78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
レティーシャに1人が投票した。
セレストに2人が投票した。
シメオンに8人が投票した。
ヤニクに2人が投票した。
キリシマに1人が投票した。
ヴェスパタインに3人が投票した。
フィリップに1人が投票した。
シメオンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、レティーシャ、ヒュー、ヴェラ、オスカー、ケヴィン、カトリーナ、カリュクス、セレスト、ペラジー、ラディスラヴァ、ヤニク、クラリッサ、コリーン、ドロシー、キリシマ、ヴェスパタイン、フィリップの17名。
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[……帰還が遅い。 眷属の行動に支障が存在している]
まったく。 この私に手間を取らせるか。
[眼の前、この二人が存在するなかで彼等を呼び寄せる事は。 即ち、己の正体が露見する事ではあるが。 致し方が無いだろう。
その両の拳から、空間に罅が二つ。 無理矢理に、眷属が六極の泉《ラキ・ユニヴァー》に引きずりだされる様になるだろう]
(0) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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>>2:358>>2:359>>2:360 その記述…。
[フィルの口からつむがれるのは、書庫で見たあの記述。 予言だったのかと自身の顎に触れた]
…しかし……天使と悪魔に、龍と鳥…この場合、鳥って言ってもただの鳥じゃあないんでしょうね、並びから見て。 これだけ色々と、普段お目にかかれないメンバーせいぞろいだと…パンタシアの私なんて可愛いモンね。 天使やら龍やらに比べれば全然普通?な感じ。
[自分がその予言にかかわっているとまでは思っていないが、そんな面々の中に入ろうものなら、稀少種族というくらい、何の特長にもならない気がしてきた]
(1) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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/* wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwひとりがちわろた
(+0) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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― 六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
…………申し訳ありません。
[盛大に溜息をつきたい気分ではあったが、それを押し殺して主の前へと引きずりだされ、即座に膝をついた。>>0
何せ海に落ちて、水も滴る何とやら状態になっていたし、傷は受けていたし、頭はヤニクからの一撃でふらふらしていたし、傷は負っていたし。
……無様である。]
(2) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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/* あまりのことに独り言に生やしそうになったわ
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww だってみんな死亡フラグたてんのおせーんだもんwwwww かっさらっちゃった…☆
(+1) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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/* 悔やまれるのはセレストとの連携プレーが未遂なのと、ヴェスキリシマへのお礼ができていないことだな!ざんねん!
墓下暖めろって無茶を言うぜ
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwww芝でいいなら埋めとくけどな
(+2) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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っ 良平いいいいいいいいいいいい!!!!!!
[>>2:575良平に、ヤニクの攻撃がきまった。 落ちていくあいつに手を伸ばしても、 届かない……っ!!!
水しぶきが、やけに軽く聞こえて。]
っばか、 やろ……
[俺の手は、あまりに短すぎた。]
(3) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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[魂を断ち切れたはずの大鎌は振り下ろされる事はなく。>>1:573]
”その『選択』で、良かったのか”
[響いたのは謎の声。声色は読めない。 相手が目を逸らした隙に、ふわり、と後方へまた飛んだ。]
チッ…! だがまだだ、こんな失態のまま、帰還など――
[杖を握り締め、黎を呼ぼうとしたけれど。 聞こえたのは空間に皹が入る音。ハッとした後、顔を顰めた。>>0]
また いずれ 必ず
[怨嗟の響きを込めて呟き。 飛雲と桃乐茜の今にも走り出しそうな様子にも、ちらりと一つ、視線を投げるのが早いか否か――、 其の姿は、皹の出現と同時に、空間の向こうへと消える。]
(4) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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― 六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
…………お言葉もありません。
[半身の隣にて、主の前へと膝をつき、頭を垂れる。
傷残る身体に手を添えて、表情はとても曇っている。 無様だ。とても。
主の要望に応えられなかったのも一つだが、見逃されたという事実もまた、深く深く胸に刻まれる。]
(5) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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ヒューは、ヴェスパタインの消える様子を状況を飲み込めずに見ている。
2012/02/03(Fri) 00時半頃
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ー ドゥ・シアーラ:港 ー
[堕天使が海へと落ちる音にも気付かずに、鳳凰は、速度をあげる。 港に一行を降ろすと、直ぐに人型に戻りその場にへたり込んだ。]
つっかれたー…。 ちょっと、休まなきゃ、無理だわ…
(6) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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[>>557北極星《シメオン》の気配が星を覆い始めた。
ふと羽を止めて振り返る。
その目が視るのは、>>568希優ノ金十字《テンダーライツ・ノーザンクロス》
―――この星の行く末を案じた北極星の墓標]
『そうか、それが汝の運命―――星の使命《-セカイノヤクソク-》か』
[己の器たる人形の願いは遂げられた。 無知で無垢なる故に、残酷な願いであることを、人形は知らぬまま。]
(7) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 01時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 01時頃
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― 六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
……背中を預けろ。
[随分とした無様である。 が、それには何の一言も咎める事なく。
「どかり」、と皓《シロ》が待とう濡れそぼった燕尾服の背中に、尻を椅子の様に落とす]
黎《クロ》。次は貴様の番だ。
[「どかり」、と。同じくして現れた黎《クロ》の半身の燕尾服にも、片足を立てる。 こちらは、尻の感触の様な物は生憎と皆無だが。 半眼で見据えながら、足元の眷属達への、仕置き]
(8) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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え………ちょ、これなんだったんだァ? 俺にはさっぱり―え、コーイチが喧嘩売られてたんじゃ…?
[わけもわからず空間に消えるその姿を見て、 退治していた大鎌の細身スーツを見て、 すごい剣幕で怒り狂うおばちゃんを見て。 汗だくで混乱したように視線を泳がせている。]
(9) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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ー ドゥ・シアーラ:港 ー
ぁ……
[鳥はスピードを上げてて、あいつのいた場所なんてあっという間に見えなくなった。 街の港へ到着して、降りようとした足はふらついて、膝を付く。]
良平…… あいつ……しん、
[続きは、言えなかった。 違うモノになってしまったってのは、なんとなく感じたけど、だけど。 だからって諦めることも、見捨てることも、できなかったのに。
武器を振るった二人を、見る。 良平を刻んだ剣。 たたき落とした刃。
何も言えなくて、唇を痛いくらい噛み締めた。 ……腕も、痛い。]
(10) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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[両者とも一様に、無様を晒し、そして表情を曇らせている]
……良いか? 私が苛立っているのは、漸く私の手に戻ってきた眷属が、あわや再誓約を果たして間も無く散らされかねなかった事だ。
それ以上の咎めは無い。 充分に役目は果たしている。
[然しどうした物だろうか。そう、皓《シロ》に尻を、黎《クロ》に片足を預けながら、軽い物思いにふける。 微かに異様な風景と化している事は、気にする事無く]
(11) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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/* はー 世界はなんてのびのびしてるんだ
素晴らしいな
(+3) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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[目を伏せて、とんとん、と己のこめかみを叩く。 次の瞬間、体から海水がさぁっと消えた。 例え動いたことで処罰を受けようとも、主を自らのせいで濡らしてしまうのは、耐えられなかった。
言葉も発さずに、椅子の役目を果たしている。>>8]
(12) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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……選択なんて、いつも、正しいワケじゃなかったさ…。
[聞き覚えの無い声。(>>4) 大鎌《サイス》を担ぎ直すと距離の空いた相手を見た。]
………また、はご遠慮願いたいね…まったく。 ヘマしたな……まったく…オレとしたことが。 血がたりねぇ…。
[その場に座り込む。 けれど、異形の存在が消えたわけではないことを思い出した。]
レイディ、平気かい?今のうちにソイツ連れて安全なところ行きなよ。
[混乱している男(>>9)に声をかけないのは、攻撃された恨みと野郎を心配する必要などはないと感じているからだった。]
(13) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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―回想 図書館外― [『七人の小人』の話に区切りがついたころだろうか。 突如死人の咆哮と、生者の悲鳴が街に木霊する]
あぁ、もう、また!?
[またゾンビたちが暴れだしたのかと思ったが、一目で先ほどまでとは様子が違うことを悟る。 死人の目は赤く染まり、どこか物悲しげな唸り声を上げていた。 彼らがなにを嘆いているかはわからないが、ソレがペラジーには]
…苦しい…のかしら…いや、悲しい…?
[どちらにしても、何か、胸を締め付けられるような感覚に苛まれる]
…訳もわからないうちに殺されて、死んだ後も安眠させてもらえない…その上、なんでこんな声を上げさせられなきゃなんないのよ…。
[これが誰かの仕業なのは一目瞭然だ。 まだ見ぬその「人形使」に怒りを募らせ、静かに拳を握った]
(14) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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ちょっ、コウちゃん!!
[飛雲を怒鳴っている間に、光一の姿が消えていき。桃乐茜は思わず声をかける。]
(15) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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[物も言わず、ただ椅子の役目を果たす。>>8 この程度の仕置きにならば別段何時間でも何日でも耐えられよう。 異様な風景なのに間違いは無い上、その場に居る人物に少し問題はあったが。
続く言葉も目を伏せたまま耳に入れ、返す言葉は短い。>>11]
……は
(16) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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はぁ……いったいどうなってるのよ……
[桃乐茜は思わずため息を漏らす。そして飛雲を叱ることも*忘れずに*]
(17) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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オスカーは、南極星《セレスト》はどうしてるだろうか、と見回した。
2012/02/03(Fri) 01時頃
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おい、テメェ。アレは何だったんだよ? コーイチじゃねェのか。コーイチは俺のダチだから。
[混乱してよくわからないことになっている。 明らかに略奪したらしき荷物を背負いながら、 座り込んだ細身スーツに詰め寄る。凄みながら。]
子曰く、「ダチは死んでも守れ」―……ってよ。 アレがもし俺の「ダチじゃねェ」なら……。
[くわ、と眼を見開いて。]
(18) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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……これまで以上に、励め。 死《わたし》の眷属が、"死"を与えられる無様を犯さぬようにな。
[片足を黎《クロ》から退ける。 そして、面を上げる事を赦し、黎《クロ》の眼前。 破壊を奉じ、死を司る神手であるにも関わらず、まるで鋭く咲き誇る薔薇の様なその甲を、差し出して見せる。
その甲に、口づけを与える事を確かめた後、立ち上がり、皓《シロ》にもまた、立ち上がることを赦す]
(19) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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………対不起(すまねぇ)
[それは胸倉でも掴みそうな勢いで静かに頭を下げた。 あまりに運がなかった。まさか「コーイチじゃない」ということは 彼は一切考えなかった。それは不運なことだった。]
(20) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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オスカー…
[唇を噛み締める少年に、金の瞳を向ける。 ふらり、立ち上がると少年の頭にポンと手をのせた。
何も言葉は発しなかったけれど。 元来、人付き合いは良い方では無いのである。]
怪我は?
[他の二人も怪我をしていたかも知れないが。 年齢も若く、力の弱い彼がもっとも危険だっただろうから。]
(21) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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―続 回想―
セイカ、はなれないようにね。
[セイカを庇うように手で制しながら、倒さねばならない最低限の死人を、背負った大剣で切り伏せる。 しかし、そんな戦い方ではキリが無いのは当然で…]
キリが…ないったら…! …何処か…何処かに、この人たちを操ってる何かが居るはず…せめて、それを何とかできれば!
[そんなことを愚痴りながら戦っていると、フィルが先にその元凶を発見したようだった。 その姿を見て、ペラジーは驚愕し、次の瞬間には叫んでいた>>445]
コーーーーーーーーーーーウ……!!! …アンタ、コウでしょ!? …リョウと二人、おそろいで遊ぶ分にはかまわないけど…コレ…アンタの仕業なの? だとしたら、悪趣味が過ぎるわよ!!
[それは、明らかな怒りの叫びだった]
(22) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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[背の上から重力が消える。 面を上げる事を許され、視線は主へと向かい。
差し出された薔薇の様な手に、死神のような白い指先で触れ、其の手の甲に口付けを落とした。]
――― 我が君の、心のままに。
(23) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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――――…… いたい…。
[大丈夫、って言おうとしたけど。 傷だけじゃない。 酷く、痛くて。 痛みを塗りつぶすよう、黒鋼をつけたままの手で、 傷つけられた二の腕を強く握る。]
俺、…… なんにも、できなくて……!!!
[アリィはずっと、支えて飛び続けてくれた。 ふたりとも、戦った。 なのに。]
(24) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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カトリーナ。
[鳳凰は、今は内なる存在となってしまった彼女に呼びかける。]
起きなさい。 カトリーナ。
[内なる存在から、反応があるまで、少しの時間を要したか。]
『…はい。』
[周囲にも声は聞こえたか。 無事だったかと、肩を一度落とした。]
(25) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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勿体無きお言葉にございます…………
[役目を果たしている、という言葉に返した。 自分ではそうは思えぬから、温情にしか感じられぬ。>>11
奥歯を噛み締め、主が自らより離れれば、 ゆらりと立ち上がった。]
―――仰せのままに。
(26) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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―続続 回想―
!? …なに、あのおばさん…?
[遠くに見える女性の姿>>444。 こう言ってはなんだが…彼女の姿は、この場にはひどく不釣合いに思える。 彼女とコウの様子を見るに、二人は顔見知りのようだ。 その女性の言葉を横目に、コウとフィルが激しく火花を散らせる>>456]
…ちっ…!!
[今すぐコウのことを蹴り飛ばしてやりたい気持ちだったが、如何せん死人の数が多い。 セイカを守りながら目指すには、コウたちのいる場所は少し遠すぎる]
仕方ない…フィルゥ…!! アンタに私の分も任せた! ソイツのこと蹴っ飛ばしてやって!思いっきり!!
[そう声をかけるも、向こうも余裕があるわけではなさそうだ。 何とか加勢できないものかと様子をうかがうが、現時点ではそれは中々に難しそうだった]
(27) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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[上手く加減が言ったらしいことは、掌に伝わる衝撃で分かった もともとバランスを取るには適さない足場 男はそのまま海へと落ちていく それを知ってか知らずか尚もスピードを緩めることなく舞う鳳凰は間もなく陸地に着こうとしていた その時、オスカーに良平と呼ばれた男の気がふつ、と――]
消えた…?
[訝しみながらも、港へと降り立った鳳凰の背から身を下ろす]
ありがとう、暴れてすみません
[人の姿に戻った鳳凰に礼と詫びを告げ、港の縁へと駆けだし 「良平」が落ちたであろう辺りを見渡した 背に感じるオスカーの視線がちりちりと胸を痛めたが 先程消えた気配に違和感を感じずには居られなかった 息絶えたとしても、あんなに急に、ふつりと気が切れる事はあるのだろうか]
(28) 2012/02/03(Fri) 01時頃
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/* はああああ すごい勢いで落ち着いてしまった
(+4) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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……アンタさぁ、殺されたいワケ? 動いたら首刎ねるから。
[野郎に容赦はしない。(>>18) 大鎌《サイス》の刃を男の首近くへ寄せた。]
謝る前に、それ、まず返してきなよ。 火事場泥棒とか本気でだらしない。 それから、コーイチだか知らないけど、友達ならあんなになる前になんとかしろ。
っか、ちょっと臭い、離れて。
[大鎌《サイス》の刃は未だ首元にあるまま。 動くのか動かないのか興味本位でそういった。]
(29) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[頷き、二人の眷属をその両脇に侍らせる]
抜け。 この黒曜は、監督者《エピスコポス》の預かり物。
どうせ、抵抗する力を有する物もいない。
[気だるげな所作で指を指すは、黒曜の大剣。 その奥深くに突き刺さった切先は、今も樹枝ががしりと加えているだろうが。 この眷属には、その程度の雑用に、造作もないだろう。
もし、その場にいる物が抵抗を試みても、造作ない。 自ら、また手を塞げばいいだけの事だった]
(30) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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― 星の使命《-セカイノヤクソク-》 ―
(31) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[南極星《セレスト》は知らない。
来るべき時の為にその身に星(せかい)を構築している事を。]
(32) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[南極星《セレスト》は知らない。
星(せかい)を創るには星動天核《ティケイルコア》が必要だが、それは膨大な量の星命《テュケー》がひとつの"聖命《エウケー》"を抱いた時に生まれることを。]
(33) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[南極星《セレスト》は知らない。
その身である第六の匣《BOX》は、無の匣《NOTHING》と表裏一体《ふたつでひとつ》であることを。]
(34) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[南極星《セレスト》は知らない。
七つの禍の匣《BOX》全てが開放された後に現れるのが、無の匣《NOTHING》である事を。
無 ―― すなわち、零番目の匣は、禍ではなく"可能性"である事を。
(35) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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第零の匣《BOX》 "創星"
南極星《セレスト》の身に構築される、星(せかい)こそが、"それ"である事を。]
(36) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[破戒《貪慾》と、再生《創星》。
矛盾しているようだが、表裏一体のそれを、南極星《セレスト》は、その身に宿す。]
(37) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[第零の匣《BOX》を具現化する際に必要な星命力《テュケイリア》と星動力《イリアコトン》は、北極星《シメオン》と南極星《セレスト》で供給し
そして、二人が新たなる星(せかい)の太陽と月になる。
これが、 星の使命《-セカイノヤクソク-》 だった**]
(38) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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ぐっ………ぐうううう。
[包帯から覗く米神に明らかに青筋が浮かんでいる。 それをぐっとこらえて、盗品を後ろに下ろす。 鎌は首に突きつけられたまま。]
ああ、あの混乱の間に離れ離れになってしまってなァ。 俺は単なる「観光客」だから、何が起きているか……。
[非を認めて、従順に従っていたが「臭い」の一言。 ゾンビに囲まれていて、匂いがうつったのか―]
(39) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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/* 相方がちょっと何いってるかわかんないですね…
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(+5) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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―続続続 回想―
…な…に言ってるの、あのおばさん…!?
[かすかに聞こえる女性の声>>469。その内容に驚愕する。 やはり、彼女の存在は、何処かこの空間から浮いて感じられた。 そちらに気を引かれるあまり、危うく死人の攻撃を受けそうになり、身体をひねる]
あ…ぶな…あんまり余所見もしてられない、か…!
[などと考えていると、どうやら均衡していた戦闘に、変化があったようだ>>505]
(40) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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フィル…!
[ちらりと視線を走らせた先に見えたのは、漆黒の剣に腹部を貫かれたフィリップの姿だった]
く…そ…! ……セイカ! 私の短剣、使える!?
[先ほどの小人…クラリッサと言ったか。 アレとのコント…もといやりとりを見る限り、多少なり彼女の中で変化があったものと思われる。 ならば、もし彼女が、今自身を守る程度に戦えるようになっているならば…自分はフィルの加勢にいけるのでは、そう考えたのだ]
(41) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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―黒剣聳えるも禍打ち払われし六極の泉《ラキ・ユニヴァー》―
[人体急所を殴り飛ばされた衝撃から復帰してくる頃―― 医術天使は己を治療するには向いていないので。 その間に姿を現す、コーイチだった堕天使ともう一人。 繰り広げられる"女王様と下僕"な光景に]
……ぅわぁ
[少年は素直にドン引きした。 どうやらこの仮面女が、コーイチだった者の『あの御方』だ]
……じゃあ、まさか、あんたなのか。 神の審判《アポカリュプス》に託けて好き勝手やらかしてんのは。
[そう言う認識で、見遣る。]
(42) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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|
おい、シャバ僧がよ。テメェ誰に喧嘩売ってんだコラァ。
[さすがにキレた。自分が100%悪いにも関わらずだ。 おもむろに突きつけられた大鎌《サイス》に手をかける。 首を刎ねると言われているにも関わらず、だ。]
筋モン舐めてただで済むと思ってんのかテメェ。 そのツラくしゃんくしゃんにぼってくりこかして、その如何にも並びの良さそうな歯全部圧し折ってやって、泣いて謝るまで川に沈めて引き上げてを繰り返して、火であぶったるぞ?
ヤッパ怖がって筋モン《ヤクザ》が勤まるか。
―………刎ねるってんなら刎ねてみろ、シャバ僧がァ!!
[胸にある4対の獣の眼が赤く光った。]
(43) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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ヒューは、フィリップにデコがくっ付きそうなくらいまで顔を近づけメンチを切った。
2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
[塔か柱、あるいは十字架のように突き立つ黒曜の剣を、 彼らが抜くと言うのなら、それを止める程の力は 少年には残っていなかった。
辛うじて、泉が崩壊せぬように支えるのが限界だ]
(44) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
馬鹿な事言ってんじゃないわよ。
[少年が漏らした言葉 >>24 に、威圧する様な声をあげると、ぎゅむりと頬をつまんだ。 意識をこちらに向けさせるだけの、力を加えて。]
何も出来なかったかもしれないけど、アンタは逃げようとしなかった。
[首を傾げ、見下ろして、わかる?と。 その逃げなかったという事が、その姿勢が大事で、立派なものであると。]
最初から完璧な男なんて、つまんないわよ。
[じっと少年の瞳を覗く様にしてから、ゆるりと口端をあげた。]
(45) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[正直な程に引いている少年に、再び歩み寄る。 どうやら、気恥かしさの類は、随分と堂々とした所作]
確かに。 私がこの二人の主だが。
……。
[くっ、と。 可笑しいとでも言いたげに、嘲笑を微かに浮かべる]
(46) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
………失礼致します。
[腕を降り、光輪を呼び出すと。 まずは鎌鼬のように輪を操り、黒い剣に絡みつく邪魔な木の枝を切り落とした]
(47) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[主の両脇へと畏まり、泉の様子へ視線を向けながら。>>30]
は
[短い返事の後、闇を纏い、ふわりと、飛んだ。 黒の大剣へと近づく。 半身が枝を切り落としたのを確認しながら、>>47 大剣へと片手を翳し、 片手は自身の”剣”へと触れる。]
(48) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
喧嘩を先に売ってきたのはそっち。臭いってば。
[男の真横に大鎌《サイス》を振り下ろす。 大地を割り、炎を上げながら異形を燃やし尽くす。 それは聖なる炎ではなく闇を纏う炎。 黒く揺らめくその炎では異形を浄化することはできない。]
シャバ僧だか、なんだか知らないけど、何しにきたの? 観光?だったら帰ったほうがいい。
………アンタが内で飼ってるソレ、胸糞ワリィ。 それ、どっかで見たな……。 とりあえずさ。
[男の頭の上で大鎌《サイス》を薙ぐ。 天頂部の髪に多少掠めていった。]
(49) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[ィイイイイイイイイイイイイイ――――ンン…]
[不快な音を立て、力の共鳴が起き、]
[ズズッ…]
[その大剣が、徐々に徐々に、動き出す。 何にも邪魔されなければ、そのまま切先までが現れるだろう。]
(50) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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―続続続続 回想―
[そうこうしているうちに乱入者の姿が現れる>>2:526。 そのうえ、フィルが何かした様子はなかったのに、コウに刃で斬りつけられたような傷が突如現れた]
!? …な…さっきから…何なのよ!?
[そして、隙を突いたフィルが、コウへとその大鎌を振り下ろす]
…あ、ダメ、フィル…!!
[ある種、自分の『力』に近いモノを彼の鎌がまとっていたせいか、彼がなにをしようとしているのかはすぐにわかった。 『ソレ』は出来ないのだ。…少なくとも、通常の手順では。 そのことに直前で彼も気づいたのだろうか? 彼の刃は、コウに届くことはなかった>>573。 もはやこの上はコウを殺す他ないのだろうか…そんな考えがよぎったとき、何かに引き止められるようにコウは戦闘行為をやめ、闇の中へとその姿を消したのだった]
(51) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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今、アンタが感じてる痛みと。 アンタが感じてる気持ち、忘れちゃ駄目よ。
[頬を抓る指を緩め、親指でそっと撫でてやる。 そして視線を褐色の肌の男、金髪の方へと目を向けた。]
いーのよ、私も助かった。
[彼女が礼を言う事は、非常に珍しい事であって。 余程余裕が無かった事を伺わせた。]
(52) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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― 回想 / ペラジーとともに>>41 ―
――私のことは気にしないで良い。良いわ。 逃げ回るか、それより少しマシな事もできるとは思うから。
[実のところ、クラリスを追い払ってからはまた何故か封印が 戻りかけているのだが、まだしばらくは平気だろう。 気を使わせないよう、自分の状態はおくびにも出さず応えた。**]
(53) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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[半身が剣を抜くのを見やれば、自身もその傍らへと飛び。
その背へ、自分の掌を当てた。]
[自らの力を半身に送り込むことにより、 剣が抜けるスピードが早まる。]
(54) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
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今、すげぇ気分わりぃからさ。
[痛みに顔を歪めた。]
……アイツはコーイチって奴の魂が変化した成れの果てだよ。 友達っていうなら、アンタの魂の宿命超えてなんとかしてみろ。 これで用件終わりだろ、野郎に提供するなんて大サービスだからな。
…ホント臭い。
[それは体臭のことではない。 男の身体の内にいる"何か"に対するにおい。
大鎌《サイス》を担ぎ直すと男から離れ。 近くの壁に背を預け座り込んだ。]
(55) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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ケヴィン。
[最後に、長躯の男へと声をかけた。]
アンタの嫁、返すわ。 疲れたから、ちょっと休む。
全く、こき使いすぎだっての。
[ぶつぶつ小言を言い終わらぬままに、彼女の身体は金の光に包まれ、そして。 光がおさまった後には、美しい金髪の女の姿があった。]
(56) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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ぅえ。
[>>45俯きそうだった顔を、強引に引っ張り上げられる。 間抜けな声がでた。]
………… そんな、の…
[逃げ場がなかっただけ、じゃないのか。 痛かったし、迫った死が、怖かったし。 弱気な言葉が、たくさん胸の中で浮かび上がっては沈んで。]
……あいつ、クラスメイト、なんだ…。 見たと思うけど… かっこつけで、馬鹿で…… 妄想癖があって……
[LOST、っていったっけ。 ヴェラが言ってた、星命《テュケー》のちから。]
(57) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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そいつがさ…。 もっと馬鹿、やらかしそうになったら……
止めなきゃ、いけなかったんだよな……!!
[悔しい。 目が潤むのを、抑えられない。]
…………うん。
[>>52彼女の指を、濡らさなかったと、思いたい。]
(58) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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…………よめ…?
[>>56見る間に、アリィは光って…… 別人みたいに、なった。]
どういうこと…… 誰?
[このへんは、聞いてない。 俺は座り込んだまんま、ばかみたいに口を開けてたけど、 自己紹介くらいはしただろう。 それで、なんとか気をとり直したら]
なあ…… ヤニク。ケヴィン。
おれ………… つよく、なりたい。
[馬鹿なことをしでかす前に、止められるよう。 こんな想いを、もう二度としなくて済むよう。**]
(59) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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―回想 七人の小人―
[取り留めのない話をセイカとしていると、突如空から何かが降ってくる。 それはなにやら騒がしく降り注ぎ、騒がしく、地面に散らばった>>2:437]
な、なになに!?
[砕ける木箱>>2:438。 そしてなにやら、同じ顔をした色とりどりの小人が、『自分』を慰めていたり、自問自答していたり、セイカをレティーシャ呼ばわりした上で、なにやらノートを渡していたりした>>2:439]
…え…天使やら悪魔の載ってる予言の次は、七人の小人? なに、話はいつから童話になったわけ…?
[いつものように軽口を叩くが、完全に頭が状況に追いついていない。 どちらかと言えば、この小人たちのコントともいえるやり取りに見入っていた>>2:446>>2:447。 そうしてセイカは近くに呼び寄せた小人を]
(60) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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[鋭く蹴り上げた>>2:454。 小さなそれは当然うめき声を上げて宙を舞い、同じ顔のほかの色が、蹴飛ばされた赤色を心配する>>2:458。 …なにやら、その様子が、妙に愛らしい]
(…イ、イヤイヤ、こんな得体の知れないもの、可愛いとか思ってない…思ってないから…!)
…と、とりあえず…来るのが遅い…かつての私? ってことは、この小人も1000年前の住人だっていうの? …本当にすまないと思ってるのかしらね、このちびーズ。
[なにやら痙攣する赤色をちらりと見てから、もう一度残り六人を眺めた]
(61) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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…………そこは首じゃねェぞ。
[頭上を薙ぐ大鎌《サイス》。彼は微動だにしなかった。 近くの壁に移動する姿を見つつ、口に笑みを浮かべる。]
あァそうかい。アレはコーイチの魂の成れの果てってヤツか。 なら―……アレはコーイチなんだな。
[包帯だらけの姿を立たせ、背を向けた。 背中越しの表情は悪だくみのような表情。 包帯の隙間から、赤い獣の眼が覗く。 一瞬左肩に人面の虎の顔が浮かんだ―]
俺は凶運《ナッシング》―いや、それ以上を抱えちまった。 逃げるならアンタの方だぜ。俺の気は決して晴れない。
[彼を取り巻く4匹の「凶獣」のオーラは黄色い東方服へ引っ込んだ。]
(62) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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[途中で、それ以上近付くな、と言う眼をしてみせる。>>46 よろりと立ち上がり。]
……――
何が可笑しい。
(63) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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[ちなみに、ただの人間であった身をやめ、 妄想力を生み出していた桐島良平が異なる魂に変化してしまった今は、《L.O.S.T》の力は文字通り《LOST》されている。それは片割れである秦野光一も同じだ。
だが、特にそれで不都合が発生することはない]
(64) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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何をしに?俺はビッグに―……!?
[言いかけて、白い外套に身を包んだ少女が視界に。 アレは確か―バウンティハンター。 裏社会に生きる飛雲は噂だが聞いたことがある。]
ヤベェ……アレ、もしかして砂漠の盗人たちやったヤツ? ってことは、俺賞金首なってんじゃねェの。 ヤベェよ、運命の出会い過ぎて気が滅入る。 ガキだかメスガキだか―……よくわかんねェのも滅入る。
[顔面蒼白で口をパクパクさせつつ、ペラジーを見ている。]
俺の気は 決して 晴れない
(65) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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―続 回想 七人の小人―
[小人の妙な愛らしさに戸惑っていると、セイカがそのうちの一人を踏みつける>>2:474]
あぁ…!
[内心、それらのある種愛くるしさにそわそわしていたペラジーは、その光景に小さく声が漏れてしまった。 …先ほどの蹴りといい、どうにも、先ほどまでのセイカと少し印象がぶれる]
…あ、コレが1000年前の知り合いなら…それに再会したことで、記憶の一部が戻った、ってこと? てことは、力も一部戻ってたりするの?
[ちびーズからセイカへ、ちらりと視線を移す。 …どうやら、本格的に、何か様子がおかしい>>2:476]
クラリス…ソレがこれの名前?
[セイカと、それからクラリスと呼ばれた小人たちの反応を見て繰り返す]
(66) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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オスカー、くん…?
[カトリーナとして会うのは初めてのだから、何だか不思議な感覚を拭えぬまま。]
怪我、してるようだったら治してあげてって、頼まれたの。 簡単な治癒の術位なら、施せますから。
[アリィとは全く異なる、柔らかな笑みを、向ける。 少年はいきなり女の姿が変わってさぞ驚いた事だろう。 問われれば、自分が霊媒師《シャーマン》である事を話し、傷を診る。]
ヤニクさんも、お怪我はありませんか?
[青年にも声をかけた後に、ようやく彼女は、長躯の男のもとへ。]
(67) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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ご心配、おかけしました。
[深く、頭を下げる。 彼女の体力自体もかなり消耗していたけれど、それでもまたこうして再会できた事が嬉しくて。
嬉しそうに、笑む。
豊かな金の中で、翡翠の翠が揺れた。**]
(68) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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[反抗的な眼。よろりとでも立ち上がり、意志は固い]
エリクシエル。 大いなる智慧を携え、あらゆる癒しに連なる元素を生み出す。
……だが。
その輝ける御名の深淵に眠る"罪"を。 禍の匣《BOX》の大罪よりも尚深き"罪"を。
今この星を終末《ハルマゲドン》に誘った。
(69) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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――"始まりの煉罪《アマルティア》"がお前にはある。
(70) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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小さくたって良いじゃない!!!
―続続 回想 七人の小人―
[なにやら謝りだしたクラリスに、そして、小さいは罪と言うセイカ>>499に、思わず叫んでいた。 …そして、はっとして、いつものごとく咳払いをする。 ちなみに…ペラジーは、意外とファンシーなものは好きなようだ。
…先ほどから、どうもセイカの…意思、とでも言うべきだろうか…? が、二重にダブって見えるように感じる。 コレも、レティーシャの覚醒と何か関係あるのだろうか、と内心首をひねった]
サイモンに仕込む…? …何のことだかわかんないけど、とりあえず1000年前にした仕込み、って解釈でいい?
(71) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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アルメヴィア…ウルヴェレアと対になるもの、か。 とりあえず、その二つは何らかの事象、ってことで間違いなさそうね。
[記述を見た時点でそんな気はしていたが、どうやらコレで間違いはないようだ。 そう納得した刹那、突如それに帰れと告げるセイカ、それをきっかけに沸き立ち、かと思えば穴の中に小人たちは落ちていった>>2:570]
…な、んだったの、アレ…妙にカワ…じゃない、騒がしい。
[ペラジーが呆気に取られたのもつかの間。 直に、コウに煽られた死人たちが、辺りで暴れ始めただろう>>14**]
(72) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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精々己と向き合え。 その時こそ私と対峙する資格がある。
[その言葉だけを捨てて。 恐らく、後数秒も経たぬうちに黒曜は抜き放たれるだろう。 二人でひとつの眷属には、それを監督者《エピスコポス》に届ける様眼をくばせ。
やがて静止も効かず、三対の破壊と混沌を羽ばたかせ、虚空(そら)へ消えて行った**]
(73) 2012/02/03(Fri) 02時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 02時半頃
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[消えた気配を探るもやはり見当たらない 可能性として、どこかへ飛ばされたという事も考えられるが その事を今のオスカーに告げても気休め程度にしかならないだろう むしろ、本当に息絶えていた時の事を思うと 希望を握らせる事は、必ずしも得策ではないように思えた]
オスカー…
[とつとつと語られるオスカーの意志に、ただどうする事も出来ずにいた その心情が、痛いほど伝わってきて居た堪れなかった]
(74) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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[そんな中オスカーを気遣うアリィの姿はとても力強く 女性というものは、やはり凄いのだな、と変に感心してしまう やがて何言か呟き金の光に包まれたアリィは見覚えのあるカトリーナの姿へと変わった 俺としてはこちらの方が見慣れている為か、彼女が鳳凰で合った時間が長かった為か 少し懐かしいような気さえした]
いえ、俺は大丈夫です
[声をかけるカトリーナに無事であることを告げ、 「強くなりたい」そう願うオスカーに歩み寄り視線を合わせる]
ああ、なれるさ。
[誰かの為に、そう願う力はきっと強く、そして揺るがないものになる その事を、何よりも自身が知っていた]
(75) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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あぁ、もう…!!
[セイカの言葉をそのままは信じず、彼女をひょいと抱きかかえる>>53。 …先ほどまで彼女に感じた『ダブり』の気配が、薄れているからだ。 そして、そのままフィルと、乱入してきた男の友へと走りより]
あぁ、もう!!
[二度目の『あぁ、もう』とともに、フィルと乱入男、二人に順番に飛び蹴りを繰り出した]
なぁにやってるのよ、コウに逃げられちゃったじゃない! フィル、私が自分で相手したいの我慢して、アンタに役目譲ったのに…あいつに拳骨の一発も入れられないってどういうことよ!! ソレとあんた!! 急に乱入してきて何!? あんな状況に飛び込んでいったらね、死んだって文句言えないんだからね! もうちょっと命を大事にしなさいよ!! …というか、フィル! アンタは怪我したんだったら、さっさとこの刃を何とかして、ちゃんとそれを治療する!
[言っていることとやっていることが滅茶苦茶である]
(76) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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[大剣を抜き、宙へと浮かべ主へと振り返る。 飛び去った主からの目配せにて。>>73 自分たちがなすべき事を理解すると、頷き、 彼女を見送った。]
――
[スゥ…] [手を翳す角度を変える。手のひらを向けていた手を、今度は何かを受け取るように変化させる。 すると、巨大だった黒曜の大剣は、手に収まる大きさへと変わり、吸い寄せられるように掌へとやってきた。]
(77) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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[ちらりとカリュクスやコリーンへと目を向ける。 苛立つ気分の憂さ晴らしに、この場で襲っておきたい気もあったが、 まずやるべき事をするのが先なのはわかっていて。]
行こうか。我が半身。
[それだけを告げて、再び姿が消える。 監督者《エピスコポス》…ラディスラヴァの元へ――**]
(78) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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あとアンタ、なんか失礼なこと考えなかった!?>>65
[聞こえたわけではないようだが、自分が気にしていることにあながち無関係ではないことを、男が考えたような気がした。 女の勘である]
…まぁ、いいわ、今は。 とにかく、ここを抜け出さないと。 怪我人一人…いや、二人、なのかしらね。 そっちのオニイサンも怪我してるの?その恰好は。 で、セイカとおばさん一人………なんか余計脱出困難な構成になってない!?
[今更気づいて不機嫌そうにわめいた]
(79) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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―?????―
あるとき、円環世界に4匹の獣がいました。 1匹は人面の虎で身体は羊でした。 1匹は翼の生えた虎でした。 1匹は長い尻尾の人面の猪でした。 1匹は自分の尻尾を咥えて廻る大犬でした。 それらは1匹でもものすごい凶運《ナッシング》を振りまく獣でした。 4匹が一か所に集まれば、それはそれは恐ろしいものでした。 ある日、世界の外から声が聞こえました。 獣たちはその声を聞くと、ニヤリと笑って一か所に集まりました。 そうして―……ひとりの人間になりました。 その人は獣の記憶は持っていませんでしたが、 ひどい凶運《ナッシング》を抱えていました。 引き剥がそうとすると、獣の声が邪魔をしました。 それでも引き剥がしたら―………
[この続きは誰も知らない―]
(80) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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カリュクス!!
[ここに来た目的すらわからないでかい胸の女の手がカリュクスから離れた時、 竦んでいた足が動き出して駆け寄った。]
だ、だいじょぶ。 ごめん、アタシ、護れなくて。
[怪我は?とカリュクスへ手を伸ばしたときに聞こえた言葉>>2:567に、 眉を寄せた。]
わかったよーなこと、えっらそーに言ってんじゃないよ。 罪を背負ってない命なんて、存在しえない。 それでも、無駄にしていい命なんて一つとしてない。
[だから、救いたいのだ。 だから、助けたいのだ。
声の方へ目を向けぬまま、震える声で呟いた。]
(81) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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ペラジーは、とにもかくにも、コウに逃げられてしまった以上、目の前の死人を何とかしなければならない
2012/02/03(Fri) 02時半頃
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い、いや……別に。その―坊主?
[声をかけられてビクンッ!!と反応する。 賭けに出た。男だと判断して「坊主」と声をかける。 蹴られた後頭部を擦りながら―これは賞金首だとバレてない?]
いや、俺は30mくらい後ろからついていくから先に行きな。 怪我しててよォ。邪魔になると悪いし、殿を務めるぜ。 それに―……俺運が悪くてな。一緒にいると滅入るし。
[いつあのとき取り逃した賞金首だとバレるか心配で、 少しずつマントの子から後ずさりしていく。 賞金首でなくても、東方を出れば逮捕される身分。 こんな状況でも警戒は怠らなかった。]
(82) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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[かけられた声に頷いた。>>78]
ああ
[そして二人を振り返る。 言ったばかりの再会だったが、これは望む所ではない。 黒曜の剣を手にし、軽くブンッと振った後、
軽い闇だけを残し、半身と共に其の姿を*消した*]
(83) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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"始まりの煉罪"《アマルティア》……
エリクシエルが終末《ハルマゲドン》を導いた、だって――?
[医術天使の転生者たる少年にも知り得ぬ暗部>>69>>70 見た事も聞いた事もない言葉に心が受けるのは、 訝る気持ちと微かな衝撃]
……コリーン。
[近付いて謝る彼女に頭を振って見せる。>>81 桂冠戴く銀糸がさらりと流れた]
大丈夫。と言いたいとこだけど、キモチワルイ……
[内臓に行ったダメージの所為で。 三人を為す術なく見送ってしまった後は、 木に寄り掛かって座り、身を休める]
(84) 2012/02/03(Fri) 02時半頃
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[そして先程の襲撃で聞きそびれた事をオスカーに聞いてみる 即ち、ペラジーの事を知っているのか、今彼女は何処にいるのか、である]
ところでオスカー、君はペラジーを知ってるのかい? もし知っているんだったら彼女がどこにいるのかを教えてもらえると嬉しいんだが 一応……相棒なものでね
[問うた質問には何と返ってくるだろうか**]
(85) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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―????/内なる会談―
『ああ、災厄だ災厄だ。「何か」来てるのか来てるのか。』 『来てる来てる。執行者《エピディミオス》の眷属だった。』 『羨ましい羨ましい。翼持つ「死」が羨ましい!』 『我の翼は飛べぬ翼。宙《そら》翔る死が羨ましい!』 『所詮我々は「星の癌」―地を這い血を舐める獣よ。』 『羨ましい羨ましい。で……どっちにつく?』 『誰も我らに挨拶に来ない。無礼だ無礼だ。』 『条件次第だ条件次第だ。止めるか壊すか。』 『どちらが我らに有利な条件か。クク、まぁ最後には―』 『あァそうだ。我らは「星の癌」―発病すれば同じだ。』
『『『『げてげてげてげてげてげてげてげて』』』』
(86) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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[ ピュウ―― ]
[風切り音と共に、現れた小さな気配。>>2:423 黒い羽が、カリュクスの眼の前でぱたぱたと滞空した後、 銀糸の頭にちょこんと乗った]
お前……フィルの?
[これを見たコリーンの反応は心底辟易だったろう。 使役魔が伝える伝言に、眉を寄せた]
はあ? "絶対に死ぬな"って何だよ、下手な遺言みたいな…… いや、こいつが生きてるって事はフィルも生きてる、か。
あいつに何かあったのか?
[使役魔は答えない。図上でりらーくすしていた]
おい……
(87) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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[それから、この六極の泉《ラキ・ユニヴァー》で起きたこと… 目の前で見たことには、ただただ…それはもう、ただ只管に
"ドン引く"
としか言えなかった。]
つか、下僕を飼いならす女主人の様を見せられて 喜ぶとでも、思ってんのかよ……。
[天使という存在であるらしい、という事実を鑑みれば、 浮かべた表情をそう表していいのか躊躇せざるをえないけれど、 それはもう、嫌悪としか言い得ないもので。]
少しはカワイイがきんちょだと思ってたけど、 どっちもだっせ……あは、ばかばかし。
[あの時光一が言っていた「あの御方」が誰かを察し、さらに引く。 背中の翼で自分を半分囲むようにして…”えんがちょ”。]
(88) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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―――、―っ!
[泉に突き刺さっていた黒剣を抜こうとするのを止めようと思っても、 やっぱり禍を浄化した後の力の回復が追いついていない。]
抜かれたら…また、どっかに……。 ―――。
[悔しかった。 自分の存在が中途半端なものであるとと痛感する一瞬。
おっぱい仮面と話すカリュクスの腕をぎゅっと掴んで、 むっとしたまま黙っていた。]
(89) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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― 少しだけ前の時間軸の、お話しよう ―
[反逆者との戦いの最中、確かに其の声は届いていた。>>22 強い強い怒りの感情を感じる。 ふ――、と口元の笑みは深まった事だろう。
思っていた。 人の身に返したけれど、救えなかったあの時の。 彼女の残念そうな様子は素晴らしい、と。
『光一』が声をかけたのは、奥底に眠っていた 『パロニア・イゾラ』の思惑があったからかは解らないが。
人助けは趣味じゃないと言っていた光一が、 あの時彼女を助けたのにも、何か意味はあったのかも解らない。
今となっては、もう何も。]
(90) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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ヴェスパタインは、ペラジーの事を思い出す。
2012/02/03(Fri) 03時頃
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[――いや、思い出した事もある。
彼女の前で! 『悲しみ』を増やしたなら! いったいどんな顔をするのだろうと!
思ったような怒声を聞けて、 とりあえずは満足とも言える笑みに近かった。
けれどまだ足りない。]
ペラジーは相変わらず、『優しい』事で
[笑うように、呟いた。 *其の後は、彼女の様子を見る余裕もなくなるけれど*]
(91) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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―――。 アイツ、何しに来たんだろう、ネ。
勝手に言いたいこといって、キモチワルイの見せ付けて… 精神攻撃、かな。
[木に寄りかかって休むカリュクスの横にぺったりと座って呟く。 さすがに、しょげている。 しょげているけれど、口が悪いのは、そのままだった。
それでもカリュクスのダメージを癒そうと手を伸ばしたとき、 彼の頭に飛んできた、見覚えのある…使い魔に、 しょげながらもどこかむっとしていた表情に、ブチ、と怒筋。]
(92) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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エル……。
[使い魔の名を呼んで、ふい、と脱力してから、]
アイツがそう簡単に死ぬもんですか。
[むぅっとしたまま、小さな使い魔に「ねぇ?」と語りかけた。]
(93) 2012/02/03(Fri) 03時頃
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………何か耳鳴りが。
[右耳を不思議そうに押さえる。自覚症状はない。 そもそも何が「自分の中にいるか」わかってない。 ペラジーからじりじりと後ずさりつつ。]
俺は王凶雲。東方で料理店を営んでいるんだ。 食材探しに来たら―巻き込まれてしまって。
[中途半端な偽名を名乗って、身分を詐称する。 ペラジーからはもう距離がある。 本人の意向とは裏腹にテリー、ドリーはペラジーに懐いている**]
(94) 2012/02/03(Fri) 03時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 03時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 03時半頃
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―――、あ、れ?
[何か、ぽつんと欠けた気がした。 それは、何も出来なかったという悔しさとか、そういうものではなくて、 もっと大事な…とても、大事なものが。
認めたくない予感に、僅かに青ざめて立ち上がる。 ふらふらと浮島と虚空の境まで行き、何かを探すように見回した。
そして、視えたのは……金色に伸びる、十字架>>562>>568。]
シメオン!!! シメオン……愛しき金色《シェ・オー》……
そんな。そんなことって……。
[大きな輪廻の輪が壊れてしまった。 賢き星を、世界は失ってしまった。]
(95) 2012/02/03(Fri) 03時半頃
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[残された双子星の片割れ、南極星《セレスト》の身に 新たな星(せかい)が築かれていることを知らぬまま、 世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》は、抗えぬ絶望にがくりとその場にくず折れた。**]
(96) 2012/02/03(Fri) 03時半頃
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――ドゥ・シアーラ――
[ヤニクの攻撃が、良平と呼ばれる男を海に叩く。 飛沫の上がる海(>>3)。南極星の堕ちた時よりも、ひどく、弱く。 それを振り返る暇もないままに、鳳凰《アリィ》は港に降りた。]
助かった。
[疲れた、と人型を取る(>>6)アリィを労う。 怪我を伺う様子には、こちらは大事ない、とゆるく首を振った。]
(97) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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いや。
[フェードアウトした声(>>10)、拾う。]
彼は生きてる。おそらく、「あの御方」という誰かのおかげでな。
[影で斬ったにしては、死の気配がしなかった。どころか生の気配も合わせて途切れたところから、当人そのものがもう"ここにはいない"可能性が高い。 似たような感覚を同じく斬ったヤニク自身も感じていた(>>28)うえに、伝えずにいた(>>74)事を言ってしまったことまでは気づいていなかったが。]
連れていかれたか、どうか。そこまでは知らないが。 オスカー――彼に手を上げて、すまなかった。
[本来ならば、友人であると。そうわかった時点で、当人を傷つけることは避けるべきであった。 "何も出来なかった"と嘆く少年(>>24)に、すまないと深く頭を下げた大男の姿は、どう映るだろうか。]
(98) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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『おいィ、それよりニワトリ女ァ! 俺っちへの礼を忘れてんじゃねェのかァ! 旦那ごとお前さんに手ェ貸したの、どこの誰だと思ってやがるんでェ!』
[その間にも、珍しいアリィの礼(>>52)を聞けば、逃さないのがこの黒龍で。 港につくなり剣身から宿主の胸元まですかさず戻っていったのだが、主張はしっかり忘れないらしい。
しかし、何よりも。 男と黒龍との意識を一度に引き寄せたのは、静かな返事(>>25)。]
(99) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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カトリーナ。
[男の声には明らかな安堵が宿った。 愛おしさに僅か目を細めながら、未だ赤毛の姿を見つめていたが。 やがて光の後に姿を変えれば、その金の髪鮮やかな姿に、より瞳は細まった。]
『こき使った、ってよォ、乗れっつったのはそっちだろ』
[返す、の直後に呟かれた声(>>56)に、龍はぐちぐちと文句を垂れていたが。 頭を下げる姿(>>68)に、気にするな、とゆったりと静止した。]
(100) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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大事ないなら、それでいい。 オスカーを診てやったら、少し休め。
[カトリーナ自身も、アリィも、消耗は大きいはずだ。 言葉は端的に、簡潔なものだが、休め、という響きには、柔らかいものが乗っていた。]
妻のカトリーナだ。 アリィは……状況は違うが、俺とナジのような関係と思ってくれていい。
[誰(>>59)、にはシンプルな説明が返った。必要ならば、カトリーナ自身から補足が入るだろう。 何かを伝え話すのは己よりも彼女のほうが向いている、と、共にいるようになってから長く、その役割が続いていた。]
(101) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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強くなりたい、か。 力は一朝一夕に成るものではないな。
[なれると語るヤニクと、志について伝えたアリィ。どちらより厳しい答えが、最後に男から出た。]
ただ、友人を諭し、守り、殴ってでも道を正し、隣にいてやることは、必ずしも強くなければ出来ないことではない。 忘れるな。あれは友なのだろう。友を正すのは、友にしか出来ない。
[単純な力の強さでは、友を守れぬ事もある。傷つけることすらあり得る。 男の言葉は足りぬことも多いが、少年には届くか、否か**]
(102) 2012/02/03(Fri) 04時半頃
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ー 虚空《そら》 ー [こちらに向かってくる存在を察し、停止する]
回収の手間が省けたか。
[両手を胸の前で交差させるように、肩越しに翼へ向ける。
ズズズ…
その手に、双振りの恒星の輝きのごとき白い剣が宇宙まとう翼から出てく収まる。]
ならば、相応に報いるが等価交換の法則というもの。 そうだな、美しき零の華を見習うこととしよう。
[笑いもせず、そうつぶやくと、剣たずさえし両手をぶらりとおろした**]
(103) 2012/02/03(Fri) 08時頃
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[脇腹の出血はまだ止まりそうにもなかった。]
どうすっかな、コレ…。
[座り込んで傷を手で押さえていたら。 飛び蹴りが繰り出されていた。(>>76) 直撃をくらって、その場に倒れこむ。]
…………ごめん。 怪我は放っておけば治るよ。 治療は専門外なんだ。
[いてて、と身体を再び起こす。]
(104) 2012/02/03(Fri) 09時頃
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………オレは戦力に数えてくれて構わない。 このぐらいは慣れてる。
[立ち上がり、ペラジーにそう告げる。 少女にも何やら文句を言われたような気がするが笑顔で流しておいた。]
………パロニア・イゾラ。 面倒だな…というか、なんで勝手に眷属扱いされてんだか。
[傷口から手を離すと赤く掌が染まっていた。 悔しそうに壁に拳を打ち付けると大鎌《サイス》を担いで歩き出す。 そこで、電子端末《デジ・プール》の反応に気づく。]
……あ、悪い。ちょっと外す。多分すぐ戻るから。 エルいねぇけど、なんとかなるだろ。
[端末をタップすると、それは光を放つ。]
(105) 2012/02/03(Fri) 09時頃
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ウィラン・クロノ・ヴォイジャー 『 時 空 旅 人 』
[男の姿はその場から消えた。 後に残ったのは流した血のみ。]
(106) 2012/02/03(Fri) 09時半頃
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―10年前 イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』― [10年前の空はやはり明るかった。 太陽はまだそこにあり、その眩しさに男は目を細める。]
また会ったね、キティ。 ところで、会ったところで悪いんだけど、さ。
[そのまま、その場で倒れこむ。 身体を起こし傷口を押さえるが限界だった。]
病院……連れってくれると助かるんだけど…すごく助かる。
[情けない笑顔で少年にそう告げた。**]
(107) 2012/02/03(Fri) 09時半頃
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はじめ、まして……?
[>>67姿の違うアリィ。 あっちは俺の名前は知ってるようで。 治癒と聞いて、つい腕を見れば、傷の場所は彼女にわかったろう。 応急処置っていうにはすごい、治療をしてもらって。
あー、彼女もいいおっぱいだなーなんて思う余裕ができたところ。 霊媒師《シャーマン》だという彼女は、>>101ケヴィンの…奥さん!?]
人妻!?
[このケヴィンが、どんな顔して口説いたんだ!!?? なんて俺の驚きは、共有できる相手はいないのか…!
ヤニクやナシートをすがるように見てしまった。]
(108) 2012/02/03(Fri) 11時頃
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良平は…… まだ、生きてる、のか。
[嬉しい。とっさに、そう思ってしまう。 あの状態のあいつは、平気で人を傷つけそうだったのに。
>>98ケヴィンに頭を下げられると最悪に居心地が悪い。 だって、俺は何もできてないのに、こいつは戦ってくれたのに。]
…… 謝らなくて、いいよ。 あいつが馬鹿だったんだ、から。 あいつの自業自得で、それで……
[言葉は、続かなかったけど。 俺が謝られるってのは変な話だ。]
口で言っても聞かないんなら、……力づくしか、ないだろ。
[そう思うから、>>102単純な力じゃないって言われても、うなずけない。]
(109) 2012/02/03(Fri) 11時頃
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力がなくちゃ、拳だって届かない。 引っ張り戻すにも……
………… 止めることも、できなかった俺は… まだ 友達でも、いいかな……
[あいつにとっては、……殺したいくらい、邪魔なのかもしれない、けど。 それでも、俺は。
立ち向かうためにまだ言葉が必要なんて、自分の弱さに吐き気がした。]
(110) 2012/02/03(Fri) 11時頃
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[>>85ヤニクの言葉は、意外だった。 こう…… 似てはいるけど、そりが合うようにもみえなかったから。]
知ってる。 イェル=ゥラ自治区の、図書館で会ったんだ。 北極星《シメオン》がおちたのが、そこで。
……ゾンビが、街に溢れてたんだ。 それと、戦った。
相棒ってことは、あんたがペラジーを「使う」のか?
[尋ねながら、北極星《シメオン》は今どうしているのか、って考える。呼ばれた気がして、何かが聞こえた気がして、ふと東を見た。]
(111) 2012/02/03(Fri) 11時頃
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シメオン…… ?
[>>568天空が一瞬、光った気がした。**]
(112) 2012/02/03(Fri) 11時頃
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―10年前 イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』―
[ 記憶にない思い出 ]
おにいちゃん ……?
[>>107 なにもないところからやってきて、きえたお兄ちゃんが、またやってきた。 ぼくをキティってよぶのは、そのまんまで]
…… 怪我、してるの…?
[おなかが、赤かった。 うごけないみたいだ。
うでを、うーんって引っ張ったけど、つれていけそうになくて。]
先生に、いってくる!
(113) 2012/02/03(Fri) 11時半頃
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[ぼくたちを育ててくれる、先生。 こじいん、へ、走ってかえった。
怪我してるひとがいるんだっていったら、きゅうきゅうしゃ、をよんでくれた。 もう大丈夫よっていわれたけど、やっぱり心配だから、ぼくはおにいちゃんについてることにした。]
おにいちゃん…… いたい?
[おさえてるところに、手をかさねる。]
いたいのいたいの、とんでけっ。
[こうすれば、いたくなくなるよ。 だいじょうぶだよって、わらってみせた。**]
(114) 2012/02/03(Fri) 11時半頃
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>>82 だ、れ、が、坊主か!!! 坊主なんて言われるほど無くはないわ!!
[外套をめくって胸を張ってやりたいところだが、外套の下の服は中々ぼろぼろなので流石に躊躇われる。 …尤も、仮に実行したとしても、相手がリアクションに困るだけかもしれないが]
30mも離れてたらカバーできないでしょうが! 邪魔になるのも迷惑だけど、それで死なれたらもっと迷惑。 寝覚めが悪いの!
[しっかりくっついてくる!と男に促す。 …どうやら、男に賞金がかかっているのはすっかり覚えていないらしい。 というより元来、相棒がめぼしをつけ、ペラジーはいざ動く直前に手配書を見て顔を覚える程度のため、実は賞金首の顔を殆ど覚えていない。 尤も、余程の大物なら何かのきっかけに思い出すかもしれないが、流石にこれだけ世界が混沌としている中で逮捕だ賞金だと言うつもりは、実はなかったりするのだ]
(115) 2012/02/03(Fri) 11時半頃
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―しばらく前のこと>>90>>91―
[ペラジーが上げた怒声に、コウだったモノが反応を示す。 あまりよく見えなかったが、彼は…笑った、ように見えた。 何故彼が笑みを浮かべたのか、彼がなにを思ったのか、ソレは知るべくもないのだが…。 彼がペラジーをからかうように紡いだその呟きは、ペラジーに届く前に風がさらっていっただろう**]
(116) 2012/02/03(Fri) 11時半頃
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>>94 へぇ、料理人、ねぇ?
[ざん!もう一体ゾンビを切り伏せる]
それじゃあ、大変なんじゃない? こんな状況じゃあ、料理ひとつ作るのも骨でしょ?
[そう問いかけるペラジーは、特に彼の言い訳を疑う様子もない。 先ほどまでの彼の気迫や、フィルを不意打ちしたときの蹴りなどはどう見ても一般人のソレではなかった。それはわかっている。 が、]
まぁ、また料理が出来るようになると良いわね。
[いろいろな経由があって今に至るなら、料理人が一般人に思えない気迫と蹴りを持っていても不思議じゃない。 きっと武道か何かでもやっていたのだろうと納得した]
…って、アンタ達は、もう! ご主人のこと守ってやんなさいよ、怪我人なんだから!
[二匹の犬に懐かれ、何処か嬉しそうにしながらも、自分の周りは危険だということもあって、ご主人の元へ戻るように言い聞かせた]
(117) 2012/02/03(Fri) 12時頃
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>>104 え、あれ?
[思った以上に蹴りが聞いた様子に、戸惑う]
…ご、ごめん、そんなにダメージ受けてると思わなくて…。
[どうやら本当に予想外だったのか、幾分しゅんとなる。 が、彼のその姿が消えるのを目の当りにすると、少し怒ったように]
あ、もう…! ちゃんとどこ行くか言ってから行きなさいよね…。
[どこぞの母親のようなことを漏らしたのだった。 彼が消えたこと自体に驚く様子は、ない]
(118) 2012/02/03(Fri) 12時頃
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……あぁ、もう、仕方ないな…!
[焦れたようにペラジーは頭をがしがしと掻くと、大剣をしまい、短剣を二本引き抜く]
……我は全てを断ち斬る刃…穢れを斬り払わん!
[短剣を眼前に構え、小声で呟く。 と、短剣が白い光を帯びた。 …ペラジーの力の証たる、あの光だ]
こっちの方がまだ消耗は抑えられるし…ねっ!
[そう呟くとともに、外套を靡かせ、亡者の群れに突っ込む。 そうして、手当たり次第に銀を走らせ、その刃に斬られた亡者は、元の人の姿へと戻り、地に伏していった。 その様子はまるで舞うかのごとく、亡者の数を減らして行く。 そうして3分も経つ頃には、あらかたの亡者は人の姿へと戻り、眠りについていただろう]
(119) 2012/02/03(Fri) 12時頃
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は…はぁ…はぁ…はぁ…!
[セイカたちの元に戻ると、倒れこそしないものの、汗をびっしょりとかき、肩で息をするほどに消耗していた]
とり…あえず……これで……。 フィルがもど…ったら…行くわよ。
[息を整えながら短剣を収め、亡者だったそれらを見やり、眉をひそめる]
…私も…まだまだね…。
[先ほどの図書館前のことで、彼らを人に戻したところで、彼らが救われるわけではないことはわかっていたのに…こうせずにはいられなかったのだ。 彼らの苦しそうな声が、これでおさまるのなら、と、甘いことを考えてしまった結果がこの消耗だ。すぐになにか次のトラブルが起きれば、対処しきれないだろうことは目に見えていたのに…]
(120) 2012/02/03(Fri) 12時頃
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ペラジーは、近くの段差にでも腰掛け、息を整えている
2012/02/03(Fri) 12時頃
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― 虚空《そら》 ―
[虚空に在る存在の許へ、一対の光と闇が姿を現す。>>103]
監督者《エピスコポス》――…
[畏まった一礼を送り、手に収まる大きさへと為った黒曜の剣を彼女の方へと差し出した。]
貴方のモノを、貴方の許へ
[剣はふわりと宙を舞い、監督者《エピスコポス》の許へと”還る”だろう。 傍に在ると、胸に在る黒剣が疼くようだ。 長く編まれた三つ編みが、虚空《そら》に揺れる。]
(121) 2012/02/03(Fri) 14時頃
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――…
[疼く黒剣は、力を共有した兄弟《フラテッリ》の状況を感知する。>>119 緩く肩越しに、イェル=ゥラ自治区の方へと視線を向け、]
…”戻った”か
[小さく呟いた言葉の端に、笑みのような色が混じった。 意外と早かった、とも思いながらも、 おそらく迷いが無かったのだろうと思う。
だが自治区は広い。移動をすればまだ兄弟は残っているだろう。
『パロニア・イゾラ』は気にしない。
たとえその兄弟《フラテッリ》の中に、 光一や良平の友人が居ようと、家族が居ようと。 陸上部のあの子は、果たしてまだ無事であるだろうか。]
(122) 2012/02/03(Fri) 14時半頃
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ヴェスパタインは、ペラジーの疲労状態までは解らなかったが。
2012/02/03(Fri) 14時半頃
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[何故刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》が眷属として扱われているのか>>105]
[それは彼の、時を渡る能力が関係しているのだろう]
[勇者と出会ったという1000年前] [我らと出会ったのも、1000年前]
[もし”今”、彼が其れを解らないのなら]
[この”先”に何かが待っているのかも知れない]
(123) 2012/02/03(Fri) 14時半頃
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ああ、嬢ちゃんだったか。気が滅入る。
[賭けは大外れだった。そんなもんさ、みたいな顔をしている。 ペラジーが亡者たちを斬り伏せていく様子には、 特に手を貸さずについていく。彼には亡者は手を出さない。]
ついてくるったって……俺知らねェからな。 何があっても、俺の責任じゃねェぞ。
[そんなことをぶつくさ言っている間に、3分もすれば 亡者は人の姿に戻り―]
…………対不起(すまねェ)
[紅京での災害の様子を思い出した。]
(124) 2012/02/03(Fri) 14時半頃
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それにしてもアンタ、西戎の癖にやるじゃねェか。
[ああ、油断してしまった。気を抜いて段差で休むペラジーに ―……近づいてしまった。『『『『 』』』』]
『羨ましいか羨ましいか?貴様も駆けたいか。 風のように駆けたいか。羨ましいか羨ましいか?
ならその風―………吹かせて授けよう。』
[飛雲は微妙な表情を浮かべる。]
(125) 2012/02/03(Fri) 14時半頃
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凶星《マールフィクス》―窮奇ノ広莫風
[飛雲の背中に有翼の虎が朧に現れ、ニヤリと嗤った。 すると―……北の方角よりものすごい風が吹いてきた。 触れるものを切り裂くような、そんな風が南の果てまで。]
あ……ああ、なんだこりゃ。どうせこんなもんか。 わかってはいるけどさ……滅入るなんてもんじゃねェぞ!!
[スパン スパン スパン その風は鎌鼬。 飛雲の周囲の建造物などを豆腐でも斬るように刻んでいく。 南方の果てでは物を外宇宙に押し流すのだろう。]
(126) 2012/02/03(Fri) 14時半頃
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― 虚空《そら》 ―
[監督者《エピスコポス》に何かと問われたのなら、 いえ、と緩く首を振る。]
どうやらの破壊に抵抗する者達の動きが活発な様で。 あれはまるで、――そう、
『正義の味方』だ
[彼女らが『正義の味方』を嫌っている事は聞いていないから。 その呼称で、彼女らを呼ぶ。 なぜ笑っているのかを問われるなら、]
力無き運命の《反逆者》には静謐なる死が降り注ぐ… ヤツらが何処まで抗えるかは、 恐らく楽しい狂宴《フェスティヴィタ》と為るでしょう
[大鎌に狙われた心臓部に指先を当て、笑みはゆるりと怨嗟を孕んだ。]
(127) 2012/02/03(Fri) 15時頃
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[スパッ―………ガラガラガラガラガラガラガラ
建造物が瓦礫と化し、風に乗って降り注ぐ。 ペラジーや飛雲らがいる一帯も無関係ではなかった。 いや、飛雲の周囲が特にひどかった。人に戻りし亡者が埋もれる。 無《NOTHING》へ向けて吹き荒ぶ鎌鼬。]
冗談じゃねェ!!俺ァなんてもん飼ってやがるッ!!
[料理人を名乗りつつ、風に舞う瓦礫に飛び乗り飛び乗り飛び乗り 華麗なステップで瓦礫を移動する様子は明らかに武人のもの。 そして、また瓦礫に飛び移ろうとした瞬間―]
あ゛ ッ゛ ヤ ベ ッ
[東方服の懐から5つほど「何か」が転げ落ち、 鎌鼬に乗ってペラジーの方へそれは火薬のたっぷり詰まった
熟れた柘榴《パイナップル》]
(128) 2012/02/03(Fri) 15時頃
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[ ちゅどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!! ]
ひぃぃぃ、俺ァ知らねェぞ!!俺のせいじゃァねェ!!
[吹き荒ぶ瓦礫の雨に、炸裂する5つの柘榴《パイナップル》。 拳法家を標榜しつつ、そんなもの持っている辺り 飛雲の卑劣さが推し量れるところではあるが。]
―………なんだってんだよォ!! 俺ァ知らねェぞ!!逃げる逃げる!逃げるに限るぜ!!
[爆発音のした方向からは鎌鼬に逆行するように爆風。 瓦礫を移動しつつ、飛雲がそこを離れると風はぴたりと止む。 凶運を越えた凶運《ナッシング オブ ナッシング》は無《NOTHING》を望むのか。]
(129) 2012/02/03(Fri) 15時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 15時頃
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刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》…
あいつのことは、 例え『一度殺したとしても、足りそうにない』な――…
[怨嗟を孕んだ呟きに呼応するように、 右眼が鮮血のように、紅く紅く―――輝く。]
(130) 2012/02/03(Fri) 15時頃
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[ふいに―――、遥か遥か、足の下を吹き荒ぶ凶風を感じた。 北から南に抜ける其れは、自然の物ではありえない。
そして、何処か感じた事の在るあの気配は。]
…―― 飛雲か?
[小さく呟いた。]
(131) 2012/02/03(Fri) 15時頃
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ヴェスパタインは、ヒューもあの場に居たんだったが、今は如何しているのかと地上《シタ》を見下ろす。
2012/02/03(Fri) 15時頃
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[―……………………………サッ!!
かつてコーイチであった半身の真横を何かが過ぎ去る。 それは趙飛雲その人であったのだが―巨大な黒い獣の影が重なる。 一瞬彼の方を振り返ると ニィィ 嗤った。]
………………。
[飛雲の方はというと、一刻も早く離れなくてはという 気持ちだったので、コーイチらしき姿には気づかなかったのだろう。 まるで「癌」のような獣の気配を匂わせつつ、 飛雲は彼から10m程度のところから縦回転を始めて ―……………猿のようにゆるやかに地面に降下する**]
(132) 2012/02/03(Fri) 15時半頃
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[そうして、もし監督者《エピスコポス》がその白剣をくれるというのなら、恭しくそれを、*受け取るのだろう*>>103]
(133) 2012/02/03(Fri) 15時半頃
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[獣が通る。風に乗り風の様に。 振り返り嗤う獣の気配に目を見張る。
思う。
在れは、《此方側の存在》だ、と。
監督者《エピスコポス》は、半身は、感じただろうか。 緩やかに地へと向かう彼へと、*眇めるような視線を向けた*]
(134) 2012/02/03(Fri) 15時半頃
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―10年前―
………痛み消えたよ、ありがとうな。
[相変わらずの情けない笑顔で少年の頭を撫でた。 その後で自分の手が血まみれだったことに気付くがよしとする。
病院に運ばれる途中、意識をなくした。 このまま死へと還るにはまだ早い。]
そうか。もう1週間も寝込んでたんだな。 そんだけ寝ればもう大丈夫だ、ありがとう、レイディ。
[看護士に礼を告げ、見舞いに来ていた少年へ向く。]
(135) 2012/02/03(Fri) 16時頃
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さて、キティ。 今度こそ、願いを聞く。
未来へと繋がるキミの願いは―――?
[インディゴの瞳が少年を見た。**]
(136) 2012/02/03(Fri) 16時頃
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― 虚空《そら》 ―
[穢れた一対の光と闇は、虚空にある存在の御前に現れる。>>103>>121]
監督者《エピスコポス》…
[半身と全く同じタイミング同じ角度で一礼を贈る。 禍の匣《BOX》の管理者とも言える存在は、『匣』の中身である自分達にとってヴェラと同様、主に等しい。黎《クロ》の半身が黒曜の剣を掲げる間、傍に控えていた。]
……我らへのご用命がございましたら、何なりとお申し付け下さい。
[特に指示がなければ、皓と黎は自分達の思うがままに地上へ災いを齎しに行くだろう]
(137) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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――――。
[片割れの呟きに問いかけはしない。 粗方のことは、魂が“知っている”。
良平や光一の家族やクラスメイト達が、異形化した兄弟《フラテッリ》の中に居たとしても、こちらの半身も気にするはずもない。興味すらない情報だ。>>122]
(138) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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………『正義の味方』か。
[半身の言葉に呟きをもらした。 正義の心に従い、かつての友人だった者を手にかけられなかったというのであれば、パロニア・イゾラからすれば、愚かな行動にしか感じられない。
だがそのおかげで自分はここに存在するのだから、 腹立たしい。…実に腹立たしい。
ケヴィンから受けた胸の傷は、損傷を半身と分かち合うという性質により、致命的な物にはならなかったが…傷の下には、激しい憤怒が秘められている>>127]
(139) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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……………ふぅん?
[駆け抜けた獣の存在に、目を軽く瞬かせた。 災い。凶運。人々に不幸をもたらす存在。
つまり、《此方側》である事は容易に知れて]
………次から次に。 全く、抵抗者たちに同情すら覚えるよ。
[欠片も哀れみを感じていない口調で、微かに*笑った*]
(140) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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『人妻! 改めて聞くといいねェその響き! 熟した魅力のたまんねェ言葉だけどよ、嬢ちゃんの若さで人妻ってェのもなかなかいいもんだなァ?』
[縋られた(>>108)所で、身のある答えは返らないのがこの龍だ。 ヤニクにも関係は伝えていない。こちらから口説いた、ではなく、向こうから来た関係なのだと繋がるようになるまでは、はっきり問われなければ道は遠いかもしれなかった。]
おそらく。無事かどうかまでは保証できないが。 最低でも、破刃《ハジン》で斬った際には致命打ではなかった。 彼の気配は覚えている。"死んだ"気配はしていない。感覚でしか語れない話で、悪いがな。
[生きている(>>109)、に安堵するような様子を見れば、静かに笑った。 友の無事を喜ばないものはいない。]
(141) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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俺は力づくで止めるのが駄目だと言ったわけじゃない。 友人を止めるのは何も強さだけじゃない、と言ったんだ。
道はひとつに限らない。 お前が友人をやめたら、あいつを止められる友人が減る。 止めたいと思うなら、そんな馬鹿げたことを言うのはやめろ。
[淡々と語る。強い感情は乗らないが、ゆっくりしたそれは少年の少し上から降り積もる。 少し喋りすぎたか、と思い息をついたその時。 天空が光った(>>2:568)*]
(142) 2012/02/03(Fri) 17時半頃
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―禍より解き放たれし六極の泉《ラキ・ユニヴァー》―
[三人が去った後、コリーンの疲弊した様をちらりと見る。 黒曜の剣が持ち去られたのを悔しげに見ていたから]
終末《アポカリュプス》ってのは、それ自体はそういうもんだ。
["いったん観測された運命は書き換える事が出来ない">>0:15 悲観でもオカルトでもなく、それが世界の摂理《ルール》]
『審判の日は来たり。 円環を守る殻は破られ、人々は真なる宙《そら》を視るだろう。 己が犯した罪と共に』>>0:208
……これまでの事象は既に観測されてんだ。 枝葉はともかく、大筋の所はどうにもなんねーよ。
悔しいけどな。
(143) 2012/02/03(Fri) 20時半頃
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[円環《セカイ》が割れて、地盤の向こうに見えるのは 遠き星々の煌く宇宙《くろ》]
……――罪か。
[始まりの煉罪《アマルティア》と呼ばれたもの。 己と向き合う、と言われたこと。
前世の医術天使が、大罪よりなお重い罪をなしたとして、 そうであるなら――何故堕天していないのか。 終末を導く程ならば、赦されるものとは思わないのに]
それっぽい記憶がないんだよな…… まだ思い出せてない事でもあるのか。それとも。
(144) 2012/02/03(Fri) 20時半頃
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[新手の精神攻撃>>92。思わず噴き出して。]
こいつ、エルって言うんだ…… コリーンとフィルって、どう言う関係?
[el名の使い魔。ちょっと眉根を寄せつつも、 頭上の小さいのをちょいちょい撫でてやる]
伝言お疲れさん。 お前のご主人に「そっちもな」って伝えといて…… あれ。おい、帰らなくて良いのか?
[使い魔、動く気配なし。仕方ないなと息をついた]
(145) 2012/02/03(Fri) 20時半頃
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[少しの間に随分と目まぐるしい事が起きた――]
(146) 2012/02/03(Fri) 20時半頃
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[はぁい!アタシ桃 茜!東方から命からがら逃げてきたアタシたちはイェル=ゥラ自治区までやってきたんだけどそこは都会の哀れな異形《アンドロイド》が蔓延る世界《パラダイス》だったの!誰がそんなのを操ってるかと思ったらまさかのコウちゃん!しかもなんだかコウちゃんのお友達が鎌をブン回して大喧嘩を始めちゃうし飛雲さまは飛雲さまで卑怯な手を使おうとしちゃうしもう大変!そしてどうやらコウちゃんは誰かに操られてるんだかケンゾクだかグンソクだかわからないけど消えちゃったわ!お姉さん目まぐるしくてわからない!]
(147) 2012/02/03(Fri) 20時半頃
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[と、いうのが記憶に新しいが、]
(148) 2012/02/03(Fri) 20時半頃
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[その後、金色の光、星の墓標を視つけたのは、 彼女の方がずっと先だった>>2:562>>2:568>>95]
北極星《シメオン》? シメオンが……どうしたって?
[問い、コリーンの口から星がひとつ、ついえた事を知った]
そんな。 ……、――
(149) 2012/02/03(Fri) 20時半頃
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[はぁい!アタシ桃 茜!東方に咲く牡丹の花だよよろしくね!そうそう、コウちゃんは異形《アンドロイド》たちを残してどっか消えちゃったと思ったら今度はお友達のお友達である子が飛雲さまを巻き込んで喧嘩しちゃったの!どうやらその子はコウちゃんを狙っていたらしくてすっごくぷりぷりしてたわ!そうしたら今度は飛雲さまの凶星ノ法《ロゥ オブ マールフィクス》が発動しちゃって、もうイェル=ゥラ自治区は混沌《カオス》のズンドコ!あたくしたち、どうなっちゃうの!?]
(150) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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[ 次回予告、『一網打尽』 ]
(151) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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[と、アニメの予告ならそうなるハズなのではあるが。]
(152) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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……兎に角、この異形をどうにかしないといけませんわよね、えぇ。
[桃 茜は真剣な表情で周囲を見渡す。]
(153) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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飛雲さまも、あんな状況ですし、取りあえず打開策を打ちましょうか。
[桃 茜はカードを手にし、身構える。]
(154) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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―― 10年前 ――
[おにいちゃんは、ちょっとげんきになったみたい。 ながいことねてたから、ぼくはおみまいにいったんだ。 おにいちゃんのいってた「ねがい」を、ずっとかんがえてたんだけど…]
……ぼく、ね。 おとうさんと、おかあさんに、会いたかったんだ。 さみしかった、の…。
けど、おにいちゃんがきてくれた。 だから、もう、いいんだ。
[にっこりして]
おにいちゃんが、げんきになってほしい。 それが、ぼくのおねがいだよ。
(155) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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ドロシーは、カードの山から、五枚のカードを引いていく。
2012/02/03(Fri) 21時頃
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――眷属だかなんだかわかりませんけれど。
[桃 茜が散らすカードはハートの10。]
(156) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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――随分と子どもじみた真似をするじゃありませんか。
[桃 茜が散らすカードは、ハートの王子《ジャック》]
(157) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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――そもそも、ただの女だと舐めてかかっているんじゃなくて?
[桃 茜はハートの女王《クイーン》を散らしながら呟く。]
(158) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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――おごれる者も久からず。東の言い伝えにもあるように。
[桃 茜はハートの王《キング》をつまらなそうに投げ捨てる。]
(159) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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――現在:港町――
[>>141ケヴィンの口説き文句は気になるけど、さすがにカトリーナ本人の前では聞けない。 あとで男の時間をつくろう。そこできこう。 男子会ってやつだ。 俺は酒のめないけど。]
……やめない。 止める。
……どんなにあいつが、馬鹿だって……
俺は、良平の、友達だ。
[>>142大人、っていうのかな。 ケヴィンは、すごく落ち着いてる。 ぼいんの奥さんがいるからかな。 その分俺のちっぽけさがわかって、ちょっと痛いけど…]
(160) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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――これしきの物、ワタシの強運でなぎ払ってくれますわ。
[桃 茜はかざしたカードはハートの英雄《エース》]
(161) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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あいつを失うことに比べれば、こんなの。
―――― ちっとも、いたくない。
[光の十字が、力を分けてくれる気がした。]
(162) 2012/02/03(Fri) 21時頃
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――ドゥ・シアーラの港――
『それでよォ、おチビ。匣って奴ァどうなってるんで? ここまで来といて襲われといて、あとは何が起こるってんでィ』
[焦れたように、ナシートがぐるりぐるりと回っている。 光った空に、何らかの異変を感じれば、何かが起きてもおかしくない。 関連性として一番初めに思い浮かべたのは、まずここに来たはじめの目的だった。]
『ヴェラってやつはなんか知らねーのかァ? 匣の話をしてたのはあいつなんだろ?』
(163) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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なあ、ケヴィン。ヤニク。 俺を、鍛えてくれないかな。
[強くなる、にしても、一人じゃ何もわからない。 強そうな二人に教えを請えたら、それが一番手っ取り早そうだけど。]
匣、ってのも……このへんにあるのかも、よくわからないし。 ……なあ、ヴェラ。 聞こえてるか?
[コツコツ、ガントレットを打ち合わせてみたり、耳を押し当ててみたり。
そんなことをしていたら…… なにか、 が。]
なに……?
[>>103何かが、近づいてきた、きがした。]
(164) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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[その場に崩れる彼女>>96の背中を、しばらく、見据えて]
……まだ、諦めんな。 何か方法が、あるはず
[慈愛天使にして世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》たる聖母へと、 眠たげな紅眼は真剣に告げた。 医術天使はその知恵で、人を導く定めであるから]
《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》セイクリッド・レティーシャ。 起きた>>2:384って言ってたろ。 あいつが帰って来たんなら、多分まだ、諦めていないんだ。
何したら良いかなんて解りゃしねーが、僕もまだ進む。
(165) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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皇家同花順《ロイヤルストレートフラッシュ》
(166) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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……顔を洗って出直してらっしゃいな。
[周囲に漂う負の気を、桃 茜は吸い込んでいく――]
(167) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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[鍛えてくれ、という言葉に、苦く頷く。]
構わんが。 ――あとどれだけ、時間がある?
[南極星は言った。シメオンはいない。 あれだけ探していると言っていた南極星が、血涙落として"いない"といった。 その意を問うまでは出来なかったが、額面通りに受け止めるなら、巨星堕つとでも言うのだろう。 月が割れ、太陽が壊れ、双子星は堕ちた。 崩壊がウルヴェレアだというのなら、時間はもう残っていないのかもしれない。]
(168) 2012/02/03(Fri) 21時半頃
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― 虚空《そら》 ― [執行者《エピディミオス》の元より訪れた来訪者皓と黎の来訪者>>121>>137を悠然と迎える。]
神々の黄昏《Ragnarøkkr》の誘い手、パロニア・イゾラ。 皓《しろ》と黎《くろ》に分かたれてなお、その昏さは衰えることを知らぬな。
[黎《くろ》によって捧げられた、通常の大きさとなった黒曜の剣は、すうと人形に吸い寄せられ…
ぞぶり ズズズ…
白い喉を仰け反らせる人形の胸を貫き、人形の身体の中へと収納される。 全てを飲み込むと再び二人を見下ろし黎《くろ》の様子に>>127に首をかくりと傾げる]
楽しそうだな、黎《くろ》
(169) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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[答えに、緩く唇が弧を描く。 >>140の憤怒を黒剣を通して感じ取り、彼にもやはりゆるりと笑みを向け]
ヒトというイキモノは、正義と言う言葉が随分好きらしい。 だが―――そうでなくてはならない。 ”正しき義は己に在り”と盲信するほどでなければ、真に運命に抵抗するもの《反逆者》とは言えぬ。
汝らの狂宴《フェスティヴィタ》も、そうでなければ盛り上がるまい?
[皓《しろ》と黎《くろ》にそう告げて。 駆け抜けた獣の存在に、微塵たりとも反応することはなかったが、その様子はまるで”当然のこと”とでもいうよう。 ゆっくりと白剣携えし両の手が上がる。]
(170) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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労働には対価を。 黒には白を。
[滑らかな手つきで逆手に握りなおすと、そのまま皓《しろ》と黎《くろ》の胸へと、今度は手ずから突き刺した。
ぞぶり ズズ… ずぶ
不快な音をたてて、白剣が二人の身体の中に入り込んでいく。 その間に、一度だけ双方の頬を片方づつ両手で人撫でして]
(171) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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―――完全なる加護《パーフェクト・プロフェクション》。
使い方は汝ら次第。 好きにするがよい。全ては定められし予定調和。
―――往け。
[加護与えし手は離れ、二人の前、宇宙《そら》は優美に君臨し、手を広げた。*]
(172) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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人妻…って言われると、何だか恥ずかしいですけど。
[少年の腕を治癒し終わると、小さく微笑んで立ち上がった。 夫であるケヴィンの紹介もあり、もう一度頭を下げた。]
私も少し、休ませていただけると…。 アリィ様は、寝てしまわれた様子ですし。
[背後の赤の紋からは、何も気配を感じることはできない。]
(173) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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― 伽藍の虚空 ―
…………夢か。
[夢を見ていた。 人間の本来立ち入る事の無い歪んだ空の中で。 そして夢見は悪かった]
(174) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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…………くくっ、は。 "始まりの煉罪《アマルティア》"がお前にはある、か。
自分の罪も忘れて、良く言えた身分だ。
[くしゃりと亜麻色だか栗毛だかわからない髪を抑え付ける。 人間の様に、櫛のひとつも入れた事にない女神の髪。 それでもそれは、極上の絹糸よりも尚艶めいた美しさを誇る]
(175) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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世界に、素敵な零ノ華《Calll Zero》を。
心残りなど、私にはなにもないのだから。
[右腕が疼く。熱く。ほんの微かな悲しみも一緒に伝える。 あの少年に呼ばれている。 表情の底の知れない足取りで立ち上がり、 仮面を被った死女神は、伽藍洞の様な虚空から立ち去った]
(176) 2012/02/03(Fri) 22時頃
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時間は、わからない。 でも、今のままの俺が動いたところで、 ただの足手まといにしかならないから。
[さっきの、……良平との、戦いのときみたいに。]
………… 匣が、開いて…… 7つ開ききったら、崩壊《ウルヴェレア》の、 完遂。
[まただ。 言葉が勝手に出てくる。]
それまでに、匣を、浄化の焔《クレマツィオーネ》に沈めなくちゃ、 再生《アルメヴィア》も、訪れない。
ぜんぶが、
[俺は、そんなこと、しらない。 頭が割れるように痛くなって、しゃがみ込んだ。]
(177) 2012/02/03(Fri) 22時半頃
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― ドゥ・シアーラ付近 上空 ― [皓《しろ》と黎《くろ》にそう告げて間もなく。 >>164 コツコツという音に 呼ばれた。 呼ばれるままに飛び、上空から己を呼んだ者を見下ろす]
ああ 我が美しき零の華のお気に入りか
[>>177 しゃがみ込む様子を、淡泊に眺め そっと 少年の心に囁く。]
(ぜんぶが) 『全ては、予定調和《テンノホウソク》への路を辿る』 (すでにさだめられたこと)
[―――…ィイン 微かな耳鳴りが、この周辺の空を満たした]
(178) 2012/02/03(Fri) 22時半頃
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――ドゥ・シアーラの港――
[つい先程だろう。戦禍の名残がようやく落ち着いた頃は。 遠くから、その足で姿を現し、随分と皓《シロ》の堕天使が振り撒いた惨状の街並みを歩き来る死女神の姿は、相変わらずも身体のラインがありありと見られるスーツ。
――カツリ。
靴音を響かせ、四人の抗う者の前に現れるのは、『零ノ華』女統領としての姿。 恐らく禍の匣《BOX》の気配の残滓も感じる事は困難だろう。 だが、その仮面を身に着けておらず、処か、手に持つ様子もない]
(179) 2012/02/03(Fri) 22時半頃
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今戻ったぞ、坊や。
[頭を抱えながらしゃがみこむ少年に歩み寄り、その頭を撫でる>>177。 くしゃくしゃと、少々乱暴な手付きだ]
随分と荒れ果てた街並みになっているが。
ある程度の事情は理解している。 ……良くやったな。
[少年の傍らには、幻想ノ刃≪パンタシア≫の青年に、他でも無い、標的として命じた、鳥と龍。 やはり、思い描いた通りの相手がそこにいた。 ふと昏い虚空(そら)を何となしに見上げたが、何もなかったように視線を戻す]
(180) 2012/02/03(Fri) 22時半頃
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7つの匣……
『今は、いくつ目だって? 俺っちの解放は、いつ来るんだァ。浄化の焔《クレマツィオーネ》ってのは、どういう……って、おい! おチビィ!!』
[しゃがみ込み頭をかかえるのを見れば、質問攻めにしていたナシートが慌てて声をひっくり返す。]
痛むのか。 深く息を吸え。吸い切って止めてから、深く吐け。落ち着くまで、な。
[カトリーナの力で癒すことはできようが、今はそうすべきでないと判断する。これ以上の彼女の消耗は負担が大きすぎる。 少しでも体内緊張をほぐそうと、深呼吸を薦めた。]
(181) 2012/02/03(Fri) 22時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 22時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 22時半頃
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浄化の焔《クレマツィオーネ》…?
[少年の言葉に、僅か首を傾げた。]
それは、何処にあるのでしょう…、オスカーくん!
[頭を抱えてしゃがみこむ少年の姿に慌て、その背中を撫でた。 眠る鳥ならば、何か知っていようか。
彼女が来訪者に気付くのは、もう少し後の事。]
(182) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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ぁ…… くぅ……っ
[いたい。いたい。 >>178耳鳴りのような音がしたかと思ったら、あっという間に頭の芯まで揺さぶる大音量になって。]
すべてが ……、 すでに、さだめられた、こと…
[このささやき声は、何だ。 聞こえてくるんだ。 さっきから、ずっと。
声が、『三人分』。 どれが誰のものかもわからない声が。]
[痛くて、苦しくて、>>181ケヴィンの声もやたら遠くて。]
(183) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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[そこに、現れる女の姿。 いや、正しくは背後から来る他人の気配や靴音に感づいて、声がかかる前に振り向いた。 黒のスーツに身を包んだ女がこちらへ歩み寄り――しゃがみ込む少年の頭を撫でる。]
誰だ。
[虚空(そら)見る女を見据え、低く問うた。 が、答えが返るよりも先に、微かに金属質な反響音が耳に届く。 まだその音の主は遠いか、上空の気配には勘付き損ねていた。]
(184) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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[>>180女が現れる、虚空《そら》を見上げると同時。 空気を満たす極微の振動は止み、その気配はゆっくりと遠ざかっていった。
後には、綺羅綺羅と黒い光を降らせて―――]
(185) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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[背中に温かい何かが、触れた。 それがカトリーナの手だって気づくのには、少しかかって。
>>179靴音が、耳鳴りに割り込んできた。]
…… ヴェラ……?
[『この声は、さっきまで聞いていた声の…』 なんて思ったところへ、>>180頭をなでられた。]
ヴェラ…… けど、俺… なにも…
[力が抜けて、しがみつく形になった。 どうしてこんなにほっとするかなんてわからないけど、やっぱボインだからだろうか。]
なあ。俺たち、ここで、何をすれば…?
(186) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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……痛むか?
[苦しそうに喘ぐ様子に眉を顰めて>>183。 少年に視線を合わせる様に膝をつき、その小柄な身体を抱き締める様にして]
安心しろ、坊や。 それはただの身体の痛みだ。 すぐに引く痛みだ。
お前なら耐えれるだろう?
[少年の痛みが引くまで、そのまま胸の内に抱く様に。 普段の尊大にも取れる態度を思えば、妙な行動ではあった]
(187) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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― 禍より解き放たれし六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
[まだ、双子星の片割れが墜ちたことに気付く前。 フィルとの関係を聞かれ、困ったようにカリュクスを見た。]
えっと…その、フィルっていうのは、さ… ちょっと、ふざけた…ってか、軽いってか… まぁ、エルが飛んできてるんだから、アイツのことよね。
[主のところに戻ろうとしない使い魔を少し変だと思いながら、 またちょっとだけ渋って。]
―――、おとーと? うん……おとーと。
[それだけ。ぽつりと。]
(188) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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世界が、コリーン《聖母》の癒し《アガペー》を待ってる。
沢山、星命《いのち》が消えたから…… 辛くて寂しい奴がいっぱいいると思う。 心を癒してやれるのは、貴方だと思うから。
[太陽神《サイモン》が定めた筈の黙示録《アポカリュプス》に抗う、 それは、星命が人として生を受けたからなのか、 この審判に不吉な違和感を感じるからなのか、 それが運命だからなのかは、解らないけれど]
一人じゃないから、もうちょいがんばろーぜ。
(189) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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この地に蔓延る悪しき気を、浄化しなさい。
[悪しき気が桃 茜の元に、集う。 この自治区に蔓延る、無を、洗い流すかのように。
桃 茜の姿はまさに女神《ヴィーナス》]
(190) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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-ドゥ・シアーラ/酒場-
なんだってんだよ………馬鹿野郎…。
[自治区での不運な「事故」のあと、気付けばここにいた。 人のいない酒場。まだ残ったビンを空けて、夢心地だ。]
俺が何したってんだよ……今に見てろォ…。 いつかもっとビッグになって、誰も俺を……。
[足元にはテリーとドリー。件の空気振動は…… まぁ今の彼はいろいろぐわんぐわんである。]
(191) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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[痛む腹を押さえて立てば、エルはパーカーのフードに潜る]
じゃーな! 諸々片付いたらまた会おう!
あと、あいつそんな悪いヤツじゃねーんだからさ、 ちゃんと仲直りとかしとけよ!
[意識を集中して、背から伸びる翼《ヒカリ》 ふぁさりと微かな羽根《ヒカリ》を散らして虚空《ソラ》を飛ぶ]
(192) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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天使と悪魔が姉弟って、笑うしかないデショ? 超ありえないし。
[自分でも呆れてますオーラたっぷりの顔で笑って。]
マジ、意味わっかんないし。
でもさあ、アイツのパパ…すっごい強いんだ。 うちのパパは、アイツのパパのこと、”プリンス”って呼んでた。 意味わかんなくない?
[そのときだけはほんとに可笑しそうくすくすと笑った。]
(193) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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ヒューは、へべれけのキメキメ状態だ。
2012/02/03(Fri) 23時頃
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/* 今日はコミットなしかなー
[北極星は輪切りにした恵方巻をつまんでいる]
(+6) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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……ん?
[オスカーを抱いた姿勢のまま、顔を上げる>>184。 見据え、低く問う男は、相変わらずの巨体。 逆に、女こそ訝しげな視線を持って返す]
まさか私を忘れたか?ケヴィン。
お前達とは、私も何度も―― ……。 うん?
(194) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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どこ…… 違う。 場所じゃない。
…… 鳳凰…
[>>182カトリーナに、なんとか、聞こえた言葉を返した。]
ただの、いたみ……っ…ぅ、
[キィン ィィィン ――]
[震える体が、柔らかい何かに包まれる。 これは、ヴェラの……]
…… へいき。
[目をきつく閉じて、歯を食いしばれ。 耐えろ。すぐに、ひく――]
(195) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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…………確か偽名を名乗っていたんだったか?
『破壊の仮面《ペルソナワスタール》』
私の顔と、その名前に……聞き覚えは?
[だが思い出した。 そもそも、ヴェラと言う名を名乗っていただろうか]
(196) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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[そして、今。 崩れ落ちておろおろとしているその耳に届いた声>>165は 真剣な響きを持っていたけれど。]
だって。北極星《シメオン》のかわりなんて……。
ここが、無事でも… そこに宿す星命《イノチ》が費えてしまったのでは、もう。
もう、むりよ。 どんなに祈ったって、アタシには産み出せない。
[そして、目覚めた《聖火の勇者-ホーリーブレイズ》の話に、 そのときのことを思い出したが…。]
でも、普通の子だったわよ。 今思っても…ほんとうにあの子がそうなのかって、不思議に思うくらい。
[ここはどこ?私は普通の高校生ですけど何か? という雰囲気だったのしか…見ていなかったから。]
(197) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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[外来種により深層意識に沈められたまま、翼持つ少女は小さく鳴く。]
『わたしはただ―――… エリクシエル(あのひと)の話してくれる、夢のように美しい世界を、見たかっただけ
たった、それだけだった… なのに、世界はこんなにも壊れてしまった
エリクシエルは、死んでしまっていた あのひとの魂をもつひとは、じぶんはちがうという
―――ねえ カリュクス
わたしは、何も望んではいけなかったの?』
[黙示録の使徒にとって、その魂の概念は”カリュクスはエリクシエルである”というよりは、”カリュクスもエリクシエルも同じ一連の過去と現在に連なるもの”である。 過去の自分と現在の自分は同じではありえないから、彼が別人であると主張することもまた少女にはそのような意味ととらえる。輪廻から切り離された天使特有の思考ともいえよう]
(198) 2012/02/03(Fri) 23時頃
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アタシにそんなことできる力も…資格もないから。
[半分人間、半分天使。 いくら記憶を継いだとはいえ、過去の世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》達とは 力の差は歴然としている。
それは決まっていたことだとカリュクスは言ったけれど、 目の前で持ち去られた黒剣のことだって、自分の力が及ばぬせいなのだと。]
それに…ううん、いい。 ―――、―…。
[もうちょいがんばろう。>>169 そう言って、離れていくカリュクス>>192に、返す返事はなかった。]
(199) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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― 虚空《そら》 ―
“正しき義”の名の下にあれば、 何でもやってのける生き物ですからね。
[正誤関係なく、己の思うがままに振る舞う堕天使には理解が出来ないが。>>170]
く…………
[白い剣が胸へと入ってくる感覚に若干眉を顰めながらも、宙空に留まり、為されるがままとなる。>>171]
――与えられた御恩には、狂宴《フェスティヴィタ》に 添える華でお返し致しましょう。
[胸に手を当て、礼をすれば、主の前より退散す*]
(200) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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さぁ、この世界に蔓延る『邪』な気よ。 そのような気など妾の前には無力。
[桃 茜は邪な気を吸収し、新たな生命の息吹きを自治区にもたらす。
そう、それは『無』に返った世界に、『青い春』をもたらすように、柔らかい、波動《イニシエーション》]
(201) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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―10年前―
……そうかい。 キティが父親と母親に会いたいなら。
[大鎌《サイス》を少年の首筋に当てた。]
オレはキミを殺さなきゃいけない。 死者を帰すことはできないから。 キミを送ることしかできない。
けれど、死は絶望ではない――。 死者は"還る"
[世界の摂理、循環でこの世界はできている。 星命流動《ティケイ・ストーム》もその1つだ。]
(202) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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……参ったな、元気にはもうなってるんだけど。 分かった、キティ。
オレは契約を果たした、代償を要求する。
[大鎌《サイス》を病院の床へと突き立てて男は言う。]
その気持ち、忘れるな。 オレに元気になってほしい、と願ったその気持ちだ。 キミは未来に繋がる願いとして、オレの快復を願った。 だからこそ、オレは生きなければならない。
アルメヴィア《再生》がおきるまで――――、 キミはその気持ちを忘れるな。
[大きな瞳で首を傾げている少年。]
(203) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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もし、キティ――――。 それを忘れて、キミがただ破壊を望むというなら。
オレがキミを殺しにいく。 何年、何十年、何百年経とうが――――、
オレがキミの首を刎ねてやる。
[男の身体は闇の炎に包まれ、足元から昇っていく。]
(204) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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それから。 大きいものに夢はないぞ、少年。 働くレイディたちに聞いた、触るマセた少年だと。 この世界において、それがでかいやつは大抵性格が悪い。
これも忘れるなよ。
[もちろん、これは冗談ではあるが。]
代償は――、キミの命だ。 でも、すごく簡単なことだろ? ストラップ大事にしろよ。
[男の姿はそのまま病院から消えた。]
(205) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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破壊の仮面《ペルソナワスタール》……?
[語られる名(>>196)。聞き覚えがないわけではないが、目の前の女と比べれば、違和感が勝る。]
『破壊の仮面《ペルソナワスタール》ってェ馬鹿は知ってるぜェ。忘れもしねェ、大馬鹿野郎だァ! 俺っちの身体をこんなんにしちまった、馬鹿も、馬鹿の、馬鹿丸出しの自称魔術師って腰抜けのへっぴり野郎だァ! だがなァ』
[そう、何度も繰り返されているように、破壊の仮面《ペルソナワスタール》として一人と一匹の間に刻み込まれている人物は。]
『そいつはあんたじゃねェよ、あいつァ男だ。あんたみてェなむちむちバディを、この俺っちが忘れるわきゃねェからなァ!』
(206) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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― 虚空《そら》 ― [監督者《エピスコポス》は、ゆるりと執行者《エピディミオス》から離れゆく。予定調和《テンノホウソク》を乱すものであれば、同種と呼べるであろう執行者《エピディミオス》ですらその宇宙《そら》に喰らい、滅する存在であった。 意匠を凝らした眼帯越しに視るのは、イェル=ゥラ自治区の方角]
『正義の味方』か
[黎《クロ》の言葉をなぞる。]
ならば
[ひとつ、大きく漆黒の羽を羽ばたかせた。 ズズズ…
その先端が伸び、黒い粒子が流れ出していく。]
己が生くる事が正しいという妄執で、運命すら覆す様 ―――汝らは我に見せてくれるのか
[まるでそれを焦がれるような口ぶりでつぶやく頃。 黒い粒子は、イェル=ゥラ自治区の中心に黒い巨大なヒトガタのナニカを出現させる。]
(207) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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[カリュクスの背中の翼《ヒカリ》が、遠ざかるのを見ながら、]
仲直り、か……。 もともと、ケンカなんてしてないんだけどね…。
[苦笑。
父が天使、弟は悪魔。 つまり、先に生まれたものは、後に生まれたものに、 母の愛を奪われ――知らず、育った。]
わっかんないのよ…。 愛って、なんなの?
[清める、であるとか、聖める、であるとか、浄化するとかはわかる。 でも、そこだけがぽっかりと…していた。]
わかんないもの、あげられるわけないじゃない。
[虚空に浮かぶ、強い樹木で補われた泉の縁に独り、ぽつんと。]
(208) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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ヒューは、酒瓶を大量に担いでそのへんを彷徨いている。
2012/02/03(Fri) 23時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/03(Fri) 23時半頃
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さぁ、いらっしゃい、眷属《ぼうや》たち。 アタシの母性《ちから》で全てを包み込んであげるわ。
[桃 茜神々しい光を放ち、混沌に包まれたイェル=ゥラ自治区を理想郷《ユートピア》へと変えていく。 それは終末《ハルマゲドン》への挑戦であり。]
(209) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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[オォォォオオオオオオオン…
イェル=ゥラ自治区に出現した黒い巨人《アンノウン》が吼える。 まるで、近くある凶運の獣に反応するように。
そうして、それは惹かれるように異形たちを時折ぷちりと踏み潰しながら、図書館へと進む。
ズゥーン… ズゥーーーン…
図書館へとたどり着くと、その大きな黒拳を振り上げた。]
(210) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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[ひら……
イェル=ゥラ自治区に【大極図の巻物】が風に舞う。]
(211) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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[ぎゅ、と包む体を抱き返して、深呼吸を繰り返す。 頭の痛みは、少しずつひいてきて。]
…… しりあい、なの?
[ヴェラとケヴィン(とナシート)のやりとりは、何かすれ違ってるらしい。 仮面のない顔を見上げる。]
(212) 2012/02/03(Fri) 23時半頃
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―去り行く前―
…………。
[コリーンの反応>>197>>199に。 銀糸の頭を無言でぺちった]
……昔も、いたな。何か懐かしいよ。
『自分にそんな力はない』って言ってた女の子が。>>2:346
でも、人は変わるよ。命は絆で成長するから。
[そして"普通の女の子"は世界を救った英雄になった。]
(213) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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…………はぁ?
[流石に視線に険を帯びた。 この龍の身体をこうした、自称魔術師の、男]
……。 お前、記憶喪失か?
いや。 お前とは特別な仲であった訳でも無い。 他愛無く知り合いではあった筈だが…………
[当然だが、記憶にあるはずもない。 まさか自分の考えた偽名を名乗る男が他にも誰かいたか。 だが、思い当たる可能性は、非常に少ない]
(214) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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――まさかとは思うが。
外すぞ、坊や。
おい、ケヴィン。私の眼を良く見ろ。
[少しずつ、頭の痛みは引いて来ているだろう。 少年から身体を離し、訳のわからない事を吐いている巨漢の真正面。 胸か唇かが触れ合いそうな程の至近距離で、男の瞳の奥を覗き込む。暫くの時間が経つか、男の方から視線を逸らされるまで]
(215) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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―― 10年前 ――
[おにいちゃんは、いつの間にか、大きなはものをもってた。]
…… ころす、の?
[このときのぼくには、「代償」も、よくわからなかった。 ええっと、つまり……]
ぼくが、おぼえてたら、いいんだね。 そうしたらおにいちゃんは、ぼくの首を刎ねなくていいんだ。
[ぼくが「破壊」をのぞんだら、おにいちゃんがしかりにくる、らしい。 「大きいもの」とか、「マセた」とかはわからなかったけど。]
わかった。おぼえてる。 ……ねえ、ぼくは、オスカーだよ。 キティじゃ、ないよ。
[ちゃんと、よんでほしい。]
(216) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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――――― またね、おにいちゃん。
[きえていくふしぎなおにいちゃんを、ふしぎには思わなかった。 にっこりえがおで、手をふって。]
[その頃の記憶は、俺にはなぜか、残っていない。]
(217) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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ヴェラは、オスカーの様子を再び視線で窺ったが、先程の様な様子はなさそうだ
2012/02/04(Sat) 00時頃
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………また、がないことを祈ってるんだがな。 キティ、期待してるぜ。
[少年の顔を男は見ることはなかった。]
(218) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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[それに、カリュクスは確かに感じている。 コリーンの癒し《アガペー》に、星命力《テュケイリア》>>0:25と同じ波動を。 奇しくも、彼女が"最も星に近い命">>1:607でああるが故に]
半端なんじゃなくて――融和なんじゃねーかな。
あ、そだ。
僕一人なら、コーイチに襲われた時点できっとやられてたし、 禍の浄化も出来なかったと思う。
[そう言って彼女の両手を、ぎゅっと握った]
(219) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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ヴェラは、オスカーの問いかけには、自身、よくわからない様に肩を竦める
2012/02/04(Sat) 00時頃
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――ありがとう、コリーン。
[そして今度こそ、"少年"は振り返りはせず。 虚空《ソラ》へと挑んで行った]
―回想 了―
(220) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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―10年前/王都セヴィアルファ城―
………そんな怖い顔すんなよ。 アンタはオレが誰だか分かってるはずだ。
[王座のある部屋。 柱に凭れて男は腕を組む。]
……アンタの玩具を使えるのは世界にオレだけだ。 それを理解してるだろ? だから、んな怖い顔すんなよ。 用件を手短に言うぜ。
10年後に世界が壊れる。 王都の水源を川から他の方法に切り替えろ。 方法?知るかよ、それを考えるのは文官の仕事だ。 アンタの仕事じゃないことは理解してるよ。
[笑みを浮かべたまま話を続ける。]
(221) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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ヴェラは、オスカーに話の続きを促した。
2012/02/04(Sat) 00時頃
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次、10年後、世界の人々を王都で受け入れてほしい。 国がどうこういってる状況じゃねぇからな。
んで、最後。これがわりと一番大事なお願いなんだが。 オレを1000年前に飛ばせ。 やらなきゃいけないことがある。
[どつかれた。]
……あ?心配しなくても呼ばれる? 何、言って……、って…あん? …てめぇ、ハメやがったな、バカおy
[何かを投げつけられて、それを咄嗟に受け取る。 姉に渡せ、とそれだけを告げられて苦い顔をする。 そのまま、男は王都から姿を消した。]
(222) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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―1000年前―
………なーるほどね。 オレを呼んだのは、レイディ、アンタか。
[小さな声で呟く。 事実をこんな形で知ることになるとは思わなかった。(>>123)]
螺旋を駆け抜ける者≪ Vera Trophospira ≫。
……"御使命"ありがとうございます。 誓約のもと、力になりましょう、レイディ。
[そう相手に笑みを向けた。]
(223) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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[(中略) そんなこんなで1週間が経過した。 どうやら悪魔は彼女の眷属らしいことは理解した。 いろいろ情報も収集しつつ、古の神の技術、≪L.O.S.T≫の存在を知る。 己の父親が人間を殺しているのを見たから信じぬわけにいかなかった。 今ではすっかり人間好きになっているが。]
…そもそもいくつなんだよ、あの親父。 死《アトロポス》の眷属……。
[彼女の腕として働く堕天使とも多少仲良くなった。 名前は野郎だったので覚えていなかったが、共に戦場に出ることも多かった。 けれど、いつも感じていたのは。 世界を破壊するという強い意志。 それは、今も昔も変わらない。]
…………。
[この時間には2年前の自分も来ている。 その時はこんな風になるとは想像していなかったが。]
(224) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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悪いけど、やっぱ無理があるな。 無理はよくないってことだろ。
[嘗ては別れていなかった堕天使にそう告げた。]
シ ュ ガ ー テ ロ 『 耽 美 な る 炎 罠 』
[大鎌《サイス》で地面に円を描くと、堕天使の動きを封じるかのよう炎があがる。 父親から手渡されたものにオマケがついていた。 ソレのお陰で力が少し増していた。]
(225) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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この間のオレのほうが弱いわけだよ…。 ところで。 ………ここで、アンタを殺せば未来は変わるだろうな。
[そのまま契約主である女に斬りかかった。 傷をつけることはできた、けれど――――。]
浅いか――――、時間切れだな。 …逃げるが勝ちってことで、じゃあ、また。
[そのまま、闇の炎に呑まれて消えた。]
(226) 2012/02/04(Sat) 00時頃
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―虚空《ソラ》―
[王国があった地盤の更に向こう。 西方沖>>2:479は、今どんな様子だろうか。 南極星の嵐が全てを吸い尽くさんとするのなら、 そこに浄化の羽根のひとひらが降って行くのが見えた気がした]
……僕も、やる事やらねーとな。
[ふぁさりと翼《ヒカリ》をはためかせて。 イェル=ゥラ自治区、勇者の眠る地へ飛ぶ。 エリクシエルが死んでからの1000年を、檻で過ごした少女。 彼女がまだ、孤独ではないってこと。
希望《ミライ》はあるのだということを、伝える為に。
――例え、この身に刃突き立てられるとしても]
(227) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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…………わけがわからん。
[先に女の方が、嘆息しながら、頭を振った。 瞳の奥を覗き込めば、何かの残滓が見受けられるかと思った。 もしかしたら、堕天使《ケンゾク》が何か施したのではないだろうかと思ったのだが。
軽く瞳を覗き込んだだけでは、底がわからなかった]
どうせ記憶を弄られたか失くしたかしたのだろう?
始めまして、からだ。 ヴェラ・トロフォスピラだよ。
[肩を竦めながら、ぞんざいに手を投げ出した]
(228) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 00時半頃
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―― 現在:港町 ――
? うん。
[>>215ヴェラが離れていき、ケヴィンのほうへ。 何かおかしなことがあったらしいが、よくわからない。
ひとまずおっぱい《カトリーナ》のところへ近寄った。]
あの… さっきは、ありがとう。 傷を治すとか、すごいんだな。
…… 俺でも、できるようになったり、しない?
[できたら、少々良平を殴りすぎても大丈夫かなって。]
(229) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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おう少年!!一緒に飲まないかァ!!!
[少し緊迫気味の状況に包帯だらけの酔っ払いが乱入してきた。 酒臭い息を吐きながら、オスカーらに酒瓶を差し出す。 見るからに顔が真っ赤で、泥酔状態なのは明白だ。]
世界割れちまってるなァ……難しいこと考えなくていい。 飲んで飲んで嫌なこと忘れよう!!なァ!!!
[オスカーの背中をバンバン叩く。胸には4対の獣の眼。 この空気には明らかに似つかわしくない乱入者だ。]
(230) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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―現代/自治区/図書館周辺―
もどってきたら…コレか。 いや、おかしいだろ、普通に。
[見上げればそこに黒い巨人《アンノウン》がいた。(>>210)]
………レイディ、久しぶりに会ってアレなんだが。 今、どういう状況なんだい?
[現代の時間にすれば20分も経ってないだろう。 しかし、時空の向こうで2週間を過ごした男にとってはかなり久しぶりに思えた。]
………レイディにアレは譲るよ。
[疲れている様子だったが、蹴られたこともあったので。 まずは譲ってみることにした。(>>120)]
(231) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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え? っわあ?!
[よっぱらいが あらわれた !!]
え、なに、酒臭っ…!! ゲホッ… のまねえよ、酔っぱらい!!
[背中たたかれた、痛い。 誰。何事。
ぞわり、背筋が震えたのは、ただの変な酔っ払いに絡まれたからだけじゃない。嫌な感覚。]
(232) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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それから……頭脳班に宿題だ。 レイディのその凄まじい"創造力"なら問題ないはずだ。
[1つのメモを渡す。]
古の神の技術に≪L.O.S.T≫ってのがある。 Longs、Obtain、Storm、Tyche。 繋げて読むと『憧れを得る星命の渦』らしい。
これを覆す、新しい定義を考えろ。 それが宿題。 すぐに、ってワケじゃない。でも必ず必要になる。
頭脳労働だ、いけるよな?
[少女の反応を見ることもなくただ、押し付けた。]
(233) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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[よっぱらいが乱入した事に、誰だと胡乱な視線を投げかける。 しかし、何者だ]
酒臭い。 二十歳どころか十五にも見えん子供に何を勧めている。
……そもそも誰だ?お前は。
[眼元を細めながら問う意味は、二重。 その胸にギョロりと存在する、四対の獣の眼。
女の気のせいだろうか。四対の眼に興味を示されているのは>>86]
(234) 2012/02/04(Sat) 00時半頃
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チッ……なんだァ、テメェ俺の酒が飲めねェってのかよ。 優等生かテメェ。健康優良児なんかテメェ。
[絵に描いたような酔っ払いの絡み方だった。 どす、と尻もちをつくと紹興酒をラッパ飲みしている。 ゲプゥ……げっぷが漏れる。白犬と黒犬が尻尾を振っている。]
なになになに?みんなして深刻そうな顔して何話し合ってるの? もうどうせどうにもならないんだから、 最期の最期まで楽しく過ごそうじゃない? そっちのボンキュッボンのネェちゃんも!さ!!
[言葉とは裏腹に「楽しく」飲んでいるような感じではない。 何か「嫌なことを忘れたい」ような。そんな飲み方。]
(235) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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うわ典型的な酔っぱらい… のめねえよ俺はまだ16だぞ。
…… いぬだ。
[酔っ払いから目をそらしたところに、犬が二匹いた。 白と黒。]
……おいでー。
[手招いてみる。どうかな。 酔っ払いにはあんま関わらないに限るって、バイトしてるときに思ったんだ。
けど、カトリーナに絡むんなら別なんだけど。 ちらっと様子見るけど、どうだろう。]
(236) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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―…………執行者《エピディミオス》??
[それはただ、頭に響いた言葉をそのまま呟いただけ。 獣の眼が少しだけ赤くなり、元に戻った。]
名乗るほどの者じゃねェさ。俺ァ単なる外国人さ外国人。 東方から来たんだよ。「運悪く」巻き込まれちゃってさァ!!
ささ、そこのちょっとばかしおデブられてるお嬢さんも!!
[酔っているせいか随分失礼なことを言っている。]
(237) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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ヒューは、手を緩めている好きに白犬と黒犬がオスカーのところへ駆けよっていった。
2012/02/04(Sat) 01時頃
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………ふぅ。
[何年か前に、ふと興味を抱いて読んだ。 『酔っ払い撃退108の方法』だか。 それの例題にでてくるような、典型的な酔っ払いだった。
ゲプゥ、と耳障りな音は、別に咎める程でも無い。 だが、「楽しく」飲んでいるわけでもない。 自棄酒に近い事は折り込み済み]
深酒も限度を超えいたら、話も
[執行者《エピディミオス》―― まるで仮面を再び貼り付けた様な無表情へとなり]
―出来無さそうだな。 仕方がない
(238) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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― 六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
―――、―――。
[頭に手をやって、かし、とかく。 カリュクスにぺちられた>>213場所だ。]
変われるのかな。アタシも。
[片手を水に浸す。 泉の水面にいくつもの光の点が浮き上がり、 線で結ばれた星図が描かれていく。 出来上がったものを見て、それが星詠みの星刻盤とは気付いたが]
なにこれ…わかんないし。
[いや、多分光っている点は…星命《イノチ》の光。 まだ生き残っている人々がこれだけいるのだと思った。]
(239) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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[そして、ひときわ強く光っている点。 それこそ、この星の生命力《ミライ》を握るモノなのだろう。]
ん、と…あれは、イェル=ゥラかな。 それから、あっちはドゥ・シアーラ… それと、……それ、は。
[指差した先には、黒く示された点。 場所が定まらぬのか、あちこちに出たり消えたりしていた。]
あれ、星を…壊す、ヤツ。 キライな、ヤツら……。
でも。
[為す術なかった、さっきの出来事を思い出して唇をかんだ。]
(240) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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[執行者《エピディミオス》ってのが何かはわからなかったけど。
すげえ失礼な発言きいた。 カトリーナにいったんだとしたら、ケヴィンが。 ヴェラにいったんなら、ヴェラ自身が、きっつい一撃でもかましそうな。 それで酔いもさめるかな、と庇う気もない。
手招きしたら、犬たちがよってきた。]
わ、かわいい。 人に慣れてる?
…… 動物は、崩壊《ウルヴェレア》だとか、考えないでられる、よな。 お前たちが、巻き込まれないように…… 止めたい、な。
[もっさもっさ撫でてやろうと、手を伸ばした。]
(241) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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― 千年の昔 ―
[かつて、天より堕ちたとされる堕天使。 一対の鴉のような翼に、肩までの白銀の髪、血のような紅い瞳。 美しい容姿とは裏腹に、どこまでも残虐な性質を兼ね備えていた。
死女神《アトロポス》の忠実なる腕として、 幾つもの魂を地獄に送った人類にとっての脅威――……
戦場にて、刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》と共に命を屠った時間は、悪くはなかった。
良好とは言えなかったのは、彼が心の底からの殺戮を願っているように思えなかったからか>>224]
(242) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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寄越せ。
[完全に出来上がり、傍らの女にも途轍もなく自殺願望のある言葉を吐く男。 その手の紹興酒を無理矢理ひったくり。
ぐび、と未だ6/10程残っている中身を――]
……ん…っ…… ……………ん………
――――……・・・
………これで満足か? 酩酊の暴徒《アル中》
[微かな酩酊も無い様子で、微かな赤ら顔をぶん、と振った。 相当に強い]
(243) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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― 千年前のあの日 ―
『なっ………刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》!!! 貴様、反逆かああああ!!!!』
[告げられた言葉を理解する前に、動きを封じられて、主への攻撃を許してしまう。>>225
嗚呼、半身となり、力と共に記憶も鈍っていたに違いない。このような屈辱を与えられたにも関わらず、何もせずにその場を離れてしまうとは―――*]
(244) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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ヒューは、ガハハハ、と酒をかっくらっている。
2012/02/04(Sat) 01時頃
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― 虚空《そら》 ―
正しき義は己に在り
[フ、と小さな笑みを漏らし、目を伏せて。]
は、確かに――…
其の、其れこそ剣のような真っ直ぐさを、 どう遣れば曲げてやれるのか……
其れを考えるのもまた、一つの楽しみ方ではありますが
(245) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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―――…
我らが主達を、 盛大な狂宴《フェスティヴィタ》の特等席へ
[大げさに深い礼を一つし、]
御招待する事を、約束致しましょう
(246) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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|
………あァ?あー………嘘だろ、おい。
[瓶を引っ手繰られたかと思えば、まだ半分以上残っている 酒が空になる。あいた口が塞がらない様子で。 わん!わん!オスカーに懐く犬たちとは対照的だ。]
あー………ヤクザもんが舐められちゃいけねェやい。 漢・趙飛雲、ネェちゃんの喧嘩かったろうかい!!
[「趙飛雲」「ヤクザ」とりあえずふたつほどキーワードが出てきた。 まだ大量に抱えた酒瓶のひとつを開けてぐびぐびと飲むが―]
……ウッ…テメェ卑怯だぞ!!俺ァもう数本空けて来ているんだ。
[限界が近いらしい。]
(247) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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|
――ん。 だめ。
きっと…このままじゃ。
[世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》たる聖母であり、 星詠いと言われる力なら…ここでこうして星刻盤を見て、 星点の示す想い、願いを愛し、慈しみながら導く… それでいいのだと思うし、受け継いだ記憶もそういうものだった。
けれど。 やっぱり、そこがわからない。 だから、記憶に残るものと同じではだめなのだろうと思った。]
…と。 誰が、いるんだろう。
[立ち上がって、水面に向かって手をかざす。 星刻図が水面から浮き上がってかざした手に吸い込まれるように消えた。]
(248) 2012/02/04(Sat) 01時頃
|
|
酒は飲んでも呑まれるな。 東方の奴だな?
[速くも限界が近いらしいが、構いはしない。 趙飛雲と名乗った、如何にも喧嘩好きな酒飲みが、9本の酒瓶を空けるまでに、10本の酒瓶を空にする程度の速度で飲み干す。当然持久力は女の方が上だが]
……犬。
……イノチが好きか?
[ふと傍らを見ると、白黒二色の犬が、少年に懐いていた。 もさもさとその毛並みを撫でる手に、微か眼を細めて]
(249) 2012/02/04(Sat) 01時頃
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|
[対価を――その言葉と共に与えられたのは白の剣。>>171 黎の自分には不似合いだが、それは。
ずぶ ぞぞぞ 不快な音と共に 深く
半身と同じく、小さな呻き声をあげたけれど。 撫でられた頬への感触に、左右異なる瞳《イロ》をむけた。
完全なる加護《パーフェクト・プロフェクション》>>172
物を届けた対価にしては大きなそれは、等価交換と言ったそれとは異なった。 つまりそれは、期待と信頼の確かな証。 半身の言葉に同意をするように、胸に手をあて一礼をすると共に消える。>>200]
(250) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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テリーとドリーってンだ。俺のダチ公。 なんでェ。俺より他人に馴染むのはえェの。
[面白くなさそうに。酒はもう限界のようだ。 少し顔が青白くなっている。]
(251) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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…………わあ。
[>>243すごい飲みっぷりが見えた。 酒ってああいうものなんだっけ。 対抗する男はヤクザらしい。似合う。 名前とか服からいって、東方出身っぽい。]
……あっちはあぶないからなー。 こっちにいような。 どうせならもふもふ同士でいよう。
[もちろん犬と、もう片方は鳥だ。 安全かつ癒し系だ。 俺はもふもふじゃないけど。
って撫でてたら、>>249まるで酔った風に見えないヴェラが。]
好きだよ。あったかいし、かわいいし。 いや、別にかわいいものが 好きってわけじゃないんだけど!
(252) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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[>>251こいつは犬が友達らしい。]
テリーと、ドリー。 素直でいい犬だね。
…… えっと、漢・趙… なんだっけ。 酔っ払ってぐだぐだしてなかったら、もっと馴染みやすいんじゃないかな……
[ぼそっと付け加えたのは、余計なお世話かもしれないけど。 この様子と「犬が友達」、くっつけてしまえば、こいつはずいぶん寂しい奴に見えた。]
…… 大丈夫? 飲み過ぎてない?
(253) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
|
|
…………。そうか。 だが、満更と言う訳でも無さそうだな?
[もふもふと撫でるその横顔が、嬉しそうなのは気のせいじゃないだろう。 少しだけ、その視線を細めたが、再び青白い顔の男に向き直る]
ほれ、どうした? まだ酒は5本残ってるぞ?
もう降参だと言うのなら、その気持ちの悪い眼球はどこで仕入れて来た物か教えろ。
[きゅぽんっ、とその内の一本を開けて。 無理矢理呑ませようとするが如くに飛雲の口元に運ぼうとする。
――酒を呑むことにすら、悲運に見舞われるらしい]
(254) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
|
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[そうして、背の翼を広げた。 自分の体を同じくらいの長さの翼をばさりと羽ばたかせ、 虚空へ飛び出した。
向かうは一番近くに強く輝く星点が寄っていた、イェル=ゥラ自治区。
さて、過去の記憶と異なるこの行為は… ”一度ならず何度も観測されている運命” を 書き換えるものなのか、否か――。]
(255) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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趙飛雲、だ。 全く、素直な分、犬の方が利口じゃあないか。
[少年の呟き>>253に応えながら、再び酒口をぐいぐいぐぐいと押し付ける]
もう一度言ってやる。
酒は。 飲んでも。 呑まれるな。
……どうする? 今この場で潔く土下座して、二人分の足の重みを味わう選択肢もあるぞ?
[なぁ?と。 先程に酷い言われようをした夫婦にも眼を配せたが。さて]
(256) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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ガボガボッ………やめろ馬鹿野郎!! あァわかったよォ!!俺の負けだよ、負けだバーロー!!
[飛雲を気遣うようなオスカーの言葉には「うるせェ!!」と 凄み、観念したように経緯を話し始めた。]
そんなもん俺が聞きてェやい。 北極星《シメオン》の野郎に俺の凶運《ナッシング》祓ってもらうよう 頼んだら、大極図の代わりにコイツがくっ付いてきやがったんだ。 わかんねェが俺が生まれたとき―いや、うちの家系は ずっとコイツと一蓮托生っぽいぜェ。なんだってんだ馬鹿野郎。
[いちいちオスカーに凄みつつ。]
(257) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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ヒューは、オスカーに「ヤクザ兼拳法家だ。文句あるかこのガキャ!!」と凄んだ。
2012/02/04(Sat) 01時半頃
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『『『『気持ち悪いとは忌々しい。執行者《エピディミオス》め。』』』』
[何か空耳のようなものが聞こえたかもしれない。]
(258) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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……ふん?
心当たりは、無いな。 凶運《ナッシング》。 私の見立てでは、寧ろ"ソレ"こそが元凶にしか思えないが。
まぁ、私には如何にもならん。
[実際の所は、死の具現《アトロポス》の権能の前に、死を与えられぬ存在など皆無。 尤も、今は執行者《エピディミオス》としての力を振るうつもりも無かったが]
(259) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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…………………………………ふっ。
[何か空耳な様な物が聴こえただろうか?不思議そうに辺りを見回した]
(260) 2012/02/04(Sat) 01時半頃
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マジかよ……嘘だろ。
[ずびし、と突きつけられた言葉に頭を抱える。 飲み過ぎて痛くなっているのもあったけれど。]
何かァ?俺は死ぬまで運が悪いままでいるのかァ? 冗談キツいぜまったく……鬱になるぜ。 あ……ヤベェ。離れておくか。
[少し自覚してきたのか、距離をとる。 凶運《ナッシング》とはそういう存在だから。]
(261) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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[首をひねる。まるで空耳だったか、と結論したように。 そして、そのすぐ後に、今度こそ何かが聴こえたかのように顔を虚空に向け]
あぁ、こうしてはいられん。
この素敵な世界の再生を望む声が、私を呼んでいる。 すまないが、この場はお前達に任せるとするよ。
[遥か彼方、明後日の方向へと視線を向ける。 その視線の先は、イェル=ウラ自治区の方面]
(262) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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[怒鳴られたら、つい肩がびくっとしてしまう。 悪いか怖いんだよ。 ヤクザに会う機会なんかなかったんだし! びくびくするところは見られてたら情けないけど。]
……北極星《シメオン》が、やったのか? 嫌がらせ…… いや、幸福の北極星がそんなこと…
[あのひねた態度を思い出し、目の前のぐだりっぷりを見るに、 あいつはこの、飛雲を気に入りはしないだろうけど。 だからってそんなことは…… しないよな?
また凄まれて、思わず犬の首を抱き抱えた。]
(263) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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― ドゥ・シアーラ海上 ―
…子供のお守りは苦手なんだけどねえ。 いつまで泣いてるんだい?兄弟。
[海面に立つ、変わり果てた南極星《セレスト》…いや、第六の匣《BOX》と呼んだ方が正しいか。兄弟とも言える存在に、堕天使の半身は語りかける>>2:424]
君の力を、少し借りたいんだよ。命が多少は消えるかな。 ちなみに、拒否権はない。
[これ以上誰も亡くしたくない、嫌だと泣く南極星《セレスト》の意思などおかまいなしに。その腕を乱暴に掴むと]
(264) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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あァ?あいつはそんなタマじゃねェさ。 嫌な奴だが、嫌がらせでこんな真似はしねェ。
―……それ俺の犬だ馬鹿野郎!!返しやがれ!!
[オスカーとデコがくっ付きそうな位置まで接近して メンチを切る―……こんなに接近していいのか、凶運《ナッシング》]
(265) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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[ イィイイイィィィイイン―――… ]
[あの時と同じ、共振が起こった。>>2:422 いや、今度は匣《BOX》同士が直接触れ合っている状態での共振である。さらに、皓《シロ》には黒と白の剣が収められていた。
あの時とは、比べものにならない!!
海はやがて渦を巻きだし、うねりをあげ、海底までも震わせ―― 港街を飲み込まんと、津波を引き起こした!]
(266) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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ふん。これくらいで死にはしないだろうけど。 …分断くらいはされるか?
[彼らをばらばらに引き離す。 その為だけに、街を一つ飲み込もうと言うのだ。 数多の命を犠牲にして。
大津波を発生させれば、用はないとばかりに南極星《セレスト》の腕を離す]
君は命を奪う存在だろ? 認めなよ……僕らと“同じ”なんだよ。
[くすりと笑い、そう告げた*]
(267) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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オスカー。 "最後に"。
[最後に。その言葉を妙に強調させて。 再び少年へ、その両の拳にあるガントレット。 即ち、彼の『抗う意思』に視線を注ぎ]
生きろ。そして戦え。 それこそが、この崩壊《ウルヴェレア》に抗う、唯一にして最大の方法だ。
お前が抗う意志を持ち続けると言うのなら。
お前に止められる物ならば止めて見せろ。
(268) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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―………………………えっ、マジで?
[遠くから聞こえる海鳴り―ああ、その姿も見える。
『『『『げてげてげてげてげてげてげてげて』』』』
獣の嗤いが聞こえたような気がした。]
(269) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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[カツ、と来た時同様に靴音が遠ざかる。 眷属の手により、港に津波が引き起こったのは、丁度その後だろう]
『……丁度良い。 黎《クロ》の方、聴こえるだろうか?
先程よりも『抗う者』はその数を増やしているが。
貴様ら半身同士が揃えば、果たして抗えるだろうかな……?』
[言外には、皓《シロ》の元へ赴けと言い置いて。 再び、死女神《アトロポス》としての姿に立ち戻り、三対の翼をはためかせるその艶姿は、東へ翔びさった**]
(270) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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オスカーは、ヒューににらまれてビビっている**
2012/02/04(Sat) 02時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 02時頃
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やっべ、逃げねェと………
[オスカーを突き飛ばして、自分だけ逃げようとする。 卑劣な行為のツケは必ず―熟れた柘榴《パイナップル》が転がる。
ドパァァァァァァン!!
ドパァァァァァァン!!]
チィィィィ!!!またかこの野郎ッ………!!
[その場にいた者は何らかの回避行動を取ろうとするだろうか。 拳法家を標榜する割に似つかわしくない柘榴《パイナップル》が 飛雲の懐から転がり落ち、炸裂する。爆風が凄まじい。 そのため、皆の回避行動を邪魔してしまう形となった。]
(271) 2012/02/04(Sat) 02時頃
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― イェル=ゥラ自治区 ―
[ふわり、ばさり。 その上空に差し掛かったとき、異変>>210を見つけた。 びくっとして空に留まって困惑。]
超でかいんですけど。 つか、なに、あれ…。
(272) 2012/02/04(Sat) 02時半頃
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俺の気は 決して 晴れない ガボガボガボ…
[哀れ、飛雲は津波に飲み込まれてしまった。 テリーとドリーをオスカーから分捕ったところで**]
(273) 2012/02/04(Sat) 02時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 02時半頃
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図書館、潰されるのは困るから。
[黒い巨人《アンノウン》が振り下ろした拳。 それを止めるかのように大鎌《サイス》を振った。 金属がぶつかり合うような高い音が鳴った。]
頭、落とせばいいのか、コレ? ……やるしかねぇけど。
[黒の巨人《アンノウン》の拳を弾き返した。]
(274) 2012/02/04(Sat) 02時半頃
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[巨人が進んできたと思われるルート上に、 踏み潰された異形が転がっていた。]
――、――ん。
[ふわりと降りて、それらの不浄をのぞいて、人の姿に戻してから還そうとして、柔らかな光を周囲に灯した。。 いや、もうそこに魂は残っていないのかもしれないけれど。 そうしないと、どうしても気がすまなくて。]
タダ働きとか、マジごめんだし…。
[ボソッと文句を言ったとき、金属がぶつかる音が聞こえて顔を上げる。]
―――、う。
[大鎌《サイス》が見えて>>274、む、っとした表情になった。]
(275) 2012/02/04(Sat) 02時半頃
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………おもっ。
[弾き返すも、その衝撃に手が痺れた。 手を振りながら衝撃を逃がす。]
………どうするかな、コレ。 真正面から戦うにはちょっとなぁ…。
[図書館から気配を逸らすように攻撃を加えて、反転させる。 こちらに表情歪ませる存在には気づいていない。(>>275)]
(276) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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[さすがの大鎌《サイス》でも、あの巨体を足止めするのは難しそうだ。 それは、見てわかった>>276。]
――――――。
[ちょっと、躊躇。 手を握って、開いて、握って、開いて…握って。
落ち着くように一度深呼吸して…フィルへ手を伸ばす。 ぽわんとした光がフィルへ向かい、彼の体を包んで… 攻撃の反動を和らげて身体を護る、バリアと化した。]
―――、ん。 目の前で、死なれちゃ…困るし。
[こちらの存在に気付いたなら、ふい、と目を逸らしてそう言った。]
(277) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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――ドゥ・シアーラ――
……。
[目をじっと見られても(>>215)、何も覚えがない。 怪訝な顔をしたのはこちらも同じ。眉を寄せて、女を見る。 しかしそれでも目をこちらから逸らすことはなかった。特に、ちょうど胸元の近くになったナシートは、それこそ刺青の姿であるのを悔いる程にかじりついていたはずだ。]
……ヴェラ・トロフォスピラ。 俺はケヴィン。名乗る必要は、ないのか。
(278) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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[ヴェラは記憶喪失か、といったが、あながちその節は間違いではない。
事の真実は。 男は確かにヴェラと出会っている。そして破壊の仮面《ペルソナワスタール》と名乗られていることも、間違いなかった。 そしてあの自称魔術師の輩が男だったことも、間違いない。
重魂《デュアル》化の影響とでも言えばよいだろうか、魂が二つになった瞬間に、記憶の混濁が発例するのが、最大の原因。 二つの魂が同居する中で、お互いの意識が融合し、混ざる。厄介なことに、"ひとつ"になってしまう意識の中には、違和感というものは自覚として生まれ得ない。 例えばこの男は稀に「学がない」と発するが、本来知りうることにも疎くなりがちであるのは、このせいだった。 今回もそれと同じに、ちょうど二人の記憶が、ざらりと混ざって入れ替わっていたのだ。 ケヴィン自身、ナシートといた時間が長すぎてその混濁の事象をすっかり忘れていたことも、混乱の要因だっただろう。]
(279) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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[話の収拾が付く前に、男が一人近寄ってくる(>>230)。 つんとアルコールの匂いがして、泥酔しているのは見るまでもなかった。]
未成年に勧めるのは感心しないな。
『あんちゃん、すっげーもんがプンプンしてんぜェ』
[ぎょろり、睨みつけるように刺青の中で龍が蠢く。酒精だけでない、獣の気配に、ぞぞと影が渦巻いた。
が、それよりも。 酔っぱらいの口から出た言葉(>>237)に、ほんの一瞬男自身の殺気が黒炎のように噴き出し、男の傍から酒瓶をひったくった。]
(280) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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酒なら付き合う。 彼女は今少し体力が思わしくない。望む働きはできないだろう。 辛気臭いだろうが、俺で耐えてくれ。
[ヴェラのように一度に煽るほど、べらぼうに強いわけでもない。 それでも瓶ごとかっ食らいながら、飲み比べには混ざらないまでも酒を胃の腑に落としていった。 言葉通り、カトリーナには回さなかった。彼女が望むなら、テリーとドリーはそちらにも行ったかもしれない。]
(281) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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北極星《シメオン》に会っているのか……
[結局、会えはしなかったな、と思った。 祓う、頼む、というフレーズ(>>257)に、胸元で龍が興味深そうにぐるり回ったが、もう叶わぬや、といったところか。 故に、もうその件にこちらからは触れなかった。ナシートも黙ってしまえば、この男は静かそのものだった。
――その静寂を破る海鳴り。]
(282) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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『やべェ! 大波が来る!!!』
[知らぬ者の前では黙りがちな龍が、自然の脅威を察知し大声を張る。 獣の笑い声、空耳のような響き。
すべてが波のざわめきにかき消されていく。]
カトリーナ! オスカー!!
[手を伸べる。どちらの腕をつかんだだろう。 この腕で助けられるのは、多くて一人*]
(283) 2012/02/04(Sat) 03時頃
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っう!!やっぱ、手が痺れるな。 バランス崩すしかねぇか。
[もう1度、巨大な拳を弾き返す。 けれど右腕に集中しすぎていて、反対側への注意が疎かになっていた。]
やばいな…。
[大鎌《サイス》で攻撃を受け止めようと防御姿勢をとる。 けれど、光の力を感じて眉をひそめた。(>>277)]
………。 死んでほしいと思ってたんじゃなかったっけ? 何しにきたの、こんなとこに。
[こちらから目を逸らす相手に向かってそう問いかける。]
(284) 2012/02/04(Sat) 03時半頃
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目の前で死なれても…気分、悪いじゃん。 そこまで、キライってわけじゃ……んっ。
よ、余計なお世話なら、消すわよ。
[なんで、助けたいとか思っちゃったんだろう。 今までの経緯を考えたら、やりにくいしかないし。]
それよりさ… 無駄話してるヒマ、あんの?
[逸らした視線を、巨人へ向けた。]
(285) 2012/02/04(Sat) 03時半頃
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消すのかよ。 中途半端なことするなら出てくんなよな…。
[やりにくいったらない。 どちらかと言えば嫌われているのはこちらである。]
……おふくろから、コレ、渡せって。 あー…邪魔だなー、ホントこいつ。 のんびり、話してる暇はなさそうだ。
[10年前に受け取ったものを女へと投げる。 それは、大事なものだとすぐに分かるだろう。]
(286) 2012/02/04(Sat) 03時半頃
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じゃあ、帰る。 どーせ中途半端ですしっ。
[出てくんな、って言われ>>286て、ぷちーんてした。]
なんなの、よっ、人ががんばって手伝おうとしたのにっ… て、え?ちょっ――っ。
[なんか、投げられた。 キャッチするために踏み出したヒールの音がカツカツと響く。]
これ、ママ、が? アタシに?
[掌に収まったのは、虹色の石のリング。]
……………ママ。
[正直、嬉しかった。 自分のことを忘れてなかったんだと思って。]
(287) 2012/02/04(Sat) 04時頃
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……あんがと。 ママにも、言っといて。
こいつを何とかできたらの話だけど―っ。
[渡されたリングに指を通す。 驚くくらいにサイズがぴったりだった。]
ねえ、アタシに出来ることはない? 一人より、二人の方が少しはマシじゃない?
[ふわっと裡に熾るあったかいもの。 わからないと拒絶していたものが、身体に染みる。 今までなら絶対にありえない協力を口にしたのも、 きっとそのせいだ。]
(288) 2012/02/04(Sat) 04時頃
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…………。
[厳密に言えば母親から手渡されたわけではないが。 母親が常々、彼女のことを心配していたのは本当だったので。 よしとすることにした。]
…………なんとか、っても。 え……正気? 協力とか、正気なの姉貴? アンタが嫌いなオレ、悪魔だぜ?
[逆に恐怖を感じつつ。 けれど、同じ色をした瞳が真剣味を帯びているの見れば巨人の拳を避けて、その拳の上に飛び乗る。]
(289) 2012/02/04(Sat) 04時頃
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いいぜ、好きなようにヤレよ。 オレが姉貴に合わせる。
[大鎌《サイス》に闇の炎が灯る。 それを構えると、黒い巨人《アンノウン》を睨み付けた。
瞳の色は徐々に紫に変わっていく。]
………はずすなよ? なんかあったら、オレが庇ってやるさ。 でないと、お袋とと両方の親父にオレが殺されるから。
[損な役回りだ、とため息をつく。]
(290) 2012/02/04(Sat) 04時頃
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別に…悪魔だからキライなんじゃ…。
[そう。 ただの、僻みで。うらやましかっただけで。 そんなの、さすがに言えなくて語尾を濁した。]
ちょっと、変かも。
[正気?と聞かれてそう返す。 実際、なんかふわっとした変な気分でもあった。 その気分を具体的に口にすると、 余計正気じゃないと思われそうなので黙っていたけど。]
好きなようにって、ちょ、っと。 アタシ、アンタみたいにバカ力ないんだからねっ!
[巨人に向かって手を伸ばす。 眸が、明るい空色へ変わる。 両手の間に今まで灯してきた柔らかいものとは違う、青い光が灯り、大きくなる。]
(291) 2012/02/04(Sat) 04時半頃
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氷の秒針《ストップ・モーション》!!
[青い光を巨人の足元めがけて投げつける。]
止めてるうちに!
[両手から光を投げ続け、巨人の拳の上に乗った弟へと。]
外したら、ゴメンだけどネ!
[べー、と舌を出すくらいには、力の制御は出来ているらしい。]
(292) 2012/02/04(Sat) 04時半頃
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…酔っぱらってんの…? ま…いいや、サンキュー。
[そのまま、肩を駆け上っていく。 姉の青い光が巨人《アンノウン》を足止めしたこを確認すれば、そのまま頭の上まで登っていき、そのまま飛び上がる。]
外すとかマジないから。 ちゃんと、止めててくれよ、姉貴。
[空中で、大鎌《サイス》を振り上げた。]
(293) 2012/02/04(Sat) 04時半頃
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堕ちろ――――っ!!
スパイデックライン 『 絢 爛 な る 飛 瀑』
[そのまま、巨人の頭に闇の炎の刃を叩きつけ一気に振り下ろす。 懸念すべきはこの黒の巨人《アンノウン》が黒の粒子で作られていること。 己の力では完全に倒すのは心許なかったが。
手ごたえはあったがどうか。 地上に着地すれば、すぐに距離を取り黒き巨人《アンノウン》を見上げた。**]
(294) 2012/02/04(Sat) 04時半頃
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―、っ、く。
[弟の攻撃>>294にもがく巨人の力に驚いて、 抑える力が弱まりそうになったけど、辛うじて堪えた。 「浄化」ではなく「戦い」とはこういうことなのか、と、初めて識った。 だってそんなこと、世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》の記憶には、なかったのだから。]
あっぶなかった…。
[巨人を斬りながら降りた弟を見て、肩までカチカチだった力を抜いた。]
[手ごたえ>>294は、数値で言うなら きっと 28(0..100)x10 / 1000 くらい。]
(295) 2012/02/04(Sat) 05時頃
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[びっくりした。半分もダメージがなかった! もしかしたらその巨人《アンノウン》の力と何かが干渉したのかもしれない。]
くっ、動くなぁぁーっ!
[降りた弟へ襲い掛かろうとする巨人《アンノウン》を何とかしようと、 大きな声を出してこちらに意識をひきつけた。
巨体を止めている青い光を両手に繋いだ状態で、 あたかもそこに弓があるかのように矢を番えた。]
(296) 2012/02/04(Sat) 05時半頃
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慈心峻拒《ラブ・リチャーソ》!!
[弓を引く手を離すと、空気を劈いて矢が一直線に巨人《アンノウン》へ向かっていく。 赤い光の尾を引いて飛ぶその矢は、ターゲットのわき腹へ突き刺さった。 矢に乗せた力は害をなす意思を阻害するもの。 直接傷つけるような手段を、持っていないのだ。]
当たった…よかった。
[弓を構えていた手を下ろし、指にはめた虹の石のリングにキスをした。 けれど、問題は…駆動中枢を止めただけで、倒してはいない…ということだった。**]
(297) 2012/02/04(Sat) 05時半頃
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―暫く前―
[>>98 >>141ケヴィンも同じことを考えていたらしい しかしその言いぐさはどうやら自分よりも確信に近いらしかった]
ああ、やはり奥様だったんですね?
[>>101妻だ、とカトリーナを紹介されたが、対して驚きはしなかった マスア・ナのギルドへ案内する道すがらでも、なんとなくそんな気はしていた 只、違っていた場合の事を考えて、あえて聞かずにはいたのだが。 しかしオスカー>>108 はそうでもないようだ]
何をそんなに驚いているんだ?
[大業に驚きすがるようにこちらを見るオスカーに俺は首をかしげた 寡黙な夫婦ではあるが、互いが互いを気遣う良い夫婦のように見受けられた]
(298) 2012/02/04(Sat) 05時半頃
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図書館?アイツがか? 北極星<<シメオン>>が落ちて、ゾンビと戦った? どういう事だ…?
[オスカーの返答>>111 に頭の中は疑問符で一杯だ。 只でさえペラジーと図書館がイコールで結びつかないのに 北極星だのゾンビだのと言われるとますます頭が混乱してしまう それに南極星<<セレスト>>がいうシメオンが北極星<<シメオン>>の事であるなら もう、北極星<<シメオン>>は居ないはずだ。 落ちた、とは、すなわちそう言う事なのだろうか? ともあれ、今晩だけで色々な事が起こりすぎている これがウルヴェレアと何かしらの関わりがあるのなら―― いや、もうウルヴェレアはもう起きてしまったとオスカーは言っていた。 だとするならば、破滅と再生が、現在進行形の形で行われているのだろうか ぐるぐると回る頭を現実に引き戻したのは同じくオスカーの言葉だった]
(299) 2012/02/04(Sat) 05時半頃
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「使う」…? という事は、ペラジーの「能力」の事を君は知っているのか。
[自分を鍛えてほしいと、そして時間もあまりない様子のオスカーに 自分の能力が役立つだろうか、そう考える 多少の手引をすることも叶うだろうし 何より彼が幻想ノ刃<<パンタシア>>の能力について知っているというのなら 俺も自分の事について隠しだてすることも無いのだ
ナジがせっつく「匣」については俺も気になっていた ウルヴェレアという言葉は知っていても、その内容については 覚えていない事がほとんどだ、オスカーからの情報を待つと 切れ切れに放たれる言葉>>177――様子が、おかしい]
どうした?!
[駆け寄ろうとしたオスカーの側に現われたのは]
(300) 2012/02/04(Sat) 05時半頃
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ヴェラ…か!
[オスカーの頭を撫で、抱きすくめる女統領はどうやら、オスカーと知り合いらしかった その素顔を見るのは初めてだが、身体のラインにフィットしたスーツと その声色には聞き覚えがあった。]
招待状を送った覚えはまだ無いが。
[以前に言われた『銀色の「武踏会」』と揶揄された出会いについて こと、冷静に応えた]
[また、ケヴィンと話が食い違ってはいるが、少なくともヴェラの方はケヴィンをしているらしい ヴェラの顔見知りが一堂に会するこの妙な空間は、何なのだろうか この奇妙の空気を打ち破ったのは、予想だにしていなかった第三者>>230―― オスカーに絡むその男は酒気を帯びた匂いを発しておらずとも 酔っていることは明らかで、ヴェラで無くとも訝しく思うだろう しかもその言葉とは裏腹に、自棄酒の様な飲み方。 足元の2匹の犬が、どこかシュールだ]
(301) 2012/02/04(Sat) 05時半頃
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その状態で言っても無駄だろうが、酒は楽しく飲むものだ
[呆れた様子でそう男に言い放つ 見かねたのだろうかヴェラが酒瓶の中身を全部開けてしまうのを見るとご愁傷さまだ、という思い半分・報いだという思い半分 酒を飲むのは、俺も好きだ。良く飲む方でもあると思う。 しかし――]
もったいない飲み方だな…
[男にとも、ヴェラにともとれる言い方で呟く。 ヴェラに酒を横取りされた事がよほどショックだったのか 男の口から暴言が溢れる]
趙飛雲…ヤクザ者…
[耳に残ったのはその2つのキーワード。 趙飛雲――どこかで聞いた名だ]
(302) 2012/02/04(Sat) 06時頃
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[どこで聞いた名であったか―― 名前の雰囲気からすると、恐らくは東方の出身だろうが 東方の地にはあまり、知り合いという知り合いがいない 知っているとするならば、賞金首という事になるのだろうか。 まだ良く顔を見ていないが、男が発する獣の気配は 明らかにこの男が只者ではない事を示していた。
なおも続く飲み比べ大会に、参加することはせず 改めて男の顔を少し遠くから覗き込んだ 先程からこの男の気配だけに集中されていた気が一気に晴らされる]
お前…もしかして――
[ここでようやく顔と名前が合致した。 「凶運」趙飛雲――かなり大物の賞金首の名だ もっとも刹那聞こえた海鳴りによってその思考は阻まれた 異変を告げたのは獣が先か、龍が先だったか 迫りくる大波から逃れるには高所へと移動するほか無いが 目前で爆ぜた柘榴<<パイナップル>>が巻き起こした激しい爆風が 足元を攫い、視界を遮る]
(303) 2012/02/04(Sat) 11時半頃
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おい、大丈夫か?! 掴まれ!!
[半ば無理やりにオスカーの腕を取り、駆ける 女性を助けるべきだったかもしれないが 近場にいるオスカーの手を取るだけで精一杯だ あちらにはケヴィンがいる、無事だと良いのだが――]
(304) 2012/02/04(Sat) 11時半頃
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降臨<<アドヴェント>>!
[うっすらと赤い光が自身とオスカーを包む これも幻想ノ刃<<パンタシア>>の能力の一つ。 <<刈り取る>>力を赤の光に宿したのだ 人の姿のままではその効力も乏しく、大波の「威力」を僅かに刈り取る程度―― 流される事は無いだろうが、水中に身を置いている事に変わりは無い 今は早く波が引く事を願うばかり**]
(305) 2012/02/04(Sat) 11時半頃
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― 少し前・イェル=ゥラ自治区 ―
――…運命すら覆す様…
[監督者《エピスコポス》の呟いた言葉。>>207 高い建物の上に膝を着き、下を覗き込むように眺めている。]
…メラヴィリョーゾ《素晴しい》
[自分の行った”強化”など、取るに足らない光景だった。 踏み潰された異形は、ただでさえ哀れな姿を更に憐れに晒している。 其れでも呻く事しかできぬ我が兄弟《フラテッリ》。 嗚呼それもまた、素晴らしい…。
アンノウンの行く先、異形を蹴散らす姿が見える。 ん?あれは。]
(306) 2012/02/04(Sat) 13時頃
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桃乐茜――…? 矢張り、ただの人間ではなかったか
[其の光は神々しさを放ち、不快な色《ヒカリ》に眉を顰めた。>>209]
桃乐茜の持つ言霊《オセッキョウ》は、 あの刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》にすら、 武器を仕舞わせたのだからな…
[よく考えればおかしいのだ。>>2:478 あの場で彼が鎌を引く理由が、どうしても理解出来ない。 (魂を狩らぬ理由も理解出来ないが) 本当にやつが『イイコ』だったからか? けれどもし。フィリップを理解できないと思っていたものが実は、 桃乐茜の言霊の仕業だったとしたら。]
(307) 2012/02/04(Sat) 13時頃
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すこし、 ……厄介だな
[ぽつり、呟く。 半辺天《オトメ》の言霊《イイブン》は、時として全てを凌駕する。 尤も自分には効力は無かったし、色々と条件も在るようだった。]
――…
[さて、と言った所に、頭に響く声が在る。>>270]
……
[瞬くと、遠く港町の方向を見つめた。 半身が何を遣っているかなど、勿論知っている。]
――… 我が君の、心のままに
[少し考え、口元には笑みが深まった。 高い高い建物の上、下の奴らを見下ろしてもう一度、哂うと、――― この場所から、姿を消す。]
(308) 2012/02/04(Sat) 13時頃
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っ! 近い!!その顔怖い!!
[>>265嫌がらせ、の否定はいいけど、近い!! 思わず犬から手を離して、後ろにひっくり返った。 ああ犬がいっちゃう。
あんなやつでも、大事にしてるのかなって思うのは、犬たちがなついてたから。]
…… さいご?
[>>268言葉が、なんか。 へんなかんじが、した。 どこかへ行くとか、そんな単純な意味じゃないような……]
戦うって…… なにと、だよ。 お前、ずっと曖昧なことしか言ってない。
具体的に言われなきゃ、わからないんだよ!!
(309) 2012/02/04(Sat) 13時半頃
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[叫んだ、とき。 遠い音が、どんどんこっちへ迫ってる…… これは、海?]
津波…!? っわ!!
[>>283ナシートの叫びに驚き、立ち上がろうとした横から>>271突き飛ばされる。 よろけた後ろから、爆発音。爆風。 バランスがとれない、背中が熱い…!!
>>304よろけた俺の腕を、誰かが握る。]
やにく……?
[叩きつけるような大波が、港を襲う。 俺達も飲み込まれたけど、>>305ヤニクがなにかした、らしい。 つないでる手から、あったかいものが伝わってくる。 波が直撃しているはずなのに、まだまともにものが考えられているのは、それのおかげのようだ。]
(310) 2012/02/04(Sat) 13時半頃
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[下手に動かなければ、一応、大丈夫なのか。 大波の衝撃は、緩和されているとはいえ大きくて、とにかく夢中でヤニクにしがみついてた。
衝撃は直撃よりマシとはいえ、息はまともにできなくて。 早く過ぎろ、って強く思っていたせいか、 呼吸できなくてしんじゃうってことは、なかったらしい。]
ぷは……
[波がどこへいったのかと思うほど、消えていて。 しがみついたまま、思いっきり咳き込んだ。
俺一人だったら、引く波に攫われて今頃海の底だったろう。 そう思うと、ゾッとする。]
(311) 2012/02/04(Sat) 13時半頃
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ヤニク、ありがと…。 っケヴィン、は…… カトリーナも… どこにっ…!
[見回したけど、すぐに見える位置には、あいつらはいなかった。 波に攫われてしまったんだろうか。 ぐしょ濡れの制服も鞄も重かったけど、それどころじゃない。]
あいつら……流されて…!? っげほ… こんな急な津波… そう、だ。 聞こえたんだ。
いまのは、 南極星《セレスト》の嘆き《声》…!!
[あいつの涙が、真っ赤だったあの雫が呼んだ津波なんだろうか。 振り向いた街は、津波の傷痕が深く刻まれてた。 何人が流された?何人が傷ついた?]
(312) 2012/02/04(Sat) 13時半頃
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― ドゥ・シアーラ海上 ―
ハハッ、知ってはいたが―― 思った以上に面白い事に為っているじゃないか
[第六匣《セレスト》と半身が引き起こした津波への哂い声が、まずその場に堕ちた。>>267 そうして次に、闇が為る。肩にかかった長い闇色の三つ編みを片手で払い、背中へと流した。]
少なくとも、これであの港街は終わりだな…
[楽しげに言って、片手を口に当て、片目を眇め、街の方を見る。 悲鳴は、嘆きは、海の波に浚われ響き、消える。消えてゆく。
見れば解る事をわざわざ言葉にしたのは、第六匣《セレスト》に聞かせるためだろう。物見遊山のように波に飲まれる街を遠目に見る。
この段階で、共振を意図的に起こす心算はないようだった。 波はやがて消え、たゆたうモノの姿が見える。]
[海には浮かんでいる。屋根、看板、扉、衣服、靴、木片、痛々しいほどに垣間見える生活の跡。無事だった者はどれくらい居ただろう。]
(313) 2012/02/04(Sat) 13時半頃
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ヴェスパタインは、海の様子に*視線を向ける*
2012/02/04(Sat) 14時頃
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こんなの、悲しすぎるだろ……!!
…… なあ。
[大事なものだけポケットへ突っ込んで、鞄は放り出す。 ブーツのお陰で、べしょぬれでも、足を動かすのに支障はない。 上着はもう仕方ないとして。
それから、声の聞こえた海を見た。
>>267>>313 人影の浮いている、海を。]
(314) 2012/02/04(Sat) 14時頃
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――― おまえらの、仕業か?
[声はきっと、あいつらに届く。**]
(315) 2012/02/04(Sat) 14時頃
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>>125 西…なに? …そう…かな。 まぁ、もともと普通の人よりは動けるほうだしね…。
[パンタシアは、その特性ゆえか、身体能力が基本的には高いのだ。 もちろんそれなりの鍛錬は積んだが、そこまで特別なことをしたわけではない。 息を整えながら、男の声にこたえる。 と、ふいに、鋭い風が周囲に吹き荒れはじめ>>126]
っ!!
[その異変に気づいたペラジーは、真っ先にセイカの元へと駆け寄ると、彼女をひょいと抱きかかえ、瓦礫の影へと身を滑り込ませた]
な…アイツらの新しい嫌がらせかなんか!? 何なのよコレ…! おーい、オニイサン! そっちは大丈夫!?
[瓦礫の陰に隠れたまま声をかけるが、返答はない。 裏を覗き込もうと少し顔を出そうとした瞬間、鋭い風が、一筋の赤をペラジーの頬へと刻んだ]
(316) 2012/02/04(Sat) 14時半頃
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く…無理か…。
[念には念を入れ、セイカを瓦礫の壁の中心辺りまで進ませようとした、そのとき。 ころころと、何かがこちらへ転がってくる…ソレが何か気がつくと、ペラジーは表情をゆがめた]
ちっ…!!
[まるでアボカドのようなそれは、妙に金属質な音を響かせ転がってくる。 瞬時にそれの危険を察知したペラジーはセイカを外套ですっぽり覆うように抱き込み、身を丸めた。 五つのソレらが爆ぜたのは、その直後だっただろう]
(317) 2012/02/04(Sat) 14時半頃
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ペラジーは、8(0..100)x1のダメージを受けた!
2012/02/04(Sat) 14時半頃
ペラジーは、40(0..100)x1のダメージを受けた!
2012/02/04(Sat) 14時半頃
ペラジーは、58(0..100)x1のダメージを受けた!
2012/02/04(Sat) 14時半頃
ペラジーは、89(0..100)x1のダメージを受けた!
2012/02/04(Sat) 14時半頃
ペラジーは、51(0..100)x1のダメージを受けた!
2012/02/04(Sat) 14時半頃
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あ…ぐ……。
[外套で身を包み、その上、いかに人間に比べ身体能力が高く、頑丈な幻想ノ刃<パンタシア>とはいえ、コレだけの爆発を受ければ無傷ですむはずもない。 意識こそ失っていないものの、外套がぼろぼろに損傷するほどの爆発を受けたのだ。 手榴弾自身や、その爆風で飛ばされた瓦礫の破片で傷つけられた背が、ひどく痛む]
…無事…?
[それでも、セイカが無事かを確認すると、小さく笑みを浮かべ、壁に肩を預けるようにしてもたれかかる]
…った、く…なんで…あんなモンが…あるんだか。
[自称料理人の男の持ち物とは夢にも思わず、苦痛に表情をゆがめながらも苦笑を浮かべた。 先ほどコウに向けて何事か叫んでいた女性の仕業か、辺りに静寂が戻ったのはその直後だっただろうか>>190]
(318) 2012/02/04(Sat) 14時半頃
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― ドゥ・シアーラ海上 ―
そうだね、もうお終いだ。 あーあ、カワイソカワイソ。 全部君のせいだねー?
[勿論、自分が引き起こしたのはわかっているが、南極星《セレスト》を責める為にわざと、半身に同調しながら言う。流れてくる、瓦礫と化した生活の跡。
そして――その中には屍体と化した生き物たちの姿もあった。皓《シロ》に傷を負わされたせいで、逃げ遅れた者たちの姿が。その責を平然と、第六の匣に押し付ける。
遠く離れていても、オスカーの声は届いた。>>315 しかしそれに返す言葉はない。 ただ、褻世羅怪良気良(けせらけらけら)笑う声だけを響かせた**]
(319) 2012/02/04(Sat) 15時頃
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キリシマは、やがて皓《シロ》の姿は消えていくか。**
2012/02/04(Sat) 15時頃
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[痛みで意識が朦朧とする。 背中の発する痛みだけが妙にリアルで…いっそ意識を失えたほうが楽だっただろう。 嫌な汗がにじみ出る。 だと言うのに、そこにかぶせて再びの来訪者の影に、舌打ちを漏らした>>210]
…小人の次は…巨人? ったぁく…ホント、勘弁してよね…。
[巨人が拳を振り上げる。 …目の前の少女を、守らなければ。 少なくとも彼女は、あの『記述』の関係者なのだから。 …いや、それ以前に…彼女は、「セイカ」なのだ。「レティーシャ」ではない。
少なくとも、今はまだ。 ならば、『ただの高校生』であり、こういうとき、対抗できる力を有する自分が守るべき対象だ。 だが…]
…は…ぁ…セイカ、ごめん。 ちょーっと今動けそうにないわ…逃げなさい、ダッシュで。 体育2でも、死ぬ気で走れば何とかなるかもよ…。
(320) 2012/02/04(Sat) 15時頃
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[そういって、セイカに逃げるよう促した。 と、そのときだっただろうか? 姿を消した悪魔の青年が戻ってきたのは>>231]
…なにが『すぐ戻ってくる』、よ…確かに早かったけどさ…ソレでも…『遅い』わよ、フィル。
[壁にもたれて座ったまま、弱々しく笑みを浮かべる。 …でも、コレで何とかこの場は切り抜けられるはず…少なくとも、セイカが走って逃げるよりは、未来に糸がつながる公算が高くなった。 どういう状況かと尋ねられれば、少しだけうーん、と唸って]
…そうね、その辺をカマイタチが吹き荒れて、ソレが収まったと思ったら巨人のお客さんが来た…そんなところ?
[かなりザックりではあるが、およそ間違っては居ない]
そう? あんな大きなご馳走譲ってくれるとは嬉しいけど…ぐ…ぅ……。 ちょーっと…今、動けない事情があってさ。 …悔しいけど、譲ってあげなくもないわよ?
[ペラジーの、向かって正面に居る彼からは、ペラジーが背に大きな怪我を負っているのは見えなかっただろう]
(321) 2012/02/04(Sat) 15時頃
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[そして、セイカに出される宿題>>233。 座ったまま、ふ、と小さく笑って]
よかったじゃない、ご所望の頭脳労働が出来て。
[からかうような口調でそういいながら、ずきりと痛む背に眉根を寄せる。 それにしても…ツいていない。 カマイタチを避けるために瓦礫の影に隠れ、その為にそこから抜け出すことかなわぬ状況下で、手榴弾などと言う滅多にお目にかからないような代物が五つも転がってきたのだ。 勿論、そのいずれもが、一人の男…その内に棲むものの仕業とは、知る由もない。 そんなことを考えていると、微かに羽音が聞こえ、視線を上げると>>272]
…なに、アレ…お迎えってヤツ?
[御伽噺でしか聞いたことのないような容姿のソレを見て、思わず苦笑いがこぼれた]
(322) 2012/02/04(Sat) 15時頃
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鳳凰…?
[オスカーの言葉に、女の猫目が大きくなる。 アリィの焔が、その焔だというのだろうか。
当の鳳凰は、未だ反応せぬまま。
そして、現れた女の姿に背を撫でる手を止め、立ち上がり数歩後ろへと引いた。]
(323) 2012/02/04(Sat) 15時半頃
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[自分達と顔見知りであるかのような様子 >>194 に、彼女も首を傾げた。 少なくとも、カトリーナの知り合いではない様に思う。
ナジをケヴィンの中に封印した人物の名は何度か聞いた事はあったが、どうやらその人物でも無いらしい。 アリィの知り合いだろうか。
少なくとも、アリィが起きていれば、その気配を感じる事はあっただろう。
近くで見つめ合う風のケヴィンと女を、静かに見守っている。]
(324) 2012/02/04(Sat) 16時頃
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[フィルが巨人の拳をはじく。 が、どうも分が悪いらしい。 と、純白の翼の女性がフィルへ向けて手をかざすと、フィルの身体を光が包み込んだ。 …どうやら、障壁の一種のようだ。 遠目ではあるが、どうも二人には面識があるように見える]
…天使と…悪魔、ね……。
[脳裏をよぎる例の記述。 …しかし、痛みのせいでうまく考えがまとまらない。 フィルと天使の女性はしばらくなにやら言い合っていたが、結果、あの巨人を止めることには成功したようだ]
ふ、ぅ…。 …とりあえず、窮地は脱した…かしらね…。 …たく…なんて一日よ、今日は……。
[呟いて、そばに居たであろうセイカに苦笑を向けた]
(325) 2012/02/04(Sat) 16時頃
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術、ですか…。 どうでしょう、これは私達の一族に伝わる力ですから。 努力で手に入るのかしら、うーん…
[オスカーの言葉に首傾げ、小さく唸りながら考えていると、酒の匂いが鼻をついた。 現れた男の姿 >>230 に、面食らっている。 ちら、と四対の目に視線が向く。
元々酒は飲まない、飲み比べが始まっても少し離れて見守るまま。]
…
[ おでぶったと言われても、小さく息を吐いただけ。 事実だから仕方ない。
けれど、直後ケヴィンから感じられた気配に、少し慌てた。]
(326) 2012/02/04(Sat) 16時頃
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しかし…参ったわね…。
[見る限り、巨人は動きを止めただけで、完全に撃退したわけではないようだ。 かといって、この怪我では自分はまだ動けそうにない。 …と、そのとき…声が聞こえた気がした]
……?
[ゆるり、と首を動かしてあたりを見渡す。が、声の主の姿はない。 よくよく声に耳を傾けると、どうやら手の甲に転移していた例の紋章からのようだった]
(327) 2012/02/04(Sat) 16時頃
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…あの、キンキラキンの声…?
[その声が、告げる。セイカに触れろ、と。 彼女ならば、何とかできるはずだから、と]
…セイカ、ちょっと…しゃがんでくれる? …話したいんだって、さ。
[少し面白くなさそうにそう告げると、紋章の刻まれた手で、そっとセイカの胸元に触れる。 すると、紋章からまばゆい金色の光があふれ、セイカと、そしてペラジーを包み込んだだろう。 光が消えた後二人の姿はその場にはなく、二人が眼を開くと、そこにはかつてのセイカ…否、レティーシャの相棒の姿があっただろう]
(328) 2012/02/04(Sat) 16時頃
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―刃ノ間―
[先ほども来た、白一色の部屋。 その中央には、やはりあの人物がたたずんでいた]
…で、なんで私まで来てるわけ? …正直、今ちょっとしんどいから、休ませてもらえると助かるんだけど?
[当然、背中の傷はそのままだ。 見えない壁にもたれかかり、金色の髪の人物を見据えた]
話があるのはセイカに、でしょ。 私は関係ないじゃん。
[何故自分が呼ばれたのかわからず、不機嫌そうに声を投げる]
それに、セイカがレティーシャなら感動の再会でしょ? 水入らずでやったほうがいいんじゃない?
(329) 2012/02/04(Sat) 16時半頃
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―――…?
[何処からか聞こえる四重になった笑い声に、彼女は酔っ払いの男へと目を向けた。 名を、趙飛雲と言ったか。
不気味な四対の目、自分の背後の赤の紋と同じ様なものなのではないか、という考えが頭を掠める。 鳳凰が起きていれば、もう少し何か分かったかもしれない。
けれど、それもすぐに港に起こり始めた異変の為に、忘れてしまう事となる。]
(330) 2012/02/04(Sat) 16時半頃
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[地を震わせて迫りくる、津波に、身体が凍りつく。 鳳凰は、まだ目覚めていない。
数歩、後ずさった時に力強い手に、引かれ、そのまま恐ろしさに目を閉じた。**]
(331) 2012/02/04(Sat) 16時半頃
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― 少し前: ドゥ・シアーラ海上 ―
[ザバアアァァァアアアン……と、渦の中に何か>>2:575が墜ちた。
しかし、南極星の興味はそこには無く。]
どうして、だって?
[>>2:503 オスカーの声を聞いて 南極星は ゆらり、と宙に浮く。
海水を含んだ白いスカートと、黒に染まりつつある髪は、涙のように重く滴を垂らし、その瞳からは血のような紅玉《ルビー》がとめどなく溢れては、海に零れた。]
(332) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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―― 君には聞こえないの?
[彼にも"ナニカ"の声>>183が聞こえるなどとは思わなかったが。]
光の斬撃に切り裂かれ、絶命の縁にありながら助けを乞う"命"の声が。 割れた世界の飲み込まれた"命"の絶望の声が。
星命《テュケー》を吸われ枯れながら、北極星《シメオン》に救済を願う"命"の声が!!!
(333) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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[元来、星命《テュケー》は生命だけを指すものではない。>>0:23 祈りや願い。願望を叶えようとする"気持ち"あるいは"感情"も、星命として吸収される。
南極星《セレスト》には、星命を吸い星動力《イリアコトン》を生成するだけでなく、北極星《シメオン》へとその"願い"を伝える役目もあった。
だが、今。 地上から聞こえてくる"助けを願う声"は、南極星《セレスト》にとっては苦痛にしかならない。]
(334) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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願われても、乞われても、 ボクには、救えない――……
[震える小さなその声は、海街へと撤退する鳳凰に届いただろうか。]
(335) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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セレストは、海上で鳳凰の姿を見送った。
2012/02/04(Sat) 17時頃
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― 少し前: ドゥ・シアーラ海上 ―
[空を、白い鳥が群れをなして東へ飛んでいく。
凶運《サイヤク》在る海の街から、金十字の護りある砂漠のオアシスか…あるいは、結界に守られた幻想ノ刃隠れ里アルマ・テルムへと逃げるのだろうか。
その様子を見て、南極星は弱々しく微笑する。]
(336) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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……鳥、か… シメオンは鳥が――動物が、好きだったね。 彼らは純粋で、人間のように己の欲望のまま、やたらに北極星《僕》を頼らない。 なーんて言って。
[その様子を思い出すと、涙がまた、一つ溢れた。]
…っく…シメオン…本当に――もう、"居ない"の…?
(337) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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[泣きじゃくる。海面がざわざわと音を立てる。
と。
>>264 突然腕を乱暴に掴まれ、目を瞬いた。]
―― い、痛いよ! 何を、するの!? それに……ボクは君の兄弟じゃない!
ボクの兄弟は…シメオンだけだ!
[堕天使を睨みつけるが、続く彼の言葉にその紅玉は色を失う。]
………ボク、の、ちから……? 嫌だ――イヤだああああああ!!!
(338) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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[ イィイイイィィィイイン―――… ]
――――ッ!!!!!
[先ほどよりも更に強い共振に。 どくり、と、"貪慾"の匣《BOX》が歓喜の声《オト》をあげる。 地上の"命"から星命《テュケー》を吸い上げようと――蠢く。]
(339) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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やだ…やめ… やめてえええええええええええええええええ!!!
[南極星の意志とは裏腹に。 その身体は星命を吸い、遠くからでもはっきりとわかるほどの眩しい白銀《ヒカリ》を放つ。
先程とは比べ物にならない程の渦は、やがれ大津波となって港街へ迫っていく>>266]
(340) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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止めなくちゃ…… シメオン…シメオン…
[>>267 腕を離されるが、力なく呟くだけで身体が動かない。 背後に現れた黎《クロ》が呟いた言葉にびくりと肩を震わせて振り向く。]
……おわ、り…? ボクの、せい……?
[>>319 そして、皓《シロ》の視線を追うように
…… ゆっくりと、足元を見下ろして。]
(341) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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いやあああぁああああああああ!!!
[星が、啼く。
それは音を超えではなく、衝撃となって世界を翔け抜けた**]
(342) 2012/02/04(Sat) 17時頃
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― イェル=ゥラの遥か上空 ―
[漆黒の巨拳振り上げる黒の巨人《アンノウン》。 天使と悪魔をも遥か眼下に収める程の上空に、死女神は浮かぶ]
秩序隷像《ミラパストラル》。 それは外宇宙《そら》の概念を為す監督者《エピスコポス》の使徒。 秩序に隷属する眷属共の力の塊にして、彼女の意志を忠実に具現する、秩序の操り人形《スレイヴ》。 其の起源。遥かな時空よりあらゆる無秩序と混沌の神々を退けるべく監督者《エピスコポス》の尖兵として降り立ち、その巨人、総ての眼が彼女の眼、総ての耳が彼女の耳。 そして彼女自身の瞬時顕現の役割を果たす、監督者の大通路《アストラル・ゲイト》でもあったな……。
[しかし、中々に押されている。 頭部には切裂いた様な破壊傷が存在するばかりか、その胴体。 意志の封印を為す緋き矢が、動きを阻害している]
(343) 2012/02/04(Sat) 17時半頃
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――≪Call ZERO≫。
[シャン――ッ! 無造作に振り上げる死女神の指先に、丈の短い漆黒の矢が顕現する]
縛鎖の祈りへ黎《くろ》の闇が嘲笑(ほほえ)み 封滅の裁きを皓《しろ》の光が嘲弄(みくだ)す
万象の楔、零の彼方に放逐せん――
(344) 2012/02/04(Sat) 17時半頃
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零ノ刻印《エレフセリア・ゼロ》!
[遥か虚空(そら)から、死と破壊の漆黎を棚引かせる矢が降り注ぐ。 黒い巨人《アンノウン》…監督者《エピスコポス》の人形《スレイヴ》の頭部に突き刺さると。
――パキィン!!
害なす意志を籠めた緋き矢が、ガラスを撒き散らした様な音を立てて砕け散る。
黒い巨人《アンノウン》へとあらゆる干渉を為す、封じる力、弱める力等。 それら総ての援護を、頭部に突き刺さった矢が、たちどころに零に還すだろう]
(345) 2012/02/04(Sat) 17時半頃
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監督者《エピスコポス》。 人形遊びも悪くはないが。
これが破壊されたら、降りるぞ。
[この光景も当然、世界のありとあらゆる事象を観測する彼女には視えているだろう。 誰もいない虚空(そら)に言葉を向けながら、未だ暫く、地上に眼を向ける。
黒の人形が、再び動き出した]
(346) 2012/02/04(Sat) 17時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 17時半頃
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―― 記録 ――
[アカが蹴られた頃]
赤『……(ビクンビクン)』 橙『どんどっとっとどんどっとっと(アカの周囲を踊って回っている)』 黄『1000年前?』 緑『イノチにすればそのくらいの流れか』 水『ボクたちにはそういうのわからない』 青『でも三連星を30回見た』 紫『じゃあ60週はしたかも』
『『『『『『もちろん』』』』』』
[言ってる意味はきっとよくわからないが、すまないと思っているのは間違いないようだった>>61]
(347) 2012/02/04(Sat) 18時頃
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―― 記録 ――
[更にダイダイが踏まれた頃]
赤『……(ビクンビクン)』 橙『……おのれセイクリッドぉぉぉ』 黄『1000年前?』 緑『いやついさっきのこと』 水『さっきでいいのだろうか』 青『多分ついさっきだ』 紫『サイモンぱーんする直前だから?』
『『『『『『ついさっき』』』』』』
[遥か昔のレティーシャの計画ではあるが、何かをしたのはついさっきだと言いたい様だ>>71]
(348) 2012/02/04(Sat) 18時頃
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―― 一方その頃 ――
[今だ落下を続けていた]
赤『あああーーーー』 橙『あーーーー』 黄『どこまでーー』 緑『おちるのかーーー』 水『おのれーーーー』 青『せいくりっどーーーーー』 紫『ところでさっきまで落ちてたけど今度上昇してない?』
『『『『『『『あれ?』』』』』』』
[しかしやがて戻ってくる――]
(349) 2012/02/04(Sat) 18時頃
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[ここで思考実験をしよう。 通常、星の中心に向かって途方も無い穴をあけ、貫通させた状態で物を落とした場合、どうなるだろうか。 もちろん通常の星の中心は、高圧による熱により溶けた溶岩の世界だ。通り抜ける事は出来ない。 だが今は普通ではない。環境も、そもそも落下している物体どもも。 位置エネルギーと運動エネルギーの等価交換性を考えると、反対側に出るだろうか。 いや、さすがに気体の抵抗を無視できないのと、落下している彼らに意志があるため、謎の運動でエネルギーは無駄に消費されているだろう。 つまり―――重力の発生支点に紐を結んだバンジージャンプで単振動を行うような状態になるのではないだろうか]
(350) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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―― そして ――
[やがて、ある一点で停止するのだろう、すなわち、重力の中心で]
赤『止まりまちた』 橙『酔いそうでした』 黄『なかなかのスリリング』 緑『新しい絶叫ましーんとして売り出せないか』 水『安全性に問題が』 青『しかしこまりましたな』 紫『どうやってソトに出たものか』
『『『『『『『だよねー…』』』』』』』
[ろくでもない発想しか出てこない予感はしただろう]
(351) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[ ―― | ― |- パツンッ -| ― | ―― ]
― ドゥ・シアーラ海上 ―
[衝撃が世界に響き、それは近隣にも影響をする。>>342 弾かれた様なその衝撃波に眼を見張る。闇色の三つ編みが聲に流れる。 力を同じくする波動は身体に心地好いだけだった。]
良い聲だ――…
[静かに強い歓喜《コンモツィオーネ》の色を含む。 例え同属の嘆きで在っても、心地好い事に変わりは無い。 彼女の衝撃《ナゲキ》は、何処まで届いただろう。
元級友の声も此方に届く。>>315 返り響いたのは皓と同じく矢張り楽しそうな笑い声。>>319
けれど其れは、肯定の響きを持っていた。]
(352) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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―― やがて ――
[7体がはっとして]
赤『おもいつきまちた!』 橙『おもいついた!』 黄『わたしも!』 緑『ぼくも!』 水『こちらも!』 青『それがしも!』 紫『拙者も! ねえ、こんなキャラだっけ?』
『『『『『『『じゃあ皆で一斉に!』』』』』』』
[嫌な予感しかしない]
(353) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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―― 彼らが元としたのはあくまでセイカのノート ――
[敢えて言おう。彼らにそういう力の使い方を覚えさせてしまったのは]
赤『┠┓┠┓ ≠V!』 橙『┰┫┝┛ ≠U!』 黄『┣┫┗┫ ≠T!』 緑『┏┫┃ ≠S!』 水『┿┓┃ ≠R!』 青『┠┨┗┨ ≠Q!』 紫『┗┨┯┨ ≠P!』
『『『『『『『せーの!』』』』』』』
[そのノートに記載されていた、呪文と効果のせいであると]
(354) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[やおら、互いに背を向け、壁に向けて彼らはそれを放った]
赤『DarkFrameOfDecember!』 橙『InfernoOfMessia!』 黄『L'RardaFollo'l』 緑『DiabolicDeathBurst!』 水『EternalForceBrizzard!』 青『ChaothicEvilRain!』 紫『LaJodasoStiana!』
『『『『『『『┝┓┻┥┿┓┏┫┠┓┰┓』』』』』』』
[ カ ッ ]
(355) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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― 回想 / >>53〜これまでの勇者(お荷物) ―
[帝舎斉花は、まさにお荷物だった。]
……この扱いはどうなのかしら。仕方ない、仕方ないけど。
[ペラジーに抱きかかえられ>>76ながら、呟く。 おかげで楽はできているのだが。 英雄の書斎で得たものと、クラリスから受け取ったもの…… 二つの書は大事に抱えたまま。]
(356) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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――……優しい、わね。
[亡者どもを細切れにするでなく、"戻す"ペラジーを見て呟く。 激しく消耗する様子>>120を見れば、ずいぶんと"効率の悪い" 手段を取っているのであろう事は容易に伺えた。
まだまだ、と本人は呟くが、その行いはおそらく彼女自身の 性格からの物であり、修行を積めば変わるものでもなかろう。
――だから。優しいと、そう思う。 『セイクリッド・レティーシャ』なら、まず間違いなく、]
(357) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[――障害となるのなら、その総てを灼き尽くしていただろうから。]
[ペラジーだけではない。 パロニア・イゾラの半身に止めをさせなかったフィリップに対しても 同じことを思っていた。
かつては罪無き人であったもの。 「コウ」や「リョウ」として親しくしたもの。 いずれにせよ、それが「成れの果て」であるなら――]
(358) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》は、確実に殺す。]
[それは、記憶が無くともわかる。 かつての自分が残した書の内容と、今に目覚めた自分の性格。 セイクリッド・レティーシャにとって、とうに通り過ぎた覚悟。
滅びのこの時に備え、様々な策を張り巡らせた。 それを完遂させる上で、無数の命が喪われる事も承知の上で。 哀しむ事はあれど、それで意思が揺らぐ事はない。 それどころか、彼女は――]
(359) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[七つの禍の匣《BOX》が全て開放される事すら待ち望む。]
[全ての災禍の後に残る可能性>>35を逃す愚行は、許されない。
太陽《サイモン》を中心に円環世界を造り上げた>>1:426勇者は、 サイモンと企てた星の使命《-セカイノヤクソク-》>>38の完遂を望む。]
(360) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[――"可能性"は、優しくなんて、ない。]
[それは謂わば、人を縛る鎖のようなもの。]
[そのような物があるから人は、]
[目前に迫る災厄に、直面した理不尽に、]
[哀しみ、嘆き、苦しみ――絶望する。]
["可能性"とは、希望に付けられた名では、決してない。]
["可能性"などがなければ、誰しも諦め、哀しまずに済むのに。]
[けれど――願わくば。]
[その"可能性"を手に、"運命"を"斬り拓く"者が……]
(361) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[ ――"優しい勇者"が、現れんことを。 ]
(362) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[セイクリッド・レティーシャは優しくない。 かつての勇者は世界を救えなかった。 今この時に迫る、滅びの運命を変えることができなかった。
――一度、その運命に負けてしまった身なのだ。
だから優しくない"可能性"を後世に残すことしかできなかった。 優しくない彼女……偽りの勇者-イミテーションブレイブ-には、 やはり、魔女の名こそ相応しい。
「真の勇者」が現れる刻まで、"勇者"を騙る*魔女*――]
(363) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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― 少し前 / 巨人が出現した頃 ―
[……だのなんだの言ったところで。 『帝舎斉花』は普通の女子高生だ。どうしようもない程に。 ここに至るまで、ペラジーに風や爆風から護られっぱなしである。]
……貴女が逃げられないじゃないの。それじゃ。
[自分は動けないが逃げろと言った>>320彼女には首を振る。]
(364) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[どこかに行って、戻ってきたらしいフィリップから 一つのメモを渡されれば頷いて。]
宿題なら得意。得意よ。 ……写させてくれる友達なんていなかったから全部自力でやった。
[微妙に哀しい事を言いながら受け取る。]
……いくらでも想像…創造は膨らむけど。 実現可能な手に絞るのに少しかかるわね。 まあ、忘れないうちにやっておくわ。
[からかう口調のペラジーにも、わずかに口の端を緩めてみせた。 ――ご所望の、"魔女"らしい仕事だ。]
(365) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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―― その瞬間、持ちこたえていた星の一部が割れた ――
[地上に大きな揺れを巻き起こしつつ、大陸を割っていったが――実際には、津波と同時だったので、彼らのせいだと思い至る様な者はいなかったかもしれない>>266]
[なお、肝心の彼らは――おそらくその場所からは脱出したが、再び行方は杳として知れなかった――運がよければ(?)、外宇宙に帰ったのかもしれない――**]
(366) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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― 刃ノ間に呼ばれる少し前 ―
まあ、大きいのは武器だからね。武器よ。
[巨人を見上げるペラジー>>327に言い放つ。 小さいは罪悪。大きいは武器。 それは帝舎斉花の信念であり、哲学だ。]
……今なら、援護できない事も無いかもね。
[ちら、と。クラリスから受け取った方のノートを手にして、]
(367) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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――……クラリス(赤)、来なさい。
[召喚と言うにも雑な、端的な命令-オーダー-]
[それはまさに、彼がだーくふれいむおぶなんちゃらを 放った、まさにそのタイミングだったかもしれない。]
(368) 2012/02/04(Sat) 18時半頃
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[だがしかし、運は悪かったようだ]
赤『あれ?』
[少なくとも彼は、ごく簡単に召喚に応じさせられてしまったようだった**>>368]
(369) 2012/02/04(Sat) 19時頃
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レティーシャは、俊敏な動作でクラリッサ(赤)を捕獲した。
2012/02/04(Sat) 19時頃
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―― 港 ――
[>>319>>352笑い声が聴こえる。 >>342悲痛な叫び声が聴こえる。 耳をつんざくような、烈しい音が。]
聞こえてるよ、セレスト。 俺、最近耳がいいらしくて。
これが…… "命"の、声なんだな。
[津波にさらわれた、奪われた、悲劇の声。 >>333あのときは聞き取れなかった声が、今なら。 頭が痛くなるくらい、わんわん騒いでる。
なあ、そんなに喚かなくたって聞こえてるよ。 苦しかった、悲しかった、生きたかった。 わかってるさ。俺だって、そうなんだから。]
(370) 2012/02/04(Sat) 19時半頃
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|
俺もさ、無力なんだ。 友人一人、殴るのだって、うまくいかなくて…… それで、今、こんな感じだよ。
けど…… 声を聞くのは、誰でもできることじゃ、ないだろ。
知ることができたら、自分で解決はできなくても、 伝えることは出来るんだ。 わかったら叫んでないで… そんなに、ないてないで。
[爆風を浴び、海水でぐちゃぐちゃにされた背中が痛い。 けど、そんな弱音、吐いてる場合じゃないから。 見えてないものはないと一緒だ。 痛いのは気のせいだ。 足をふんばれ。 立ち続けるんだ。
手を、まっすぐ前に差し出して。]
(371) 2012/02/04(Sat) 19時半頃
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来いよ。
まだなんにも、終わっちゃいないんだから。
[これからだ。 過ちがあったなら、正さなきゃ。
あの馬鹿どもも、やらかしたことは山ほどあっても。 少なくとも、俺に関することはぶん殴ってチャラにしてやる。 それから、やり直させてやるから。
なあ、海。 これ以上、あいつが嘆かなくていいように、してやれないかな。 あいつの嘆きを利用されたりしないよう、そこだけでも、押しとどめてられないかな――――]
(372) 2012/02/04(Sat) 19時半頃
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|
[ポンッ]
え?
[願った直後。 目の前に、三頭身?くらいの小さな、女の子?が現れた。 慌ててキャッチして、青い服のちびっこ?を観察する。]
なんだ、これ…… 妖精?
[なんとなーく、覚えがあるんだが。 なんだかわからないけど、このタイミングってことは…]
おまえ、もしかして…… 海水とか、沈めてられる? できるんなら、頼めないかな。
[良平たちの妄想が移ったって言われても仕方ないけど。 色もそれっぽいし、そんな気がした。]
(373) 2012/02/04(Sat) 19時半頃
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― ドゥ・シアーラ海上 ―
[第六箱《セレスト》に差し伸べられる手がある。>>372 それにも、可笑しくて笑いは止まらなかった。 けれど、現れた気配に眉を寄せる。 胸中がざわめく。>>373]
――― あれは
[凶星。ニガヨモギ。クラリス。呼び方は色々とあれど。 少し、何かは違うような気はするが。
思い出すは1000年前の縁。 聖火の勇者《ホーリーブレイズ》に倒された彼に、 自分たちは味方し、勇者と天使に倒された。
その事を我が主が如何思っているかは知らないが、 あれも世界を破壊する為であったから。
刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》も言ったとおり、 今も昔も、其の意思は揺らがない。>>224]
(374) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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[かつて、勇者《レティーシャ》と星の使命《-セカイノヤクソク-》を企てた際>>361、太陽《サイモン》は言った。]
『そう、"可能性"は、優しくなど、ない。 零の匣《アレ》は、使い方次第で希望にも絶望にも成り得る。
しかし、不安定なモノだからこそ、 "可能性《ゼロ》"は"無限大《インフィニティ》"の力を秘めている。 相手と同等の性能《スペック》があれば、盤面をひっくり返す事も難しくないだろう。
いや、それだけじゃない。 』
(375) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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『既に観測された運命をも、書き換える事ができるかもしれない。』
(376) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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[ところで、勇者は覚えているだろうか。 或は、太陽の使者たる鳳凰ならば、耳にしたことがあるかもしれない。
太陽《サイモン》が零の匣《BOX》に仕掛けた、もう一つの鍵――
七つの禍の匣《BOX》が全て開放される前に、零の匣《BOX》を強制的に開く方法がある事を。
その方法を彼はこう、匣に記した。]
(377) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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『幻想ノ刃で我を穿け《Εμένα με σπαθί μαχαίρωμα》』
(378) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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―― ドゥ・シアーラ海上 ――
[来いよ、と差し出された手。 あの時>>2:98 取る事ができなかった手と、重なる。
それを、信じられない物を見るような眼差しで見つめ――
オスカーに向けて、恐る恐るその指を伸ばし始めた。]
(379) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
――ごめんね、オスカー。
[しかし、伸ばしかけた手は、彼に届く前に止まってしまう。
唇を無理やり笑みの形にねじ曲げて、力なく首を振れば、 こつん、と紅玉が一粒、オスカーの額に落ちた。]
ボクは一度、北極星《シメオン》の手を離してしまった。 世界の希望たる北極星《シメオン》を地上から奪い 沢山の"命"を殺した。
崩壊《ウルヴェレア》は、観測された。 その原因の一端は、ボクが起こしたもの ―― だから
そっちには、行けない。 ボクは、希望《シメオン》には、なれない。
(380) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
ありがとう、オスカー。 もし、こんなことにならなかったら
友達に――なれてたかなあ?
[また一つ、紅玉が零れた。]
ごめんね、ボク……行かなきゃ。 せめて、命が少しでも苦しまないでいいように。
[そう言って、南極星は港街を目指して*翔んだ*]
(381) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
― 刃ノ間に呼ばれる少し前 ―
[召喚に応じて現れてしまった不幸なクラリス(赤)を捕らえた。]
……ああ、本当にきた。来るんだこれ。 (今度は遅刻しなかったわね……したら刻むけど。)
[がしり、と右腕で力強くクラリス(赤)の頭部を掴んだまま、 ――ぐるんぐるんと、肩を回し始める。軽快に。]
……ねえ、 (答えなさい、)
(382) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
……、 ╂┫┗┥┫
[紡ぐ。]
♂鰍纏え ……星式は、これで合ってたかしら? (まあ、違ってても制架式-セイカシキ-で捻じ込むけど。)
[星式が正しければ――クラリス(赤)に火が着くだろう。]
(383) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
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╂┓│┯┛┿┛┣┛ £シ進 ┝┓┿┫┝┛┿┨ ♂チ速 ┻┛┯┨┠┛┝┥ %ヒ貫
[星式らしきものを紡ぎながら、再び動き出した巨人>>345へと 殺気を向ける。]
(384) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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|
[勇者の殺気――人はそれを、"勇気"と呼ぶ。]
――……、せーの、 (いってらっしゃい。)
┠┓┣┓┰┥┻┫┿┨ ¢蜑涛括
[勇気と共に、逆向きの流星が巨人の胸部めがけて放たれた。]
(385) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
[その一投が如何ほどの威力か―― それは、投げられた不幸な本人のみが知る。]
……ふうっ、
[結果には興味が無いのか、未届けすらしなかった。 クラリス(赤)を投げたその瞬間から、ダブりの気配も無い。 けれど、どこか、すっきりしたように微笑みを浮かべている。]
ごめん、ペラジー。待たせたわね。 ……? 一体どうしたの?
[ペラジーの言うとおり>>328に、しゃがみ込んだ。 彼女の手が自分の胸に触れた瞬間――]
(386) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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― → 刃ノ間 ―
……ここは?
[突如として白い部屋に飛ばされ、戸惑うように呟いた。**]
(387) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
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……そう。アナタたちは。
[桃 茜は『邪』な気を吸いながら、眷属《ぼうやたち》に話しかける。]
今は、相まみえる刻じゃないというのね。
[桃 茜は何かを遂げたかのように倒れこむ。]
(388) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
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|
……駄目。まだ、終わっていないから。
[桃 茜の標的は異形《アンドロイド》から、巨人《アンノウン》へと。]
(389) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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――せめて、この世界だけは。
[この地に降り立った因果《カナシミ》を受け止めようと。
桃 茜の体が、黒く染まっていく。]
(390) 2012/02/04(Sat) 21時頃
|
|
―― ドゥ・シアーラ海上 ――
そうとも。君には絶望がお似合いだ。 可哀想にねぇ…本当は、そんなこと嫌なのに。 何という悲劇《トラジェディー》なんだろうね! 嘆きの君の紅玉《ルビー》…美しいね。
[左手で額を抑えながら、去っていったセレストの姿が小さくなっていくのを見送り>>381]
さ、て……ここは君に任せようか、半身。 僕も働かなくてはね。
[するりと、海上から気配が消える。 向かうのは、港街。狙いは―――龍と、鳥……]
(391) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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|
あああああっ!!!
[受け止める深い因果《カナシミ》。
桃 茜の体に強い負荷がかかる。]
(392) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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おまえ、俺のポケットにでも入ってる……かとおもったけど。 ……危ないから、あっちへよけといたほうがいっか。 足元とかやめろよ、踏んじゃうから。
[小さい子を放流してみて、改めて海へ向き直る。]
[>>379セレストが、こっちを見てくれた。 もう一歩かと、歩み寄るけど]
(393) 2012/02/04(Sat) 21時頃
|
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っセレスト…
[>>380手が、届かない。 またなのか。
さっきの良平にも、手は届かなかった。 セレストも…?]
っ違う!! シメオンにならなくたって、いいんだ!!
聞くまでもないだろ!! もう、友達だろうが!!!!
[紅い雫が、額へ当たる。 つめたい、しずくが。]
(394) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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― ドゥ・シアーラ海上 ―
[南極星は港街へ向かう。 港の方にいるオスカーへ近付き―――手はとらず、そのまま街の方へと向かう。>>381
会話は風に乗り耳に届いて。 口元に手を当て、くつくつとした哂い声が喉から漏れる。]
そう―― まだ なんにも ”終わっちゃいない”
[彼の言葉をそのままなぞった>>372 半身の言葉に笑んだまま。返事など返さなくても伝わるだろう。>>391 光と消えた半身を気にする事は無く、見据えるは、級友。]
(395) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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絶望《ディスペラツィオーネ》が始まるのはこれからさ――
(396) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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この世の 生まれた 因果《カナシミ》は
(397) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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すべて あたくしが 受け止めますわ……!
[黒く染まりきった桃 茜の体は、その体重を支えるだけでも、やっとのことで。]
(398) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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どこへ… セレストっ……!!!
[いってしまう。 手の届かない…… もっと、遠くへ?
あいつが、それで…誰かを救えるというのなら、とめちゃいけないんじゃないか、って。 そう思ったら、追いすがろうとする手が、止まる。
信じよう。 あいつは、大丈夫だ。
今の俺には、そうすることしか、できないんだ。]
(399) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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ぐああああああっ!!!
[桃 茜は、吸い込んだ闇の力に耐えきれず、その場に崩れ落ちた。]
(400) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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― イェル=ゥラの虚空(そら) ―
……ん?
[黒い巨人《アンノウン》が動き出した、とその矢先に。 流星も郭や、と言わんばかりの、容赦ない砲撃染みた大打撃が与えられた。 それが、星式により推進能力の乗算された物だとまでは気付かない物の、明らかにこの世界の基準でも逸脱した力]
……これからだと言うのに。
[黒い巨人《アンノウン》は、その鉄壁の様な剛体の、59(0..100)x10/720程を損傷させたようだ]
(401) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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┗┫┿┨┠┓┣┓┿┥ ¢流
[クラリスが居るのならば丁度良い。 彼の力を使うというのなら、同じ力で対抗するのもまた一興。 両の手を大きく広げ、その式を構築する。
落ち着いたかに見えた波は、再び勢いを取り戻し、 陸地のオスカーたちを襲う!
1000年前……共にセイクリッド・レティーシャと戦い、 『大宇宙《そら》の堕天使』と呼ばれているこの『パロニア・イゾラ』が、その星式を使えても何の不思議もなかった。
使う星式は1000年前のモノであるし、魔術に長けたこの堕天使がアレンジを加えている可能性もあり。今彼が使っている物とどこかしら違ったとしても気にはしない。]
(402) 2012/02/04(Sat) 21時頃
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何だ。 機能の殆どが使い物に成らなくなってるぞ。
[例え、監督者《エピスコポス》の紡ぐ人形《スレイヴ》が、大いなる外宇宙《そら》の神々の技術にて精製され、どれほどの強度を誇ろうが。 文字通り星を打ち出した様な、一極集中の打撃力に穿たれては、抗える筈も無かったか]
……もういい。 私が出る。
[尤も、既に機能の殆どが損壊している。 地上に降り立つまでの間に、易々と破壊されるだろう]
(403) 2012/02/04(Sat) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 21時半頃
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…… 光一。
[海上に浮いている姿は、また変な格好した、馬鹿《光一》の姿。 おかしな雰囲気は、わかる。 けど、それでも… 光一であることは、変わっちゃいない。]
おまえも、なんだよな。 えらっそうな格好しやがって…… それで。
お前も、セレスト泣かせたんだな。
[残念ながら、治癒の術とやらは使えないようだけど…]
ぶん殴ってやるから、覚悟しろよ。
[止めてやる。 俺は、光一の友達だから。]
(404) 2012/02/04(Sat) 21時半頃
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っまたそれかよ!!
[>>402津波技。 海が暴れる唸り。]
ちびっこ!!
[流されたら、あいつは大変だ。 波を防げないにしろ、ちびっこを拾い上げる。
って。]
……え? おまえ、何してんだ…?
[ちびっこが、青く、光ってる。 その光に応じるようにして、海の鳴動が、静まっていく……!!]
(405) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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―少し前―>>364
私が逃げられない…? …そうね、私はちょっと動けそうにない…かな…。 …でも、ソレがなに? アンタは1000年、準備して準備して、じっと待ってたんでしょ? それを…こんなところで潰すつもり!?
[さっさと行きなさいよ! そう叫ぶが、結局、そうするよりも助かる公算が高くなるのは、この少し後の話]
(406) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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こりゃすげえ…… ありがとうな!
[何をしたのかはわからないけど、海まで心配しなくてもよさそうだ。 ちびっこを下ろし、肩を回す。]
よおし。 じゃ、光一…… まずは、こいつが挨拶の一発だ!!!
[思いだせ。 最初の夜を。
図書館で全身に感じた、あの星命《テュケー》のたぎりを。]
(407) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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―刃ノ間に飛ばされる直前―>>367
…は?
[突然、例の小人がセイカの手元に現れる。 赤い色の小人だ。 小人もなにが起きたのか理解していない様子だった>>369が、セイカがそれを気にする必要はない。 …と、彼女の空気が…また、ダブったように感じた>>382。 しかし、それを気にする間もなく、今度はセイカが小人を巨人に向けてブン投げる。 …唐突に、蟻と象の童話を思い出したが、ソレも、振り返ったセイカの言葉によってかき消された>>386]
へ…? …あぁ、いや…「コイツ」が話したいんだってさ…。
[そういって、セイカの胸元に触れただろう**]
(408) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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目ぇ覚ませよぉ…… 飛拳凌劉牙《ブラスターファング》!!!!
[おもいっきり振りかぶり、拳を振りぬく。 俺の星命力《テュケイリア》よ、拳の直線上へと走りぬけろ!!!!!]
(409) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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―刃ノ間―
[レティーシャの相棒たるパンタシア…それを目の前に、ペラジーは相変わらず不機嫌そうだった。 かつての相棒…それは、1 1:金色の髪をした男性だった 2:金色の髪をした女性だった]
(410) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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[男性は懐かしそうにセイカに…いや、『レティーシャに』、だろうか?…声をかける。 あるいは彼が、彼女の封印の一端を握っているのだろうか。 そんなことを考えながら、彼とセイカのやり取りを見守る。 彼はセイカに、かつてのこと、これからのこといくつか語っただろうか? そして…彼は手渡す。 かつての彼女の力の一端…聖火の欠片を]
(411) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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― 旧き物語と伝わる天界聖乱の過去《じだい》 ―
┰┛┓┏┫┓┿┝┨┰-┛┨┝ ♂~環の内天セイ=カ=エガタ
┻┛┛┓┓┿┨┠┿┏┏┗┗┯ $ケ星祈り臥し益し 此を魔星咆え断ち益せ
╂╂╂┛ ┗┨┰-┠┛ ╂╂┓ ¢エに執行相応しき混と為し沌間へ居増し益せ
[響くは幾つか歪な星式に則った召請儀式。 1000年前、死女神《アトロポス》は死と破壊に連なる眷属を多と囲い込んでいた]
(412) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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……ほう? 貴様。 "この時間"の者では無いな?
[それはある時の事>>223。 眷属も随分と数を為して、その先日気紛れにと、死女神《アトロポス》直属の四大魔卿、『死戒饗《しかいきょう》』と呼ばれるそれを発足したばかりだった]
不遜な眼をしてるな……? だが、それが良い。
その悪霊染みた嗤い。 そう続けさせる程私は甘くはないぞ?
[その頂点に君臨させたのは、最古の眷属たる、堕天使《パロニア》。 だが、彼と他の眷属との力の差は随分と大きかったその差を。 この『悪霊』と多少の皮肉を込めて呼んだ新たな眷属は、あっさりと飛び越えたのだった]
(413) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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[眷属の一人、『死戒饗』に名を連ねるかと言われる重鎮の一人。 時を渡る力を有するその物だが、その者の未来からの息子だと知るにそう時間はかからなかった]
――この世界に、素敵な再生へ繋がる破壊を!!
[今も昔も変わらない。その言は多少異なる。 寧ろ今と比べると、嘗ての死女神の方が更なる覇気を得ていたかも知れない。 尤も、それは本人以外、それこそ永い年月を傍に仕えてきた堕天使《パロニア》以外、何者にも解らない差だが。
ともあれ、『刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》』。 時は天界大戦。終末《ハルマゲドン》の脅威来たるその戦乱を、しかしその時、死女神は遥か虚空(そら)からの観測者《シーカー》として、只眷属達を遣わせるだけだった 親しみと皮肉を雑ぜた、"悪霊"と冠する眷属は、たった瞬きの間に、死女神の左腕とまで持ち上げられるその実力を、己が手でひとつで勝ち取り]
(414) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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――…・・・それが貴様の選択か。
[そして、その反逆もまた、瞬きの間だった]
(415) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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堕天使《パロニア》の動きを封じる。 それだけなら貴様ならば如何様にも出来るだろう?
だが、思うのか? この私に、手を降す利点が何かひとつでもあると。
……平伏せ、悪霊《クロノス》。 今ならその沙汰。貴様の尻を踏みつけるだけで済ませてやるぞ?
[千年前、嘗てこの星に存在した死女神の玉座の上。 闇の炎で、堕天使《パロニア》の足を留める悪霊《クロノス》を前に。 しかし、死女神は傲然と足を組んで見せていた物だ]
(416) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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[――ザッ!]
――――――………・・・・・・。
[死女神の眼元、横一文字に紅が伝う。 だが、死女神は遂に最期のその瞬間まで、玉座から足を崩す事さえせず。
闇の炎に包まれて、何処かの時代へと逃げ帰った悪霊《クロノス》を見送ったのだった**]
(417) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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― 現在/イェル=ゥラ自治区 ―
[それは一瞬の出来事。 遥か上空から舞い降りた、破壊と混沌《カオス》の翼が。 最期の抵抗も満足に出来ない、黒い巨人《アンノウン》を、文字通り、零に還す]
―――久しいな。『悪霊《クロノス》』。
この顔の詫びを受け取りに来てやったぞ。
[獰猛な笑みを浮かべる死女神の背後。 黒い巨人《アンノウン》の存在した場所は、その辺りの建物ごとが、まるで、"元から何も存在しなかった≪ZERO≫"の様に空虚な空間を開けさせていた。
三対の翼広げ、両の拳からは、破戒と零の力に満ち溢れた、漆黎のガントレット。 そして死女神の眼元は、1000年前に刻まれた疵を今も敢えて残していたのだった**]
(418) 2012/02/04(Sat) 22時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 22時半頃
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やあオスカー
[声を掛けられ返事を返す。それが自分だという認識は在るから。 偉そうと言われ、小さく笑いながら前髪を指の甲でかき分けた。]
悪くないだろう
[泣かせたんだな。]
それが?
[ぶん殴ってやるから。]
それは怖い
[肩を竦めると、闇色に染まる三つ編みが揺れる。]
[クラリスが大津波を収める。想定内だが、あの大きさでもその力か。――末恐ろしくなると共に、今、彼の味方をしたという事実がそこに在った。 それに何かを思う前に、繰出されるのは渾身の一撃!]
(419) 2012/02/04(Sat) 22時半頃
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┗┛┝┥┯┫╂┥┰┫ ¢蜿g
[星命力《テュケイリア》を両手を前に出し紡いだ星式にて受け止める。 ――ヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂ―― 青い火花が目に見えるように散った。]
―― う うおお !
[押し負け、盾が破られる!彼の力を甘く見ていた。その拳は彼が狙った場所へと叩き込まれた! もっとも威力を随分と削いでいた上に、半身との共有もあり、そこまでのダメージには為らなかったが。
だが確実に、彼の拳は、届いたのだ。]
――― やってくれたな
(420) 2012/02/04(Sat) 22時半頃
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― イェル=ゥラ自治区/図書館付近 ―
どーしよ。
[巨人《アンノウン》の動きを止めたものの、決定打がない。 弟を、そして他うに見えた人影へ目を向けて、誰か!と。
しかし、弟が付けた傷も、自分がかけた戒めも あえなく…ほんとうにあっけなく、空から降ってきた矢によって ”なかったこと”―零―に返された。>>345
人間のものとは違う、もっと大きな意思に嘲笑われたように感じた。]
う、そ。でしょ。 じゃあ、どうしろって言うのよ… フィル!なんとか、アンタ何とかしなさいよぉっ!
[慌てて声を荒げたとき、何かが再び動き始めた巨人《アンノウン》にぶち当たった>>385。]
(421) 2012/02/04(Sat) 22時半頃
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[とっさに、ソレが投げられた方を見る。 白いローブの人物に見覚えはなかったが、一緒にいた少女には見覚えがあった。]
セイクリッド……こんなとこに。
[視界の隅っこに残していた巨人《アンノウン》がガクンと再び動きを止める。
投げられたソレが、小さな妖精のような何かに視えた…感じたのは、 突っ込みを入れる隙すらなかったが。]
何投げたの。 すごい、殺気だったし。
目覚めたの…《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》。
[問いの答えは、二人が姿を消してしまったため、聞けなかった。]
(422) 2012/02/04(Sat) 22時半頃
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……きいたかよ?
[>>420拳が、光一に届いた。 手を握ることができなくても拳は届くなんてのは、ばかみたいだけど。]
まだ足りないってんなら、かかってこいよ。 何度だって殴ってやる。
堕天使ごっこ《思春期特有の妄想》はもう終わりだ!!
[さあ、初めての喧嘩を始めよう。]
(423) 2012/02/04(Sat) 22時半頃
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― ドゥ・シアーラ上空 ―
いった………
[空間転移を繰り返していた姿は、半身に届いた衝撃により途中で中断し、再び現れる。今度は港街の上空に。
オスカーの拳は、“もう一人”にも届いた>>420]
………想像以上、だったということかな?
[こめかみに指をあて、軽く叩く。 ここまで来たものの、戻って二人で行くべきか…様子を伺っていた*]
(424) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 23時頃
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[捕まえられた>>382]
赤『あれっ セイクリッド どうちて あれっ』 赤『みんな、みんなどこ』 赤『なにをーちゅるー』
[そして、ひどい事にこの星式はコンパイラが柔軟なためある程度は許容する>>383]
赤『きゃー』(燃えた)
[それが、制架式-セイカシキ-としてかつて組み込まれた連結変換機構]
(425) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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赤『あーーーーーー!』
[それはまさに、まっすぐに加速して、それをぶち抜くために、流星として投げられた>>384 >>385]
(426) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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…………げ。
[倒れこんだ桃乐茜の体が、不意に動く。]
(427) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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[黒い巨人の8割強を破壊して、なおも星は遥か彼方へ>>401]
赤『せいくりっどー!』 赤『おぼえてまちー!』 赤『すーぱー!』 赤『のヴぁー!』 赤『しんぱさーいず!』
[遥か遠くで、一際輝いた。それは、セイクリッド・レティーシャの心に星式を正しく思い出すきっかけとなるだろう]
[もっとも、その輝きはアカが大爆発したということと同義だ]
(428) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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はっ…やっぱりあいつ、壊さなきゃ…!
[再び動きを止めた巨人《アンノウン》の方へ向き直って、 再び矢を番えるように両手を動かすが。
巨人《アンノウン》からもやっとしたもの… 繰り人形たる動力の源である因果《カナシミ》が滲み出たと思うと どこかへ飛んでいった。
動力を失った秩序の繰り人形―巨人《アンノウン》は、 今度こそ完全に沈黙した。]
何かに吸い込まれたような。そんな感じ…
[掌を上に向け、星刻図を宙に浮かび上がらせる。 ここから少し離れた場所に…ひときわ強く光る一点、 強運《ラッキー・スター》が輝いていた。]
(429) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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――アタシ、行かなきゃ。
[弟を見てそう告げ、背の翼を大きく動かす。 ふわりと浮き上がって、星刻図の示す強運の星を探しに、 舞い上がった。]
(430) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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…………げて。
[黒く渦巻いた邪な気が桃乐茜の腕を包み込んでいく――――]
(431) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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こんなもの、ダメージの内にも入らないな
[殴られた頬は少し赤い。口の端からは赤い血が一筋流れ、それを親指でぐいと拭った。 指先をこすると赤は黒い闇となり、宙へと消えてゆく。]
殴られる分には足りてるが―― 殴る分には、足りてないな
[小さな喧嘩は、沢山した。じゃれあいのようなものばかりだった。 けれど、本気の喧嘩はした事はない。
心と心ですべきそれは、果たして此処で出来るのだろうか。 『パロニア・イゾラ』は、彼を知らない。]
ごっこじゃないさ
(432) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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――現実だ!
[黒い闇を出した指先を天に掲げる、現れたのは黎の杖。 バッと大きく振ると、闇の軌道が描かれる。
その軌道からは、無数の闇の刃が舞った。]
(433) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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―三ヶ国国境 碑文の丘>>2:85―
[六極の泉《ラキ・ユニヴァー》から飛び立った直後、 本来の目的を思い出して向かったのは碑文の丘。 セイクリッド・レティーシャの蒔いた仕掛けの一つ、 現状に関する手掛かりがあるかも知れないと。 彼女が仲間と誓約《OATH》を交わしたと言うのは後世の伝え]
石碑の字画の一部が光ってる。
[分析。少なくとも二重以上の暗号化がなされている 表層は一般的な暗号化方式だが、二層目は]
アカシックレコード暗号化方式……流石にこれは無理だな。
[《運命》観測の法は、国家権力により厳重に管理され。 さもなくば観測に長けた能力者が読み解くか。 携帯端末で撮影していく。]
ん? 一層目にも意味があるのか……
(434) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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げてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげてげて
[邪な気によって桃乐茜の腕は膨れ上がり、そして―――]
(435) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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『月桂の葉が落ちるとき、種《可能性》は芽吹く』
[ ]
――コレがお前の《観測》か、セイクリッド…… いや、セーカ。
[だとしたら。 いったん観測された運命は、書き換える事が出来ない。 あるいは理を超える選択肢が、世界に在るとしても]
(436) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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[さっきまで巨人《アンノウン》がいたはずの場所が ごっそりと何もなかったかのように、空虚な空間と化した>>418のは、 飛び立った後のこと。]
フィル! 気をつけて!!!
[弟ならきっと平気だ。 そう信じているけれど、現れた気配に振り返り、 声をかけずにはいられなかった。]
(437) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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――――――『パァン』
[音を立てて弾けとんだ]
(438) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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――ドゥ・シアーラ 町外れ――
[オスカーにヤニクが手を伸ばすのが見えた。 ならば、この腕が選ぶのはただ一人。迷うことはない。 柘榴《パイナップル》はじけて一度よろめいても、金糸たたえた愛しい女の腕を強く引いて、胸の中抱き込む。 背に負った剣、もう片腕で一気に引きぬいて。港町で人々を守る、白石の壁に思い切り突き立てた。 波が引くまで、その剣を礎にただ耐えるしかなかった。死が頭を過ぎり、すぐに振り払う。 礎を立てた白壁が水に負ける。結果、ずずぅりと壁ごと動き。波が引いて、ひとしきり咳いて呼吸を整えたころには、]
――オスカーと、ヤニクは。
[そこにいるのは、己と、カトリーナと、そして問題の酔っぱらい。 三人だけ、だった。]
(439) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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『ひっでェ"気"がプンプン渦巻いてやがんなァ』
[それは、酔っぱらいの纏う獣の声か、南極星の嘆きか、堕天使の笑い声か。 それとも――今、足元で転がってへたれている、子供の人形のような"何か"のせいか。 手のひらに乗せてしまえば軽く握ってしまえそうな小人。ここまで小さな亜人に記憶はない。]
『人間にも、こんなに食いでのなさそうなチビ助がいるもんだなァ。アイドルボウズもたいがいちっこい方だと思ったが、そういう次元の話じゃねェや』
[気を失っているらしい橙色のそいつをひょいと拾い上げれば、胸元からそんな物騒な声がした。]
(440) 2012/02/04(Sat) 23時頃
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― 港街:ドゥ・シアーラ ― [波が引いていくのを待って、南極星は壊滅した街に降り立つ。 観光地として栄えていたの姿はそこには無く、聞こえるのは賑やかな喧騒ではなく、不運にも即死を免れた"命"の呻き。]
――ごめんね。 痛いよね? 苦しいよね?
[南極星は呟くと]
ボクがその、星命《テュケー》を吸うから。 せめて、安らかに。
――安らかに、眠ってください。
[そうして、ひとつひとつの星命を吸っていく。 石畳が割れて覗く大地の上に、紅玉をぽつり、ぽつりと落としながら。]
(441) 2012/02/04(Sat) 23時頃
|
|
[げて。]
…ん?
[げてげてげてげて。]
えっ?
[聞こえた声に、あたりを見回し―…その場所を特定した。 星刻図の示す強点と同じ場所。]
傍らに降り立つと同時、目的の人物の腕が弾けとんだ>>438。]
――っ、ちょ……アンタ、だいじょぶなの。
[びっくりした。 人の腕が吹っ飛ぶ瞬間なんて、はじめて見た…というかそういう問題ではない。]
(442) 2012/02/04(Sat) 23時頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/04(Sat) 23時半頃
|
― 虚空《そら》 ― [黒の巨人《アンノゥン》が流星《クラリス(赤)》によって貫かれる。 遥か後方、空にいた人形もまた、何かに貫かれたようにびくんっと身をのけぞらせた。]
―――…ぁっ
[ひとつ、声を発して。 何事もなかったかのように体制を戻し、胸へ緩く手を充てる。 そして力を失った黒い巨人《アンノゥン》がヴェラによって消される頃にはとうに接続《リンク》は解いていて。]
そうか。 今度こそ―――…いや、まだか
[呟く。尖兵たる黒い巨人《アンノゥン》を出すことは、それなりに宇宙《そら》にとって負荷のあることだった。 その緩みは、中の人形の声の流出を許す。]
(443) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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『南極星《セレスト》―――…
南極星《セレスト》…
北極星《シメオン》は。あなたをしんじている』
[それは、単なる憶測。感じ取った彼らの絆。彼の最期を視た人形は、ただそれだけ、伝えたかった。―――伝わったかは、わからないが。]
(444) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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いやあああああああああっ!!!!!
[桃乐茜は腕が弾けとんだ激痛に悲鳴を上げる。]
(445) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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[結果には興味無く>>386、その光>>428も見なかった。]
[つまるところ、文字通りの投げっぱなしである。 使い捨てクラリス(赤)が斉花に何かを残す事もなかった。無情。 ――それでも。僅かなりとも力が戻っているときには、 意味のあるレベルで星式を扱えると言う事でもあった。]
[かつて円環世界を構成したのは、セイクリッド・レティーシャだ。 星を制する式の一つや二つ、少し思い出せば扱えぬはずも無い。]
(446) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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/* ロール落とそうと思いながらも星式の解読にいそしんでしまう
だってこう、なんかねえ 解けないの悔しいじゃん?
(+7) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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―― 一方その頃 ――
[青色クラリスは、そこに出現していた>>373]
青『きゅるきゅる…』 青『はっ ここは だれ… ぼくは どこ…』
[気がつくと、目の前には、初めて見る顔]
(447) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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[海水を沈められるかと聞かれてしかし]
青『え?海水…この大きな水?』 青『水は沈むものかと』 青『意味が違いましたか』
[首を傾げた]
(448) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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[撮影結果を王立大学に送る。 世界が大変で届かないかも知れないが、しないよりはマシ]
……――
[罪と落葉と可能性。思考しながら再び飛び立つ]
[医術天使の行為で、終末を誘った要因があるとしたら、 それは、ひとりの少女《使徒》に世界《夢》を与えた事 なのかも知れないが。
それを煉罪《アマルティア》だとは―― カリュクスは、思いたくはなかった]
(449) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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―回想・自治区/図書館付近―
…だから、そもそも相性悪いんだって。 姉貴が本気出せよ。
[姉の力のお陰で巨人《アンノウン》から距離を取る。 そのまま巨人《アンノウン》を見上げる。 動きは姉から放たれた矢で動きを止めた。(>>297)]
やればできるじゃん。 残念だけど解決はしてないか。 って、……レイディたち呼ばれたか。
[背後で光が見えた気がして、振り返る。 そこにいたはずの2人の姿はなかった。(>>328)]
(450) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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/* ああそうだ、忘れてた
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
↑オスカーにあげる 出先で思い切り吹かせてくれたお礼さ
(+8) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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[が、そうこうしている間に、海に放流された>>393]
青『察するに?』 青『あのイノチをなんとかしたいっぽい?』 青『でもアレイノチかなあ』 青『星っぽいけど微妙なライン』
[波にゆられながら、セレストを見ていた]
(451) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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[更に少したって――>>402]
青『あれ?』 青『星式だ?』 青『だれだっけ?』 青『いたかもしれない使えるの?』 青『まあいいや』
┠┓┣┨ #gはなみなみ静まりました
[一番最初の言葉を、鎮めると解釈した青はあっさりと波を鎮めた>>405]
(452) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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っは。 こいよ、光一。 一方的じゃ、つまんないからな。
お前の不満も全部受け止めて、その上で叩き直してやる!!
[>>433飛んでくる、無数の黒。 暗く昏いいろ……]
っぐ……っ!!
[避けない。 飛んでくる刃へ、拳をぶつける。
このガントレットを引き裂く刃なら、俺の抗いは届かない。 だからこそ、真っ先にぶつけてやる!!!]
(453) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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カリュクスは、翼《ヒカリ》虚空《ソラ》に舞い上がり、行き先を探す。
2012/02/04(Sat) 23時半頃
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――ドゥ・シアーラ 町外れ――
……生きてたねえ。 まぁいいさ。簡単に死なれたんじゃつまんない。
[そんな声がケヴィンの上から聞こえてきたかと思うと。 続いて、白い燕尾服の男が、するりと降りてきた。
ある程度距離を置いた地面に着地して>>440]
御機嫌よう、先程ぶり。
(454) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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――っ!!!!
[悲鳴にびくっとして、慌てて身を屈めてその女性に触れた。]
ちょっと、おちついて! えっと、ええっと…
[とにかく痛みを和らげようと、手に灯した光を傷口へ向けた。]
ああっ、こんなときにカリュクスがいてくれたらいいのに…!
[医術天使の力を持つ彼なら、きっとこの人を治せるはずだ。 しかし自分には、根本治療の術はない。 身体に残る、治癒力を妨げるものを取り除いて、清めるしか。]
(455) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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ああ……これでもまだ死に至らないのもまた、『強運』。
[桃乐茜は腕をもがれながらも、ふらりと立ち上がる。邪な気を吸収した代償は、あまりにも重く。
彼女が挑戦《チャレンジ》した遊戯《ゲーム》はまさに賭博《ギャンブル》]
(456) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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|
光れ!!天空の星よ!!
《 BREAK 》
打ち砕けええ!!!
[真正面から!!!
幾つかの刃が、頬や、腕をかすめるけど、 少々の傷なんて振り返らない。
そのまま、ぶつけ返してやるよ!!!]
(457) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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……『あの男』に頼むしか、ないわね。
[桃乐茜は何かを決意したように歩いていく。]
(458) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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―― 波の上 ――
[オスカーとコウイチの戦いを見ながら考えている]
青『むーん…』 青『あの星式…』 青『あの振動数…』 青『ミドリならすぐわかったかなー』
[やがて――2 ] 1,2,3,4→思い出せなかった 5,6→ふと記録にひっかかった
(459) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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……落ち着いてるわ。ただ、今のままでは、
[桃乐茜はコリーンの制止も聞かぬまま、何処かへと歩き出そうとするが、その場に屈みこむ。]
(460) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
|
|
[少女たちが消えるその前に。 見上げていた巨人《アンノウン》が再び動きだした。(>>346)]
……ふりだし、ってことね。 ホント、ドSだよ……鬼畜だね。 なんとかできたらなんとかしてるって。 姉貴はもうちょっと冷静に物事見たほうがいいよ。
[人差し指で耳栓をつくり、姉からの不平文句をスルーする。 そんなことをしていたら巨人《アンノウン》が体制を崩した。(>>385) その力の持ち主が少女であることは容易に知れた。]
なんだかんだ言ってやることやるじゃんね。 案外、"優しい"って気づいてない、っていうか…放っておけない性格というか。
[そんな性格でなければ、この世界のために――――なんて。 できるはずもないのだから。]
(461) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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オスカーは、ヴェラの分身でもあるガントレットが、ただの闇の刃に負けるはずがないと信じてる。
2012/02/04(Sat) 23時半頃
ドロシーは、再び黒い波動に包まれる―――
2012/02/04(Sat) 23時半頃
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『ゴキゲン伺うなら最悪だぜェ、兄ちゃん』
[空より降りる白燕尾に、巨躯の視線と龍の低い声が飛ぶ。 橙色の小人をシャツの襟に乗せ、未だ白壁に刺さっていた大剣を、壁を蹴って引きぬいた。]
『その言い方、この大波もあんたのせいかァ? どういう仕組みか知らねェが、いい趣味してやがるぜ』
(462) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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呼ばれた先に、セイカの"可能性"がある――――。 キミはそれを乗り越えるだろうけど。
可能性と希望は同一じゃない――。 でも、キミはその先に希望を見る。
この世界の人々はキミに希望を見た。 それは事実なんだから。
[それが偽りだろうとも、心の支えであることは偽りでなく。]
(463) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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/* なんかこう、一人きりの墓ってさ、結局独り言な訳でね?
つい灰を使ってしまう
(+9) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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『ギ、シャーーーン』
[突如、桃乐茜の背中から鉄の羽根が突き出される。その羽根は大きく開き、桃乐茜の体は空へと舞い上がっていく]
(464) 2012/02/04(Sat) 23時半頃
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ドロシーは、鋼鉄の羽根を広げ、虚空《ソラ》へと舞い上がる――
2012/02/04(Sat) 23時半頃
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/* ぼっちの墓の暖め方なんて僕は知らないんだよ…。
地上は相変わらず目がすべる 実に目がすべるよ
(+10) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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不満?今は特にはないな
嘆きと絶望が沈む海に! 歓喜を感じる事しか出来ない!
[オスカーは避けず、闇の刃の幾つかが束になり、それにぶつかった!受け止められなかった闇の刃はオスカーを切り裂き、闇に溶けてゆく。 狂喜を表情に浮かべると、それに比例するように、オスカーが受け止めていた、闇の刃が膨れ上がる!]
――お前もだよオスカー… 立ち向かって来てくれる事が、俺は嬉しくて堪らない…
[囁きは静かに、優しく、 けれど 《黎》く。]
諦めず――、 足掻いて――、 もがいて――、
[ヂヂヂヂ― 再び力は均衡する。今度は油断などしない。]
そして 最期には
(465) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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そんなワケで、頑張ってる女の子のために頑張るわけだけども。
[巨人《アンノウン》から因果《カナシミ》が抜けたことに気づいて構える。 何かまた別なことが始まるのではと警戒するが、そのまま動きを止めた。]
…………行ってこいよ。 姉貴いなくてもなんとかなるし。
[そう手を追い払った。 近づく気配――――――。 姉にはとっととこの場を離れてもうら必要があった。]
姉貴になんかあると多方面から殺される…。
[そんなことを口にしながら動かなくなった巨人《アンノウン》を見据えた。]
(466) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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絶望に打ちひしがれろ!!
《 BREAK-DARK 》
このまま―― しねッ!!
[ただの闇の刃ならば、既に打ち砕かれていただろう。 けれど自分には”完全なる加護《パーフェクト・プロフェクション》”がある!]
(467) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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/* で、今日これ収束するの?w
みんなしっかり!更新は0時半だよ!! そろそろ死に始めないと間に合わない気がするっていう老婆心
(+11) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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[―― はずだった!]
――― ッ
[どうしてだか解らない。 解らないが――、 オスカーの拳が、 闇を打ち負かす!]
なん だと…!?
[彼の拳の勢いのまま、後方に打ち飛ばされた! 油断をせずとも、打ち負かされた事実。一定の距離の宙空にて、かろうじて止まると、体制を整える。
加護が、発動しなかった…?
眉を寄せ、沈黙する。]
(468) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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―― 青:波の上 ――
青『思い出せませんな』 青『無理なものは諦めよう』
[既にお気づきかと思うが彼らの諦めは早い]
青『しかしどうしたものか』 青『男同士の戦いには茶々を入れぬがサダメ?』 青『そもそもこのイノチたちは何故ケンカ中なのだろう』
[青は、そうやって戦いを眺めている――巻き込まれたらどこかに流されていくのかもしれない]
(469) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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ー ドゥ・シアーラ:街外れ ー
けほっ、けほ…
[迫り来る海水、ケヴィンの胸の中で必死に耐えるしか無かった。 水が引く頃には、飲み込んでしまった海水の塩辛さに咳き込みながら、何とか自分の足で地面に立っていた。
酔っ払いの男はどうしていただろう。 そこに、先程聞いたばかりの声が降ってくれば、身体をかたくしてそれを見上げた。]
(470) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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[停まる。再度、胸を押さえる。 勇者の殺気―――”勇気”纏いし流星の焔が、人形の胸から火柱を上げた]
……ぁ
[一頻り火柱が噴出した後、円柱状にぽかりと開いた穴、人形の胸の中には、翼と同じ宇宙《そら》が在った。]
―――…宇宙《そら》を滅すことが出来ぬなら、ただそこに在るものに還そうというか。 実に正しい。なんといったか…そう、その運命の名は、
セイクリッド・レティーシャ。
(471) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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/* >>467 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww今日も絶好調ですね
(+12) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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旧を廃し、新たな法則を正しきものとして据える気か、勇者よ。
我は宇宙《そら》。予定調和《テンノホウソク》を護りし監督者《エピスコポス》。
[それはつまり。 その法則が正しきものであれば、彼女の振るうあるべき姿へ戻そうとする力は、発現しえない。 そして、干渉の時のみに生じる人格のようなものも、また沈みゆき、ただの宇宙《そら》へと戻る。
宇宙《そら》の監督者《エピスコポス》とは元来そういう存在だ。
だが、人形の身体《うつわ》に太陽《サイモン》により閉じ込められた今、それが歪められずそのまま適用されるかは、本人にも解らない―――…]
(472) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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/* 今日はやっぱヴェスシマだな。 いいタイミングでいいブローだ
(+13) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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―遠いむかし―
[かつての医術天使は銀髪紅眼、白皙の天使であった。 それが隠された使徒《ラディスラヴァ》の存在を知ったのは 別の天使がそれを話題に乗せた時]
[ただ災厄による破壊を担うのみの人形だという] [危険ゆえに月《檻》に封じられているのだと] [その力有効に用い、厳然たる神の理を知らしめるべきと、 過激な意見を述べる者もいて]
[人を導く医術天使は眉寄せたものだ]
[災厄担う役割が、神《サイモン》の定めならば、 異を挟む余地は天使には残らない――ただ]
(473) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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/* >>472 ちょっと何言ってるかわかりませんね…
???????? どういうwwwww存在なの???wwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(+14) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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―― Side 橙:ケヴィンの襟の上 ――
橙『ふぉっ』 橙『これはどういうこと』 橙『今アカぱーんした?ぱーんした?』
[>>428を感じ取ったらしい橙は動揺して目が覚めた]
橙『……おとりこみちゅう?』
[そして自分が置かれている状況もよくわかっていなかった]
(474) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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あっは、気が合うね。 実は僕も機嫌は悪くてね…… 誰かさんにつけられた傷のせいで。
[何か変な物が増えているのはわかったが、指摘は特にせず。>>462
時折、表情が歪むのは、半身が受けるダメージが蓄積しているからか。]
んー……半身の助力に行きたいのは山々なんだけど。 このお礼をする機会、逃したくはないんだよねえ。
(475) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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|
……オレは誰かに頭下げるの性に合わないんだよね…。
[巨人《アンノウン》は還っていく。 それを空へと見送って、現れた女(>>418)に紫の瞳を向けた。 平伏せ、と言ったその言葉を鮮明に覚えている。]
オレは全然久しぶりじゃないけどね。 1時間ぶりぐらいだ。 相変わらずセンスも性格も鬼畜さも変わらないね、アンタ。
[虚無の空間に座する女に大鎌《サイス》を向けた。]
オレのこと覚えていてくれるなんてね。 忘れていてくれてよかったのに。 覚えていてほしい人は忘れてるっていうのに酷い話だよ。
[冗談交じりにそう言った。]
(476) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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|
ちょ、ちょっと…ねえ、アンタ…えっ? ええぇぇ……歩いちゃうの…ガチで、すごいんですけど…
[立ち上がって歩き出す女性に、どうしていいか反応に困った。 またうずくまったのを見ても、怪訝に見ていただけ。]
わっかんねーし。 でも…。
[掌の上に出した星刻図は、ソレを示していて。]
世界って、深すぎ……っ、えぇえええっ!!
[おばちゃんから鉄で出来たような羽が開いて飛んでいく。]
――――――――。 ――――――――――。
[出る言葉が、なかった。 絶句って、こういうことを言うんだ…って、思った。]
(477) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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お嬢さん、ありがとう。
[桃乐茜は虚空《ソラ》からコリーンに謝辞を送る。]
でも、この体をどうにかするためには―――
(478) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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[意志なき《人形》による破壊は、神の審判に足るのかと。 天使としての品格、神を知り命を知り世界を知り、 正しき意味を持ってその役割を果たすべきではないかと そう思い、真偽確かめるべく月《檻》に赴いた。]
[初めて会う黙示録の使徒は、《人形》どころか《赤児》―― だった事を、医術天使は今《転生後》も覚えている]
(479) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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舞い踊れ 光の輪《モルテ・ルチェ》
[ カ ッ ]
[虚空より取り出した幾つかの光の輪。 それは再び、閃光となって一帯を覆った。 目眩ましの中、再び光の輪がケヴィンを、ついでに橙色の小人を切り裂こうと飛び行く。]
(480) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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[嘗て街道だったと思しき道を歩きながら、星命《テュケー》を吸い上げていく。被害が比較的少なかった町外れからは離れているようで、声>>454 >>461 は聞こえなかったが。]
―――?
[誰か>>444 に呼ばれた気がして、ふと顔を上げ、 宇宙《そら》を仰いだ。]
北極星《シメオン》は、ボクを信じている…? ボクの何を――
[掌に視線を落とす。繋げられなかった手。
コロリ、と転がった紅玉を握り締める。]
(481) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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凶運《ナッシング》を以て凶運《ナッシング》を制す。それしか無いの―――
[桃乐茜は飛雲が向かっただろうドゥ・シアーラの方角へと猛スピードで飛んでいく。]
(482) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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私は寛大なんだよ。 愚か者《ハンギャクシャ》の顔も覚えている。
[大鎌《サイス》を構える悪魔に、迷わず飛び込む]
お前はともすれば堕天使《パロニア》よりも強靭だからな?
"彼の者達"が覚醒を果たすその瞬間までに。
私の手でお前を―― そうだな。 それまでに、『半殺し』程度にはしてやるよ。
[大鎌《サイス》の刃を掻い潜り、破壊のガントレットが煌く。 軽く挨拶、とも言わない。 死女神が司る破壊の権能を盛大に籠めた、連撃を初っ端から見舞う]
(483) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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[そして、ケヴィンの隙を突こうとする動きとは別に]
[背後より迫る、全く別の死の気配]
[堕天使の半身に埋め込まれていた筈の、白と黒の剣が]
[男の気を引いている間に、彼の一番大切な者…
―――カトリーナを、背後より貫こうと、狙っていて]
(484) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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なーに黙りこんでんだよ。
[あいつがどんな防御を持ってるかなんて、知らない。 知ったこっちゃない。
俺は、ただ、ぶん殴るだけだ。]
俺の星命力《テュケイリア》は、痛かったか?
――――― まだ、二発だ。
南極星《セレスト》の涙には!! 世界の、街の嘆きには!!!
まだまだ足りねえんだよ!!!!!
[それに、お前はまだ、堕天使のまま《夢の中》だ。]
(485) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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―――ド ゥ ・ シ ア ー ラ 午 前 零 時―――
(486) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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[再び胸へと手を添え、撫でる。 そこは何事もなかったかのように、見た目上は元通りにふさがった。]
さて ――― 流星《ニガヨモギ》の欠片が散ったようだな。
[呟くと同時くらいに――― ちょうど降ってきたクラリス(紫)を、ふわりと漆黒の翼からのびる黒い腕がキャッチした。]
ごきげんよう。 唐突だが、流れ星に願い事をしたい。かまわないだろうか。
[常日頃、意思疎通などする必要もなくただそこに在る宇宙《そら》は恒星《ほし》と共有言語となる星式を持たないし、持つ必要がない。 から、小さく首を傾げて微笑んだ。]
(487) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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|
――――― 絶望には、まだ早いよ、堕天使《光一》。
そのツラ、変形するくらい覚悟しろ。
[泰野くんって、彼女いるのかな。 なんて聞いてきた某クラスメイト。
悪いな、俺は治癒術を覚えられなさそうだ。]
(488) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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[他の天使は《人形》への興味をすぐに失った。 それとの関わろうとしても、反応はどこまでも空虚―― だが、医術天使は機を見ては足繁く月《檻》に足運ぶ]
[まずは使徒《ラディスラヴァ》の興味を引く事象を探した。 勿論、反応は殆ど芳しいものではなかったが。 世界の形(当時それは円環ではなかったが)を解き、 命の存在を知らせるにつれて、 僅かながら、使徒が世界《ソト》に興味を抱く事を知った]
(489) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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/* wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww オスカーがwwwwwwwwwwwwwwwww 熱すぎてwwwwwwwぼくはwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwしばがたえない
(+15) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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/* wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwははははは wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww たまんねえwwwwwwwwwwwwwww
(+16) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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/* 堕天使《光一》
このシンプル痛さ どうなってる
(+17) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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―― Side 紫:そらの上 ――
紫『ひょーい』 紫『あれ?ラヴァじゃないほうか』 紫『愉快なイノチならいいのに聞くだけ聞こう?』 紫『御代は花崗岩で許す』
[どうぞ、と促した>>487]
(490) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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― → 刃の間 ―
[援護程度のつもりで投じたクラリスが巨人に致命傷を与えたなどと 露知らず、ペラジーとともに訪れたそこには……]
金炎爆ぜる幻想ノ刃《パンタシア》―― 『ライトニング=ホーリーブレイズ』……貴方なのね。
[金色の髪をした男性>>410に微笑みかけた。]
(491) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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|
奇遇だな。 俺も誰かにつけられた傷が痛む。
[しかし、男は痛ましく見える傷はそう多くは負っていない。 男の言う傷、とは、オスカーについたものだ。 男自身が痛むわけではない。しかし、その傷は己を抉るように痛む。
半身。助力。 男の理解に足る単語ではなかったが。]
礼をしたいのは、こちらも同じだ。
[あまり気の進む戦いではない。 しかし、甘んじるつもりは、なかった。]
(492) 2012/02/05(Sun) 00時頃
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|
[黙示録の使徒は、医術天使に向けて、 「外界《ソト》に行きたい」と明確には言わなかった。 ただ、時間を掛けて見極められるようになった僅かな反応が どこかでそれを物語っていた]
[1000年前、世界に危機が訪れ、使徒とは疎遠になり、 ――ある日を境にぱたりと途切れた。 それは、聖火の勇者と医術天使により、 第一匣《パロニア・イゾラ》が討ち果たされた日だった――]
―遠いむかし 了*―
(493) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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/* ライトニングwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww そうねwwwwww金髪ねwwwwwwwwwww
(+18) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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それはそれは。 その寛大な心で今回も諦めてはくれないですか、
――――――ね!!
[懐へと飛び込んできた女。 振り下ろした大鎌《サイス》を地面へと突き立てればその反動で身体を女の後方へと反らす。 勢いを殺さず大鎌《サイス》を引き抜くと女の腹の辺りめがけて一閃した。]
半殺しとはいわずに…いっそ一思いにやってくれたほうが。 アンタにとっていいと思うぜ。 半殺しなんてそんな鬼畜、マジごめんだし。
[戦力差は歴然。 手を抜くことなどできるはずもなく、大鎌《サイス》を握る手に力が入る。]
(494) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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[光輪が、迫る。]
『おうとも、最大級に取り込み中だァ、チビ! 喜べ、食ってやる余裕はねェ!』
[が、男の体は、光輪に向かわぬ。 まっすぐにこちらを斬り裂かんとする光輪を、そのまま身体で受け止め――]
(495) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
『おい、旦那ァ! 何、やってんで――』
[男は、カトリーナをその腕にかき抱く。 柔らかな背を守るように、迫り来る白い暗黒の刃を、己の前に捉えた。]
(496) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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龍気装天! 鋼甲《コウゴウ》!!!
[叫ぶ。 の中の龍の気を、今まさに貫かんとする刃の先端、硬く硬く凝縮する。 勝つのは、どちら、か。]
(497) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
――生憎だが
[腹目掛けて一閃する大鎌《サイス》。 拳が全力で柄を衝突音を響かせる]
┷┥┰┫┠┫┝┫┳┫┗┛¥j福
┗┫┰┫┝┓╂┥┝┨┗┥┰┫£f罪
[反動。どちらの実力が高かろうが、問題はない。 大鎌《サイス》を奮う程度の力、押し返せない訳が無い]
(498) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
―― Side 橙:ケヴィンの襟の上 ――
橙『たべる?!』 橙『たべられますか!』 橙『あなたも土をたべますか…きゃー!』
[向かってきた光輪はケヴィンが向きを変えたせいでそれたが>>495]
橙『きゅー!?』
[その動きに合わせて転がり落ちて]
橙『きょー!』
[ものの見事にカトリーナに向けて飛んでいた方の光輪を受け止めた>>480]
(499) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
私は、裏切り者には更に鬼畜なんだよ。
――死ね。悪霊《クロノス》
[一際強い、死女神が降す零の力を籠めた一撃が真正面から悪霊《クロノス》に迫る。
狙いは心臓中枢。 しかし、この一撃が決まれども、完全な消失には至らないだろう。 文字通りの、『半殺し』。
裏切り者へ降す、主の制裁が、女神の反逆者に迫ろうと――]
(500) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
え、あ、うん。
[唐突に空から降ってきたありがとうに、こくんと頷いた。]
で、アンタはヒトなのロボットかなんかなの……。
[星刻図が示すのは、人間かそれに準じたものだけとか思ってたけど それはただの思い込みだったのだろうか。]
――――。
[色んなことが立て続けにあったな、とふと思う。 どっと疲れが押し寄せてきた。 天使だって無尽力じゃない。おまけに自分は半分は人間だ。 その場にぺたんと座って、ピンヒールを脱いだ。]
(501) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
|
|
ズ―――バ アッ !!!
[白と黒の剣が、夫婦のどちらか、或いは両方を貫けたのか――それとも、ケヴィンの防御が間に合ったのか。
閃光で視界の悪い今は、明確でなく―――*]
(502) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
[オスカーの拳は、確かに届いていた。 それは彼の『気持ち』が在ったからだろう。
けれど、決定的に、足りないのは『力』。 そして、使いこなす『技術』。
堕天使として覚醒し、誓約を交わし加護を得ているこの『パロニア・イゾラ』を倒すには今は足りない。]
――… ふん
[全くダメージが通らなかった訳ではない。けれどこのまま打ち合いを続けても、消耗戦になれば一度のダメージが大きいオスカーに勝ち目があるとは思えない――と、思考する。 少し間合いを取ったところで、杖を構えなおした。]
(503) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
[―― 堕天使《半身》は目覚めない ――]
[絶望に足りないという言葉に、悪意を孕んだ笑みを浮かべる。]
それは素晴らしいな だが足りないのは此方も同じ事
”あの程度”の絶望が、そんなにもお気に召さなかったか? フフッ――、
このまま崩壊《ウルヴェレア》が進めば もっと もっと! 更なる嘆きが世界を包む!
[正直、同学年にはオスカーよりはモテていたと思うが、 (というより、オスカーは三年キラーである。) あの時も、彼女なんかに興味はなかった。
ただ思っていた事は。 語る必要もないだろう。]
(504) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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|
『旦、那ァ……あんた、最高に馬鹿だぜ――!』
[カトリーナを守るため、斬り落とさずに受けた光輪が裂いた腕からは絶えず赤いものが滴る。 剣は離さぬ。しかし力の源たる龍気は今己の身を守るために凝縮され、一点に在る。 故に、この剣は一般的な――それでも、ずいぶんに大きいが――ただの剣に過ぎぬ。 このまま彼を切り裂くには、足りぬところもあろう。
今この刃に耐えねば、反撃の一筋すら、撃てぬ。]
(505) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
|
|
そういえば…。
[胸に手を当てる。 それは、いつだったか。 巨人《アンノウン》と対峙していたときだったか。
ものすごい、聲>>339が聞こえて、 急激に何かが…薄れていく気がした。
また星刻図を表示させる。 今度は、自分の周りだけでなく…全範囲を。 目の前に、大きな地図のようにそれは広がった。]
これは……?
[一点を見つめ、首を傾げた。 動く一点の周りから、他の星命が減っている>>481。]
(506) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
|
|
そうだな、絶望にはまだ早い――… まだまだ まだまだ! 絶望の種は無くならないのだから!
[黎の杖を大振りにすると、再び現れるのは黒の刃。その数数十!その切っ先を、総てオスカーに向け宙にてピタリと止まった。]
(507) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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ガキィィィィィンンンン
[多分いい音はしただろう――さて、その後光輪はどうなったのか――]
(508) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/05(Sun) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/05(Sun) 00時半頃
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/* え、フィリップ襲撃かなもしかして
(+19) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
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