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掃除夫 ラルフ は 店番 ソフィア に投票した。(ランダム投票)
歌い手 コリーン は 掃除夫 ラルフ に投票した。
薬屋 サイラス は 掃除夫 ラルフ に投票した。
双生児 オスカー は 掃除夫 ラルフ に投票した。
墓堀 ギリアン は 掃除夫 ラルフ に投票した。
飾り職 ミッシェル は 掃除夫 ラルフ に投票した。
良家の娘 グロリア は 掃除夫 ラルフ に投票した。
流浪者 ペラジー は 掃除夫 ラルフ に投票した。
奏者 セシル は 掃除夫 ラルフ に投票した。
漂白工 ピッパ は 掃除夫 ラルフ に投票した。
受付 アイリス は 掃除夫 ラルフ に投票した。
店番 ソフィア は 掃除夫 ラルフ に投票した。
掃除夫 ラルフ は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
双生児 オスカー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、歌い手 コリーン、薬屋 サイラス、墓堀 ギリアン、飾り職 ミッシェル、良家の娘 グロリア、流浪者 ペラジー、奏者 セシル、漂白工 ピッパ、受付 アイリス、店番 ソフィアの10名。
だれもいない なにもきこえない
終わりじゃない 始まりでもない
認めたくない 信じたくなどない
虚しい連鎖の渦
(#0) 2010/07/08(Thu) 01時頃
―――今日、この日、終焉を迎えるのは <<受付 アイリス>>
(#1) 2010/07/08(Thu) 01時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時頃
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…… 、なるほど。
[ペラジーの応え>>3:166に、暫し考え込んでから頷き]
ありがとうございました。申し訳ありません、おかしな質問をしてしまって。 サイモンさんは……、そんな状態、だったのですね。
[それも、無理も無い反応なのだろうかと、燃え尽きた家を思い返し。 そんな彼と遭遇したらしきに、貴方は大丈夫でしたか、と心配げに問い掛け。
ミッシェルが彼女と話し終えるのを聞いてから、浅く首を傾げて、教会を示し。 弟と、その、想い人とに、会いに行くのだろう*]
(0) 2010/07/08(Thu) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時半頃
|
――前夜――
[>>3:99 朱に染まった体を清める前――。 ふと、感じた気配に女はビク、っと震えた。]
オスカーさん――…、
[>>3:111で彼がギリアンと教会で出会い、別れた後だろう、か。
月夜に真っ赤な血臭を纏わせて歩む女を見ての動揺は手に取るように分った。
そう、その姿を見れば――。 結ばれる答えは一つだろう、から。]
(1) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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― ヴェスパタインの工房 ― おーい。キザ男、開けろー。扉ぶち破るぞ
[どんどん、と扉を叩いても反応はなし。 仕方がないので、ヴェスが行きそうな場所をあたろうと思ったが]
………まさかなあ。 …あの子のために死ねるわけないだろう、とか言ってそうだし、アイツに限って…
[病に倒れる者の数が日増しにのぼる中、誰が正確な死者の名前と、消去法で生存者の名前をわきまえているかを考えた*]
……ギリアンなら、もしかしたら?
(2) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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|
[死の馨を纏う女は問う]
あなた、は……辛い? この村が死病に覆い尽くされ、死に絶えて逝くのを――。
最期の一人になって、見てしまうこと――…。
[どんな問いが返っただろう、無言だっただろう、か。
返って来たとしても、 嘘をよく吐くと噂の彼の言葉の真意は、量り兼ねたかもしれない。]
(3) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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大丈夫、よ。
[慈愛に満ちた、笑みを浮かべる。
月明かりの下、異様な光景だっただろう。 魅入られたように、動く事のできないその首筋に血糊に塗れた刃を宛てて――…
断末魔の叫びが響く前に、彼の魂を永遠の世界へ*送ってあげた*]
(4) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時半頃
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[ペラジーの視線にどこか居心地の悪いものを感じながらも、自分を気遣い撫でてくれるセシルの手を拒むことなど出来ず。
サイモンのことを交えてセシルの問いに答えるペラジーを見て、あの火事で焼けた家はサイモンがやったのかな、と頭を過ぎったりもしつつ。]
ペラジーは、サイモンさんに会ったの? 怪我とか、してない?
[錯乱に近かったと言うペラジーを心配して、セシルと同じようにそう問いかけて。]
(5) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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― 翌朝・屋敷 ―
[祈れど、涙を流せど。 涙に乗り熱は逃げ、日が昇れば闇と共に灯し火は消え行く。 顔を上げ、触れた指先は冷たかった]
――それでも、貴方は。 笑ってるのね…
[ゆっくりと立ち上がると、ラルフを見下ろし呟く]
ごめんなさいね。 暫く、待っててくれないかしら。 ギリアンさんを、呼んでくるから…
[今まで力仕事のしたことのない、女一人で運べるほど甘くは無いと。 それ以上に、運ぶ間に傷つけるのではないか、という思考が現れて。 日傘を持つと、墓地に向かって歩き出した]
(6) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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かみさま、 こんなぼくにすら…ねがうことがゆるされるのなら。 ぼくは、このむらのうえにふく すずしいかぜになりたいのです。
だれにきづいてもらえなくてもいい、 だれもおぼえていなくてもいい、 ただしずかに、そこにいて、このむらをみまもっていたいんです。
いろんなことがあったけど、それでもここが ぼくのいばしょだから。
(+0) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 01時半頃
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>>0 >>5 彼とは騎乗した状態ですれ違ったので特には……。 そんな状況でもわかる……印象に残る状態でしたが。
[何か心当たりがあるのか 考えむ様子は見えたがヴェスの関しては言葉が続けない彼に首を傾げる。 サイモンに関しては特に怪我等の心配ないと答えを返した。]
ああ。 もしかして……葬儀を行う途中だったりしたのかな。 何か事前に手伝いが居るなら私も行くけど……。
[ふと、そちらへ気がまわり申し訳なさげな様子が表情を浮かべ、ミッシェルに助力を申し出た。]
(7) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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ペラジが、なんともないなら。
[良かった、と弱く微笑んで。 助力を申し出てくれるペラジーに、ありがとう、と礼を言った。]
うん、今から行くとこ、なんだ。
でも…先にギリさんが、行ってくれてるから多分、大丈夫。
もし、手伝ってもらわなきゃならなくなったら、お願いしにきても良い?
[こちらもペラジーに申し訳なさそうに微笑んで首を傾げ。]
(8) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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――通り――
[何時も以上に昏い陰を漂わせる女は村へと続く道を歩んでいた。それでも、周囲の未だに死病に倒れぬ人々の顔色も一様に、そのような表情だったので、それは目立つ事はなかったけれど。]
グロリア、さん?
こんな、場所に、…… もしかして身近な人が――。
[>>6 墓場に近いこのような、村でも忌まれる辺鄙な場所に、彼女の姿を見るのは珍しくて。
震えるような声で問いかけて。]
(9) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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― 通り ―
[朝の日差しとはいえ、グロリアには油断のならないもので。 日傘を差して歩く姿はやはり目立つものなのだろう]
――ああ…コリーン様? 御機嫌よう。
[震えるような声。 其方の方を向けば、何時ものような声で]
――ええ…ラルフが。 逝って、しまいましたから。 弔ってもらおうと、ギリアン様に…
[そう、瞼を閉じ]
――笑ってましたわ。幸せだった、って。
(10) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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うん。ありがとう。
[心配してくれている二人に柔らかく微笑み礼の言葉を返す。]
そっか。 ギリアンが居るなら大丈夫だよね。 今はピッパも居るし……。
それじゃ……うん。引き止めてごめんね。 後でお参り、いくから。
[彼女の表情を見れば「気にしないで」で緩く首を振った。]
(11) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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― 昨日・早朝 ―
…
[虚ろな眸は何を捉えるでも無く、先を見据えていた。 >>3:95)扉の開く音が、自室まで届く。 されど、無反応。
自身を呼ぶ声が響いても、無反応。 ただ、ぼうやりと]
―――。
[先を見据えるだけ。]
(12) 2010/07/08(Thu) 01時半頃
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ピッパも?
[なんでピッパが?ときょとんとして。 けれど説明がなくとも、それ以上問うことはせず。 後でお参りに来てくれると言う彼女にありがとう、と礼を言うと、隣から、行くか?と首を傾げられ。 うん、と頷いてから、ペラジーの方を向き。]
ありがと、ペラジ。
それじゃ私達、行くね? 店主さん、がんばって。
[そういって微笑むと、セシルと二人で教会へと*向かった。*]
(13) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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―― ピッパ宅 ――
[返る声は、ない。 不安が暴走しそうだった。 出掛けている? そんな疑問も浮かぶけれど 分からない。 足は無意識に彼女の家の中へと進んでいた。]
ピッパさん……ピッパさんッ…!
[不安げに震える声が家屋内に何度も何度も。 やがて微かに開いた、彼女の部屋の前に辿り着くか]
(14) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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ラドルフさん、が――…。 [その知らせを聞くと、在りし日の彼の姿が思い浮かぶ。 >>2:158の、明日も、生きているのかなぁ、の言葉。
早くに逝くと感じていたのも、とふと想い。 瞳が悲し気に揺らいぐも――。]
(15) 2010/07/08(Thu) 02時頃
|
|
そう、彼は幸せだって、笑って……。
きっと、その最期の刻をグロリアさんと過ごし――。 看取って貰えたから、ね。
[ラドルフは自分の生まれを呪うように後ろ向きに生きていただけに。その変化を聞けば、仄かに微笑んで]
ギリアンさんの、場所へ。 ご一緒してもいいかしら?
[彼女に許しを求める。]
(16) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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|
[部屋の前に訪れた人の気配。 扉は開け放たれたままだった。
漸く視線が其方へと向く。 蒼白な面に琥珀が何処か怯えを宿し、]
………ぁ
[何か小さな音を漏らした。 訪れた者の名を呼んだのか、 それ以外の音を紡いだのか、解らないが。
震える指先が、ゆっくりと宙に伸びる。]
(17) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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|
……? あれ。 そういえば、何でかな。
[当たり前のように居たピッパ。 なぜだろうと今更ながら首を傾げる。 何事も無くコリーンが接していた所を思い出し、コリーンが手伝いとして呼んだだけだったかもしれないとそんな風に思うことにした。]
まぁ……今は居ても居なくても大丈夫だけどね。 うん。いってらっしゃい。
[微苦笑を浮かべながら遠のく二人の背を見送った**]
(18) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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……居るの、ね?
[中から人の気配。 ふわ、と安堵の感情が広がる。]
良かった……
[そっと彼女の部屋の中を、窺う。 シーツに包まれたピッパの身体が眸に映り、瞳は揺れる]
……ッ、良かった―― まだ、ちゃんと、生きてる
ピッパさんは、生きてる……
[彼女への言葉なのか、自分への言葉なのか。 兎角、その現実を反芻しては、深く息を吐いた]
(19) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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店番 ソフィアは、扉のところで、へにゃりと崩れ落ちる。
2010/07/08(Thu) 02時頃
|
――ええ、私なんかのために… 残ってくれて。 あまつさえ、最後まで、私の方を心配して。
――もっと、早く気付いてあげれれば。 今のような、気持ちを。 もっと、前から持っていてあげれれば…
[ふ、と陰鬱な吐息を吐けば、顔を上げる]
ええ、是非。 ラルフも…喜んで、くれるかしら。
[その顔には、暗い影を落とさぬよう。笑みを貼り付けて]
(20) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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……厭だ。
[生きている、という声を聴く。 伸びた指先は、引き戻されて 身を包むシーツをぎゅ、と強く握る。 かたかたと小刻みに震えながら]
同じ、だ ……死んじゃう みんな……みんな……っ
[幾度目かの悪夢と同じ光景。 其れを否定するように眸を伏せた。]
殺してよ―――。 御願い、誰か。 私を…
[願いは悪夢の連鎖を断ち切る為の、考え得る術。]
(21) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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漂白工 ピッパは、店番 ソフィアが崩れ落ちても歩み寄る余裕も無い。
2010/07/08(Thu) 02時頃
|
――同じ、じゃ、ない
意味の無い生なんて何処にも無いの。 貴女が生きている今が私にはこんなにも尊いの……
[持論なんて彼女には通用しないと分かっていても 相好を崩してそう告げずには居られなかった。 ずる、ずる、と四つんばいで彼女の傍に、近づいた]
私もいつかは、死ぬときが来る。 貴女も、……そう。
だからこそ、
……易々と命を奪うなんて出来ない。
[そ、と手を伸ばす、その短い腕は、 彼女に触れることを赦されるだろうか]
(22) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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店番 ソフィアは、ベッドの下から見上げるように、弱々しく笑った。
2010/07/08(Thu) 02時頃
|
[気持ちに気付いてあげれば、の言葉を聞けば。 胸が締め付けられて。]
でも、間に合ったと想うわ。 ラドルフさんが、幸せそうに笑って逝ったのなら。
[昏い影を落とさぬように貼り付けたその笑みをみれば、柔らかに微笑み返し。許可を貰えば――。]
ラドルフさんに、告げたいことがあって――…。
[静かに。 喜んで、くれるかの言葉には仄かに微笑んで]
(23) 2010/07/08(Thu) 02時頃
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|
……は ――っ
[彼女が訪れるまでは全く同じ光景だった。 けれど紡がれた言葉は、異質。 四つん這いで近づく姿を見つめ]
あ、あ、あ、
[どうして良いかわからない、という具合に 首を緩く左右に振る。 やがて彼女の伸びた手がそっとシーツ越しの 身体に触れれば、ぴくりと震え]
……ぅ
[じわ、と涙を滲ませた。]
(24) 2010/07/08(Thu) 02時頃
|
|
――だと、良いのだけれど。
[そう、困ったように笑む]
何より、私自身に…心残りが出来てしまって。 そうであれば。良いですわ…
[もう、声を聞くことは出来ない。 実際どうなのかを問うことは出来ぬ]
――告げたい、事。
[なぞるように呟けば、小首を傾げるも。 コリーンが答えても、答えなくても、ゆっくりとした足取りで墓場へと向かう*]
(25) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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|
…こわがらないで
[願うように紡ぐ。 大嫌いだと拒絶された自分は、彼女に触れる権利なんて 無いかもしれない――… だけど、それでも]
ッ……
[言葉が上手く浮かばなかったから 彼女に何を告げていいかわからなかったから 言葉なんて形では伝えられそうになかったから]
――…
[ベッドに、そっと身体を乗せると、 ピッパをきつく抱き寄せようと手を伸ばす]
(26) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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|
>>25 気持ちを通わせた人を見送り……。
もう、その声を聞くことが出来ないのは――。 辛い、ものね。
[グロリアの気持ちに、重ね合わせるように言葉を紡ぎ。
彼女は、ラドルフの元へと行きたいのだろう、か。 それとも――…の思いが胸を掠める。]
ええ、彼の身近な人の事で……。
[グロリアに明瞭には告げなかったけれど。 メアリーの事を墓前に報告しておくのは、しておくべきと*思い*]
(27) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
|
|
[震える身体をシーツごと抱き寄せられる。 伝う温もりに、言葉がゆっくりと滲んで広がった。
涙がはらはらと零れ、彼女の衣服を汚したかもしれない。 けれど眸には幾らか安堵が浮かぶ。]
――…
[すん…、すん…、と鼻を啜る音だけが響いた。 やがて幼子のように眠りに落ちるだろう。
何時ものように現実と夢をクロールし続けて。 幾度も得る悪夢の内、一度位は安らかな夢に逢えるだろうか。
翌朝まで眠りは続くかもしれない。 彼女が傍を離れたとしても、女には責める言葉を持つはずもなく。]
(28) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
|
|
[抱き寄せた、ことに、対して 拒む色は、なかった。 それはソフィアにとっては意外でも、あって。 彼女の涙は宝石の様に綺麗なのに物悲しい。]
……、休んで。 ゆっくり――ね。
[緩く抱いた儘、彼女をベッドに横たえる。 シーツごしの身体のラインに、一寸だけどきりとするけれど]
……おやすみ。
(29) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
|
|
[いつか寝息が聞こえれば そっと身体を離してベッドに深く腰を下ろして ピッパが悪い夢を見ないように。 優しく、やわらかく、その髪を撫ぜ続ける。
長い眠りの間も、彼女から離れることなど出来る筈が無い。 あんな風に、瞳に涙を溜めた彼女が翌朝在るのかと思えば それだけは避けたかったから。 自分も少しだけうとうととする。 何度か眠りかけては、はっと目を覚まして。
ピッパが寝息を立てていることに安堵するのだ――
そんな繰り返しを、朝まで、続けるだろうか]
(30) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
|
|
― 翌朝・自室 ―
[女が目覚める頃。 身体を引き摺る悪夢の重みはだいぶ軽くなっていた。 蒼白だった面もだいぶ元通りになっており]
……ソフィア。
[昨日訪れた人物の名を呼んだ。 同時に、自身を責める。 拒否し続ける事を心に決めたのに。 辛いからと寄りかかった、自身を。]
…
[彼女が目覚めて居るのならじっと眸を見据える。 次の言葉を、紡ぐ為に。
未だ眠っているのなら、自身のシーツを掛けて 衣服を纏い始めるだろう。]
(31) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
|
|
ぅ、ん――?
[名を呼ばれて、浅い眠りから目を覚ます。 軽く目元をこすったあと、微笑んで。]
……なぁに。
[見据える瞳を、受け止めて。 続く言葉を、待った。]
(32) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
|
|
ん――。
[シーツで身をきつく抱いた。 自身の胸が幾ら泣いても辞めない為に。]
ソフィアは、
[>>30 一晩、傍に居て呉れたのだろう。 彼女の様子、など諸々から推測ぐらいは出来る。]
……どうして、此処に居るの
[けれど、向けるのは。 矢張り、変わらない、言の葉。]
(33) 2010/07/08(Thu) 03時頃
|
|
……。
うん。 ピッパさんが生きていることを、感じたかったから。
[柔らかい笑み。何処か儚い、笑み。 ――少しの逡巡の後、言葉を続けた]
それともう一つは。 伝えたいことが、あったから。
――あのね。リンダを。 否定するのをやめるわ。
私は心の何処かであの子を恨んでた。 でも、もう、そんなもの清算するの。
……あの子は、幸せね。
[ゆるく、笑みを浮かべ、魂として存在するだろう彼女を、思う]
(34) 2010/07/08(Thu) 03時頃
|
|
…
[ソフィアの笑みは煌いて見えた。 女が直視出来ない程、煌いて。 堕ちた眸はシーツの皺を映す。]
そんなの、どうでも好いよ。
[だから、こそ。 女は、意地汚く笑う。どうでもいい、と。]
大嫌いって云ったじゃない。 なのに何で、勝手に入って来るかなぁ?
……出てってよ。
[身を包むシーツを、更にきつく絡ませた。]
(35) 2010/07/08(Thu) 03時頃
|
|
……。
私はいつも心配なの。 貴女が泣いていないか、苦しんでいないか 貴女が寂しくないか、つらくないか。
[勝手に入ってごめんね、と微苦笑で謝罪して。 出てって、の言葉には少しだけ俯いたけれど、 胸の中で泣いて呉れた彼女が居たから、だから、 とん、と扉に手を掛けながら、]
どうして―――貴女は
そんなに意地を張るのかな。
(36) 2010/07/08(Thu) 03時頃
|
|
[ソフィアが―――。 何処までも此方を気遣う言葉が。 何よりも理解しようと添う声が。 女の心を一々、じくじくと刺激した。 だから茨の声は全てを撥ね退け彼女へと]
余計な―――お世話だよ。 意地でも何でも、無い。
貴女は大嫌いな人にそんな事されて、嬉しい?
[傷つける為だけに、向かう]
(37) 2010/07/08(Thu) 03時頃
|
|
うれしくないけど、ね。
ピッパさんは……、
[傷つける言葉なのに痛まないのは何故だろう]
―――まるで、嫌われようとしているみたい。
(38) 2010/07/08(Thu) 03時頃
|
|
は?
[シーツで身を包んだまま立ち上がる。 扉に手を掛けるその姿に歩み寄った。]
気ッッッッッ持ち悪い。 何、勘違いしてんの。 ……出てけ。
出てってよ。
[自室の入り口から、家の玄関口まで押そうと伸びる手。]
(39) 2010/07/08(Thu) 03時半頃
|
|
素直じゃないのね。
[軽口を叩く。 傷つけられることには、 慣れてしまったのかもしれない]
"私の知ってる"ピッパさんは そんなに非道いこと言わないもの。
[くす、と笑みを浮かべ 彼女に押し出されるままに、玄関口まで来れば]
お邪魔してごめんなさい。
[深くお辞儀して、その場を辞そうと。]
(40) 2010/07/08(Thu) 03時半頃
|
|
…
[二の句が継げなくなる。 最後、押し出す時はやや強く押した。 眸には嫌悪を思い切り、篭めて。]
貴女の… 貴女の勝手な妄想を私に押し付けないで。
……さよなら。
[去っていく姿を引き止める事も無い。 大きな音がしそうな程に強く扉を閉めた。]
(41) 2010/07/08(Thu) 03時半頃
|
|
[扉が閉じる音を背に、歩み始め。 ふ、と静かに笑う]
……"私の知ってるピッパさん"か。
……先に謂ったのはピッパさんなのに、ね。
"私の知ってるソフィア"―――
『勝手な妄想を押し付けないで』
…――
[傷つけられることには、慣れているはずなのに 涙が溢れてくるのは、*何故だろう?*]
(42) 2010/07/08(Thu) 03時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 04時頃
|
…
[閉めた扉を暫く手で押さえていた。 人の気配が辺りから消えていく。]
ごめんなさい―――。
[>>34 何度も頭の中で鳴り響く言葉。 瞑目して、奥底へ沈め込んだ。]
此れで良かったよ、ね
[溜息と共に座り込み、独り呟く音は 誰に向けてのものだっただろうか――*]
(43) 2010/07/08(Thu) 04時頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 04時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 05時頃
|
―教会―
[足を踏み入れれば、嗅ぎなれない血臭がした。]
ああ……ヴェスは、
誰かに殺されただか?
[悲劇な…とそこに蹲った時、まだ死ぬには早すぎた命の声が響き渡ってくる……。]
ああ 病気でね、 な。
誰に……。
[だが、その顔、メアリーという娘とともにあったからか。そこまで苦悶に満ちているようには感じなかった。]
(44) 2010/07/08(Thu) 05時頃
|
|
[それから遺体を丁寧に並べる。 ヴェスの顔を見てから、メアリーを見て…]
――…おめ…好きだっでいっでだもんな。 最期は一緒にいれで、よかっただな?
[いつかメアリーが墓に来たとき、ふと、そんなことを漏らしたのを思いだした。]
ちょっどまっでろ。でっがい奴、あっただ…。
[そして、教会の倉庫に向かうと、大きめの棺を抱えてくる。 それにまずヴェスを寝かせたあと、その横に、メアリーを寝かせた。]
ちょっと狭いがもだんべが…。そういうのもえええだ。 一緒に寝るといいだよ。
[それから、庭に出ると花をいくつか摘んで、棺に戻り、彼らに添える。]
白い花だ。名前はしらねが…。
(45) 2010/07/08(Thu) 05時半頃
|
墓堀 ギリアンは、きっとその時にセシルとミッシェルは現れただろう。
2010/07/08(Thu) 05時半頃
|
[ヴェスパタインの工房から離れた後]
ギリアンだっていつまでも元気な訳じゃねーんだ、ろ…し………?
[考え事に思わず口元を覆った手が、微妙に痺れ細かく震えているのを、ふと知って]
……あ?
[明らかに自らの意思ではない。 残された時間を示す自らの魂の蝋燭が、安定を失い始めた証だと知って呆然と]
マジ、かよ?
(46) 2010/07/08(Thu) 05時半頃
|
|
イヤ。 お願い、母さん今は、今はまだダメ…
[泣きそうな顔で震える手を見つめて、頭を小さく左右に振った]
何もまだ、出来てねぇんだ 兄さんにまだ、謝ってない、伝えてない、恩返しも、罪滅ぼしも出来てないの!
[必死の形相で墓地へ向けて走り出した]
(47) 2010/07/08(Thu) 05時半頃
|
|
ー 墓地 ー [全力疾走してきた先にギリアンはいただろうか。 いなければ手近な場所にある塒にも顔を出し、切羽詰まった声で尋ねる]
ヴェスパタイン知らねーか、 探してんだ!
[手の届く場所にギリアンもいなければ、墓を掘りにきた人間をふん捕まえて]
ギリアンかヴェスパタイン知らねー!? 探してんだ、知ってたら教えてくれ頼む!
[何の情報を得られなくとも、ヴェスパタインの死を知っても、打ちひしがれた顔で嵐の様に去って行く*]
(48) 2010/07/08(Thu) 05時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 06時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 13時頃
|
――墓場――
[道中、それ以上あまり語る事をせぬまま、暫くして墓場に着いた。
朝の時間帯、ギリアンはいただろうか、いたのならラルフが死病に倒れ、グロリアの屋敷に安置されている事を――。 女の身では動かせないので、ギリアンに遺体を墓場に運んで欲しい旨を伝えた。]
ヴェスパタイン――…。
[>>48 自分が殺した名前を聞けば、僅かに表情に翳りを見せる。
ギリアンが彼女に死の事を告げたのなら、そのまま黙し。
居ないのであれば、首を左右に振って、彼が既にこの世の人では無い事を告げただろう。そして、打ちひしがれたようなアイリスが去るのを、声をそれ以上掛けられずに見送った。]
(49) 2010/07/08(Thu) 13時頃
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― 自室 ―
…は
[夢だ。何か夢を見た。 酷く鮮明な、夢―――。]
―――っつ
[鈍痛に支配される頭を押さえる。 薄桃がさらりと揺れて汗が滲む肌に張り付いた。]
誰か、来てた……?
[記憶を揺り起こすように頭を振って。]
(50) 2010/07/08(Thu) 13時半頃
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[窓の外を見遣る。 未だ陽は高い位置に在った。]
おとうさん? おかあさん……?
[何処に言ったのだろうと辺りを見回した。 何処にもその姿は見つけられない。]
あれ、確か。 さっき帰ってきて―――。
[それで? それで、二人は何処へ行ったのだろう。]
(51) 2010/07/08(Thu) 13時半頃
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…。
[恐らく作業場だろうと思考は至る。 されど顔は合わせ辛い。 こんな娘の顔なんて見たく、ないだろうから。 扉の前、そっと立ち上がり]
そうだ―――。
[は、と顔を上げる。]
行かなきゃ。 リンダが。
[そうだ、あの子を。 あの子を、待たせたままじゃいけないから。]
(52) 2010/07/08(Thu) 13時半頃
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― →小さな森 ―
…はっ! ……はっ!
[呼吸も荒く森へと走りこむ姿。 木製の椅子とガーベラが出迎える。 優しい木漏れ日の下、椅子に座り込んだ。]
―――っは
[はあ、と大きく息を吐き出した。 緩やかに整い始める、呼吸。]
っつ……
[鈍痛。 何度も何度も、意識が揺れるのは何故だろう。 その度に、何かが去っていく錯覚。]
(53) 2010/07/08(Thu) 13時半頃
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未だ、かな…
[頭を押さえながら漏らす独り言]
怖い夢、みたんだ 聴いたら ……どんな顔、するかなぁ
[光景を想像し、仄かな笑み]
人が段々、居なくなっていく、夢。 妙に―――、生々しかった、なぁ…
[そうして何時まで、来ぬ相手を待つだろう。 やがて、うつらうつらと見るのは 現実か、夢か。
逢えるのならそれはきっと代えられぬ白昼夢――*]
(54) 2010/07/08(Thu) 14時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 14時頃
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─ 教会 ─
─…ギリさん、セシ兄、連れてきたよ。
[教会に着くと、丁度ギリアンが二人の眠る棺に花を添えてくれているところで。
添えられたその花は、自身が幸せであるという意味を持っていた。 ギリアンがそれを知っていたかどうかは解らないものの、眠りについている二人がそうであったら良いと、知らず涙がまた零れて。]
ギリさん、ありがとう。 綺麗な、花だね。
[こんな形でも、二人が幸せであったなら良いと心から願い、ギリアンに礼を言った。]
(55) 2010/07/08(Thu) 14時頃
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― 広場 ― [ベンチに座って両手を開閉してみる。 まだ何かを軽く握りしめる程度には力が残っているようで]
もうちょっと待って。 せめて謝る時間と…言う時間と、最期に顔見る時間まで待ってよ…母さん
[もう兄の幸せを叶える一助にはなれないのだから。 ならば悔恨と謝罪と愛を伝えるだけのチャンスはほしい*]
しのごの言わずにちゃんとついてくからさ…
(56) 2010/07/08(Thu) 14時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 14時頃
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[その後、墓地へと移動して弔いを終えればギリアンに礼を述べ。
セシルを見上げ、今からどうするの?と問いかけ。]
―…セシ兄、この後用がないなら、うちに来ない?
セシ兄の服、汚しちゃったから。 洗うくらい、させて?
[申し訳ない表情で、そう*申し出た。*]
(57) 2010/07/08(Thu) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 18時頃
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―教会から墓地へ―
[花を飾っていると、セシルとミッシェルが訪れる。 二人がヴェスを見る間に、教会の血は拭っておいた。]
――…じゃ、いくだ。
[蓋をして二人の入った棺を抱える。 セシルが手伝うといえば、それはもちろん手伝ってもらうだ、と言っただろう。]
(58) 2010/07/08(Thu) 20時頃
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―墓地―
[墓穴を掘り、そして、墓石に二人の名前を刻む。 そして、お別れをし、埋葬するまで、やはり結構時間はかかっただろう。
あたりはすっかり暗い。]
――……さ、もう帰るどいいだ。
[セシルとミッシェルにはそう告げて……。 あとは、他の仕事も済ませたあと、
大きな樫の木の下に腰を下ろし、一晩中、墓の声を聴いていた。*]
(59) 2010/07/08(Thu) 20時半頃
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―翌朝・墓地―
[そのまま眠りこけていたところに、ラルフの訃報が届くだろう。 それは、少し予想もしていたから、んだ、と言った。]
――…お嬢さんが看取ってくれただが? なら、よがっだべ。
ほんとうに、ほんどに…。
[そして、ラルフの遺体を迎えに立ち上がる。]
(60) 2010/07/08(Thu) 20時半頃
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>>49
ああ、もちろんやるだべ。それがおでの仕事だ。 ――…いや、今、精一杯やれるごどど、おでの生きてる理由だべ。
[そして、コリーンにはそのあと、少し照れたあと、丁寧に礼をして、グロリアの屋敷に向かった。]
(61) 2010/07/08(Thu) 20時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 20時半頃
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[>>61 すこし照れたように見えるギリアンに気付けば――。 仄かに笑みを戻して。]
ありがとう。
ギリアンさんが、ね。この村に……。 今、居てくれるだけで、本当に嬉しいの。
[生きてる理由を語るギリアン。 女は、この死に覆われた村に彼がいてくれる、それだけでも嬉しいと感じながら。
傍のグロリアを労わりながら、彼女の屋敷へと共に向かって――。]
(62) 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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― 自宅 ―
[昨夜、眠りに落ちたのは月が大分傾いた頃。 深い眠りを経て、男が目を覚ましたのは妹より随分後の事。]
ん……。
[ごろりと寝返りを打って、瞳をゆっくり開いた。 暫く夢うつつにまどろんで。 漸く隣に居た妹が居ない事を認識した。 覚えるのは安堵。]
…今日も無事、か。
[静かに独りごちて、机に向かいメモ帳を開く。 ペンを動かしたのも束の間、手を止めてポケットにメモとペンを仕舞うと階下へ降りていった。 台所から適当な食物を片手に摘んで居間へ顔を出せば、書置き>>3:165に目を留めた。]
(63) 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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ヴェス?
[手にした食物の最後の一切れを口に運んで、メモを元の位置へ戻す。 昨日見た憔悴した様子のヴェス。 その姿を思い出すと男も何だか心配になり、妹と同じく家を出る事にした。
よく晴れた日の午後。 男の心に薄い雨雲が漂いはじめるのは――――もうすぐ後の事。**]
(64) 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 21時半頃
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― 教会 ―
――。
[大男が自らの抜け殻と、メアリーの亡骸をともに棺に収めた。凶相に似合わぬ温もりを湛えた表情で、男は白い花を捧げた。
――幸福の花。
そこには確かな祈りが込められていて。 男は茫洋とした表情で兄と、幼馴染の姿を眺めていた]
(+1) 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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[助力を申し出てくれたペラジーに、ありがとうございます、と礼を述べ。 話が、『眠り姫』にちらりと及べば。 詳しい経緯は知らないけれど、その名をつけた者について、暫し思考するけれど、表情に出るわけでもなく。
2人して不思議そうな顔をするのに、柔く笑み。 軒先を辞去すれば、教会へ向かい]
(65) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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……ありがとう、ございます。何から何まで。
[ひとつの棺に収まり、白い花に飾られてゆく、弟と、その想い人。 寄り添って眠るふたりは、月明かりに照らされて、しあわせな朝を迎えた恋人同士のように見え。
涙を流すミッシェルを、ぽんぽん撫でてから。 起こさぬよう気遣うような弱さで、弟を撫で。 ヴェスをよろしくお願いします、とは傍らのメアリーへ。 おやすみ、とは弟へ。
それぞれ告げれば、棺から離れ。 ギリアンが綺麗にしてくれたのか、清められた跡のある床を歩き、楽譜立てから絵姿を取り、懐に戻すと]
(66) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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はい。……はは、お見通し、ですね。
[棺の蓋をするギリアンに、手伝うと言えば勿論と返されてしまって。 柔く笑んで、困ったような、けれどいつも通りでもある笑い声を漏らして眉を下げれば、反対の端へ回り。
2人分ということを差し引いても。 抱え上げて遊んでいられたあの頃とは、違いすぎる重みを感じながら。 墓地への道程を、ただ無言で歩き]
(67) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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……っわ、申し訳ありません。
[夕暮れも過ぎれば、慣れぬ墓場で足場が分からず。 運ぶ間も、あるいは掘るのを手伝う為に、道具を探しに動いた僅かな距離でも。 誰か、掘って、埋めたのだろう、柔らかく真新しい土の痕を幾度か踏んでしまい。 足元へ、同じ数だけ頭を下げることになった]
(68) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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…… 、
[安らかに、と心うちで祈り。 弟と、もう一つの名を記した墓前に手を合わせる頃には、夜中も良いところ。 ありがとうございました、ともう一度ギリアンへ礼を述べてから、その言葉>>59に頷き、踵を返すと]
……ああ、
[その墓に、名は見えなかった。 ただ、目印のように在る手袋は。
安らかに、と。 葉巻を探せなくて申し訳なかったです、と。 二言呟いて頭を下げ。墓地を後にすれば]
(69) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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……ん。分かった。
[ミッシェルの申し出>>57に、気にするな、と言おうとしたが。 そうしたいなら、と言葉を留め。頷いて伺うのだった]
(70) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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[兄と幼馴染はなんと言葉をかわしただろう? 兄はなんといって男を送っていた?
だん、だん、だん
棺に釘を打ち付ける音。 男は膝に肘を預け、前傾姿勢のまま座して動かなかった。 ギリアンが隣をすり抜けていく。 やがて扉の軋む音が立ち、月灯りが射し込んでくる。 大男の黒い影が、闇夜にくっきりと浮かび上がった]
――。
[扉の閉まる音。 男は身じろきもしなかった。 やがて、月が落ち、夜が明けて]
――何処の地獄だ、ここは。
[搾り出すように、呟いた]
(+2) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 22時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 22時頃
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――石畳の道――
[墓場から、ギリアン、グロリアと共に彼女の屋敷へ向かう最中。
憔悴しきった態の残り少なくなった自警団の面々と出会った。村はずれの小川の近く道でオスカーの死体>>4が発見され、その遺体を回収しに向かうらしい。]
そう、オスカーさんが……。
[深く静かな声で、己の手で生を奪った者の名を紡ぐ。 彼のような若い人が、この村で最後まで残されるのは可哀相で――]
――…。
[何れ、彼の遺体は自警団の手により、墓場へと運ばれて往くだろう。]
(71) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
|
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―石畳の道―
[2頭だけになった馬の世話を終え酒場に戻る途中、コリーンと達と話しをする自警団の面々を見かけ脚を止める。 巡回時より多人数で行動している彼らを見て何かあったのだと何となく想像した。]
(72) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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[風のようにふわりと、街の上を漂って、 あちこちに満ちる悲しみを静かに見守る。]
…ヴェス? [見覚えのある姿に、首を傾げる。 夢の中で見た、無残に壊された扉をふと思い出した。]
(+3) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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>>71
何かあったのかな?
[会話を終え村はずれへ向かう団員の背を見送れば入れ違いに3人へと声を掛ける。改めて見れば何か珍しい組み合わせだと3人の顔を見回した。]
(73) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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─ 墓地 ─
ギリさん、ありがとう。 こんな遅くまで、ごめんね。
[弔いが終わり、ギリアンからもう帰るといいと言われると、お礼と謝罪を述べて。 踵を返したセシルの小さな声に、自分も彼の視線を追うと。 皮肉屋で優しかった、その人が身につけていた手袋が置かれている墓があり。
また、泣きそうになりながら、笑顔で小さく声をかけた。]
─…おじちゃん。 あのお酒、おいしかったよ。 ソフィも、おいしいって言ってた。
ありがとう。
[そう礼を言って、セシルと二人墓地を後にした。]
(74) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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─ →自宅 ─
[自分の申し出に頷いてくれたセシルと二人、何を話すでもなく歩き。
自宅に着くとまず手を洗ってから、セシルの手や顔も洗うように水桶とタオルを用意した。]
セシ兄、これ使ってて。 私、着替え用意してくるから。
[そういうと、今は使っていない部屋に入りほどなく一対の作業着を持ってきた。]
はい、これに着替えて? お義父さんのだからちょっと大きいかもだけど。 紐で留めるのだから、着れると思う。
私、あっちで先に洗ってるから、着替え終わったら服持ってきて?
[そういうと、工房を指差し、そのままそちらへと向かった。]
(75) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
|
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[男はメアリーの姿を探しに行こうとはしていなかった。 ただ教会の椅子からじっと動かずに一日を過ごしていた。
どれほど時間が経っただろう。 呼び掛けられたような言葉にぬるりと顔を上げた]
――。
[背凭れに寄りかかる。気怠げに髪を掻き上げる。
皮肉げな表情。
どうやら死しても同じ仕草をしているのにおかしみを覚えたようだった。 ついと視線を向ける。先を促すように]
(+4) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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― 石畳の道 ―
―――…ん。
[ヴェスの工房へ向かう途中。 道中に留まる人々の姿>>71>>73に目をやった。]
…何やってんだよ?
[不思議な組み合わせの集団に歩み寄り、眉を寄せて首を傾げた。 一体何事やら、と。]
(76) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[>>73 ペラジーの珍しい組み合わせと謂う表情で見回すのに。 ラルフが死病により、グロリアの屋敷で眠っている事を、その遺体をギリアンの墓地に運ぶためにと事情を告げて。
ラルフの墓前で彼に告げたい事があるので、同行している旨を女は明かす。]
オスカーさん、が……。 小川に近い場所で、……見つかったみたいなの。
[自警団の事について、尋ねられれば。 その翡色の瞳を僅かに逸らしながら。
暗にオスカーが殺害されたと、告げて。]
(77) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[工房に入って、着ていた服を全部脱ぎ。 髪と顔を洗って、肌についた血を全部落としてから身体を拭くのもそこそこに、着替えの服を着て。
小さく息をついて、血で染まった服を見下ろした。
これだけの血が、流れたのだと思うと。 今更ながら、怖くて、悲しくて。 知らず、自分の身体を抱くように縮こまって。]
(78) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[いつもどおりのようで、それでいて何処か空虚な雰囲気に見えたから。 何だか心配で、近くへと降り立つ。]
ヴェスは…もういいの?
[何がとはあえて言わぬ、シンプルな問い。]
(+5) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>77
そっか……。 オスカーはヴェスと「同じ」なのかな? それで、大分意味が違うけど……。
[病による死は予想できたけれど 更に殺害される人物が現れるのは予想外だった様子で瞬く。 葬儀の準備の為に屋敷に途中で足を止めさせるのも悪いので自分も共に屋敷へ歩き始めた。]
(79) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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受付 アイリスは、ベンチの上にごろりと横になって空を見つめている
2010/07/08(Thu) 23時頃
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─…死んだら、それまで…なんだ。
[桶にたまった水を流して、もう一度汲み直し。
そういえばこのスカート、裾縫い直さなきゃなぁ、などとぼんやり思いながら溜まっていく水をただ見つめていて。]
(80) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>76
私は通りがかり。 3人は葬儀の準備だね……。
そっちはどうしたの? 「ひとり」、で……。
[訝しげに問いかけてくる彼に簡素に返答を返す。]
(81) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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― アレヴィ家 ―
ん。
[てきぱきと用意される道具を受け取り、言われるまま手を清めていれば、作業着を差し出され。 幾度と無く響いた怒声を、聞き飽きただろう水場を指差されれば、頷き]
……少し、妙な感じだ。
[いつもは、この家に来る時は、自分が面倒を見る側で。 用意されるのが、何だか可笑しく、着慣れぬ衣服をしげしげ見つめながら、少し笑い。
ミッシェルが出て行けば着替えをするものの。 肩がずり落ちて長すぎる袖を、ぱたぱたと目の前で振ってみて、何だかな、という表情。 ウエストは紐で締め上げたものの、ズボンもぶかぶかで、いたたまれない]
(82) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[しかし洗い終わるまでの格好だし と。 折り曲げてもずり落ちてきてしまうズボンに、不規則な布擦れを訴えさせながら、示されたほうへ向かうと]
おい、 ?
[水面を見つめたまま、ぼうっとしているミッシェルの横から。 溢れそうな水を止めようと、手を伸ばした]
(83) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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――
[ラドルフの言葉を聞き、虚空に視線を移す。 長い時間を掛けて、男は呟いた]
あの娘は、最期まで祈りを欠かさなかった。 けれど僕は――
[く、と唇を歪める]
そういうことなのかもしれないな?
僕は死んだのか……よく分からなくなる。 第二の生を受けたのではないか。 そんな気すらしてくる。
(+6) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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─…あ、セシ兄? って、あ。
[声をかけられると、ようやく気付いたようにはっとして。 伸ばされた手に止められると、ごめん、と謝ってセシルの方を見て、その格好に思わずふふ、と笑みを零して。]
やっぱりおっきかったね。
[そんなことを言って、首をかしげ。 着てたのちょうだい?と手を伸ばした。]
(84) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>79 そう、らしいわね……。
[二人を手にかけたのは己で。 同じ――、でも同時に同じでも無くて――。
ヴェスパタインに向けられたのと、オスカーに向けられたもの。その根底に在るものは、同じかも知れないけれど。
サイラスと、ヴェスパタインの名前に浮かぶ情景。]
そう、アイリスさんが――…。 [気付いたように、墓場でヴェスを探していたアイリスと出会い、直ぐに別れた事。アイリスに僅かに不安を感じた事をサイラスに告げる。]
(85) 2010/07/08(Thu) 23時頃
|
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そう、か。
[ラルフが逝った事を耳にすると少し目を伏せて。 何か手伝える事はあるかと尋ねようとしたが。]
―――…っ、オスカーが?
[言い淀むコリーンの様子に、ひやりと背中が冷えた気がした。 ペラジー>>81に問われ、答えようとしたが。 彼女の口から零れた言葉>>79に目を細める。]
ヴェスと「同じ」…? おい、どういう意味だよそれ。
[ヴェスの死を未だ知らぬ男。 面々から回答はあったか。 どちらにせよ、男は共に屋敷に行く事はせず。 顔を顰めて駆け出した。]
(86) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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…そっか。
[隣に腰掛け、見上げるステンドグラスはまばゆい極彩色。]
死んだら、何もかも終わって無くなっちゃうんだって思ってたけど、 案外…違うんだね。
(+7) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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―道すがら―
[グロリアの屋敷に向かっていると、 サイラスとペラジーが何があったとたずねてきた。]
ヴェスは死んだだよ。 そして、ラルフも死んだだよ。
[答えられる部分は答えた。]
オスカーも、だっぺが…。
(87) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>86 ヴェスと同じく首元をさっくり? 病気で滅びようとしている村で人を殺して回ってる奴が居るといるみたい。
自警団員も少なくなってるし、あまりやる気も感じられないから病死する前に殺されたくないなら気をつけてね。
[かけ出してゆく彼に暢気手を振って見送った]
(88) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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……鍛えてる筋肉が違うんだ。
[笑われれば、少しむくれたような表情で目を逸らし。 所々に赤がうつった程度の服を、差し出された手に載せれば]
…… 、
[空いた手は、一緒に渡されていたタオルを手にし。 ろくに乾かされていない髪を、わしわし拭いた]
(89) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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墓堀 ギリアンは、コリーン、サイラス、ペラの話を聴きながら、目的地へ。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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お義父さん体おっきかったから。 セシ兄が着てぶっかぶかなのは当たり前じゃない。
って、わっ!?
[珍しく子供みたいな顔を見せるセシルに首を傾げながら、笑って服を受け取ると。 急にタオルで髪を拭かれ、驚いて声をあげ。 タオルごしに恨めしげな視線を向けた。]
ちょ、もっと優しく拭いてくれてもいいんじゃないの?
(90) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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>>85 >>87
ほっといても死んじゃうのに、なんでワザワザ殺すのかな。 確実に殺したいかのように……。 恨みかな? それとも殺人が好きとかそんな人が居て、この機会を利用してるのかな。
どう、思う?
[道すがら3人の横顔を覗き見るようにして問う。 思い出すのは、今不安げに揺れる翠とは対照的な血のような紅を見せた彼女だった。]
(91) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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[ペラジー>>88の言葉に、眸が昏く翳るも。 顔を顰め駆け出すサイラスには]
アイリスさん、を探してあげて。
[強く、声を掛けて見送った]
(92) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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そうだな……
何の罰だ? こうして滅びを突き付けられて。
その後は?
[大きな手で顔を覆う。大きく、息を吐いた]
――ふ。 僕らはずっとこのままか?
(+8) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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――……ここ、は。
[ゆっくりと、意識が覚醒していくのを感じる。 開いた視界に映るのは、いつも通りな村の風景。]
いや、いつもどおり、ではないか。
[異様なまでに静まり返った景色。 全てが止まったかのように、何一つ物音もない。]
――……。
[無言で、喉元に手を遣る。]
そうか。死ぬってのは、こんなもんか。
[ふと、空を見上げる。 雲は動くことなく空に浮かんでいた。]
(+9) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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っの、馬鹿どこにいんだよ―――!
[言われなくても、とコリーン>>92へ返し、挨拶もそこそこに駆け出すと、手当たり次第に妹が居そうな場所を当たっていく。 コリーンの話>>85も気がかりだが、ペラジーの話>>88が耳について離れない。 一番あってほしくない事ばかりが頭の中を回る。
ここでもない、ここも違う、と幾つか巡った頃。]
は…、… はぁ… は…っ
―――――ッ!?おい!
[広場のベンチに横たわる妹の姿を見つけ、大きな声で呼びかけながら妹へと近寄った。]
(93) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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[宙に向かって伸ばした手をわきわきと握ったり広げたり]
……やっぱ鈍くなってくるな。 まあ、当たり前か。
[少しずつ、握る力も押し広げる力も弱くなってきていた]
ここで動けなくなったら、鳥に食われたりとかすんのかな。
(94) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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受付 アイリスは、薬屋 サイラスの声に気づいて上半身を起こした。よっこらせ。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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………んなこと分かってる。
[事も無げにそう言って、首を傾げてみせるミッシェルに、更に不本意な表情を示す。 これで、20もとうに過ぎた大の男が、まるきり子供のような状態になっている不本意さを説明しようものなら。 更に、分からないというような表情をされるか、笑われるかだろうから。
無言で、わしわしわし、と手を緩めぬまま、髪を拭きあげてしまい]
優しくされたかったら、優しくしとけ。 丁寧に扱われてる髪だったら、おれだって相応に扱うさ。
[十分に湿気ったタオルを、ぽふりと畳んで、洗い物だろう横へ置いた]
(95) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
|
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>>91 この村に、殺人が好きな人なんて居ないわ。
[強く、頭を振って] 殺されたヴェスパタインさんは、――。 ピッパさんのことを、呪われたと村で噂していたみたいね……。 その怨みであんな事をする、かしら?
[覗き見るようなその眼差しを、確りと見詰め返し。]
(96) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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どうなんだろうね… 善い行いをした人は、神の国に迎え入れられるのかな?
どうせ、僕は…行けないんだろうけどね。 [俯いて、薄い笑みは諦観。]
(+10) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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おま、…何…やって 、だよ…
[息を切らせ、肩を揺らしながら妹を見る。 むくりと起き上がった姿には心底ほっとした。 額の汗を拭うと、呼吸を整えながら。]
……おら。帰んぞ。
[簡素にそれだけ一言。]
(97) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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そう?
[変わらず不本意そうな表情のセシルを見てきょとんとするも、それ以上は言わず。 結局変わらぬ強さで髪を拭かれると、む〜…と見上げたものの、ありがとう、と礼は言って。]
─…丁寧に扱ったって、見て欲しい人に見てもらえなきゃ意味ないじゃない。
[そう、小さく呟いた。]
(98) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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[そのまま無言でセシルの服を洗い始め。
しばらくは水音しかさせていなかったが、不意に。]
ねぇ、セシ兄?
昼間聞いたこと、覚えてる?
[傍にいたい人、いて欲しい人は、いるかと聞いたことを。 顔は向けぬまま、そう問いかけて。]
セシ兄が、傍にいたい…居て欲しいって思う人は、誰?
(99) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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─…私が、傍にいてほしいのは…
傍に、いたいのは。
[問いかけたものの、返事をきくのは怖くて。
答えを待たずに、言葉を続けた。]
─…セシ兄、だよ。
(100) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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何って、ヴェス探しにきたんだよ。 …ひと足遅かったっぽいけどさ
[あらよっと、と勢いをつけてベンチから離れる。 とっとっ、とよろめいたような、サイラスの胸に倒れ込んだような。 よりかかり、彼の上着を掴んで背に腕を回した]
いい天気だからさ、空も見てたんだよ アイツもいるのかと思って。
(101) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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飾り職 ミッシェルは、水桶から視線を外さぬまま、洗う手も止めぬまま呟いて。
2010/07/08(Thu) 23時半頃
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>>96
そうだったら良いと思う。 殺人好きが居ないにしても同じ手段で殺されたヒトが居るのはかわりない……困った、ね。
ヴェスはそんな事を言ってたんだ。
[初耳なのか意外そうに瞬いた]
ピッパ? 彼女は……思い出を抱いて死を待ってるような人に見えるよ。 それが理由ならソフィアの方がまだ可能性がありそう。
他は……何かないのかな?
[見つめ返されれば逃れるように視線は地面に落ちる。 少ない情報で色々と考えながら不穏当な事を淡々と呟いた。]
(102) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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僕も罪深いってことか。
――それであの娘が救われたのなら、まだ救いがあるさ。
[自嘲の笑みを浮かべ、口角をつり上げる]
ここは教会だから…… 懺悔すればきいてくれるかも知れないな?
手遅れかも知れないが。
(+11) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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……、…っと。
[一足遅かったとの言葉には眉を寄せて口を曲げる。 よろめいて倒れこむ身体はしっかりと受け止めて。 背に回る腕には瞬きをしたが。]
アイツの事だから、メアリーの事でも追っかけてんじゃねえの。
[ぽんぽんと頭を撫でながら、肩を竦める。]
そういや、…オスカーとラルフも…逝ったんだってな。
[オスカーが殺された、という事は言わない。]
(103) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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[どういたしまして、と手を離し。 ミッシェルが洗ってくれるのなら、此処で突っ立っていても邪魔だろうから、向こうに戻っていようかと踵を返しかけ]
……―、 …お前 は…、
[ちいさな呟き>>98に。 少しだけ、困ったような、躊躇うような。 そんな表情で、手を伸ばしかけ。
結局は、何処へ触れることも無く。 また、余った布を引き摺らせながら、戻ろうとして]
(104) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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>>102 ええ、小さな村ですもの。 いろいろと噂はすぐ広がる、わ。
[翡色をさらに深くさせてから、遠くを見据える。]
そう、よ……。 怨みで人を殺す人も、この村には居ないの。
[ピッパは違うとペラジーが語るのを聞けば、頷いて。ソフィアの名前を聞けば、彼女もそんな人では無い――と、静かに、それでいて強く告げてと]
ペラジーさん、は――…。 ヴェスパタインさんや、オスカーさんを殺害した人を探しているの?
[逆に問うた]
(105) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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昼? ……ああ、
[答えるに答えられぬまま。 中途になった問いは記憶から忘れられるほど遠くもなく、軽く頷き]
…―― 、 …… …。
[息継ぐ間も無く、口にされた自分の名に。 幾度か、言葉を返そうとして、幾度も失敗し。
結局、]
(106) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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|
……そう、か。
[自分が居て欲しいのは、彼女だとも。 そうでないとも。
あるいは、彼女がそう想っているのを、知っていたとも。 知らなかったとも。
何も返さず、ただ、目を伏せて呟いた]
(107) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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ははッ、そーかもな。 またフラれてウチに来るぜ、きっと。
………そっか。あいつらも、逝っちまったかぁ……
[小さくため息をついた。 衣服を掴んでいた手と背中に回した腕を、彼の項へゆっくり移動させる。 目と鼻の先に兄の顔を捉えて、小首を傾げ艶かしく問う]
なあ、昨日の夜、あたしが「そういう意味だからあたしを抱け」って言ったら、抱いてくれたのか?
(108) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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メアリーかぁ…。
[ポツリと呟いて、目を伏せて。]
メアリーなら、きっといけるよ。 …きっと、ね。
(+12) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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|
ごめん、ね。
セシ兄のこと、困らせるってわかってたけど。 ただの妹って思ってるって、わかってたけど。
それでも、言いたかったんだ。
[セシルの顔は、見れなくて。 泣きそうになるのを堪えて、笑顔を作って。]
本当は、言わないでおこうって思ったの。 セシ兄に、迷惑かけないように、セシ兄が行きたいとこいけるように、心配かけないように。
頑張ろうって、思ったの。
でも、無理だった。 セシ兄に、会えなくなるのも、撫でてもらえないのも、辛かった。
(109) 2010/07/09(Fri) 00時頃
|
|
セシ兄が、あのひとと一緒に帰って来た時に。
私とヴェスだけのお兄ちゃんじゃないんだって、初めてわかって。
それからずっと、気付かない振り、してたんだ。 そしたら、セシ兄はずっと、笑ってくれるから。
セシ兄のこと、お兄ちゃんって思っていられたら、きっと。
困らせなくて、すんだのに。
ごめん、なさい。
[いつしか服を洗う手は止まって。 顔を伏せたまま、小さな声で謝って。]
(110) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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…訳のわからねえ事ばっか並べて、怪しい動きしながらだろ。
[ぼんやりと在りし日のヴェスを思い浮かべて苦笑する。]
つか、お前いつまで―――
[そうしてるつもりだよ、と言葉を続けようとしたが声は紡がれない。]
――――…は?
[項へと滑る腕。近づく顔、小首を傾げる仕草。 問いかけに返せたのは、間抜けな一音。 驚いたように瞬きをして。]
……阿呆。
[口を曲げると、フイと視線をそらした。]
(111) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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だからピッパは人気の無い墓地に居たのかな。
そんな人は居ない? 断言できるんだね。
[断言する様子に意外そうに首を傾げる]
こんな状況だから殺人だとわかっても身近な所から被害がでないかぎり真剣に探す人は少なそう。 自警団の人達だって残り少ない時間を自分達の為につかいたそうだし。
私は家族や恋人みたいに1秒1分でも惜しむように一緒に居たい人が居ないから……先は短いのに短い時間の使い道が無いから、こういう使い方をしているだけ。
[問われればそんな答えを返した]
(112) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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セシ兄のこと。
男の人として、好きになって、ごめんね。
[セシルの顔は、見れないまま、そう言って。
じゃぶ、と。また水音を立てた。]
(113) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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[思わずぷっと吹き出した]
馬鹿だな。 嘘でもいいから、「当たり前だ」とかくらい言えよなぁ。
[頬に手を添えて、顔を動かさないように固定して。 ゆっくりと兄の唇に自分の唇を重ねようと。 抵抗されれば自分の態勢を咄嗟に整えられる程の力はもう残っておらず、たたらを踏んで地面に伏し倒れる。 抵抗されなければそのまま、唇で唇を塞いだ]
唐変木。
(114) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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ええ――…。 この静かな村に、殺人を愉しむ人がいたのなら、そんな兆候は出ていたのでなくて?
誰かが急に居なくなる、など。
怨みにしても、ペラジーさんも同意するように、いないでしょ?
[首を傾げる彼女に、諭すように告げて]
そう、一緒にいたい人は居ないの……。 [その言葉に、胸の奥は痛み。 彼女に、続く言葉を投げようと思ったけれど。何かを感じている様子の彼女。以前と同じように再び怯えさせてしまっては、と躊躇い。そのまま続く言葉を飲み込んで。]
(115) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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…んだよ。 笑うとこじゃねえだろが。
[ムス、と眉を寄せたまま視線を戻す。]
嘘でもいいからって、おま…、え?
[項から今度は頬へ手が伸びる。]
っむ…――――。
[何事かと。 一瞬事態を把握出来なかった。 伝わるのは柔らかな感触と、ぬくもり。 触れて、離れて。 妹の声は耳に入らず、ぽかんと口を開けたまま立ち尽くした。]
(116) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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|
そうならいい。 そうであればいい。
そして――その気持ちが変わらぬうちに僕も逝ければいいのに。
[いつか、彼女がいないこと。 そのことに対する絶望に塗り潰される―― そんなことを示唆して]
――何のしがらみもないのなら。 そう思ったことすらあったというのに。
[ゆらりと身体を起こし、ついと視線を向けて]
僕はもう行く。 観たいものもあるしな。
[そう水を向けた]
(+13) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
……何で、お前が謝る。
[水面に向けられたままの表情は窺えないけれど。 押し殺された声の震えは、易く聞き取れる。
自分にとっては、『声』を拾って初めて知ったばかりのこと。 戸惑ったし、驚いたけれど、それに心中を乱されるようになってから、ほんの十数時間。
けれど彼女は、ずっと、ずっと。 あの日、既に病に冒されていたあのひとを連れて帰郷した日から、なのだとしたら。
どれだけ、どんな、思いをしていたのか。
……分からないわけは無い。 かつて、同じ想いを、自分もしていたのだから]
(117) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
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謝るな。お前が、何の悪いことをしたって言うんだ。 ……むしろ、あれだ、さっさと気づけよ朴念仁とか、怒るところじゃないのか。
[此方に向かない視線を合わせるように、ミッシェルの前にしゃがみこみ。 ぽん、とその頭を撫で]
……お前のことを、愛してるよ。たぶん、誰より一番。 大事にしたいし、そうしてきたつもりだし、お前が望むことは、叶えてやりたい。
そう思ってたし、思ってる。
[ただ、それは。 恋ではないと、それだけは。
叶えてやれないと、今は作業着の裏側に納められている絵姿を撫で。 ごめんな、ともう一度呟いて、わらう]
(118) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
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うん。 [小さくうなづいて、立ち上がる。]
…お嬢様、どうしてるかな。 セシルも…ミッシェルもコリーンもアイリスも……
泣いてなきゃ、いいな。
(+14) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
じゃあそんな人は居なかった、と。 ……うん。 それなら「何で?」って事になるけど、解らないよね。
単純にヴェスとオスカーが同じように殺されただけって状況しかわからない、か。 動機が解らないから、まだ続くのか二人だけで止むのかもわからない。
[諭すような彼女の言葉に乗る様子を見せるが、言葉を続けて首かしげた。]
あと、4,5年後だったら家族とか居たかもしれないけどね。 残念な事にちょっと早かったみたい。
コリーンは? 一緒に居たい人は居ないの?
[同情されたと思ったのか 出来る限り軽い調子で微苦笑と言葉を返した。]
(119) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
[やれやれ、と首を小さく振って]
馬ー鹿。 …………ちゃんと味わっとけよ
[フフと笑って離れ、家の方へ向かって軽く駆け出した。 が、さほども走りきらないで、足をもつれさせて地面に倒れた]
ぅあっ…
[起き上がろうにも腕に力が入らず、もがく]
(120) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
─…セシ兄は、やさしい、から。
だから、ずっと、あまえてきたの。 それ以上、のぞんだら、いけないって…っ
だ、から。
ごめん、なさい。 そんな、顔、させたかったわけじゃ、ない、の。
[視線を合わせ自分を見る顔も、頭を撫でるその手も。 ずっと大好きで、それだけで幸せで。
だからこそ、悲しかった。
優しいこの人を、困らせているのが、苦しかった。]
(121) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
そうね――…。 時は残されていないわ。 私達には、――…。
[軽く、微苦笑交じりだったけれど。己の事を問う彼女に、眸が揺れる。
焦がれるほど、逢いたかったあの人とは逢えない。永久に――。残酷な問い。
でも、死病の症状が現れたとしたならば――。
最期の時を過ごしたい人はいて。その翡色の眸は、横にいるギリアンを、気付くか気付かない程度の瞬転の間、揺らぐように動いて。]
私が、許されるの、なら――…。
[その名は告げずに、儚げに答えて]
(122) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
……、…っの
[味わっとけ、との言葉に漸く何が起こったのか理解して。 思い切り口を曲げたが]
馬鹿…何やってん……、…
[走り出したかと思えば転倒する妹。 呆れた顔をしながら近寄るも、様子がおかしい事に気がついた。 痞えが取れたはずの胸に、影が差し始め。]
お前…、まさか
[鼓動が、速くなっていく。]
(123) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
― 回想 ―
――そうですわね。 何時も居ると思った声が。 もう、聞こえないのは…悲しいものですわ。
だから、見えなくしてしまいたかったのかもしれないわね。
[今頃、他の使用人たちは何をしているのだろうか。 寧ろ、生きながらえているのだろうか。 それすらも分からずにいることは…心の平安を保つことと繋がるのだろうか]
――ラルフの…?
[身近な者。彼からは話を聞いたことはなくて、目を瞬かせるのみ。 コリーンが語らなくとも、問うことはしなかった]
(124) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
わた、し。
だいじょうぶ、だから。
だから、セシ兄は、気にしないで。
いまの、忘れて。
[涙が零れそうで、喉が痛い。 けれど、それを堪えて笑顔を作り、そう、妹の顔をした。]
(125) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
― 回想 ―
[墓場まで着けば、ギリアンの姿を探す… ギリアンの言葉に、ふ、と小さく影を落として]
――良かったのかしら。 まだ…今でも、分かりませんわ。
でも。 私にとっては…良かったのかも、知れませんわ。
[ギリアンが立ち上がり、屋敷へと向かえば]
――感謝いたしますわ。
[生きている理由。そう話すギリアンに、何処か、羨望の色を乗せた視線を向けた]
(126) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
― 回想 ―
[屋敷へと向かう途中、自警団員と会いオスカーの死を知る]
――。
[悲しげに頭を振ると、小さく祈りの言葉を]
――ペラジー様。
[入れ違いに現れたペラジーに軽く礼をして。コリーンに説明を任し、自身は日傘で視線を隠した。 サイラスの去り行く姿を見つめていたようだったが…]
私には…分かりませんわ。 一緒に逝く、というのであれば。まだ、分かりますけれども。
[ペラジーにはそう、呟くように言う]
― 回想終了 ―
(127) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
…おーい。 馬鹿兄貴、どう見てもあたし困ってんだろ。 助けろよ。
[自力で起き上がることを諦めて地面に伏したまま言った。 心なしか、呼吸も辛い]
……はぁ…… 母さんが呼んでるみたい。 父さん迎えに来たついでに、あたしも、ってさ。
(128) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
だから。謝るなって。
[優しい、と繰り返す自分こそ優しいのだと、どうして気づかないのだろう。 水に浸された手を引いて、『いつも』の振りをしようとするミッシェルを、ぎゅう、と抱きしめる。 暴れようが何をしようが、お構いなく]
甘えろよ。いつ駄目だって言った。 顔なんてな、女の子じゃあるまいし、気にするな。どうせこうすれば見えないし。
……こんな時に、遠慮なんてするな。 本当は、本当の事を言わずに、おれもお前が好きだよ、とか言ってやれば良かったのかもしれないけど、こうして、おれはおれの譲れない我侭を通してる。
……だから、お前も。おれに、まだ出来ることがあるなら、遠慮なんてしてくれるな。 忘れろとか、大丈夫とか。そういうのは、もうちょっと大人になってからにしとけ。
(129) 2010/07/09(Fri) 00時半頃
|
|
[コリーンとペラジーの不穏な会話に、緩く頭を振るのみ]
殺しても…その方の生を縮めるだけですわ。 何かをしようとしていたのかもしれない。 何かをしたのかもしれない。
――その方の望みであるならば…仕方ないことなのかも知れませんが…
[日傘を持ち直すと、コリーンの様子に淡い笑みを向けた]
――…一緒に、いれると、良いですわね。
[その願いでさえも、今はどうかは分からぬから。 尊い感情に当たり障りのない言葉しかかけることは出来ず]
(130) 2010/07/09(Fri) 01時頃
|
|
―― 大通り ――
[はたり、と、数少ない自警団員に出会った。 目元をこすって、小首を傾げる。 オスカーが殺された件、で話を聞いて回っているらしかった]
……、私は、何も。
[知らない、というようにかぶりを振って それを鵜呑みにし、去っていく自警団員の背を見つめた。]
オスカー……
(131) 2010/07/09(Fri) 01時頃
|
|
兄さんの幸せ、少しでも手伝えればって思ったけど、ムリだった。 散々迷惑かけて、世話になってさー… 恩返しも何も出来ずに逝くのは、まあ日頃の行い悪い妹のことだからって諦めてよ。
[えへら、と力ない微笑を]
心臓、一緒に止めらんなかった。 …嘘ついちまったなぁ… 父さん母さんと一緒に、待ってるよ。 一人だけ残すことになって……ほんと…ごめん……
……愛してる……サイラス。 兄としても、…おとこのひととしても。
(132) 2010/07/09(Fri) 01時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/09(Fri) 01時頃
|
[>>130 グロリアからの淡い笑みに、仄かに笑んで]
そうね、――…。 ほんとう、に……。
[そんな会話を続けていれば、グロリアの屋敷に辿りついたようで。
初めて、足を踏み入れるその屋敷の様に恐縮しつつも、ラルフの遺体をみれば、彼の冥福を祈るかのように眸を閉じて――…
その死を悼む]
(133) 2010/07/09(Fri) 01時頃
|
|
や…っ
[ぐいっと引っ張られて、強く抱きしめられて。 驚きに見開いた目は、そのまま堪えていた涙を落とし。 セシルの言葉に堰を切ったように、泣き声をあげ。]
─…っ、セシ、兄…! だ、いすき
セシ兄が、すき、なの。 そばに、いて。ずっと、さいご、まで。
わたしのこと、すきじゃなく、て、いい、から。 いもう、とで、いい、から。
そばに、いさ、せて…!
[腕の中で、泣きながら。 わがままを、言った。]
(134) 2010/07/09(Fri) 01時頃
|
|
[屋敷へと着けば、恐縮する様子には困ったように笑んで。 先頭に立ち、ラルフの眠る部屋へと案内した]
――ラルフ、待たせてごめんなさいね? ギリアン様が、弔ってくれる、って…
[その頬に触れようとして…ゆっくりと手を下ろす。 ベッドから離れると、ギリアンに場所を譲った]
…貴方には、生きて欲しかったわ…?
[叶わぬ願い。 そも、この村に居た時点で、叶わぬことだったのかもしれない。 死者に小さく呟いた]
(135) 2010/07/09(Fri) 01時頃
|
|
[遠のく感覚に、何が見えるか何が聞こえるか、触れる感覚は伝わってきているか。 自分ですらわからない]
…… …
[目を開ける力も失い、呼吸をする力も失い、静かに鼓動が止まる*]
(136) 2010/07/09(Fri) 01時頃
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