……っ!?わざとそんな言い方してるでしょ!」と、“普通の高校生”時代のような反応を見せてから]
(130) 2016/06/23(Thu) 07時頃
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全て盗んでしまいたいのを我慢しただけ、 褒めて欲しいくらいだよ
[なんて悪魔の微笑み。 かつての“私”、魔術師に対しては取り分どころか 所持品根こそぎ奪ってました。 悪魔になる前は盗賊の神だからね、一応。
4つのうち1つしか盗まないなんて、優しいでしょう? 言外に彼女が持っていたマガタマが1つではなかった事を示しつつ、公園の敷地内へと足を踏み入れた。]**
(131) 2016/06/23(Thu) 07時頃
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[“私”はその魂の形が、名無き者であった頃と比べ 随分と変質している事には気がついていた。
“水”を創り出すような男だ。 それは自ら起こしたものなのだろう。 (ひょっとすれば、今の“私達”の魂の状態はヤツの好奇心をくすぐるかもしれないが、知るところではない)
“私”ですら、余りに多すぎて全ては見透すのを止めたほど、陰謀まみれの“かつての悪” “今の彼の陰謀”は、その止めた後に位置する。 かつて彼の後ろに控えていた悪魔は、魂の奥でどんな策略を練っているのやら。
嗚呼──口惜しい。 それが悪しき心によるものであったなら、制裁を与えられるのに。 “今の私”はかつてと同じ、矢張りその手段がなかった。
何せ今回の事態を引き起こしたものでないのなら、正当に裁く理由がない。
“俺”が男を信じているなら尚更。 こんな生温い思考をしているのも、人間の名残だろうか。忌々しい。]
(132) 2016/06/23(Thu) 07時半頃
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- day#4 御渡市内: 探索へ - [ いくらか高く日が上り、出発の準備も出来た頃。]
それじゃ、今日も行きますか。
[ と、私はまゆの傍である魔法を使う。昨日、揺籃と別れたあとで用いたのと同じ魔法。 悪魔を遠ざけ敵の出現を抑える結界を作りだすものだ。 ]
――《エストマ》
[ ぼうっと淡く白いオーラが私達を包み、拡散していった。昨日使った目的は、余分な戦闘でまゆの消耗を抑えるため。そして、今日そうした理由は――]
(133) 2016/06/23(Thu) 08時頃
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まゆ、もう一度言っておくね。 《エストマ》の結界は、術者よりも格下の悪魔を寄せ付けない。そうとだけ、昨日は説明したけれど。
[ 格に関わらず、遭遇する場合もあるのだ。 今日はむしろ、それが狙い。]
そこで出会うべき「必然」がある相手には、この結界は効果を発揮しないの。 つまり、誰かと出会えたなら――それだけで注意すべき相手ってこと。 もちろん、敵じゃなかったらそれでいいんだけどね。
それじゃ、行きましょうか。
[ まゆを促し、街に出て行く。向かう先は、彼女の意見を優先するつもりでいた。**]
(134) 2016/06/23(Thu) 08時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 08時頃
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[湖面より飛び出した水龍>>120が炎塊を喰らい。 上がる熱い水蒸気が霧のように湖面を隠す。]
……見エタ。
[瞬きもしない獣の目が水蒸気越しに、水面で踊る残り火の隙間から飛び出す影を捉える。
はっ、と笑うように吐き出す息と共に火を熾す。 その火は引いていく波を追うように広がるが水蒸気によって大幅に威力を失い、精々水鳥>>121の羽根を焼ければいい所だろう。 しかし、目的は大半は目くらましだ。]
(135) 2016/06/23(Thu) 08時半頃
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[ふと熾した燃え盛る炎の音に紛れ、悲しげな音>>110を聞いた気がした。]
…………。
[だが止まらない。
鋭い右の爪により力込め。 鳴の身体を直接貫き裂かんと、目くらましの炎と水蒸気を突っ切るように水上の影に向かって跳躍する。**]
(136) 2016/06/23(Thu) 08時半頃
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/* 遅れましたがお疲れ様です 凄いだらけてますが普通に喋って大丈夫だと思うので…
(+5) 2016/06/23(Thu) 09時頃
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/* やあん、チアキやん! チアキ! 元気しとおか? 一緒にあの世に行くタイミングやったのに、うち死なれへんかったわあ。
(+6) 2016/06/23(Thu) 09時半頃
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/* スズさーん!!(^o^)ノ
いえ、寧ろ俺だけ落ちてたと思ってたのでスズさん死んでたのには少しびっくりしてました(in霊界)
(+7) 2016/06/23(Thu) 11時頃
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- day#4 "Aqua Vitae"前 ->>133>>134 [ 昨晩デパートの屋上で街の様子を眺めていた時、マガタマの気配が特に集まっていたエリアがあった。その方角を脳内の地図と照らし合わせて結びつけた場所。]
うーん……。誰もいないのかな。 昨夜は確かに、こっちの方から強い気配がしたのよ。
[ ニコラスのBAR、"Aqua Vitae"の前。まゆちゃんから行き先案が出たかもしれないけど、一番近くということで寄り道したのだ。けれど、窓から覗いてみても店内は全く無人のようだった。]
無駄足だったかな……でも、あれ、?
[ 周囲の建物と比べて、明らかに損傷の度合いが少ない。この店舗だけ見えない壁にでも被われていたかのようにも見えた。]
……ふむ。防護結界か何か、張ってあるみたい。 少なくとも、その辺のただの一般人じゃなかったようね。
[ ニコラスとの経緯は道中まゆちゃんにも話していたけれど、そこから先の想像については飛躍が過ぎるとでも笑われていたろうか。]
(137) 2016/06/23(Thu) 13時頃
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全くのムダにはならなかったと思うけど、誰も居ないのでは仕方ないわね。 めぼしい候補はあとふたつ、だけど。
[ 先刻から時おり感じていた、離れた場所からのマガタマの脈動。湖の方角と電波塔の辺りからと。おそらく、まゆにもそれは察知出来ていただろう。]
多少距離はあるけど、私、飛べるから。 まゆちゃん抱えて飛んでくくらい、簡単なことよ。 それにわりと軽い方でしょ、まゆちゃん?
[ くすっと笑って両腕を広げた。十分かそこらの後、私達は別の場所に降り立つ事になるだろう。**]
(138) 2016/06/23(Thu) 13時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 13時頃
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— 繁華街 → 御渡公園 —
それは…、それには、全くの同意見だねえ。
[>>128 事実、今も此方に這い出る悪魔の数数と、 生き残っている市民の数は何方が多いのだろう。 こうしている間にも落ちて往く砂の一粒の音が、 更紗と聞こえるような、気さえする。] [頷いた。]
砂時計が壊れてさえしまわなければ、 "終わってしまったこと"もひっくり返せるだろう。 でも、けれども、時計自体が無くなってしまったら、 全てはお手上げ、手遅れになってしまう、
——— かも、しれない。
[清濁入り混じる複雑の夜明けに、吐き出した息の色は。憂愁と焦燥と静寂と、それから、色をとりどりと混ぜた絵の具のようなカラーパレットじみていた。だからこそ、複雑も過ぎれば黒一色になるように、シンプルに単一化され、読み辛かったかもしれない。]
(139) 2016/06/23(Thu) 17時半頃
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[それも、 温くもざらつく風が全て攫ってゆけば いつもの顔で、彼らの方へと寄ろうと靴音を響かせた。]
やあ、しかし、 抜け駆けする気なんて無かったんだよ? 一緒に行くかい、って聞いたじゃないか。
…… ねえ?
(泥方君、というよりは、彼の腕に絡む蛇を アンドロマリウスだと意識しているところがある。 だから、こういう悪戯を吹きかける時、 菫は大蛇の方に転がるのも、必然なことだよ、…うん。)
[因みに。] [此処までのやりとりで、敢えて問わなかった事がある。]
(140) 2016/06/23(Thu) 17時半頃
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(…… それで、君は、知ったらどうするんだろうね。)
["知りたい"。 親近感を覚えるくらい、はっきりと答える様に 本音のところをそう言うと、また疎まれるだろうか。
けれども、実のところ、冗談は一切抜きにして、だ。 彼と、彼らと、…僕は、鏡のようだとも思っていた。 裏表のある鏡。人にして人を超えたもの、と、 人で非ずものから、人に近くなったもの。
(その魂の変質を感じるのは、君だけでは無い。) (そして、その存在は、知識欲を、好奇を擽る。)
それを態々口にして睨まれてしまうのは、 (とても今更だけれど)怖いので、口に蓋をしておこう。 >>129寄り道申請には、彼が舵を切る方向がどちらにしろ道中だったから、構わないよ、と、ひらりと手を振って、後からのんびりとついていけば、その先にあるのは、五体満足の、]
[ ――――― 骸。]
(141) 2016/06/23(Thu) 18時頃
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[>>129累、と、亦、知人の名前。] [片眉を上げる。]
(そういえば、彼も……、一昨日だったか。 パラチーノさんたちと一緒に居たのだっけ。)
そういえば、 昨日はこの辺から犬の吼え声が聞こえたから…、 寒江君の可能性は、高いだろうねえ。 ――――― 彼と、戦ったのかい?
[傷を確かめるようにして、 口にされた言葉だったから――――恐らくそうだろう、 と、見当はつけたのだけれども、裏付けは大事だ。
黙祷する彼のうしろから、この一週間で何度目になるだろう、十字を切った。―――彼とは違って、僕はまだ、(意識は、)「人間」なのだから、そう、当然のことのように。]
(142) 2016/06/23(Thu) 18時頃
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(けれども、あの時に こちらに寄っていれば何とかなったのだろうか、と、
考えられる人間的な思考は、 つい先程伝え聞いた西迺君の時と同じように、 損壊が少ないからこそリアリティを帯びている 薄笑を浮べた、遺体を見ても、浮かぶことは無い。)
…… 死して尚、笑顔を浮べられるなんて その死の前には、 …何があったのだろうね。
(ただ、単純な興味が ――― 浮かび上がるだけだ。)
[一歩退いた距離から魂の離れた身体を見下ろし。 >>129彼が身動ぐのならば「用事が終わったかい?」、と。 彼の身体が道すがらの悪魔に傷つけられないように 結界を張ることは今は出来なかったけれども、だ。 路の隅に、その肢体を整えて座らせてあげる位はしよう。]
(143) 2016/06/23(Thu) 18時半頃
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クシャミは、ニコラスが出かけた時には夢の中。
2016/06/23(Thu) 18時半頃
クシャミは、リツ(ナツメ)と蛇が追った時にも夢の中。
2016/06/23(Thu) 18時半頃
クシャミは、メルヤ(鳴)が出かけた時にはどうだったかは覚えていない。
2016/06/23(Thu) 18時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 18時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 18時半頃
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[水と炎が鎬を削る中、風が僅かな旋律を運んだ。 それがいつ始まっていつ止んだかを認識する暇はない。
水鳥は1羽、また1羽と新手の火>>135にぶつかっては 威力を相殺する代わりに融けて消える。 熱い水蒸気が辺りを包んでいた。
木の上に累の姿を認めるもそれはすぐ炎と蒸気が邪魔をする。 構えたまま一歩踏み出して、次の瞬間]
いない。
[ひゅ、と喉が動揺に嫌な音を発てた。 寄せる気配>>136に水を操る余裕なく。
焔と蒸気を裂いて現れた鋭い爪先の軌道の先へ、 渾身の力で切っ先を突き上げる。 それは累の右手を真下から貫く動作で]
(144) 2016/06/23(Thu) 18時半頃
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[しかし、勢いは殺し切れない]
い、っ……、……く……。
[爪が左肩を抉る痛みに呻いた。 額を濡らす血が頬を伝って首の包帯を染める。
間合いを取ろうと身を捩ると、 累の鳩尾目掛けて渾身の力で踵を蹴り出した*]
(145) 2016/06/23(Thu) 18時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 18時半頃
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―御渡公園・電波塔―
……さて。
[明けの明星が見えなくなってもう大分後。僅かに残っていた夜露も消えた。とは言え、重苦しい雰囲気が街中に漂っている事は変わりない。マガタマはすっかり完全にぬばたまよりもまだ黒い漆黒と化している。]
これだけ溜めるのにこの手間…… いくら覿面といってもこの一つでどんな稚気じみた夢でも思いのままというわけでなし。
思いのままなら、今頃とうにこの国の天津神共も、東の都に住んでいるとかいう皇孫の末裔どもも、皆殺しにできていようものを。
……まあ、言っても仕方がないな。用も済んだし、こんな場所にもう用はない。
[誰も来ないようであれば、その姿はまたいずこかへと知れず眩まされているだろう*]
(@4) 2016/06/23(Thu) 19時頃
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ー公園までの道すがらー
ニコさんって、詩人? あ、いやBARのマスターってのは知ってるけど
[そういえばごちゃごちゃしてたなぁ、と“俺”は店の看板を浮かべながら呟いた。 (それを胡散臭いと思っていた事は記憶の彼方に追いやった)
そう思ったのは、砂時計のくだりを聞いたから。>>139。 累は「奇跡」を起こせると言っていた。>>2:232 ニコラスの言う“終わってしまったこと”というのは、もう取り戻せない日常のことなのかな、と。ぼんやり思い浮かべてしまって。 それが色々混ざり合った声音から、“俺”が取り出した一色。] ・・・・・ (まぁ、“悪魔”にはそんなもの。必要ないけど、さ)
[“私”は同じ言葉に別の色を抜き取っていたけれど、静かに“俺”に問いかける。
『 ?』 ────── 。 、 。]
(146) 2016/06/23(Thu) 19時頃
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[悪戯を隠そうともしない菫色に、大蛇は、しゅるり。 “俺”の指先から“ニコラス”へと頭をのばす。>>140 その2つのアイオライトを盗みとってやりたいくらいに腹立たしい。]
(一緒に行けば“水”を処分出来ないと思ったからだ ……どうせわかっているだろうに)
[処分したところでどうせ精製するのかもしれないが、矢張り水の存在は、苛々しくなってしまうのだ。]
(私達が陰謀を暴くために公園に向かうと 予想出来ていたくせに。電波塔などと、わざわざ 言っていたくせに。待ちもせず先に店を出た事を 抜け駆け以外の何とする。)
[しかも、“俺”が水を処分せずに店を出ることまで含めて御見通しのようだ。おのれ。 なんて言うとまた揶揄されそうなので、睨みつけるに止めておいた。]
(147) 2016/06/23(Thu) 19時頃
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[累と戦ったのか、と尋ねられると、無意識に複雑な笑みが浮かんでしまった。]
………そのつもりはなかったけど。 そんな感じの事にはなったよ。
[うん、俺は戦うつもりなかった。>>142 逆に悪魔として目覚めてからは、戦ってるより遊んでいた。思わぬじゃれ噛みを食らったから、取り分は多めにもらったけど。 (悪魔の感覚で言えばそうなる。)
今のところ、“俺”は累の願い事が叶えばいいと純粋に“応援”していた。今現在の彼が、自分への殺意を増している事も、あの時から変容している事も知らない。]
犠牲を出してまで叶えたい願い事があるんだって。 それを悪だとは言えなかった。 何も知らずにただ判断する事は…… 悪魔じゃなくても出来るでしょ?
[だから“俺”は、引き起こした張本人の意見も知りたい。>>128]
(148) 2016/06/23(Thu) 19時頃
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[知ろうとする“俺”の姿勢に、奇しくも“私”もまた“ニコラス”と同じ事を考えていた。>>141]
(──知って、一体何とするのか。正義と 見なし、又悪と見なせばどうするつもりなのか。)
[天秤がどのように傾くのか、識覚を共にする“私”は矢張り、見透すことは叶わなかった。]
《………何かを成し遂げたような顔だな。 我らを前にする人間は浮かべることのない顔だ。》
[“ニコラス”が骸を座らせるのを、“私”はジッと眺めていた。
絶望や苦痛に満ちた顔こそ、我らが糧になりえるのに。とかつての自分を“私”は振り返る。 今はどうか。喰われてしまったものの、転生体の生みの親達はさぞ、恐怖に歪んだ顔をしただろう。だから、少しこの骸が羨ましい。
生命という概念を持たない悪魔であるからこそ、“私”はその終わりに、明星に似た輝きを見た。綺麗だ、と。*]
(149) 2016/06/23(Thu) 19時頃
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ー御渡公園・電波塔付近ー
[公園で遊ぶような年齢を越えてしばらく経つので、足を踏み入れるのは久しぶりのこと。電波塔となれば尚更だった。]
ここまで近づくのって、遠足以来かも
[そう、あれは小学校低学年の春…と思い出を振り返ってもいいけれど、赤と白の電波塔の周りは悪魔の血肉と死骸だらけ。遠足気分にはなれそうもなかった。]
何か──いる、なぁ
[昨日の“少女”とは違うが、人間ではない気配を感じて、“俺”は電波塔を見上げた。 禍々しく、凶々しい何か。 だけど“苦手”なのは“あの子の方”だ。 彼女が狛犬の付喪神だと知っていたなら、苦手な理由もわかったかもしれないが、生憎今の“俺”がそれを知る事はない。
“私”の方は、かつての同胞とは違うものの、しかし似たような気配に目を細める。 ここからでは気配の主の姿は見えないものの、凡そ露店商の女だろう。とW仮定Wする。 悪魔憑きや、真白のマガタマを手にしていた人間が首謀者とはとても思えない。首謀者に加担している者が他にもいるかもしれないが、それは“私”の知るところではない。]
(150) 2016/06/23(Thu) 19時半頃
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─ Changeling ─
[ 昔々、ある所に 産まれてからずっと眠ったまま 一向に目を覚まさないこどもがいた 寝る子は育つといっても、朝も昼も眠っている 季節を越えても目を覚ます気配がない
こどもは「死んだ」と誰もが思う様になる
しかし、我が子を「想う」母親だけは まだ「生きている」のだと、耳を貸さずにいた その「想い」は「願い」とすらいえただろう
やがて、その前に「フェアリードクター」が現れた ]
(151) 2016/06/23(Thu) 19時半頃
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ニコさん、どう思う? この電波塔、確か上がれるんすけど、こんなに 死骸だらけってことは、なんかあるよなぁ…
[視線をニコラスへと移して考えを聞いてみる。
悪魔の死骸を見ても恐怖を感じるわけでもない。 俺達だって悪魔のくせに? いや、ほら、一緒にしてもらっちゃ困るよね。
何かいるのは確かだから、>>@4 「誰かいますかー?」なんて単純に聞いてみた。*]
(152) 2016/06/23(Thu) 19時半頃
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[ 「フェアリードクター」とは 「妖精」の知識に長けた「人間」で 「妖精を見ることの出来る目」を持つ「人間」
「フェアリードクター」は母親へ 眠るこどもの目を覚ます為には胸元に 「鉄の鋏」を置くのがいいと教えてみた
それは、折しも夏至の夜 妖精たちの住む異界と人の世が入り混じり 束の間繋がって混沌に満ちる晩だった
母親がその通りにするとこどもの目は覚めた しかし、その姿は人とは違う「妖精」で ]
(153) 2016/06/23(Thu) 19時半頃
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[焔と水蒸気に視界は一瞬塞がれ。 抜けた瞬間、そこにあった鳴>>144の胸を狙い爪を突き出す。]
…………ぎッ…!
[だが、下方から右の前腕を貫いた水の刃によって、狙いは逸れ。 それでも彼女の肩>>145を捉え抉った。]
……は。
[そして、止めていた息を付くほんの一拍の間。 鳩尾への衝撃によって、後方へと蹴り飛ばされる。]
(154) 2016/06/23(Thu) 19時半頃
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……ヤるナア……ッ!
[右腕から血を水面へと撒き散らせながら。 なんとか倒れる事無く、左手を水に浸しながらも湖岸に着地する。
半ば切断されかけた右腕。 激痛以外の感覚を感じないそれを、自分の治癒魔法では一度で治しきれないと見切りをつけ。]
ダガ。 まだダアッ!!
[間髪入れずに、3足の獣のような体勢から再び鳴の眼前へと駆け出し。 ごきりと弱体化分を補うように右と同じように変質する左腕を大きく振り被り、その胴を薙ぎ払わんとする。]
(155) 2016/06/23(Thu) 19時半頃
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[ 「妖精」は「こども」と入れ替わっていたという
本物の「こども」は穢れた人の世とは違う 妖精たちの暮らす世界で暮しているのだと
こどもを「想う」母親の「願い」は とてもとても強いものもあり どうにか「こども」は戻って来たが
人の世は「痛み」と「苦しみ」に溢れていて 「怒り」と「悲しみ」に塗れる「不幸」の世界
── 妖精たちのものとは違い過ぎていて
やがて「こども」は「穢れ」ていった** ]
(156) 2016/06/23(Thu) 20時頃
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[ 3対の羽根を広げ僅かな布と空を纏う天使が 電波塔の上に舞い降りた
そこにいた誰かの>>@4言葉を 聴いているのかいないのか 姿を見もせず街へ飛んで行く
天使の姿に不似合いな人の営む街中へ ]
(157) 2016/06/23(Thu) 20時頃
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[ *天使は「嘆き」「悲しみ」「憂い」に満ちていた* ]
(158) 2016/06/23(Thu) 20時頃
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―御渡公園・電波塔―
…下に誰かいるのか。
[円陣を組んでいた十種神宝を象った宿魂石と中央の巨大なマガタマ。それを回収してその場を降りようとして、下の人影に気が付き、>>152手すりから身を乗り出した]
なんだ、この間見かけた客か。…客だったかな? まあ、どちらでもいいか。 …あれらも悪魔と渡り合えるんだろうが、邪魔しに来るにしては少し遅かったな。
……さて、どうするか。
[傍を通らなければ降りられないというのならともかく、宙に浮ける身では関わり合いになる義理もない。普通に考えればそうなのだが。]
……いますよ。どうしました?
[彼らがどこまで核心に迫っているのか、という天には少しだけ興味があり、塔の上から声を投げた。>>152]
(@5) 2016/06/23(Thu) 20時頃
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累クンと鳴のどっちかが落ちてくんのかな。 相討ちもありえるけど。 俺としてはどっちにも死んで欲しくねぇなぁ。
(+8) 2016/06/23(Thu) 20時半頃
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[蹴りが直撃した勢いで水刃が累の腕から抜けた。 くるりと柄を翻らせ、刀身に滴った血を散らす。 ぴっと幾筋もの紅い飛沫が湖面に華を咲かせた]
本当に、獣のようだね……。
[左肩を上げようとすると激痛が走った。 ぎり、と奥歯が擦れる音が顎に響く。 だらっと左腕を下ろし、水刃を真っ直ぐ累へと向けた]
近寄らせたら、きっと。
[容易く喰い殺される。 ごうと唸りを上げて水面が逆巻き、収縮した]
(159) 2016/06/23(Thu) 20時半頃
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まだ、ッ――!!
[累との間に分厚い水の壁が立ち塞がる。 氷のような硬度を持ったそれがぎぃん、と歪な音を立てて 彼の爪を受け止める――けれど。
びし、と入った皹]
そんな、……っ。
[咄嗟に右腕で身を庇う。 打ち割られて砕けた壁もろとも、 左腕の一撃をまともに受けて軽く身体が吹き飛んだ。 浅瀬に強かに打ちつけられて背を丸くして激しく咳き込む]
う、げほ、っ……うぐ、…………はッ……――。
[衝撃で弾け飛んだ水刃は右手にはない。 滲む視界で累を探る。 ゆら、と弱々しく霧が揺らめいた]
(160) 2016/06/23(Thu) 20時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 20時半頃
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あ、やっぱり露店の。
[何かいる、の“何か”が的中した事に喜ぶ“俺”と『謎解きにすらならないだろう』と思考の中で呟く“私”。>>@5]
あのー!ちょっと“知りたいこと”があって 来たんだけどー!!声枯れちゃうからー!! そっち行っちゃダメっすかー?! [電波塔の上まで届くように、なんとなく大声──というわけでもない。先程軽く声をかけただけで反応されたのだから、大声を出さなくても会話できるのは織り込み済み。単純に上に行きたいと思っただけ。 『許可を得る必要あるのか?』という“私”の指摘は聞こえないふり。]
……アイス食べたい
[大声を出した後、こっちは小さくぼそり。 マガツヒの匂いはとても魅力的だけど、今は夏。昨日のアイスに比べればとてもとても。 『食ったじゃないか』と“私”の呆れ声。あれは昨日。今日は今日。]
(161) 2016/06/23(Thu) 20時半頃
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ん……?なんか今見えた?
[アイスに意識を向けていた“俺”はよく見ていなかったようだが、“私”は勿論そんなものに向けてはいなかった。>>157
『天使だな。私の同胞にも多くの元天使達がいたぞ』と“私”。その分馴染みはあるが、“天使”が電波塔から飛び立ったと言うことの意味を──測りかねていた。]
天使と言えばおもちゃのカンヅメ。 って………え?天使が味方についてるなら、 もしかしてそっちが正義だったりするの?
《お前には堕天使という言葉を教えてやる。 天使がいるからと言って正義、とは限らん。》
[さすがの“私”も、大蛇を通して“ニコラス”に向けて助け舟を乞うような視線を送った。 この状況でも取り乱さずに平然としていられるのは結構な事だが、こいつ、ちゃんと判断出来るのか?*]
(162) 2016/06/23(Thu) 20時半頃
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……天使?
[塔の少し上から聞こえる羽ばたきに、上を一瞬見上げた。先ほどまで読んでいた異国の神々の本の内容を思い返す。]
天使というのは唯一神に仕える存在だろう… それにしては妙な感じがしたが…まあいいか。
[直ちに邪魔にならないものなら直ちに敵に回す事はない。それよりと、眼下の人影>>161に意識を戻した。こんな場にいるにしては、妙に呑気な口ぶりだ。何も知らないかとも思ったが]
昇ってくるのですか。 どうぞ。少しだけお待ちしましょうか。
[無言で立ち去るには期を逸した。昇ってくるように告げる]
(@6) 2016/06/23(Thu) 21時頃
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[二つの力がぶつかり合う処。それを目指しひた走れば、光を乱反射する湖面が視界に飛び込む。 後もう少し、というところで眼前より鋭い刃>>160が飛来する。 それを飛び越えるように動けば、二人の視界に入ったか。
自分もまた、そこにいる満身創痍、に近い二人を視界に収める。 一人は、顔を合わせたことはない。けれど、その力を感じたことはあった。 もう一人は、何度か顔を合わせてきたが、かなり変貌したようにみえる。
無言のまま、サミュエルに向き合うように立ち、刀を下段に構える。*]
何を、し、ているんです、か?
(163) 2016/06/23(Thu) 21時頃
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……グ、ガァァァァァッッッ!!!
[獣のを様な声が上がる。 ぎちぎちと爪と腕が嫌な音を立てさせながら、砕ける水の壁>>160ごと鳴を弾き飛ばす。]
…ハ、……ァ……。
コロス。
[踝ほどの水に足を取られ、たたらを踏む。 だらりとした右腕からは止め処なく血が流れ続け。 まだ動く左腕からも血が落ちる。]
(164) 2016/06/23(Thu) 21時頃
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アンタ、にハ……悪い、ケドなっ!
[失いそうになる意識を堪え。 揺らめく霧の向こう、倒れた鳴を睨む犬神憑きの眼前に火が熾り。]
《アギダイン》 ――――死んデ貰ウ。
[炎の塊が鳴へと放たれようとした、その時。]
(165) 2016/06/23(Thu) 21時頃
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…………揺籃?
[現れた姿>>163に火炎魔法は放たれないまま、空中に留まり。]
……。 見てノ、通りダ。
[常の獣を思わせる薄い色の目は揺籃を見て、うっすら笑う。]
(166) 2016/06/23(Thu) 21時頃
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………あ、いいんだ。
[あっさりと降りた許可。>>@6 “俺”は立ち入り禁止の柵が破られているのをいいことに、 躊躇いもせず階段へ足を踏み出す。 その表情に緊張や不安と言ったものは見られない。
“ニコラス”はどうだろうか?“私”は一応、(一応、だ。 今の“私”では主導権を奪えないのもあって、非常に忌々しい事に…忌々しい事に頼らざるをえないので止むを得ず)視線を送っておくが。 そのまま最上階へと向かう“俺”の瞳には、何が映るだろう?]
(167) 2016/06/23(Thu) 21時半頃
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……ぅ、……――。
[口を開こうとして血の味に嗚咽を零す。 水壁もろとも弾かれて痺れたままの右腕が水の上でもがいた。 >>165、明々と炎が巻き熾る様子にひたり、 か細く波がさざめく。
そこへ、割って入った者>>163があった]
……――?
[ぎこちなく上体だけを起こすと、声の主へと首を巡らせた。 見知らぬ顔であったが、何処かで、嗚呼、そう。 数日前、護夜峠で感じた気配だなと妙に静かに思った]
(168) 2016/06/23(Thu) 21時半頃
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……やれやれ。
[面倒臭そうな顔をしながらも、階段を昇ってくる青年>>167の姿を眺めている。もっとも、中身はただの人間とは思えなかったが。それともう一人…いるかもしれないが、そちらはどう反応するだろう。
どちらにしろ、特段の邪魔も受けずに電波塔の上までは昇ってこられるだろう。彼女は手すりにもたれたまま、本を読み続けている。昇ってきても、もうマガタマや円陣はその場に置かれていない]
(@7) 2016/06/23(Thu) 21時半頃
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[色の薄い目をひたと見据えて>>166、眉を寄せる。 彼とは違い、青灰色の瞳にはゆらりと揺れるものがあった。]
他者を、蹂躙してま、で、何を願うんです。
[確かに、彼女>>168からもマガタマ特有の淀んだ気配を感じる。 十中八九、彼が狙っているのはこれだろう。
彼女も何か叶えたい願いがあるのか、それとも別か。 それは分からないけれど、彼の方はマガタマ、禍つ霊に大分冒されているようにみえる。
空中に留まる炎を見ながら、傍らの和魂に視線を送った。*]
(169) 2016/06/23(Thu) 22時頃
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[>>166、累が名を呼んだ事から知り合いなのだろうと推測する。 あの揺籃と呼ばれた子の第一声>>163からは 少なくとも累のしようとしている事を知らぬようだ。
無関係ならば、あの子は逃がしてあげるべきだと即断したが。 どうやらそうでもないらしい。
浮いたままの炎塊をちらと見やる。 じりじりと熱波がここまで届いて頬がひりひりする。 対して湖面に埋もれた手は、 ひんやりとした水の慰撫を受けていた]
あな、た。 累の、おともだち……?
[何を願うのか、と問う彼女>>169に小さく声を送った]
(170) 2016/06/23(Thu) 22時頃
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"ナニ"を? オレは、この血ガ憎い。
[家族(あいつら)との血の縁を切りたい。 ゆらりと揺れる揺籃>>169の瞳に、鳴にも語った"願い"が過ぎり。]
"オレだけ"で居タイ、ダケだ。
[静止していた炎塊が大きく揺らめく。]
(171) 2016/06/23(Thu) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 22時頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 22時頃
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[生き物のように脈打った炎塊>>171]
……神が、堕ちるなら。
あなたが奇跡に辿り着く、前に。 あなた、……犬神に、喰われるかもしれないよ。
[慶一の事を思い出して神社の方角へ少しだけ視線を馳せた]
(172) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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ー電波塔・最上階ー
なぁんだ。てっきり此処に何かあると思ったのに。 ……そっちの予想は外れ。
[“俺”は初めて踏み入れる電波塔の最上階。以前は何かあった事など知りもしない。(あれば盗んでたかもね)本を読んでいる露店商は、最早必要なくなったせいか営業用の顔をしていないように見える。>>@7]
さすがに露店のオネーサン…とは呼べないよね。 俺は……泥方 ナツメ。なんて呼べばいい? 何でもいいなら、適当に呼んじゃうけど
[そもそも、オネーサンに“見えない”。失礼な意味ではない。分霊体か、仮の姿か、或いは──。 “私”は人間ではない露店商を、ジッと見る。この国の何か、なのだろう。]
……ねぇ、質問してもいい? 何をしようとしてて、どんな結果が“欲しい”のか。 [見透す事が出来ないから、直接聞くしかない。 声を大にして内容を言えないような疚しさを秘めた“陰謀”なのかどうか、天秤を秘めた黒い眼で見極めようとする。 降ろした手は開かれている。実体のあるものからないものまで、何でも盗むこの両手を、握らずに済んだ方が助かる。]
(173) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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[いつでも動けるように腰を少し落としたところで、小さな声>>170を耳が拾った。 その言葉に構えを解かないまま考える。]
どう、で、しょう。
[友達、の定義がいまだ良く分かっていない。 小鈴とのように会ったら駆け寄るのが友達なら、違う。
会ったら嬉しいのが友達というのならば……、今は哀しい。 だから違うのだろう。]
会えば、話す、くらい、の、知り合、い、だと、おもい、ます。
[そこまで言葉にしたところで、炎が揺らめく>>171。 彼の言葉に、彼の身の上を朧げながら察していた自分はなるほど、と得心がいった。けれど、口から出たのは思いも寄らない言葉。]
……一人、は、寂しいです、よ。
[和魂が魔法を展開しようとする。彼の方が早いか、魔法反射<<マカラカーン>>が張られるのが早いか。*]
(174) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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…… ううん、嗜んだ事もあったけれど、 残念ながら? 詩人でもポエマーでも無いよ。
[彼と場所を入れ違う前、 空に放った質問の色を見定めるような、 或いは、探るような。蛇の目>>130は飄々と交わし乍ら、 地を付けた膝を体勢を直す機構にして、立ち上がる。
嘗ての彼ならば、 あっさりと口にはされないだろうことを さらりと教えてくれた彼の方を向かないまま、只、 ぱちり と、 静に瞬く幽かだけが、風を揺らした。]
(175) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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[でも、美味しいそうだなんて言うから、 食べるの?なんても、思いもした眼差しを向けたのだが。 そう言えば彼も悪魔というからにはきっと彼にとっても、 "餌"でもあるのだろう、と、至るのだが————。]
(ふと、思ったことを、ぽつり、と溢す。 >>3:199昨日人伝手に聞いた事が、 ふわりと引っ掛かったのだけれど、あれは。 "人であったころ"の彼の意志、なのだろうか。
未練は無いと語る彼に"それ"を聞くのは、 やや、喪った側に向けるにしては 不謹慎だったかもしれないのだけれど、)
…… 家族だった人達を生き返らそうとか、 もし、"全てが戻るとしても、" 未練は、ほんとうに何も無いのかい?
[それでも、それを聞いたのは、彼が、「人では無いから」こそ、悪い探究心の方が押し勝ったから、かもしれない。]
(176) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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(>>130――― さて、先程の会話。 さあ、どうだろう!、と、 図星を言い当てれば迷うことなく戯けたのだけれど、 「……人間の物差しなら、罰されているだろうねえ。」
くつくつと笑い鳴らしたそれには、 "褒められるどころか"というニュアンスを 多大に、そして、存分に含んでいた。)
[因み。 彼の王と謁見した時背後に在したヘルメスも、 盗賊たちの神の一面であることは黙しておこう。 そして、そのまま―――― 、足取りは公園へと向かうのだが。]
(>>147睨みつけられていることには、 何か言いたげな様子を、気のせいかもしれないけれど 感じたものだから ――― 揶揄はせずとも、「敢えて」 口に出さなそうなところをシニカルに笑っておいた。)
(177) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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そう……でも、お話は、するんだね。
[彼女は明確な答えを返さなかった>>174が、 続いた言葉に小さく微笑んだ]
そう言えるなら、きっと。 おともだちでも、そうでなくても。 あなたは累の事、嫌いじゃないんだね。
[彼女が結界のようなものを展開する。 身を護る術があるらしい様子に安心した]
(178) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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―電波塔・最上階―
泥方 ナツメ…ですか。
[下から先ほど声をかけた青年が>>173昇ってきたのを見て、ようやく手元の本を閉じた。]
泥方(ひじかた)…泥方ね。土臭そうな姓ですね。 今は庶民でも姓を持てる時代でしたね、そう言えば。
私ですか?私の名は…そうね、香々背(かがせ)ミツボシ…といいます。どう呼んでも構いません。 …とぼけた様子ですが、その分だと大体察しているようですね。
いいでしょう。教えて差し上げます。
(@8) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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アあ、ソうだ。唯の"知り合い"ダ。
[揺籃>>174の言葉を肯定する。 それは千秋と一緒でただの知り合い。 自分を悪魔憑きだと知っていて離れていかなかった初めての知り合い達だったけれど。]
…………ッ…。
[―― 一人は寂しい。 その言葉に一瞬、瞳は揺れて。]
ソれでも、オレは嫌ダ。
[揺らめく炎塊が膨れ上がり、火炎魔法《アギダイン》が放たれる。 だが、和魂の魔法反射<<マカラカーン>>の方が早く、跳ね返った炎は逆に犬神憑きを飲み込んだ。]
(179) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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ダから、奪ウッ!
[だが、次の瞬間には犬神憑きは炎を突っ切って。 マガタマを持つ鳴へと左の爪を向ける。]
(180) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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私はね、「復讐」したいんです。 「復讐」。ただそれだけ。他には何にもない。 つまんない理由でしょう?すごく個人的な事なんです。
でも良いですよ、「復讐」。心が晴れます。長年の鬱屈がね。
この国の天津神と、奴らがこの中つ国の支配のために国津神やら物言う草木石に至るまで、全て討伐して遣わせた、天孫の末裔……
それらを全て皆殺しにします。
私がやりたい事は、たったのそれだけ。
(@9) 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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[>>149 その前。座らせた、骸の終わり。 自らの魂と、夢と眠りの神の性質を。 魂の導者としての役割を持つヘルメスの力を。 僅かながらも受け継いでいるから目からしても、 それは何処か「終焉」という闇に飲まれたものでは無く、 ……"彼"と同じように、輝かしく ――――。]
[否、それよりも、いっそ。]
(耀かしくも、昏き明星よりも眩しく思えた。)
(181) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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[後ろで、微かに笑う気配がする>>178。 何が彼女の心に触れたのか分からず、内心で首を傾げる。 その合間の彼の言葉>>179何処かが痛みを訴えたが、良く分からなかった。
鳴からの答えは程なく与えられた。 その言葉に、少し考えて、]
嫌、い、ではありま………… るい……?
[誰ですかそれ。 ニコラスと話した時の事を思い出す。 サミュエルはるいでいいのだろうか。 これは本格的に名前を間違って覚えていたかもしれない。
一瞬、気が抜けた。 犬神の動きについていけるほどの身体能力などない。>>180]
(182) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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避けて!!!
[鋭く叫ぶと同時に 彼の背に負い縋って左腕を斬り落とそうと。*]
(183) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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[さて、道中、だ。] 君の、…悪魔の感覚は、面白いなあ。 犠牲を出す事は、調和を乱すという事は。 それは、君の家族を殺した事にも繋がるのに、
―――― 君にとっては、"悪では無いのだね。"
[茶々も入れずに静に聞いていた、 途中になっていたその話を、彼が語り終えるところまで聞いてから、詰るでも、煽るでもなく、ただ、試すか、観察者かと言った調子で、金糸を擡げて、再び開かれた口許には ―――― 好奇が色濃く、深まっていた。]
(面白い、というのは、実にシンプルな、 普通の人間なら持ち合わせないような。 それでいて、普通の悪魔でも有り得なさそうな。 解を述べた彼への、>>148褒め言葉のようなものだ。 )
[扠、そんなことを話していれば、案外も早く。 ―――――漸く、公園の敷地へと足を入れたか。]
(184) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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[身内に迫害された彼にとっての、知り合いならば。 彼女が彼を、少なくとも嫌いではないならば]
……あなたの気持ちは、否定しない。
[炎塊が向いた先がこちらではなかった事>>179に目を細めた。 水の中に蹲ったまま、犬神憑きを見据える。 炎を裂いてこちらへと向けられる爪>>180へ]
犬神。 どうやらあなたを、殺さなくちゃ、いけないみたい。
[ぎゅる、と激しい音を立てて水が収縮した。 多分、これがそろそろ最後の一撃に近いだろう。
最大の念を込めて、高圧の――いわばレーザーのような―― 水の閃きが累へと向かって放たれた]
(185) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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……反対した者がいたんですよ。 葦原中つ国は既にオホナムチ始めとする国津神が治める地、なぜ今更征服する必要があるのかと。
そうしたらその神もまた、まつろわぬ悪神として成敗されました。 もっとも、天津神の中では最も強く、日輪にも劣らぬほどの輝きを持った神格でしたから、まともに調伏する事はできず、荒魂を石に封じるのが関の山だったのですが。
その神は考えました。 このままで終わるものではない。いつの日か縛鎖を脱し、必ずや奴らとその末裔を、奴らがかつてそうしたように、物言う草木石に至るまで全て平らげずにはおくまいと。
その折には意趣返しとして、奴らが自分を封じた宿魂石を使い復讐してくれようと。
でね。その神は長い時間を経てその通りに封印から逃れ出て
(@10) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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― 御渡公園・電波塔 ―
それじゃあ、 遠足気分みたいにわくわくとした気分で 公園の御散歩と洒落こむかい?
―――― とても…、そう、とっても、 "うってつけの日和"だけれども。
[草木の生命力は強いとは言え、 神力めいた雨水だけでは焦げた花々は息を吹き返さない。 どうしようもなく"死んだままの"花壇の生命に一瞥をくれ、 そして、どうしようもなく横たわっている ―――――。
腐臭さえしそうな、死した、悪魔と、 人の血肉の惨憺たる光景に菫を一周泳がせたのなら 泥方へと回り戻って、アイロニカルに片目を閉じた。
こういう酷い光景だからこそ、調子をあげようと配慮した 僕の心遣いが何方の天秤に揺れたかは分からない、が。]
(186) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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こうなったんですよ。
[くつくつと笑みを漏らしながら目の前の人間…いや、正確には人間とは呼び難い者達かもしれないが…を見やる]
私は星神香々背男(ほしのかがせお)……
または、アマツミカボシという。
貴様の聴きたい事は、こんなところか?
(@11) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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[>>183、揺籃の声を聞きながら口許だけで苦笑した。 左腕は動かないし、肋もぎしぎしと痛い。 だから、逸らせなければきっとただでは済まない。
累の背後へと追い縋る様子を見て、 彼女を巻き添えないようほんの少し軌道を逸らした。
それが吉となるも凶となるも、知らない]
(187) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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(そうやって、自由に、飄々と ――――。 何もないかのように振る舞ってこそいたけれども、 この空気も、マガタマも、悪魔が素体のものたちのように 「餌」には到底見れもしない、どころか、毒だ。
蟲毒壷の奥、 完成に向けて煮詰められた瘴気のめいた 川床のヘドロの方がマシなんじゃないかってくらい 泥ついた空気は、数日前よりも、矢張り増していた。
だからあの時は無視出来たものも、出来ない事もある。)
[電波塔を仰ぐ姿から、またしても、一歩退いたところで。 やや、青味の増した菫は、紅白の塔を同じように眺めれば、 >>152「多分ね、」と。
今迄の饒舌さを嘘にしたように、短く ―――― 返した。]
(188) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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/* アマツミカボシ!!! 俺某ゲームですっごい思い入れのある悪魔なんだよなー!
(+9) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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[ゆりの両腕に抱かれ>>138(おんぶされ?)、 マガタマの気配に誘われて、 変わり果てた地上を眺めて空を征く。
彼女とともにいることで、 胸のうちに灯る炎を燻らせながら。 降り立てば、地上に満ちる血臭にため息を衝いた。*]
(189) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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[背後からの叫び声>>183に。 踏み出した足に力を込め体を反転させる。 その勢いを利用して背後に迫っていた刃にぶつけたのは、既に半ば切断された"右腕"。]
…………ッ!
[赤い尾を引いて切断された右前腕が飛んだ。
よろめきながら、再び鳴へと攻撃しようと身体をもう一度反転させようとした時、水のレーザー>>185が発射される。]
(190) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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死んデたまるカ!!!
[僅かに狙いを逸らされた水は脇腹を貫通し。 叫ぶと同時、犬神憑きの周囲に円を描くように炎が燃え上がり。]
――――《マハラギダイン》
[膨れ上がる炎が波のように鳴と揺籃に襲い掛かる。]
(191) 2016/06/23(Thu) 23時頃
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― 駅前・繁華街 ―
[男は、見下ろしていた。 己の死体を。 そしてそれを漁る存在を>>7。]
はは……っ。 言っただろ?
(+10) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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――君にあげるものなんて 髪の毛一本すらない、ってね。
(+11) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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- day#4 つかの間の空旅 ->>189 [向かい合わせに抱きしめて、高く上った空にも他の悪魔の影は無い。存在しない訳ではない、ただ何かに押し退けられるように彼らはその進路を知らぬ間に変えていたのだ。私達と遭遇しない軌道に。]
こんな風に飛べるのが、何も起きてない時だったら素敵だったのにね。
[ 気休め未満の戯れ言を口にして、見やる先には強い気配。疑いようもなく、"出会うべき"何者かがその先にはいる。]
まゆ、気力と体力、大丈夫? 少し飛ばすわよ、しっかりしがみついて。
[ 言うが早いか、地表と平行になる形に姿勢を変えた。魔力の見えざる翼を大きく広げ、風を切って向かった先は――*]
(192) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[抑揚のない声>>8を聴けば。 口元に浮かぶ弧は、死体のそれより鮮やか。 けども、それはすぐに消え。]
……っても、死んじまっちゃ、元も子もないか。
しっかし、もっとひどい事になってると思ってたんだが…… 案外、綺麗なもんだな。 ま、このままじゃ腐っちまうだけだし、悪魔にでもぜーんぶ食われた方がよっぽどましだろうけどさ。
(+12) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
|
|
[翌日。 何とはなしにぼんやりと駅舎の上で男は座ってる。
遠くに見えるのは電波塔。 ああ、どうもあそこに何かがあるようだとは昨日のうちに気づいてはいる。 所詮は死者、見守るしかできない存在だけども、成仏までの暇つぶしに後で見に行こうか、なんて考えて。
視線動かせば、空にやたらと明るい星一つ>>85。]
……明けの明星、か。 さて、吉兆か、凶兆か、どっちだろうな?
(+13) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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|
[しばらくして、風に乗り響く笛の調べ>>110。 男は重そうな瞼を閉じ、その心地よさに耳を傾けた。]
……。
[思い浮かぶのは、いつか見た優しいまなざし>>1:267。]
どうせなら、しきを預けられたらよかったんだがなぁ……。
[ただの意地の為に、むりやりしきに願いを押し付けて。 そのくせ最後まで手放せもせず。 そんな己の身勝手さを、男は*嗤った*。]
(+14) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
|
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─ 4日目・市街地のどこか ─
[ 3対6枚の翼を羽撃かせ、僅かな布地を靡かせて 憂いに満ちた職天使は悲しげな顔で嘆いていた
神を讃えるサンクストゥが刻まれた 美しい剣を愛と慈悲を持って振るう
剣をひと薙ぎしてみれば 街の影に潜む、か弱き者たちは息絶えた それに人も悪魔も例外はない
みるみる街は隅々まで「神の愛」で浄化される ]
(193) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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/* 空気読まずにロール落としてこんばんはっと。
さてはて、今日は誰が来るだろね? 8人って考えると狼落ちも有っちゃ有だけど。
(+15) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[渾身の一撃は犬神憑きの動きを止めるには足らなかった。 ここまでかと瞑目する]
揺籃、逃げるのは……あなた。
私はこの子を。 ううん、この"犬神"を"わたらせ"なくちゃ。
[二度と人に憑かぬように。 根の国へと送ってやらねばならない。 彼を救う事はもうできないけれど。
業火が湖を覆い、襲い掛かってくる。 真っ向から、その炎を身に被った]
これは、……そうね……地獄みたい。
[水の守りがまだ効いているのか、それとも、 何か別のモノが働いているのかは分からない。 熱いけれど、苦しいけれど、まだ意識ははっきりしていた]
(194) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[肯定されることなど>>185新鮮で、でも何か許された気がした。
けれど、するべきことを見失う訳にはいかない。 左腕を切り落とそうとした刀はしかし、 此方に振り回された腕を捉えた>>190。 半ば、切断されていたとはいえ、鈍い衝撃が腕に走る。
何時まで経っても不快なその感触に眉を寄せたところで、 彼女から自分よりわずかに逸れる形で放たれる激流。
それを完全に避けようとしたところで、 足元より轟と灼熱の炎が沸き上がる。]
(195) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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あ゛ぐっ……!!!
[流石にそれを避けきる事は出来ずに、右足から脇腹にかけて熱傷を負う。 動く左足で大地を蹴って、湖に身を浸したが、既に熱を持ち始めた水がじりじりと肌を刺す。 けれど、鎮火することは叶っただろう。]
(196) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[>>152>>161 さっさと登ろうにも、 足を踏み込むのすら鬱屈とする気配の傍で、 彼の叫ぶところには、若者はさすが元気だねえ、なんて。 年寄りみたいな感慨で見ていたのだけれども、]
…… 露店の、
( ってことは、見立て通り…かな。 )
[覗き込むように、額に手を添え乍ら。 泥方君の「やっぱり」という予測していたかのような 声に重ねながら、高みに見える影を遠目がちに見上げた。 そのシルエットは恐らく、…見間違いようもなく、 声に出した、通り、ということのようだ。]
(「許可が必要なのかなあ」、と、>>161"悪魔"の彼と同じ事を、恐らく同じタイミングで―――――ぼそりと不思議そうに呟きつつ。彼の呟きには、「ここで頑張ったら、後でご褒美にまたアイスくらいあげるよ」と、餌付けする飼い主みたいな事をのたまってしまった。)
(197) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[左の袂に手を差し入れ、己から落ちた角を取り出す。 夜のような藍黒色のそれに力を込める。
ぱきり、と音がした。
炎の下、深い藍色の波が累の足許へと這い寄っていく]
おいで。
あなたは、……人の世に、いてはいけなかった、モノ。
(198) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[静かに聞こえる声>>194には、と顔を上げれば焔に包まれる彼女が居て。 けれど、呼びかける名を知らない。]
……!あなた、も!
[流石にブフ系魔法を発動させるわけにもいかず、 和魂に回復魔法を唱えさせようとした、矢先。]
!?
[彼女の足元に広がり始める深い藍色から、本能的に遠ざかるよう動く*。]
(199) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[そして、 アイスに気を取られていた彼とは違い、 腕を降ろしながらも、天に映える黒い影を ずっと、目を離さずに、捕えていた男は ――――――。
それが、更に高く、 明けの天空を仰ぐようすにつられるように、 >>157三対の羽根の"それ"を見た。]
…… 。 …… 金のエンジェルだといいねえ。
[>>162…おっと、ついつい乗ってしまった。]
(200) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[ 「堕天使ルシファー」は空を飛ぶ者を見つけると 手にした短剣をそれに向かって投擲した
下級悪魔を避ける《エストマ》は ルシファーの格からしたら尻尾の見える隠れん坊 見ない振りでもしなければ見逃す事は難しい
ケットシーを喰らったアリス そのアリスを更に喰らっているルシファー
更に強い力を得ている ── それこそ「必然」で* ]
(201) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[炎をその瞳に写しながら。 崩れ落ちるように膝をついた。 煌々と照らす火より赤い血が水を赤く、赤く染めていく。]
…………はぁ…――。
[深く息を吐く。 赤い色を浸していく深い藍色の波から逃れるだけの力は、もうない。]
(202) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[>>162 咳払いのような態とらしい真似どころか、何も無かったかのような白々しい姿勢を貫こうとしたのだけれども、そう、助けを乞われるような蛇さんの姿勢をされちゃあ弱いものだ。]
そもそも、天使だとか悪魔だとか、 いっそ神様なんてものは人間が決めた枠組みだよ。 神話を変えれば、元々は神様だなんて話は 幾らでもある。
―――― 君達だって、そうでしょう?
[(で、これって貸しでいいのかな?)
ちょっと期待して、電波塔に手向けていた眼差しを大蛇に転がしたのならどういう反応をされただろう。にこにこ、押し貸すような、とってもいい企み顔をしていたのは間違いないのだけれど。]
(203) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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/* 累クン落ちそうだよなぁ、これは。 今日狼落ちると地上大分きつくなりそうだけど、まあこういうのは流れだしね。
(+16) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[>>199、呼び掛ける声に首を振った]
……、っ、……――。
[口を開こうとして喉が焼ける。 咳き込むための空気も全て燃えていた]
(204) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[しかし、対峙していた彼には最早動く力も残っていないようだ>>202。 あの中に飛び込んで彼を捕縛しつつ、彼女の術を止める事などできない。 出来る事は言葉を出す事だけだった。
呼びかける名は知っている。 けれど、掛ける言葉に詰まって]
(205) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[ゆるく瞳を閉じる]
(……獅子、私も、あなたと一緒になった、か)
[もう大分前の事になってしまった。 渡背山の、靖水神社を襲った小火。 焼けて壊れた、大事な大事な片割れの獅子像]
(私は、土には……還れ、なさそう……)
[>>3:165、数日前のニコラスとの遣り取りが頭を過ぎった]
(お礼、できな、か、った、な……)
[涙は外へ滲んだ瞬間に弾けて消えた]
(206) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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/* っぽいかな。 てか鳴が稼ぎなのかしらん?
未だに村側の役職全部わかってない俺です(´・ω・`)
(+17) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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サミュエル、さん! この、大うつけ!!!
[飛び出たのは、そんな子供の癇癪のような言葉。*]
(207) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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でも、あれは ――― ……。 堕天使、じゃないのかな。
それもとびっきりの……、 ええと……。
[SSSR+という言葉は残念ながら、 若者にはついてゆけない非ゲーム陣営には出なかった。 けれども、だ。
明けの明星。飛び去る、悪魔。 それらを見送った後に、その予見が当たっていたのなら、 「嫌な人が出しゃばらないといいけどなあ、」と、 含みのあるような間を開けたにしては、間抜けたことを思う。]
[―――――が、それも、束の間だった。] [あっさり気の好い返事を返す、上空のお嬢さんに >>167許可を得てそのまま登ろうする彼に、]
…少し、先に行っていてくれないかい?直ぐ行くから。
(208) 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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/* 村側の役職はチアキセンパイが聖痕者なんだろうなーしか分かってない俺がいる。
(+18) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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― day#4 空の闖入者―>>201 [ 遥か遠方から襲い来る投擲物。 少女を抱えて宙を飛ぶセーラー服の娘がふと、瞬いた。]
――あら?
[ 背後に投げた視線が飛来する切っ先を捉えたのは一瞬だけだった。 空中に現出した闇の塊が短剣を包み込む。 刃は瞬時に錆びに覆われ、朽ち果て、塵と化した。]
無粋な“凶いモノ”だこと。 まゆ、どうする?
[ さしたる危機でもないというように、娘の口調に変化はない。 見えてきた目的地に高度を下げ、まもなくの着陸を少女へ伝えた。]
(209) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[>>202、崩れ落ちる彼の膝へと深藍は手を伸ばす。 そこからゆっくりと這い上がり、 その身に憑く犬神の気配ごと絡め取るように抱き締めた。
捕らえた、と。 付喪神は微笑んだ。
真綿で首を絞めるように、それは息の根を塞ごうとするだろう。 痛みはない、ただ。 少しずつ、意識が掠れていくだけだ。 夜の午睡みのように、ただゆるやかに]
(210) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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/* あ、小鈴ちゃんが人犬も。 あとはよく分からないなぁ。 片倉さんが多分少女なんかな?と思った時があったような、ぐらい。
(+19) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[そう言うと、 なんでもなさげに、(理由は語ることなく、) にこやかに手を振るって、先を見送った後で、だ。]
( それは、まあ、虚勢だ。 肉体はそう簡単に滅びることがなくとも、 不安定な霊力のパイプは、そうもいかない。 )
…… っ、
…… は、 … ははあ、
本当に、僕も……、 "年"かなあ、
[紅白の塔に、背を凭れかけさせて、苦々しく笑った。]
(211) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/24(Fri) 00時頃
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[最早、己の形も認識できない]
、……――。
[焔の中で、ほんの幽かに空気が揺れて。 ふつりと糸が途切れたように、 その身は燃え盛る湖の中へと崩れ落ちた*]
(212) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[金糸に紛れた、額の冷や汗。 それに拭う様に掻きあげて、風に払う。] (実際、さっきから、 ぐらぐらと鳴動する大地のように、 頭が揺られもするんだ。
―――― 昨日のパラチーノさんじゃないが、 "人"を棄て切れていない身としては、結構、キツい。 )
[でも、……"彼"に、主に、 大蛇からこちらを覗く彼に大して弱味を見せるのは、 こちらも、こちらで―――― 案外、厭だな、なんて。 そう、癪だな、なんて、思いたくなることもあるものだ。]
( "私"でも、驚くべきことに、 "… 人間らしく。" )
(213) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[彼女が首を振る>>204。 まだ回復できるから早まらないでと、そう言いたいのに。 広がる藍色がその動きを止める事はないと、理解していた。
彼女の瞳に浮かんでは蒸発していく涙を、藍色に飲まれる知り合いを、 身じろぎもせず、目を逸らすこともせず、 ただ見届けようと。*]
(214) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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《物理激化》《攻撃全体化》《覇王の盟約》
[ リリスと連れはどんな顔で見ていたか 何れにしてもルシファーは次なる手を用意する ]
(215) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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/* 片倉少女・ゆり占い師はロールがあったんで気づけたか。 小鈴人犬は3Dのメモで、千秋はさっき読み返してやっと気づいた体たらくだなぁ。 後はもう、さっぱり/(^o^)\
(+20) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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/* 俺聖痕で合ってる合ってる
(+21) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/24(Fri) 00時頃
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/* あーこれ累クンと鳴の相討ちだな。
(+22) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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ー回想:道すがらー
[電波塔までの道のりの中で、ニコラスの言葉に、“俺”は時折天秤の皿の大きさを決められない気持ちになっていた。 残念ながら、嘘を吐くのが壊滅的に下手な“俺”は。 思考の中で“私”に返したのと同じ言葉を紡いだ。>>176]
──────ごめん。ちょっと、未練はある。 でも俺は、そのために誰かを陥れる事はしたくない 例え何もかも無かったことになるとしても。 今の俺も、俺だから。 でもこれは、あくまで俺の考えね、
[未練がましいかもしれないけど、それでも。 菫を見つめる黒の奥。天秤は自分自身にも向けられている。]
(216) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[水中に座り込んだまま空を仰ぐ。 殆どの血を失ったせいか、人としての魂が削れ切ってしまったせいか、昂揚感は失われてしまった。]
…………。
[膝から這い上がる深藍>>210。 抱き締めるような感触に、まるで怯えるように反射的にびくりと身を竦めたが。 少しずつ命を奪割れているのだと気付て、怯えは消えた。]
……結局、祟られたカ。
[もう一度空を見る。 炎越しに電波塔は見えなそうにもない。]
(217) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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アンタの『復讐』叶うといいナ。
[誰かの声>>207が聞こえた。 意識はもう朦朧としていたが、「サミュエル」なんて呼ぶのは一人しかいないから、そちらを見て。]
(218) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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なあ、揺籃。
オレは、アンタの事……。
(219) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[ふと、] [この汚濁した禍々しい気配に隠れ気味だったとは言え、 先程から気付いてはいた、公園奥に転がるヴァイオレット。 御渡湖の方の、"知った気配"がぶつかり合う、それ、]
…… 。
(普段備えた気怠さよりも、重々しい瞼を持ち上げて。 黒猫の瞳の奥にある様な湖の色は、普段より茫茫明るい。 盛る炎が、イグニス・ファトゥスのように、燃えていた。)
…… 、 鳴さん?
[遠巻きに、>>212湖水が跳ねる音は、聞こえただろうか。]
(ひとつ薄れ往く気配に、今度は、心が冷える気がした。)
(220) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[言葉は音にならないまま途切れ。]
(なあ。
頼むから血肉の一片だって残してくれるなよ。)
[燃え続ける炎にそう願い、寒江累の意識は途絶えた。*]
(221) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[ ルシファーが視線を向けたのは、 リリスの連れである少女
悪魔の気配をこちらも漂わせているが 狙うのなら、こちらの方なのかも知れないと 本能的に察していた
未だ人間と契約していない堕天使ルシファーは 自身の本能のみで、殲滅すべく戦っているのだから ]
(222) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[家族を出してくるところ、ちょっと狡いと思う。大分薄れてきたとは言っても、やっぱり。>>184]
犠牲を出してでも成し遂げたい何かって、 同じだけ犠牲がつきものだと思うんだよね。 それでも達成したい強い願いなら、内容が 何であっても覚悟ができているという部分では… …悪とは思えない。
犠牲が出ること──確かにそれ自体は悪だと思う。 あの人達は…他の人間達だって、殺されるほど 悪い事をしたわけじゃない。
[ぐらりぐらり。正義とは何だろう?] ……でも、殺されたものは仕方がない。 それよりその死を無駄にする方が、俺は嫌だ。 何のための犠牲かわからなくなるから。
[ぐらりぐらり。殆どを占めた悪魔の思考と、微に残る人間の思考が揺らぐ。]
(223) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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|
[すこし、少しだけ、] [重く、俯いた顔が、浅く、 それから、ゆっくりと、緩慢に、酸素を取り込む。]
―――― …… 祟る前に、 潰えたら詮無いだろう。
[は、と、儚い存在に、憂う、シニカル・ブルー。]
(体が、重い。 けれど、重ったるいって、こうしてもいられない。 そう、若い人に負けても、いられないものだ。
>>128行きがけの言葉が脳裏に反芻しながらも、 塔についた掌に、力を、そう、篭めて。 泥方君の後を追う。]
[辿り着く前、] [>>@9>>@10>>@11話の断片くらいは聞こえた。]
(224) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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でも、そんな俺だって、あの毛むくじゃらに 復讐したくらいには、嫌だ。 あんな事が起きなければいいのに、とは思うよ… …悪魔、なのにね。 俺自身、正義ってものがわかってないんだ。 だから知りたい。 こんな事を起こした人が何を願うのか。 「奇跡」が何に使われるのか、知りたい。
調和のとれた世界なんてもの、“かつての俺”も “今の私”も知らない。 そんな世界がないから正義と悪があって、俺達の ような存在がいるような…気がする……なぁ
[なんかすごく恥ずかしいこと言ったよね、と思って小声になっていく。 ごめん、今の忘れて。さすがに記憶を盗んだりはしないけど、さ。]
(225) 2016/06/24(Fri) 00時頃
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[………貸しにしてやらん事もない。
期待を込められた瞳には、渋々(渋々だ!)とぐろを巻いてやった。>>203 忌々しい笑顔が心底気に食わないが。 それでも道中のやり取りは、“俺”の未熟な天秤を随分と揺らしてもらった。]
わかった。それじゃ、先に行ってるね
[“ニコラス”の体調が悪そうだぞ、なんて言ってやれば“ナツメ”はすぐ昇るのを止めただろうに。 それをしなかったのはせめてもの礼だ。 その上での、最上階のやりとりだ。]*
(226) 2016/06/24(Fri) 00時半頃
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ひどいなぁ……これでも生まれて今まで 慣れ親しんだ名字なのに。 じゃ、俺はミツボシさんって呼ぶね。
[でも確かに土臭いよな。泥だもんな。>>@8]
復讐……復讐か。 うん、いいと思うよ。復讐。 それを咎めることは俺には出来ない。 [何故なら、家族だった人間を喰らった毛むくじゃらに復讐したのだから。 規模は違うけど、復讐には変わりない。
しかし、その経緯を悠々と語るミツボシに、俺はかける言葉がなかった。 何故なら────。]
(227) 2016/06/24(Fri) 00時半頃
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[ごめん。おっかないこと言ってる事しかわからん。>>@9>>@10>>@11 俺神話とか読まないし。ヤマタノオロチとかくらいしか知らない。 “私”は何を考えているのか、沈黙を守っている]
まぁ、ミツボシさんの本当の名前がミツボシさん じゃないのはわかった。 アマツミカボシ……綺麗な名前だな
[あはは、と笑う。いくらおっかないこと言っていても、率直な意見だった。] 俺は悪魔の転生体。 そっちの方の名前も、泥臭い感じなんだけど。
………もう1つ聞いてもいい? その願いを叶えた後、どうするつもりなの?
[何も無くなった後、どうしたいんだろう? そこには、協力者の累や遙はいるのだろうか? 天秤を揺らしながら、両の眼は、腕に巻きついた大蛇は、真っ直ぐミツボシを見ていた。*]
(228) 2016/06/24(Fri) 00時半頃
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《マハジオダイン》
(229) 2016/06/24(Fri) 00時半頃
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[ それに2人はどんな反応を示しただろう?
ルシファーは見る事すらもせずに 6枚の羽根を羽撃かせて 「命の水」の匂いのする店へ飛んで行った
辺りはすっかり見る影のない焦土と化していた* ]
(230) 2016/06/24(Fri) 00時半頃
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( ―――― アマツミカボシ、 …… 天津甕星か。 ) やあ、そんなのだから、 まつろわぬ神は悪神として 成敗されたんじゃあないのかな。
[電波塔の頂上付近で、ふと、足を留めて。 彼らに存在は気取られているかもしれないけれど、 壁に身を預ければ、少々気分と趣向を変えて、 空気でも読むことにした。(盗み聞き、とも言うけれど。)]
…… 小さく零した戯言は、普通なら聞こえなさそうな ごくささやかな、けれども、存分に嘲る独りごちりだ。]
[此の國の、星の神。昔昔に目を通した、 この国の神々の事を記した、日本書紀のことを、 ふ、と、頭に思い浮かべて、再生していた。]*
(231) 2016/06/24(Fri) 00時半頃
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