人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


ベネット掃除夫 ラルフに投票した。
ヘクター掃除夫 ラルフに投票した。
ヒュー掃除夫 ラルフに投票した。
ジェフ掃除夫 ラルフに投票した。
ラルフ病人 エリアスに投票した。(ランダム投票)
ドナルド掃除夫 ラルフに投票した。
エリアス掃除夫 ラルフに投票した。
ムパムピス病人 エリアスに投票した。
レオナルド掃除夫 ラルフに投票した。

ラルフは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


ラルフ半狼のようだ。


現在の生存者は、ベネット、ヘクター、ヒュー、ジェフ、ドナルド、エリアス、ムパムピス、レオナルドの8名


【人】 本屋 ベネット

− 学生寮 −

ここだけ、文字のかすれがひどいな。

経年劣化にしても変だ。
何が書いてあったんだろう?

(0) 2012/05/01(Tue) 00時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


【墓】 手伝い クラリッサ

―― 地下聖堂 ――

[鏡を抱く女の指先がピク、と跳ねる。
トクン、と脈打つのは魂に残る魔力]


…… ドナルド ?


[呼ばれたような気がして女は顔を上げた。
高い天井を見上げる。
気のせいだったのだろうか。
女は不思議そうに首を傾げた]

(+0) 2012/05/01(Tue) 00時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

― 4F:物見塔屋上(27) ―

[物見塔を登り切った闇はひとの姿を取り戻し、
腕に掴んでいた男を床へと投げ出す。

丁度、"娘"が灰となった場所へと。]

(1) 2012/05/01(Tue) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ――― 貴様、言ったな。

[男の意識があるかどうかも気に留めず
愉しげな口調で語りかける。]

 死ぬのは怖くない、だろう?
 なら、死ぬよりもずっと愉しいことを
 してやろうじゃねぇか。

[男の傍らに膝をつき、襟首を掴んで引き寄せる。]

(2) 2012/05/01(Tue) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 喜べよ。
 あれと同じにしてやる。

[一方的な宣言を投げ、
なおも引き寄せた首筋へ、
食いちぎりかねないほどに深く、牙を突き立てた。

少なくなりつつある男の血潮を
さらに強引に吸い上げ、飲み干す。
男の顔色が白く、そして青黒くなっていくのと対照的に
聖別された杭で穿たれた傷が、
硝子の破片が食い込んだいくつもの痕が、
みるみると消えていった。]

(3) 2012/05/01(Tue) 00時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

[やがて、動かなくなった男を床に落とし、
自らの手を噛み裂いて男の喉に翳し
大きく開いた傷口へと、血を注ぎ掛けた。

血の気を失った身体が、魔性の血を飲み干すさまを
薄く笑いながら眺める。]

(4) 2012/05/01(Tue) 00時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

 よう。起きろよ。

[男の身体に闇の命が宿ったのを確認すると、
その胸に右足を置き、男の顔を覗き込んで
目覚めを促す声を掛けた。]

 さあ。名乗ってみろ。
 オレの可愛い下僕ちゃんよ。

(5) 2012/05/01(Tue) 00時頃

【墓】 掃除夫 ラルフ

―地下聖堂―

 ん……ここ、は……?

[視界が慣れるより先に、鼻孔を覆い尽くす濃密な香り。
目を凝らせば、そこは見慣れぬ風景。]

 僕は、ん…………っ?

[背中を襲った焼けるような痛みと。
急速に冷え行く肉体。
その二つの感覚は確かにあるのだが。
その記憶と、今のこの状況とが合致せず。

きょとんとした表情のまま、のっそりと身を起こすのだった。]

(+1) 2012/05/01(Tue) 00時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


【墓】 手伝い クラリッサ

[声さえ届かぬこの場所で
知っても如何しようというのだろう。
じわりと焦燥が女の心を満たしていく。

鏡を床に置き覗き込めば

其処に映るは命奪う者と奪われる者の姿]

(+2) 2012/05/01(Tue) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

── 1階 大広間 ──

[胸に抱き込めた青年の身体から力が抜け、命の灯が消えたのがわかった。]

 ……。

[共に膝を突くように身を沈め、ゆっくりと青年の身体を離して大広間の床に横たえる。
 同時に、自分の身体から切っ先が抜けてゆくのがわかった。

 死者に手向ける言葉はなく、ただ苦い顔で詰めていた息を吐く。]

(6) 2012/05/01(Tue) 00時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時半頃


【墓】 手伝い クラリッサ

[鏡に映る光景に気をとられ
女の居る地下聖堂に気配が一つ増えた事に気付くが遅れる。
男の声が耳に止まり
女ははっとして其方に顔を向けた]


――…どなた ?


[身を起こすその人に声を投げる]

(+3) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 病人 エリアス

―― 2階・図書室(18) ――

[痛む身体を引き摺りながら宴会場から図書室へと移動する。
火傷のせいか酷く喉が渇く。

水が欲しい。

思い浮かぶのはこの階にある浴室と上階にあった浴室。
それと入口の大広間に並べされていた豪華な料理。
どこも安全ではない。
だが戦闘が起こっているであろうこの階の浴室と階下に行く気にはなれない。
目指すなら3階の浴室だろうか。]

 ……逃げてもどうせ殺されるのでしょうね。

[それでも死地に向かう勇気はなく。
極度の緊張状態と怪我のせいで精神的にも肉体的にも消耗は激しい。
その場に崩れるように座り込んだ。]

(7) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 1F:大広間(2)に続く階段 ―

[領主の騎士が、細剣使いの男を殺すのを見届けて、
瀕死の犬は首を持ち上げた。]

 『そこの貴様。
  ―――なかなか良い目をしているな。

  どうだ? そいつらが憎いか?』

[声を発したのは犬だったが、それは犬の声ではない。
闇の主の声が、大広間に響く。]

(8) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

― 2階・客室 ―

 そうか……

[険しい表情でムパムピス>>2:185の話を聞く。
そうしているうちに隣室も階下も静かになっている]

 他の場所でも戦闘が行われていたのなら拙いな……
 ……すまない。

[経験者の自分がいながらという自責の念で、
謝罪の言葉が口をついて出た。
恐らくドナルドはもう――]

 そうであれば、殺さなければならない。

[――あの時から随分と年月がたった。
もう迷いなんて見せない]

(9) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

─物見塔 屋上─

ぅ…、……、──

[どさりと投げ出され、意識が僅かに覚醒する。
 疲労し、内臓のあちこちが潰れかけ──
 大量の血を流した身体はぴくりとも動かず

 ただぼんやりと、この世で最も憎い筈の男の声を聞く]

(10) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 00時半頃


【墓】 掃除夫 ラルフ

[声が聞こえ、ビクリと身体を震わせる。
今の声は――…。
そう思うと、先ほど感じた身体の冷え以上に、ゾクリと背筋が凍るのを感じた。]

 ………………貴女は……。

[姿が見えれば>>+3、目を見開かんばかりに驚き。
僅かに声を震わせ、呟くのだった。]

 貴女は、確かに灰になった筈では……?

[嗚呼、ならばやはり自分も既に生身の人間では無くなったという事なのだろうか。
そう、心の片隅で考えながら……。]

(+4) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[脚のことを告げると強引に座らされてしまった。
ムパムピスが聖句を唱えると>>2:186
鉛のように重たかった脚が、何事もなかったのように軽くなった]

 ありがとう。
 君の能力は本当に役にたってくれる。

[すっくと立ち上がると]

 ……他の部屋も見て回りたい。
 君はどうする?
 出来れば、あまり離れないほうが良いと思うが。

[ムパムピスにそう提案して。
彼の返事がなんであろうが、
今は鍵のかかっていない扉を開けて、宴会場へと進んだ]

(11) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

嗚呼、あなただったのね


[騎士がラルフの命を奪ったとは知らず
なれど此処に現れた彼もまた
自分と同じで生きてはいまい、と感じ取る]


彼の方の逆鱗にでも触れてしまった ?


[吸血鬼を屠らんとした人。
その吸血鬼に温情をかけた人。
クラリッサが血を奪い損ねた、その人]

(+5) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[ラルフの服でナイフを拭って元の位置へ戻す。
 その始末でさえ、ひどく疲れた。

 脇を貫通した傷はたいした深手ではなかったが、胸当てを外さねば手当ができない。
 だが、この場はそれほど安全ではないと判断した。
 テーブルを焼く炎はいまだ衰えず──


 その時、聞き覚えのない男の声が届く。
 「そこの貴様」と呼びかける声が。]

(12) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

ラルフ、といったかしら


[確かめるように呟いて
問う彼に一つ頷きを返す]


悪い吸血鬼は討伐隊に退治されて灰となり
魂だけの存在となりました


[物語でも紡ぐように女はそう答えた]

(+6) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[瞬発的にヒューはラルフのレイピアを掴み上げて、声のした方向へと投げつけた。

 クラリッサが「灰に帰し」、使用人たちは避難済みである以上、生者はすべて敵、との判断であった。
 (皮肉にもその相手は生者ではなかったのだが、ヒューがそれを知るよしもない)

 が、うずくまる姿をよく見れば声を発したのは犬と知れる。
 あの時、階段で紅薔薇をくわえて見守っていた黒犬──]

(13) 2012/05/01(Tue) 00時半頃

【墓】 掃除夫 ラルフ

 魂だけの存在、です、か……。

[クラリッサの言葉>>+6に、苦笑いを浮かべながら。
あぁ、やはり身体に覚えた感覚は、間違いでは無かったのだと…。]

 その魂と意志を交わせるという事は……。
 ………………やはり、そうなのでしょうね。

[ポツリ、呟く。]

(+7) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【墓】 掃除夫 ラルフ

 ふふっ、領主殿の逆鱗には、まぁ確かに触れはしたのですが。
 それ以上に、貴女に焦がれる騎士殿が、ね――…。

[くすりと笑みを零しながら、呟く。

自分と対峙した忠実なる騎士を思う。
自らの命を奪った相手ではあるが、不思議と憎めはせず。
きっと、彼は彼なりに真っ当にその勤めを果たしたのだろう――…。]

(+8) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[「そいつらが憎いか」──人語を語る犬に問われて、ヒューは指を伸ばすとラルフの首の布を解き、彼の死に顔に被せた。]


   …許せぬ、というだけだ。


[何故、犬に応える気になったのかはわからない。
 が、自分は狂っているわけではないと*思う*。]

(14) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

――…


[死者である自分が死した彼に掛ける言葉を探しあぐね
少しの間が空いた]


ヒュー、が……?
……そう、――そうね
あの方は、ドナルドの傍に居たのだから……


[鏡に映った光景が脳裏を過ぎれば
柳眉を寄せて軽くくちびるを噛む]

(+9) 2012/05/01(Tue) 01時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 01時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 01時頃


【墓】 掃除夫 ラルフ

 ――――――――っ……。

[友人の名を聞けば、一瞬息を飲む。
そうして、ゆっくりと重苦しく息を吐き。]

 …………皆は、どうなるのでしょうか…。

[せめて、仲間達には無事に城を脱出して貰いたいのだが。
よもや友人の身に牙が迫ったなどとは知る由もなく。
ただひたすらに、その身を案ずるのだった。**]

(+10) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[――何故男が此処に己を連れて来たのかなど、
 他には思い当たらない。
 恐らくは苦しませて殺すためだろうと、ぼんやりと思う。
 
 薄らと目を見開き、焦点の合わぬ目で声の主を探した。
 ぐらぐらと揺れる視界の中、喉を搾り出す]
 
……っ、さと、…殺せ…ッ、…

[死ぬのは怖くなかった。
 いつでもその覚悟は出来ていた。
 
 ――だが其れを嘲笑うかのように
 横たわった己の襟首を、無骨な腕が引きずり寄せる]

(15) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[騎士が無事ならば嬉しい。
けれど騎士が手に掛けた者が目の前にいれば複雑で]


私の時のように
また、情けをかけてこんなことになったの?


[対峙した時にみせた彼の甘さを思い
困ったような表情で首を傾げる。
騎士の力量は充分に承知していたけれど
女の懐に入り込んだラルフの力の一片を知るから]

(+11) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[問うような言葉に女は瞬きをして]


――…こうなってしまっては
どちらかが倒れるまで終わらない

禍根を残すような真似
彼の方ならばなさらぬでしょうし……


[止める手立てを失った女は
案ずるラルフに自分の考えを伝える]

(+12) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[息がかかる程の距離。
 覗き込む紅き双眸を、睨みつける。]

(死、よりも?)

[その言葉に隻眼を見開き。

 ――その意味する所を知って、背筋が凍りついた]
 

(16) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[抗おうと僅かに藻掻き、
 力の入らぬ手足を突っ張って、ずり上がろうとした]
 
…や、…めッ

やめろ…っ…! 嫌だ!
      
       
            (――気持ち悪、い)

[まるで手篭めにされかけた生娘の様だと背筋に寒気が走る。
 無論、相手にそんなつもりはないのだろう。
 自分にもそんな趣味はない。
 
 ただ――
 抗えない事がこんなにも嫌悪をそそる行為などとは、
 今まで、一度も知らなかった]

(17) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 1F:大広間(2)に続く階段 ―

[投げられたレイピアは、咄嗟のことにもかかわらず
過たずに犬の口を縫い止めた。
悲鳴を上げることも叶わず、ぐすぐすと崩れゆく犬の身体から
なおも声は、笑いの波動を伴って響く。]

 『ハッ。
  気付いていないのか、おめでたいのか。

  貴様の心は、もう闇に近い。
  気持ちいいくらいにな。』

(18) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 『あとで中庭に来い。

   貴様の本当の姿を見せてやるよ。
   似合いの力も、な。』

[犬の身体が崩れ消えていくとともに声は遠ざかり
やがて、黒い染みだけを残した階段に、
硬い音を立ててレイピアが転がった。]

(19) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[女は鏡に触れる。
其処にはヒューとラルフだったものが映りこむ>>14]


私が……
貴方に人を殺させてしまったのね

貴方にも暇を出すべきだった
そうすれば……
貴方を巻き込まずに済んだのに

(+13) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

ぅ、…あ、…っ、…――!

[逸らした首筋に食い込む、牙。

 ――食われる、と錯覚した。
 喉笛を千切るかのような勢いで
 歯が、舌が開いた傷口をなぞる。

 体内を貪られているような感覚。
 どろり、と何かが流れ出してゆく音。

 首筋が酷く脈打つ。
 石床に立てた指先が破れ、薄く血の痕を遺した] 

(20) 2012/05/01(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[――反して襲う、酷い眩暈。
 徐々に意識が薄れ
 
 ゆっくりと、甘い夢見るような感覚と共に
 
 ふつりと、……消えた ]

(21) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

― 宴会場 ―

[宴会場には血は流れてはいなかった。
だが代わりに床のあちこちに火で焦げたような跡が残り。
調度品も倒れて散らばっている。

そして何より、その空間には誰もいなかった]

 ……おい?
 誰もいないのか?

[一体何が起きたのか。
まさか、すでに自分とムパムピス以外は
生きていないのではないか。
そんな考えが頭を過ぎり、慌てて振り払った]

(22) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[犬の残した言葉>>19
女は怪訝そうな表情を浮かべて]


――…ヒューに何を ……、……


[不安げな呟きを漏らした]

(+14) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―2階客室―

…扉を開けた直後…誰かの声が聞こえた気がしました。
[記憶を手繰り寄せる。確かにあの時>>95…自分とドナルド以外の声がした。そして…]

私の位置からは確認できなかったのですが…ドナルド様が…そうだ…ラルフ様。
ラルフ様の名前を呼ばれました。
すぐに、部屋に封がされ、その後はわからなくなってしまったのですが…


……何故、ジェフリー様が謝罪されるのですか?
[謝罪には目を丸くして首を傾げた。]

ドナルド様は捕縛され、私単体の能力では、あの吸血鬼に止めを刺すことも困難。
あの状況下で私に止めを刺さない理由がなかった。

[気まぐれ、面白いから、ドナルドを拉致できたから…理由はいくらでもあるのだが、ムパムピス自体は聖敵は殲滅するものとの教えを受けていた為、想像には至らなかった。]

(23) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

……ジェフリー様に来て頂けたので、吸血鬼が引いたのだと思います。
だから、私は貴方に感謝はすれども、謝罪をされる覚えはありません。

…異端の魔物を殲滅させるも、礎となり殉教するのも…どちらも同等に尊い事だとは教わっているのですが、いざとなると…まだ、殉教して御許に還る覚悟はできていなかったようです。

未熟者でお恥ずかしい限りですが。

(24) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

ドナルド様は……………
――はい。わかっています。
吸血鬼に拉致された人間の末路は……
[両手を握りしめ、視線を床に向ける。]

敵が誰であるか、情で目を曇らせ、間違えないように致します。
[顔を上げ、ジェフリーの目を見て真っ直ぐに言い切った。]


ありがとうございます。
もう少し強い能力でお手伝いが出来ればよかったのですが…
>>11 ジェフリーの感謝の言葉に、少し照れたように頭をかき、立ち上がる様子を見て自らも杖を取り直す。]

同行させて頂きます。
状況がわかりませんし…吸血鬼でないと判断できるジェフリー様の傍でお手伝いさせて頂くのが、私としても一番安全かと思いますので。

(25) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

― 宴会場 ―

[ジェフリーの後から、杖を持ち歩く。
再び闇の塊が出現することもなく無事に部屋を出られたことに小さく安堵の溜息。]

炎の痕……魔物か…エリアス様の術の可能性も考えられますね。
ラルフ様は…移動、されたのでしょうか。

(26) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[女はヘクターを捜し鏡を操る。
場面は物見塔の屋上へと切り替わり
ヘクターとドナルドの二人が見えるようになる]


――…ッ


[ドナルドの身に起こるのは
女が以前体験したのと同じに見える。
人間であった者が人間でなくなるあの瞬間。
儀式めいたその行為に女は言葉を失う]

(+15) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ラルフか……。彼が行くとしたら 

[ムパムピスの言葉>>26に少し考えると]

 階下か?先程、轟音が聞こえた。
 もしかしたらそれを見に行ったのかも知れないが。
 そちらへいってみるか?

[同行者に尋ねた]

(27) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 病人 エリアス

―― 2階と3階を繋ぐ螺旋階段 ――

[座り込んでいると本当に動けなくなりそうで、身体に鞭打って立ち上がる。
研究室を抜けて螺旋階段まで来ると、ゆっくりと階段を上り始めた。

寝室を出た後に襲われた影の魔物の事が頭を過ぎる。
気配を探りながら慎重に足を進め、辺りに魔物がいない事にほっと胸を撫で下ろしつつ足を進めて行く。

両足と背中の火傷。
極度の緊張感に疲労。
普段ならまだ余裕はあるはずだが、この調子だと恐らく魔法が使える回数はそれほど多くはないだろう。
ただでさえ魔法の効きが悪い相手なのに。
魔法が使えなくなったら自分はどうなるのだろう、という不安に表情は昏く。
足取りはとても重かった**]

(28) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 01時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

―二階・宴会場―

轟音…今は聞こえませんが、戦いが起こったのでしょうか?
[部屋の乱れからして、それに準じる何かが起こったことは想像し易い]

どちらにしても、このまま城に留まっているのも危険です。
様子を見て…安全そうなら撤退しましょう。

ジェフリー様は手練れの方ですが、補助には同等の高位聖職者の助けが必要だと思います。援護を頼んだ方が、他の方の……最終生存率も上がるかと。
[ドナルド以外が全員無事であるとの確証もなく、自分たちが撤退すると一時見捨てることにもなるのも承知の上で、あえて最終、と付け加える。]

(29) 2012/05/01(Tue) 01時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[――息絶えた身体に降り注ぐ、暖かい血液。
 熱を持った其れが傷口に呑み込まれる度に、

 青黒い死体の色に染まった膚が
 徐々に白さを取り戻していく]
 
……、……ぅ、…、…。

[跡形もなく傷口が癒え。
 ひくりと、瞼が揺らぐ。]

(30) 2012/05/01(Tue) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

――ぁ、……、…

[ゆっくりと――目を開ける。

 漆黒の瞳が濡れた侭現れ、
 瞬きをしたその刹那だけ、深く沈んだ紅に輝いた]
 
――ッ、…! つ、…っ

[反射的に起き上がろうとしたが、
 胸の上に置かれた足に阻まれて、顔を上げた>>5

(31) 2012/05/01(Tue) 02時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

ドナルド ……!


[鏡の向こうに呼びかける。
呼びかけて、呼びかけて
届かぬ事がもどかしくて]


  “ My Lord ”

如何して、『彼』だったのです……


[消え入りそうなか細い声が問う]

(+16) 2012/05/01(Tue) 02時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[ムパムピスの提案>>29を聞くと
胸に苦いものが広がり、僅かに眉根を寄せた]

 撤退……。そう、だな。奴の能力は桁外れだ。

[手短に、彼の師匠がヘクターについて話した言葉を伝え]

 確かに援護があったほうがよい。
 それにあの吸血鬼が、今にでも城外に出て誰かを襲うとも限らない。
 警告の為にも一度撤退したほうがいいだろう。

[どうしようもなくなったら逃げろ。それも師の教えではあったが]

 情けないものだな……。

[ぽつりと零すと]

 では、行こうか。

[今後の方針をまとめると、1階への階段を降り始めた]

(32) 2012/05/01(Tue) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

何、す…ッ、…
――…、…ッ、…。

[一瞬、混乱してまじまじとその顔を眺めた。
 自分の名前はわかる。
 ――相手が何者であるかも、理解していた
 なのに]

ドナ、…『ドナルド・ジャンニ』、…
……ッ、……ん、で…、…ぅ、…

[気持ち悪さに、思わずえづく。

 顔を見れば、変わらぬ憎悪に胸が煮えくり返りそうな気がする。
 絶対的な恐怖に逃げ出したくなる。
 変わらない。
 
――胸を締め付ける様な慕わしさを、
 突き上げる絶対の至誠を――除けば]
 

(33) 2012/05/01(Tue) 02時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―二階・宴会場―

……ヘクター・ロックウェル…
最強の吸血鬼…

[ジェフリーの師匠の情報>>2:133>>2:144 初めて聞くその話は、吸血鬼の強大な力を目の当たりにし、非常に納得できる内容だった。改めて、自分が生き残った事が幸運の賜物であったと自覚する。]

確かに、あの魔物が城主になったなら、アヴァロン伯のようにはいかないでしょうね…

……。
>>32ぽつりと声が聞こえ、小さく首を振る。]

はい。参りましょう。一階へ。
[改めて杖を抱え、ジェフリーについて階段を下りていった。**]

(34) 2012/05/01(Tue) 02時頃

ドナルドは、嫌悪感に石床を掻き、呻いた。**

2012/05/01(Tue) 02時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 02時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

[人が魔へと変異していく様は、なじみ深いものだった。
何度見ても、その味わいは格別―――

隻眼の奥より輝いた赤に目を細め、
男のそれよりも鮮やかな紅の視線に、笑みを滲ませる。]


  ――― 上出来だ。


[素直に名乗った男へと、褒める言葉を投げ落とし、
男の上から足をどかす。]

(35) 2012/05/01(Tue) 02時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 『ドナルド・ジャンニ』

[刻み込むように名を呼び、立つようにと視線で命じる。]

 良くできた貴様に、褒美をやろう。

[指先を伸ばし、傷がふさがったばかりの喉に触れてやる。]

 貴様の獲物を狩って来い。
 その渇きを癒せ。

 この城にいる連中を、好きに喰らってくるがいい。
 ―――ああ。赤毛の男だけはだめだぞ。
 あれは、オレのものだ。

(36) 2012/05/01(Tue) 02時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[身体を侵しているだろう渇きを名指しで呼び覚まし、
闇の狩人としての本能に呼びかける。

人としての記憶を失うほどには支配していない。
だが、血の絆が男を縛り付ける。

それを承知している顔で、悠然と命じた。]


   行け。喰らえ。
   存分に、その力を解放してくるがいい。
 

(37) 2012/05/01(Tue) 02時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 02時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

[新たな下僕を愉しげに眺めていた視線が、
その胸元で止まる。

 紅玉の髪飾り。
 "娘"が身につけていたもの。

取り上げることもできるだろうが、そうはしなかった。
"娘"から取り上げなかったのと同様。

  ―――ただの気まぐれだと、片頬だけで薄く笑う**]

(38) 2012/05/01(Tue) 02時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 02時半頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 02時半頃


【墓】 手伝い クラリッサ

[ヘクターの力は理解している。
此度の討伐隊に屠られる事はない、と。
討伐隊は死すか新たな生を受けるかの二択。
避けられぬと知りながら別の未来を願っていたが]


ドナルドも同じ……
人でない者に――…

吸血鬼になってしまったのね


[深紅の双眸が泣き出しそうな潤みを湛えた**]

(+17) 2012/05/01(Tue) 03時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>36
ぁ、…――

[褒められて、頬に血が上るのがわかる。
 ありがとうございます、と口に上せそうになり、耐えて唇を噛んだ。
 
 顔を逸らすように俯く。
 酷く、惨めだった]

(39) 2012/05/01(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[胸の上から足が退かれ、ゆっくりと息を吐く。
 もう何処にも痛みは無い。

 >>37
 男の命を黙って聞き――
 咄嗟に何か言いかけて、口を噤んだ。
 
 ただぎこちなくこくりと首を振ると
 のろのろと身を起こす。
 
 胸元に入れた紅玉がしゃらりと鳴る。
 ――酷く、熱かった。

 恐らくは己自身の瘴気に反応している事には、
 未だ気づいていない]
 

(40) 2012/05/01(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[踵を返し、螺旋階段から下を覗き込む。
 足元は明るく、転がり落ちた石までもくっきりと見える]

――…。
あれ、…俺、…。

[跳べるかも、と気づいて。
 手すりに手をかけ、ゆっくりと身を躍らせる。

 痩身が空に舞い、
 三階部分へと危なげなく足をついて]

……
そっか。

[もう己はヒトではないのだと確かめる様に苦笑し、
 頭を振る。]

(41) 2012/05/01(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[これからどうするかと、頭を巡らせる。
 命は果たせねばならないと、
 頭のどこかにロックが掛かる。

 それに警鐘を鳴らすように、
 嫌だ、と悲鳴を上げる感情がある。

 だがどちらも、未だ遠い。
 逃避するようにぼんやりと首を傾け]

…ボウガン、置いてきちまったな。
ああ、…もう要らねえのかも、だが。

[それでもあれは長年を共にした愛用の武器。
 取りに戻るか――と、螺旋階段を探して歩き出した**]

(42) 2012/05/01(Tue) 07時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[投げつけた銀のレイピアが犬を刺し止める。
 泥のように崩れてゆくその輪郭を揺らして、なおも声は届いた。

 「貴様の心は、もう闇に近い」と。]

 
  ……。

[笑いの波動が肌をなぞるのは感じたが、反発も嫌悪も感じなかった。
 クラリッサという光を失った今、自分を取り巻くのが闇であるのは当然かもしれない。]

(43) 2012/05/01(Tue) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[「気持ちいい」と、場違いにも感じられる感想を告げる相手に、自分が今しがた殺した青年が口にしていた「悪しき存在」のことを思い出す。
 青年の左手に火傷を負わせたのだろうソレはこの喋る黒犬なのか。]


  おまえは何者だ──
  姫の…

[問いかけを口にした時には、犬は黒い染みとなって消え失せていた。
 残されたのは銀のレイピアのみ。
 そこにあった気配が去って、周囲の明かりが何割か増した気がした。]

(44) 2012/05/01(Tue) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[片膝をついていた姿勢をといて、ゆっくりと立ち上がる。

 中庭に来い、と言われた。

 厨房の北、井戸のある鋭角の空間。
 そこにある木もまたクラリッサを偲ぶ縁である。
 湖のほとりで雷に打たれて焦げていた若木を移植し、クラリッサが丹精をこめて世話して甦らせてやったものだ。
 少しづつ葉を増やしてゆく枝を見上げていた彼女の貌は忘れない。]

(45) 2012/05/01(Tue) 08時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[そんな場所であったからか。
 ヒューは黒犬の言葉に従うことに、恐れを抱いてはいなかった。
 あるいは、それこそが魂が闇に近しい証なのかもしれなかったが。


 ひとつだけ、ヒューが聞き誤ったことがある。


 黒犬は、「貴様の」本当の姿を見せてやると言ったのだった。
 嗤い声の主の、ではなく。]

(46) 2012/05/01(Tue) 09時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[中庭へ向かうにはバリケードを再び越えねばならぬ。

 そう思って振り返ったヒューの目に、レオナルドへ投げかけたテーブルクロスが先ほどまでとは位置を変えているのが映った。]

(47) 2012/05/01(Tue) 09時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 09時頃


【人】 捜査官 ジェフ

― 1階への階段―

[ムパムピスを背に、慎重に歩を進めるつもりだった。
だが、戦いは得手としていても、罠の類の感知は苦手分野なのか、
ヒューが設置したワイヤーに足元を引っ掛けた。

厚手の服を来ていた為、怪我をするのは逃れたが、
バランスを崩して、盛大な音を立てて階段を転がり落ちてしまい、
咄嗟に受け身をとった]

  ……つっ!

[それでも多少の傷みは避けられないのか、呻き声をあげた]

(48) 2012/05/01(Tue) 09時半頃

【人】 学者 レオナルド

―大広間―
[テーブルクロスの山は、先程よりは少し小さくなっていた。
良く観察すれば、布の下の石床に血に混じって小さなガラス片が散乱しているのに気付いただろう。
だが、燃え広がった炎が、じりじりとテーブルクロスをも端から焼き焦がしつつある。
小山の下を確かめようと思えば、炎に近付かざるを得ないだろう。]

(49) 2012/05/01(Tue) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 4F:物見塔屋上(27) ―

[生まれ落ちたばかりの夜の子供が
備わった力を確かめるように、階下へ消える。

羽の生えそろったばかりの雛鳥が
自分は飛べるのだと気付く姿にも似て、
微笑みを誘った。

 "娘"を殺した男。
 "娘"が心許した男。

クレアという娘の存在を縦糸に
奪い、与える血の絆を横糸に、
憎悪と支配と歪んだ情愛が綾をなす。]

(50) 2012/05/01(Tue) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[ドナルドの姿が遠ざかってから
闇の中から器を掴み出し、
掌を爪で裂いて、血を注ぐ。

新たな血が加わり、より濃く力を増した己の血を器に溜め、
それを翻し、城へと注ぎ掛けた。]

 クレア。オレのシェリ。
 これは、おまえの分だ。

[血が城へ吸い込まれ、地下聖堂へと伝い落ちていく。
それをしばらく見送っていた。]

(51) 2012/05/01(Tue) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[約束を果たすべく、自分も階下へと向かう。
急ぐことのない歩調で歩みゆく先は、中庭。]

 玩具をひとつ片づけたらしいからな。
 あれにも褒美をくれてやらんと。

["娘"の騎士。"娘"の側に在ったもの。
地獄の犬の目を通して、その戦いぶりを知り、
瞳の中に、裡を灼く昏く峻厳な情熱の炎を垣間見て、
興味が湧いた。]

 あれは、気に入った。

[ひとりごつ声を彩るは、満足の色。]

(52) 2012/05/01(Tue) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[螺旋階段を下りながら、
無意識に首筋を指でなぞる。
間近で目を凝らさなければわからないだろう薄い筋が
首の周囲をぐるりと巡っていた。

 一度、倒されたという印。
 首と胴が、切り離された痕。]

(53) 2012/05/01(Tue) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ……あいつは、良い腕だったな。
 名前、なんつったっけ。

[単なる獲物であれば、名前を聞くことなどない。
だが魔物狩人に対しては、違う思いを抱くこともある。

それは憎悪であり、恐怖であり、
時には敬意や、愛着であり、
友情や、親愛に近いものに発展することさえ、ある。

それほどの感情を抱く相手など、
長い生の中でも、数えるほどしかない。
そして]

(54) 2012/05/01(Tue) 10時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 
 ――― そうだ。

 ガストン・ワイルダー。
 貴様にまた会えたら、愉しいだろうになぁ。

[己を倒した相手は、
間違いなく、そのひとりだった**]

(55) 2012/05/01(Tue) 10時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[テーブルクロスは炎に炙られても動く気配はなく、あの喀血の様を見れば、レオナルドは自爆を最後の反撃として息絶えたのだろうと判断した。
 ほどなく炎がすべてを焼き尽くすはずだ。

 ラルフのエストックを拾い、墓標代わりに突き刺さんと盛り上がった部分へ投げる。


 それから炎を迂回して大広間の端からバリケードを乗り越えて北へ向かった。
 爆ぜ焼け落ちる木材の音と黒煙に紛れて、ジェフが階段を転がり落ちたのには気づかずにいる。

 ジェフが呼び止めるならば踵を返して向かってくるだろうが、高座と柱の裏を横切って厨房へと向かうヒューの姿は、果たしてジェフの視界に*入ったろうか。*]

(56) 2012/05/01(Tue) 11時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 11時半頃


【人】 学者 レオナルド

―厨房―

 ハアッ、ハアッ ……

[壁に寄りかかり、崩れ落ちそうな身体をようやっと支えて立ち上がる。
階上から討伐隊の誰かが降りてきたらしきを好機と、テーブルの下を這ってバリケードを抜け、どうにかここまで来た。
邪魔になるからと背嚢をテーブルクロスごと捨ててきてしまったのは痛恨だが致し方ない。
止めを刺されること、人質になることだけは避けねばと言う判断が、正解だったかどうかは分からない。
ヒューの注意がこちらから逸れたのだけは分かったが、何より完全に回復するまでの時間が欲しかった。

とにかく今は急ぎ身を隠さねばならない。
ヒューは必ず止めを刺すために自分を探し出そうとするに違いない。
討伐隊のメンバーたちなら、運がよければ見つけてくれるだろう。
救援者が必ず勝つという楽観視はしていなかった。]

(57) 2012/05/01(Tue) 11時半頃

【人】 学者 レオナルド

[血まみれで焼け痕のあるローブとレンズにひびの入った眼鏡という凄まじい姿だったが、治療薬の効果で火傷や打撲傷は治っていた。
脱臼した左肩はそのままだが、今肩を入れている余裕はない。

壁伝いに進み、曲がり角を越えたあたりに扉を見つけた。
壁に寄りかかりながらノブを回す。鍵は掛かっていないようだ。
滑り込もうと僅か開いた時に、妙な感触を受け、隙間から中を覗く。
開けた瞬間に木箱が倒れるようになっていた。
普通に扉を開けて入ろうとしたら、倒れ掛かる木箱にぶち当たって怪我をしたかも知れない。
慎重に手で箱を押し戻してから、中に入った。]

(58) 2012/05/01(Tue) 11時半頃

【人】 学者 レオナルド

[念の為、木箱はそのままにして、更に簡単な障害となるよう樽のひとつを足で扉の前に押し出す。
そこでようやく幾分か安心感を得たのか、錬金術師の身体は糸が切れたように床に頽れた。

五体全てが不協和音を奏でていた。
生命力を活性化させる薬は怪我を治癒するが、同時に体内に巣食った病も進行させる。
苦痛を取り除き、支障なく身体を動かす為に、錬金術師は既に大量の薬を自分に投与していた。]

 時間が、ない……


[血に汚れた頬を樽に押し付け、レオナルドは呟いた。**]

(59) 2012/05/01(Tue) 11時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 12時頃


【人】 病人 エリアス

―― 城主専用バスルーム(24) ――

[警戒していた影の魔物はいないようで、何事もなく3階へと辿りついた。
寝室の扉を開け、そのままバスルームへと移動する。

蛇口を捻り水を手の平で受けて飲み干す。
少しだけ気分が浮上したような気がして、ほっと息を洩らした。

本当なら火傷は冷やすのが一番いい。
頭から水を被ってしまおうかと考えるが、その後の事を考えると面倒だ。]

 …飲んだら楽になりそうですが。

[レオナルドから渡された薬はまだ残っているし、ラルフから譲り受けた物もある。
立て続けに飲むと、体力のある者でも暫くは起き上がれなくなると聞いている。
元より体力の少ない自分だとどれくらい動けなくなるのか。
今は敵影もないが、動けない時に敵が来たら、そう思うと飲むは躊躇う。
幸いまだ動く事は出来る。
薬をもう一度飲むのは城を出る事が出来たらにしよう。
そう決めると薬をそっと革袋にしまった**]

(60) 2012/05/01(Tue) 14時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 14時頃


【人】 捜査官 ジェフ

― 大広間 ―

[ようやく顔を上げてみたものは、全く様相が変わってしまった大広間の姿。
中央に集められたテーブルからは、勢い良く炎が吹き上がり
テーブルから滑り落ちたクロスの端も燃えていた。
クロスの盛り上がった場所には、ラルフのエストック>.56が突き刺さっている]

 ラルフ!

[嫌な予感が襲って名前を呼びながら、クロスをめくると、
エストックが突き刺さっていたのはレオナルドの背嚢>>57だった]

 ……レオナルド?どこだ?

……ムパムピス。消火を――。
それからラルフとレオナルドを探すんだ。

[行方のしれないエリアスは諦めるとしても、
彼らの所有物があるということはこの近くにいるかもしれない。
そう思うと、彼らを放り出したまま扉のほうに向かう気には*なれない*]

(61) 2012/05/01(Tue) 14時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 15時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

── 厨房 → 中庭 ──

[手当をしないままの左脇の傷からは、さほど多くはないものの赤い血が流れて床に痕跡を残していた。
 ラルフとの戦いで傷を負った階段下の戦場から、テーブルを乗り越えて厨房へと。

 レオナルドが身を隠しているとは知らず、ヒューは食料庫の傍らを通り過ぎて厨房北側の扉を開く。
 右手には剣を握ったまま。]

(62) 2012/05/01(Tue) 16時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 物見塔 ―

 ――― にしても、最初に感じたあれは、なんだ?

[未だ土と岩の下、形無くたゆたっていた時に感じた気配(>>0:129)
その正体が未だ掴めず、首をひねる。]

 ガストン・ワイルダーが帰ってきたのかと思ったが
 違うらしいしな……

[どれほど年月が経っていようと、見間違うはずがない。
一度はその血を口にした相手だ。
ほんのひと口だったとはいえ。]

(63) 2012/05/01(Tue) 16時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[考えに耽りながら、歩くのに飽いた身体がずるりと崩れ
闇となって塔の窓より流れ出す。

塔の壁面を伝って滴り落ちた闇は
柔らかい草の上に溜まって、ゆるゆるとひとの姿に凝った。]

→ 中庭 ―

(64) 2012/05/01(Tue) 16時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

―― 地下聖堂 ――

[かなしい、と
人として残る心がそう訴える。
死して傷も痛みも消えたはずであるのに
彼の杭に貫かれた箇所が酷く痛む]


ドナルド


[指先が鏡に映るドナルドへと触れるが
伝うは鏡の冷たさのみ。

ふ、と。
彼と共に行動していたのを思い出し
死者となったラルフへと眼差しを注いだ**]

(+18) 2012/05/01(Tue) 16時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 16時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[暗さに目が慣れていなかったのだろうか。
 闇がわだかまっているとばかり思っていた場所に、人間がいた。

 あるいは、犬が消えたのと逆の魔法か。
 魔法と割り切ってしまえばさもあらんと思う。
 それよりも──]

(65) 2012/05/01(Tue) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[草の上に立つ偉丈夫の姿は、よく見覚えのあるものだった。
 それでいて、会ったことがある気はしない。

 どこで──と悩みかけ、答えに思い当たって、わずかに瞳孔が開かれる。]


   先代──…

[城主の部屋に南接する画廊に掛けられた肖像画。
 そこに描かれた先代城主の姿が今、目の前にある。]

(66) 2012/05/01(Tue) 17時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 中庭 ―

[犬のように首を振るい、髪に残った闇の残滓を払い落として
塔の影から歩み出る。

抜き身の剣を下げたまま現れた騎士を一瞥して、
可笑しそうに唇を上げた。]

 どうした?
 幽霊でも見たという顔をしているぞ?

[実際、幽霊とはさほど遠くないのだが、
冗談のように言って、歩み寄る。]

(67) 2012/05/01(Tue) 17時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 膝をつけ。

 本来の城主の帰還だ。

[剣の間合いへ無造作に踏み込みながら
 命じるのに慣れた声で、鷹揚に服従を求めた。]

(68) 2012/05/01(Tue) 17時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
おれが忠誠を誓ったのは、先代にではありません。

[そう言い返しながらも、中庭へと進んで背後の扉を閉めると、剣を左手に持ち替えて地面に拳をつき、その傍らに左膝を並べた。
 かつて城主の座を占めていたと主張する者への礼を尽くして。]

(69) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

幽霊、とご自身で申されたが、
先代は…、生きてはおられぬのだろう?

[ふと口にしたのは、先代が肖像画の姿のまま齢をとらずにいることの奇異に気づいてのもの。
 死してなお、霊魂がその地に留まり、守護あるいは呪いをもたらすという話はいくらもある。
 それならば、城主クラリッサが殺されたこのタイミングで祖霊もまた復讐のために現われたのだろうと受け入れるのは、ヒューにとって難しいことではなかった。]

(70) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[先代城主とクラリッサの具体的な関係は知らない。
 クラリッサは町で育ったそうだ。
 それはつまり、彼女が妾腹の姫だという事情なのだろうと憶測して、ヒューは領主の血筋については立ち入ったことは一切聞かずにきたのだった。
 出生がどうであれ、クラリッサは至誠を捧げるに相応しい主君だと。

 ただ、肖像画を前にした時のクラリッサの横顔は、悲しげにも甘やかにも見えたことを覚えている。]

(71) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 学者 レオナルド

―貯蔵庫―
[がくりと前のめりに床に倒れ込みそうになって、慌てて姿勢を戻す。
どうやら樽にもたれて座り込んだまま意識を失っていたようだ。

ふと改めて明かりのない室内を見回す。
闇に慣れてきた目に、吊るされた塩漬けの腿肉や、酒樽や木箱の輪郭がぼんやりと映る。
小さい樽に山と盛られた丸いものは果実か野菜の類いだろうか。
ここは食料を貯蔵する倉庫に違いない。
少なくとも当分食料にだけは困らないだろう。]

(72) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 中庭 ―

 あれに忠誠を誓ったのなら
 その主であるオレに従うのは、当然のことだろう?

[普遍の理であるかのように説き、
望み通り膝をついた男の前に立って、見下ろす。
昏い炎を灯す瞳を覗き込んで]

 ―――良い目だ。

[犬に言わせた言葉を、もう一度告げた。]

(73) 2012/05/01(Tue) 18時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ああ。死んだ。
 だが蘇った。

[騎士の疑問へは、端的に答えた。
相手がなにか思い違いをしているだろうことは読みとれたが、
特に訂正はしない。]

 ―――あれの血が、オレを目覚めさせたのさ。

[そこに、さしたる違いはない。]

(74) 2012/05/01(Tue) 18時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 だから、次はオレがあれを呼び戻す。

[付け加えたのは、自信に支えられた意志。
餌を投げ、反応を窺う。]

(75) 2012/05/01(Tue) 18時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[先代は死んでまた甦ったという。
 そんな深淵の魔法の使い手がどれほどいるかは知らぬ。

 だが、黒犬はこの男と同じ声で喋り、影に消えた。
 クラリッサもまた魔法の巧みな使い手だった。

 こうして実物を前にしてみれば、男とクラリッサの容貌はまったく似ていないにも関わらず、どこか不可分なものを感じさせる。
 それが「血の縁」であるとは思い至らぬままに、ヒューは硬質な光を宿す双眸で先代を見上げた。]

(76) 2012/05/01(Tue) 18時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
 姫を彼岸から連れ戻す方法があるのなら──
 

          おれはどんなことでもしよう。
 

(77) 2012/05/01(Tue) 18時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 いいだろう。

[望み通りの言葉を引き出したことに満足して、
騎士の前に手を突き出す。]

 オレに忠誠を誓え。
 そして、貴様の命をオレに寄越せ。

[ひらりと動かした手は、剣を差し出せという無言の催促。]

(78) 2012/05/01(Tue) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 今の貴様に、似合いの力をくれてやる。

[闇への誘いは、ごく直截に告げられた**]

(79) 2012/05/01(Tue) 18時半頃

【人】 学者 レオナルド

[脱臼した左肩を整復するのは面倒な作業だった。
まずポーチの中に残った装備品から、灯器の封を解いて明かりを点し、肉をぶら下げるためのフックと自分のベルトで簡単な牽引装置を作った。
青みがかった熱のない明かりの下で、何度か試行錯誤した末、何とか関節を元の位置に戻した。

荒療治とあって違和感は感じるものの、左腕は問題なく動く。
軟骨や筋肉が損傷している可能性もあるし、また外れるかも知れないが――どのみち、錬金術師に残された時間はそう長くはない。**]

(80) 2012/05/01(Tue) 18時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 18時半頃


学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 18時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[二君に仕えるは騎士の恥だ。
 だが、私情に走った魂はすでに堕ちている。
 そんな自分の命で、クラリッサが呼び戻せるのなら──

 ヒューは剣の刃の部分を掴んで、頭の位置より高く掲げた。]


クラリッサ = アール・オブ・アヴァロンの騎士ヒュー・ガルデンは、貴君に忠誠を誓う。
身命、惜しむことなし。
 

(81) 2012/05/01(Tue) 19時頃

ヒューは、ヘクターへと宣誓する。**

2012/05/01(Tue) 19時頃


【人】 小悪党 ドナルド

─二階への螺旋階段─

[──酷く寒かった。
 自分を抱く様にぎゅっと片腕を掴む。

 とん、と手すりを蹴り。
 音を立てずに、二階へと降りる。]

……。

[浴室から、客室へ。
 戦闘があった付近は、静まり返っていた。
 辺りは薄暗い闇に包まれていたが、
 男の隻眼にはまるで昼の様にはっきりと隅々までが見える]

(82) 2012/05/01(Tue) 19時頃

【人】 小悪党 ドナルド


…坊っさんは、どうしたんだ…?
それに、…──ラルフ。

[最後に見た光は、聖術のものだろう。
 ならばムパムピスは恐らく生きているだろうと、僅かに安堵する]

……。
あんま、意味ねえか。

[苦笑して首を傾げる。

──『出会った者は殺さなければならない』。
──『騎士ヒュー・ガルデン以外の全員を』。

 主命という種は己の中でゆっくりと芽吹き。
 ……好意や感情とは裏腹の、
 絶対の行動の指針として根付いていた]

(83) 2012/05/01(Tue) 19時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ラルフはどうしたのだろう、と思いをめぐらせ。
 もしものことがあればと頼りなげに笑った顔を思い出す。]
 
──悪いな、…ラルフ。
立場、逆になっちまった。

[あの時はこうなるとは思いもしなかったのだと、
 ──既に彼の命が失われている事は知らず、そう眼差しを伏せた]

(84) 2012/05/01(Tue) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

─二階 客室─ 

……あったか。

[暫く辺りを探し、転がっていた愛用のボウガンを拾い上げる。
 主軸が僅かに曲がっていたが、
 慣れた手つきでレバーを引けば、
 然程支障なく使えるようだった]
 
……ッ、…
[杭を袋から引き出そうとして
 激しい痛みに眉を寄せ、慌てて振り落とす。
 
 がつん、と音を立てて転がった其れを驚いて眺める]

(85) 2012/05/01(Tue) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

そうか、坊っさんの…。

[指を見れば、火脹れしたように先が爛れていた。
 ……聖別の効果が現れたのだと気づき、
 懐に仕舞い込んだ刀子を慎重に引き抜く。]

──此れもダメ、か。

[刀子、ワイヤー。
 聖別を施して貰った事は見事に仇となったらしい。
 
 ため息をつき、左眼を覆う眼帯を外す。
 糸を割き、中から予備のワイヤーを引き出した。]

(86) 2012/05/01(Tue) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

………。

[暫く考え、爛れた指先を噛み切る。
 流れる葡萄色の血をコーティングされた鋼糸に振りかけた。
 
 ゆっくりと銀は漆黒に曇り──

 満足げに笑んで、男は武器を仕舞い込んだ**]

(87) 2012/05/01(Tue) 19時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 19時半頃


【墓】 掃除夫 ラルフ

 別に情けをかけた訳では無いのですが……。

[クラリッサの言葉>>+11に、苦笑いを浮かべつつ。
続く言葉>>+12には、僅かに表情を翳らせる。]

 どうしてこのような……。
 皆はどうなってしまうのでしょうか……?

[じっと、アヴァロン伯を見つめるのだった。]

(+19) 2012/05/01(Tue) 20時頃

【墓】 掃除夫 ラルフ

[鏡に自らと騎士の姿>>+13が映れば、軽く目を見張る。
そうして、次に映し出されたシーン>>+15を見れば、声を失う。]

 ドナルド…………。

[クラリッサの言葉>>+17を聞いても、信じられないと言うように、力なく頭を振る。]

 嘘だ。
 ドナルドが、吸血鬼にだなんて……。

[かつて共に戦った仲間の、愛嬌ある笑顔が思い起こされ。
鏡に映る姿とそれが重なれば……記憶の笑顔が、ぼんやりと霞んだ気がした。]

(+20) 2012/05/01(Tue) 20時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

情けでないなら
如何してあの時……
私に優しい言葉を掛けたの……?


[一緒に、行きましょう、と。
微かな笑み浮かべて紡がれた其れ>>1:89
情けでないなら何であったのかと不思議に思い尋ねる]

(+21) 2012/05/01(Tue) 20時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

――…其れは


[どうしてこのようなことになったか。
女には其れがぼんやりと分かっていたが
自分の死が引き金になったと思えば一瞬間が空き]


領主さまが目覚めたのは
私があの方から頂いた血が流れたから――…
あるべき場所に血が還っていったからだと思う

残された彼らは……
あの方に血を与えられ闇の眷属となるか
殺されて私たちのようになるか
その何れかだと……

(+22) 2012/05/01(Tue) 20時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

嘘であればどんなによかったか


[ドナルドに対してのラルフの言葉に
やりきれぬような思いを漏らした]

(+23) 2012/05/01(Tue) 20時半頃

ジェフは、ヒューに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 20時半頃


ジェフは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 20時半頃


【人】 病人 エリアス

[浴室は静かで穏やかだ。
ずっとここに隠れていたら助かるのでは、などと甘い考えが過ぎる。

下では争いが起きているのだろうか。
それともすでに自分以外全て死んでしまったのか。
確かめたくはないが、ここにいてもそのうち見つかってしまうだろう。
救援隊が駆けつけて助かるなんて考えは甘すぎる。
ならば、助かる道を探すしかない。]

 ………。

[寝室へと移動して室内を調べるが特に隠し扉や通路は見つからない。
3階から直接外へと逃げるのは難しいのかもしれない。
あるなら1階なのだろうか。
あまり下りたくはないが、意を決して下へ行く事にした。]

(88) 2012/05/01(Tue) 20時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 20時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

 ……ラルフ?
 ラルフ!

[ラルフのエストックが刺さっていた、すぐそば。
ラルフはそこに眠っていた。
彼の身体のまわりには、真新しい血溜まりが出来ていて]

 すぐ……治療を……。

[そう口にしたものの、すでに手遅れなことは明らかだった。
せめて火に巻き込まれないように。
そう思い、遺体を横抱きにすると、
バリケードからも階段からも遠い部屋の片隅に、彼の遺体を横たえた]

(89) 2012/05/01(Tue) 21時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時頃


【墓】 手伝い クラリッサ

[ドナルドを映していた鏡は大広間の光景>>89を映し出す。
ラルフを呼ぶジェフの声が
鏡を通じて地下聖堂に響いた]


――…仲間思いね
もっと冷たい人なのかと思ってた


[見えなかった一面が垣間見えた気がした]

(+24) 2012/05/01(Tue) 21時頃

【人】 病人 エリアス

―― 2階・客室(14) ――

[2階へと降りてきた。
随分と静かだ。
黒犬と戦っていた時にラルフがドナルドの名前を呼んでいたが、もういないのだろうか。
ただ話しているだけでは気づかないのかもしれない。
少なくとも戦闘は起きていないのだろうと判断した。

バスルームへと続く扉を慎重な手つきで開ける。
誰もいない事にほっとして続く客室への扉を開けた。]

 …ドナルドさん。

[見知った顔がそこにいた。
だが、ふと違和感を覚える。
ここで戦闘が起きていたのだと思っていた、現に室内は荒れている。
なのにどうして平然と立っているのだろう。
時間も随分経っている、彼は一体何をしていたのか。
疑惑に揺れる眼差しでドナルドを凝視した。]

(90) 2012/05/01(Tue) 21時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[血溜まりはあの日のことを思い出させる。
男が師を永遠に失ったあの日を――。

あれはここではない、もっと遠い国。
やはり国王から直々に依頼を受けて、
小高い丘に聳え立つ城で、師について初めての実戦。

あのヘクターの首と胴を、斬り落としたほどの男なのだから、
討伐に失敗するはずがなかった。
自分さえいなければ――]

(91) 2012/05/01(Tue) 21時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[まだ新米だった自分は、
自分は無実だと、泣いて助けを求める娘を
斬ることが出来なかった。

一瞬の隙を女吸血鬼が見逃すはずがなく。
隠していた鋭い爪で、腹を引き裂こうとして。

  ――死ぬ。

思わず目をつぶってしまった。
だがその時はやってこず、恐る恐る目を開けると
息も絶え絶えな女吸血鬼の姿と、
血溜まりのなか、倒れている師の姿。
師に駆け寄れば、答えが帰ってくる]

  何をしている。早く奴に止めを刺すんだ――。
  もう、お前しか出来ない。

(92) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[師に言われた通り、女吸血鬼に止めをさして、
また師に駆け寄ると。

――彼はすでに絶命していた。

何もかも自分の甘さが招いたことだった。
その過ちを忘れないように、
師の血が染み付いた彼のペンダントを
その時から肌身離さず身につけた]

(93) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

―二階客室―

[暖炉の前に立ち、
 ぱちぱちと、爆ぜる火を見守る。
 
 布に包んだ何かの塊を放り投げると、
 炎は大きく跳ね上がり、
 その中に潜んでいるもの諸共に燃え上がった。]
 
――。…。

(94) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[エリアスが扉を開けたとき、
 炉は殆ど燃え尽きていた。
 
 マントルピースには愛用のボウガンが傾けられ、
 最後のひとつの布の塊が、
 炉の上面に寄せ掛けられている。]
 
……よ、エリアス。
無事だったんだな。

[炎から目を離し、軽く手を上げて笑みを向けた]

(95) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


皆はどうした?
はぐれたままか?


[彼が、ラルフと共に
 この部屋での戦闘の様子を耳にしていたことは、
 隻眼の男は知らない]

(96) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


【人】 病人 エリアス

[こちらに笑みを向け声を掛ける様子はこの城に来た頃の彼と変わりなく感じる。
荒れた室内。
激しい戦闘がここであったのだと物語っている。
なのに。]

 無事とも言い難いですがなんとか生きてます。
 …ドナルドさんは。

[どうして平然と立っているのか。
じっとドナルドの様子を窺う。]

 どうして、御無事なんですか?
 痩せ我慢ですか、でしたらレオナルドさんの薬がまだ残っているので差し上げますけど。

 それに、ここで戦闘ありましたよね。
 私、その頃外の広間でラルフさんと一緒にいたんです。

[警戒を強めながら、彼と距離を置こうと一歩後ずさった。]

(97) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―1階への階段―

[目を細め、周囲を確認してから杖を降ろす。]

今の所…何らかの術が動いている気配は感じられません。
一応、降りることは可能かと思われますが、何があるかわかりませんので、慎重に…

――ジェフリーさま…!?
[言いかけた所で、先行していたジェフリーの背が不意に消え>>61、階段を転がり落ちていく。先ほどのヘクターのような奇襲かと警戒し、杖で目の前を掃いながら近づこうとする。]

………
[杖の先に、ピンと張ったワイヤーの感覚。]

[術でないことには安心しながら、ワイヤーを踏み越え、ジェフリーの傍にしゃがみ込む。]

痛むところはありませんか?…念のため、回復をかけさせて頂きます。

(98) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―大広間―

[闇の気配こそ感じられなかったが、漂う焦げた臭い。散乱した調度品。燃え続けるテーブル。明らかに、何らかの戦いの痕が見て取れる。]

――炎の傍に気配は感じられません。
レオナルド様の痕跡もあるのですか!?
>>61ジェフリーが近づいた場所…不自然に刺されている剣は、特徴ある形から、ラルフが所持していたものと判った。背嚢はまだ判別がついていない。]

――――…っ
[ジェフリーの動きが止まった。胸騒ぎを抑えながら近づいていくと、倒れているラルフの姿が視界に入った。]

(99) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

そっか…、良かった。
坊っさん… ムパもたぶん無事だぜ。
どっか痛いなら、あいつに言えば…

[いつも通りに笑いかけ、
 エリアスの表情が強張っていることに気づく。
 不思議そうに隻眼を見開くが]

……ああ。

[ドナルドさんは、という言葉に
 何をしていたと聞かれたのかと誤解し、
 苦笑して首をかしげる]

燃やしてたんだよ。
もう要らねーし、『アイツ』の邪魔になるだけだろうって思ってさ…。

(100) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―聖なる主よ、求める者の声をお聞き下さい。
主の慈しみに生きる人に癒しの…力を……

[急いでラルフの前に手を掲げ、聖句を唱える。
何も反応は返らない。]

[服の中から小瓶を取出し、ラルフの唇に数滴落とす。
癒しの薬は、そのまま頬を伝って床の上に零れ落ちた。]

………………
[顔に掌をあててみる。
まだ仄かに暖かく、命が失われて間もないことがわかった。
それでも、血の流れが止まり、魂の気配は消え失せ、仲間であった青年の身体はゆるりと冷えて物体と化していく。
聖術で引き戻すことは叶わないことも実感する。]

……私には、可能な術がない。

[それだけを伝え、ラルフの前に屈みこんだまま、首を振った。
燃え残ったテーブルクロスを手に取り、ジェフリーがラルフを抱えて移動する後ろをついて歩き始めた。]

(101) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>97
……俺は、大丈夫。
もう平気なんだ。

[別の苦痛を刻まれている事までは、
 口にはしない]

(まあ言えねえだろ)
(……気を使わせるかもしれねえしなぁ)

[そんな風に思いながら袖のカフスを捻り]

――へぇ。

(102) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

あの時聞こえた声って、

……アンタのだったのか。

[漆黒のワイヤーを、
 しゅるりと音を立てて引き出した]

(103) 2012/05/01(Tue) 22時頃

天のお告げ (村建て人)

立候補1名につき、確定します。
本日の投票は【エリアス】にセットしてください。
よろしくお願いします。

襲撃は、赤ログ陣営に一任です。
パスも可能ですが、城内の人間が全滅するまで物語は続きます。

(#0) 2012/05/01(Tue) 22時頃


【人】 病人 エリアス

 …燃やして?
 アイツってどなたの事でしょう。
 ムパムピスさんは無事って彼の行き先は御存じなのですね。
 何故、貴方一人ここに残っているのですか。

[訝しげに眉を寄せて彼に問う。]

 ――もう、平気?

[薬を飲んだのかもしれない、あの薬の効果は自分自身で確かめた。
でもそうは思えない理由、それはこの場に彼しかいない事。]

 あの時、ヘクターと名乗る男と戦っているのかと思ってましたが。
 貴方でも倒せる程度の魔物が相手だったのですね。
 それにしては随分激しい戦闘だったようですが…。

[警戒を緩める事なくドナルドを注視し。
彼がカフスに触れるのを見れば警戒を更に強め。]

 ――何をお考えですか。

(104) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―1階大広間―

[燃えるバリケードから離れると、同じ部屋のはずなのだが、城本来の冷えた空気に包み込まれる。
ラルフが横たえられるのを待ち、衣服に手を触れて首元を確認した。密かに恐れていた印は見当たらない。]

噛み痕はありません。
襲った相手が誰にせよ…眷属として連れて行かれることは避けられたようです。…今は。
[もう一度衣服を整え直し、聖別付与をしたテーブルクロスの端で顔を拭いて、死体の上にかけた。]

(105) 2012/05/01(Tue) 22時頃

ムパムピスは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 22時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

― 中庭 ―

 良かろう。

[宣誓(>>81)を聞き入れ、
捧げられた剣を掴んで騎士の頭上に擬し]

 ヒュー・ガルデン。
 いまこのときよりは、
 血盟騎士《ブラッドナイト》の称号を加えて名乗るが良い。

[告げると同時に剣を振り下ろした。]

(106) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

―貯蔵庫―
[ポーチの中の薬品類は、元々激しい戦闘に巻き込まれることを想定して割れないように対策を講じてあったお陰か、幸運なことに失われてはいなかった。

だが、彼ひとりではヒューに抗する術がない。
今や吸血鬼に出会う前に彼に殺される公算が大きい。
やはり、一度どうにかして討伐隊のメンバーと合流する必要がある。]

 
 ……仕方ありませんね。


[もう一本の能力上昇の賦活剤。
飲めば、次は――おそらく。
しかし賭ける他はない。]

(107) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[本来ならば、切る真似事をするだけの儀式。
だが、刃は首と肩の付け根を砕き、
胸の半ばまで食い込んだ。

噴き上がる血が落ちるよりも早く、
柄をさらに突き入れるように押し倒し、
騎士の身体を地面に縫い止める。]

(108) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 貴様の血は、"娘"に。
 貴様の命は、オレに。

[降りかかる鮮血は、闇の主を赤く染め、
騎士の傷口から迸る血が、地面を黒く染め変える。

流れ出す命が城に吸い込まれていくのを
真剣な目で見守っていた。]

(109) 2012/05/01(Tue) 22時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 22時頃


【人】 捜査官 ジェフ

 そうか……。

[ムパムピスの報告>>105に頷いて]

 ……だが、このまま逃げたら?
 我々が援軍を連れて戻ってくるまで、彼はこのままでいられるだろうか。

 私は彼の名誉を護ってやりたい。
 ならば、今ここで――倒すしかない。

[覚悟を決めたように告げ]

 ムパムピス。
 君一人で戻って援軍を連れてきてくれないか。

(110) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[ゆっくりと足を進めながら、
 矢継ぎ早の質問にひとつずつ答える。]

…こうなると思ってなかったからな。
愛用の武器、殆どだめにしちまってさ。

坊っさんはここから出る直前、聖術使ってるの見た。
…だから多分生きてる。

――ああ。で、アイツってのは、ソイツ。

………ヘクター。

[エリアスの唇からその名前が出た途端。
 眼差しに切り裂くような苦痛と陶酔が浮かぶ。
 
 唇に転がすように囁くと、肩をすくめ、
 困ったように笑った]

ケッタクソ悪ィ嗜虐趣味のオッサンのことだよ。

(111) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


ジェフは、ヘクターに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


ドナルドは、ジェフに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


ドナルドは、ムパムピスに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


【人】 学者 レオナルド

[樽に縋りながら立ち上がった。
足を踏み出せばよろけてしまいそうだが、先ほどよりは幾分かましになったと感じる。
扉を僅かに開いて、外の様子を確認すると、思い切って一息に滑り出た。

恐れていたようなあの騎士の襲撃はなかった。
だが、油断はできない。彼はまだ大広間にいる可能性が高い。
警戒しながらも、おぼつかない足取りで大広間へと歩き出した。]

(112) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 病人 エリアス

[こちらへと向かってくるドナルドに距離を詰められないように下がり。
気づけばバスルームの中へと。

ヘクターの名に反応する、その様子に目を細める。
どこか陶酔するような甘い眼差し。]

 …なるほど、嫌な予感というモノ程当たるようです。
 私の血が欲しいですか?
 それともただ、殺したいだけ?

[まだ、どこか人間の頃の精神を宿しているように思えた。
そんな甘い考えは捨てないと殺されてしまうのは分かっている。
それでもそんな甘さを捨てきれない。]

 …風よ。

[小さく呪文を唱える。
足止めが出来ればいい、そんな考えで足を狙って風の刃を繰り出した。]

(113) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

で、最後の質問は――

[ワイヤーをエリアスめがけて鞭のように揮う。

 しなやかな漆黒の鋼糸が――
 魔性の血の力を借り、蛇のように彼に襲い掛かった]

(114) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―1階大広間―

…………布に掛けた聖別付与は、保って一日。
その後は、保証しかねます。

このまま脱出するならば、街に出て、然るべき機関に連絡をとり援軍の派遣を要請することになりますが…専門の繋がりを持つジェフリー様と異なり、私の伝手は教団関係に限られてしまいます。
高位吸血鬼相手ともなれば、当然準備は念入りになると思われますし、月を跨ぐ可能性も充分考えられます。

…貴方一人で、対応できると思うのですか?
最凶の力を持つ吸血鬼に。
聖別された武器もなく。

死者の名誉を守る為、貴方の名誉が踏みにじられる事になるかもしれないのですが…それでも、残られるのですか?

(115) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 学者 レオナルド

[仕切りのカーテンの側がもっとも緊張しただろうか。
息を止め、耳を澄まし、気配を探る。
待ち受ける騎士の息遣いや気配を感じぬかと……だが聞こえてきたのは複数の話し声。]

(116) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…っ、とと、危ね…っ

[慌てて軽く飛び退る。
 ヒトであればまともに食らっていたかも知れぬ刃は、
 僅かに服の端と、腿を切り裂いただけで済んだ。

 風の刃にワイヤーが翻り、目標が反れる。
 首筋を狙ったそれはエリアスの肩付近へと]

(117) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 学者 レオナルド

 そこに居るのは、修道士さんですか?


[いつでも服用できるように試験管を握り締め、壁に背を付け声を掛ける。]

(118) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

── 中庭 ──

[宣誓とともに捧げた剣がヘクターの手に渡り、振り下ろされる。 
 その容赦のなさに戦士としての本能は身体を引きかけるが、意志の力で引き留めた。

 刹那、重く鋭い衝撃が革鎧の肩当てを易々と破断して、刀身が胸郭を押し開く。
 血の霧で視界が覆われた。]

(119) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 病人 エリアス

[風の刃よりも上空を漆黒の鋼糸が襲い来る。
黒いその糸は光にも反射しにくいのだろう、目で捉えるのも難しく避ける事も出来ない。]

 ――きゃあっ!!

[糸が右肩を切り裂き血が吹き出る。
血の溢れる箇所を手で押さえながらよろけ、苦痛で表情を歪めた。]

 …っう……。

[こちらの放った風の刃は腿を軽く裂いただけのようだった。
ヘクターのように簡単に傷が回復する様子はない、と瞬時に判断して次の魔法を繰り出す。]

 風よ。
 我が名において命ずる――あの男、ドナルドを切り裂け。

[今度は躊躇わず真っ直ぐにドナルドの首を狙った。
魔法の行方をどこか悲しげな眼差しで見つめている。]

(120) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
   ── ── … っ !!

[激烈な痛みに喘ぐ躯が大地に縫い止められ、熱が暴走する。

 それでも、意識を覆う先代の言葉に 諾、と頷いたのはクラリッサを想う一心で。]

(121) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[ぎりと歯を噛み締める。
確かにそうだ。
師がヘクターを討伐した時も、当然一人の力ではなかったのだから。
だが、それでも意志は揺るがない]

 ああ……。
 それでも私は残る。

 だから、君だけでも――

[――ムパムピスだけでも助けられれば]

(122) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

ラルフ様、ドナルド様…前衛系のお二人がこうして手にかかっている。あの速さと恐ろしい威圧感は、普通に対峙して……

………―――――!!!
[ジェフリーの突然の提案に気をとられ、気配に気づくのが遅れた。声をかけられ、驚いたようにレオナルドを見る。>>118

(123) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

その声は…レオナルド様…っ!?

[落ち着いた声色は、先ほど荷物だけが確認できた錬金術師のもの。声の出所を探そうと、杖を握り締めたまま周囲を見回した。]

(124) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 レオナルド?

[ムパムピスの声>>124に、彼もまたあたりを見回し]

 レオナルド、無事だったのか?

[だが、無闇矢鱈と探し回らない。
レオナルドが吸血鬼になっている可能性を警戒して
剣に手を掛けた]

(125) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[ドクン、と。
脈打つ感覚に女は目を瞠る。
驚きに半ば開かれたくちびるが震えた]


――…ッ


[中庭で流れた血が
城に滲み女へと流れ込むを感じる]

(+25) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 中庭 ―

[手についた血に舌を這わせ、降り注いだ幾ばくかを舐め取る。
もっと貪りたい衝動も覚えたが、今はそれを無視した。

短い痙攣が途絶え、騎士の身体が動かなくなる。
それを見届けて、横たわった身体を踏みつけ
深々と突き立った剣を引き抜いた。

新たに開いた傷口からなおも血が溢れるが、
もはや、勢いはない。]

(126) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[抜いた剣の切っ先で自分の腕を浅く刺し、
魔の気帯びる血を騎士の身体へと注ぎ掛けた。

ドナルドの時と同じく、血は青み差す身体へと呑み込まれ
大きく開いた傷口が次第に癒えていく。

しかし、その速度はドナルドの時と比べて、
明らかに遅かった。]

(127) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

―大広間―
[カーテンの端から覗いて確かめたふたりの様子から見て、大丈夫のようだと判断し、ゆっくりと大広間に入る。
かなり酷い姿に見えるだろうと、口の端に苦笑いが浮かんだ。]

 無事とは言いかねますが、何とか生きていますよ。
 さきほど降りてきたのはあなた方だったのですか?
 あの騎士はどうしました?

[壁を伝い歩きながら、ゆっくりと近付く。] 

(128) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ……しゃーねぇよなぁ。
 ふたり立て続けなんざ、オレも久しぶりだし。

[眷属を生み出すことは、命を分け与えること。
さすがに消耗していたかと苦笑して、
騎士の身体を肩に担ぎ上げる。]

(129) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

――…殺せとしか、言われてなくてな。

[ワイヤーを手繰り寄せながら苦笑する。

 ……酷く、渇いていた。
 けれどそれは、主命ではない。

 ………あの水を飲めばもうひとではなくなるのだと、
 ひとではない思考で、そうぼんやりと思う]

(130) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[血と共に伝うは騎士の心>>121]


……ぃ、ヤ…


[女は騎士が血を流す事を望まない。
厭うべき事態が起こっているのだと感じ取り
子供が愚図るようにふるふると頭を左右に振った]


ヒュー


[鏡には映らぬ景色を想い
女の眦から一滴の涙が零れ落ちる]

(+26) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

――っ、容赦ねえな、………

[背後にとんぼ返りし、風の刃の直撃を避ける。
 刃は男の右腕を掠め、
 抉る様な傷を遺して背後に直撃した。

 とん、と。
 着地すると同時に、ワイヤーをしならせる。

 遠隔戦は不利。
 彼の腕を絡めとり、引きずり寄せようと]
 

(131) 2012/05/01(Tue) 23時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 23時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

 ……… 一旦、風呂でも入るか。

[勢い良く斬りつけたせいで、
頭の先からつま先まで、くまなく血を被っていた。
濃い血臭は心地良いが、濡れたままではさすがに気持ち悪い。

騎士一人担ぎ、機嫌良く鼻歌を歌いながら
中庭から厨房へと続く扉を開けた]

―→ 厨房 ―

(132) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―1階大広間―

……っ…レオナルド様、お怪我は?
[カーテンから現れた錬金術師の姿に眉を顰める。眼鏡に皹が入り、見かけや汚れ方は、あからさまに満身創痍の状態。慌てて数歩近くまで寄り、そこで止まる]

さきほど、ジェフリー様と合流して降りてきたところです。
……ラルフ様は…駄目でした……
ドナルド様も恐らく………

治療、必要でしょうか?お薬を使われましたか?
[杖を持ち、距離を測りながら近づく。はぐれてすぐに再会したドナルドや、自分が聖別した剣を持っていたジェフリーとは異なり、若干警戒しつつ、反応を覗う。
魔物と化していたら、杖を嫌がるはずとの計算も込めていた。]

(133) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[世界が音をなくしてゆき、冥く狭まる視界に傾ぐ、クラリッサの慈しんだ被雷の木。
 それを囲む薔薇の生け垣。


 深紅の濃密な香りに包まれる。
 それを最期に、意識は闇に呑まれた。]

(134) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

……あの、騎士?

ヒュー・ガルデン?

(135) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 病人 エリアス

 ――ッ

[風の刃はあっさりと避けられ。
直後に漆黒のワイヤーが右腕を絡めとり引っ張られる。
切り裂かれた右肩を強く打ち付け床に擦りつけられながらドナルドの方へと引き寄せられ。]

 …かわ…いそ…な人。

[城内へ入ってからの戦闘。
影の魔物に吸われた魔力。
続く緊張状態、それに数々の怪我。
それらのせいで最早魔法を使う気力もほとんどない。
苦し気にドナルドを見上げてそう言った。]

(136) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ……

[姿をあらわしたレオナルド>>128の姿に眉をひそめた
顔が少し膨れ上がっているところを見れば、やけどしたのだろうか。
更に額から流れる血。
とりわけ口元から零れたような血の跡が
神の祝福を失ったように見えて]

 ムパムピス……。
 気を抜くなよ。

[囁くと、彼もまた油断なくレオナルドまでの距離を縮めてゆく]

(137) 2012/05/01(Tue) 23時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 23時頃


【人】 修道士 ムパムピス

>>137
あぁ…そうでした。
[ジェフリーの言葉で、何かに気づいたように手を打つと、修道着の首元の留め具を外し、錬金術師に見えるように傷一つついていない首元を見せる。]

ご覧の通り、噛まれていません。
杖も、聖別されたままです。
ジェフリー様も同様なのは、私が保障致します。
[言い終わるとすぐに服を直し、首元を魔物の牙から身を守るための厚めの襟で保護し直した。]

(138) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

レオナルド様が無事なら…一応、討伐隊の男性の消息は全員分、明らかになったということになるでしょうか…

[ジェフリーに小声で囁き返し、レオナルドの動向を覗う。真偽はどうあれ、魔女として疑われた、との発言からエリアスは女性として認識していたようである。]

(139) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>136
[無理やりにワイヤーを引き、
 エリアスの華奢な身体を引きずり寄せる。
 
 半ば頽れる様に
 ぐったりと力ないその身体を見下ろし、
 申し訳なさそうに笑って、
 その首に両手でしゅるりとワイヤーをかける]

…悪ィな。
俺、アンタのこと結構好きだったんだけどさ…。

……?

[――可哀想なひと、という言葉に目を見開き、
 色のうせた顔を覗き込んだ]

(140) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

―大広間―
[未だ炎を上げる大テーブルの手前で一度足を止めた。]

 ……ラルフさんが。
 そうですか。私の身代わりになったようなものだ……

[錬金術師の顔に沈痛な表情が浮かんだ。]

 治療薬を使いました。
 ですから、これ以上の治療は必要ありません。

[そこで、ふたりが自分を警戒しているのを見てとり、当たり前とは思いつつも困惑にも苦笑いにも似た複雑な顔つきになってしまう。]

 私はまだ吸血鬼にはなっていませんよ。

(141) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 病人 エリアス

[出血も激しい。
痛みも感じなくなってきた。
意識も朦朧としてきて、このまま眠ってしまいたい。
その気持ちを気力で抑え込み。]

 …私は魔女として殺されず。
 吸血鬼にもならずに――人として死ねる。

[それはとても幸せな事だと、覗き込むドナルドに笑みを浮かべてそう言った。]

(142) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 23時半頃


【人】 学者 レオナルド

 首筋以外でも吸血はできますけれども、ね。

[ムパムピスが首筋を見せた>>138のを見て、小さく息を吐いた。]

 こうすれば、信じますか?

[彼の持っている聖別された杖の方に手を伸ばした。]

(143) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 厨房 ―

[ご機嫌な鼻歌をそのままに、
厨房に踏み込んで、階段へと向かいかける。

その足を止めさせたのは、
カーテンの向こうから聞こえる複数の声。]

(144) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ……………。

[肩に騎士の身体を担いだまま、
どうするべきかと耳を峙てる間にも、
口元からは愉しげな笑みが消えなかった。]

(145) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ……まだ、エリアスがいるだろう。

[ムパムピス>>139に返答をした]

エリアスとは、3階で別れたきり、まだ一度も再会していない。
一体どこへ……

(146) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―1階大広間―

>>141
それでは、レオナルド様も居合わせていたのですか…?
この、戦闘の現場に。
[残された状況から、恐らくそうだろうと思いながらも重ねて聞いてみる。]

>>143
別に脱いでも構いませんけど…この杖を持っている段階で信頼してもらって間違いはないと思いますよ。
[杖に手を伸ばす様子に、ほっとしたように笑顔を浮かべる。]

――錬金術師様に、神の恩恵と祝福を。
ジェフリーさま……大丈夫です。
[レオナルドの手先に、何かの儀式を行うかのように杖の先端を近づけ、様子を見て断定した。]

(147) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 23時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>142
………。

[ヒトとして。

 エリアスの言葉に言葉を失い。
 瞠目して、蒼褪めた顔を見つめる]

(148) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

>>146
えぇ。だから男性の消息…と………
あれ…違いました?

あの方、ヒュー・ガルデンに対峙していた時>>0:205に言っていたのですよ。
「…魔術を扱うというだけで魔女と誹られ処刑される事もあります。
 貴方の言う事が本当なら、身の潔白を証明するお手伝いをする事も吝かではありませんが。」

私個人と会話した時>>1:28に…御自身で異端審問を受けていたというお話もお聞きしましたので…
もし誤解していたとしたら、なんて勘違いをしていたのかと怒られてしまいそうですね。

3階…ですか。無事に脱出できているといいのですが…

(149) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[今は主ともなった先代城主の広く逞しい肩に担がれて運ばれている。
 意識はないはずなのに、昔の記憶を見ていた。


 ──まだふたりともが生きていた頃。
 城主だというのに、クラリッサは庭師のように自ら薔薇を丹精した。
 薔薇のもたらす深紅はクラリッサの肌に髪によく似合ったから、彼女が花を愛でるのを止めるつもりはなかったが、ヒューは薔薇の刺が彼女を傷つけるのを心配した。

 それで、ヒューは一群れの薔薇の刺を勝手に全部、取り除いてしまったことがある。]

(150) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…………ああ。

[隻眼が、歪む。
 子供が泣き出す直前のような色に。]

そうだな。
お前を俺のようにはさせない。

[笑みを覗き込み、
 子供をあやすようにその髪を撫でた]

(151) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[翌日、クラリッサは目を潤ませただけで何も言わず、ヒューの指に軟膏をつけてくれたが、薔薇の方は季節が変わっても刺を折った痕が歪に残り、ひどく細くなった茎は他の株に比べて明らかに弱かった。

 自然の有り様に手を出すべきではなかったのだ。
 すみません、と謝罪したヒューにクラリッサはいつもと変わらない微笑みをくれた。


 どうして、今、それを思い出したのかわからない。
 クラリッサの夢ならいつまででも見ていたかったけれど──]

(152) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


――おやすみ、……エリアス。

[ワイヤーをゆっくりと引き――
 細い首を、締め上げた*]

(153) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

>>147
 私があの騎士に殺されそうになった時に誰か階段を下りてきた人がいたのですよ。
 そのお陰で何とか逃げることができたのですが……

[目を伏せ、首を振る。]

 エリアスさんは行方不明なんですか。
 無事ならよいですが……

[考え込むように唇に拳を当てた。] 

(154) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 厨房 ―

[カーテンの側に立って様子を探れば、
討伐隊の三人が大広間で話をしているようだった。

最初に来た人数を思い出し、
死んだ者、死につつある者、眷属へと変えた者の数を引けば、
そこに、生き残りの全員がいると知れる。]

 ……。

[もうしばらく考えたあと、
やはりご機嫌に鼻歌を歌いながら、大広間に踏み込んだ。
どのみち、階段はその先だ。
別に、使う必要もなかったが。]

(155) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 学者 レオナルド

[ふと思いついて腰のベルトに挟んだ見取り図の束を広げて見ようとしたが、半分ほど焼け焦げてしまっていた。
残念そうに溜息が零れる。]

 ……まあ、私の頭の中には概ね入っていますけれども。

(156) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 病人 エリアス

[ワイヤーが首を締め上げ、血が滲む。
恐怖、苦痛、諦め。

私は人として死ねる、それは幸せ――本当に?

分からない。
今はただこの苦痛から逃れる事が出来ればいい。

薄れゆく意識の中で優しい声を聞いた気がした**]

(157) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 大広間 ―

[大広間には、やはり人間共の姿が3つあった。

そちらの方を一瞥しただけで、
当たり前のように階段へ向かって歩いていく。

大広間の惨状には少しばかり眉を顰めたが、
機嫌が悪くなるほどでもなかった。]

(158) 2012/05/02(Wed) 00時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 00時頃


【人】 学者 レオナルド

[羊皮紙の束から顔を上げ、]

 ところで、あの騎士がいないのなら、今のうちに……

[と、口を開きかけたところで、はっと息を呑む。
振り返ればそこに、『彼』がいた。]

(159) 2012/05/02(Wed) 00時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 00時頃


【人】 学者 レオナルド

[『彼』は当たり前のように部屋を過ぎり、階段に向かって歩いてゆく。

恐れることなく堂々と、
人間たちには、僅か一瞥だけをくれて。

ごくりと唾を飲み下す。
決意は既に固まっていた。]

(160) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 学者 レオナルド

[ジェフリーとムパムピスとの距離を測り、さり気なく移動する。
おそらくは、ふたりも『彼』に対して何らかの行動を起こすはず、と踏んで。]

(161) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

――
[なるべく一息にと力を込めたが、
 首を掻き切るのは躊躇われた。

 或いは其れは中途半端な情であるのだと、
 そう嘲られる種類のものかもしれない。

 息絶えた軽い身体を、そっと、抱き起こす]

(162) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス


そういえば…ラルフ様の剣が刺してあった>>154のは…レオナルド様の所持品袋だったのでしょうか?
それなら回収して…

>>159レオナルドの様子が…部屋の空気が変わったことに気づく。恐る恐る視線の先を確認する。]

(163) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

……。
おい、…此の侭放っておけって言う訳じゃねえんだろ!?

[中空を見上げ、呼び掛ける]

まさか、アンタも、死体ゴロゴロの城に住みたいってわけじゃねえよなあ?

[せめて何処かに葬ってやりたいと――
 けれどそれを直接城主に口にすることも躊躇われ]

(164) 2012/05/02(Wed) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

生存者
(5人 45促)

ヘクター
53回 注目
ヒュー
42回 注目
ジェフ
39回 注目
ドナルド
90回 注目
ムパムピス
27回 注目

犠牲者 (2人)

ベネット
0回 (2d)
クラリッサ
38回 (2d) 注目

処刑者 (4人)

ラルフ
2回 (3d) 注目
エリアス
2回 (4d) 注目
レオナルド
8回 (5d) 注目
ベネット
0回 (6d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび